JP4933454B2 - 圧縮空間ならびに圧縮空間を区画するツール - Google Patents

圧縮空間ならびに圧縮空間を区画するツール Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、ストランドのような金属製の導体を溶接するための、特に、接合点を製造するための超音波溶接装置に関する。超音波溶接装置は圧縮空間を具備し、圧縮空間は、この圧縮空間を向かい合う両側で区画する2つの作動面と、これらの作動面に対し横方向に延びている2つの互いに調整可能な側方区画面とを有する。一方の作動面は,超音波溶接装置の、超音波振動を転送することができるソノトロードの部分であり、対向の作動面は、対電極の部分であり、これらの作動面は構造化されている。更に、本発明は、サイドスライダの、または対電極の支持体の形態を取る、このような超音波溶接装置のために用いられるツールに関する。側方区画面としての面を有するこのツールは、圧縮空間を区画する。
【背景技術】
【0002】
超音波によって、プラスチックのみならず、金属もまた溶接することが可能である。この場合、金属の超音波溶接の際に、機械的振動が接合面に対し平行に向けられる。複合関係が、溶接区域における静止力と、振動型剪断力(oszillierende Scherkraefte)と、適切な温度上昇との間に生じる。この目的のために、ワークピースは、振動型のソノトロードと、静止型の、場合によってはソノトロードに対し調整可能な対電極との間に設けられている。この対電極は、ソノトロードで、すなわちソノトロードのヘッドの作動面で圧縮空間を区画するために、複数構成に形成されていてもよい。この圧縮空間は、EP-B-0 143 936(US-A-4 596 352)またはDE-C-35 08 122の教示では、互いに垂直方向に延びている2つの方向、特に高さおよび幅に調整可能に形成されていることが可能である。このことによって、例えば溶接される導体の、その横断面への圧縮空間の適合が生じる。
【0003】
実質的に矩形の横断面を有する周知の圧縮空間で、圧縮空間の複数の開いた側を貫くストランドが、超音波によって溶接されて、トランジットノードまたはエンドノードを形成する。溶接不良な導体の場合、複数のストランドが溶接の最中に縦方向に動かされるので、これらのストランドが接合点から突出するという欠点が生じる。この縦方向移動を減じるために、溶接の良好なストランドとの比較で、エネルギ導入および/または加圧が溶接中に減じられる。しかしながら、このことは、強さの低下をもたらす。
超音波溶接装置の、高さおよび幅が調整可能な圧縮空間が、US-B-6 299 052から読み取れる。この場合、ソノトロードおよび対電極の作動面が形成されている。
複数の金属部分を互いに溶接するために、US-A-6 089 438、US-A-6 158 645およびUS-A-2002/130159では、ソノトロードおよび対電極の複数の作動面が構造化されている。
プラスチックを溶接するためには、CH-A-525 755または特開昭60-201928によれば、ソノトロードまたはソノトロードおよびアンビル夫々が構造化されていることが可能である。
プラスチックの溶接中に複数の溶接点を同時に形成するために、GB-A-2 012 211は、超音波溶接装置のソノトロードおよびアンビルの複数の作動面にピラミッド状に形成された複数の突出部を提案する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
圧縮空間および/またはこの圧縮空間を区画するツールを有する超音波溶接装置を、溶接不良な複数の導体でも、良好な品質が達成され、これにより、これらの導体の移動が、例えば、エネルギ導入および/または加圧が高い場合には、不可能となることが意図されるように、改善するという課題が、本発明の基礎になっている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は、複数の側方区画面のうちの少なくとも1、好ましくは2つの側方区画面が、少なくとも部分的に構造化されていることを、実質的に提案する。この場合、構造(物)は、構造物が、圧縮空間の縦軸に対しすなわち溶接される導体の縦軸に対し実質的に横方向に延びているように、選択されている。このことによって、導体の縦方向移動が妨げられることが可能であり、それ故に、溶接結合の質を損なうことなく、通常のおよび/または増大されたエネルギおよび圧力の場合にも溶接がなされる。
【0006】
少なくとも1つの区画面が、圧縮空間の縦軸に対し横方向に延びている複数の窪みおよび/または隆起部によって形成される構造物すなわちプロファイルを有することが、特に提案される。この場合、複数の窪みは、区画面によって規定された面に対して退いた状態で延びている。複数の隆起部は、これらの窪みに対応して、この面から突出している。
【0007】
構造物を区画面に亘って均等に分割することが可能であるときは、本発明の他の実施の形態は、区画面が部分的にのみ構造化されていることを提案する。特に、構造物は、互いから間隔をあけている複数のグループに分割されていること可能である。中間区域では、区画面が平面状に形成されていることが可能である。実際また、構造物の複数のグループが互いに一緒になることが可能である。場合によっては、一方のグループの構造物は、他方のグループの構造物と異なってもよい。
【0008】
構造物が、のこぎり歯状の隆起部によって形成されており、2グループのこぎり歯状の隆起部が設けられていることが可能であり、それ故に、溶接される複数の導体との協働の最中に、いわば、溶接される導体の移動を不可能にする複数のフックを有する複数の区画面が、生じることが特に提案されている。
【0009】
他の提案は、対電極が、圧縮空間に向いた側に側方区画面を有し、ソノトロードの側面に沿っておよびソノトロードの作動面に対し垂直方向にまたはほぼ垂直方向に延びている支持体から始まり、あるいは、側方区画面を外側で有する好ましくはプレート状の要素から始まること、および、側方区画面の構造物が、ソノトロードの側面の構造物を補足するために形成されていることを規定する。このことによって、互いに摺動する複数の面の間にいわばラビリンスシールが生じる。その結果として、ソノトロードの方向における対電極の移動の最中に、ストランドが、複数の面の間に延びているギャップに入り込むことはない。
【0010】
構造物が、複数の溝状のまたは細い溝状の窪みおよび/または対応して延びている複数のリブ状の隆起部すなわち突出部によって形成されることは好ましい。複数の窪みおよび/または隆起部は、特に、例えば三角形、台形または円弧形の形状の、横断面を有する。実際また、複数の隆起部および/または窪みを断面で波形に形成することが可能である。
【0011】
本発明の基礎になっている課題は、側方区画面を有するツールが構造化されていることによっても、解決される。構造物すなわちプロファイルが、側方区画面によって区画された圧縮空間の縦方向に対し横方向に打ち出されていることが提案されていることは好ましい。
【0012】
複数の隆起部が、側方区画面によって規定された面から突出しおよび/または複数の窪みが、この面に対して退いた状態で延びていることが、特に提案されている。複数の隆起物としては、のこぎり歯状の形状も適切である。複数の隆起部が、2つのグループに分割されていることは好ましい。これらのグループの複数の縁部は、互いに向かい合っている。
【0013】
このこととは別に、複数のリブ状の隆起部および/または溝状の窪みは、好ましくは三角形、台形または円弧形の形状の、横断面を有することができる。溶接される導体の移動が妨げられることを保証する複数の他の適切な形状も、同様に可能である。
【0014】
複数の側面に設けられた構造物すなわちプロファイルは、ソノトロードヘッドのおよび/またはアンビルの作動面すなわち溶接面に設けられていてもよい。
【0015】
ソノトロードが、溶接の最中に、その縦軸に対し垂直方向に強く偏向され、これにより、ソノトロードから始まる作動面と、溶接される複数の部分との間のギャップが生じることを防止するために、ソノトロードの端面および/または作動面を有するソノトロードヘッドの裏面が、リブのような、少なくとも1つの補強部材を有することが提案されている。この場合、補強部材は、ソノトロードの縦軸方向に、断面で三角形の形状を有することが可能である。
【0016】
補強部材が、ソノトロードの端面すなわち作動面の周囲縁部から始まって、ソノトロード縦軸の方向に益々端面から突出していることは好ましい。この場合、補強部材は、特に、作動面に対し垂直方向に延びていることが可能である。
【0017】
補強部材が、ソノトロードの端面全体またはほぼ全体から突出していることが可能であるとき、ソノトロードの望ましくない撓みを防止する補強部材が、ソノトロードの端面から始まっておよびこの端面かから突出しつつ、部分的にのみ形成されていることも可能であることは好ましい。
【0018】
補強部材が、線状にまたはバルブ状に形成されていてもよい。しかしながら、特に、補強部材が、ソノトロードの縦軸が延びてなる面に対し対称的に形成されている。
【0019】
このこととは別に、ソノトロードは、超音波の励起の際に、縦軸Azの方向における偏向が生じ、偏向Ayが作動面に対し垂直方向に生じ、但し、3≦Az/Ay≦20の関係が成立するように、補強されているほうがよい。
【0020】
形状的に好ましい複数の条件は、端面に亘っての補強部材の最大の長さが、3mmないし25mmの範囲にあり、好ましくは5mmないし15mmであるときに、特にそのときに生じる。
【0021】
本発明の他の詳細、利点および特徴は、複数の請求項と、これらの請求項から読み取れる、単独および/または組合せで生じる複数の特徴とからのみならず、図面から見て取れる複数の好ましい実施の形態の以下の記述からも明らかである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
図1には、好ましい適用例を挙げるために、ストランドの形態を取る複数の金属部分を互いに溶接するために用いる超音波溶接装置が概略的に示されている。
【0023】
この超音波溶接装置は、オシレータ10を有する。このオシレータは、実施の形態では、コンバータ12と、ブースタ14と、ソノトロード16とからなる。この場合、ソノトロード16は、以下に詳述される圧縮空間18を区画する。このような圧縮空間の基本的な構造は、例えばUS-A-4,869,419から読み取れる。
【0024】
周知のように、コンバータ12は、ライン20を介してジェネレータ22に接続されている。ジェネレータ自体は、ライン24を介してコンピュータ26に接続されている。このコンピュータはジェネレータ22を制御し、コンバータ12によって、例えば圧電素子を介して、電気的振動を機械的振動に変換する。振動はブースタ14によって増幅され、これに対応して、ソノトロード16が励起される。
【0025】
断面が矩形でありかつ端面が開いている圧縮空間18で、ストランドのような溶接不良な導体さえも溶接して、十分な質の接合を形成するために、しかも、導体が、溶接中に、圧縮空間の、端面を貫く縦方向に、すなわち矢印28の方向に移動する危険が生じないようにするためには、本発明では、圧縮空間18が、少なくとも3つの区画面で、好ましくは、すべての4つの区画面に構造化されていることが提案されている。このことは、図2ないし4から明らかである。かくして、ソノトロードヘッド30を有するソノトロード16が、原理的に斜視図で示されている。ソノトロードヘッドに関連して、対電極32とも呼ばれるアンビルが設けられている。このアンビルは、ソノトロードヘッド30に沿って調整可能な支持体34から始まる。従って、例えばUS-A-4,869,419から読み取れる構造が選択されている。
【0026】
換言すれば、圧縮空間18は、ソノトロードヘッド30の作動面すなわち溶接面36と、アンビル32の、対向する作動面すなわち溶接面38とによって区画される。これらの溶接面の各々は構造化されている。
【0027】
圧縮空間18の高さおよび幅を調整することができるためには、圧縮空間18を側方で区画しかつ本発明では構造化されている側方区画面44を有し、実施の形態では矢印40の方向に移動可能なサイドスライダ42が、溶接面36,38に対し横方向に延びている。側方区画面44に対向する側方区画面46も同様に構造化されており、この側方区画面は、アンビル32の支持体34によって、または支持体34から始まるプレート要素によって形成される。複数の側方区画面44,46のかような構造物の特別な形状は、図5ないし13から明らかである。
【0028】
圧縮空間18を、溶接される導体の横断面に調整することができるためには、サイドスライダ42が矢印40の方向に移動可能のみならず、支持体34がソノトロードヘッド30に沿って、すなわち、矢印48に沿って移動可能でもある。このことによって、ソノトロードヘッド30およびアンビル32の複数の作用面36、38の間の間隔が変化される。
【0029】
ストランドの溶接の際に、これらのストランドが、該ストランドの縦方向に、すなわち圧縮空間18から外へ移動することができることを防止するために、本発明では、既述の如く、溶接面36および38のみならず、側方区画面44,46が構造化されている。
【0030】
各々の側方区画面44,46が好ましくも構造化されているときは、面44および46夫々の1のみが、かような構造物を有することが容易に可能である。しかしながら、このこととは別に、構造物44,46が、圧縮空間18の縦方向(矢印28)に対し横方向に、すなわち溶接される導体の縦方向に対し横方向に延びているほうがよい。
【0031】
複数の好ましい構造物は、例えば、アンビル32を支持する支持体34の断面図に基づいて、見て取れる。この支持体には、図5ないし13では、図2ないし4に対応して、参照符号34が付されている。側方スライダ42、詳しくは、側方スライダの区画面44も、これらの構造物を有することができる。
【0032】
図5に示す支持体34は、その側方区画面46に、3つの互いに平行に延びている区域A,B,Aを有する。これらの区域は、ストリップ状に形成されており、図3の二重矢印48に沿って延びている。外側の区域Aが同じ幅を有し、これに対して、真中の区域Bはより幅広く選択されている。
【0033】
真中の区域Bは、側方境界面46によって規定された面に対して退いた溝状の窪み58,60を有する。これらの窪みは、互いに平行におよび支持体34の移動方向に対し平行にまたはほぼ平行に従ってまたソノトロードヘッド30およびアンビル32夫々の複数の溶接面すなわち作動面36,38に垂直方向にまたはほぼ垂直方向に延びている。
【0034】
図5の実施の形態では、溝状のまたは細い溝状の窪み58,60は、互いに間隔Tをあけて延びているように設けられており、断面では、三角形の形状を有する。複数の辺は角度αを形成する。但し、30°≦α≦120°である。間隔Tが0.4mm≦T≦3.0mmであることは好ましい。
【0035】
溝とも呼ばれる窪みの深さHは、例えば0.03mm≦H1≦0.5mmである。
【0036】
その代わりに、図6では、溝状の窪み62,64を、断面が台形のプロファイルが生じるように構成することが可能である。複数の上辺は、互いの角度30°≦β≦120°を描く。
【0037】
図5および6に示すように、支持体34の側方区画面46のプロファイルすなわち構造物が、複数の窪みによって形成されるとき、図7および8に示すように、このような構造物を、断面が台形の形状(図7)または三角形の形状(図8)を有することができる複数の隆起部66,68によって形成することも可能である。このようなの隆起部66,68および/または70,72は、寸法H2をもって、側方区画面46によって規定される面を越えている。但し、0.03mm≦H2≦0.5mmである。この場合、複数の突出部66,68および/または70,72の側辺は、角度γ(図7)および/またはδ(図8)を形成する。但し、30°≦γ≦120°であり、30°≦δ≦120°である。
【0038】
図5ないし8の実施の形態では、プロファイルは、側方区画面46の区域しかも区域Bのみにあって、縁部区域Aにはないとき、構造物は、側方区画面46の他の区域にも延びていることが可能である。
【0039】
図9に示すように、構造物が設けられている区域Bを、図5ないし8の実施の形態より幅広く選択することは可能である。かくて、一方では図5ないし8および他方では図9の比較が明らかにするように、構造物を有する真中の区域Bは、縁部区域Aよりも著しく幅広い。
【0040】
図9に示す側方区画面46のプロファイルすなわち構造物が、溝状の窪み74,76すなわち溝によって形成される。これらの窪みは、側方区画面46によって規定される面に対し、寸法H3だけ退いた状態で延びている。但し、0.03mm≦H3≦0.5mmである。側方区画面46に対し凹面状に延びている区域74,76は、曲率半径R2を有し、凸面状に延びている部分は曲率半径R1を有する。但し、0.3mm≦R2≦2.0mmであり、0.3mm≦R1≦2.0mmである。複数の溝状の窪み74,76の間の間隔は、Tであって、但し、0.4mm≦T≦3.0mmである。
【0041】
図5ないし9の実施の形態で、真中の区域Bが構造化されていることが提案されているとき、図10に対応して、支持体34のプロファイルすなわち支持体の側方区画面46は、真中の区域Bが平面状に形成されており、この区域には、プロファイル78,80を有する領域Aが続いていることによって、得られる。区域Aは、次に、同様にプロファイルを有しない複数の縁部区域Cによって限定されている。
【0042】
支持体34の側方区画面46プロファイルすなわち構造物が何処で延びているかに係わりなく、区画面46の中心線に対し対称性が、基本的に与えられている。しかしながら、このことは、必ずしも必要な特徴ではない。
【0043】
従って、図11は、真中の区域には、溝状に延びている窪み82,84,86,88,90が、支持体34の側方区画面46に形成されており、これらの窪みが、互いに異なった複数の間隔TおよびT夫々を有することを示す。このこととは別に、0.03mm≦H4≦0.5mmの寸法H4をもって側方区画面46に対し退いた状態で延びている複数の窪みは、区画面の真中の区域に延びており、縁部区域はプロファイルを有しない。
【0044】
図12は、のこぎり歯の形態の特殊なプロファイルを示す。のこぎり歯は、寸法H5をもって支持体34の側方区画面46の上に突出しており、但し、0.03mm≦H5≦0.5mmである。この場合、のこぎり歯状の突出部92,94は、互いに向かい合っている縁部96,98を有するグループに分割されている。のこぎり歯状の突出部92,94の複数のグループの間には、断面が等辺の三角形を形成する突出部100が延びている。側方区画面46の中心線が、この突出部と一致することは好ましい。
【0045】
のこぎり歯状の突出部92,94の傾斜角度は、急速に立ち下がる側面102に対しαであり、緩慢に立ち下がる側面104に対しαである。但し、0°≦α≦30°であり、30°≦α≦120°である。
【0046】
支持体34の側方区画面46の、図5ないし12から見て取れる複数のプロファイルすなわち構造物が、サイドスライダ42の側方区画面44に同様に形成されていてもよい。
【0047】
側方区画面46プロファイルすなわち構造物は、当然ながら、部分的のみではなく、全面に亘って延びていることが可能である。図18には、構造物が区画要素46の全面を覆ってなる実施の形態が例示されている。複数の窪みの間の間隔Tは、0.4mm≦T≦3.0mmであり、断面が三角形の形状を有する複数の隆起部および窪み夫々の側辺の角度αが、30°≦α≦120°であることは好ましい。
【0048】
ソノトロードヘッド30に沿って移動可能な支持体34と、ソノトロードヘッド30の、支持体の面に向いた面106との間に、アンビル32の降下の際に二重矢印48に沿っての支持体34の動きを損なうだろうストランドが入り込むことができるギャップが形成されることを防止するために、互いに向かい合っている複数の面の、すなわち、ソノトロードヘッド30の面106および支持体34の側方区画面46の、図13から見て取れる構造物すなわちプロファイルが可能である。かくして、支持体34の区画面46は、断面が三角形の複数の突出部108,110を有する。これらの突出部は、ソノトロードヘッド30の側面106に設けられた、断面が三角形の、対応の窪み112,114へ、間隔をあけて入り込む。それ故に、ストランドが入り込むのを防止するいわばラビリンスシールが生じる。
【0049】
複数の溶接面36,38のみならず、サイドスライダ42の、およびアンビル32を支持する支持体34の複数の側方区画面44,46の構造化によって、溶接不良のストランドの結合の際にも、高品質の結合ノード(Verbindungsknoten)が製造可能であって、所望の圧力作用の際に、良好なエネルギ転移がなされる、という利点が生じる。溶接材料は余り損傷を受けない。実際また、構造化を行なうことにより、より適切なエネルギ導入が可能である。
【0050】
圧縮空間を区画する、ソノトロードヘッドおよび/またはアンビルの複数の表面が、複数の側方区画面と同一のプロファイルすなわち構造物を有することができることを、コメントしなければならない。
【0051】
図14ないし18には、ソノトロード16の他の好ましい実施の形態を示すことが意図される。しかしながら、この実施の形態は、保護を限定すると理解してはならない。図14には、ソノトロード16は、有限要素解析で示されている。ソノトロード16は、通常、本体116と、この本体から出ているソノトロードヘッド30とからなる。ソノトロードヘッド自体は、図2ないし4に示した作動面すなわち溶接面36を有する。ソノトロードヘッド30は、径方向に向かい側に、他の作動面すなわち溶接面118を有する。それ故に、ソノトロード16は、その縦軸を中心として回転される。その目的は、複数の作動面36,118のうちの1を、圧縮空間18に関連して設けることができるためである。この場合、ソノトロード16の縦軸は、Z軸に対し平行に延びている。
【0052】
作動面すなわち溶接面36,118は、ソノトロードヘッド30の端面120によって区画される。この端面は、ソノトロード16が励起していないとき、作動面36,118に対し垂直方向に延びている。実施の形態では、端面120はY軸に対し平行に延びており、従って、複数の作動面36および118は、夫々、ソノトロード16が励起していないとき、Y軸に対し垂直方向に延びている。
【0053】
溶接の際には、ソノトロード16は、ソノトロードの縦軸方向Zのみならず、Y方向にも偏向される。このことによって、作動面36,118の傾斜が角度αでなされる。このことによって、溶接の質が影響を受ける。この場合、Y方向におけるソノトロードヘッド30の偏向に従って、溶接結果の再現性が損なわれることがある。
【0054】
このような欠点を防止するために、ソノトロードヘッド30は、その端面120から出ている補強部材122を有することが可能である。このことによって、Y方向におけるソノトロード16の偏向が減じられる。補強部材122によって、Y方向におけるソノトロードヘッド30の変形が減じられかつ限定される。それ故に、ソノトロード16の固有振動が改善される。
【0055】
図16ないし18では、同一の要素に対しては、図14および15の参照符号が用いられる。前者の図では、補強部材122は、端面120からリブ124が突出しており、このリブが、断面で、三角形の形状(図17)または湾曲の形状(図16)を有することができることによって、実現されることが可能である。断面で三角形の形状を有する、図17の窪みには、参照符号122が付され、図16に示す湾曲の窪みには参照符号126が付されている。この場合、特に、図16および17に示す断面図からは、各々の補強部材122,126が、各々の作動面36,118から出ていて、端面120から突出しており、Z方向における最大の長さがソノトロード16の中心軸130との交点にあることが見て取れる。
【0056】
ソノトロードヘッド30の端面120を越えた、補強部材122,126の最大限の出っ張りdが15mmであるほうがよい。但し、他の寸法もソノトロードのデザインに応じて適切である。しかしながら、最大限15mmの出っ張りdは、これらのソノトロードが、すでに使用されている超音波溶接装置に組み込み可能であるという利点を有する。
【0057】
ソノトロード16のZ方向における偏向が、Y方向におけるソノトロード16の偏向に対し、3Az≦Az/Ay≦20の関係にあるように、特に、補強部材122,126がかようにデザインされているほうがよい。
【0058】
これらの実施の形態では、補強部材122,126がソノトロードヘッド30の全高に亘って延びているとき、補強部材が、例えば、端面120に中央区域に延びており、すなわち、作動面36,118から間隔をあけて始まることが可能である。複数の他の形状も同様に可能である。
【0059】
更に、ソノトロードヘッド30の、作動面36,118を有する外側部分の、その裏面は、1つまたは複数の補強部材を有することでき、場合によっては、端面に延びている補強部材が省略される。補強部材が裏面に延びているとき、ソノトロードヘッドの内側部分の、面の広がりが、少なくとも1つの作動面36,118を有する外側部分の、その面の広がりよりも狭い。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】超音波溶接装置の原理図を示す。
【図2】圧縮空間を取り囲む複数の要素の斜視図を示す。
【図3】圧縮空間を取り囲む複数の要素の他の斜視図を示す。
【図4】圧縮空間を取り囲む複数の要素の更に他の斜視図を示す。
【図5】区画要素の断面図を示す。
【図6】図5の部分に示す区画要素の他の実施の形態を示す。
【図7】区画要素の他の実施の形態の断面図を示す。
【図8】図7の代替の実施の形態の拡大図を示す。
【図9】区画要素の第3の実施の形態の断面図を示す。
【図10】区画要素の第4の実施の形態の断面図を示す。
【図11】区画要素の第5の実施の形態の断面図を示す。
【図12】区画要素の第6の実施の形態の断面図を示す。
【図13】ソノトロードの部分を有する区画要素の他の実施の形態の断面図を示す。
【図14】ソノトロードの原理図(有限要素解析)を示す。
【図15】ソノトロードの或る実施の形態の原理図(有限要素解析)を示す。
【図16】ソノトロードの特別な実施の形態を示す。
【図17】ソノトロードの他の実施の形態を示す。
【図18】図17に示すソノトロードの正面図を示す。
【図19】区画要素の他の実施の形態を示す。

Claims (29)

  1. ストランドのような金属製の導体の相互を溶接するための、特に、接合点を製造するための超音波溶接装置であって、圧縮空間を具備し、この圧縮空間は、圧縮空間を向かい合う両側で区画する、2つの作動面(36,38)並びにこれらの作動面に対し横方向に延びている2つの互いに調整可能な側方区画面(44,46)有し、一方の作動面は,前記超音波溶接装置の、超音波振動を転送することができるソノトロード(16)の部分であり、対向の作動面は、対電極(32)の部分であり、これらの作動面は構造化されてなる超音波溶接装置において、
    前記圧縮空間(18)の前記複数の側方区画面(44,46)のうちの少なくとも一方が、少なくとも部分的に構造化されていることを特徴とする超音波溶接装置。
  2. 前記側方区画面(44,46)の各々が構造化されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波溶接装置。
  3. 前記構造は、複数の溝状のまたは細い溝状の窪み(58,60,62,64,74,76,92,94,82,84,86,88,90)および/または複数のリブ状の隆起部すなわち突出部(66,68,70,72,92,94,100,108,110)からなる構成要素からなり、これらの構成要素は、互いに平行にまたはほぼ平行におよび前記圧縮空間(18)の縦軸(28)に垂直方向にまたはほぼ垂直方向に延びていることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波溶接装置。
  4. 前記側方区画面(46)の構造は、この側方区画面によって規定された面に対して退いた複数の窪み(58,60,62,64,74,76,82,84,86,88,90)によって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波溶接装置。
  5. 前記側方区画面(46)の構造は、この側方区画面によって規定された面から突出する複数の突出部(66,68,70,72,92,94,100,108,110)によって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波溶接装置。
  6. 前記側方区画面(44,46)の構造は、複数の隆起部(66,68,70,72,92,94,100,108,110)および/または複数の窪み(58,60,64,74,76,82,84,86,88,90)によって、前記側方区画面(44,46)の少なくとも1つの区域(A,B)に形成されており、前記複数の隆起部および/または複数の窪みは、前記圧縮空間(18)の前記縦軸(28)に対し特に横方向に、好ましくは垂直方向に延びていることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波溶接装置。
  7. 前記複数の隆起部(66,68,70,72,92,94,100,108,110)および/または窪み(58,60,64,74,76,82,84,86,88,90)は、好ましくは三角形、台形または円弧形の形状の、横断面を有することを特徴とする請求項6に記載の超音波溶接装置。
  8. 前記複数の隆起部および/または窪み(74,76)によって形成された前記構造は、断面で、波の形状を形成することを特徴とする請求項6に記載の超音波溶接装置。
  9. 前記構造は、前記側方区画面(46,48)に亘って均等に延びていることを特徴とする請求項6に記載の超音波溶接装置。
  10. 前記側方区画面(44,46)は、その中央区域(B)で、構造化されており、この中央区域(B)の外側で、平面状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波溶接装置。
  11. 前記複数の隆起部(66,68,70,72,108,110)および/または窪み(58,60,62,64,74,76,82,84,86,90)は、互いに、同一のまたはほぼ同一の間隔を有することを特徴とする請求項6に記載の超音波溶接装置。
  12. 前記複数の隆起部および/または窪み(82,84、86の前記側方区画面(46)に沿った相互間隔は、異なる相互間隔(T1、T2)を含んでいることを特徴とする請求項6に記載の超音波溶接装置。
  13. 前記複数の隆起部および/または窪み(92,94)は、のこぎり歯状の構造であることを特徴とする請求項6に記載の超音波溶接装置。
  14. のこぎり歯状の形状を有する前記複数の隆起部(92,94)は、複数のグループで設けられており、これらのグループの縁部(96,98)が互いに向かい合っていることを特徴とする請求項13に記載の超音波溶接装置。
  15. 前記対電極(32)は、前記圧縮空間(18)に向いた側に側方区画面(46)を有し、前記ソノトロード(16)の側面(106)に沿っておよび前記ソノトロードの前記作動面(36)に垂直方向にまたはほぼ垂直方向に延びている支持体(34)から始まり、あるいは、前記側方区画面を外側で有するプレート状の要素から始まること、および前記ソノトロードの前記側面は、前記側方区画面の構造を補足するための形状を有することを特徴とする請求項1に記載の超音波溶接装置。
  16. イドスライダ(42)の、または前記対電極(32)の支持体(34)の形態をとる、請求項1に記載の超音波溶接装置に用いられるツールであって、側方区画面(44,46)としての面を有するこのツールは、前記圧縮空間(18)を区画し、
    前記側方区画面(46)は構造化されていることを特徴とするツール。
  17. 前記構造は、複数の溝状のまたは細い溝状の窪み(58,60,62,64,74,76,92,94,82,84,86,88,90)および/または複数のリブ状の隆起部すなわち突出部(66,68,70,72,92,94,100,108,110)からなる構成要素からなり、これらの構成要素は、互いに平行にまたはほぼ平行におよび前記圧縮空間(18)の縦軸(28)に垂直方向にまたはほぼ垂直方向に延びていることを特徴とする請求項16に記載のツール。
  18. 前記側方区画面(46)の構造は、この側方区画面によって規定された面に対して退いた複数の窪み(58,60,62,64,74,76,82,84,86,88,90)によって形成されていることを特徴とする請求項16または17に記載のツール。
  19. 前記側方区画面(46)の構造は、この側方区画面によって規定された面から突出する複数の突出部(66,68,70,72,92,94,100,108,110)によって形成されていることを特徴とする請求項16または17に記載のツール。
  20. 前記側方区画面(44,46)の構造は、複数の隆起部(66,68,70,72,92,94,100,108,110)および/または複数の窪み(58,60,64,74,76,82,84,86,88,90)によって、前記側方区画面(44,46)の少なくとも1つの区域(A,B)に形成されており、前記複数の隆起部および/または複数の窪みは、前記圧縮空間(18)の前記縦軸(28)に対し好ましくは横方向に、例えば垂直方向に延びていることを特徴とする請求項16または17に記載のツール。
  21. 前記複数の隆起部(66,68,70,72,92,94,100,108,110)および/または窪み(58,60,64,74,76,82,84,86,88,90)は、好ましくは三角形、台形または円弧形の形状の、横断面を有することを特徴とする請求項20に記載のツール。
  22. 前記複数の隆起部および/または窪み(74,76)によって形成された前記構造は、断面で、波の形状を形成することを特徴とする請求項20に記載のツール。
  23. 前記構造は、前記側方区画面(46,48)に亘って均等に延びていることを特徴とする請求項20に記載のツール。
  24. 前記側方区画面(44,46)は、その中央区域(B)で、構造化されており、この中央区域の外側で、平面状に形成されていることを特徴とする請求項16または17に記載のツール。
  25. 前記複数の隆起部(66,68,70,72,92,108,110)および/または窪み(58,60,62,64,74,76,82,84,86,90)は、互いに、同一のまたはほぼ同一の間隔を有することを特徴とする請求項20に記載のツール。
  26. 前記複数の隆起部および/または窪み(82,84、86の前記側方区画面(46)に沿った相互間隔は、異なる相互間隔(T1、T2)を含んでいることを特徴とする請求項20に記載のツール。
  27. 前記複数の隆起部および/または窪み(92,94)は、のこぎり歯状の構造であることを特徴とする請求項20に記載のツール。
  28. のこぎり歯状の形状を有する前記複数の隆起部(92,94)は、複数のグループで設けられており、これらグループの縁部(96,98)が互いに向かい合っていることを特徴とする請求項27に記載のツール。
  29. 前記対電極(32)は、前記圧縮空間(18)に向いた側に側方区画面(46)を有し、前記ソノトロード(16)の側面(106)に沿っておよび前記ソノトロードの前記作動面(36)に垂直方向にまたはほぼ垂直方向に延びている支持体(34)から始まり、あるいは、前記側方区画面を外側で有するプレート状の要素から始まること、および前記ソノトロードの前記側面は、前記側方区画面の構造を補足するための形状を有することを特徴とする請求項16に記載のツール。
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