JP4933249B2 - 加圧水型の原子力発電所のための加圧装置 - Google Patents

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Description

本発明は、概略的には、加圧水型の原子力発電所のための加圧装置に関する。
より詳しくは、本発明は、加圧水型の原子力発電所における加圧装置であって、この装置は、
− 内部空間を画定する外側ケーシングと、
− ケーシングの下方に延びたダクトであって、原子力発電所の冷却系から取水可能な上記ダクトと、
− ダクトに連通するように、ケーシングの内部空間に配置されたタップであって、このタップは溶接継ぎ目によってダクトに溶接されているような、上記タップと、
− 溶接継ぎ目を保護するためのスリーブであって、スリーブはタップの内側に配置され、ダクトと係合する下部周辺縁部を有し、スリーブがタップ及びダクトと共に形成している環状の空間は、一次冷却水によって充満することが可能になっているような、上記スリーブと、
を備えている。
放射性粒子は、溶接継ぎ目の付近において、環状の空間に蓄積する。これらの粒子は、加圧装置のベースの付近に、高い線量率を生じさせ、このために、加圧装置の点検及び保守の作業は複雑になる。
この文脈において、本発明の目的は、より容易に保守することが可能な、加圧装置を提供することである。
このために、本発明によって提供される、上述したタイプの加圧装置は、環状の空間が、スリーブの下部周辺縁部の少なくとも一部分に沿って開いていて、ダクトの内側に開かれている、ことを特徴としている。
また、加圧装置は、以下の特徴のうちの1又は複数を、単独にて又は任意の技術的に可能な組み合わせにて備える。
− 環状の空間は、スリーブの下部周辺縁部の全体に沿って開かれていること。
− タップは、ダクトとケーシングの内部空間とを連通させる、内側通路を形成していて、加圧装置は、内側通路のまわりにおいてケーシングの内側に堅固に固定された冠部を備え、スリーブは冠部に固定された上端部分を有していること。
− 冠部及び/又はスリーブの上端部分は、環状の空間をケーシングの内部空間と連通させる循環孔を備えていること。
− 循環孔の通路の横断面は、環状の空間を通る一次冷却水の流量を最大所定値に制限するために、較正されていること。
− 循環孔の通路の横断面の合計は、タップの内側通路の通路の横断面に対して、0.5%〜2%の間であること。
− 環状の空間は、スリーブの下部周辺縁部に沿って、タップの内側通路の通路の横断面に対して、2%〜10%の間の横断面をもった通路を有していること。
− スリーブは、冠部から取り外せるように取り付けられていること。
− 加圧装置が、タップの内側通路を覆うストレーナを備え、ストレーナは、冠部から取り外せるように取り付けられていること。
− スリーブの上部端部部分は、ストレーナと冠部との間に係合していること。
本発明のその他の特徴及び利点については、添付図面に関連させて、非限定的な例示として与えられた、以下の詳細な説明によって明らかになるだろう。
図1は、加圧水型原子炉における一次冷却系1を示している。この冷却系1は、核燃料集合体が内部に配置される格納容器2と、一次側部分と二次側部分とを備えた蒸気発生器4と、一次ポンプ6と、加圧装置8とを備えている。格納容器2と、蒸気発生器4と、ポンプ6とは、一次配管系10によって結合されている。冷却系1には、一次冷却水が収められており、この一次冷却水は、ポンプ6によって格納容器2へ向けて送出され、格納容器2を通り抜ける際に、燃料集合体との接触によって加熱され、蒸気発生器4における一次側部分を通過した後、ポンプ6の吸入口へ戻される。格納容器2において加熱された一次冷却水は、蒸気発生器4において、その熱を二次冷却水に伝達し、二次冷却水は蒸気発生器における二次側部分を通り抜ける。二次冷却水は、不図示の二次冷却系の閉ループを流れる。二次冷却水は、蒸気発生器4を通り抜ける際に蒸発して、発生させた蒸気で蒸気タービンが駆動される。
加圧装置8は、格納容器2を蒸気発生器4に結合している部分10から取水するように、一次配管から枝分かれしたダクト11に結合されている。加圧装置8は、ポンプ6や格納容器2に比べて高い位置に配置されている。加圧装置8は、実質的に円筒形で垂直軸線を有する、作られた外側ケーシング12から構成されていて、ドーム13と、下側ベース14とを備えている。下側ベース14は、中心孔16を備えていて、中心孔には、タップ18(図2)によってダクト11が結合される。
また、加圧装置8は、ドーム13を延通するタップ20を備えた噴霧手段19と、ケーシング12の内部に配置されてタップ20に取り付けられた噴霧ノズル21と、タップ20をポンプ6の吐出領域にて一次配管に結合している配管22と、配管22の一次冷却水がノズル21に流れるのを選択的に許可又は禁止する不図示の手段と、を備える。
また、冷却系1は安全装置23を備え、安全装置は、リリーフタンク24と、タンク24を加圧装置のドーム13に結合する配管25と、タンク24と加圧装置8との間の配管25に介装された安全弁26とを備えている。
加圧装置8の内部空間は、タップ18及びダクト11によって、冷却系1に連通しており、加圧装置8は永久的に、一次冷却水で部分的に充填され、加圧装置の内側における水のレベルは、冷却系の現在の運転圧力に従って定まるようになっている。加圧装置8の屋根には、水蒸気が充満しており、その圧力は、蒸気発生器4に結合された一次配管10を流れる水の水圧と実質的に等しい。
加圧装置の内部の圧力が過大になると、弁26が開かれ、水蒸気はタンク24に排出されて、タンク内で凝縮する。
加圧装置8は、数十の電気ヒータ28を備えている。これらのヒータは、垂直に配置され、下側ベース14に取り付けられている。ヒータは、ヒータのために設けられた孔を介してベース14を貫通し、ヒータとベースとの間には密封手段が介装されている。
加圧装置8は、冷却系の内部の水圧を制御する機能を有する。加圧装置8は、ダクト11を介して一次配管と連通しているという事実により、加圧装置は膨張容器として作用する。こうして、冷却系の内部を流れる水の体積が増減すると、加圧装置8の内側の水のレベルは、状況に応じて、上昇又は下降する。
水の体積の変動は、例えば、冷却系への水の注入や、冷却系の運転温度の変化の結果として生じる。
加圧装置8は、冷却系の運転圧力を増減させる機能を有する。
冷却系の運転圧力を高めるには、ヒータ28に電力を供給して、加圧装置の下部部分に収容されている水を加熱し、沸点の温度にする。水の一部が沸騰することで、加圧装置8の屋根における圧力が高まる。蒸気は常に、冷却系1を循環する水と静水学的に平衡状態にあるという事実のために、この冷却系1の運転圧力は高まる。
冷却系1の運転圧力を低くするためには、配管22の端部に設けられた手段を用いて、配管22を流れる水流を許可することによって、加圧装置8の屋根に配設された噴霧ノズル21を動作させる。ポンプ6の昇圧によって一次配管10に詰め込まれた水を、加圧装置8の上部に放出することで、加圧装置の内部に存在している水蒸気の一部分を凝縮させる。加圧装置8の屋根における水蒸気圧力を低下させると、冷却系1の運転圧力も低下する。
図2に示すように、タップ18は、加圧装置のケーシング12における内部空間を、ダクト11に連通させている。タップ18は、略円筒形で垂直軸線を有する部分30を備え、その下端は、溶接継ぎ目32によってダクト11に堅固に固定されている。円筒形部分30は、上方へ延びており、カラーを形成している部分34は、開口部16の縁部に溶接されている。タップにおける実質的に円筒形の部分30は、垂直軸線を有し、ケーシング12の内部空間をダクト11に結合するための、内側通路36を画定している。
タップ18は、フェライト鋼から鍛造された要素である。ダクト11は、オーステナイト鋼から作られる。
加圧装置はまた、X軸線を有し、タップの内側通路を取り囲むような、円筒形の冠部38を備える。冠部38は、ケーシング12の内部に配置され、ケーシング12の内側に向けられたカラー34における面40に溶接されている。この面40は、環状の形態を有し、内側通路36を取り囲んでいる。
加圧装置はさらに、溶接継ぎ目32を保護するためのスリーブ42を備えている。スリーブ42は、中心軸線Xを有する略円筒形の形態を有し、スリーブの内側通路36の中に配設されている。スリーブの下端部分44は、ダクト11に係合していて、その下部周辺縁部46は自由に解放されている。スリーブの上端部分48は、ケーシング12の内部空間の中に延びている。部分48は、カラー50を介して半径方向外方へ延びており、カラーは冠部38に堅固に固定されている。
図4に示すように、冠部38は、半径方向にかなりの厚みを有する上部部分52と、面40に溶接されるように厚みを減少させた下部部分54とを有する。部分52は、例えば、垂直軸線を有する20個のネジ孔58などの、孔を穿設されたユニット56によって上側を画定されている。孔58は、軸線Xのまわりに、一定間隔に分配されている。スリーブのカラー50は、面56の上に載っており、孔58と合致するように配置された、孔60を有している。
さらに、加圧装置は、ケーシング12の内側に配置されたストレーナ62を備え、ストレーナはタップの内側通路36を覆っている。ストレーナ62は、半球形の部分64を備え、その表面全体にわたって分布するように濾過孔が穿設されており、ストレーナには、円筒形の部分66が延設されていて、カラー68によって冠部38に固定されている。図4に示すように、スリーブのカラー50は、ストレーナのカラー68と冠部の面56との間に係合している。
カラー68には、ネジ孔58に合致するように配置された孔70が穿設されている。ネジ72は、孔70及び60を延通して、孔58に螺入されている。ネジは、ストレーナ62とスリーブ42との両方を冠部38に固定している。
ストレーナ62は、冷却系の内部にて一次冷却水によって運ばれる要素を固定する。ストレーナはまた、ディフューザーとして機能して、加圧装置に出入りする一次冷却水の流れ中に形成される渦流を破壊する。
スリーブ42は、タップの円筒形部分30及びダクト11と共に、X軸線を有する環状の空間74を形成している。
図3に示すように、環状の空間74は、下部周辺縁部46の全体に沿って、下向きに開かれている。
図2及び図3に示すように、スリーブの下部周辺縁部46の領域において、ダクト11の内面77の周辺には、肩部76が形成されている。肩部76は、縁部46の下方に延びている面78によって上方向に画定され、縁部と肩部とにより、環状の空間74の内側孔79が形成されている。
面78は、わずかに下向きに傾斜しており、曲面によって、ダクト11の内面77の上方に結合されている。
冠部38の下部部分54には、4つの孔80が穿設されており、環状の空間74をケーシング12の内部空間に連通させている(図5)。さらに、カラー50には8個の孔82が穿設されており(図4)、環状の空間74をケーシング12の内部空間に連通させている。孔80及び82は、X軸線のまわりに、一定間隔に分配されている。
孔82は、加圧装置を充填する間、通気口として機能する。
孔80の通路の横断面は、環状の空間74を通って流れる一次冷却水の流量を、所定の最大値に制限するように較正されている。
この値は、原子炉の運転温度範囲や加圧装置の幾何学形状などに応じて、ケースバイケースに選択される。
環状の空間の下部の孔79の通路横断面は、スリーブの内側通路36の通路横断面に対して、2%〜10%に選択される。代表的な実施形態においては、面78と縁部46との間の間隔はおよそ5mmであり、通路の横断面はおよそ10,000mm2である。環状の空間74における通路の横断面は代表的に、通路36の通路の横断面に対して、10%〜15%の間である。
孔80の通路の横断面の合計は、好ましくは、通路36の通路の横断面に対して、0.5%〜2%の間である代表的な実施形態においては、孔80の通路の横断面の合計は、およそ600mm2である。
最後に、4つの振動防止パッド84は、X軸線のまわりに、一定間隔に分配されていて、タップ18の内面に溶接されている(図2及び図5)。パッドの高さは、環状の空間74の半径方向の厚みに実質的に対応していて、スリーブ42は通常は、パッド84の上に自由に載っている。
上述した加圧装置は、多くの利点を有する。
環状の空間74が、スリーブ42の下部周辺縁部の少なくとも一部分に沿って、下向きに開かれており、もってダクト11に開かれているという事実のために、放射性粒子は、この環状の空間に蓄積せずに、ダクト11に放出される。
さらに、冠部38に設けられた孔80によって、環状の空間74に流入する一次冷却水の流れが生じる。従って、環状の空間に蓄積することが可能な放射性粒子は、一次冷却水によって運ばれて、スリーブとタップ又はダクトとの間に放射性粒子の蓄積が生じる見込みをさらに減少させる。
さらに、環状の空間74における下側部分は、ダクト11の中心に向けた実質的に放射方向に向けられており、環状の空間における軸線部分と放射部分との間の移行部は曲面に沿っているので、粒子が蓄積しがちな隠れた角度は形成されない。
さらに、環状の空間の半径部分を下向きに画定している面78は、水平に対してわずかに下向きに傾斜しているので、環状の空間を流れる一次冷却水による、粒子の運搬は容易になる。
スリーブの上部に設けられた孔80の通路の横断面は、環状の空間を通り抜ける一次冷却水に、所定の局所的な圧力低下を生み出すように選択されている。その結果、環状の空間を通り抜ける一次冷却水の流量は、所定の最大値に制限される。また、孔80は、スリーブのカラー50に配置しても良い。
一次冷却水は、環状の空間の内部を、ダクト11からケーシング12の内側へ向けた方向(上向き)にも、ケーシング12の内側からダクト11へ向けた反対方向(下向き)にも、循環できることに留意されたい。孔80と下側の孔79との幾何学形状によって、双方向の流体の流れに対して圧力低下が生じるので、可能な2つの流れ方向において流量が制限される。
環状の空間74における下側部分が実質的に半径方向に向けられているという事実は、一次冷却水が一次配管から加圧装置へ向けて循環するとき、環状の空間74内における一次冷却水の流量を制限するために貢献する。また、この配置は、一次冷却水によって運ばれた放射性粒子が、環状の空間の内部に下側から侵入することを困難にする。
環状の空間74を流れる一次冷却水の流量を制限することによって、溶接継ぎ目32の領域における温度変化の速度を制限できる。溶接継ぎ目は、異なる材料から作られて、異なる熱膨張係数を有する、2つの構成要素(タップ18とダクト11)の間に介在しているので、このことは重要である。溶接継ぎ目の領域及びタップ18の全体における熱的及び機械的な応力衝撃は、その結果、大いに制限される。
最後に、スリーブ42を固定するために冠部38が存在していることは、この冠部にストレーナ62を取り付ける上で有利である。
ストレーナ62とスリーブ42とは、容易に分解できる。容易にアクセス可能なネジ72を最初に取り外す。次に、ストレーナ62を取り外し、さらに、スリーブ42をタップ18の上方に引き抜く。
変形例としては、孔80によって生じる圧力低下を補足する、局所的な圧力低下を発生させるように、下側の孔79の通路の横断面を選択することも可能である。
下側の孔79については、下部周辺縁部46の全周にわたって延在させることも、その一部分だけにわたって延在させることも可能である。孔79は、連続的であっても良いし、互いに隔てられた複数の開口部に分割されていても良い。
図1は、本発明による加圧装置が含まれる、加圧水型の原子炉における冷却系統を簡略化して示した模式図である。 図2は、図1の加圧装置におけるタップについて、一部分を示した軸線断面図であって、タップの内側に配置された保護スリーブがさらに示されている。 図3は、図2における細部IIIを示した拡大図である。 図4は、図2における細部IVを示した拡大図である。 図5は、図2における矢印Vに沿った、スリーブの軸線に対して垂直な断面図である。

Claims (10)

  1. 加圧水型の原子力発電所における加圧装置(8)であって、この装置が、
    − 内部空間を画定する外側ケーシング(12)と、
    − ケーシング(12)の下方に延びたダクト(11)であって、原子力発電所の冷却系(1)から取水可能な上記ダクトと、
    − ダクト(11)に連通するように、ケーシング(12)の内部空間に配置されたタップ(18)であって、このタップ(18)は溶接継ぎ目(32)によってダクト(11)に溶接されているような、上記タップと、
    − 溶接継ぎ目(32)を保護するためのスリーブ(42)であって、スリーブはタップ(18)の内側に配置され、ダクト(11)と係合する下部周辺縁部(46)を有し、スリーブ(42)がタップ(18)及びダクト(11)と共に形成している環状の空間(74)は、一次冷却水によって充満することが可能になっているような、上記スリーブと、を備え、
    環状の空間(74)は、スリーブ(42)の下部周辺縁部(46)の少なくとも一部分に沿って開いていて、ダクト(11)の内側に開かれている、
    ことを特徴とする加圧装置。
  2. 環状の空間(74)は、スリーブ(42)の下部周辺縁部(46)の全体に沿って開かれていることを特徴とする請求項1に記載の加圧装置。
  3. タップ(18)は、ダクト(11)とケーシング(12)の内部空間とを連通させる、内側通路(36)を形成していて、加圧装置(8)は、内側通路(36)のまわりにおいてケーシング(12)の内側に堅固に固定された冠部(38)を備え、スリーブ(42)は冠部(38)に固定された上端部分(48)を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の加圧装置。
  4. 冠部(38)及び/又はスリーブ(42)の上端部分(48)は、環状の空間(74)をケーシング(12)の内部空間と連通させる循環孔(80)を備えていることを特徴とする請求項3に記載の加圧装置。
  5. 循環孔(80)の通路の横断面は、環状の空間(74)を通る一次冷却水の流量を最大所定値に制限するために、較正されていることを特徴とする請求項4に記載の加圧装置。
  6. 循環孔(80)の通路の横断面の合計は、タップ(18)の内側通路(36)の通路の横断面に対して、0.5%〜2%の間であることを特徴とする請求項5に記載の加圧装置。
  7. 環状の空間(74)は、スリーブ(42)の下部周辺縁部(46)に沿って、タップ(18)の内側通路(36)の通路の横断面に対して、2%〜10%の間の横断面をもった通路を有していることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載の加圧装置。
  8. スリーブ(42)は、冠部(38)から取り外せるように取り付けられていることを特徴とする請求項3乃至7のいずれか一項に記載の加圧装置。
  9. 加圧装置が、タップ(18)の内側通路(36)を覆うストレーナ(62)を備え、ストレーナは、冠部(38)から取り外せるように取り付けられていることを特徴とする請求項3乃至7のいずれか一項に記載の加圧装置。
  10. スリーブ(42)の上部端部部分(48)は、ストレーナ(62)と冠部(38)との間に係合していることを特徴とする請求項9に記載の加圧装置。
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