JP4933166B2 - 実装装置 - Google Patents

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Description

本発明は実装装置に関する。特に、バンプ形成面(実装面)が上向きとされたチップを複数備えるダイシング済みのウェハーから取り出したチップを、バンプ形成面が下向きとされた状態で、基板にチップを搭載する部位であるチップ搭載部に供給するように構成された実装装置に関する。
チップを基板に実装する実装装置としてマウンターやダイボンダーなどがある。
一般にマウンターは、バンプ形成面(実装面)が下向きとされた状態で供給されたチップを、複数の搭載ノズルで表裏反転させること無く、幅広の基板に実装することを前提とした装置である。例えば、特許文献1に記載のマウンターでは、テープフィーダーをチップの担体として用い、複数のテープフィーダ間のピッチと複数の搭載ノズル間のピッチを同一とし、テープフィーダにより供給された複数のチップを、昇降可能な複数の搭載ノズルにより同時に取り出した後、複数の搭載ノズルがX、Y方向に高速移動し基板における実装箇所に実装するように構成される。このようなマウンターは、バンプ形成面(実装面)が下向きのチップが搭載ノズルと同一ピッチで供給され、かつ幅広の基板に多数のチップを実装するという条件下にて高速実装が可能である。
一方、ダイボンダーは、特許文献2に記載のように、ダイシングされたウェハーからバンプ形成面が上向きとされた状態で供給されたチップを表裏反転させること無く、1個の吸着ノズルにて幅狭の基板に実装することを前提とした装置である。近年においてはチップを実装前に表裏反転する装置も一般的に知られている。いずれの場合も、ダイボンダーはバンプ形成面が上向きに供給されたチップを幅狭基板に実装するという条件下にて高速実装が可能である。
特開2000−91797号公報 特開2005−209751号公報
一般にマウンターでは、表裏反転が不要となる様にバンプ形成面(実装面)が下向きの状態のチップがテープフィーダーにて搭載ノズルと同一ピッチに供給され、かつ幅広基板に多数のチップを実装する条件下では高速実装が可能である。しかし、バンプ形成面が上向きの状態のチップがダイシングされたウェハーで供給される場合や表裏反転が必要な場合やチップトレーで供給される場合には、複数の搭載ノズルで複数のチップを同時に取り出すことができないので高速性が損なわれる。また、予めダイシングされたダイシング済みのウェハーからテープフィーダーにチップを表裏反転し詰め替えておく方法も有るが、詰め替えコストが高価となることが問題となる。
また、一般にダイボンダーでは、バンプ形成面(実装面)が上向きの状態でチップがダイシンングされたウェハーで供給され、かつ1個の搭載ノズルで幅狭基板に1個ずつ実装する条件下では高速実装が可能であるが、幅広基板の場合には1個の搭載ノズルのチップ取り出し位置と実装位置を往復する時間が長くなるので高速性が損なわれる。
そこで本発明は、ダイシングされたウェハーからバンプ形成面が上向きとされた状態で供給されたチップを表裏反転させ、500mm程度の幅広基板に多数配列された実装箇所に複数の搭載ノズルで高速実装できる装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、請求項1の発明は、バンプ形成面が上向きとされたチップCを複数備えるダイシング済みのウェハーUからチップCを取り出し、このチップCをバンプ形成面が下向きとされた状態で、基板KにチップCを搭載する部位であるチップ搭載部24に供給するように構成された実装装置において、バンプ形成面が下向きとされたチップCを保持可能なチップ保持部PをX方向に複数有すると共にX方向に移動自在とされたシャトル7,8と、ダイシング済みのウェハーUから取り出したチップCを、表裏反転させてバンプ形成面が下向きとされた状態でチップ保持部Pに移載するチップ移載装置4と、チップ保持部PにおけるチップCの有無を認識可能に配置されたチップ有無認識装置11,12と、チップ搭載部24の側から数えて第i番目のチップ保持部P(i)にチップ移載装置4がチップCを移載すると同時に、第(i+1)番目のチップ保持部P(i+1)におけるチップの有無をチップ有無認識装置11,12が認識し、第(i+1)番目のチップ保持部P(i+1)にチップCが無い場合には、チップ移載装置4が第(i+1)番目のチップ保持部P(i+1)にチップを移載し、第(i+1)番目のチップ保持部P(i+1)にチップCが有る場合には、チップ移載装置4が第(i+1)番目のチップ保持部P(i+1)にチップCを移載しないように各構成要素を動作制御する制御装置27とを備えることを特徴とする。
請求項1の発明によると、第i番目のチップ保持部P(i)にチップCを移載する動作と、第(i+1)番目のチップ保持部P(i+1)におけるチップCの有無を認識する動作を同時に行うので、チップCの有無を認識するための処理時間が特別に必要とならず、タクト時間の短縮化を図ることができる。
請求項2の発明では、前記シャトルは、第1シャトル7と第2シャトル8とからなり、これら第1シャトル7と第2シャトル8とは、それぞれ互いに対向してX方向に平行に設けられた軌道5,6上を独立して移動自在とされ、前記制御装置27は、第1シャトル7がチップ移載装置4からチップCの受取り動作を行っている間に第2シャトル8がチップ搭載部24へのチップCの受渡し動作を行い、第2シャトル8がチップ搭載装置4からチップCの受取り動作を行っている間に第1シャトル7がチップ搭載部24へのチップCの受渡し動作を行えるように各構成要素を動作制御する。請求項2の発明によると、第1シャトル7がチップ移載装置4からチップCを受け取る受取り動作と、第2シャトル8がチップ搭載部24にチップCを受け渡す受渡し動作とを同時に行うことが可能である。同様に、第2シャトル8がチップ移載装置4からチップCを受け取る受取り動作と、第1シャトル7がチップ搭載部24にチップCを受け渡す受渡し動作とを同時に行うことが可能である。従って、チップCの受取り受渡しのための待ち時間が無く、時間ロスを少なくできタクトタイムの短縮化を図ることができる。
請求項3の発明では、前記チップ保持部Pは、チップCを真空吸着可能な吸着孔13を備える。請求項4の発明では、前記チップ保持部Pは、チップCに応じた形状に加工され、チップCを出し入れ自在に収容可能なチップ保持部Pである。請求項3または請求項4の発明によると、シャトル7,8の移動に伴うチップCの位置ずれが制限でき、シャトル7,8の移動速度を一層速くすることが可能となり、この点からもタクト時間の短縮化を図ることができる。特に請求項4の発明によると、チップCの位置ずれがほとんど無くなるため、上記効果が顕著となる。
請求項5の発明では、前記シャトル7,8は、前記チップ搭載部24の搭載ノズル241と同数のチップ保持部PをX方向に沿って一直線状に備え、各チップ保持部P間の距離は各搭載ノズル241間のピッチと同一とされる。請求項5の発明によると、搭載ノズル241は、チップ保持部Pに移載されたチップCを一括して同時にピックアップすることができ、タクト時間の短縮化を図ることができる。
請求項6の発明では、前記シャトル7,8がNC制御により高速多点位置決めが可能とされる。請求項6の発明によると、シャトル7,8の動きに自由度を持たせることができると共に、精度の良い多点位置決めが可能となる。
請求項7の発明では、チップ保持部Pの位置を認識可能なポケット位置認識装置9,10を備え、前記制御装置27は、ポケット位置認識装置9,10で認識したチップ保持部Pの位置情報に基づいて、チップ移載装置4がチップ保持部PへチップCを移載するときに位置補正を行うように構成される。請求項7の発明によると、チップCがチップ保持部Pの縁に当たってチップCが欠けたり完全に入らなかったりすることが防止される。
本発明によると、バンプ形成面が上向きとされたチップを複数備えるダイシング済みのウェハーからチップを取り出し、このチップをバンプ形成面が下向きとされた状態で、基板にチップを搭載する部位であるチップ搭載部に供給するように構成された実装装置において、タクト時間の短縮化を図ることができる。
これにより、幅500mm程度の幅広基板に多数配列された実装箇所への高速実装が可能となり、生産能力の向上及び設備償却費の低減を図ることが可能となる。また、バンプ形成面を上向きにした状態のウェハーを装置に直接供給し、高速実装が可能なため、無駄な詰め替えコストが不要となる。
以下、添付図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明に係る実装装置の概要を示す正面図、図2は本発明に係る実装装置の概要を示す平面図、図3はチップ供給部及びチップ搭載部を示す斜視図、図4(A)は第1または第2シャトルを示す平面図、図4(B)は図4(A)のA−A線断面図である。各図において、互いに直交する3つの座標系をX,Y,Zとし、シャトルの移動方向及び帯状ワークの水平面における搬送方向をX方向、帯状ワークの幅方向をY方向、鉛直方向をZ方向とする。
図1,2に示すように、本発明に係る実装装置1は、ローダー部21、ディスペンサー部22、チップ供給部23、チップ搭載部24、本圧着部25、アンローダー部26及び制御部27から構成される。
ローダー部21は、ロール状に巻回された帯状ワークWのロール体211から帯状ワークWを一定量ずつ送り出す部位である。帯状ワークWの表面には、チップCの実装対象となる回路基板Kが複数形成されている。ローダー部21は、ロール体支持部212、ダンサー部213及びグリップフィード機構214などを備える。ロール体支持部212は、帯状ワークWのロール体211を水平軸回りに回動可能に軸支する。ダンサー部213は、送り出される帯状ワークWにU字形の弛みを持たせると同時に帯状ワークWに適当な張力を与えるように、帯状ワークWを下部から吸引可能な吸引機構を備え且つ開口上部両端にガイドローラ215を備えた中空の箱体である。グリップフィード機構214は、帯状ワークWの両面を一定範囲にわたり挟持した状態でこれをX方向に任意量駆動するように構成される。
ディスペンサー部22は、回路基板Kのチップ実装箇所に接着剤を塗布する部位であり、X,Y,Z各方向に移動自在とされた接着剤吐出ノズル221を備える。
チップ供給部23は、ウェハーU上に形成された複数のチップCを順次取り出し、所定個数(本例の場合は8個)ずつチップ搭載部24に送り込む部位であり、図3によく示されるように、ウェハーU、ダイエジェクタ2、反転ノズル3、移載ノズル4、第1ガイドレール5、第2ガイドレール6、第1シャトル7、第2シャトル8、第1ポケット位置認識装置9、第2ポケット位置認識装置10、第1ポケットチップ有無認識装置11及び第2ポケットチップ有無認識装置12を備える。
ウェハーUは、ダイシング済みのものであり、バンプの形成された複数のチップCを表側面に備え、このバンプ形成面を上向きにした状態でX,Y各方向に移動自在に配設されている。ダイエジェクタ2は、ウェハーUの下方に配設され、ウェハーUに形成されたチップCを上方に押し出すようにウェハー底部に向けて突出可能なニードルピン2aを備える。反転ノズル3は、チップCのバンプ形成面を真空吸着することによりこれをピックアップすると共に、水平軸まわりに180度回動駆動するように構成される。移載ノズル4は、X,Y,Z各方向に移動自在とされ、反転ノズル3で上下反転したチップCのバンプ非形成面を真空吸着することによりこれをピックアップして第1シャトル7または第2シャトル8に移載するように構成される。
第1ガイドレール5及び第2ガイドレール6は、X方向に沿って互いに平行に配設され、それぞれ第1シャトル7及び第2シャトル8をNC制御可能に構成される。第1シャトル7は、第1ガイドレール5上をスライド可能に設けられると共に、図4に示すように、X方向に所定ピッチで等間隔に一直線状に並んだ合計8個のポケットP(P1〜P8)を備える。なお、ポケットPの数は、8個に限らず7個以下または9個以上であってもよい。各ポケットPは、チップCを出し入れ自在に収容可能なように、チップCの外形よりも若干大きめのチップ同一外形を呈するように穿設された有底孔である。その底部には、内挿されたチップCを真空吸引により保持するための吸着孔13が穿設されている。なお、ポケットPを設けずに吸着孔13のみでチップCを保持する構成としてもよい。
第1シャトル7は、次に示すチップ受取位置L1(L10〜L18)とチップ受渡位置L2とに選択的に配置可能とされる。チップ受取位置L1とは、第1シャトル7のポケットPが移載ノズル4からチップCを受取り可能な位置である。具体的には、各ポケットPのX方向位置が移載ノズル4のX方向位置と一致するところである。なお、両位置が完全に一致していない場合は、後述するように位置補正が行われる。第1シャトル7は、チップ受取動作時にX方向に1ピッチ(ポケット間ピッチ)ずつ断続的に移動可能とされる。チップ受渡位置L2とは、搭載ノズル241(後述)にチップCを受渡す位置である。具体的には、各ポケットPのX方向位置が搭載ノズル241のX方向位置と一致するところである。第2シャトル8は、第1シャトル7と同様な構成とされる。第1シャトル7と第2シャトル8とは独立して動作可能であり、第1シャトル7が移載ノズル4からチップCを受け取る受取り動作と、第2シャトル8がチップ搭載部24にチップCを受け渡す受渡し動作とを同時に行うことが可能である。同様に、第2シャトル8が移載ノズル4からチップCを受け取る受取り動作と、第1シャトル7がチップ搭載部24にチップCを受け渡す受渡し動作とを同時に行うことが可能である。
第1ポケット位置認識装置9は、第1シャトル7におけるポケット位置(ポケットPのX,Y方向位置)を認識可能なカメラを構成要素に含み、第1シャトル7における各ポケットPがチップ受取位置L1に配置された状態でそのポケットPを撮像可能な位置に配設される。第2ポケット位置認識装置10は、第2シャトル8におけるポケット位置を認識可能なカメラを構成要素に含み、第2シャトル8における各ポケットPがチップ受取位置L1に配置された状態でそのポケットPを撮像可能な位置に配設される。第1ポケットチップ有無認識装置11は、第1シャトル7における各ポケットP内のチップCの有無を認識可能なカメラを構成要素に含み、第1シャトル7においてチップ受取位置L1にあるポケットPの上流側に隣合うポケットPを撮像可能な位置に配設される。第2ポケットチップ有無認識装置12は、第2シャトル8における各ポケットP内のチップCの有無を認識可能なカメラを構成要素に含み、第2シャトル8においてチップ受取位置L1にあるポケットPの上流側に隣合うポケットPを撮像可能な位置に配設される。
チップ搭載部24は、チップ供給部23で第1シャトル7または第2シャトル8に移載されたチップCを、基板K上の搭載箇所に搭載する部位であり、8本の搭載ノズル241を備える。8本の搭載ノズル241は、第1シャトル7及び第2シャトル8にそれぞれ形成された8個のポケットPと同一ピッチでX方向に一直線上に形成され、第1シャトル7または第2シャトル8により送り込まれた各チップCを8個同時に真空吸着可能である。このため8個のチップCを一括して同時にチップ搭載部24に受け渡すことが可能である。各搭載ノズル241はX,Y方向には同期して、Z方向には同期してまたは独立して移動自在とされる。
本圧着部25は、チップ搭載部24で基板K上の搭載箇所に搭載されたチップCを、その搭載箇所に熱圧着する部位であり、X、Y、Z各方向に駆動可能とされると共に加圧及び加熱可能な複数の圧着ヘッド251を備える。
アンローダー部26は、チップCが実装された帯状ワークWをロール状に巻き上げる部位であり、グリップフィード機構261、ダンサー部262及びロール体支持部263を備える。これらの各構成要素は、ローダー部21のものと同様である。
制御部27は、上記した各部を所定のシーケンスにより動作制御するプログラムを組み込んだコンピュータで構成される。
次に、図5〜11も参照して、本発明に係る実装装置1の実装動作を説明する。図5は本発明に係る実装装置の動作概要を示すアクティビティ図、図6,7はチップ供給動作の詳細を示すフローチャート、図8は第1番目のポケットへのチップの移載動作を示すアクティビティ図、図9は第2番目のポケットへのチップの移載動作を示すアクティビティ図、図10は第3番目のポケットへのチップの移載動作を示すアクティビティ図、図11はチップ供給時の第1シャトルの動作を時系列的に示す図である。図11において、黒色で塗りつぶしたポケットPは、持ち帰ったチップCが残っていることを示し、斜線で塗りつぶしたポケットPは、本時点で移載したチップCが入っていることを示す。ここでは、一例として、はじめに第1シャトル7が最上流側に配置された状態であり且つ第3番目のポケットP3にチップCが残っているものとして説明する。
図5に示すように、実装動作は、帯状ワーク送りステップS0、ロードステップS1、ディスペンスステップS2、チップ供給ステップS3、チップ搭載ステップS4、本圧着ステップS5及びアンロードステップS6からなる。
帯状ワーク送りステップS0では、ローダー部21において、グリップフィードフィード機構214が帯状ワークWの両面を挟持しX方向に移動することにより一定量の帯状ワークWをX方向に送り出す。ロードステップS1では、ロール体211が間歇的に回転駆動されることにより、ダンサー部213の帯状ワークWのたるみ量が一定量となるように制御する。ディスペンスステップS2では、ディスペンサー部22において、送り出された帯状ワークWに形成された回路基板Kの実装箇所に、接着剤吐出ノズル221により接着剤を塗布する。チップ供給ステップS3では、チップ供給部23において、ウェハーUに形成されたチップCを順次取り出し、このチップCを表裏反転させてバンプ形成面が下向きとされた状態で、第1シャトル7または第2シャトル8に移載した後、所定個数(本例の場合は8個)ずつチップ搭載部24に送り込む。
チップ供給ステップS3は、本発明の主要となる部分であり、これについて詳述する。図11に示す位置L10において、第1シャトル7が最上流端に配置されている(ステップS41)。このとき第1ポケットチップ有無認識装置11は、第1番目のポケットP1におけるチップCの有無を認識する(ステップS42)。その後、第1シャトル7はX方向に1ピッチ(ポケット間ピッチ)進む。これにより第1番目のポケットP1はチップ受取位置L11となり(ステップS43)、第1番目のポケットP1へのチップCの移載動作が以下のように開始する(ステップS44)。
すなわち、ステップS42において第1番目のポケットP1にチップCが無かったので(図8のステップS441でイエス)、第1ポケット位置認識装置9は、第1番目のポケットP1の位置を認識する(ステップS442)。
そして、認識した第1番目のポケットP1の位置情報に基づき、移載ノズル4がチップCを第1番目のポケットP1に位置補正し移載する(ステップS443)と同時に、第1ポケットチップ有無認識装置11は、第2番目のポケットP2におけるチップCの有無を認識する。このときの認識結果は「チップ無し」である(ステップS445)。ここで、チップCの移載は次のようにして行われる。まずダイエジェクタ2がニードルピン2aを突出させ、ウェハーUから1つのチップCを上方に押し出す。それと同期して反転ノズル3がチップCのバンプ形成面を真空吸着して持ち上げる。その後、水平軸まわりに180度回動する。これによりバンプ非形成面が上向きとなる。次いで移載ノズル4がチップCのバンプ非形成面を真空吸着して持ち上げた後、Y方向に移動し更にZ方向下向きに移動してチップCを第1番目のポケットP1に移載する。このチップ移載動作において、反転ノズル3がウェハーUからチップCを受け取り反転する動作と、移載ノズル4がチップCを反転ノズル3からシャトルポケットPに移載する動作は同時に行われる。また反転ノズル3がウェハーUからチップCを受け取った後に、ウェハーUは1ピッチ(チップ間ピッチ)進む。
次に、第1シャトル7はX方向に更に1ピッチ進む。これにより第2番目のポケットP2はチップ受取位置L12となる(ステップS53)。ステップS445において第2番目のポケットP2にチップCが無かったので(ステップS541でイエス)、第1番目のポケットP1のときと同様に、第1ポケット位置認識装置9は、第2番目のポケットP2の位置を認識する(ステップS542)。
そして、認識した第2番目のポケットP2の位置情報に基づき、移載ノズル4がチップCを第2番目のポケットP2に位置補正し移載する(ステップS543)と同時に、第1ポケットチップ有無認識装置11は、第3番目のポケットP3におけるチップCの有無を認識する。このときの認識結果は「チップ有り」である(ステップS545)。第2番目のポケットP2へのチップCの移載は、第1番目のポケットP1に移載したときと同様にして行われる。
次に、第1シャトル7はX方向に更に1ピッチ進む。これにより第3番目のポケットP3はチップ受取位置L13となる(ステップS63)。ステップS545において第3番目のポケットP3にチップCが有りと判断したため(ステップS641でノー)、第3番目のポケットP3の位置認識(ステップS642)及び第3番目のポケットP3へのチップCの移載(ステップS643)は行わず、第1ポケットチップ有無認識装置9は、第4番目のポケットP4におけるチップの有無を認識する(ステップS646)。ここで、第3番目のポケットP3にチップCが残っていたのは、バッドマーキングなどにより不良基板が事前に検知されていて、搭載ノズル241は、その不良基板に対応するチップCである第1シャトル7の第3番目のポケットP3から受け取らなかったからである。次に、第1シャトル7はX方向に更に1ピッチ進み、第4番目のポケットP4はチップ受取位置L14となる(ステップS73)。ステップS646で第4番目のポケットP4にチップCが無かったので、第1ポケット位置認識装置9は第4番目のポケットP4の位置を認識し、第4番目のポケットP4の位置認識情報に基づき、移載ノズル4がチップCを第4番目のポケットP4に位置補正し移載すると同時に、第1ポケットチップ有無認識装置11は、第5番目のポケットP2におけるチップCの有無を認識する。
以降、同様にして、第8番目のポケットP8までこのような要領でチップCの移載を行う。すなわち、第i番目のポケットP(i)に移載ノズル4がチップCを移載すると同時に、第(i+1)番目のポケットP(i+1)におけるチップCの有無を第1ポケットチップ有無認識装置11が認識し、第(i+1)番目のポケットP(i+1)にチップCが無い場合には、移載ノズル4が第(i+1)番目のポケットP(i+1)にチップCを移載し、第(i+1)番目のポケットP(i+1)にチップCが有る場合には、移載ノズル4が第(i+1)番目のポケットP(i+1)にチップを移載しないように動作する。
第8番目のポケットP8についての処理が終了すると(ステップS86)、第1シャトル7はチップ受渡位置L2に移動してチップ受渡し動作を行なう(ステップS90,S100)。なお、第1シャトル7によるチップ受渡し動作と同時に、第2シャトル8のチップ受取り動作が開始される。第2シャトル8のチップ受取り動作は、第1ポケットチップ有無認識装置11に代えて第2ポケットチップ有無認識装置12が機能し、第1ポケット位置認識装置9に代えて第2ポケット位置認識装置10が機能することを除いては、基本的には、上述した第1シャトル7のチップ受取り動作と全く同様である。
チップ搭載ステップS4では、チップ搭載部24において、搭載ノズル241がZ方向下向きに降下して、チップ受渡位置P2に配置された第1シャトル7から、8個のチップCを一括して同時にピックアップし、位置決めがなされた基板K上の搭載位置に順次搭載していく。
本圧着ステップS5では、本圧着部25において、圧着ヘッド251が、基板K上に搭載されたチップCを熱圧着する。アンロードステップS6では、アンローダー部26において、チップCが実装された帯状ワークWをロール状に巻き上げる。
このように、実装装置1によると、第i番目のポケットP(i)にチップCを移載する動作と、第(i+1)番目のポケットP(i+1)におけるチップCの有無を認識する動作を同時に行うので、チップCの有無を認識するための処理時間が特別に必要とならないため、タクト時間の短縮化を図ることができる。また、第1シャトル7が移載ノズル4からチップCを受け取る受取り動作と、第2シャトル8がチップ搭載部24にチップCを受け渡す受渡し動作とを同時に行うことが可能である。同様に、第2シャトル8が移載ノズル4からチップCを受け取る受取り動作と、第1シャトル7がチップ搭載部24にチップCを受け渡す受渡し動作とを同時に行うことが可能である。従って、チップCの受取り受渡しのための待ち時間が無く、時間ロスを少なくできタクトタイムの短縮化を図ることができる。
更に、ポケットPはチップCに応じた形状に加工され、チップCを出し入れ自在に収容可能であるため、第1シャトル7の移動に伴うチップCの位置ずれが制限でき、第1シャトル7の移動速度を一層速くすることが可能になり、この点からもタクト時間の短縮化を図ることができる。なお、第2シャトル8についても同様な効果を奏する。
また、チップCをポケットPに移載するとき移載ノズル4は、第1または第2ポケット位置認識装置9,10が認識したポケットPの位置情報に基づき、チップCがそのポケットPにちょうど入るように位置補正されるので、チップCがポケットPの縁に当たってチップCが欠けたり完全に入らなかったりすることが防止される。また、8本の搭載ノズル241は、第1シャトル7及び第2シャトル8にそれぞれ形成された8個のポケットPと同一ピッチでX方向に一直線上に形成され、8個のチップCを一括して同時にチップ搭載部24に受け渡すことが可能であるため、タクト時間の短縮化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、上に開示した実施の形態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこの実施の形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、更に特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むことが意図される。
本発明に係る実装装置の概要を示す正面図である。 本発明に係る実装装置の概要を示す平面図である。 チップ供給部を示す斜視図である。 第1または第2シャトルを示す平面図及びその一部断面図である。 本発明に係る実装装置の動作概要を示すアクティビティ図である。 チップ供給動作の詳細を示すフローチャートである。 チップ供給動作の詳細を示すフローチャートである。 第1番目のポケットへのチップの移載動作を示すアクティビティ図である。 第2番目のポケットへのチップの移載動作を示すアクティビティ図である。 第3番目のポケットへのチップの移載動作を示すアクティビティ図である。 チップ供給時の第1シャトルの動作を時系列的に示す図である。
符号の説明
1 実装装置
2 ダイエジェクタ
3 反転ノズル
4 移載ノズル(チップ移載装置)
5 第1ガイドレール(軌道)
6 第2ガイドレール(軌道)
7 第1シャトル
8 第2シャトル
9 第1ポケット位置認識装置
10 第2ポケット位置認識装置
11 第1ポケットチップ有無認識装置(チップ認識手段)
12 第2ポケットチップ有無認識装置(チップ認識手段)
13 吸着孔
2a ニードルピン
21 ローダー部
22 ディスペンサー部
23 チップ供給部
24 チップ搭載部
25 本圧着部
26 アンローダー部
27 制御部(制御装置)
211 ロール体
212 ロール体支持部
213 ダンサー部
214 グリップフィード機構
215 ガイドローラ
221 接着剤吐出ノズル
241 搭載ノズル
251 圧着ヘッド
261 グリップフィード機構
262 ダンサー部
263 ロール支持部
C チップ
K 回路基板
L1 チップ受取位置
L2 チップ受渡位置
P チップ保持部(ポケット)
P1 第1ポケット
P2 第2ポケット
P3 第3ポケット
P4 第4ポケット
P5 第5ポケット
P6 第6ポケット
P7 第7ポケット
P8 第8ポケット
U ウェハー
W 帯状ワーク

Claims (7)

  1. バンプ形成面が上向きとされたチップを複数備えるダイシング済みのウェハーからチップを取り出し、このチップをバンプ形成面が下向きとされた状態で、基板チップを搭載する部位であるチップ搭載部に供給するように構成された実装装置において、
    バンプ形成面が下向きとされたチップを保持可能なチップ保持部をX方向に複数有すると共にX方向に移動自在とされたシャトルと、
    ダイシング済みのウェハーから取り出したチップを、表裏反転させてバンプ形成面が下向きとされた状態でチップ保持部に移載するチップ移載装置と、
    チップ保持部におけるチップの有無を認識可能に配置されたチップ有無認識装置と、
    チップ搭載部の側から数えて第i番目のチップ保持部iチップ移載装置チップを移載すると同時に、第i+1番目のチップ保持部i+1におけるチップの有無をチップ有無認識装置が認識し、第i+1番目のチップ保持部i+1チップが無い場合には、チップ移載装置が第i+1番目のチップ保持部i+1にチップを移載し、第i+1番目のチップ保持部i+1チップが有る場合には、チップ移載装置が第i+1番目のチップ保持部i+1チップを移載しないように各構成要素を動作制御する制御装置とを備えることを特徴とする実装装置。
  2. 前記シャトルは、第1シャトル第2シャトルとからなり、これら第1シャトル第2シャトルとは、それぞれ互いに対向してX方向に平行に設けられた軌道上を独立して移動自在とされ、前記制御装置は、第1シャトルチップ移載装置からチップの受取り動作を行っている間に第2シャトルチップ搭載部へのチップの受渡し動作を行い、第2シャトルチップ移載装置からチップの受取り動作を行っている間に第1シャトルチップ搭載部へのチップの受渡し動作を行えるように各構成要素を動作制御する請求項1に記載の実装装置。
  3. 前記チップ保持部は、チップを真空吸着可能な吸着孔を備える請求項1または請求項2に記載の実装装置。
  4. 前記チップ保持部は、チップに応じた形状に加工され、チップを出し入れ自在に収容可能なチップ保持部である請求項1から請求項3のいずれかに記載の実装装置。
  5. 前記シャトルは、前記チップ搭載部搭載ノズルと同数のチップ保持部をX方向に沿って一直線状に備え、各チップ保持部間の距離は各搭載ノズル間のピッチと同一とされた請求項1から請求項4のいずれかに記載の実装装置。
  6. 前記シャトルがNC制御により高速多点位置決めが可能とされた請求項1から請求項5のいずれかに記載の実装装置。
  7. 前記チップ保持部の位置を認識可能なポケット位置認識装置を備え、前記制御装置は、ポケット位置認識装置で認識したチップ保持部の位置情報に基づいて、チップ移載装置チップ保持部チップを移載するときに位置補正を行うように構成される請求項1から請求項6のいずれかに記載の実装装置。
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