JP4932779B2 - Tv番組と連動した動画対応広告装置及び方法 - Google Patents

Tv番組と連動した動画対応広告装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、動画対応広告装置及び方法に関し、より詳細には、TV番組と連動して広告を提供する技術に関する。
従来、テレビは強力な広告媒体として利用されている。一方、近年インターネットによる広告提供が伸張し、2つの媒体は、国民生活上不可欠の情報提供手段となっている。これらは異なる情報ソースを持ち、筐体も分かれていたが、情報家電化により、テレビがインターネットにつながりる一方、パソコンでTV放送を受信できるようになる等、両者の融合が進んでいる。
一方、パソコンによるインターネット広告は、ユーザがリンクをクリックすることにより広告が表示される、いわゆるデマンド型の広告が中心であるが、テレビの広告は、番組の合間に放送局から一方的に流される一律提供型の広告である。
また、最近のTVゲーム機であるWii(登録商標)のように、テレビ画面中の任意の点をリモートで指定できる仕組みも出現している(例えば、特許文献1)。これにより、従来複数人で視聴することが多かったテレビにおいて、個々の視聴者が簡単に情報の入力をすることが可能となっている。
特開2008−035962号公報
このように、家庭を取り巻く技術環境が変化する中で、テレビ放送とインターネットという巨大情報メディアを融合した新たな広告システムが望まれる。
そこで、本発明は、テレビの娯楽性とインターネットの個別情報提供力を融合させ、これに画像処理の諸技術を組み合わせることで、TV番組のシーン中に現れた対象についての広告を、関心のあるユーザに伝えるという技術を提供することを課題とする。
本発明者は、動画中のシーンに現れる対象と、予め広告等の情報を関連付けた対象との画像上の同一性を確認することにより、TV番組に現れる対象についてユーザが広告を得る仕組みを見出し、本発明を完成するに至った。本発明は、具体的には次のようなものを提供する。
(1) 動画中の特定のシーンにおける特定の部分画像に関連する情報をユーザから受け取るユーザ指示取得手段と、
動画中の特定のシーンにおける特定の部分画像に関連する情報に基づいて前記シーンから該情報に関連する部分画像を抽出する部分画像抽出手段と、
動画中の特定のシーンにおける特定の部分画像に広告を関連付けて、該部分画像に係る情報と該広告に係る情報とを記録する部分画像対応広告記録手段と、
前記ユーザ指示取得手段により受け取った情報に基づいて前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像と、前記部分画像対応広告記録手段に記録した情報に係る部分画像との同一性を確認する部分画像同一性確認手段と、
前記部分画像同一性確認手段による確認結果に基づいて、前記ユーザ指示取得手段により受け取った情報に基づいて前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像に対応付けるべき広告を決定する広告決定手段と、
前記広告決定手段により決定した広告をユーザの使用する端末装置に表示するために送信する広告伝達手段と、
を備える動画対応広告装置。
本発明のこのような構成によれば、刻々変化する動画中に現れる対象について、ユーザがリモコンやマウス等で指定をすると、その部分画像を特定し、別途部分画像と対応付けて保存してある広告を、部分画像の同一性を確認することにより取得し、ユーザに対して伝達するので、TV番組や動画提供サービスと連動した広告をユーザの関心に合わせて提供することができる。
また、ユーザが指定した部分画像に関連する広告を伝達するので、効果的な広告伝達を行うことができ、広告効果を高めることができる。
(2) 前記動画はTV番組であり、
前記ユーザ指示取得手段によりユーザから受け取る情報は、前記TV番組を特定する情報と該TV番組のシーンを特定する情報とを含み、
前記部分画像抽出手段は、前記ユーザ指示取得手段によりユーザから受け取った前記TV番組を特定する情報と該TV番組のシーンを特定する情報とに基づいて部分画像を抽出するシーンを決定することを特徴とする(1)に記載の動画対応広告装置。
本発明のこのような構成によれば、TV番組として放映されるドラマ等で使われた物の広告を伝達することができる。したがって、企業が積極的に販売したい物をTVドラマの中で使用することによりイメージを伝えるとともに、それと連動した広告で購買意欲を捕捉することができる。
(3) 異なる2つのシーンからそれぞれ前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像間の同一性を判定する部分画像連続性判定手段をさらに備え、
前記部分画像同一性確認手段は、前記部分画像連続性判定手段により、前記ユーザ指示取得手段により受け取った情報に基づいて前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像と同一と判定される部分画像を、前記ユーザ指示取得手段により受け取った情報に係るシーンと前記部分画像対応広告記録手段に記録した情報に係るシーンとの間のシーンについて繰り返し抽出することにより、前記ユーザ指示取得手段により受け取った情報に基づいて前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像と、前記部分画像対応広告記録手段に記録した情報に係る部分画像との同一性を確認することを特徴とする(1)または(2)に記載の動画対応広告装置。
本発明のこのような構成によれば、時間的に近接するシーンにおける画像の動きは小さいことから、シーン間の時間間隔を小さくして部分画像の連続性を確認するので、時間的に離れて、部分画像の色や形が変化するような場合にも、部分画像の連続性を確実に確認することができる。その結果、連続するシーンの最初に出現する部分画像と広告を関連付けておけば、連続するシーン中の任意のシーンから同一の部分画像を特定することができるので、シーン中に現れた物の広告をユーザに伝えるという本発明の目的を効率的に実現することができる。
(4) 前記部分画像対応広告記録手段に記録した部分画像に係る情報は、該部分画像に係る情報の特徴情報であり、
前記部分画像同一性確認手段は、前記特徴情報と、前記ユーザ指示取得手段により受け取った情報に基づいて前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像の特徴情報とを比較することにより、前記ユーザ指示取得手段により受け取った情報に基づいて前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像と、前記部分画像対応広告記録手段に記録した情報に係る部分画像との同一性を確認することを特徴とする(1)または(2)に記載の動画対応広告装置。
本発明のこのような構成によれば、広告と関連付けて記録した部分画像とユーザが指定した部分画像との同一性を部分画像の特徴情報を比較して判定するので、2つの部分画像が連続性のない異なるシーンに現れる場合であっても、同一性の確認を行うことができる。
TV番組をはじめとする多くの動画は、連続性のない複数のシーンで構成されることが多いので、そのような場合にも、いずれかのシーンにおいて部分画像と広告を関連付けておけば、各シーンにおいてそれぞれ部分画像と広告を関連付けなくても、シーン中に現れた物の広告をユーザに伝えるという本発明の目的を実現することができる。
(5) 前記ユーザ指示取得手段によりユーザから受け取る情報は、動画中の特定のシーンにおける位置を特定する情報を含み、
前記部分画像抽出手段は、前記ユーザ指示取得手段によりユーザから受け取った情報により特定される位置を含む部分画像を抽出することを特徴とする(1)に記載の動画対応広告装置。
本発明のこのような構成によれば、部分画像という一定の広がり(面積)があるものをユーザがその内部の点を指定することにより特定することができるので、ユーザは、簡単に自分の興味ある部分画像を指定することができ、シーン中に現れた物の広告をユーザに伝えるという本発明の目的を実現することができる。
(6) 前記部分画像連続性判定手段は、2つの異なるシーンからそれぞれ前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像の内部の領域の重複度によって、前記部分画像間の同一性を判定することを特徴とする(3)に記載の動画対応広告装置。
本発明のこのような構成によれば、部分画像の連続性を、変化した部分画像の重複度によって判定するので、部分画像を抽出するシーン間の時間間隔を短くすることにより連続性の判定精度を限りなく高めることができ、確実に部分画像の同一性を確認することができる。
(7) 前記広告決定手段により決定する広告は、関連する複数の広告を決定することを特徴とする(1)に記載の動画対応広告装置。
本発明のこのような構成によれば、1つの対象について関連する多様な広告を伝達することができるので、ユーザの興味を捉える可能性を高めることができる。
(8) 前記広告決定手段により決定する広告は、前記ユーザの属性に応じて前記広告を決定することを特徴とする(1)に記載の動画対応広告装置。
本発明のこのような構成によれば、ユーザの属性に応じて伝えるべき広告を決定するので、ユーザに応じたきめ細かな広告を伝達することができる。
(9) 前記広告伝達手段は、動画の進行に応じて広告を前記ユーザの使用する端末装置に表示するために送信するタイミングを決めることを特徴とする(1)に記載の動画対応広告装置。
本発明のこのような構成によれば、動画の進行に応じて広告を伝達するので、ユーザの動画視聴の邪魔をすることなく、例えば、動画終了時等に広告を伝達することができる。したがって、ユーザは、動画視聴中に関心のある対象を指定しておけば、動画終了時やCM開始時に指定した対象に関する広告を見ることができる。
(10) コンピュータが、動画中の特定のシーンにおける特定の部分画像に関連する情報をユーザから受け取るユーザ指示取得ステップと、
コンピュータが、前記ユーザから受け取った情報に基づいて前記シーンから該情報に関連する部分画像を抽出する部分画像抽出ステップと、
動画中の特定のシーンにおける特定の部分画像に広告を関連付けて、該部分画像に係る情報と該広告に係る情報とが記憶装置に記録されており、
コンピュータが、前記ユーザから受け取った情報に基づいて抽出した部分画像と、前記記憶装置に記録されている情報に係る部分画像との同一性を確認する部分画像同一性確認ステップと、
コンピュータが、前記確認した結果に基づいて、前記ユーザから受け取った情報に基づいて抽出した部分画像に対応付けるべき広告を決定する広告決定ステップと、
コンピュータが、前記決定した広告をユーザの使用する端末装置に表示するために送信する広告伝達ステップと、
を備える動画対応広告方法。
この発明によれば、ユーザは、TV番組等の視聴中に関心のある対象を指定することにより、その対象に関する広告を見ることができるので、別途自分で広告を探す負担がなく、興味を持った対象について簡単に詳しい情報を知ることができる。
また、企業は、自社の製品を、単に広告するだけでなく、TVドラマ等の中で使用することにより製品イメージを構築するとともに、それに連動した広告を関心のあるユーザに対して伝達することができるので、「見せて、購買意欲を高めさせて、買わせる」という販売パターンを構築することができる。
また、このような方法によれば、TV番組自体が広告媒体となるので、TV放送とインターネットの融合による新たなビジネスチャンスを創造することが期待できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(第1の実施形態)
[動画対応広告装置と関連要素の全体構成]
図1は、本実施形態に係る動画対応広告装置と関連要素の全体構成を示す図である。
動画対応広告装置100は、動画対応広告サーバ20とTV番組DB30とを備え、インターネット50を介してユーザ端末10と接続されている。
ユーザ端末10は、放送局40から放送されるテレビジョン番組(以下、TV番組という)を受信して画面に表示する。ユーザは、画面上に表示される動画中のシーンに対し、無線リモコンやマウス等を用いて各種の入力を行う。
動画対応広告サーバ20は、後述の各手段の処理を実行する。
TV番組DB30は、放送局から放送されるドラマ等のTV番組を予め放送局から入手し、記録している。複数のTV番組が記録されるため、TV番組には番組IDが付されており、各TV番組は番組IDとシーンの時間を指定することで、任意のシーンを取り出すことができる。
[動画対応広告装置の機能構成]
図2は、本実施形態に係る動画対応広告装置100の機能構成を示す図である。
動画対応広告装置100は、ユーザ指示取得手段120、動画記録手段130、部分画像抽出手段140、部分画像対応広告記録手段150、部分画像連続性判定手段160、部分画像同一性確認手段170、広告決定手段180及び広告伝達手段190を備える。
ユーザ指示取得手段120は、ユーザがユーザ端末10の画面上に表示される動画中のシーンに対し、無線リモコンやマウス等を用いて入力した特定の部分画像に関連する情報をユーザ端末10から受け取る。本実施形態において、この動画はTV番組の動画であり、特定の部分画像に関連する情報には、当該TV番組を特定する情報である番組IDと当該TV番組のシーンを特定する情報であるシーンの時間と当該シーンにおいてユーザが指定した位置を特定する情報を含む。
動画記録手段130は、ユーザから部分画像に関連する情報を受け取るシーンを含む動画が記録されており、TV番組DB30が対応する。
部分画像抽出手段140は、ユーザ指示取得手段120により受け取った情報に含まれる番組IDとシーンの時間に基づいて、動画記録手段130に記録された動画からシーンを読出し、当該シーンにおける位置を特定する情報に基づいて、関連する部分画像を抽出する。部分画像は一定の広がり(面積)がある一方、位置の情報は点の情報であるので、抽出する部分画像はその点を含む部分画像である。
部分画像は、エッジ処理により切り出すことができるので、前述の点を含む部分画像は、複数個、重畳的に抽出される可能性がある。具体的には後述するが、例えば、ある服を着ている人が現れるシーンにおいて、服のある場所が上記の点として指定されると、その点を含む部分画像としては、その服とその服を着ている人の2つの部分画像が抽出されることになる。
部分画像対応広告記録手段150は、動画中の特定のシーンにおける特定の部分画像に広告を関連付けて、当該部分画像に係る情報と当該広告に係る情報とを記録する。部分画像に係る情報には、当該部分画像が含まれるTV番組の番組IDと当該部分画像が含まれるシーンの時間と当該シーン中で当該部分画像を他の部分画像から識別するための情報が含まれる。部分画像を他の部分画像から識別するための情報としては、例えば、当該部分画像を囲む四角形の各辺の座標値や当該部分画像の面積や当該部分画像の色数等が考えられる。本実施形態においては、当該部分画像を囲む四角形の各辺の座標値を用いる。
部分画像連続性判定手段160は、時間的に近接した2つの異なるシーンからそれぞれ部分画像抽出手段140により抽出した部分画像間の同一性を判定する。時間的に近接したシーンにおいては、部分画像のシーン内の場所はそれほど大きくは変化しない点に着目し、それぞれのシーンから抽出される部分画像の重複度を基準として、異なるシーンにおける部分画像の連続性すなわち同一性を判定する。
部分画像同一性確認手段170は、ユーザ指示取得手段120により受け取った情報に基づいて部分画像抽出手段140により抽出した部分画像と、部分画像対応広告記録手段150に広告と関連付けて記録した部分画像との同一性を確認する。上記2つの部分画像が含まれるシーンは、通常異なるので、本実施形態においては、近接するシーンにおける部分画像の連続性を部分画像連続性判定手段160により確認しながら、最終的に上記2つの部分画像が同一であることを確認する。
具体的には、ユーザ指示取得手段120により受け取った情報に基づいて抽出した部分画像と同一と判定される部分画像を、前者の部分画像が含まれるシーンと時間的に少し異なる別のシーンから抽出する操作を繰り返すことにより、最終的に、時間的に離れたシーンに現れる部分画像の同一性を確認する。
時間的に離れたシーンであっても、これらのシーンの間にある複数のシーンを経由することにより、時間的に近接したシーンの連続として捉えられるので、部分画像同一性確認手段170は、ユーザ指示取得手段120により受け取った情報に基づいて抽出した部分画像と、部分画像対応広告記録手段150に広告と対応付けて記録した部分画像との同一性を確認することができる。
広告決定手段180は、部分画像同一性確認手段170で上記2つの部分画像の同一性が確認された場合に、同一性が確認された部分画像と対応付けて部分画像対応広告記録手段150に記録されている広告を、ユーザ指示取得手段120により受け取った情報に基づいて抽出した部分画像に対応付けるべき広告として決定する。
広告伝達手段190は、広告決定手段180により決定した広告をユーザ端末10に表示するために送信する。本実施形態において、表示は、後述するように、ユーザが広告の有無を把握した後、見たい広告を見たいときに適宜選択して見ることができるようにして行う。
[動画対応広告装置のハードウェア構成図]
図3は、本実施形態に係る動画対応広告装置100のハードウェア構成を示す図である。本発明が実施されるサーバは標準的なものでよく、以下に構成の一例を示す。
動画対応広告装置100は、制御部300を構成するCPU(Central Processing Unit)310(マルチプロセッサ構成ではCPU320等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン200、通信I/F(I/F:インターフェイス)330、メインメモリ340、BIOS(Basic Input Output System)350、表示装置360、I/Oコントローラ370、キーボード及びマウス等の入力装置380、ハードディスク390、光ディスクドライブ400、並びに半導体メモリ420を備える。なお、ハードディスク390、光ディスクドライブ400、並びに半導体メモリ420はまとめて記憶装置430と呼ぶ。
制御部300は、動画対応広告装置100を統括的に制御する部分であり、ハードディスク390(後述)に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
通信I/F330は、動画対応広告装置100が、インターネット50(図1)を介してユーザ端末10等(図1)と情報を送受信する場合のネットワーク・アダプタである。通信I/F330は、モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
BIOS350は、動画対応広告装置100の起動時にCPU310が実行するブートプログラムや、動画対応広告装置100のハードウェアに依存するプログラム等を記録する。
表示装置360は、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
I/Oコントローラ370には、ハードディスク390、光ディスクドライブ400、及び半導体メモリ420等の記憶装置430を接続することができる。
入力装置380は、動画対応広告装置100の管理者による入力の受け付けを行うものである。
ハードディスク390は、本ハードウェアを動画対応広告装置100として機能させるための各種プログラム、本発明の機能を実行するプログラム及び後述するテーブル及びレコードを記憶する。なお、動画対応広告装置100は、外部に別途設けたハードディスク(図示せず)を外部記憶装置として利用することもできる。
光ディスクドライブ400としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この場合は各ドライブに対応した光ディスク410を使用する。光ディスク410から光ディスクドライブ400によりプログラムまたはデータを読み取り、I/Oコントローラ370を介してメインメモリ340またはハードディスク390に提供することもできる。
なお、本発明でいうコンピュータとは、記憶装置、制御部等を備えた情報処理装置をいい、動画対応広告装置100は、記憶装置430、制御部300等を備えた情報処理装置により構成され、この情報処理装置は、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
ユーザ指示取得手段120、部分画像抽出手段140、部分画像連続性判定手段160、部分画像同一性確認手段170、広告決定手段180及び広告伝達手段190には制御部300が主として対応する。動画記録手段130と部分画像対応広告記録手段150には記憶装置430が主として対応する。
[ユーザ端末10のハードウェア構成]
ユーザ端末10も、上述の動画対応広告装置100と同様な構成を持つ。また、上述の例ではいわゆるコンピュータで実現した例について説明したが、さらに、本発明の原理が適用可能である限り、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)、ゲーム機等の様々な端末で実現してよい。
[部分画像の指定]
図4は、本実施形態に係る動画中の部分画像の指定方法を示す図である。
動画中の部分画像を指定する方法は種々考えられるが、図4(a)は無線リモコンにより指定する方法を示している。セットトップボックス(以下、STBという)500がTV受像機510と接続されるとともに、インターネット50に接続されている。無線リモコン520は電波や赤外線を用いてSTB500と信号の送受が可能である。
無線リモコン520は、ボタンを操作することによりTV受像機の画面上に表示されたポインタ540を上下左右に動かすことができるが、傾きや動きの変化を検出するモーションセンサーを内蔵させて、ボタン操作をせずにポインタ540を動かすこともできる。これは、テレビで複数人で動画を見るときに便利な指定方法である。
図4(b)は、マウスにより指定する方法を示している。無線リモコン520と無線通信530がマウス550と有線通信560に置き換わったことを除き図4(a)と同様である。これは、パソコン等で1人で動画を見るときに便利な指定方法である。
このようにしてTV番組の特定のシーン内の特定の場所が指定されると、当該TV番組の番組IDと、シーンの時間と、指定された場所の座標情報が、動画中の特定のシーンにおける特定の部分画像に関連する情報として、STB500からインターネット50を介して、動画対応広告装置100に送信される。なお、STB500、TV受像機510、無線リモコン520及びマウス550はユーザ端末10(図1)を構成する要素である。
[部分画像の特定]
図5は、本実施形態に係る部分画像の特定方法を示す図である。
ユーザ端末から前記の情報を受け取った動画対応広告装置100は、TV番組の番組IDと、シーンの時間に基づいて動画記録手段130から当該シーンを読み出し、受け取った座標情報から、当該シーンのどの場所が指定されているのかを知る。図5(a)は、シーン600が読み出され、当該シーン上の点Pが指定された例を示している。
シーン600において、点Pを含む部分画像610があるとする。ここで、説明を簡単にするために、部分画像610は、R、S、T、Uを4つの頂点とする四角形であると仮定している。部分画像の切り出しは、前述したように、エッジ処理により行う。このとき、Pが部分画像610に含まれるか否かは、点Pと4つの頂点R、S、T、Uをそれぞれ結んで生成される4つの三角形の面積の合計と部分画像610の四角形の面積とを比較することでわかる。両者が等しければPは部分画像610に含まれる。
点Pと頂点R、Sの3つの点で囲まれる三角形を△PRSと書くことにすると、4つの三角形とは、△PRSと△PSTと△PTUと△PURである。図5(b)においては、これらの4つの三角形の面積の合計は、四角形RSTUの面積に一致する。一方、図5(c)に示すように、Pが四角形RSTUの外にある場合は、これらの4つの三角形の面積の合計は、四角形RSTUの面積に一致しない。
なお、ここで、部分画像610は四角形として説明したが、どのような形の部分画像であっても、適当に点を仮定し、多角形として考えれば同様の方法で判定することができる。
このようにして、シーン内にある複数の部分画像から、指定された点を含む部分画像を抽出することができる。このようにして抽出された部分画像が、指定された点に基づいて抽出された部分画像であり、動画中の特定のシーンにおける特定の部分画像に関連する情報に基づいて抽出した部分画像に該当する。
図6は、本実施形態に係る部分画像の重複を示す図である。
1つのシーンには、複数個の部分画像が含まれている。それらは互いに重複していることもあるので、指定された点Pを含む部分画像も複数個ある場合がある。図6(a)は部分画像620(ハッチングで表示)と部分画像630(太枠で表示)がともに点Pを含む例を示している。この場合、点Pに基づいて部分画像620と部分画像630の2つの部分画像が抽出される。
図6(b)は、部分画像620(ハッチングで表示)が点Pを含む。一方、部分画像640(ブランクで表示−四角形IEGJ)は点Pを含まない。しかし、これらを2つ合成した部分画像(太枠で表示−四角形IFHJ)は点Pを含む。このように境界線を共有する部分画像は、それらを合成した部分画像も構成するため、1つの点に基づいて抽出する部分画像は複数になることが多い。
図7は、本実施形態に係る部分画像の重複の具体例を示す図である。
点Pが指定されているものとし、点Pから抽出される部分画像は、女性の服と女性その人の2つが考えられる。
[部分画像の時間変化]
図8は、本実施形態に係る部分画像の時間変化を示す図である。
図8(a)は、シーン660において、点P0が指定されており、2つの部分画像X1とY1があるものとする。このうち点P0を含む部分画像はX1である。図8(b)は、シーン660と時間的に近接するシーン670において、点P0と、点P0の近傍に配置した4つの点P1〜P4と、シーン670に含まれる部分画像X2とY2を示している。
ここで、シーン670はシーン660に時間的に近接しているが、時間的には前であっても後であってもよい。しかし、本実施例においては、時間的に前であるものとする。このとき、シーンが連続的に変化する限り、シーン670に含まれる部分画像は、シーン660において少ししか変化しないと考えられる。
そこで、シーン660において指定された点P0とその近傍の4つの点P1〜P4の計5つの点のいずれかが、シーン670において含まれる部分画像を抽出する。そうすると、部分画像X2には、点P0、点P1、点P2、点P3の4つの点が含まれ、部分画像Y2には、点P4が含まることがわかる。
この事実に基づき、シーン660の部分画像X1は、シーン670の部分画像X2またはY2のいずれかと連続すると考えることができる。そこで、次に、これらのいずれであるかを決定する。
図9は、本実施形態に係る部分画像の重複状況を示す図である。部分画像の連続性の判断は、部分画像の重複率により行う。図9(a)は、シーン660の部分画像X1とシーン670の部分画像X2の重複状況、図9(b)は、シーン660の部分画像X1とシーン670の部分画像Y2の重複状況をそれぞれ示している。
それぞれの部分画像の面積と重複部分の面積を求めて比較することにより、重複率を計算することができるが、一目してわかるように、図9(a)に示す方が部分画像の重複率は大きい。このようにして、シーン660の部分画像X1はシーン670の部分画像X2に連続するものであると判定することができる。
シーン670をさらに前のシーンと比較するときは、部分画像X2に含まれる点P0、P1、P2、P3のうちいずれかを選び、その近傍に改めて4つの点を配置して同様の処理を行う。このようにすれば、シーンが連続的に変化する限り、時間的に離れたシーンであっても、部分画像の同一性を判断することができる。最初に抽出される部分画像が複数個あるときは、それぞれの部分画像について同様の処理を行えばよい。
なお、シーンの移動方向によっては、4つ以上の点を近傍に配置してもよい。シーン間の時間間隔と近傍に配置する点の数は、適宜選べばよい。
図10は、本実施形態に係る連続的に変化するシーンの具体例を示す図である。
図10の左側に示す現在のシーン650は、図7のシーンを再掲したものであり、ユーザが部分画像を指定したシーンを示している。図10の右側に示す図は当該シーンを時間的に遡ったシーンであり、連続的に変化するシーンの中の最初のシーン680を示している。
ここで、女性の部分画像に着目すると、これらの2つのシーンにおいて、女性の部分画像は形も場所も異なっており、直接には2つの部分画像が同一性を有する部分画像であると判断することは困難である。しかし、上記で説明した方法により、これらの間にある複数のシーンを介することにより、2つの部分画像が同一であると判定することができる。
[広告との対応付け]
図11は、本実施形態に係る部分画像の特定方法を示す図である。
部分画像対応広告記録手段150に、TV番組に係る特定のシーンにおける特定の部分画像に広告を関連付けて、当該部分画像に係る情報と当該広告に係る情報とを記録するために部分画像を特定する必要がある。部分画像の特定方法は種々考えられるが、ここでは最も簡便な方法を示す。
女性の部分画像が示されたシーン680において、当該部分画像に接する直立の四角形を観念し、その4辺の座標情報で部分画像を特定する。4辺のうち、上辺の座標情報をT、下辺の座標情報をB、左辺の座標情報をL、右辺の座標情報をRとすると、T、B、L、Rで部分画像を特定することができる。このほかにも、例えば、部分画像の面積を用いたり、部分画像の色数を用いるようにしてもよい。
図12は、本実施形態に係る広告関連付けテーブルを示す図である。
部分画像は、当該部分画像が含まれるTV番組の番組IDと当該部分画像が含まれるシーンの時間と、当該シーンにおいて当該部分画像に接する四角形の4辺の座標情報によって特定することができる。図12は、そのようにして特定された部分画像に広告URLを関連付けて保有するテーブルである。
ここでは、番組IDがいずれも100のTV番組において、時間が12:00:00のシーンの3つの部分画像(部分画像IDが1〜3)にそれぞれ広告URLが関連付けられている。また、時間が12:00:15のシーンの1つの部分画像(部分画像IDが4)に広告URLが関連付けられている。なお、広告URLのほかに、広告に係る対象名とジャンルが保有されている。
[シーンの遡り]
図13は、本実施形態に係るシーンの遡りを示す図である。
TV番組中のシーンは常時変化するが、そのうち、ある特定のシーンにおいて、部分画像に広告URLが関連付けられているものとする。図12で説明した例では、時間が12:00:00と12:00:15のシーンにおいて、部分画像に広告URLが関連付けられている。
図13(a)に従って説明する。いま、そのTV番組の12:01:00のシーンにおいて、ユーザがある部分画像に係る点を指定したとする。ここで、そのシーン番号を0として、1秒ごとに時間を遡るシーンを順次シーン番号を1、2、3、…とすると、広告URLが関連付けられた12:00:00と12:00:15の2つのシーンは、それぞれシーン番号60と45となる。
つまり、現在のシーンからスタートして、上記で説明した部分画像の連続性判定に係る処理を45回繰り返せば12:00:15のシーンに、60回繰り返せば12:00:00のシーンに、それぞれ到達することができる。
このようにして、広告関連付けテーブル(図12)に登録された部分画像とユーザが最初に指定した部分画像の同一性が確認されとき、対応する広告URLを決定することができる。
なお、この例では、現在のシーンから1秒ごとに遡れば広告URLが関連付けられたシーンに到達できたが、もし、1秒以下の時間の食い違いがある場合は、1秒ごとに遡り、最後に1秒未満の端数を調整すればよい。例えば、図13(b)に従って説明すると、指定されたシーンの時間が12:00:59:15であるとし、広告URLに関連付けられたシーンの時間が12:00:15:35である場合、1秒ごとに43回遡り、12:00:16:15のシーンに到達した後、最後に0.4秒遡ればよい。
また、画像の動きが早く、1秒の間隔では部分画像の連続性の確認が困難な場合は、さらに時間間隔を短くして行えばよい。
[広告情報の表示]
図14は、本実施形態に係る広告情報の表示方法を示す図である。
上記で説明した方法により、ユーザがTV番組の視聴中に指定した部分画像に関連する広告があることがわかった場合には、その件数をTV番組画面の上部隅700に表示する。ユーザが特定のシーンにおいてある1つの点を指定した場合であっても、すでに説明したように、複数の部分画像が抽出される可能性があるので、それに関連する広告の件数も複数個ありえる。
例えば、図7の例に戻って説明すれば、女性がタレントであるとして、そのタレントが着ている服とそのタレント自身についての2種類の広告があることが考えられる。また、ユーザが、さらに別のシーンにおいて別の部分画像を指定したときに、その部分画像に関連する広告があることもある。件数が表示されると、ユーザは、無線リモコン520やマウス550を操作することにより、広告の内容をいつでも画面に表示して見ることができる。
図15は、本実施形態に係る広告のメニューを示す図である。
ユーザが広告の内容を表示するための操作を行うと、動画対応広告装置100が広告関連付けテーブル(図12)から取得した広告の対象名とジャンルがメニュー情報として表示される。ユーザは、この中から自分が見たい広告を表示してみることができる。動画対応広告装置100は、広告情報をユーザ端末10に送信する際、メニュー情報と併せ、広告URLを送ることにより、ユーザ端末10はユーザの選択する広告URLにアクセスすることができる。
このような方法によれば、異なるシーンにおける部分画像の色や形が大きく異なる場合であっても、そのシーンの間にある複数のシーンに分けて、部分画像の連続性をトレースするので、確実に部分画像の同一性を確認することができる。したがって、連続して変化するシーンの中の1つのシーンにおいて特定の部分画像に広告情報を関連付けておけば、そのシーンとは異なるシーンからでも、その広告情報を見つけることができる。
なお、上記で説明した例では、部分画像に広告情報を関連付けたシーンは、ユーザがある部分画像に係る点を指定したシーンより時間的に前であるとしたが、時間的順序が逆になってもよい。シーンの時間が戻る方向ではなく、時間が進む方向に部分画像の連続性をトレースすれば、上記の方法で部分画像の同一性を確認できるからである。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、異なるシーンに現れる部分画像の同一性を、時間的に近接するシーンにおける部分画像の連続性を判断するのではなく、部分画像の特徴情報に着目して判定する。また、第2の実施形態は、TV番組ではなく、サーバ上に蓄積した動画をサーバからユーザ端末10に送信するものとする。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1の実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
[動画対応広告装置と関連要素の全体構成]
図16は、本実施形態に係る動画対応広告装置と関連要素の全体構成を示す図である。
本実施形態においては、動画はTV番組ではなく、サーバから送信されるので、図1にあった放送局40がなく、また、TV番組DB30の代わりに動画DB60がある。
[動画対応広告装置の機能構成]
図17は、本実施形態に係る動画対応広告装置の機能構成を示す図である。
動画記録手段130に記録された動画をユーザ端末10に送信するための動画送信手段110を備える。それ以外は図2と同じである。
[広告との対応付け]
図18は、本実施形態に係る広告関連付けテーブルを示す図である。部分画像の特徴情報を記録した検索用タグと、当該部分画像に関連付けた広告URL、対象名、ジャンルを保有している。特徴情報としては、例えば、部分画像の輪郭や部分画像を構成する色数等がある。広告関連付けテーブルは、部分画像対応広告記録手段150を構成する記憶装置430(図3)に記録されている。したがって、本実施形態において、部分画像対応広告記録手段150に記録した部分画像に係る情報は、当該部分画像に係る情報の特徴情報である。
広告関連付けテーブルの検索に当たっては、第1の実施形態で説明した方法で抽出した部分画像について、すでに実用化されている類似画像検索技術に基づき、特徴情報を比較することにより行う。その際、特徴情報が完全に一致するものがない場合には、類似度が最も大きいものを選ぶ。類似画像検索では、検索の対象となる画像から視覚的な情報を数百次元の数値列データ(画像特徴量)で示し、データ同士の似ている度合い(類似度)を、画像特徴量ベクトル間の距離、すなわち、この画像特徴量の違いとして評価する。
このようにして、ユーザが動画中のシーンで特定をした部分画像と、広告と対応付けた部分画像との同一性を確認し、表示すべき広告を決定することができる。
また、このような方法によれば、シーンの連続性を前提としないため、広告を対応付けた部分画像が、動画中のまったく別のシーンに登場した場合にも、対応することができる。
[広告の階層構造]
図19は、本実施形態に係る動画のシーンの一例を示す図である。ピラミッドが3つ表示されており、真ん中のピラミッドがユーザにより指示されている。
図20は、本実施形態に係る広告URL階層構造ツリーを示す図である。
最上位に海外旅行に係る広告のURL800、URL800の下にエジプト旅行に係る広告のURL810と中国旅行に係る広告のURL820他、URL810の下にピラミッド観光に係る広告のURL830とナイル川下りに係るURL840他が階層構造を構成している。この広告URL階層構造ツリーは記憶装置430(図3)に記録されている。
[広告の決定フロー]
図21は、本実施形態に係る広告の決定に係る処理フローを示す図である。
ユーザが指定した部分画像への広告の決定は、前述の広告関連付テーブル(図18)と広告URL階層構造ツリー(図20)を用い、以下のように行う。
S1000:ユーザ指示取得手段120は、ユーザ端末10からユーザ指示を受け取る。動画のID(番組IDに相当)とシーンの時間とユーザにより指定された場所の座標情報が含まれている。
S1010:部分画像抽出手段140は、動画記録手段130を参照し、当該シーンのおける部分画像を抽出する。以上は、第1の実施形態と同様である。なお、本実施形態において、動画記録手段130は動画DB60(図16)に対応する。
S1020:部分画像同一性確認手段170は、前記で抽出した部分画像から特徴情報を抽出する。
S1030:広告決定手段180は、広告関連付テーブル(図18)を検索し、特徴情報が同一または類似の広告URLを取得する。
S1040:広告決定手段180は、広告URL階層構造ツリー(図20)より、前記で取得した広告URLの上位階層にある広告URLを取得する。
S1050:広告伝達手段190は、上階層を含む、取得した広告URLをユーザ端末10に送信する。
[広告情報の表示]
図22は、本実施形態に係る広告情報の表示方法を示す図である。
図22のようにユーザに指定された場合、上記のような処理を行うことにより、ピラミッド観光、エジプト旅行、海外旅行の3つの広告URLが抽出される。広告URLと併せ、当該広告に係る対象名やジャンルの情報も抽出することにより、図22に示すような内容をユーザ端末に表示させることができる。
この後の処理は、第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、ユーザ端末への広告の伝達方法が第1の実施形態と異なる。第1の実施形態では、表示すべき広告がある場合に、TV番組視聴中に広告の件数を画面上に表示するようにしたので(図14参照)、広告決定手段180により表示すべき広告が決定されるとすぐにユーザ端末10に送信すればよかった。
しかし、第3の実施形態では、視聴中のTV番組が終了したときや、CMが入ったときにタイミングを合わせて広告情報を送信する。TV番組の終了のタイミングやCM放映のタイミングはサーバ側でもTV放送を受信することにより把握することができるので、その信号検知をしたときに、ユーザ端末10に対して広告情報を送信する。
この方法では、ユーザから最初にユーザ指示を受け取って広告決定するまでの一連のプロセスと、広告を伝達するプロセスが時間的に連続性を持たないため、決定した広告とユーザIDを対応付けて記録しておく必要がある。
図23は、本実施形態に係るユーザID広告URL対応テーブルを示す図である。
広告決定手段180が、広告決定時にこのテーブルを作成し、広告伝達手段190が、TV番組の終了時等にこのテーブルを参照し、ユーザ端末10に広告URLを送信する。そうするとユーザ端末10から、そのURLにアクセスが行われ、広告内容が表示される。
このようにTV番組が終了したとき等に広告情報を送信することで、ユーザはTV番組視聴中に広告情報が表示されることがないのでTV番組視聴に集中することができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、同じ部分画像を指定しても、ユーザの属性に応じて伝達する広告を変える仕組みを提供する。
この仕組みを可能とするために、ユーザ指示取得手段120がユーザ端末10から受け取る情報にはユーザを識別するためのユーザIDが含まれており、動画対応広告装置100は、ユーザIDに対応してユーザの属性を保有する。
[ユーザ属性テーブル]
図24は、本実施形態に係るユーザ属性テーブルを示す図である。
ユーザ属性テーブルには、ユーザIDと性別と年齢が保有されている。性別は、1が男性、2が女性を表す。保有する属性はこれに限られるものではなく、他の属性を持つようにしてもよい。
[ユーザ属性に応じた広告決定]
図25は、本実施形態に係る広告関連付けテーブルを示す図である。
既述の実施形態では、1つの部分画像には1つの広告情報が関連付けられていたが、本実施形態では、ユーザ属性に応じて選択可能な複数の広告情報が関連付けれられている。
広告決定手段180は、広告関連付けテーブル(図25)に基づいて広告を決定する際に、まず、ユーザ属性テーブル(図24)を参照して、ユーザIDに基づいてユーザ属性を取得する。そして、そのユーザ属性と部分画像の情報に基づき、広告を決定する。
図25の例によれば、部分画像IDが1の部分画像に関連付けた広告は、ユーザ属性に対応して3つあり、その中からユーザ属性に応じた広告が決定される。
なお、ここでは、ユーザ属性は動画対応広告装置100において保有することとしたが、ユーザ端末10において保有するようにしてもよい。この場合には、ユーザ指示取得手段120がユーザ端末10から受け取る情報にユーザ属性を含める。
また、ユーザIDはユーザ端末10において保有されており、ユーザ端末10を識別する情報としても機能するが、図4(a)のような構成において、無線リモコン520に枝番号を割り当て、複数の無線リモコンを家族等の別々のユーザに持たせるようにすると、1台のユーザ端末10について複数のユーザに対応した複数のユーザIDを割り当てることが可能となる。この場合、ユーザ端末10は、親番号で識別し、操作者としてのユーザは親番号と枝番号により識別するようにする。
このような方法によれば、ユーザの属性を反映した、きめ細かな広告情報の提供が可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の第1の実施形態に係る動画対応広告装置と関連要素の全体構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る動画対応広告装置の機能構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る動画対応広告装置100のハードウェア構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る動画中の部分画像の指定方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る部分画像の特定方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る部分画像の重複を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る部分画像の重複の具体例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る部分画像の時間変化を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る部分画像の重複状況を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る連続的に変化するシーンの具体例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る部分画像の特定方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る広告関連付けテーブルを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るシーンの遡りを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る広告情報の表示方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る広告のメニューを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る動画対応広告装置と関連要素の全体構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る動画対応広告装置の機能構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る広告関連付けテーブルを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る動画のシーンの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る広告URL階層構造ツリーを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る広告の決定に係る処理フローを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る広告情報の表示方法を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るユーザID広告URL対応テーブルを示す図である。 本発明の第4の実施形態に係るユーザ属性テーブルを示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る広告関連付けテーブルを示す図である。
符号の説明
10 ユーザ端末
20 動画対応広告サーバ
30 TV番組DB
40 放送局
50 インターネット
60 動画DB
100 動画対応広告装置
200 バスライン
300 制御部
430 記憶装置
500 セットトップボックス
510 TV受像機
520 無線リモコン
550 マウス
600、650、660、670、680 シーン
610、620、630、640 部分画像

Claims (7)

  1. 動画中の特定のシーンにおける特定の部分画像に関連する情報をユーザの使用する端末装置から受け取るユーザ指示取得手段と、
    動画中の特定のシーンにおける特定の部分画像に関連する情報に基づいて前記シーンから該情報に関連する部分画像を抽出する部分画像抽出手段と、
    動画中の特定のシーンにおける特定の部分画像に広告を関連付けて、該部分画像に係る情報と該広告に係る情報とを記録する部分画像対応広告記録手段と、
    前記ユーザ指示取得手段により受け取った情報に基づいて前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像と、前記部分画像対応広告記録手段に記録した情報に係る部分画像との同一性を確認する部分画像同一性確認手段と、
    前記部分画像同一性確認手段による確認結果に基づいて、前記ユーザ指示取得手段により受け取った情報に基づいて前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像に対応付けるべき広告を決定する広告決定手段と、
    前記広告決定手段により決定した広告を前記端末装置に表示するために送信する広告伝達手段と、
    異なる2つのシーンからそれぞれ前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像間の同一性を判定する部分画像連続性判定手段と、
    を備え、
    前記部分画像連続性判定手段は、
    前記異なる2つのシーンのうち第1のシーンにおいて、前記ユーザ指示取得手段により受け取った情報に基づいて前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像と同一と判定された部分画像を比較元として、
    前記異なる2つのシーンのうち第2のシーンにおいて、前記比較元の部分画像内の複数の点のうち少なくとも1点に対応する点を含む1以上の部分画像の各々を比較相手として、
    前記第1のシーンにおける前記比較元の部分画像と、前記第2のシーンにおける1以上の前記比較相手の部分画像の各々との内部の領域の重複度をそれぞれ求め、
    前記第2のシーンにおける1以上の前記比較相手の部分画像のうち最高の重複度を有する部分画像を、前記ユーザ指示取得手段により受け取った情報に基づいて前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像と同一と判定し、
    前記部分画像同一性確認手段は、
    前記部分画像連続性判定手段により、前記ユーザ指示取得手段により受け取った情報に基づいて前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像と同一と判定される部分画像を、前記ユーザ指示取得手段により受け取った情報に係るシーンと前記部分画像対応広告記録手段に記録した情報に係るシーンとの間のシーンについて繰り返し抽出することにより、
    時間的に近接する2つのシーンについての部分画像の連続性を順次確認し、最終的に、時間的に離れた、前記部分画像抽出手段により抽出した部分画像と、前記部分画像対応広告記録手段に記録した情報に係る部分画像との同一性を確認する
    ことを特徴とする動画対応広告装置。
  2. 前記動画はTV番組であり、
    前記ユーザ指示取得手段により前記端末装置から受け取る情報は、前記TV番組を特定する情報と該TV番組のシーンを特定する情報とを含み、
    前記部分画像抽出手段は、前記ユーザ指示取得手段により前記端末装置から受け取った前記TV番組を特定する情報と該TV番組のシーンを特定する情報とに基づいて部分画像を抽出するシーンを決定することを特徴とする請求項1に記載の動画対応広告装置。
  3. 前記ユーザ指示取得手段により前記端末装置から受け取る情報は、動画中の特定のシーンにおける位置を特定する情報を含み、
    前記部分画像抽出手段は、前記ユーザ指示取得手段により前記端末装置から受け取った情報により特定される位置を含む部分画像を抽出することを特徴とする請求項1に記載の動画対応広告装置。
  4. 前記広告決定手段により決定する広告は、関連する複数の広告を決定することを特徴とする請求項1に記載の動画対応広告装置。
  5. 前記広告決定手段により決定する広告は、前記ユーザの属性に応じて前記広告を決定することを特徴とする請求項1に記載の動画対応広告装置。
  6. 前記広告伝達手段は、動画の進行に応じて広告を前記端末装置に表示するために送信するタイミングを決めることを特徴とする請求項1に記載の動画対応広告装置。
  7. コンピュータが、動画中の特定のシーンにおける特定の部分画像に関連する情報をユーザの使用する端末装置から受け取るユーザ指示取得ステップと、
    コンピュータが、前記端末装置から受け取った情報に基づいて前記シーンから該情報に関連する部分画像を抽出する部分画像抽出ステップと、
    動画中の特定のシーンにおける特定の部分画像に広告を関連付けて、該部分画像に係る情報と該広告に係る情報とが記憶装置に記録されており、
    コンピュータが、前記端末装置から受け取った情報に基づいて抽出した部分画像と、前記記憶装置に記録されている情報に係る部分画像との同一性を確認する部分画像同一性確認ステップと、
    コンピュータが、前記確認した結果に基づいて、前記端末装置から受け取った情報に基づいて抽出した部分画像に対応付けるべき広告を決定する広告決定ステップと、
    コンピュータが、前記決定した広告を前記端末装置に表示するために送信する広告伝達ステップと、
    コンピュータが、異なる2つのシーンからそれぞれ抽出した部分画像間の同一性を判定する部分画像連続性判定ステップと、
    含み
    前記部分画像連続性判定ステップは、前記コンピュータが、
    前記異なる2つのシーンのうち第1のシーンにおいて、前記端末装置から受け取った情報に基づいて抽出した部分画像と同一と判定された部分画像を比較元として、
    前記異なる2つのシーンのうち第2のシーンにおいて、前記比較元の部分画像内の複数の点のうち少なくとも1点に対応する点を含む1以上の部分画像の各々を比較相手として、
    前記第1のシーンにおける前記比較元の部分画像と、前記第2のシーンにおける1以上の前記比較相手の部分画像の各々との内部の領域の重複度をそれぞれ求め、
    前記第2のシーンにおける1以上の前記比較相手の部分画像のうち最高の重複度を有する部分画像を、前記端末装置から受け取った情報に基づいて抽出した部分画像と同一と判定する、
    ステップを含み、
    前記部分画像同一性確認ステップは、前記コンピュータが、
    前記部分画像連続性判定ステップの処理により、前記端末装置から受け取った情報に基づいて抽出した部分画像と同一と判定される部分画像を、前記端末装置から受け取った情報に係るシーンと前記記憶装置に記録された情報に係るシーンとの間のシーンについて繰り返し抽出することにより、
    時間的に近接する2つのシーンについての部分画像の連続性を順次確認し、最終的に、時間的に離れた、前記端末装置にから受け取った情報に基づいて抽出した部分画像と、前記記憶装置に記録された情報に係る部分画像との同一性を確認する
    ステップを含む
    動画対応広告方法。
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