JP4931830B2 - 眼鏡レンズの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は眼科用レンズに関する。特に本発明は眼鏡レンズを製造する際のシャープなレンズエッジの除去方法を提供する。
非正視の強制のために眼鏡レンズを使用することは周知である。通常、重合物質(一般にレンズブランクと呼ばれる)が鋳造物又は機械加工によって製造され、そのブランクは少なくとも1つの屈折能を有する第1表面を有する。次いでブランクの第2表面が機械加工され、「アンカットレンズ」と呼ばれるものとなり、その第2表面は少なくとも1つの更なる屈折能を有する。第2表面の機械加工前に、ブランク又はアンカットレンズの直径は通常丸い形状にカットされることによって減少し、そのカッティング工程はクリッビングとして公知である。
第2表面の機械加工により、アンカットレンズの周辺にシャープなエッジが形成されうる。シャープなエッジはクラッキング又はチッピングを生じさせるおそれがあるため、続く製造工程中の洗浄工程又はコーティング工程の一方又は両方におけるコンタミネーションの発生、並びに使用不可能なアンカットレンズの製造につながるという点で望ましくない。更に、シャープなエッジでは、アンカットレンズの取り扱いが、手作業の場合も機械処理の場合もより困難となる。最後に、シャープなエッジを有するアンカットレンズではコーティングの欠陥が見え易くなり、コスメティックの観点から容認できないとして拒絶されうる。
従来のレンズ製造工程では、機械加工の後、手作業によるエッジの鑢かけ又はグラインディングによって残留するあらゆるシャープなエッジを除去していた。あるいは、ブランク又はアンカットレンズの周辺を楕円形状にカッティング又はクリッビングし、シャープなエッジを除去する方法も挙げられる。但しこれらの方法は、いずれもレンズ製造に必要となる工程数及びそれによるコストを増やすという点で不利あったり、又はシャープなエッジが全て除去されなかったりする。
本発明の一態様では、眼鏡レンズの製造方法であって、少なくとも最小エッジ厚であり、複数のポイントセットのうちの少なくとも1つが厚み関数に関連し、複数のポイントセットのうちの少なくとも1つがクリッビング直径の範囲内である厚みを使用し、少なくとも最小エッジ厚である厚みを少なくとも有するアンカットのレンズブランクのカッティングのための外郭を決定することを含んでなる方法に関する。
幾つかの実施形態では、アンカットレンズの正面及び裏面のモデルを使用して厚み関数を決定し、光学プリズム目標及びレンズ中心厚を形成できる。幾つかの実施形態では、最小エッジ厚は約0.1mm〜約2mmである。
具体的な実施形態では、上記方法は更に、正面及び裏面のプリズム基準点、並びにプリズム基準点の正面及び裏面の傾斜を使用し、光学プリズム目標及びレンズ中心厚を形成することを含んでもよい。クリッビング直径はブロッキング位置を使用して決定でき、そこではブロッキング位置の座標系は厚み関数の座標系と一致する。
該方法に、外郭を決定する最小限の合金許容要件を満たしている複数のポイントセットのうちの少なくとも1つを使用してアンカットレンズブランクをカットするための外郭を決定することを更に含めてもよい。
該方法に、エッジング許容要件を満たしている複数のポイントセットのうちの少なくとも1つを使用してアンカットレンズブランクをカットするための外郭を決定することを更に含めてもよい。
少なくとも最小エッジ厚である厚みと、クリッビング直径の範囲内のエッジ形状を含んでなるクリッビングされたアンカットレンズを開示する。幾つかの実施形態では、クリッビングされたアンカットレンズは約0.1mm〜約2mmの最小エッジ厚を有してもよい。クリッビングされたアンカットレンズは更に最小限の合金許容要件を満たすエッジ形状を有してもよい。クリッビングされたアンカットレンズは更にエッジング許容要件を満たすエッジ形状を有してもよい。
他の実施形態では、眼鏡レンズの製造方法は以下の工程を含んでなる。
a) アンカットレンズにおける最小エッジ厚を決定することと、
b) 最小エッジ厚を使用して厚み要件を決定することと、
c) アンカットレンズの厚み関数tを算出することと、
d) アンカットレンズのクリッビング直径を算出することと、
e) 厚み関数及びクリッビング直径を用い、厚み要件を満たさない第1ポイントセット及び厚み要件を満たす第2ポイントセットを決定することと、
f) クリッビング直径の範囲内に含まれる直径を示す第3ポイントセットを決定することと、
g) 第3ポイントセットと第2ポイントセットを組み合わせてブラントエッジ外郭をアンカットレンズに提供すること。
アンカットレンズの厚み関数tを算出する方法には更に、
(i) 光学プリズム目標及びレンズ中心厚を使用することと、
(ii) 各表面のプリズム基準点及びプリズム基準点における各表面の傾斜が、光学プリズム目標及び中心厚が導出される態様で存在する座標系においてアンカットレンズの正面及び裏面の数学モデルを用いることを含めてもよい。
アンカットレンズの厚み関数tの算出方法には更に、ブロッキング位置及びクリッビング直径の使用であって、ブロッキング位置の座標系が工程c)の座標系と一致する使用を含めてもよい。
上記の眼鏡レンズの製造方法には更に、工程h)すなわち
(i) ポイントセットAとして合金の周辺部を表すこと、
(ii) 距離セットAA(AA=B−A)によって合金許容を定義すること、及び
(iii) 最小合金許容を超過したか否かを決定することを含めてもよい。
上記の眼鏡レンズの製造方法には更に、工程i)すなわち
(i) ポイントセットFとしてレンズの最終的なエッジ周辺部を表すこと、
(ii) 距離セットEA(EA=B−F)によってエッジング許容を定義すること、及び
(iii) 最小エッジング許容を超過したが否かを決定することを含めてもよい。
本発明はまた、レンズの製造であって、少なくとも最小エッジ厚であり、
複数のポイントセットのうちの少なくとも1つが厚み関数に関連し、複数の点セットのうちの少なくとも1つがクリッビング直径の範囲内である厚みを使用し、少なくとも最小エッジ厚である厚みを少なくとも有するアンカットのレンズブランクのカッティングのための外郭を決定することを含んでなる方法に従う製造に関する。レンズはまた、厚み関数がアンカットレンズの正面及び裏面のモデルを使用して決定し、光学プリズム目標及びレンズ中心厚を形成することを更に含んでなる方法に従って製造してもよい。
一実施態様(図1を参照)では、眼鏡レンズ10の製造方法は以下の工程を含む。
a) アンカットレンズにおける最小エッジ厚16を決定することと、
b) 最小エッジ厚16を使用して厚み要件を決定することと、
c) アンカットレンズにおける厚み関数tを算出することと、
d) アンカットレンズにおけるクリッビング直径関数を決定することと、
e) 厚み関数及びクリッビング直径を用い、厚み要件を満たさない第1ポイントセット及び厚み要件を満たす第2のポイントセットを決定することと、
f) クリッビング直径の範囲内に含まれる外郭を表わす第3ポイントセットを決定することと、
g) 第3ポイントセットと第2ポイントセットを組み合わせてブラントエッジ形状をアンカットレンズに提供すること。
本発明は、通常アンカットレンズの製造の間に生じるシャープなエッジを除去する方法、並びにそれらの方法によって得られるレンズを提供する。本発明の方法は、いかなるタイプの眼鏡レンズ(例えば単一視野及び多焦点レンズ)の製造にも使用できる。
再度図1を参照すると、「レンズブランク」又は「ブランク」10は、成形された、光学的に透明な、光を屈折させることができる器材であって、眼鏡レンズの製造への使用に適しており、そのブランクの1つの表面が少なくとも1つの屈折能を提供するものを意味する。レンズブランクは通常、ブランクが用いられている装着中のレンズを通して視認されている物体に最も近い正面12、及び着用者の目に最も近い表面である裏面14を有する。第1の屈折能は、最終的なレンズに要求される遠視野、近視野、中間視野又はシリンダ力、又はそれらの組み合わせの全て又は一部分であってもよい。
レンズブランクの製造は、鋳造、熱成形、成形、機械加工又はそれらの組み合わせなどのいかなる適切な方法によっても実施できる。ブランクの製造への使用に適する材料には、眼鏡レンズ材料として使用できるあらゆる材料が使用できる。その材料としては例えば、ポリカーボネート(ビスフェノールAポリカーボネートなど)、アリルジグリコールカーボネート(ジエチレングリコールビスアリルカーボネート(CR−39(登録商標))など)、アリルエステル(シアヌル酸トリアリル、リン酸トリアリル及びクエン酸トリアリル)、アクリル酸エステル、アクリレート、メタクリル酸エステル(メチル−、エチル−及びブチルメタクリル酸エステル及びアクリル酸エステル)、スチレン、ポリエステル類など、並びにその組合せが挙げられるが、これに限定されるものではない。更に、レンズブランク10は、全開示内容が参照によって本願明細書に援用される米国特許第6008299号で開示される1つ以上のホスフィンオキシドから形成してもよい。
上記方法の第一段階において、最小エッジ厚16:ETmin、を決定する。最小エッジ厚16が、レンズブランクから製造されるアンカットレンズにおける所望の最小エッジ厚16である。エッジ厚18は、レンズ周辺部又はいかなる提供された角位置のレンズの幾何中心からも最も遠い位置における、アンカットレンズの正面と裏面との間の距離である。ETminは、クラッキング又はチッピングが生じないこと、取り扱いが容易であること、及びコーティング欠陥の形成が軽減されることなどを考慮した、最小エッジ厚16として決定される。好ましくは、ETmin値は約0.1mm〜約2mmである。ETminはアンカットレンズの厚み要件の決定にも用いられ、その要件はt≧ETminである。
次に、アンカットレンズの厚み18(t)はアンカットレンズ上の二次元の座標の関数として算出される(図2を参照)。算出される座標は極座標(t=f(r,θ))、デカルト座標(t=f(x,y))又は他のいかなる適切な座標系によるものでもよい。この算出はいかなる適切な方法によっても実施できる。上記の算出は好ましくは、市販の光学的研究管理ソフトウェア(VISION(登録商標)ソフトウェア(Digital Vision,Inc.社)、OPTIFACTS(登録商標)ソフトウェア(Optifacts,Inc,社)、LABZILLA(登録商標)ソフトウェア(CC.Systems社)など)を使用して得た光学プリズム目標及びレンズ中心厚20目標を用いて実施する。次いでレンズの正面及び裏面に数学モデルを用いると、各表面の座標系が各表面のプリズム基準点(Prism reference point「PRP」)と一致し、PRPの各表面の傾斜が所望の光学プリズムが提供される態様となっている。例えば、Frt(x,y)及びBck(x,y)をそれぞれデカルト座標における正面及び裏面のモデルとしてもよく、また以下の厚み関数の定義に使用できる。
t(x,y)=Bck(x,y)−Frt(x,y)+Dto (I)
式中、Dtoはアンカットレンズの所望の中心厚20である。
図2は方程式1を使用して算出される図であり、レンズの各x及びyの座標上の位置におけるレンズ厚の値を示す。
次いで、アンカットレンズのクリッビング直径:Cdiamをアンカットレンズの二次元座標の関数として算出できる。座標は極座標、デカルト座標又は他のいかなる適切な座標系でもよい。算出はいかなる適切な方法によっても実施できるが、好ましくは市販の研究管理用ソフトウェアから得たブロッキング位置及びクリッビング直径を使用して実施され、その場合、ブロッキング位置及びクリッビング直径の座標系はレンズのPRPと一致する。例えば、デカルト座標では(XBL,YBL)はブロッキング位置を意味し、以下のクリッビング直径関数を定義する際に用いられる。
diam=2*((x−XBL+(y−YBL0.5 (II)
更に、厚み関数t及びクリッビング直径関数Cdiamは、クリッビング直径の部分若しくは全部を表す、クリッビング直径の連続外郭C220に存在する第1ポイントセットC[−]を決定するために用いられ、その場合、その厚みが厚み要件を満たさないか、又は言い換えるとt<ETmin(例えば図3上のCab220ab及びCcd220cdに示す)である。図3に示すように、210a−d(a、b、c及びd)は外郭C220が外郭E230と交わる位置である。外郭E230はt=ETminの場合の外郭である。当業者であれば、ポイントセットC[−]が存在せず、厚み要件が満たされる場合、更なる算出が必要ないことを理解するであろう。
厚み要件が満たされない場合、厚み関数t及びクリッビング直径関数Cdiamを使用して、クリッビング直径の部分を表す、厚みtが厚み要件を満たすか又はt≧ETminである、C220上の第2ポイントセットC[+]を決定する。第2ポイントセットC[+]はアンカットレンズのための所望のブラントエッジプロフィール(例えば図3で用いられる例で示されるCbc220bc及びCad220ad)を維持する。ポイントセットC[−]及びC[+]の数学的和集合はC220を表し、その場合、以下の関係が成り立つ。
C=C[−]UC[+] (III)
図3の場合、以下の関係が成り立つ。
[−]=(CabUCcd)及びC[+]=(CbcUCda
該方法の次の手順では、厚み関数t、外郭E230及びクリッビング直径外郭C220を用い、外郭C220(例えば図3で使用する例に示されるEab230ab及びEcd230cd)の範囲内に含まれるE230上の第3ポイントセットE[+]を決定する。
次いでポイントセットE[+]及びC[+]を組み合わせて、図4に示すように連続的な、合成された、ブラントエッジ外郭B310を作成してもよく、その場合、以下の関係が成り立つ。
B=E[+]UC[+] (IV)
図4の場合、E[+]=(EabUEcd)である。一旦ブラントエッジ形状が決定されると、非円形の周辺部カットを実行できる任意の市販の適切な機械(例えばコンピュータで数値制御(computer−numerically controlled、(CNC))されたレンズ表面処理装置)を使用してブランク又はアンカットレンズは外郭B310にカットされる。外郭B310を有するレンズのクリッビングにより、アンカットレンズの全周辺部がブラントエッジとなる。
任意であるが、好ましい工程では、ブラントエッジ形状を形成することによるインパクトは、以下のような製造上の制約におけるそれと比較考量できる。結合合金の円形ディスクは通常、レンズブランクと保持ブロックとの間に形成されて、クリッビング、カッティング又は表面処理の前にレンズブランクを保持ブロックに付着させる。合金のサイズは、様々な直径のいずれか1つであってもよい。合金とは、高価な、低融点の重金属のことである。レンズ材料の最小量以上のレベルで維持すされるか、又は最小の合金許容AAminが、合金カットが回避されるように、ブラントエッジ外郭B310で表されるアンカットレンズ周辺部と合金周辺部との間に維持されるのが望ましい。合金の周辺部を表す外郭はポイントセットAとして表すことができ、また合金許容は距離セットAAとして以下のように定義できる。
AA=B−A (V)
方程式Vを用いて、AAminが超過する(AA<AAmin)か否かを決定してもよい。もしその場合、合金直径、ブロッキング位置及び目標のレンズ中心厚20の1つ以上を調整でき、それにより上記工程の新規な反復を実施できる。
更にもう一つの任意の工程がレンズのエッジングに適用される。アンカットレンズは合金保持ブロックから取り外されなければならず、次いで眼鏡フレーム又は縁なしパターンにカットされなければならない。通常は、材料の最小限の量(EAmin)をアンカットレンズ周辺部とフレーム又は縁なし外郭との間に存在させ、それにより処理時の可変性を担保し、エッジングされたレンズが眼鏡フレーム又は縁なしパターンを完全に満たすことを確実にすることが望ましい。最終的なエッジングされたレンズ周辺部を表す外郭はポイントセットFとして表すことができ、またエッジング許容は距離セットEAによって定義以下のように定義できる。
EA=B−F (VI)
方程式(VI)を用いて、EAminが超過したか(EA<EAmin)否か決定してもよい。超過する場合には、クリッビング直径のサイズ、クリッビング直系の位置及び目標のレンズ中心厚20の1つ以上を調整でき、それにより上記工程の新規な反復を実施できる。
本発明の多くの実施例を記載したが、それ以外にも本発明の精神と範囲から逸脱することなく様々な変形例を実施できることが理解されよう。
レンズの断面図を表す。 X及びY座標のそれぞれの位置におけるレンズ厚のグリッドを表す。 2セットの外郭(C及びE)で覆われる図1のグラフ、並びにC及びEが交差する点a、b、c及びdを表す。 方程式IVから得られるブラントエッジ形状Bで覆われる図1のグラフを表す。
符号の説明
10 レンズブランク
12 正面
14 裏面
16 最小エッジ厚
18 エッジ厚
20 レンズ中心厚
210a 外郭C220と外郭E230の交点
210b 外郭C220と外郭E230の交点
210c 外郭C220と外郭E230の交点
210d 外郭C220と外郭E230の交点
C220 クリッビング直径の外郭
220ab 第1ポイントセット
220cd 第1ポイントセット
220bc 第2ポイントセット
220ad 第2ポイントセット
230ab 第3ポイントセット
230cd 第3ポイントセット
310 ブラントエッジ外郭

Claims (9)

  1. 眼鏡レンズのブラントエッジ外郭(310)の決定方法であって、
    a) アンカットレンズにおける最小エッジ厚(16)を決定する工程と、
    b) 最小エッジ厚(16)を使用して厚み要件を決定する工程と、
    c) アンカットレンズの厚み関数tを算出する工程と、
    d) アンカットレンズのクリッビング直径を算出する工程と、
    e) 厚み関数及びクリッビング直径を用い、厚み要件を満たさない第1ポイントセット(220ab,220cd)及び厚み要件を満たす第2ポイントセット(220bc,220ad)を決定する工程と、
    f) クリッビング直径の範囲内に含まれる直径を示す第3ポイントセット(230ab,230cd)を決定する工程と、
    g) 第3ポイントセットと第2ポイントセットを組み合わせてブラントエッジ外郭(310)をアンカットレンズに提供する工程を含んでなる方法。
  2. 工程c)が
    (i)光学プリズム目標及びレンズ中心厚(20)を使用することと、
    (ii)各表面のプリズム基準点及びプリズム基準点における各表面の傾斜が、光学プリズム目標及び中心厚(20)が導出される態様で存在する座標系においてアンカットレンズの正面(12)及び裏面(14)の数学モデルを用いることを更に含んでなる、請求項1記載の方法。
  3. 工程d)が、ブロッキング位置及びクリッビング直径の使用であって、ブロッキング位置の座標系が工程c)の座標系と一致する使用を更に含んでなる、請求項2記載の方法。
  4. 更に、
    (i)ポイントセットAとして合金の周辺部を表すことと、
    (ii)距離セットAA(AA=B−A)によって合金許容を定義することと、
    (iii)最小合金許容を超過したか否かを決定することを含む工程h)を含んでなる、請求項1記載の方法。
  5. 更に、
    (i)ポイントセットFとしてレンズの最終的なエッジ周辺部を表すことと、
    (ii)距離セットEA(EA=B−F)によってエッジング許容を定義することと、
    (iii)最小エッジング許容を超過したが否かを決定することを含む工程i)を含んでなる、請求項4記載の方法。
  6. 前記最小エッジ厚(16)が約0.1mm〜約2mmである、請求項1記載の方法。
  7. 眼鏡レンズの製造方法であって、請求項1から6のいずれか1項記載の方法を用いて決定したブラントエッジ外郭に従ってアンカットのレンズブランクをカッティングする方法。
  8. プロセッサへのアクセスが可能な1つ以上の保存された指令の連なりを含んでなり、該プロセッサによる実行時に請求項1から7のいずれか1項記載の工程をプロセッサに実施させるコンピュータプログラム。
  9. 請求項8記載のプログラム中の1つ以上の指令の連なりを保持する、コンピュータによる読み取りが可能な媒体。
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