JP4931536B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4931536B2
JP4931536B2 JP2006265439A JP2006265439A JP4931536B2 JP 4931536 B2 JP4931536 B2 JP 4931536B2 JP 2006265439 A JP2006265439 A JP 2006265439A JP 2006265439 A JP2006265439 A JP 2006265439A JP 4931536 B2 JP4931536 B2 JP 4931536B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
control device
jackpot game
winning
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006265439A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008079971A (ja
Inventor
芳明 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2006265439A priority Critical patent/JP4931536B2/ja
Publication of JP2008079971A publication Critical patent/JP2008079971A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4931536B2 publication Critical patent/JP4931536B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、内部抽選で当たりが選出された場合、可変入賞部品による大当たり遊技を前段と後段とに分け、前段の大当たり遊技を確定表示器による変動表示中に実行し、後段の大当たり遊技を確定表示器による確定表示後に実行して、遊技者の止め打ち防止の実効が向上するパチンコ遊技機に関する。
パチンコ遊技機には、内部抽選で当たりが選出された場合、確定表示器による変動表示中に、音、表示灯、画像、賞球払出数の変更、確定表示器による変動表示時間の変更などによって、当たりが選出されていることを予告し、遊技者の止め打ち防止を図るようにしたものが知られている。しかしながら、いずれの場合でも、可変入賞部品による大当たり遊技が確定表示器による確定表示後に実行され、遊技者にとって実効が少ないことから、確定表示器による変動表示中は、遊技者が球発射操作機構の操作を中断し、遊技者の球を遊技領域に発射しない止め打ちが行われている。
特開2005−21925号公報 特開2004−105643号公報 特開2004−4956号公報 特開2003−334350号公報 特開平10−99494号公報 特開平9−75517号公報 特開平5−92071号公報
発明が解決しようとする問題点は、遊技者の止め打ち防止の実効がないという点である。
本発明に係るパチンコ遊技機は、遊技領域に配設された始動部品と、始動部品に入った球を検出する始動球検出器と、始動球検出器から出力される始動信号の入力に伴って内部抽選を行制御装置と、内部抽選の結果を表示する確定表示器と、内部抽選の結果が当りである場合に実行される大当り遊技中において開放する可変入賞部品を備え、大当り遊技は、前段の大当り遊技と当該前段の大当り遊技後に実行される後段の大当り遊技とを含み、制御装置は、内部抽選の結果として当りが選出された場合、当該内部抽選の結果が当りであることを表示する確定表示がなされる前に前段の大当り遊技を実行し、確定表示がなされた後に後段の大当り遊技を実行することを特徴とする。後段の大当り遊技の実行時間を、前段の大当り遊技中における可変入賞部品への入賞個数と規定入賞個数とから可変にしてもよい。
本発明に係るパチンコ遊技機は、内部抽選で当たりが選出された場合、確定表示器による変動表示中に実行される前段の可変入賞部品による大当たり遊技によって、遊技者に賞球が前払い的に行われ、上記前払い的に行われた賞球を減算した範囲において、後段の大当たり遊技が確定表示器による確定表示後に実行されるので、遊技店での負担もなく、遊技者にとっての実効が多くなり、遊技者の止め打ち防止の実効を向上することができるという利点がある。後段の大当たり遊技の実行時間を、前段の大当たり遊技中における可変入賞部品への入賞個数と規定入賞個数とから可変にすれば、遊技者の不利益を低減することができるという利点がある。
図1乃至図4は、発明を実施するための最良の形態である。図1は、パチンコ遊技機を示す。図2は、遊技制御処理の流れを示す。図3および図4は、遊技制御処理での当たり処理の流れを示す。
図1を参照し、パチンコ遊技機について説明する。遊技制御装置22が電力で起動後、遊技領域9に発射されたパチンコ球と呼ばれる球が始動部品12に入り、始動球検出器20が始動信号を遊技制御装置22に出力すると、遊技制御装置22が内部抽選を行うとともに確定表示器16を作動させる。これによって、確定表示器16が変動表示を開始する。その後、遊技制御装置22が抽選結果を遊技者に知らせるための確定表示を確定表示器16に上記変動表示に置換して停止表示させる。抽選結果としては、外れまたは当たりのいずれか1つが選出される。
外れまたは当たりには、リーチ演出や昇格演出を行う場合と行わない場合とが有る。リーチ演出は、抽選結果として当たりが選出されているかも知れないという期待を遊技者に与える演出である。昇格演出は、確変に昇格するかも知れないという期待を遊技者に与える演出である。当たりには、ノーマル当たりと確変当たりとが有る。ノーマル当たりは、確変に昇格しない、普通当たりである。確変当たりは、大当たり遊技の終了後における抽選において当たりの発生する確率が高確率に設定される当たりであって、当たりが選出される確率が普通当たりでの抽選よりも高くなる当たりである。
抽選結果として、当たりが選出された場合、遊技制御装置22が可変入賞部品13による大当たり遊技を前段と後段とに分け、前段の大当たり遊技を確定表示器16による変動表示中に実行し、後段の大当たり遊技を確定表示器16による確定表示後に実行する。
確定表示器16による変動表示中に実行される前段の可変入賞部品13による大当たり遊技(以下、前段の大当たり遊技と称する)は、開閉体14の開閉の開始からの経過時間が遊技制御装置22のROMに設定された1ラウンドに対する遊技規定時間に到達するかまたは可変入賞部品13への球の入賞個数が1ラウンドに対する規定入賞個数に到達するかのいずれか1つが成立したら開閉体14を閉じて1ラウンドを終了し、開閉体14の開閉を再開し、最大ラウンド数よりも少ない範囲で遊技制御装置22のROMに設定された前段ラウンド数まで繰り返される遊技形態である。この前段の可変入賞部品13による大当たり遊技は、2ラウンド以上でもよいが、1ラウンドで終了するようにしてもよい。1ラウンドで終了させる場合、前段ラウンド数は「1」である。
確定表示器16による変動表示後に実行される後段の可変入賞部品13による大当たり遊技(以下、後段の大当たり遊技と称する)は、開閉体14の開閉の開始からの経過時間が遊技制御装置22のROMに設定された遊技規定時間に到達するかまたは可変入賞部品13への球の入賞個数が規定入賞個数に到達するかのいずれか1つが成立したら開閉体14を閉じて1ラウンドを終了し、開閉体14の開閉を再開し、最大ラウンド数から前段ラウンド数を減算した後段ラウンド数まで繰り返される遊技形態である。後段ラウンド数は、前段の大当たり遊技中における可変入賞部品13への入賞個数と規定入賞個数とから可変するようにしてもよい。この後段ラウンド数を可変にする処理については、図5で後述する。
遊技制御装置22のROMには、プログラム、抽選知識、確定情報、最大ラウンド情報などが格納されている。プログラムは、遊技制御装置22のCPUを制御するデータである。抽選知識は、乱数の数値と抽選結果との関係を規定したテーブルとして構成されたデータベースである。抽選結果には、外れ、当たり、リーチ演出の有無、昇格演出の有無、確変の有無などがある。確定情報は、内部抽選で選出された抽選結果を示すデータである。最大ラウンド情報は、大当たり遊技の繰り返される最大ラウンド数を示すデータである。大当たり遊技の最大ラウンド数としては、例えば、1つまたは複数の数値が遊技制御装置22のROMに設定されるが、「16」なる1つの数値が遊技制御装置22のROMに設定されているものとする。
遊技機枠1は、遊技盤8を交換可能に入れる容器として、遊技機設置構造体に設置される。遊技機設置構造体は、遊技店のパチンコ遊技機を設置する島とも呼ばれる設備である。窓2は、前後方向への貫通孔として、遊技機枠1の前面に形成される。前面パネル3は、窓2を閉鎖するガラスのような無色の光透過性の有る材料から構成され、遊技機枠1の内部に設けられる。球受皿4は、パチンコ球と呼ばれる球を入れる容器として、遊技機枠1の前面に設けられる。球発射操作機構5は、遊技者の操作量に応じた出力を遊技制御装置22に出力する可変抵抗器などの電気部品を有する機構として、遊技機枠1の前面に設けられる。球発射機構6は、遊技制御装置22からの制御によって球発射操作機構5の操作量に応じた発射力で駆動する機構として、遊技機枠1の内部に設けられる。球払出機構7は、賞球または貸球などの球を払い出す機構として、遊技機枠1の裏部に設けられる。
遊技盤8は、遊技機枠1に格納される。遊技盤8が遊技機枠1に格納された場合、遊技領域9、ガイドレール10、アウト口11、始動部品12、可変入賞部品13、図外の一般入賞部品が、遊技機枠1の前側から窓2および前面パネル3を通して視認可能になる。遊技領域9は、球発射機構6から発射された球の飛び交う領域として、前面パネル3と遊技盤8の前面との間におけるガイドレール10で囲まれた部分として形成される。ガイドレール10は、遊技機枠1または遊技盤8に設けられる。アウト口11は、遊技領域9の最下部に到達した球を遊技盤8の裏側に排出する部分として遊技盤8に設けられる。
始動部品12や可変入賞部品13および一般入賞部品は、遊技領域9から球の入る部品として、遊技盤8に設けられる。始動部品12としては、遊技領域9から入った球を遊技盤8の裏側に排出する取込形と、遊技領域9から入った球を遊技盤8の裏側に誘導することなく遊技領域9に排出する通過形とが存在する。取込形の始動部品12は、始動入賞部品と呼ばれる。通過形の始動部品12は、チャッカと呼ばれる。
確定表示器16は、図柄または表示灯の変動表示後の停止表示によって、始動部品12への球の入りに伴う抽選結果の確定したことを遊技者に知らせるための確定表示を行うものであって、確定表示が遊技機枠1の前側から見えるように、遊技機枠1または遊技盤8に設けられ、図柄表示器とも呼ばれる。
画像表示器17は、遊技演出を表現する画像表示が遊技機枠1の前側から見えるように、遊技機枠1または遊技盤8に設けられる。表示灯18は、遊技演出を表現する照明表示が遊技機枠1の前側から見えるように、遊技機枠1または遊技盤8に設けられる。スピーカ19は、遊技演出を表現する音が遊技機枠1の前側から聞こえるように、遊技機枠1に設けられる。画像表示器17と表示灯18およびスピーカ19で表現される遊技演出には、始動部品12への球の入りから確定表示するまでの変動演出や開閉体14の開閉する大当たりに対する大当たり演出がある。
始動球検出器20は、遊技盤8または始動部品12に設けられ、始動部品12に入った球を検出して電気的な始動信号を遊技制御装置22に出力する。入賞球検出器21は、遊技盤8または可変入賞部品13に設けられ、可変入賞部品13に入った球を検出して電気的な可変入賞信号を遊技制御装置22に出力する。
遊技制御装置22は、遊技盤8の裏部または遊技機枠1の裏部に取り付けられた容器に、CPUとROMとRAMおよび入出力インターフェースなどの電気部品の実装された回路基板を収容し、CPUがROMに格納されたプログラムにしたがいRAMを使用しながら動作することによって、入力処理、エラー処理、抽選処理、確定処理、演出処理、賞球処理などの遊技全般の遊技処理を実行し、その実行結果により遊技部品を制御する。
遊技機枠1に設けられた図外の電源スイッチが投入され、遊技制御装置22が電力の供給で起動すると、遊技制御装置22のCPUが乱数カウンタのカウント動作を開始させる。電源スイッチが投入された場合、開閉体14は閉じている。そして、遊技者が球受皿4にパチンコ球と呼ばれる球を入れて球発射操作機構5を右回りに操作すると、球発射操作機構5が操作量に相当する可変抵抗値を遊技制御装置22に出力し、遊技制御装置22が入力された可変抵抗値に応じた発射力で球を打ち出すように球発射機構6を制御し、球発射機構6が球受皿4から遊技機枠1の内部に取り込まれた球を1個ずつ遊技領域9に向けて発射する。
遊技領域9に到達した球は、遊技領域9を流下する過程において、始動部品12や可変入賞部品13および一般入賞部品などの遊技部品に衝突して、流れる方向を変えながら、始動部品12または一般入賞部品に入る。始動部品12または一般入賞部品のいずれにも入らないで、遊技領域9の最下部に到達した球は、アウト口11から遊技盤8の裏側に排出される。遊技領域9を流下する球が一般入賞部品に入った場合、一般入賞部品に対応する入賞球検出器が一般入賞部品に入った球を検出して電気的な一般入賞信号を遊技制御装置22に出力し、遊技制御装置22がROMから抽出した一般入賞信号に対応する賞球払出個数および賞球払出に関する遊技情報を遊技制御装置22に出力し、遊技制御装置22が入力された賞球払出個数の賞球を払い出すように球払出機構7を制御し、球払出機構7が賞球としての球を遊技者に払い出すべく球受皿4に払い出す。
遊技領域9を流下する球が始動部品12に入った場合、始動球検出器20が始動信号を遊技制御装置22に出力し、遊技制御装置22のCPUが抽選処理と確定処理および演出処理を実行する。抽選処理は、内部抽選と呼ばれ、CPUが始動信号の入力されたタイミングに基づいて乱数カウンタの数値を乱数の数値として取得し、取得した乱数の数値をROMに格納された抽選知識に照合し、抽選知識から照合した乱数の数値に対応する抽選結果を抽出してRAMに記憶する。乱数カウンタは、最小数値から数値を1ずつカウントアップし、カウントアップした数値が最大数値に到達した後に最小数値に戻る、巡回形である。乱数カウンタの最小数値は、抽選知識における乱数として設定された最小数値と同じ数値である。乱数カウンタの最大数値は、抽選知識における乱数として設定された最大数値と同じ数値である。
図2乃至図4を参照し、パチンコ遊技機の始動部品12への球の入りに伴う遊技処理について説明する。この遊技演出処理の説明において、可変入賞部品13、開閉体14、開閉駆動源15、確定表示器16、画像表示器17、表示灯18、スピーカ19、遊技制御装置22については、図1を参照。
パチンコ遊技機の電源スイッチが投入され、遊技制御装置22が電力で起動し、遊技制御装置22のCPUによる図2に示す主制御処理が始まると、ステップ101において、起動完了したか判定される。起動が完了すると、ステップ101がYESになり、ステップ102に進む。ステップ102では、始動であるかが判定される。始動信号が始動球検出器20から遊技制御装置22に入力された場合、ステップ102がYESになり、ステップ103に進む。
ステップ103では、確変であるかを判定する。遊技制御装置22のRAMに確変フラグが格納されている場合、ステップ103がYESになり、ステップ104に進む。遊技制御装置22のRAMに確変フラグが格納されていなければ、ステップ103がNOになり、ステップ105に進む。ステップ104では、高確率であるので、遊技制御装置22のROMから当たりの発生する確率の高くなるようにRAMに書き換えられた抽選知識を用いた抽選処理を実行し、抽選結果を遊技制御装置22のRAMに格納し、ステップ106に進む。ステップ105では、通常確率であるので、遊技制御装置22のROMに格納された抽選知識をそのまま用いた抽選処理を実行し、抽選結果を遊技制御装置22のRAMに格納し、ステップ106に進む。
ステップ106では、確定表示器16が変動表示中であるかを、遊技制御装置22が判定する。遊技制御装置22のRAMに確定表示器16の変動表示中であることを示す変動フラグが設定されている場合、ステップ106がYESになり、ステップ107に進む。遊技制御装置22のRAMに変動フラグが設定されていなければ、ステップ106がNOになり、ステップ108に進む。
ステップ107では、ステップ103での抽選結果を遊技制御装置22のRAMに保留メモリとして格納し、遊技制御装置22のCPUによる1サイクルの処理を終了する。ステップ108では、可変入賞部品13の開閉体14が開閉する大当たり遊技中であるかを、遊技制御装置22が判定する。遊技制御装置22のRAMに可変入賞部品13の開閉体14の開閉する大当たり遊技中であることを示す大当たりフラグが設定されている場合、ステップ108がYESになり、ステップ107に進む。遊技制御装置22のRAMに大当たりフラグが設定されていなければ、ステップ108がNOになり、ステップ109に進む。
ステップ109では、ステップ103での抽選結果として当たりが選出されているかを判定する。判定される当たりとしては、昇格演出有り普通当たり、昇格演出無し普通当たり、昇格当たり、確変当たりのいずれか1つである。当たりが選出されている場合、ステップ109がYESになり、ステップ110に進む。外れが選出されている場合、ステップ109がNOになり、ステップ111に進む。ステップ110では、図3および図4に示す当たり処理を実行した後、遊技制御装置22のCPUによる1サイクルの処理を終了する。ステップ111では、外れ処理を実行した後、遊技制御装置22のCPUによる1サイクルの処理を終了する。外れ処理では、確定表示器16が変動表示を開始した後に外れに対応する確定表示を停止表示し、遊技制御装置22のCPUによる1サイクルの処理を終了する。
図3および図4の当たり処理が始まると、ステップ201では、遊技制御装置22が確定表示器16を制御し、確定表示器16が変動表示を開始し、遊技制御装置22が変動フラグを遊技制御装置22のRAMに設定し、ステップ202に進む。ステップ202では、前段の大当たり遊技を行い、遊技制御装置22が開閉駆動源15を制御し、可変入賞部品13の開閉体14が開閉し、ステップ203に進む。ステップ203では、可変入賞部品13による大当たり遊技の1ラウンド終了であるかを判定する。可変入賞部品13による大当たり遊技の1ラウンドが終了した場合、ステップ203がYESになり、ステップ204に進む。
ステップ204では、遊技制御装置22がラウンド回数を1カウントアップしてRAMに格納し、ステップ205に進む。ステップ205では、1カウントアップしてRAMに格納されたラウンド回数が前段ラウンド数に到達しているかを判定する。1カウントアップしてRAMに格納されたラウンド回数が前段ラウンド数に到達した場合、ステップ205がYESになり、ステップ206に進む。1カウントアップしてRAMに格納されたラウンド回数が最大ラウンド数に到達していなければ、ステップ205がNOになり、ステップ202にジャンプする。
ステップ206では確定表示であるかを判定する。確定表示器16に対する変動表示の開始からの経過時間が遊技制御装置22のROMに設定された変動表示規定時間に到達していなければ、ステップ206がNOになり、ステップ202にジャンプする。確定表示器16に対する変動表示の開始からの経過時間が遊技制御装置22のROMに設定された変動表示規定時間に到達した場合、ステップ206がYESになり、ステップ207に進む。ステップ207では、遊技制御装置22が確定表示器16を制御し、確定表示器16が変動表示に置換した確定表示を停止表示させ、ステップ208に進む。ステップ208では、後段の大当たり遊技を行い、遊技制御装置22が開閉駆動源15を制御し、可変入賞部品13の開閉体14が開閉し、遊技制御装置22がRAMに大当たりフラグを設定し、ステップ209に進む。
ステップ209では、可変入賞部品13による大当たり遊技の1ラウンド終了であるかを判定する。可変入賞部品13による大当たり遊技の1ラウンドが終了した場合、ステップ209がYESになり、ステップ210に進む。ステップ210では、遊技制御装置22がラウンド回数を1カウントアップしてRAMに格納し、ステップ211に進む。ステップ211では、1カウントアップしてRAMに格納されたラウンド回数が後段ラウンド数に到達しているかを判定する。1カウントアップしてRAMに格納されたラウンド回数が後段ラウンド数に到達していなければ、ステップ211がNOになり、ステップ208にジャンプする。
1カウントアップしてRAMに格納されたラウンド回数が後段ラウンド数に到達した場合、ステップ211がYESになり、ステップ212に進む。ステップ212では、遊技制御装置22がRAMに格納されたラウンド回数を「0」にリセットするとともにRAMから大当たりフラグを消去し、ステップ213に進む。ステップ213では、遊技制御装置22が後段の大当たりを終了し、遊技制御装置22のCPUによる1サイクルの処理を終了する。
要するに、図3および図4の当たり処理では、遊技制御装置22が、前段の大当たり遊技を確定表示器16による変動表示中に実行し、後段の大当たり遊技を確定表示器16による確定表示後に実行するので、可変入賞部品13の開閉体14が開閉する大当たり遊技の全般において、従来のように可変入賞部品13による大当たり遊技が確定表示器16による確定表示後に実行されるだけの場合と対比し、賞球として払い出される球の個数が多くなることがなく、遊技店での負担が増加することがなく、前段の大当たり遊技によって、賞球としての球が遊技者の側に払い出され、遊技者にとっての実効が多くなり、遊技者の止め打ち防止の実効を向上することができるという利点がある。
前段および後段の大当たり遊技について、例えば、可変入賞部品13への1回の入賞に対する賞球として払い出される球の個数は同じであり、最大ラウンド数が「16」であるものとし、前段ラウンド数が「3」に設定された場合、後段ラウンド数は「16−3=13」になる。
図5は、異なる形態に係る、後段ラウンド数を、前段の大当たり遊技中における可変入賞部品13への入賞個数と規定入賞個数とから可変することによって、遊技者の不利益を低減する場合を示す。前段および後段の大当たり遊技について、例えば、可変入賞部品13への1回の入賞に対する賞球として払い出される球の個数は同じであり、規定入賞個数が「10」と同じであり、最大ラウンド数が「16」であり、前段ラウンド数が「3」に設定されたものとする。
図5のa図は、前段の大当たり遊技中において可変入賞部品13に合計12個の球が入賞した場合、後段の大当たり遊技中における可変入賞部品13への入賞可能個数は、最大ラウンド数「16」×(かける)規定入賞個数「10」−(減算演算子)前段の大当たり遊技中における可変入賞部品13への合計入賞個数「12」=148個まで可能である。よって、後段ラウンド数は、可変入賞部品13への入賞個数が148個まで可能な「15」として、遊技制御装置22のRAMに設定される。つまり、最良の形態では後段ラウンド数が「13」であるのに対し、図5のa図では後段ラウンド数が「15」に変更される。
しかしなら、後段ラウンド数が「15」に設定された場合、後段ラウンド数が「15」×(かける)規定入賞個数「10」=150個となり、上記後段の大当たり遊技中における可変入賞部品13への入賞可能個数「148」を越えてしまう。すると、大当たり遊技が確定表示器16による確定表示後に実行されるだけの場合と対比し、賞球として払い出される球の個数が多くなり、遊技店での負担が増加する。そこで、大当たり遊技が確定表示器16による確定表示後に実行されるだけの場合と対比し、賞球として払い出される球の個数が多くなることがなく、遊技店での負担が増加することがないように、後段の大当たり遊技中における或る1回のラウンド遊技に対する規定入賞個数「10」を「8」に変更したり、または、後段の大当たり遊技中における或る2回のラウンド遊技に対する規定入賞個数「10」を「9」にしたりする。
図5のb図は、前段の大当たり遊技中において可変入賞部品13に1個の球も入賞しなかった場合、後段の大当たり遊技中における可変入賞部品13への入賞可能個数は、最大ラウンド数「16」×(乗算演算子)規定入賞個数「10」−(減算演算子)前段の大当たり遊技中における可変入賞部品13への合計入賞個数「0」=160個まで可能である。よって、後段ラウンド数は、可変入賞部品13への入賞個数が160個まで可能な「16」として、遊技制御装置22のRAMに設定される。つまり、図5のa図では後段ラウンド数が「15」であるのに対し、図5のb図では後段ラウンド数が「16」に変更される。この場合、後段の大当たり遊技中における或る1回のラウンド遊技に対する規定入賞個数「10」は変更しない。
要するに、図5のように、後段の大当たり遊技の実行時間を、前段の大当たり遊技中における可変入賞部品への入賞個数と規定入賞個数とから可変することによって、大当たり遊技中において、遊技者に払い出される賞球個数のばらつきが少なくなり、遊技者の不利益を低減することができるという利点がある。
図示は省略するが、前段の大当たり遊技中における規定入賞個数と後段の大当たり遊技中における規定入賞個数とを異なる数値にしたり、前段の大当たり遊技中における遊技規定時間と後段の大当たり遊技中における遊技規定時間と異なる数値にしたりしてもよい。
遊技制御装置22は、主制御装置、発射払出制御装置、統括制御装置、画像制御装置、表示灯制御装置、音制御装置など個別の制御装置から構成されてもよい。この場合、主制御装置は、遊技処理の実行結果により確定表示器16および可変入賞部品13を制御するとともに、遊技処理の実行結果を発射払出制御装置および統括制御装置に出力する。発射払出制御装置は、球払出機構を制御する。統括制御装置は、統括処理の実行結果を画像制御装置と表示灯制御装置および音制御装置に出力する。画像制御装置は、画像表示器17を制御する。表示灯制御装置は、表示灯18を制御する。音制御装置は、スピーカ19を制御する。
内部抽選で選択される当たりとして、ラージ当たり、ミドル当たり、スモール当たりの種類があってもよい。ラージ当たりは、最良の形態での当たりに相当する当たりである。ミドル当たりは、ラウンド遊技がなく、可変入賞部品13の開閉体14の開放規定時間と閉鎖規定時間とが異なる当たりである。スモール当たりは、ラウンド遊技がなく、可変入賞部品13の開閉体14の開放規定時間と閉鎖規定時間とが同じであり、開閉規定回数がラージ当たりやミドル当たりでの開閉規定回数と異なる当たりである。
最良の形態では、保留メモリが遊技制御装置22のRAMに格納されているか否かに関係なく、当たりが選択された場合に前段の大当たり遊技を実行するようになっている。これに対し、当たりが選択された場合でも、保留メモリが遊技制御装置22のRAMに格納されていない場合は、大当たり遊技を前段と後段とに分けることなく確定表示器による確定表示後に実行し、保留メモリが遊技制御装置22のRAMに格納されている場合であって、保留メモリ中に当たりが選択されている場合にだけ、前段の大当たり遊技を確定表示器による変動表示中に実行し、後段の大当たり遊技を確定表示器による確定表示後に実行するというように、前段の大当たり遊技を当たりの選択された保留メモリの有無とに関係付けて行ってもよい。この保留メモリの有無の関係から実行される前段の大当たり遊技は、保留メモリの消化中に行ってもよい。
パチンコ遊技機の模式図(最良の形態)。 遊技制御処理のフローチャート(最良の形態)。 当たり処理のフローチャート(最良の形態)。 当たり処理のフローチャート(最良の形態)。 前段および後段の大当たり遊技のブロック図(異なる形態)。
符号の説明
1は遊技機枠、2は窓、3は前面パネル、4は球受皿、5は球発射操作機構、6は球発射機構、7は球払出機構、8は遊技盤、9は遊技領域、10はガイドレール、11はアウト口、12は始動部品、13は可変入賞部品、14は開閉体、15は開閉駆動源、16は確定表示器、17は画像表示器、18は表示灯、19はスピーカ、20は始動球検出器、21は入賞球検出器、22は遊技制御装置。

Claims (2)

  1. 遊技領域に配設された始動部品と
    前記始動部品に入った球を検出する始動球検出器と、
    前記始動球検出器から出力される始動信号の入力に伴って内部抽選を行制御装置と
    前記内部抽選の結果を表示する確定表示器と、
    前記内部抽選の結果が当りである場合に実行される大当り遊技中において開放する可変入賞部品と、
    を備え、
    前記大当り遊技は、前段の大当り遊技と当該前段の大当り遊技後に実行される後段の大当り遊技とを含み、
    前記制御装置は、前記内部抽選の結果として当りが選出された場合、当該内部抽選の結果が当りであることを表示する確定表示がなされる前に前段の大当り遊技を実行し、確定表示がなされた後に前記後段の大当り遊技を実行することを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 請求項1に記載の後段の大当り遊技の実行時間を、前段の大当り遊技中における可変入賞部品への入賞個数と規定入賞個数とから可変にしたことを特徴とするパチンコ遊技機。
JP2006265439A 2006-09-28 2006-09-28 パチンコ遊技機 Expired - Fee Related JP4931536B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006265439A JP4931536B2 (ja) 2006-09-28 2006-09-28 パチンコ遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006265439A JP4931536B2 (ja) 2006-09-28 2006-09-28 パチンコ遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008079971A JP2008079971A (ja) 2008-04-10
JP4931536B2 true JP4931536B2 (ja) 2012-05-16

Family

ID=39351410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006265439A Expired - Fee Related JP4931536B2 (ja) 2006-09-28 2006-09-28 パチンコ遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4931536B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5485667B2 (ja) * 2009-11-30 2014-05-07 株式会社大一商会 遊技機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004008597A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Sankyo Kk 遊技機
JP4284425B2 (ja) * 2004-03-23 2009-06-24 株式会社大一商会 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008079971A (ja) 2008-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7251825B2 (ja) 遊技機
JP5742019B2 (ja) 遊技機
JP2013223615A (ja) 遊技機
JP2013223604A (ja) 遊技機
JP7122031B2 (ja) 遊技機
JP7202722B2 (ja) 遊技機
JP5898353B2 (ja) 遊技機
JP2006026160A (ja) 弾球遊技機
JP2013240453A (ja) 遊技機
JP4931536B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2016158703A (ja) 遊技機
JP2009201816A (ja) 遊技機
JP5250392B2 (ja) 遊技機
JP4204801B2 (ja) パチンコ機
JP5973036B2 (ja) 遊技機
JP6014453B2 (ja) 遊技機
JP6458233B2 (ja) 遊技機
JP7202710B2 (ja) 遊技機
JP7251824B2 (ja) 遊技機
JP4919740B2 (ja) パチンコ遊技機の遊技演出装置
JP5674049B2 (ja) 遊技機
JP2008099846A (ja) パチンコ遊技機
JP2015051352A (ja) 遊技機
JP4033786B2 (ja) 遊技機
JP2024072651A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4931536

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees