JP4929809B2 - 給電優先度機能を有するlanシステム - Google Patents

給電優先度機能を有するlanシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4929809B2
JP4929809B2 JP2006111714A JP2006111714A JP4929809B2 JP 4929809 B2 JP4929809 B2 JP 4929809B2 JP 2006111714 A JP2006111714 A JP 2006111714A JP 2006111714 A JP2006111714 A JP 2006111714A JP 4929809 B2 JP4929809 B2 JP 4929809B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
power
lan
hub
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006111714A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007288401A (ja
Inventor
友行 菅野
博久 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakayo Telecommunications Inc
Original Assignee
Nakayo Telecommunications Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakayo Telecommunications Inc filed Critical Nakayo Telecommunications Inc
Priority to JP2006111714A priority Critical patent/JP4929809B2/ja
Publication of JP2007288401A publication Critical patent/JP2007288401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4929809B2 publication Critical patent/JP4929809B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、LAN配線を用いて電力を供給する給電ハブと給電ハブから電力を受電して動作する複数のLAN端末を含むLANシステムに関し、特に給電ハブが供給可能な電力量を超過または超過が予測される時の給電優先度機能を有するLANシステムに関するものである。
LAN配線を用いた電力の給電については、標準規格IEEE802.3afに準拠した給電側装置(以下給電ハブという)と給電対象端末の構成が存在している。またデータ端末に対する供給電力が所定量に達した際に電力供給を停止することが、例えば特許文献1に開示されている。さらに市販の給電ハブではLANインタフェース(ポート)毎の設定によって給電の優先度を管理する製品がすでに存在している。
特開2000−242376号公報
しかし、これらの装置における電力の供給優先度は、給電ハブ側LANインタフェースの位置毎の設定により管理されるため、給電ハブとデータ端末を結ぶインタフェースケーブルを異なる位置に接続してしまった場合など、実際に優先的に動作電力を得たいデータ端末装置との対応がとれなくなることがある。
また、物理的な接続位置でデータ端末の給電優先度を指定していたので、内線番号などの固有情報に基づく論理的な管理ができない。またデータ転送手段を設けて論理的な優先度を伝達しようとすると、給電ハブやデータ端末などの構成が複雑化し、高価となったり、未対応機との相互接続性や汎用性の維持が困難になる。
本発明の目的は、データ端末が指示する給電優先度に従った給電を行うことが可能な給電優先度機能を有するLANシステムを提供することにある。
本発明は、LAN配線を用いて電力を供給する給電ハブと前記給電ハブから電力を受電して動作する複数のLAN端末を含むLANシステムにおいて、前記LAN端末は、第一の所定電圧が印加された場合に、所定の電流値により自LAN端末が接続されている旨を通知する接続通知手段と、第二の所定電圧が印加された場合に自LAN端末が必要とする電力量のクラスを電流値により通知する給電クラス通知手段と、第三の所定電圧が印加された場合に優先的に給電を要求するか否かを電流値により通知する給電優先度通知手段と、を有し、前記給電ハブは、前記LAN配線に前記第一の所定電圧を印加して前記接続通知手段からの電流値を監視し前記LAN端末が接続されているか否かを検知する接続検知手段と、前記LAN端末に前記第二の所定電圧を印加して前記給電クラス通知手段からの電流値を監視し前記LAN端末が必要とする電力量のクラスを検知する給電クラス検知手段と、前記LAN端末に前記第三の所定電圧を印加して前記給電優先度通知手段からの電流値を監視し前記LAN端末が優先的に給電を要求するか否かを検知する給電優先度検知手段と、前記LAN端末に前記給電クラス検知手段で認識した所定電力を供給する給電手段と、を有し、前記給電ハブは、前記LAN端末が前記LAN配線に接続されている状態であることを検知した場合に、前記給電クラス検知手段および前記給電優先度検知手段を起動して、前記給電手段が前記LAN端末への給電を開始する前に、前記LAN端末の各々が必要とする電力量の総和予め定められた電力量を超過するかを予測し、当該予め定められた電力量を超過すると予測するならば、前記給電優先度検知手段が認識した給電優先度の低いLAN端末への電力供給を停止または制限することを特徴とする。
本発明によれば、データ端末が指示する給電優先度に従った給電を行うことが可能な給電優先度機能を有するLANシステムを得ることができる。
図1は、本発明による給電優先度機能を有するLANシステムの実施の形態の構成を示す図である。
図1において、LANシステムは、LANインタフェースケーブル10−2,10−3を用いて電力を供給する給電ハブ1と、給電ハブ1から電力を受電して動作する複数の給電ハブ対応データ端末2,3を含む。複数の給電ハブ対応データ端末は図示では2つの給電ハブ対応データ端末2,3であるが、3つ以上の給電ハブ対応データ端末であってもよい。
給電ハブ1は、端末給電用電源回路11、給電監視回路12、給電制御回路13−2,13−3、接続検出回路14−2,14−3、給電クラス検出回路15−2,15−3、本発明による給電優先度検出回路16−2,16−3と、各検出回路14−2,14−3,15−2,15−3,16−2,16−3の出力を図4の給電制御処理フローチャート例に従って処理し給電制御回路13−2,13−3を給電制御する給電管理部17から構成される。
給電制御回路13−2,13−3、接続検出回路14−2,14−3、給電クラス検出回路15−2,15−3、給電優先度検出回路16−2,16−3は、複数の給電ハブ対応データ端末分備える。
このうち、給電制御回路13−2、接続検出回路14−2、給電クラス検出回路15−2、給電優先度検出回路16−2は、給電ハブ対応データ端末2対応の回路であり、LANインタフェースケーブル(給電線路)10−2を介して給電ハブ対応データ端末2に接続される。
また、給電制御回路13−3、接続検出回路14−3、給電クラス検出回路15−3、給電優先度検出回路16−3は、給電ハブ対応データ端末3対応の回路であり、LANインタフェースケーブル(給電線路)10−3を介して給電ハブ対応データ端末3に接続される。
一方、給電ハブ対応データ端末2は、LANインタフェースケーブル(給電線路)10−2に接続される受電回路21−2、接続被検出回路22−2、給電クラス被検出回路23−2、本発明による給電優先度被検出回路24−2から構成される。
また、給電ハブ対応データ端末3は、LANインタフェースケーブル(給電線路)10−3に接続される受電回路21−3、接続被検出回路22−3、給電クラス被検出回路23−3、本発明による給電優先度被検出回路24−3から構成される。
給電ハブ1の接続検出回路14−2(14−3)と、給電ハブ対応データ端末2の接続被検出回路22−2(給電ハブ対応データ端末3の接続被検出回路22−3)が対をなし、接続被検出回路22−2(22−3)の状態を接続検出回路14−2(14−3)で検出し、給電管理部17が取得して、接続の有無を認識する。
給電ハブ1の給電クラス検出回路15−2(15−3)と、給電ハブ対応データ端末2の給電クラス被検出回路23−2(給電ハブ対応データ端末3の給電クラス被検出回路23−3)が対をなし、給電クラス被検出回路23−2(23−3)の状態を給電クラス検出回路15−2(15−3)で検出し、給電管理部17が取得して、給電クラスを認識する。
給電ハブ1の給電優先度検出回路16−2(16−3)と、給電ハブ対応データ端末2の給電優先度被検出回路24−2(給電ハブ対応データ端末3の給電優先度被検出回路24−3)が対をなし、給電優先度被検出回路24−2(24−3)の状態を給電優先度検出回路16−2(16−3)で検出し、給電管理部17が取得して、給電優先度を認識する。
給電ハブ1の給電管理部17は、給電する電力量が予め定められた電力量を超過または超過と予測される時、認識した給電優先度の低いデータ端末への電力供給を停止または制限する。
図2は、図1における給電ハブ1の検出回路と給電ハブ対応データ端末2(3)の被検出回路の回路例を示す図である。また図3は、図2における供給電圧の例を示す図である。
図2における給電ハブ1の検出回路31は、図1における接続検出回路14−2(14−3)、給電クラス検出回路15−2(15−3)、本発明による給電優先度検出回路16−2(16−3)を総称して表す。この検出回路31は検出抵抗311を備えて構成される。
また、図2における給電ハブ対応データ端末2(3)の被検出回路32は、図1における接続被検出回路22−2(22−3)、給電クラス被検出回路23−2(23−3)、本発明による給電優先度被検出回路24−2,24−3を総称して表す。
この被検出回路32は被検出抵抗322(1)と被検出抵抗322(2)/322(3)とツェナーダイオード323(2)/323(3)とFET324(2)/324(3)を備えて構成される。なお、被検出抵抗322(2)とツェナーダイオード323(2)とFET324(2)は給電クラス用の被検出素子、被検出抵抗322(3)とツェナーダイオード323(3)とFET324(3)は給電優先度用の被検出素子であり、ブロック構成としては並列に接続される。
給電ハブ1に、時間経緯によって異なる電圧Vtestが供給される。この電圧Vtestは給電管理部17の指示に基づき端末給電用電源回路11より給電監視回路12を経由して給電ハブ1に供給される。
電圧Vtestが検出抵抗311で電圧降下して給電ハブ対応データ端末2(3)への供給電圧Vabとなる。その給電ハブ対応データ端末2(3)への供給電圧Vabは、図3に図示のように、時間経緯によって異なる電圧である。
供給電圧Vabは、時間経過がt1〜t2の間では、2.7Vから10.1Vの間の一定電圧41であり、この一定電圧41が給電ハブ対応データ端末2(3)の図1に示す接続被検出回路22−2(22−3)に供給されて図2に示す被検出抵抗322(1)及び、給電ハブ1の図1に示す接続検出回路14−2(14−3)における図2に示す検出抵抗311に電流が流れることで、図1の給電管理部17は接続有りを検出する。給電ハブ対応データ端末2(3)の接続被検出回路22−2(22−3)が無い場合は、図2の検出抵抗311に電流が流れないので、図1の給電管理部17は接続無しを検出する。
供給電圧Vabは、時間経過がt3〜t4の間では、14.5Vから20.5Vの間の一定電圧42であり、この一定電圧42が給電ハブ対応データ端末2(3)の図1に示す給電クラス被検出回路23−2(23−3)の図2に示すツェナーダイオード323(2)のツェナー電圧を満たすとFET324(2)がONとなるように構成されており、この時給電ハブ1の図1に示す給電クラス検出回路15−2(15−3)における図2に示す検出抵抗311に、被検出抵抗322(2)の抵抗値に従った電流が流れ、図1の給電管理部17が取得して給電クラスを認識する。
供給電圧Vabは、時間経過がt5〜t6の間では、24Vから27Vの間の一定電圧43であり、この一定電圧43が給電ハブ対応データ端末2(3)の図1に示す給電優先度被検出回路24−2(24−3)の図2に示すツェナーダイオード323(3)のツェナー電圧を満たすとFET324(3)がONとなるように構成されており、この時給電ハブ1の給電優先度検出回路16−2(16−3)における図2に示す検出抵抗311に、被検出抵抗322(3)の抵抗値に従った電流が流れ、図1の給電管理部17が取得して給電優先度を認識する。
そして時間経緯がt7の時に、給電ハブ1が各LANインタフェース10−2,10−3を通して複数の給電ハブ対応データ端末2,3に給電を行う際、給電管理部17により、給電する電力量が予め定められた電力量を超過または超過すると予測される時、認識した給電優先度のうち給電優先度の低いLAN端末への電力供給を停止または制限する。
これにより、データ端末が指示する給電優先度に従った給電を行うことが可能となる。
図4A,図4Bは、図1の給電ハブ1の給電管理部17による複数の給電ハブ対応データ端末2,3への給電制御処理フローチャートの例を示す図である。
給電ハブ1は、まず、データ端末2に対する制御を行う。
初期段階としてIEEE802.3af規格に基づき、接続被検出回路22−2の状態を接続検出回路14−2で検出し、給電管理部17が取得する(S401)。
次に、給電管理部17が接続被検出回路22−2の状態を判断し、接続の有無を認識する(S402)。
接続有りの場合、次に、給電クラス被検出回路23−2の状態を給電クラス検出回路15−2で検出し、給電管理部17が取得する(S403)。
次に、給電優先度被検出回路24−2の状態を給電優先度検出回路16−2で検出し、給電管理部17が取得する(S404)。
そして、給電制御回路13−2をONにしてデータ端末2に電力供給を開始する(S405)。
上記S402において、接続無しの場合は、給電制御回路13−2をOFFにしてデータ端末2に電力供給をしない(S406)。
給電ハブ1は、次に、データ端末3に対する制御を行う。
初期段階としてIEEE802.3af規格に基づき、接続被検出回路22−3の状態を接続検出回路14−3で検出し、給電管理部17が取得する(S407)。
次に、給電管理部17が接続被検出回路22−3の状態を判断し、接続の有無を認識する(S408)。
接続有りの場合、次に、給電クラス被検出回路23−3の状態を給電クラス検出回路15−3で検出し、給電管理部17が取得する(S409)。
次に、給電優先度被検出回路24−3の状態を給電優先度検出回路16−3で検出し、
給電管理部17が取得する(S410)。
次に、給電管理部17は、上記S403で取得したデータ端末2の給電クラスと、上記S409で取得したデータ端末3の給電クラスから、供給する電力量を算出する(S411)。
次に、給電管理部17は、供給する電力量が予め定められた電力量を超過するかを予測判断する(S412)。
S412でYesの場合、次に、給電管理部17は、上記S404で取得したデータ端末2の給電優先度が上記S410で取得したデータ端末3の給電優先度より大きいかを判断する(S413)。
S413でNoの場合、次に、給電管理部17は、給電制御回路13−2をOFFにしてデータ端末2への電力供給を停止する(S414)。
そして、次に、給電管理部17は、給電制御回路13−3をONにしてデータ端末3に電力供給を開始する(S415)。
上記S412でNoの場合も、給電管理部17は、給電制御回路13−3をONにしてデータ端末3に電力供給を開始する(S415)。
上記S408で接続無しの場合および上記S413でYesの場合は、給電制御回路13−3をOFFにしてデータ端末3に電力供給をしない(S416)。
図5は、本発明による給電優先度機能を有するLANシステムの他の実施の形態の構成を示す図である。
本実施の形態は、標準規格IEEE802.3afで示されるデータ端末装置の接続検出を、給電ハブに、形態の異なる複数の接続例えば抵抗型接続検出回路と容量型接続検出回路を設け、データ端末に、抵抗型被接続検出回路と容量型接続被検出回路を優先度に対応して両方または一方を設けることにより、給電ハブで、データ端末の優先度を認識し、給電する電力量が予め定められた電力量を超過または超過と予測される時、認識した優先度の低いLAN端末への電力供給を停止または制限することにある。
図5において、LANシステムは、LANインタフェースケーブル(給電線路)70−8,70−9を用いて電力を供給する給電ハブ7と、給電ハブ7から電力を受電して動作する複数の給電ハブ対応データ端末8,9を含む。複数の給電ハブ対応データ端末は図示では2つの給電ハブ対応データ端末8,9であるが、3つ以上の給電ハブ対応データ端末であってもよい。
給電ハブ7は、端末給電用電源回路71、給電監視回路72、給電制御回路73−8,73−9、本発明による抵抗型接続検出回路74r−8,74r−9、本発明による容量型接続検出回路74c−8,74c−9、給電クラス検出回路75−8,75−9と、各検出回路74r−8,74r−9,74c−8,74c−9,75−8,75−9の出力を図6の給電制御処理フローチャート例に従って処理し給電制御回路73−8,73−9を給電制御する給電管理部77から構成される。
給電制御回路73−8,73−9、本発明による抵抗型接続検出回路74r−8,74r−9、本発明による容量型接続検出回路74c−8,74c−9、給電クラス検出回路75−8,75−9は、複数の給電ハブ対応データ端末分備える。
このうち、給電制御回路73−8、抵抗型接続検出回路74r−8、容量型接続検出回路74c−8、給電クラス検出回路75−8は、一つの給電ハブ対応データ端末図示では給電ハブ対応データ端末8対応の回路であり、LANインタフェースケーブル(給電線路)70−8を介して給電ハブ対応データ端末8に接続される。
また、給電制御回路73−9、抵抗型接続検出回路74r−9、容量型接続検出回路74c−9、給電クラス検出回路75−9は、給電ハブ対応データ端末9対応の回路であり、LANインタフェースケーブル(給電線路)70−9を介して給電ハブ対応データ端末9に接続される。
一方、給電ハブ対応データ端末8は、図示では供給優先度の高いデータ端末であり、LANインタフェースケーブル(給電線路)70−8に接続される受電回路81−8、本発明による抵抗型接続被検出回路82r−8、本発明による容量型接続被検出回路82c−8、給電クラス被検出回路85−8から構成される。
それに対して、給電ハブ対応データ端末9は、図示では供給優先度の低いデータ端末であり、LANインタフェースケーブル(給電線路)70−9に接続される受電回路81−9、本発明による抵抗型接続被検出回路82r−9、給電クラス被検出回路85−9から構成される。
給電ハブ1の抵抗型接続検出回路74r−8(74r−9)と、給電ハブ対応データ端末8の抵抗型接続被検出回路82r−8(給電ハブ対応データ端末9の抵抗型接続被検出回路82r−9)が対をなし、抵抗型接続被検出回路82r−8(82r−9)の状態を抵抗型接続検出回路74r−8(74r−9)で検出し、給電管理部77が取得して、抵抗型接続の有無を判断し、抵抗型接続の有無を認識する。
また、給電ハブ1の容量型接続検出回路74c−8(74c−9)と、給電ハブ対応データ端末2の容量型接続被検出回路82c−8(図示の給電ハブ対応データ端末9では容量型接続被検出回路無し)が対をなす。回路としては、図2のデータ端末の被検出抵抗322に並列に容量を接続し、給電ハブ1が2.7Vから10.1Vの間の供給電圧Vab(41)をデータ端末に対して供給した時、容量の有無を検出する構成とする。この構成により、容量型接続被検出回路82c−8(無し)の状態を容量型接続検出回路74c−8(74c−9)で検出し、給電管理部77が取得して、容量型接続の有無を判断し、容量型接続の有無を認識する。
給電ハブ7の給電管理部77は、抵抗型接続と容量型接続の両方を認識した時供給優先度が高く、抵抗型接続のみ認識した時供給優先度が低いと認識する。
給電ハブ7の給電クラス検出回路75−8(75−9)と、給電ハブ対応データ端末8の給電クラス被検出回路85−8(給電ハブ対応データ端末9の給電クラス被検出回路85−9)が対をなし、給電クラス被検出回路85−8(85−9)の状態を給電クラス検出回路75−8(75−9)で検出し、給電管理部77が取得して、給電クラスを判断して、給電クラスを認識する。
給電ハブ7の給電管理部77は、給電する電力量が予め定められた電力量を超過または超過と予測される時、認識した給電優先度の低いデータ端末図示ではデータ端末9への電力供給を停止または制限する。
これにより、データ端末が指示する給電優先度に従った給電を行うことが可能となる。
図6A,図6Bは、図5の給電ハブ7の給電管理部77による複数の給電ハブ対応データ端末8,9への給電制御処理フローチャートの例を示す図である。
給電ハブ7は、まず、データ端末8に対する制御を行う。
初期段階としてIEEE802.3af規格に基づき、抵抗型接続被検出回路82r−8の状態を抵抗型接続検出回路74r−8で検出し、給電管理部77が取得する(S601)。
次に、給電管理部77が抵抗型接続被検出回路82r−8の状態を判断し、抵抗型接続の有無を認識する(S602)。
抵抗型接続有りの場合、次に、容量型接続被検出回路82c−8の状態を容量型接続検出回路74c−8で検出し、給電管理部77が取得する(S603)。
次に、給電管理部77が容量型接続被検出回路82c−8の状態を判断し、容量型接続の有無を認識する(S604)。
次に、給電クラス被検出回路85−8の状態を給電クラス検出回路75−8で検出し、給電管理部77が取得する(S605)。
そして、給電制御回路73−8をONにしてデータ端末8に電力供給を開始する(S606)。
上記S602において抵抗型接続無しの場合、給電制御回路73−8をOFFにしてデータ端末8に電力供給をしない(S607)。
給電ハブ7は、次に、データ端末9に対する制御を行う。
初期段階としてIEEE802.3af規格に基づき、抵抗型接続被検出回路82r−9の状態を抵抗型接続検出回路74r−9で検出し、給電管理部77が取得する(S608)。
次に、給電管理部77が抵抗型接続被検出回路82r−9の状態を判断し、抵抗型接続の有無を認識する(S609)。
抵抗型接続有りの場合、次に、容量型接続被検出回路(図示では無し)の状態を容量型接続検出回路74c−9で検出し、給電管理部77が取得する(S610)。
次に、給電管理部77が容量型接続被検出回路の状態を判断し、容量型接続の有無を認識する(S611)。
次に、給電管理部77は、給電クラス被検出回路85−9の状態を給電クラス検出回路75−9で検出し、給電管理部77が取得する(S612)。
次に、給電管理部77は、上記S605で取得したデータ端末8の給電クラスと、上記S612で取得したデータ端末9の給電クラスから、供給する電力量を算出する(S613)。
次に、給電管理部77は、供給する電力量が予め定められた電力量を超過するかを予測判断する(S614)。
S614でYesの場合、次に、給電管理部77は、上記S604とS611での容量型接続の有無を比較してデータ端末8の給電優先度がデータ端末9の給電優先度より大きいかを判断する(S615)。
S615でNoの場合、次に、給電管理部77は、給電制御回路73−8をOFFにしてデータ端末8への電力供給を停止する(S616)。
そして、次に、給電管理部77は、給電制御回路73−9をONにしてデータ端末9に電力供給を開始する(S617)。
上記S614でNoの場合も、給電管理部77は、給電制御回路73−9をONにしてデータ端末9に電力供給を開始する(S617)。
上記S609で無しの場合および上記S615でYesの場合は、給電制御回路73−9をOFFにしてデータ端末9に電力供給をしない(S618)。
本発明による給電優先度機能を有するLANシステムの実施の形態の構成を示す図である。 図1における給電ハブの検出回路とデータ端末の被検出回路の基本回路を示す図である。 図2における供給電圧の例を示す図である。 図1の給電ハブの給電管理部による複数の給電ハブ対応データ端末への給電制御処理フローチャートの例を示す図である。 図1の給電ハブの給電管理部による複数の給電ハブ対応データ端末への給電制御処理フローチャートの例を示す図である。 本発明による給電優先度機能を有するLANシステムの他の実施の形態の構成を示す図である。 図5の給電ハブの給電管理部による複数の給電ハブ対応データ端末への給電制御処理フローチャートの例を示す図である。 図5の給電ハブの給電管理部による複数の給電ハブ対応データ端末への給電制御処理フローチャートの例を示す図である。
符号の説明
1,7:給電ハブ、10−2,10−3,70−8,70−9:LANインタフェースケーブル(給電線路)、11,71:端末給電用電源回路、12,72:給電監視回路、13−2,13−3,73−8,73−9:給電制御回路、14−2,14−3:接続検出回路、15−2,15−3,75−8,75−9:給電クラス検出回路、16−2,16−3:給電優先度検出回路、17,77:給電管理部、2,3,8,9:給電ハブ対応データ端末、21−2,21−3,81−8,81−9:受電回路、22−2,22−3:接続被検出用回路、23−2,23−3,85−8,85−9:給電クラス被検出回路、24−2,24−3:給電優先度被検出回路、31:給電ハブの検出回路、32:データ端末の被検出回路、311:検出抵抗、322:被検出抵抗、41,42,43:一定電圧、74r−8,74r−9:抵抗型接続検出回路、74c−8,74c−9:容量型接続検出回路、82r−8,82r−9:抵抗型接続被検出回路、82c−8:容量型接続被検出回路。

Claims (1)

  1. LAN配線を用いて電力を供給する給電ハブと前記給電ハブから電力を受電して動作する複数のLAN端末を含むLANシステムにおいて、
    前記LAN端末は、第一の所定電圧が印加された場合に、所定の電流値により自LAN端末が接続されている旨を通知する接続通知手段と、第二の所定電圧が印加された場合に自LAN端末が必要とする電力量のクラスを電流値により通知する給電クラス通知手段と、第三の所定電圧が印加された場合に優先的に給電を要求するか否かを電流値により通知する給電優先度通知手段と、を有し、
    前記給電ハブは、前記LAN配線に前記第一の所定電圧を印加して前記接続通知手段からの電流値を監視し前記LAN端末が接続されているか否かを検知する接続検知手段と、前記LAN端末に前記第二の所定電圧を印加して前記給電クラス通知手段からの電流値を監視し前記LAN端末が必要とする電力量のクラスを検知する給電クラス検知手段と、前記LAN端末に前記第三の所定電圧を印加して前記給電優先度通知手段からの電流値を監視し前記LAN端末が優先的に給電を要求するか否かを検知する給電優先度検知手段と、前記LAN端末に前記給電クラス検知手段で認識した所定電力を供給する給電手段と、を有し、
    前記給電ハブは、前記LAN端末が前記LAN配線に接続されている状態であることを検知した場合に、前記給電クラス検知手段および前記給電優先度検知手段を起動して、前記給電手段が前記LAN端末への給電を開始する前に、前記LAN端末の各々が必要とする電力量の総和予め定められた電力量を超過するかを予測し、当該予め定められた電力量を超過すると予測するならば、前記給電優先度検知手段が認識した給電優先度の低いLAN端末への電力供給を停止または制限することを特徴とする給電優先度機能を有するLANシステム。
JP2006111714A 2006-04-14 2006-04-14 給電優先度機能を有するlanシステム Active JP4929809B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006111714A JP4929809B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 給電優先度機能を有するlanシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006111714A JP4929809B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 給電優先度機能を有するlanシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007288401A JP2007288401A (ja) 2007-11-01
JP4929809B2 true JP4929809B2 (ja) 2012-05-09

Family

ID=38759771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006111714A Active JP4929809B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 給電優先度機能を有するlanシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4929809B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5228612B2 (ja) * 2008-05-14 2013-07-03 富士通株式会社 給電仲介装置、給電システム、給電仲介方法および給電方法
JP2010245929A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Nec Infrontia Corp 電話機、電話機を用いた給電方法およびプログラム
JP6024389B2 (ja) * 2012-10-29 2016-11-16 株式会社バッファロー ネットワークシステム、給電側機器、受電側機器、および、ネットワークシステムにおいて消費電力を低減する方法
JP2015192358A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 株式会社ナカヨ 停電時給電制御機能を有する通信システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3747564B2 (ja) * 1997-04-28 2006-02-22 株式会社日立製作所 ディスプレイ装置
JPH11143446A (ja) * 1997-11-13 1999-05-28 Hitachi Ltd ディスプレイ装置
US6473608B1 (en) * 1999-01-12 2002-10-29 Powerdsine Ltd. Structure cabling system
JP2000316008A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Nakayo Telecommun Inc 給電可能としたatmバスシステムおよび該atmバスシステムに用いる分岐装置
JP4170939B2 (ja) * 2004-03-18 2008-10-22 富士通株式会社 電源供給システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007288401A (ja) 2007-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2521041B1 (en) Electronic modules with automatic configuration
EP3149601B1 (en) Systems for setting the address of a module
US10491102B2 (en) Semiconductor device, control method of semiconductor device, and feeding system
EP3047705B1 (en) Power splitter for a variable number of loads and power splitting method
WO2014094295A1 (zh) 电源供电方法及装置
JP4929809B2 (ja) 給電優先度機能を有するlanシステム
EP3254405B1 (en) Powered device, power sourcing equipment device, power-over-ethernet network system, and methods therefore
JP2010081673A (ja) バッテリシステム及びバッテリパック
EP3035200B1 (en) Systems and methods for automatic detection of a device
JP6681292B2 (ja) 電子機器および電子機器の制御方法
JP2006256547A (ja) 電子制御装置
US10969807B2 (en) In-line power conditioning for multi-drop data bus
JP2014023362A (ja) 制御装置、被制御装置、制御方法及び制御プログラム
EP3273324B1 (en) Power tap with adjustable configuration
CN107024237B (zh) 具有至少两个外围单元和一个传感器的装置
CN111512247A (zh) 用于自动化工程中的现场设备的现场设备电子器件
EP3209001A1 (en) Auto-addressing of communication nodes
CN110262298B (zh) 运算单元以及控制装置
CN108513656B (zh) 控制方法、usb系统和电子装置
JP2008108094A (ja) オプション基板の識別回路、識別方法及びそれらを使ったインバータ装置
US10784796B2 (en) Electronic device and power supply method thereof
CN109669908B (zh) 接口优先排程及解决冲突的控制电路及操作方法
JP6555732B2 (ja) 蓄電池管理装置及び蓄電池管理方法
EP3273563B1 (en) Intelligent power tap for providing power and communicating in industrial automation applications
JP6378017B2 (ja) 電源監視装置および電源監視方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4929809

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250