JP4928995B2 - 生体情報管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、対象生体たる使用者が所望する目標を達成するまでのペースラインを提供することのできる生体情報管理システムに関する。
対象生体たる使用者の体調を管理するために、体重計や生体情報管理装置を用いて、体重や、体脂肪その他の生体データが取得される。これらのデータは、その推移を管理することにより、健康回復やダイエットに利用することができる。このデータの推移は、ペースラインとして表されるものであって、生体データ及び体重の中から、使用者の体調管理に適した情報を選定して、この情報が目標値へ近づくように、時間をかけて徐々に減少又は増大する曲線である。使用者は、このペースラインに沿うように、食事や運動をコントロールすることで、目的を達成することができる。
特開2002−200086号公報
しかしながら、従来の生体情報管理装置においては、初期に取得した情報に基づいて目標値へ向かうペースラインを生成することはできるものの、時間の経過に伴って、様々な要因によって、得られる生体情報がペースラインから外れてしまった場合に対処が難しいことが少なくない。すなわち、生体情報がペースラインから外れてしまった場合には、使用者の生体情報をペースラインに再び乗せるために、無理な食事制限や強い運動を行うことがあり、これにより却って健康を害してしまうおそれがあった。
そこで本発明は、生体情報が初期ペースラインから外れてしまったとしても、無理のない生活を継続でき、かつ、目標値を達成することのできる生体情報管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の生体情報管理システムにおいては、対象生体の初期生体情報を取得する初期生体情報取得手段と、前記初期生体情報取得手段によって入力された、パラメータとしての前記初期生体情報から算出した所定の幅を有し、前記初期生体情報を目標値に近づける初期ペースラインを生成する初期ペースライン生成手段と、前記ペースライン生成後の前記対象生体の経過生体情報を取得する経過生体情報取得手段と、前記経過生体情報取得手段によって取得された、パラメータとしての前記経過生体情報から算出した所定の幅を有し、前記経過生体情報を前記目標値に近づける修正ペースラインを生成する修正ペースライン生成手段と、前記初期ペースライン又は前記修正ペースラインを、前記所定の幅をもって出力する出力手段と、を備え、前記修正ペースライン生成手段は、前記経過生体情報取得手段により取得された前記経過生体情報が、前記初期ペースラインの前記所定の幅内に収まっているか否かを判定し、前記所定の幅内に収まっていない場合には、前記対象生体の経過生体情報が前記所定の幅内に収まる前記修正ペースラインを生成し、前記出力手段は、前記初期ペースラインに代えて、前記修正ペースラインを出力することを特徴とする。
また、本発明の生体情報管理システムにおいて、前記初期生体情報は、前記対象生体に関して入力することによって取得される入力情報と、前記対象生体について測定することによって取得される測定情報と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の生体情報管理システムにおいて、前記経過生体情報は、前記対象生体に関して入力することによって取得される入力情報、及び、前記対象生体について測定することによって取得される測定情報、のうち少なくとも前記測定情報を含むことを特徴とする。
また、本発明の生体情報管理システムにおいて、前記入力情報は、前記ペースラインのタイプを選定するためのペースライン選定情報を含むことを特徴とする。
また、本発明の生体情報管理システムにおいて、前記入力情報は、前記ペースラインの管理期間情報及び目標値情報を含むことを特徴とする。
また、本発明の生体情報管理システムにおいて、前記入力情報は、前記対象生体の身長、年齢、性別、身体部位の周囲径、血圧の少なくとも一つを含むことを特徴とする。
また、本発明の生体情報管理システムにおいて、前記生体情報管理システムは、前記対象生体の体重を測定するための体重測定部を備え、前記測定情報は、前記体重測定部が測定した体重を含むことを特徴とする。
また、本発明の生体情報管理システムにおいて、前記生体情報管理システムは、前記対象生体の生体インピーダンスを測定するための電極部材を備え、前記測定情報は、体脂肪率、体水分率、筋肉量、基礎代謝量、骨量、除脂肪量、体水分量、及び内臓脂肪レベルのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする。
また、本発明の生体情報管理システムにおいて、単一の筐体内に収容された生体情報管理装置を構成することを特徴とする。
また、本発明の生体情報管理システムにおいて、前記初期生体情報又は前記経過生体情報に対応した生体情報管理に関連した情報を提供する情報提供手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の生体情報管理システムにおいて、電気通信ネットワークへの接続を可能とする接続手段と、前記接続手段を用いて接続したウエブサイトの履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、前記初期生体情報又は前記経過生体情報に対応した生体情報管理に関連した情報、及び/又は該生体情報管理に関連した情報が掲載されたウエブサイトへのリンク情報を提供する情報提供手段と、を備え、前記情報提供手段は、前記履歴情報記憶手段に記憶された前記履歴情報に基づいて、前記初期生体情報に関連した情報、及び/又は前記リンク情報を提供することを特徴とする。
本発明によると、初期に取得した生体情報に基づいて初期ペースラインを生成することができるだけでなく、初期ペースライン生成後の生体情報の経過情報に基づいて初期ペースラインを修正した修正ペースラインを生成することができ、これにより、生体情報が初期ペースラインから外れてしまったとしても、無理のない生活を継続しつつ目標値を達成することができる。
以下、本発明の第1実施形態に係る生体情報管理システムについて、図1及び図2を参照しつつ詳しく説明する。図1は、第1実施形態に係る生体情報管理システムの構成を示すブロック図、図2は、第1実施形態に係る生体情報管理システムに用いられる生体測定装置を示す外観斜視図である。なお、図2は、後述の第3実施形態に係る生体情報管理システムの生体情報管理装置を示す外観斜視図でもある。
図1に示すように、本実施形態に係る生体情報管理システム50は、生体測定装置1と、外部機器70(例えばパーソナルコンピュータ)と、サーバ90と、を有する。以下に、各構成要素の詳細な構成について説明する。
図1に示すように、生体測定装置1は、表示部21、操作部22、フットスイッチ23、ロードセル60(体重測定部)、及び電極部材30を有する。
図2に示すように、操作部22(初期生体情報取得手段及び経過生体情報取得手段)は、生体測定装置1のカバー部材20上に、複数のスイッチからなるフットスイッチ23(初期生体情報取得手段及び経過生体情報取得手段)はカバー部材20の側面に、それぞれ配置されている。また、カバー部材20上には、表示部21、及び、4枚の電極31a、31b、32a、32bからなる電極部材30が配置されている。生体測定装置1内には、電極部材30に対応する位置にロードセル60(体重測定部)が配置されている。カバー部材20は樹脂(例えば、ABS樹脂(アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン共重合体))を成形してなる略矩形板状部材であり、表示部21としては、例えば、液晶を用いたものを採用する。操作部22としては、例えば、ボタン式、タッチセンサ式、ダイヤル式などを用いることができる。
図1に示すように、表示部21、操作部22、フットスイッチ23、電極部材30、及びロードセル60(体重測定部)は、制御部(制御回路)12に接続されている。制御部12には、電源部(電源回路)13、及び記憶部(例えば、RAM(Random Access Memory))14が接続されている。
本発明による生体情報管理の対象となる使用者(対象生体)は、操作部22、フットスイッチ23を操作することにより、自身に関する生体情報(初期生体情報、経過生体情報)を随時入力して記憶部14に記憶させることができるようになっている。また、操作した操作部22又はフットスイッチ23に対応したデータを記憶部14から読み出して表示部21に表示させることができ、また、記憶部14にあらかじめ記憶させた測定モードの選択や、測定結果を順次表示させることができる。表示部21には、入力結果及び測定結果のほか、これらに基づいて算出されるペースライン(後述)を表示することもできる。なお、制御部12及び記憶部14は、図1以外では図示を省略しているが、生体測定装置1の任意の位置、例えば、カバー部材20の下面や、又は、表示部21若しくは操作部22と一体化して、適宜配置することができる。
電極部材30(初期生体情報取得手段及び経過生体情報取得手段)は、通電電極31a、32a、及び測定電極31b、32bを備えるものであって、接触した生体(使用者)の生体データの測定に用いられる。通電電極31aと測定電極31b、及び、通電電極32aと測定電極32bは、それぞれ対をなすように配置されており、測定は、使用者が左足を通電電極31a及び測定電極31bの対の上に載せ、さらに右足を通電電極32a及び測定電極32bの対の上に載せることにより開始されるようになっている。
ロードセル60(初期生体情報取得手段及び経過生体情報取得手段)は、加重により歪みを生じる金属製の起歪体と、起歪体上に配置される歪み測定部(歪みゲージ)とを備え、撓みばり状の歪みセンサを構成する。ロードセル60は、生体情報管理装置10内であって、電極部材30に対応する位置に配置されており、使用者がカバー部材20上に載ったときに、その負荷が起歪体に伝達されるようになっている。
ここで、生体情報とは、管理の対象となる使用者(対象生体)に関する情報であって、操作部22、フットスイッチ23、又は後述のキーボード71を用いた入力操作によって取得する生体情報(入力情報)と、電極部材30及びロードセル60を用いた測定動作によって取得する生体情報(測定情報)と、を含む。入力情報及び測定情報は、初期ペースラインを生成するために初めに取得される情報(初期生体情報)と、管理開始後の対象生体の状態を示すとともに初期ペースラインを修正した修正ペースラインを生成するために取得される情報(経過生体情報)と、に大別することができる。
入力情報としては、例えば、身長、年齢、性別、身体部位の周囲径(例えば、ウエスト、上腕、大腿)、血圧、食事内容のほか、作成するペースラインのタイプを選定(クラス分け)するためのペースライン選定情報や、ペースラインの対象となる測定値の種類と目標値がある。ペースライン選定情報は、管理の目的及び管理期間を選定するための情報であって、管理の目的としては、例えば、減量、痩身(ダイエット)、体脂肪や内臓脂肪の減少、体力の回復、出産後の体調維持、体力の増強、運動選手として必要な特定の項目(例えば筋力や体重)の向上、が挙げられる。ペースラインの対象となる測定値の種類は、ペースライン選定情報によっては、その設定作業によって自動的に決まることもあるが、そうでない場合は、例えば体重を指定する。目標値については、入力することで設定することができるほか、例えば体力回復が目的である場合では、対象生体の身長、性別、年齢その他の情報によって定まる理想値を目標値として自動的に設定することもできるようになっている。このようなペースライン選定情報によって、ペースラインのタイプが選定されるが、ペースラインのタイプとしては、例えば、減量若しくは痩身(ダイエット)の目的のために漸次体重を減らすように構成されたもの、体脂肪や内臓脂肪の減少の目的のために漸次体脂肪や内臓脂肪を減らすように構成されたもの等がある。さらには、例えば、前記漸次体重を減らすように設定されたペースラインであっても、もともとかなりの肥満体の使用者が理想体重まで減量することが目的である場合には傾斜を強く設定されたペースライン、一方、やや肥満気味の使用者が理想体重まで減量することが目的である場合には傾斜を緩やかに設定されたペースライン、というように、使用者ごとに適切なペースラインが選定可能なように、種々のペースラインのタイプが存在する。
測定情報としては、例えば、電極部材30によって測定する生体インピーダンスや、ロードセル60によって測定する体重がある。これらの情報により、例えば、体脂肪率、体水分率、筋肉量、基礎代謝量、骨量、除脂肪量、体水分量、及び内臓脂肪レベルを算出することができ、これら算出された数値も測定情報に含まれるものである。
入力情報は、管理開始時に入力した後は、管理期間を通じて変化しないものが多いため、基本的には初期生体情報として用いられるが、もちろん管理開始後に修正、変更その他の目的で、経過生体情報として改めて入力することもできる。これに対して、測定情報は、基本的には、管理開始時の数値と、所定時間経過時の数値と、を比較するものであるため、初期生体情報及び経過生体情報のいずれにも該当する。
次に、外部機器70は、例えば本発明による生体情報管理の対象となる使用者(対象生体)が所有するパーソナルコンピュータであればよく、生体測定装置1の制御部12に接続されたCPU77、入力手段としてのキーボード71、出力手段としてのモニタ72、メモリ73、及び、接続手段としてのモデム74、を有する。
外部機器70は、生体測定装置1の操作部22及びフットスイッチ23を用いた入力操作によって取得する入力情報や、生体測定装置1による測定で得られた測定情報を、生体測定装置1から伝達可能な構成とされており、例えば、インターフェース(図に示さず)を介してLANケーブルによって常時接続、或いは必要に応じて接続されてもよいし、USB(Universal Serial Bus)接続型の記憶媒体によって伝達可能な構成とされていてもよい。
キーボード71、モニタ72、メモリ73、及びモデム74は、CPU77によって動作を制御されている。使用者(対象生体)は、操作部22、フットスイッチ23に代えて、又は、操作部22、フットスイッチ23とともに、キーボード71を用いて生体情報を入力することができる。入力結果は、表示部21に代えて、又は表示部21とともに、モニタ72に表示される。モニタ72には、(1)電極部材30による測定電圧、測定電圧から算出される生体インピーダンス、及び、生体データ、(2)ロードセル60によって測定された体重、並びに、(3)演算回路95によって算出される初期ペースライン及び修正ペースライン(後述)などが表示される。さらに、入力結果は、記憶部14に代えて、又は、記憶部14とともに、メモリ73に記憶される。
本実施形態において入力手段はキーボード71を示したが、キーボードに加えて、マウスその他の入力機器を用いることもできる。モニタ72としては、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイその他の表示機器のほか、プリンタその他の印刷機器を用いることができる。メモリ73は、例えばRAM(Random Access Memory)を使用する。
また、使用者が閲覧したウエブサイトの履歴情報が、メモリ73(履歴情報記憶手段)に記憶されるようになっている。
外部機器70は、外部と通信が可能な手段としてのインターネット網80を介して、サーバ90と接続されている。サーバ90は、サーバメモリ91、演算回路95、及び制御部97を備える。サーバメモリ91及び演算回路95は、制御部97によって動作を制御されている。なお、外部と通信が可能な手段として、本実施形態ではインターネット網80を示したが、本発明はこれに限られず、携帯電話通信網その他の電気通信ネットワークを採択することが可能である。
サーバ90は、操作部22、フットスイッチ23、キーボード71を用いた入力操作、或いは、電極部材30及びロードセル60を用いた測定動作、によって取得された生体情報(初期生体情報及び経過生体情報)を、外部機器70からインターネット網80を介して受け取ることができるようになっており、その生体情報をサーバメモリ91に格納する。さらに、受け取った生体情報に基づいて、演算回路95は、サーバメモリ91にあらかじめ記憶されたプログラムに従って、ペースライン(初期ペースライン、修正ペースライン)を生成することができるようになっている。ここで生成されたペースラインに関する情報が、インターネット網80を介して外部機器70に送られ、外部機器70のモニタ72や、生体測定装置1の表示部に表示することができる。
また、サーバメモリ91には、生体情報管理に関連した情報が、生体情報とペースラインとの関係に対応づけられたテーブルとして、記憶されている。制御部97は、生体情報管理の経過に応じて、例えば、ある経過時間における生体情報と初期ペースライン(修正ペースライン)との関係に応じて、その情報を適宜抽出して、外部機器70に送信し、外部機器70では、モニタ72上に、生体情報管理に関連した情報を表示させることができるようになっている。この生体情報管理に関連した情報の例としては、ペースラインに沿って管理するために必要な食事の例や運動量の目安(運動の種類とその具体的内容)、睡眠時間その他の健康情報が挙げられる。この生体情報管理に関連した情報は、初期ペースラインが修正されて修正ペースラインが生成された場合は、修正ペースラインに沿ったものであることが好ましく、使用者の目的に沿って使用者ごとに適切な情報が提供されるようにする。そのために使用者ごとに、何時如何なる情報を提供したのかを、その都度サーバメモリ91に記憶させるとともに、その過去のデータを反映させながら、可能な限り同一情報が同一使用者に対して提供されることがなく、提供される情報の順番も順を追った適切なものとなるように、情報が抽出されるようになっている。
さらに、サーバメモリ91には、生体情報管理に関連した情報が開示されたウエブサイトへのリンク情報が記憶されており、制御部97(情報提供手段)は、生体情報管理の目的や、生体情報とペースラインとの関係に応じて、適当なウエブサイトのリンク情報を選択的にインターネット網80を介して外部機器70に送ることができ、外部機器70ではそれをモニタ72に表示させることができるようになっている。このウエブサイトは、サーバ90のサーバメモリ91に記憶されたものが好ましいが、それ以外のものであってもよい。
また、使用者が閲覧したウエブサイトの履歴情報が、サーバメモリ91(履歴情報記憶手段)に記憶されるようになっている。制御部97は、使用者のウエブサイトの閲覧状況を監視・分析して、その使用者が関心を持っている生体情報管理に関連した情報を見出して、閲覧情報に応じて生体情報管理に関連した情報や、関連するウエブサイトのリンク情報を外部機器70に送り、その生体情報管理に関連した情報や関連するウエブサイトのリンク情報は、外部機器70がモニタ72に表示することによって提供される。例えば、使用者が、痩身(ダイエット)を目的として本発明による生体情報管理システム50を利用し始め、それに伴って痩身(ダイエット)に関連した情報が掲載されたウエブサイトを頻繁に閲覧していたところ、管理期間が経過するに伴って、体重の減少がみられるようになった時期から、その使用者が筋力向上に関連した情報が掲載されたウエブサイトを頻繁に閲覧するようになった場合において、これらのウエブサイトの履歴情報をサーバ90において分析し、その使用者の関心が痩身(ダイエット)から筋力向上に変化したものと判断して、筋力向上に関連した情報を提供するようにする。なお、使用者が閲覧できるウエブサイトがサーバメモリ91に保存されたウエブサイトに限定することができると、あらかじめ、履歴情報に対応した生体情報管理に関連した情報を用意しやすいため好ましい。
以上のように構成された生体情報管理システム50の、生体測定装置1により生体情報を測定するため、使用者が、左足裏を通電電極31a及び測定電極31bに、右足裏を通電電極32a及び測定電極32bに、それぞれ接触させつつカバー部材20上に立つと、制御部12による制御のもと、通電電極31a、32aを介して、電源部13から左右の足裏に交流電流が供給される。供給された電流は、測定電極31b、32bを介して、左右の足裏間の電圧(電位差)として、測定される。制御部12においては、記憶部14にあらかじめ保存されたプログラムにしたがって、供給された電流値と測定された電圧値とから、使用者の両足間の生体インピーダンス(生体電気インピーダンス)(初期生体情報及び経過生体情報)を算出する。また、使用者がカバー部材20上に載ると、その負荷によりロードセル60は下方に撓み、この撓みによる抵抗値の変化に基づいて、制御部12において、記憶部14にあらかじめ保存された算出プログラムによって、初期生体情報及び経過生体情報としての使用者の体重が算出される。
次に、生体情報管理システム50の演算回路95によるペースラインの生成の一例について説明する。ここでは、通常の期間で体重を目標値まで減量する場合の例を、図3を参照しつつ説明する。図3は、横軸に経過時間T、縦軸に体重W(単位:kg)をとった初期ペースラインを示すグラフであって、初期ペースラインはあらかじめ定めた幅をもって表示される。なお、図3では、簡略化のために経過時間Tの単位を月としている。
まず、初期ペースラインの生成は初期生体情報に基づいて、次の式1によって生成する。
W=W+C・T ・・・(式1)
ここで、W(単位:kg)は管理期間中の体重(ペース体重)、W(単位:kg)は目標体重(理想体重)、Cは体重管理係数、Tは経過時間(単位:)である。図3の例では、初期体重Wは90kg、目標体重Wは65kgであり、管理開始から目標体重Wに到達するまでの期間である30ヶ月が管理期間(減量期間)T(単位:)となる。
式1のうち、体重管理係数Cは、以下の式2で表される変数である。
=a[[(W−W)/T]・(T−T)] ・・・(式2)
ここで、aは経過時間Tとともに変化する変数、W(単位:kg)は初期体重である。
また、目標体重W(単位:kg)は、次式(3)により算出される。
=Wbmi+C・%FAT+C・W ・・・(式3)
ここで、Wbmiは、初期生体情報から算出されるBMI(Body Mass Index)指数から求めた理想体重、C及びCは所定の定数、%FATは体脂肪率、Wは管理開始時に測定した生体インピーダンスから算出される筋肉量である。
初期ペースラインは、所定の幅をもって生成される。この幅W(単位:kg)は、以下の式4によって算出される。
=(C・%FAT/C・W)・W ・・・(式4)
ここで、C、Cは所定の定数である。このように、ペースラインは所定の幅をもって生成されるので、使用者に対して過度の精神的な負担を強いることが無く、生体情報管理に対するモチベーションを低下させることがない。
また、管理期間Tは、次の式5によって決定される。
=|W−W|/D*B ・・・(式5)
ここで、Dは目標体重変化量、Bはペース係数である。このペース係数Bは、初期情報として入力する管理の目的に対応する定数であって、例えば、運動選手が短期間で減量を図る場合のペース係数Bは、無理なく時間をかけて減量する場合のペース係数Bよりも大きい値となる。
以上の式1乃至式5は、体重を減少(減量)する場合に用いられるが、体重以外の生体情報を減少させていく場合も同様に考えることができる。例えば、体脂肪率Fを減少させていく場合は、式1に代えて次の式6を用いる。
F=F+A・C・T ・・・(式6)
ここで、F(単位:%)は管理期間中の体脂肪率(ペース体脂肪率)、F(単位:%)は目標体脂肪率(理想体脂肪率)、Cは体重管理係数と共通する体脂肪率係数である。式6では、所定の定数Aを用いることによって、体重W、目標体重WをF、Fに置き換えるだけで、式1と同様の式とすることができる。
また、病後の体力回復過程のように、体重を増加させていく場合にあっては、例えば式1の符号を変更した次の式7を用いて初期ペースラインを生成することができる。
W=W−C・T ・・・(式7)
このように符号を変更することによって、体重以外の生体情報を増加させていく場合にも対応することができる。
式1乃至式7は、初期ペースラインに関するものであるが、生体情報管理システム50においては、管理開始後の所定の経過時間Tにおいて新たにペースライン(修正ペースライン)を生成することができる。すなわち、式2の初期体重Wを、管理開始後のある経過時間Tにおける体重Wに置き換えることによって、新たなペースライン(修正ペースライン)を生成することができる。これにより、体重が初期ペースラインの幅Wから外れてしまったとしても、急激に体重を増減させて無理に初期ペースラインにもどす必要がなく、生体情報の管理を安全に継続することができる。
この場合の管理期間Tは、式5の初期体重Wを体重Wに置き換えて算出してもよいが、初期ペースラインにおける管理期間Tからすでに経過した経過時間Tを減じた時間(T−T)を適用することもできる。これによれば、修正があったにもかかわらず、管理開始時に設定した管理時間内で管理を終了させることができるとともに、体重が初期ペースラインの幅Wから外れてしまったとしても、新たに生成した修正ペースラインに沿って管理することで、無理なく管理を継続することができる。
つづいて、図4を参照しつつ、体重管理を例に挙げて、管理開始からペースラインの修正までの流れについて説明する。ここで、図4は、初期生体情報の取得、初期ペースラインの生成、及び、修正ペースラインの生成についての流れを示すフローチャートである。
本発明による生体情報管理システム50を稼働すると(ステップS1)、まず初期生体情報の取得を行う(ステップS2)。初期生体情報の取得は、操作部22、フットスイッチ23、及び/又はキーボード71を用いて入力することにより、並びに、電極部材30及びロードセル60を用いた測定結果から算出することにより、行う。このようにして取得された初期生体情報は、インターネット網80を介してサーバ90に送られ、サーバメモリ91に格納される。制御部97は、初期生体情報に基づいて、演算回路95に初期ペースラインを生成させる指示信号を出力して、この信号を受けた演算回路95が作成した初期ペースラインは、サーバメモリ91に記憶されると共に、インターネット網80を介して外部機器70に送られ、モニタ72及び/又は表示部21に表示し、メモリ73及び/又は記憶部14に記憶され(ステップS3)、管理期間が開始される。
その後、使用者は、管理期間中の任意の時間ごとに(例えば、1日1回)、生体情報の測定を行い、又は、生体情報を入力して、サーバ90に送信する。これによりサーバ90において経過生体情報を取得し、サーバメモリ91に記憶させる(ステップS4)。制御部97は、取得された経過生体情報に応じて、使用者ごとに適切な生体情報管理に関連した情報をサーバメモリ91から抽出して外部機器70に送信し、表示部21、及び/又はモニタ72に表示する。また、使用者のウエブサイトの閲覧状況を監視・分析して、その使用者が関心を持っている生体情報管理に関連した情報を見出して、閲覧情報に応じて生体情報管理に関連した情報や、関連するウエブサイトのリンク情報を、表示部21、及び/又はモニタ72に表示する。
制御部97は、取得した経過生体情報のうちの体重が、目標値に到達したかどうかを判定する(ステップS6)。目標値に達していない場合(ステップS6でNo)は、次のようにフィードバック処理を行う。
体重が初期ペースラインの幅の中に収まっているか否かを判定する(ステップS7)。初期ペースラインの幅の中に収まっている場合(ステップS7でNo)は、初期ペースラインを維持して再び経過生体情報を取得する(ステップS4)。これに対して、体重が初期ペースラインの幅内に収まっていないペース異常の場合(ステップS7でYes)は、制御部97は、演算回路95に対して、修正ペースラインを生成するように指示信号を出力する。この信号を受けた演算回路95は、サーバメモリ91にあらかじめ記憶されたプログラムにしたがって修正ペースラインを生成し、生成された修正ペースラインは、サーバメモリ91に記憶されると共に、インターネット網80を介して外部機器70に送られ、モニタ72及び/又は表示部21に表示し、メモリ73及び/又は記憶部14に記憶される(ステップS8)。この後の管理は、生成された修正ペースラインに基づいて行われ、再び経過生体情報の取得が行われる(ステップS4)。
経過生体情報の取得(ステップS4)及び情報の提供(ステップS5)は、体重が目標値に達するまで繰り返し行われる。体重が目標値に達したことにより(ステップS6でYes)、管理は終了する(ステップS9)。なお、以上に説明した管理開始からペースラインの修正までの流れは、生体測定装置1、外部機器70、及びサーバ90が常時接続されていることによって、使用者が生体情報を送信したときにリアルタイムに処理され、直ちに修正ペースラインや生体情報管理に関連した情報などがモニタ72、表示部21において表示されることが望ましい。
以上のように構成されたことから、上記実施形態によれば、次の効果(1)〜(6)を奏する。
(1)少なくとも初期ペースラインが提供されるため、生体情報の管理の指針を得ることができる。
(2)ペースラインは所定の幅Wをもって生成されるので、使用者に対して過度の精神的な負担を強いることが無く、生体情報管理に対するモチベーションを低下させることがない。また、使用者の経過生体情報を取得することによってフィードバック処理が行われ、管理対象の生体情報が初期ペースラインの幅Wから外れてしまったとしても、初期ペースラインを修正した修正ペースラインが生成される。この修正ペースラインは、初期ペースラインの幅から外れてしまった管理対象値を、徐々に目標値に近づけるようなペースラインであるため、急激に体重を増減させて無理に初期ペースラインにもどす必要がなく、これにより、生体情報の管理を安全に継続することができる。
(3)修正ペースラインは、初期ペースラインの管理期間満了時に目標値に達するように設定することができるため、初期ペースラインから外れてしまったにもかかわらず、予定の管理期間内に管理を終えることができる。
(4)表示部21、モニタ72上には、使用者ごとに適切な生体情報管理に関連した情報が表示されるため、使用者は、目標達成のための行動(例えば運動、食事)の具体的な指針を得ることができ、効果的な管理を実現することができる。
(5)表示部21、モニタ72上に表示される情報は、修正ペースラインが生成された場合は、修正後のペースラインに沿ったものとなるため、使用者は、初期ペースラインから外れたことを特別に意識することなく、無理のない生活を継続することができる。
(6)使用者のウエブサイトの閲覧状況を監視・分析して、その使用者が関心を持っている生体情報管理に関連した情報を見出し、閲覧情報に応じて生体情報管理に関連した情報や、関連するウエブサイトのリンク情報を提供できることから、使用者に対して、生体情報の管理への高い関心を持たせることができるとともに深い知識を与えることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る生体情報管理システム50について、図5を参照しつつ詳しく説明する。図5は、第2実施形態に係る生体情報管理システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第1実施形態に係る生体情報管理システム50では、インターネット網80を介して外部機器70と外部のサーバ90との通信を行って、サーバ90の演算回路95において、ペースライン(初期ペースライン、修正ペースライン)を生成し、使用者ごとに適切な生体情報管理に関する情報やウエブサイトのリンク情報が抽出され提供されるものであるが、これに対して、第2実施形態に係る生体情報管理システム50は、サーバ90において行っていた処理を、外部機器70において行うものである。
第2実施形態に係る生体情報管理システム50は、生体測定装置1と、外部機器70と、を有する。なお、生体測定装置1については、第1実施形態に係るものと実質的に同一の機能及び同一の構成を有するものであるため、詳細な説明は省略する。また、生体測定装置1と外部機器70との接続は、第1実施形態と同様である。
外部機器70は、例えば本発明による生体情報管理の対象となる使用者(対象生体)が所有するパーソナルコンピュータであればよく、生体測定装置1の制御部12に接続されたCPU77、入力手段としてのキーボード71、出力手段としてのモニタ72、メモリ73、及び演算回路75を有する。キーボード71、モニタ72及びメモリ73については、第1実施例に係るものと実質的に同一の機能及び同一の構成であるため、詳細な説明は省略する。
第2実施形態に係る生体情報管理システム50は、第1実施形態におけるサーバ90において行っていた処理を、外部機器70において行うため、そのために必要なプログラムが外部機器70のメモリ73にインストールされている。これにより、第1実施形態におけるサーバメモリ91に記憶される情報(生体情報、生体情報管理に関連した情報、使用者が閲覧したウエブサイトの履歴情報、ウエブサイトのリンク情報)が、外部機器70のメモリ73に記憶される。また、第1実施形態におけるサーバ90の制御部97による処理が、外部機器70のCPU77で行われるようにする。さらに、第1実施形態におけるサーバ90の演算回路95で行うペースライン(初期ペースライン、修正ペースライン)の生成が、外部機器70の演算回路75で行われる。
以上のように構成された第2実施形態に係る生体情報管理システム50によれば、前記第1実施形態に係る生体情報管理システム50と同様の効果を奏することができるが、さらに、本実施形態によれば、インターネット網80を介して外部のサーバとアクセスすることなく、生体情報管理システムを利用することができ、利便性の向上が図ることができる。
次に、本発明の第3実施形態に係る生体情報管理システム50について、図1及び図6を参照しつつ詳しく説明する。図6は、第3実施形態に係る生体情報管理システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第3実施形態に係る生体情報管理システム50は、第1実施形態におけるサーバ90において行っていた処理を、生体情報管理装置10において行うものである。
第3実施形態に係る生体情報管理システム50は、前記第1実施形態における生体測定装置1自体に、演算回路15が組み込まれており、全体として単一の筐体内に収容された生体情報管理装置10として構成されている(図2参照)。
生体情報管理装置10は、表示部21、操作部22、フットスイッチ23、ロードセル60、電極部材30、及び演算回路15を有している。なお、表示部21、操作部22、フットスイッチ23、ロードセル60、及び電極部材30については第1実施形態に係るものと実質的に同一の機能及び同一の構成を有するものであるため、詳細な説明は省略する。
第3実施形態に係る生体情報管理システム50は、第1実施形態におけるサーバ90において行っていた処理を、生体情報管理装置10において行うため、そのために必要なプログラムが生体情報管理装置10の記憶部14にインストールされている。これにより、サーバメモリ91に記憶される情報(生体情報、生体情報管理に関連した情報)が、生体情報管理装置10の記憶部14に記憶される。また、第1実施形態におけるサーバ90の制御部97による処理が、生体情報管理装置10の制御部12で行われるようにする。さらに、第1実施形態におけるサーバ90の演算回路95で行うペースライン(初期ペースライン、修正ペースライン)の生成が、生体情報管理装置10の演算回路15で行われる。
以上のように構成された第3実施形態に係る生体情報管理システム50によれば、前記第1実施形態に係る生体情報管理システム50の効果(1)乃至(5)を同様に奏することができるが、さらに、本実施形態によれば、インターネット網80を介して外部のサーバとアクセスすることなく、生体情報管理システム50を利用することができ、しかも、生体情報管理装置10として全体として単一の筐体内に収容されているため、さらなる利便性の向上を図ることができる。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
第1実施形態に係る生体情報管理システムの構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る生体情報管理システムに用いられる生体測定装置又は第3実施形態に係る生体情報管理システムの生体情報管理装置を示す外観斜視図である。 横軸に経過時間T、縦軸に体重Wをとった初期ペースラインを示すグラフである。 初期生体情報の取得、初期ペースラインの生成、及び、修正ペースラインの生成についての流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る生体情報管理システムの構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係る生体情報管理システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 生体測定装置
10 生体情報管理装置
12 制御部(制御回路)
14 記憶部
15 演算回路(初期ペースライン生成手段及び修正ペースライン生成手段)
21 表示部
22 操作部(初期生体情報取得手段及び経過生体情報取得手段)
23 フットスイッチ(初期生体情報取得手段及び経過生体情報取得手段)
30 電極部材
50 生体情報管理システム
60 ロードセル(体重測定部)(初期生体情報取得手段及び経過生体情報取得手段)
70 外部機器
71 キーボード(入力手段)(初期生体情報取得手段及び経過生体情報取得手段)
72 モニタ(出力手段)
73 メモリ
74 モデム(接続手段)
75 演算回路(初期ペースライン生成手段及び修正ペースライン生成手段)
77 CPU
90 サーバ
91 サーバメモリ
95 演算回路(初期ペースライン生成手段及び修正ペースライン生成手段)
97 制御部

Claims (11)

  1. 対象生体の初期生体情報を取得する初期生体情報取得手段と、
    前記初期生体情報取得手段によって入力された、パラメータとしての前記初期生体情報から算出した所定の幅を有し、前記初期生体情報を目標値に近づける初期ペースラインを生成する初期ペースライン生成手段と、
    前記ペースライン生成後の前記対象生体の経過生体情報を取得する経過生体情報取得手段と、
    前記経過生体情報取得手段によって取得された、パラメータとしての前記経過生体情報から算出した所定の幅を有し、前記経過生体情報を前記目標値に近づける修正ペースラインを生成する修正ペースライン生成手段と、
    前記初期ペースライン又は前記修正ペースラインを、前記所定の幅をもって出力する出力手段と、を備え、
    前記修正ペースライン生成手段は、前記経過生体情報取得手段により取得された前記経過生体情報が、前記初期ペースラインの前記所定の幅内に収まっているか否かを判定し、前記所定の幅内に収まっていない場合には、前記対象生体の経過生体情報が前記所定の幅内に収まる前記修正ペースラインを生成し、
    前記出力手段は、前記初期ペースラインに代えて、前記修正ペースラインを出力すること
    を特徴とする生体情報管理システム。
  2. 前記初期生体情報は、前記対象生体に関して入力することによって取得される入力情報と、前記対象生体について測定することによって取得される測定情報と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の生体情報管理システム。
  3. 前記経過生体情報は、前記対象生体に関して入力することによって取得される入力情報、及び、前記対象生体について測定することによって取得される測定情報、のうち少なくとも前記測定情報を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の生体情報管理システム。
  4. 前記入力情報は、前記ペースラインのタイプを選定するためのペースライン選定情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の生体情報管理システム。
  5. 前記入力情報は、前記ペースラインの管理期間情報及び目標値情報を含むことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の生体情報管理システム。
  6. 前記入力情報は、前記対象生体の身長、年齢、性別、身体部位の周囲径、血圧の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項3乃至請求項5のうち、いずれか1に記載の生体情報管理システム。
  7. 前記生体情報管理システムは、前記対象生体の体重を測定するための体重測定部を備え、前記測定情報は、前記体重測定部が測定した体重を含むことを特徴とする請求項3乃至請求項6のうち、いずれか1に記載の生体情報管理システム。
  8. 前記生体情報管理システムは、前記対象生体の生体インピーダンスを測定するための電極部材を備え、前記測定情報は、体脂肪率、体水分率、筋肉量、基礎代謝量、骨量、除脂肪量、体水分量、及び内臓脂肪レベルのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項3乃至請求項7のうち、いずれか1に記載の生体情報管理システム。
  9. 単一の筐体内に収容された生体情報管理装置を構成することを特徴とする請求項1乃至請求項8のうち、いずれか1に記載の生体情報管理システム。
  10. 前記初期生体情報又は前記経過生体情報に対応した生体情報管理に関連した情報を提供する情報提供手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項9のうち、いずれか1に記載の生体情報管理システム。
  11. 電気通信ネットワークへの接続を可能とする接続手段と、前記接続手段を用いて接続したウエブサイトの履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、前記初期生体情報又は前記経過生体情報に対応した生体情報管理に関連した情報、及び/又は該生体情報管理に関連した情報が掲載されたウエブサイトへのリンク情報を提供する情報提供手段と、を備え、前記情報提供手段は、前記履歴情報記憶手段に記憶された前記履歴情報に基づいて、前記初期生体情報に関連した情報、及び/又は前記リンク情報を提供することを特徴とする請求項1乃至請求項9のうち、いずれか1に記載の生体情報管理システム。
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