JP4928455B2 - 時計機構のための駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は微小電気機械システム(MEMS)の分野に関するものであり、より詳細にはこの微小システムの時計製造への応用に関するものである。
電気機械腕時計または電気機械時計の運動は、一般的に、一連の歯車装置を回転駆動する段階的エアギャップマイクロモータ(Lavetモータと呼ばれる)などの電動機によって発生される。これらの腕時計または時計は、針に必要なさまざまな回転速度にローターの運動を適合させることを可能にする複雑な減速機構を必要とする。
時計分野の課題は、運動発生機構を構成する構成要素の構造を単純化することにある。
もう一つの課題は機構に用いられる構成要素の数を減らすことにある。構成要素の数の減少ならびに機構を形成するのに必要な組立作業数の減少は、機構の効率を上げること、時計装置の連続動作能力を向上させること、そして生産コストを削減することを可能にする。
これらの事情を考慮した結果、本発明が解決しようとする課題は、腕時計または時計装置内の減速機構の実現に必要な部品数を制限することにある。
本発明の枠内において、この課題は、ウエハのエッチングによって形成された駆動装置によって解決され、その駆動装置は被動要素と順次噛み合うのに適した駆動要素、および、被動要素を駆動するためにヒステリシス運動によって駆動要素を移動させるのに適した作動要素を含み、駆動要素がウエハの外縁に配置されていることで駆動要素と向かい合って配置された被動要素との噛み合いを可能にすることを特徴とする。
本発明は、Lavetモータなどの時計製造分野で従来用いられていたモータをウエハのエッチング技術によって形成されるMEMS(微小電気機械システム)型の駆動装置と任意の代替微小技術手段(エッチング、微小造型)によって実現される工程に制限のない被動装置とを組み合わせる時計機構に換えることを可能にする。
本発明の枠内で提案されるMEMS型の駆動装置は、既存のLavetモータによって発生される起動力より少なくとも一桁上の起動力を発生させることができる。この装置はとりわけ先行技術の時計のムーブメントの第一段階の減速を省いて、それによりその効率を大幅に向上させることができる。
本発明の枠内で、ウエハは駆動装置がエッチングされる基板を意味するものとする。ウエハは一般的に半導体材料の塊の一部において形成される。したがって、同一のウエハから同時に複数個の駆動装置を製造することができる。
ウエハを形成する半導体材料は、例えばシリコンである。
したがって、提案される駆動装置は半導体材料の塊において多数の駆動装置を同時にエッチングすることから成る集合的方法によって得ることができる。
かかる集合的方法は、従来のLavetモータの大量製造組立方法と比較すると駆動装置の生産性を高めることができる。
本発明の駆動装置において、駆動要素はウエハの外縁に配置され、すなわちウエハの周縁にある。
駆動装置を任意の被動装置に組み合わせることでモジュラー式の時計駆動機構を構成することができる。なぜなら、時計機構の機械的性能は被動要素の特徴(直径)に依存するからである。
本発明は先に定義したような駆動装置と、駆動装置によって回転駆動されるのに適した、任意の直径のピニオンまたは歯車輪に類似し得る被動要素とを含む時計機構にも関するものである。
したがって、時計駆動機構の機械的性能(動力トルク、速度)は駆動装置に組み合わされた被動要素の半径に応じて調整される。
第1の実施態様によれば、被動要素は時計歯車装置の入力ピニオンと噛み合い、被動要素と入力ピニオンが完全かつ同軸の連結手段によって同じ軸に組み合わされるように歯車装置は駆動針と一体の複数個の出力車を含む。
この第1の実施態様は、MEMS型の駆動装置によって発生された有効な力があるので、従来のLavetモータならびに先行技術の時計歯車装置の減速第一段階を簡単な時計駆動機構に有利に換えることができる。
先行技術の時計歯車装置全体をなくすことを目的とする第2の実施態様において、単数または複数の被動要素は単数または複数の駆動針と直接に一体である。
この第2の実施態様によれば、時計機構は先行技術の機構と比較して単純化される。針の運動はMEMS型の駆動装置によって直接発生されるので、該機構は中間歯車装置を一切必要としない。
この第2の実施態様の推奨実施例によれば、該機構は複数個のMEMS型の駆動装置と、それぞれが駆動針と一体の複数個の被動要素を含む。
駆動装置は相互に同一とすることができる。
最後に、本発明は時計駆動機構にも関するものであり、
・MEMS型の駆動装置を含む第1の組立部品と、
・微細加工被動要素を含む第2の組立部品と、
・駆動要素が向かい合って配置された被動要素と噛み合うことを可能にするために、第1および第2の組立部品が固定された地板、
を含み、組立部品はモジュラー式かつ交換可能であることを特徴とする。
ウエハに対するエッチングによって形成された駆動装置および独立の被動要素の組み合わせはモジュラー式の、すなわち「キットになった」機構の製作を可能にする。なぜなら、工程の制限がない時計駆動機構の機械的性能は、組み合わされている被動要素の特徴に応じて直接調整されるからである。この特徴は時計駆動機構の製作の制約に応じて組立部品の選択における柔軟性を可能にする。
その他の特徴と利点は、正確に例示され非制限的であり付属の図面を参照して、さらに下記の説明によって明らかになる。
・図1は、先行技術によるLavetモータ式の水晶時計の機構を概略的に示している。
・図2は、時計歯車装置の入力ピニオンがLavetモータのローターと一体になっている、図1の機構の減速要素を概略的に示している。
・図3は、Lavetモータと減速第一段階をMEMS型の時計駆動機構に換えることから成る、本発明の第1の実施態様による水晶時計の機構を概略的に示している。
・図4Aおよび図4Bは、図3のMEMS型の駆動装置を構成する組立部品、ならびに駆動機構の従来の時計歯車装置との機械的噛み合いを概略的に示している(それぞれ平面図とA−A切断線による断面図で)。
・図5は、本発明の第1の実施態様による水晶時計の機構における駆動機構と入力車との間の組み合わせを断面図で概略的に示している。
・図6は、本発明の第1の実施態様の変型による水晶時計の機構を概略的に示している。
・図7は、一つのシリコンウエハにおけるモノリシックのエッチング技術によって得られるような、駆動装置の作動要素ならびに駆動要素を概略的に示している。
・図8は、作動基本モジュールのアドレッシング電極の分離を可能にする切り抜きを実施した後の、基板の上に載置された図7の作動要素を概略的に示している。
・図9は、SOI基板内にエッチングによって直接得られた駆動装置と駆動要素を概略的に示している。
・図10は、駆動装置の作動要素の構造ならびに駆動要素を詳細に示している。
・図11は、割送作動装置の構造ならびに割送要素を詳細に示している。
・図12は、本発明の第2の実施態様による単純化された水晶時計の機構を概略的に示している。
・図13は、本発明の第2の実施態様による水晶時計の機構における、駆動装置と駆動針に直接に一体となるそれぞれの出力車との間の組み合わせを断面図で概略的に示している。
・図14は、本発明の第2の実施態様の変型による水晶時計の機構を概略的に示している。
・図15は、シリコンウエハに基づいた作動要素の獲得を概略的に示している。
・図16は、歯車と軸との間の遊び調整手段を有する微細加工された被動要素を概略的に示している。
・図17は、被動要素をそれが取り付けられている軸に自動的に心出しすることを可能にする遊び調整手段を示している。
図1について、先行技術による機構はローター2とステーター3を包含するLavetモータ1を含む。ローター2は、歯車の形の被動要素100と噛み合うピニオン90と一体である。被動要素100は、被動要素100と同心の複数個の入力車と一体である。図1には入力車102の一つだけが示されている。それぞれの入力車は駆動針と一体の出力車と噛み合っている。入力車102によって駆動される出力車120と組み合わされる針12だけが図1に示されている。機構は、電子制御装置4、水晶5、電池7と竜頭8も含まれる。
図1に示した第1の実施態様によれば、唯一のモータ1と唯一の被動要素100が複数個の出力車を制御し、それぞれの出力車は駆動針に組み合わされている。
図2により詳細に示されているように、ピニオン90と歯車輪100との組合せは減速第一段階を形成する。他方で、入力車102と出力車120との組合せが減速第二段階を形成する。二つの減速段階の組合せがローター2の回転速度を針12の駆動に適した回転速度への変換を可能にする。減速機構の歯車輪の直径の比がそれぞれの出力車に組み合わされた針の回転速度を調節する。
図3は本発明の第1の実施態様による水晶時計の機構を示している。この第1の実施態様によれば、Lavetモータとピニオン90が半導体材料製のウエハ内にエッチングによって形成された駆動装置10に換えられていることを除いて、時計の機構は図1に示した機構と同一である。駆動装置10は、被動要素100と順次噛み合うのに適した駆動要素250および歯車によって形成された被動要素100を駆動するためにヒステリシス運動によって駆動要素250を移動させるのに適した作動要素20とを含む。駆動要素250は向かい合って配置された被動要素100との噛み合いを可能にするためにウエハ11の縁に配置されている。
図4Aと図4Bにさらに正確に示されているように、第1の実施態様において、減速第一段階は図1の機構に対して省かれている。駆動要素250と被動要素100は直結されているので、駆動機構は駆動針による減速段階を一つしか必要とせず、それぞれの減速段階が被動要素100の回転運動を針(秒針、分針または時針)の一つの回転運動に変換することを可能にする。
図5は本発明の第1の実施態様による水晶時計の機構における駆動装置10と被動要素100との間の組み合わせを断面図で示している。時計の機構は、駆動装置10と支持体6によって形成されたユニットならびに地板18とほぼ垂直方向に延長している軸21が固定された地板18を含む。支持体6は、一枚の絶縁プレート56を介して時計機構の地板18に固定される。軸21は、軸21に回転取り付けされた歯形が三角形の入力歯車100とハブ22を支えている。駆動装置10と入力車100は、静止時、駆動装置10が給電されていないときに、駆動要素250が被動要素100の2つの歯の間に噛み合う位置に互いに配置される。
作動の際、駆動装置10が給電されているとき、駆動要素は被動要素100を回転駆動する。被動要素100は完全かつ同軸の組み合わせによって一つまたは複数個の入力車に結びつけられている。一つまたは複数個の入力車102は、一つまたは複数の出力車120と噛み合い、それぞれの出力車は針と一体である。
なおここで、歯車で形成された被動要素100とハブ22は従来の加工技術によって、あるいは微細製造技術によって、例えば、モノクリスタルシリコンのモノリシックウエハまたはSOI型のウエハにおけるデイーププラズマエッチング(Deep RIE)によって得ることができる。採用した技術は、駆動要素250の移動振幅に適合できる歯のピッチを得ることを可能にする技術である。
図6は本発明の第1の実施態様の変型を示している。この変型において、駆動装置10は、被動要素100の歯の間に順次挿入されるのに適した割送要素550および被動要素100の歯の間に挿入するために往復交互運動によって割送要素を移動するのに適した割送作動要素50も含む。
図3から図6でわかるように、駆動要素250と割送要素550は、ウエハ11から突出して被動要素に組み合わせることができるようにウエハ11の外縁に配置されている。
図12は本発明の第2の実施態様による水晶時計の機構を概略的に示している。この第2の実施態様によれば、一つまたは複数個の駆動装置が一つまたは複数個の被動要素とそれぞれ噛み合っている。図12に見るごとく、歯車輪は針12と直接に一体なので、駆動装置10は歯車輪によって形成された被動要素100と噛み合う。
図13は、本発明の第2の実施態様による水晶時計の機構における、駆動装置10、30、50および歯車によって形成された被動要素100、104、106の間の組み合わせを示している。
この第2の実施態様において、それぞれの駆動装置10、30、50は図3から図6に図示した第1の実施態様の駆動装置10と類似している。それぞれの駆動装置10、30、50は、それぞれ符号250、270、290で示した駆動要素およびそれぞれ符号20、40、60で示した作動要素を含む。
駆動装置10、30、50は、モノクリスタルシリコンのモノリシックウエハまたはSOI型のウエハにおけるディーププラズマエッチング(Deep RIE)によって得ることができる。それぞれの駆動装置10、30、50は、被動要素100、104、106と噛み合い、それぞれの被動要素100、104、106は、針12、14、16と一体である。針12、14、16は、それぞれ秒、分、時間を指す針である。それぞれの針12、14、16は、このようにして専用の駆動装置10、30、50によって個別に回転される。
この第2の実施態様は減速機構を一切必要としない。
図10は、作動要素20および歯250の形の駆動要素250を包含する駆動装置10をさらに詳細に示している。作動要素20は、主として、被動要素100に対して第1の方向(放射状方向)に沿って駆動要素250を移動させるのに適した第1の作動基本モジュール201と被動要素100に対して第2の方向(接線方向)に沿って駆動要素250を移動させるのに適した第2の作動基本モジュール202から成る。作動モジュール201と202は、駆動要素250のヒステリシス組合せ運動を発生するために同時に制御されるのに適している。
駆動歯250は三角形を有する。駆動歯250は頂点を歯車輪に向けて、歯車輪に対して放射状方向に、被動要素100の近くにまで延びる。このように、駆動歯250は入力車100の歯と噛み合うのに適している。
以下の本文において、「放射状」という表現は被動要素100に対して放射状方向に延びる一切の要素を意味し、「接線」という表現は歯車輪に対して接線方向に延びる一切の要素を意味し、放射状方向と接線方向は駆動歯がおかれた歯車輪の箇所で考える。
「固定」という表現は、駆動装置の支持体に対して固定の一切の要素を意味し、「可動」という表現は、弾性懸架手段で支持体に対してある高さに維持された一切の要素を意味する。
駆動歯250は、放射状可撓性ロッド211によって放射状作動モジュール201に、接線可撓性ロッド212によって接線作動モジュール202に接続されている。
放射状作動モジュール201と接線作動モジュール202は、櫛構造を有する静電モジュール(英語で“comb drive”という名前で知られている)である。このタイプの構造はインターデジタル櫛の対を含む。
以下に作動要素20の構造の放射状作動モジュール201および接線作動モジュール202をさらに正確に説明する。
放射状作動モジュール201は、固定部分221と放射状ロッド211が接続された可動部分231で形成されている。
固定部分221は、接線方向に沿って平行な固定櫛225のユニットが延びる放射状電極223を含む。それぞれの櫛225は主要ロッドおよびロッドに接続されロッドに対して垂直に延びる平行な一連の突起状物で形成されている。
可動部分231は、全体としてU字の形状を有し、固定部分221の周りに延びる可動枠233を含む。可動枠233は、弾性懸架を構成する嵌込連結手段237、239によってそれぞれの端部で基板に接続されている。櫛235は、可動枠233から全体として放射状方向に延びる。これらの櫛235は、主要ロッドとロッドに接続されロッドに対して垂直に延びる平行な一連の突起状物で形成されている。
固定部分221の櫛225および可動部分231の櫛235は、互いに平行に配置され互いに入り込んでいる。くわえて、それぞれの可動櫛235は、その歯が互いに入り込むように、したがっていわゆる「インターデジタル」櫛の対を形成するように、固定櫛225に向かい合って配置されている。
接線作動モジュール202は、放射状作動モジュール201に垂直に向けられていることを除いて放射状作動モジュール201の構造に類似の構造を有する。それは固定部分222と接線ロッド212が接続されている可動部分232から形成される。
固定部分222は、放射状方向に沿って平行な固定櫛ユニット226が延びる接線電極224を含む。
可動部分232は、弾性懸架を構成する嵌込連結手段238、240によってそれぞれの端部で基板に接続された可動枠232を含む。櫛236は可動枠232から全体として接線方向に延びる。
固定部分222の櫛226および可動部分232の櫛236は、互いに平行に配置され、互いに入れ込んでいる。くわえて、それぞれの可動櫛236は、その歯が互いに入り込むように、したがってインターデジタル櫛の対を形成するように、固定櫛226に向かい合って配置されている。
次に、放射状モジュールおよび接線モジュールの作動を説明する。
インターデジタル櫛の入り込まれた歯は、電機子の一方が電極222または223に接続され、他方の電機子が嵌込連結237、239、238、240を介してアースに接続された平坦なコンデンサに属している。
放射状電極223に電圧がかかったとき、その電圧により作動モジュール201の固定部分221と可動部分231との間に電位差を生じる。櫛225と235の歯によって形成されたコンデンサの電機子の間に電場が成立する。この電場が接線方向の静電力を発生させ、それが櫛の歯に平行な方向に沿って固定櫛225に対して可動櫛235を移動させ、対応する方向に駆動要素250を移動させようとする。
櫛の歯の間にはたらく接線方向の静電力は、枠233の変形を招き、その結果、被動要素100に対して放射状方向にロッド211の作用によって駆動歯250を並進させる。枠233は、歯の方向にだけ可動櫛235の移動を可能にする。
同様に、電極224に電圧がかかったときに同じ現象が発生する。発生した静電力が、枠232の変形と、被動要素100に対して接線方向にロッド212の作用によって駆動歯250の並進を招く。枠232は歯の方向にだけ可動櫛236の移動を可能にする。
接線作動モジュール202は、可動部分232を固定部分222から離れたままにしておき、可動櫛236が固定櫛226に接触するのを防止するために、可動枠の運動幅を制限することを可能にする当止260を含む。実際、異なる電位に置かれた固定櫛226および可動櫛236の接触は必然的に装置における電流短絡を発生するであろう。
一方、放射状作動モジュール201の枠の移動に関しては、放射状方向に駆動歯250の運動を制限する当止270の存在によって制限される。
なお、それぞれのロッドの側面方向可撓性は、もう一つのロッドの作用の下でその変形を可能にする。放射状方向および接線方向の二つの可撓性ロッド211と212は、二つの作動モジュール201と202の機械的分離を保証する。なぜなら、ロッドの可撓性が二つの基本自由度にしたがって、すなわち放射状方向および接線方向の二つの並進方向にしたがって独立して駆動歯250の移動を可能にするからである。
作動モジュール201と202の分離は、平行な形状にしたがってそれらを配置することを可能にする。二つの作動モジュール201と202の平行な形状は、(一連の形状とは反対に)給電コネクタの設置のための電極223と224への接近可能性を向上させる。
電極223と224は、歯250がヒステリシス運動(A−B−C−D運動)によって移動されるように、例えば互いに4分の1周期の位相の差を有する、位相の異なる交流電圧VrとVtによって制御される。駆動歯250のヒステリシス運動は駆動相(A−B移動)とクラッチ切断相(B−C−D−A移動)を交番させる。この運動は、駆動歯250が被動要素100の連続する歯と噛み合い、時計回りのステッピング回転運動で被動要素100を駆動することを可能にする。被動要素100は、回転駆動されるが、それは減少振幅駆動要素のエクスカーションによって駆動される。
このために、時計機構は有利には、10hzを越える周波数を有する周期的アドレッシング電圧VrとVtをかけるための制御手段を含む。かかる周波数は、見た目には連続しているような針の回転運動を得ることを可能にする。針の駆動周波数は針の連続運動という視覚的幻影を生じる。かかる効果は針のステッピング運動を実時間で追跡することができない網膜残像に結びつけられる。このようにして、水晶腕時計または水晶時計の機構を機械的装置に同化させることができる。
さらに、駆動装置10は、針の回転速度を変化させることができる。このため、制御手段はアドレッシング信号VrとVtの周波数を変化させるのに適している。この特徴は、例えば、時刻合わせあるいは腕時計または時計の調節の場合に、針の位置を迅速に調整することができるので、きわめて有利である。
他方で、駆動装置10は、被動要素100を時計回りに、あるいは反時計回りに駆動することができるので可逆性である。このため、制御手段は駆動要素250のヒステリシス運動を逆転し、それによって被動要素100の回転方向を逆転させるためにアドレッシング信号VrとVtの間で位相外れを逆転させるのに適している。
最後に、駆動装置10は、静止時、駆動装置に給電されていないときに、駆動要素250が被動要素100と噛み合うように被動要素100に対応して配置されている。駆動要素250はいかなる信号も電極223と224にかけられていないときに噛み合い位置(位置A)にある。この特徴は、装置にエネルギー給電されていないときに、歯車輪の割送りが、要素250によって保証されることを可能にする。このために、装置はより少ないエネルギー消費量を発生する。
図11は、図6と図14の時計機構の実施態様において用いることができる割送作動要素50を示している。割送作動要素50は、単一の放射状作動モジュール501と歯550の形状の駆動要素とから成る。放射状作動モジュール501は駆動作動要素20の放射状作動モジュール201と同様である。
放射状作動モジュール501は、固定部分521と放射状ロッド511が接続された可動部分531で形成されている。
固定部分521は、接線方向に平行な固定櫛525のユニットが延びる放射状電極523を含む。それぞれの櫛525は、主要ロッドと、ロッドに接続されロッドに対して垂直に延びる平行な一連の突起状物で形成されている。
可動部分531は、全体としてU字の形状を有し、固定部分521の周囲に延びる可動枠533を含む。可動枠533は、弾性懸架を構成する嵌込連結手段537、539によってそれぞれの端部で基板に接続されている。櫛535は可動枠533から全体として放射状方向に延びる。これらの櫛535は、主要ロッドとロッドに接続されロッドに対して垂直に延びる平行な一連の突起状物で形成されている。
固定部分521の櫛525と可動部分531の櫛535は、互いに平行に配置され、互いに入り込まれている。くわえて、それぞれの可動櫛535は、その歯が互いに入り込まれて、したがっていわゆる「インターデジタル」櫛の対を形成して、固定櫛525に向かい合って配置されている。
駆動歯550は、三角形の形状を有する。駆動歯は、頂点を被動要素に向けて、被動要素に対して放射状方向に、被動要素100の近くに延びる。このように、駆動歯550は、被動要素100の歯と噛み合うのに適している。
作動要素50は、さらに、可動櫛535が固定櫛525に接触するのを防止するために、可動部分531を固定部分521から離れたままにしておくことを可能にする当止560を含む。
割送作動要素50の割送モジュール501は駆動作動要素20の放射状作動基本モジュール201および接線作動基本モジュール202と同期して制御される。割送作動要素50は、駆動装置の歯がクラッチ解除されるときに、被動要素100をその位置に維持する機能を有する。駆動作動要素と割送作動要素の組合せが被動要素100の位置決めの正確な制御を可能にする。
割送作動要素50は、被動要素100に対して放射状交互運動にしたがって歯550を移動させるように制御される。歯550の運動は、歯250の運動と同期される。駆動歯250が被動要素100と噛み合い、それを回転駆動(A−B移動)するとき、割送歯550はクラッチ解除される(位置F)。駆動歯250がクラッチ解除されるとき(B−C−D−A移動)、割送歯550は被動要素をその位置に保つために被動要素100の歯の間に挿入される(位置E)。
図15に示したごとく、駆動装置が形成されるウエハ11はウエハ18の一部で構成されている。このようにして、多数の駆動基本装置が集合的方法によって同一ウエハにおいて同時にエッチングされる。
図7と図8は、駆動装置を得る第1の技術を概略的に示している。
この第1の技術によれば、作動モジュール201と202、駆動要素250、ならびに場合によっては(図示されていない)割送モジュールと割送要素は、一枚のウエハ11におけるディーププラズマエッチング(Deep RIE)によって実現される。ウエハ11は、例えば、厚みが200と300μmの間に含まれるモノクリスタルシリコンのモノブロックウエハ(wafer)である。ウエハは作動装置のさまざまな構成要素を形成するためにその全厚みがエッチングされる。図7に見るごとく、作動装置の構成要素(固定部分221、222と可動部分231、232)のユニットは、ウエハにおいて形成された共通連結の背部270で接続されている。
エッチング作業後に、作動装置はモノリシックの形状を呈す。ウエハ11は、支持体6(図8)上に接合され、連結背部270は削除される。背部の削除は、固定部分221、222と可動部分231、232を互いに電気的に絶縁することを可能にする。支持体6は、作動基本モジュール201と202の固定部分と可動部分の電気的絶縁と定着機能を保証する。
図9は、作動装置を得る第2の技術を概略的に示している。
この第2の技術によれば、駆動装置10は、SOI(Silicon On Insulator)型ウエハ11におけるRIEディーププラズマエッチング(Deep Reactive Ion Etching)によって実現される。かかるウエハ11は、厚みが380μm程度のシリコン基板層15、厚みが約2μmの二酸化シリコンの犠牲層16、厚みが50から100μm程度のシリコン層17を含む。
作動モジュール201と202、駆動要素250、ならびに場合によっては(図示されていない)割送モジュールと割送要素は、停止層を構成する二酸化シリコン層16まで、シリコン層15の厚みにおいてRIEディーププラズマエッチングによって実現される。ついで二酸化シリコン層16は、湿式エッチングによって区域ごとに溶解される。溶解した区域は、駆動装置の可動部分(可動櫛、ロッド、駆動要素)を開放する。
溶解の後に残る二酸化シリコン層16の部分は、基板層15と作動モジュール201および202との間の連結を実現する。作動モジュールの可動部分231と232は、基板層15に対して二酸化シリコンの犠牲層の厚みに等しい高さだけ持ち上げられる。二酸化シリコン層は、作動基本モジュール201と202の固定部分と可動部分のための電気的絶縁と定着支持の機能を保証する。
得られた駆動装置は、次に絶縁支持体6上に接合することができる。
作動装置を得るための別の技術ももちろん用いることができる。例えば、シリコンウエハのHARPSS(High Aspect Ratio combined Poly and Single−crystal Silicon)エッチング技術を用いることができる。
時計製造分野で伝統的に用いられているモータ機構と比較して、先に述べた駆動装置には次の利点がある:
・水晶時計または水晶腕時計における減速段階の一部または全体を削除することができる、
・結果として、時計歯車装置の効率を向上させることができる、
・結果として、水晶時計または水晶腕時計の機構のより長い連続動作能力を可能にする、
・時計のムーブメントの機械的構造を単純化できる、
・生産コストの削減も可能にする。
図16は、基板におけるエッチングによって形成された歯車100を概略的に示している。被動要素100は、中心に形成されたボア600を含み、ボアは周りに被動要素100が回転取り付けされる軸21を収納するようになっている。機構には、被動要素100と軸21の間の遊び調整手段が包含される。遊び調整手段は、被動要素100と軸21の間に配置された複数個の弾性可撓性薄板601、602、603を含む。より詳細には、図16に示したごとく、薄板601、602、603は、エッチング段階で被動要素100と一体に形成される。薄板601、602、603は、中心ボア600のエッチングのときに形成される。それぞれの弾性薄板601、602、603は、被動要素100から延び、軸21と接触する。
図17は、軸21をボア600に対して心出ししたときの軸21に対する被動要素100のボア600の位置をより詳細に示している。この図に見るごとく、薄板601、602、603は、ボア600のエッチングのときに被動要素100と共に一つの部品へと形成される。このため、被動要素100に実施されるボアは、円形ではなく、被動要素100と軸21の間の遊び調整手段を形成する起伏を形成するように切り抜かれる。
とりわけ、起伏は、可撓性薄板601、602、603を含む。可撓性薄板は、被動要素100のボア600と回転軸21の間に遊びが存在していても、回転軸21に被動要素100を維持することを可能にする。さらに、可撓性薄板は、被動要素に対する軸および/またはボアの心外れを補正する。
ボア600によって形成された起伏は、突出部によって形成された当止611、612、613も含み、それぞれの当止は、薄板601、602、603の一つと被動要素100の間に配置されている。これらの当止611、612、613は、薄板601、602、603が曲がったときにその運動を制限するためのものである。
起伏は、薄板601、602、603の両側に配置されたもっと大きな突出部によって形成された当止621、622、623、631、632、633も含む。当止621、622、623、631、632、633は、軸21と被動要素100の間に配置されている。当止621、622、623、631、632、633は、ボア600に対する軸21の心外れを制限するためのものである。このようにして、当止621、622、623、631、632、633は、薄板601、602、603の変形を制限し、軸21と薄板全体が常に接触することを保証する。
先行技術に係るLavetモータ式の水晶時計の機構を概略的に示した図。 先行技術に係る図1の機構の減速要素を概略的に示した図。 本発明に係る第1の実施態様による水晶時計の機構を概略的に示した図。 本発明に係る図3のMEMS型の駆動装置を構成する組立部品ならびに駆動機構の従来の時計歯車装置との機械的噛み合いを概略的に示した平面図。 図4AのA−A切断線による断面図。 本発明に係る第1の実施態様による水晶時計の機構における駆動機構と入力車との間の組み合わせを断面図で概略的に示した図。 本発明に係る第1の実施態様の変型による水晶時計の機構を概略的に示した図。 本発明に係る一つのシリコンウエハにおけるモノリシックのエッチング技術によって得られるような駆動装置の作動要素ならびに駆動要素を概略的に示した図。 本発明に係る作動基本モジュールのアドレッシング電極の分離を可能にする切り抜きを実施した後の基板の上に載置された図7の作動要素を概略的に示した図。 本発明に係るSOI基板内にエッチングによって直接得られた駆動装置と駆動要素を概略的に示した図。 本発明に係る駆動装置の作動要素の構造ならびに駆動要素を詳細に示した図。 本発明に係る割送作動装置の構造ならびに割送要素を詳細に示した図。 本発明に係る本発明の第2の実施態様による単純化された水晶時計の機構を概略的に示した図。 本発明に係る本発明の第2の実施態様による水晶時計の機構における駆動装置と駆動針に直接に一体となるそれぞれの出力車との間の組み合わせを断面図で概略的に示した図。 本発明に係る本発明の第2の実施態様の変型による水晶時計の機構を概略的に示した図。 本発明に係るシリコンウエハに基づいた作動要素の獲得を概略的に示した図。 本発明に係る歯車と軸との間の遊び調整手段を有する微細加工された被動要素を概略的に示した図。 本発明に係る被動要素が取り付けられている軸に自動的に心出しすることを可能にする遊び調整手段を示した図。
符号の説明
1 モータ
2 ローター
3 ステーター
4 電子制御装置
6 支持体
5 水晶
7 電池
8 竜頭
10 駆動装置
11 ウエハ
12 駆動針
14 駆動針
15 シリコン基板層
17 シリコン層
20 作動要素
21 回転軸
22 ハブ
30 駆動装置
40 作動要素
50 駆動装置
56 絶縁プレート
60 作動要素
90 ピニオン
100 被動要素
102 入力車
104 被動要素
106 被動要素
120 出力車
201 作動モジュール
202 作動モジュール
211 放射状可撓性ロッド
212 接線可撓性ロッド
221 固定部分
222 固定部分
223 放射状電極
224 接線電極
225 固定櫛
226 固定櫛
231 可動部分
232 可動部分
233 可動枠
235 可動櫛
236 可動櫛
237 嵌込連結手段
238 嵌込連結手段
239 嵌込連結手段
240 嵌込連結手段
250 駆動要素
260 当止
270 駆動要素
290 駆動要素
501 放射状作動モジュール
511 放射状ロッド
521 固定部分
523 放射状電極
525 固定櫛
531 可動部分
533 可動枠
535 可動櫛
537 嵌入連結手段
539 嵌入連結手段
550 割送要素
560 当止
600 ボア
601 弾性可撓性薄板
602 弾性可撓性薄板
603 弾性可撓性薄板
611 当止
612 当止
613 当止
621 当止
622 当止
623 当止
631 当止
632 当止
633 当止

Claims (27)

  1. ウエハ(11)におけるエッチングによって形成された駆動装置(10、30、50)であり、駆動装置(10、30、50)は被動要素(100、104、106)と順次噛み合うのに適した駆動要素(250、270、290)および被動要素(100、104、106)を駆動するためにヒステリシス運動によって駆動要素(250、270、290)を移動させるのに適した作動要素(20、40、60)を含み、駆動要素(250、270、290)がウエハ(11)の外縁に配置されていることで駆動要素と向かい合って配置された被動要素との噛み合いを可能にすることを特徴とする駆動装置。
  2. ウエハ(11)が半導体材料で形成される、請求項1に記載の装置。
  3. 半導体材料がシリコンである、請求項2に記載の装置。
  4. モノクリスタルシリコンのモノブロックウエハに対するRIEディープエッチング技術によって得られる、請求項3に記載の装置。
  5. ウエハに対するRIEディープエッチング技術によって得られる、請求項3に記載の装置。
  6. HARPSSエッチング技術によって得られる、請求項3に記載の装置。
  7. 半導体材料の塊において多数の駆動装置を同時にエッチングすることから成る集合的方法によって得られる、請求項1から6のいずれか一つに記載の装置。
  8. 作動要素(20)が、被動要素(100)に対して第1の方向に沿って駆動要素(250)を移動させるのに適した第1の作動モジュール(201)および被動要素(100)に対して第2の方向で駆動要素(250)を移動させるのに適した第2の作動モジュール(202)を含み、作動モジュール(201、202)が駆動要素(250)のヒステリシス組合せ運動を発生させるために同時に制御されるのに適している、請求項1から7のいずれか一つに記載の装置。
  9. 第1の作動モジュール(201)が、被動要素(100)に対して放射状方向に沿って駆動要素(250)を移動させるのに適し、第2の作動モジュール(202)が、被動要素(100)に対して軸方向に沿って駆動要素(250)を移動させるのに適している、請求項8に記載の装置。
  10. 駆動要素(250)が、放射状可撓性ロッド(211)によって放射状作動モジュール(201)に、接線方向可撓性ロッド(212)によって接線方向作動モジュール(202)に接続され、可撓性ロッド(211、212)が作動モジュール(201、202)のいずれか一方の作用の下で独立して駆動要素(250)の移動を可能にする、請求項9に記載の装置。
  11. 作動モジュール(201、202)が、インターデジタル櫛を含む、請求項8から10のいずれか一つに記載の装置。
  12. それぞれの作動モジュール(201、202)が少なくとも一つの固定櫛(225、226)および可動櫛(235、236)を含み、それぞれの櫛が一連の歯を包含し、固定櫛の歯と可動櫛の歯が互いに入り込むように可動櫛(235、236)が固定櫛(225、226)に向かい合って配置され、対応する方向に駆動要素(250)を移動させるために、固定櫛と可動櫛との間に電位差をかけたときに、可動櫛(235、236)が櫛の歯に平行な方向に沿って固定櫛(225、226)に対して移動されるのに適している、請求項11に記載の装置。
  13. 作動モジュールが、互いに四分の一周期の位相外れを有する周期信号(Vr、Vt)によって制御される、請求項8から12のいずれか一つに記載の装置。
  14. 請求項1から13のいずれか一つに記載の駆動装置および駆動装置によって回転駆動されるのに適した被動要素(100、104、106)を含む時計機構。
  15. 単一の被動要素(100)および複数個の出力車(120)を含み、駆動装置が被動要素(100)と噛み合い、被動要素(100)自体が一つまたは複数個の出力車(120)を回転駆動するのに適し、それぞれの出力車(120)が駆動針と一体である、請求項14に記載の機構。
  16. 被動要素(100、104、106)が一つまたは複数個の出力車(120)と噛み合う入力車(102)に接続され、被動要素(100、104、106)が完全かつ同軸の組み合わせによって入力車(102)に接続されている、請求項15に記載の機構。
  17. 駆動針(12、14、16)と直接に一体の被動要素(100、104、106)を含み、駆動装置が被動要素(100、104、106)と噛み合う、請求項14に記載の機構。
  18. 複数個の駆動装置(20、40、60)および複数個の被動要素(100、104、106)を含み、それぞれの駆動装置(20、40、60)が組み合わされた被動要素(100、104、106)と噛み合い、それぞれの被動要素(100、104、106)が針(12、14、16)と一体である、請求項17に記載の機構。
  19. 駆動装置(20、40、60)が互いに同一である、請求項18に記載の機構。
  20. 被動要素が、モノクリスタルシリコンのモノリシックウエハ、あるいは、SOI型ウエハにおけるRIEディーププラズマエッチング技術などの微細製造技術によって得られる、請求項14から19のいずれか一つに記載の機構。
  21. 10Hzを超える周波数を有する運動にしたがって駆動要素(250)を移動させるための制御手段を含む、請求項14から20のいずれか一つに記載の機構。
  22. 一つまたは複数個の被動要素(100、104、106)が回転取り付けされた軸(21)および被動要素(100)と軸(21)との間に配置された遊び調整弾性手段を含む、請求項14から21のいずれか一つに記載の機構。
  23. 遊び調整弾性手段が、被動要素(100)におけるボア(600)のエッチングのときに被動要素と共に単一の部品で形成され、ボアは軸(21)を収納するためのものである、請求項23に記載の機構。
  24. 遊び調整手段が、被動要素(100)と軸(21)との間に配置された少なくとも一つの弾性薄板(601、602、603)を含む、請求項22または23に記載の機構。
  25. 遊び調整手段が、薄板(601、602、603)と被動要素(100)との間に配置された突出部によって形成された少なくとも一つの当止(611、612、613)を含む、請求項24に記載の機構。
  26. 遊び調整手段が、軸(21)と被動要素(100)との間に配置された少なくとも一つの当止(621、622、623、631、632、633)を含む、請求項22から25のいずれか一つに記載の機構。
  27. 組立部品がモジュラー式かつ交換可能であり、
    ・請求項8から12のいずれか一つに記載の駆動装置(10)を包含する第1の組立部品と、
    ・被動要素(100、104、106)を包含する第2の組立部品と、
    ・駆動要素(250、270、290)と向かい合って配置された被動要素(100、104、106)の噛み合いを可能にするために、第1および第2の組立部品が固定された地板(18)、
    を含むことを特徴とする機構。
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