JP4924085B2 - ワイパーブレードの防水カバー及びその製造方法 - Google Patents

ワイパーブレードの防水カバー及びその製造方法 Download PDF

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本発明は、ワイパー装置に用いられるワイパーブレードの防水カバー及びその製造方法に関する。
例えば自動車などに搭載されるワイパー装置は、モータの回転力をリンクを介してワイパーアームに伝達し、ワイパーアームがこれに連結されたワイパーブレードを自動車のフロントウインドウガラスなどのガラス面に押し付けた状態で往復回転させることで、ガラス面を払拭するものである。
ワイパーブレードは、ガラス面に接触してこれを払拭するブレードラバーを、ワイパーアームに連結された保持レバー機構により保持した構造である。保持レバー機構は、プライマリレバーやセカンダリレバー、ヨークなどの複数のレバー部材をリベット等で連結して組み合わせた構造とされており、ゴム製のブレードラバーを、自動車のフロントウインドウガラスなどの三次元に湾曲しているガラス面に対応させて変位可能に保持している。また、保持レバー機構とブレードラバーとの間には、バーティブラが介装されている。バーティブラは、保持レバー機構からブレードラバーに作用する力が保持位置に集中せずにブレードラバーの全長に亘り均一となるように分散させるためのものである。
ワイパー装置を寒冷地や冬季で使用する場合、ワイパーブレードの保持レバー機構に水滴が付着するとこれが凍結し、保持レバー機構の動きが妨げられて適切な払拭が行えないことがある。そこで、寒冷地や冬季での使用に対応したワイパーブレードとして、ブレードラバーを除く保持レバー機構及びバーティブラの全体を防水カバーで覆って水滴が付着しないようにしたものが知られている。
このようなワイパーブレードの防水カバーは、例えばゴム材料が保持レバー機構及びバーティブラの外周形状に対応した筒状に成形されてなる成形品であり、バーティブラとブレードラバーとの間に挟まれる部分には、当該防水カバーの装着完了後の形状を安定させるために、バーティブラとブレードラバーとの嵌め合い形状に対応した袋状の凹部を予め形成するようにしているのが一般的である。具体的には、ブレードラバーは、ガラス面に接触するリップ部を有する胴部にくびれ形状の首部を介して頭部が連結された断面形状とされており、バーティブラによってこのブレードラバーの頭部を包みこむようにして両者が嵌合される。したがって、従来の防水カバーは、バーティブラとブレードラバーとの間に挟まれる部分に、断面形状がブレードラバーの頭部を包みこむような袋状とされた凹部が予め形成されている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、以上のような従来の防水カバーは、袋状の凹部を有する形状を適切に成形できるようにするために、ディッピング工法によって製造するようにしている。ディッピング工法は、防水カバーの内周側の形状に対応した形状の型をゴム材料の溶液へ浸漬させて、型の周囲に付着したゴム材料を固化させて型から剥離することにより防水カバーを製造する工法である。
しかしながら、ディッピング工法で防水カバーを製造するには、型の周囲に付着したゴム材料の厚みが防水カバーに必要とされる所望の厚さになるまで、型をゴム材料の溶液へ複数回繰り返して浸漬させる必要があり、作業が煩雑で且つ作業に長時間を要するため、生産性に劣るという問題があった。
そこで、防水カバーの生産効率を高めるために、複数の金型の間の空間にゴム材料を入れ込んで、圧力をかけながら適切な架橋時間保持して固化させるコンプレッション成形(加圧成形)や、圧力をかけた状態で閉じられた複数の金型の間の空間内にゴム材料を射出し、適切な架橋時間保持して固化させるインジェクション成形(射出成形)によって防水カバーを製造することが検討されている。
実開平1−112158号公報
しかしながら、ワイパーブレードの防水カバーをコンプレッション成形やインジェクション成形により製造する場合、金型を開いて空間内で固化されたゴム材料を製品として取り出す型抜きを行う必要があるため、防水カバーのバーティブラとブレードラバーとの間に挟まれる部分の凹部は、ブレードラバーの頭部を包みこむような袋状とすることができず、開口位置で最も広がった台形形状にせざるを得ない。このため、保持レバー機構及びバーティブラを覆うように防水カバーを装着したときに、防水カバーの凹部をバーティブラの形状に沿わせることが難しく、その結果、防水カバーの装着作業の作業性悪化や、その後のブレードラバー取り付け作業の作業性悪化を招いてしまうという問題がある。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、コンプレッション成形又はインジェクション成形により製造することができ、且つ、装着作業の作業性悪化やブレードラバー取り付け作業の作業性悪化を招くことのない新規な構造のワイパーブレードの防水カバー及びその製造方法を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、ガラス面を払拭するためのブレードラバーがバーティブラを介して保持レバー機構により保持されてなるワイパーブレードの保持レバー機構とバーティブラとを覆うように装着される防水カバーにおいて、弾性変形可能に構成され、保持レバー機構とバーティブラとを覆うように装着されたときにバーティブラとブレードラバーとの間に挟まれる部分に凹部を有し、この凹部の装着前の断面形状が、開口位置に向かうに従って壁間距離が広がるように傾斜する一対の斜壁部を有し、各斜壁部の中途部に、当該斜壁部の傾斜角を変化させる段差部が形成された断面形状とされていることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワイパーブレードの防水カバーにおいて、前記斜壁部の開口位置からの距離が異なる複数の位置に前記段差部がそれぞれ形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、ガラス面を払拭するためのブレードラバーがバーティブラを介して保持レバー機構により保持されてなるワイパーブレードの保持レバー機構とバーティブラとを覆うように装着される防水カバーにおいて、弾性変形可能に構成され、保持レバー機構とバーティブラとを覆うように装着されたときにバーティブラとブレードラバーとの間に挟まれる部分に凹部を有し、この凹部の装着前の断面形状が、開口位置に向かうに従って壁間距離が広がるように傾斜する一対の斜壁部を有し、各斜壁部の中途部に、当該斜壁部の厚みを局部的に増加させる突起が形成された断面形状とされていることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のワイパーブレードの防水カバーにおいて、前記斜壁部の開口位置からの距離が異なる複数の位置に前記突起がそれぞれ形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、ガラス面を払拭するためのブレードラバーがバーティブラを介して保持レバー機構により保持されてなるワイパーブレードの保持レバー機構とバーティブラとを覆うように装着される防水カバーにおいて、弾性変形可能に構成され、保持レバー機構とバーティブラとを覆うように装着されたときにバーティブラとブレードラバーとの間に挟まれる部分に凹部を有し、この凹部の装着前の断面形状が、開口位置に向かうに従って壁間距離が広がるように傾斜する一対の斜壁部を有し、各斜壁部の中途部に、当該斜壁部の厚みを局部的に減少させる溝部が形成された断面形状とされていることを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のワイパーブレードの防水カバーにおいて、前記斜壁部の開口位置からの距離が異なる複数の位置に前記溝部がそれぞれ形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか1項に記載のワイパーブレードの防水カバーの製造方法であって、前記凹部に対応した形状の金型を用い、ゴム材料をコンプレッション成形又はインジェクション成形することで製造することを特徴とするものである。
本発明の防水カバーによれば、コンプレッション成形又はインジェクション成形により生産性良く製造することができ、しかも、保持レバー機構とバーティブラとを覆うように装着したときに凹部をバーティブラの形状に容易に沿わせることができ、装着作業やその後のブレードラバー取り付け作業の作業性を悪化させることもない。
また、本発明の防水カバーの製造方法によれば、防水カバーの生産効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<ワイパーブレードの全体構成>
まず、本発明を適用した防水カバーを備えるワイパーブレードの全体構成について、図1乃至図4を用いて説明する。図1は本発明の防水カバー4を備えるワイパーブレード(以下、ウインターワイパーブレードという)1の正面図、図2は図1のウインターワイパーブレード1の防水カバー4を一部破断して示す図、図3は図1のウインターワイパーブレード1の分解斜視図、図4は図2中のA−A断面図である。
図1乃至図4に示すウインターワイパーブレード1は、自動車のフロントウインドウガラス用のワイパー装置に使用されるワイパーブレードである。このウインターワイパーブレード1は、自動車のフロントウインドウガラスのガラス面に接触してこのガラス面を払拭するブレードラバー2と、このブレードラバー2を保持する保持レバー機構LMと、ブレードラバー2と保持レバー機構LMとの間に介装されるバーティブラ3と、保持レバー機構LMとバーティブラ3とを覆う防水カバー4とを備えて構成される。
ブレードラバー2は、所定の長さの長尺状に形成されたゴム製の部品である。このブレードラバー2は、図4に示すように、先端にガラス面に接触するリップ部21aが形成された断面略三角形状の胴部21と、この胴部21の上側に形成された断面矩形状の頭部22と、これら胴部21と頭部22とを一体に連結する首部23とを有する形状に成形されている。
保持レバー機構LMは、図2及び図3に示すように、プライマリレバー5と、セカンダリレバー6と、ヨーク(ターティアリーレバー)7とがトーナメント形状に段階的に組み合わされた構造体であり、ブレードラバー2を、三次元に湾曲しているフロントウインドウガラスのガラス面に対応させて変位可能に保持するものである。
プライマリレバー5は、例えば薄い鋼板を折り曲げて形成したものであり、全体としてアーチ状の外形形状に成形されているとともに、天板部及びこの天板部の幅方向の両端から下方に折り曲げ形成された一対の側壁部を有する略コ字状の断面形状に成形されている。このプライマリレバー5の長手方向中央部の上側には、保持レバー機構LMを覆うように装着される防水カバー4を介して、クリップ機構8が取り付けられる。そして、プライマリレバー5は、このクリップ機構8によって、ウインターワイパーブレード1を往復回転運動させるためのワイパーアーム9の先端に連結される。また、プライマリレバー5の長手方向両端には、それぞれ、セカンダリレバー6の中央部がリベット5pにより回動可能に取り付けられている。
セカンダリレバー6は、プライマリレバー5と同様、例えば薄い鋼板を折り曲げて形成したものであり、全体としてアーチ状の外形形状に成形されているとともに、天板部と一対の側壁部とを有する略コ字状の断面形状に成形されている。このセカンダリレバー6の長手方向両端部には、それぞれ、ヨーク7の中央部がリベット6pにより回動可能に取り付けられている。
ヨーク7は、プライマリレバー5やセカンダリレバー6と同様、例えば薄い鋼板を折り曲げて形成したものであり、全体としてアーチ状の外形形状に成形されているとともに、天板部と一対の側壁部とを有する略コ字状の断面形状に成形されている。このヨーク7の長手方向両端部には保持爪71が設けられており、この保持爪71によって、バーティブラ3を介してブレードラバー2が保持されている。この保持爪71は、ヨーク7の一対の側壁部の下端をそれぞれ内側にほぼ直角に折り曲げることで形成されている。
バーティブラ3は、保持レバー機構LMからブレードラバー2に作用する力がヨーク7の保持爪71の位置に集中せずにブレードラバー2の全長に亘り均一となるように分散させるためのものであり、ブレードラバー2に対応した長さの長尺状に形成された金属製又は所定の硬度を有する樹脂製の部品である。このバーティブラ3は、図4に示すように、その上端側にヨーク7の保持爪71に係合する左右一対の係合突起31、下端側にブレードラバー2の首部23に係合する爪部32、これらの間でブレードラバー2の頭部22が収容される溝部33を有する断面形状に成形されている。このバーティブラ3は、一対の係合突起31をヨーク7の保持爪71に係合させることで保持レバー機構LMに取り付けられる。また、このバーティブラ3は、爪部32をブレードラバー2の首部23に係合させて溝部33内にブレードラバー2の頭部22を収容することでブレードラバー2の頭部22を包みこむかたちでブレードラバー2と嵌め合わされ、この状態でブレードラバー2と保持レバー機構LMとの間に介装される。
防水カバー4は、バーティブラ3が取り付けられた保持レバー機構LM全体を覆って水密性を確保し、保持レバー機構LMに凍結による作動不良が生じないようにするためのものであり、例えばゴム材料を筒状に成形して作製した弾性変形可能な部品である。この防水カバー4には、保持レバー機構LMとバーティブラ3とを覆うように装着されたときにバーティブラ3とブレードラバー2との間に挟まれる部分に凹部41が設けられている。ここで、特に本発明を適用した防水カバー4では、このバーティブラ3とブレードラバー2との間に挟まれる部分に設けられた凹部41の形状に大きな特徴があるが、これについては詳細を後述する。
防水カバー4の装着時には、バーティブラ3とブレードラバー2との間に挟まれる部分に設けられた凹部41がバーティブラ3の溝部33の内周形状に沿うように、この溝部33内に押し込まれる。そして、ブレードラバー2の頭部22が、この防水カバー4の凹部41を介してバーティブラ3の溝部33に嵌合され、これにより、水密性を確保した状態でバーティブラ3が取り付けられた保持レバー機構LMにブレードラバー2が保持される。なお、防水カバー4の装着時にはこの防水カバー4の両端部が一対のストッパ10により閉塞され、これにより両端部の水密性も確保される。
以上のように構成されるウインターワイパーブレード1は、クリップ機構8によりワイパーアーム9の先端部に連結される。ワイパーアーム9は、図示しないワイパーモータの回転力がリンクを介して伝達されることで、ウインターワイパーブレード1をフロントウインドウガラスのガラス面に押し付けた状態で往復回転させる。これにより、ウインターワイパーブレード1は、保持レバー機構LMによりブレードラバー2を三次元に湾曲しているフロントウインドウガラスのガラス面に対応させて変位させ、また、ブレードラバー2を最適な倒れ角に傾斜させながらガラス面上を往復回転運動し、ガラス面に接触するリップ部21aによりガラス面を払拭する。
<防水カバーの詳細構造>
次に、ウインターワイパーブレード1に用いられる本発明を適用した防水カバー4の詳細な構造について、図5乃至図8を用いて説明する。図5は本発明を適用した防水カバー4の全体を示す図であり(a)は平面図、(b)は正面図である。また、図6は図5(b)中のB−B断面図、図7は図6中のC部を拡大して示す要部拡大図、図8は図6中のC部が防水カバー4の装着後にバーティブラ3の溝33内に押し込まれることで形状変化した様子を示す要部拡大図である。
防水カバー4は、例えばゴム材料を筒状に成形して作製されるものであり、図5に示すように、バーティブラ3が取り付けられた保持レバー機構LMの外周形状に対応した長尺状に形成されている。防水カバー4の長手方向の両端は開放されており、上述したように、保持レバー機構LM及びバーティブラ3を覆うように防水カバー4が装着された後、ストッパ10によってこの両端が閉塞される。また、防水カバー4上面の長手方向中央部には貫通孔42aを有するクリップ取り付け部42が形成されており、このクリップ取り付け部42上にクリップ機構8を載置し、ネジ部材などを貫通孔42aを介してプライマリーレバー5の天板部に螺合させることで、クリップ機構8が防水カバー4を介してプライマリーレバー5に取り付けられる。
防水カバー4の下面は、保持レバー機構LM及びバーティブラ3を覆うように当該防水カバー4が装着された後にブレードラバー2が取り付けられることで、幅方向の中央部分がバーティブラ3とブレードラバー2との間に挟まれることになるが、このバーティブラ3とブレードラバー2との間に挟まれる部分には、図6に示すように、装着前の断面形状が略台形形状とされた凹部41が、防水カバー4の長手方向に沿って形成されている。
凹部41は、図7に詳細に示すように、防水カバー4の上面及び下面と平行な基部100と、この基部100から開口位置に向かうに従って壁間距離が広がるように傾斜する一対の斜壁部101,102とを有する。そして、各斜壁部101,102の中途部に、斜壁部101,102の傾斜角を変化させる段差部103,104がそれぞれ形成されている。
本実施形態では、各斜壁部101,102の開口位置からの距離が異なる2つの位置に、第1の段差部103と第2の段差部104の2つの段差部が各々形成されている。そして、これら各斜壁部101では、第1の段差部103を挟んで基部100側の部分101a,102aと開口位置側の部分101b,102bとで傾斜角が異なり、第2の段差部104を挟んで基部100側の部分101b,102bと開口位置側の部分101c,102cとで傾斜角が異なっている。具体的には、例えば、各斜壁部101,102の最も基部100に近い側の部分101a,102aと、開口位置に最も近い部分101c,102cとが、それぞれ基部100に垂直な垂線に対して約15度の傾斜角とされ、中間に位置する部分101b,102bは、基部100に垂直な垂線に対して約5度の傾斜角とされている。
以上のような凹部41を有する防水カバー4は、凹部41の断面形状が略台形形状とされているため、金型を用いたコンプレッション成形(加圧成形)又はインジェクション成形(射出成形)により製造することができる。また、凹部41の斜壁部101,102にそれぞれ段差部103,104が形成されているため、保持レバー機構LM及びバーティブラ3を覆うように防水カバー4を装着して凹部41をバーティブラ3の溝部33内に押し込む際に、段差部103,104を起点として斜壁部101,102を容易に折り曲げることができ、図8に示すように、凹部41の形状をバーティブラ3の溝部33の内周形状に沿うように、つまりブレードラバー2の頭部22の外周形状に沿うように、容易に変形させることができる。
詳述すると、防水カバー4の凹部41をバーティブラ3の溝部33内に押し込む際は、斜壁部101,102の中間に位置する部分101b,102bが、第1の段差部103を起点として内側に折り曲げられる。また、斜壁部101,102の開口位置に近い部分101c,102cは、第2の段差部104を起点として外側に折り曲げられる。その結果、防水カバー4の凹部41は、図8に示すように、バーティブラ3の溝部33の内周形状に沿うように形状が変化し、ブレードラバー2の頭部22に対応した形状となる。
<変形例>
次に、本発明を適用した防水カバー4の変形例について、図9乃至図12を用いて説明する。ここで説明する変形例は、凹部41の形状が上述した例とは若干異なるものである。図9及び図10は第1変形例を示す図であり、図9は第1変形例の防水カバー4の断面図、図10は図9中のD部を拡大して示す要部拡大図である。また、図11及び図12は第2変形例を示す図であり、図11は第2変形例の防水カバー4の断面図、図12は図11中のE部を拡大して示す要部拡大図である。
第1変形例では、図10に詳細に示すように、凹部41の一対の斜壁部101,102の中途部に、段差部103,104の代わりに突起111,112をそれぞれ設けることによって、凹部41の形状をバーティブラ3の溝部33の内周形状に沿った形状に容易に変形できるようにしている。すなわち、第1変形例の防水カバー4では、凹部41が、防水カバー4の上面及び下面と平行な基部100と、この基部100から開口位置に向かうに従って壁間距離が広がるように傾斜する一対の斜壁部101,102とを有する略台形の断面形状とされている点については上述した例と同様であるが、各斜壁部101,102の中途部には、斜壁部101,102の傾斜角を変化させる段差部103,104の代わりに、斜壁部101,102の厚みを局所的に増加させる突起111,112がそれぞれ形成されている。
以上のように凹部41の一対の斜壁部101,102に突起111,112が形成された第1変形例の防水カバー4においても、凹部41の断面形状が略台形形状とされているため、金型を用いたコンプレッション成形又はインジェクション成形により製造することができる。また、凹部41の斜壁部101,102に当該斜壁部101,102の厚みを局所的に増加させる突起111,112が形成されているため、保持レバー機構LM及びバーティブラ3を覆うように防水カバー4を装着して凹部41をバーティブラ3の溝部33内に押し込む際に、これら突起111,112を起点として斜壁部101,102を容易に折り曲げることができ、斜壁部101,102に段差部103,104を形成した場合と同様に、凹部41の形状をバーティブラ3の溝部33の内周形状に沿うように、容易に変形させることができる。
また、第2変形例では、図12に詳細に示すように、凹部41の一対の斜壁部101,102の中途部に、段差部103,104の代わりに溝部121,122をそれぞれ設けることによって、凹部41の形状をバーティブラ3の溝部33の内周形状に沿った形状に容易に変形できるようにしている。すなわち、第2変形例の防水カバー4においても、凹部41が、防水カバー4の上面及び下面と平行な基部100と、この基部100から開口位置に向かうに従って壁間距離が広がるように傾斜する一対の斜壁部101,102とを有する略台形の断面形状とされている点については上述した例と同様であるが、各斜壁部101,102の中途部には、斜壁部101,102の傾斜角を変化させる段差部103,104の代わりに、斜壁部101,102の厚みを局所的に減少させる溝部121,122がそれぞれ形成されている。
以上のように凹部41の一対の斜壁部101,102に溝部121,122が形成された第2変形例の防水カバー4においても、凹部41の断面形状が略台形形状とされているため、金型を用いたコンプレッション成形又はインジェクション成形により製造することができる。また、凹部41の斜壁部101,102にそれぞれ当該斜壁部101,102の厚みを局所的に減少させる溝部121,122が形成されているため、保持レバー機構LM及びバーティブラ3を覆うように防水カバー4を装着して凹部41をバーティブラ3の溝部33内に押し込む際に、これら溝部121,122を起点として斜壁部101,102を容易に折り曲げることができ、斜壁部101,102に段差部103,104を形成した場合と同様に、凹部41の形状をバーティブラ3の溝部33の内周形状に沿うように、容易に変形させることができる。
<防水カバーの製造方法>
次に、本発明を適用した防水カバー4の製造方法の具体例について、図13及び図14を用いて説明する。図13は本発明を適用した防水カバー4をコンプレッション成形により製造する場合の工程説明図であり、図14は本発明を適用した防水カバー4をインジェクション成形により製造する場合の工程説明図である。
まず、本発明を適用した防水カバー4をコンプレッション成形により製造する例について説明する。防水カバー4をコンプレッション成形により製造する場合、図13に示すように、防水カバー4の上面側の外周形状に対応した上部金型201と、防水カバー4の側面及び凹部41を有する下面側の外周形状に対応した下部金型202と、防水カバー4の内周形状に対応した中間金型203とを用いる。これらの金型201,202,203は、コンプレッション成形機により加熱され、ゴム材料GMの架橋反応に適した温度に保たれる。
コンプレッション成形機に金型201,202,203をセットしたら、まず、図13(a)に示すように、上部金型201と中間金型203との間、および下部金型202と中間金型203との間にゴム材料GMを仕込み、その後、図13(b)に示すように、上部金型201と下部金型202を閉じて中間金型203との間に形成される空間内にゴム材料GMを十分に行き渡らせる。
次に、コンプレッション成形機により上部金型201と下部金型202との間に圧力をかけ、その状態を適切な架橋時間が経過するまで保持する。そして、架橋時間が経過したら、図13(c)に示すように、上部金型201と下部金型202とを中間金型203から離間させる(型抜き)。これにより、図13(d)に示すように、固化したゴム材料GMが中間金型203の周囲に付着した状態で取り出される。
そして、最後に、中間金型203とその周囲に付着したゴム材料GMとの間に例えば空気を吹き込むなどして、固化したゴム材料GMを中間金型203から剥離する。これにより、本発明を適用した防水カバー4が完成する。
次に、本発明を適用した防水カバー4をインジェクション成形により製造する例について説明する。防水カバー4をインジェクション成形により製造する場合、図14に示すように、防水カバー4の上面側の外周形状に対応した上部金型301と、防水カバー4の側面及び凹部41を有する下面側の外周形状に対応した下部金型302と、防水カバー4の内周形状に対応した中間金型303とを用いる。上部金型301にはゴム材料GMが流れる流路301aが貫通形成されている。これらの金型301,302,303は、インジェクション成形機により加熱され、ゴム材料GMの架橋反応に適した温度に保たれる。
インジェクション成形の場合、図14(a)に示すように、上部金型301と下部金型302を閉じた状態とし、これらの間に中間金型303を配置した状態で、金型301,302,303をインジェクション成形機にセットする。中間金型302は、例えば、カバー部材4上面の貫通孔42aに対応した位置に配置された軸などにより上部金型301に支持される。
金型301,302,303を以上のようにインジェクション成形機にセットしたら、図14(b)に示すように、インジェクション成形機により上部金型301と下部金型302との間に圧力をかけながら、インジェクション成形機のノズル310から上部金型301の流路301a内に溶融したゴム材料GMを射出する。インジェクション成形機のノズル310から射出したゴム材料GMは、上部金型301の流路301aを流れて上部金型301及び下部金型302と中間金型303との間の空間に充填される。
上部金型301及び下部金型302と中間金型303との間の空間にゴム材料GMが充填されたら、コンプレッション成形機により上部金型201と下部金型202との間に圧力をかけた状態で、適切な架橋時間が経過するまで保持する。そして、架橋時間が経過したら、図14(c)に示すように、上部金型301と下部金型302とを中間金型203から離間させる(型抜き)。これにより、図14(d)に示すように、固化したゴム材料GMが中間金型303の周囲に付着した状態で取り出される。
そして、最後に、中間金型303とその周囲に付着したゴム材料GMとの間に例えば空気を吹き込むなどして、固化したゴム材料GMを中間金型303から剥離する。これにより、本発明を適用した防水カバー4が完成する。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本発明を適用した防水カバー4は、凹部41の装着前における断面形状が、開口位置に向かって壁間距離が広がるように傾斜する一対の斜壁部101,102を有する略台形の形状とされているため、型抜き工程が必要とされるンプレッション成形又はインジェクション成形により適切に製造することができる。したがって、従来のディッピング工法などで製造していた場合と比べ、生産効率を飛躍的に向上させることができる。
また、本発明を適用した防水カバー4は、凹部41の斜壁部101,102にそれぞれ段差部103,104、或いは突起111,112、或いは溝部121,122が形成され、これら段差部103,104、或いは突起111,112、或いは溝部121,122を起点として斜壁部101,102を容易に折り曲げられるようになっているので、保持レバー機構LM及びバーティブラ3を覆うように防水カバー4を装着して凹部41をバーティブラ3の溝部33内に押し込む際に、凹部41の形状をバーティブラ3の溝部33の内周形状に沿うように容易に変形させることができる。したがって、防水カバー4自体の装着作業の作業性を向上させることができ、また、防水カバー4を装着した後のブレードラバー2の取り付け作業の作業性を向上させることができる。さらに、防水カバー4の凹部41とブレードバラー2の頭部22とがフィットするので、ブレードラバー2を脱落しにくくするという効果も得られる。
なお、以上説明した防水カバー4は、あくまで本発明の一実施形態を例示したものであり、本発明の技術的範囲は、以上の実施形態の説明で開示した技術事項に限定されるものではなく、以上の開示内容をもとに一般的な技術常識も鑑みて当然に導かれる変形例、応用例も含まれるものである。例えば、上述した防水カバー4では、凹部41の一対の斜壁部101,102に第1及び第2の2つの段差部103,104、或いは2つの突起111,112、或いは2つの溝部121,122がそれぞれ形成されているが、これら段差部、突起、溝部の数及びその形成位置は、バーティブラ3の溝部33の内周形状に応じて適宜変更するこが可能である。
また、上述した防水カバー4は、自動車のフロントウインドガラスを払拭するウインターワイパーブレード1用の防水カバーであるが、ヘッドランプやその他の自動車用灯具を払拭するワイパーブレード用、ドアミラーやその他の自動車用ミラーを払拭するワイパーブレード用、その他の自動車用のワイパーブレードに用いられる防水カバーに対しても、本発明は有効に適用可能である。さらに、自動車以外に利用されるワイパーブレード用の防水カバーに対しても、本発明は有効に適用可能である。
本発明の防水カバーを備えるウインターワイパーブレードの正面図である。 図1のウインターワイパーブレードの防水カバーを一部破断して示す図である。 図1のウインターワイパーブレードの分解斜視図である。 図2中のA−A断面図である。 本発明を適用した防水カバーの全体を示す図であり(a)は同防水カバーの平面図、(b)は同防水カバーの正面図である。 図5(b)中のB−B断面図である。 図6中のC部を拡大して示す要部拡大図である。 図6中のC部が防水カバーの装着後にバーティブラの溝内に押し込まれることで形状変化した様子を示す要部拡大図である。 第1変形例の防水カバーの断面図である。 図9中のD部を拡大して示す要部拡大図である。 第2変形例の防水カバーの断面図である。 図11中のE部を拡大して示す要部拡大図である。 本発明を適用した防水カバーをコンプレッション成形により製造する場合の工程説明図である。 本発明を適用した防水カバーをインジェクション成形により製造する場合の工程説明図である。
符号の説明
1 ウインターワイパーブレード
2 ブレードラバー
3 バーティブラ
4 防水カバー
41 凹部
100 基部
101,102 斜壁部
103,104 段差部
111,112 突起
121,122 溝部

Claims (7)

  1. ガラス面を払拭するためのブレードラバーがバーティブラを介して保持レバー機構により保持されてなるワイパーブレードの前記保持レバー機構と前記バーティブラとを覆うように装着される防水カバーにおいて、
    弾性変形可能に構成され、前記保持レバー機構と前記バーティブラとを覆うように装着されたときに前記バーティブラと前記ブレードラバーとの間に挟まれる部分に凹部を有し、
    前記凹部の装着前の断面形状が、開口位置に向かうに従って壁間距離が広がるように傾斜する一対の斜壁部を有し、各斜壁部の中途部に、当該斜壁部の傾斜角を変化させる段差部が形成された断面形状とされていることを特徴とするワイパーブレードの防水カバー。
  2. 前記斜壁部の前記開口位置からの距離が異なる複数の位置に、前記段差部がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイパーブレードの防水カバー。
  3. ガラス面を払拭するためのブレードラバーがバーティブラを介して保持レバー機構により保持されてなるワイパーブレードの前記保持レバー機構と前記バーティブラとを覆うように装着される防水カバーにおいて、
    弾性変形可能に構成され、前記保持レバー機構と前記バーティブラとを覆うように装着されたときに前記バーティブラと前記ブレードラバーとの間に挟まれる部分に凹部を有し、
    前記凹部の装着前の断面形状が、開口位置に向かうに従って壁間距離が広がるように傾斜する一対の斜壁部を有し、各斜壁部の中途部に、当該斜壁部の厚みを局部的に増加させる突起が形成された断面形状とされていることを特徴とするワイパーブレードの防水カバー。
  4. 前記斜壁部の前記開口位置からの距離が異なる複数の位置に、前記突起がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項3に記載のワイパーブレードの防水カバー。
  5. ガラス面を払拭するためのブレードラバーがバーティブラを介して保持レバー機構により保持されてなるワイパーブレードの前記保持レバー機構と前記バーティブラとを覆うように装着される防水カバーにおいて、
    弾性変形可能に構成され、前記保持レバー機構と前記バーティブラとを覆うように装着されたときに前記バーティブラと前記ブレードラバーとの間に挟まれる部分に凹部を有し、
    前記凹部の装着前の断面形状が、開口位置に向かうに従って壁間距離が広がるように傾斜する一対の斜壁部を有し、各斜壁部の中途部に、当該斜壁部の厚みを局部的に減少させる溝部が形成された断面形状とされていることを特徴とするワイパーブレードの防水カバー。
  6. 前記斜壁部の前記開口位置からの距離が異なる複数の位置に、前記溝部がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項5に記載のワイパーブレードの防水カバー。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載のワイパーブレードの防水カバーの製造方法であって、
    前記凹部に対応した形状の金型を用い、ゴム材料をコンプレッション成形又はインジェクション成形することで製造することを特徴とする防水カバーの製造方法。
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