JP4922631B2 - 磁気エネルギー回生電流スイッチを用いた単相誘導電動機 - Google Patents

磁気エネルギー回生電流スイッチを用いた単相誘導電動機 Download PDF

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本発明は、磁気エネルギー回生電流スイッチ (スナバエネルギ回生電流スイッチ=磁気エネルギ回生スイッチ:Magnetic Energy Recovery Switch 以下MERSと称する)を用いた単相誘導電動機に関する。
従来、商用電源と三相誘導電動機との間に、公知のMERS(特許文献1及び非特許文献1を参照)を挿入することで、始動時の力率を改善し、始動トルクを大幅に向上できるということが非特許文献1に報告されている。
特許第3634982号 高久拓・磯部高範・鳴島じゅん・筒井広明・嶋田隆一:「磁気エネルギーを蓄積回生する電流スイッチによる力率改善」,電学論D,vol.125No.4pp.372−377(2005)
一方、単相誘導電動機は電灯線から簡単に利用でき、扱いが容易なためで数多く使用されている。しかし、その反面同じ定格の三相誘導電動機と比較すると、相誘導電動機は力率が悪い負荷である。負荷率が低い場合には力率は40%まで低下し、最も良い場合でも70%程度である。力率の悪い負荷が工場などで多く使われる状況では、それだけ大容量の電源を用意しなければならず、コストアップにつながる。また、力率低下による電流の増加は送配電線の銅損増加になり、電力系統の利用率、効率に悪影響を与える。さらに、単相誘導電動機は負荷率(すべり)によってインピーダンスが大きく変化といった特性がある。負荷がほとんど変動せず定格負荷付近で運転を行う場合にあっては、定格負荷に最適なコンデンサを選び、力率を改善させるといった手法が昔から知られているが、負荷率が大きく変動するような場合コンデンサでは補償しきれない。また、単相誘導電動機は効率が劣り、機械寸法、重量が大きくなり、さらに始動トルクを発生させるために始動装置が必要であるなどの問題点もある。
本発明は、このような問題点を改善するためなされたもので、その目的は起動装置を完全半導体化及び低コスト化、さらには運転時における効率、力率の向上を図ることができる磁気エネルギー回生電流スイッチを用いた単相誘導電動機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するためなされたもので、請求項1に対応する発明は、単相交流電源と、
前記単相交流電源に並列に接続され主巻線と、前記単相交流電源と前記主巻線の両接続点に直列に接続される補助巻線を有した単相誘導電動機において、
記主巻線及び前記補助巻線の間であって前記補助巻線に直列に接続され、2個の自己消弧素子をハーフブリッジ接続したものを2組組み合わせてフルブリッジ接続した単相ブリッジ回路と、前記単相ブリッジ回路のハーフブリッジ相互の接続点に接続したエネルギ蓄積コンデンサからなり、前記各自己消弧素子を電源周期に同期してスイッチングさせることにより、可変容量の直列コンデンサのような働きをする磁気エネルギー回生電流スイッチと、
前記単相誘導電動機の磁気エネルギーを、前記エネルギー蓄積コンデンサに蓄積及び放出可能にする電流スイッチ制御回路とを具備したことを特徴とする磁気エネルギー回生電流スイッチを用いた単相誘導電動機である。
前記目的を達成するためなされたもので、請求項2に対応する発明は、単相交流電源と、
前記単相交流電源に並列に接続され主巻線と、前記単相交流電源と前記主巻線の両接続点に直列に接続される補助巻線を有した単相誘導電動機において、
記主巻線及び前記補助巻線の間であって前記主巻線に直列に接続され、2個の自己消弧素子をハーフブリッジ接続したものを2組組み合わせてフルブリッジ接続した単相ブリッジ回路と、前記単相ブリッジ回路のハーフブリッジ相互の接続点に接続したエネルギ蓄積コンデンサからなり、前記各自己消弧素子を電源周期に同期してスイッチングさせることにより、可変容量の直列コンデンサのような働きをする磁気エネルギー回生電流スイッチと、
前記単相誘導電動機の磁気エネルギーを、前記エネルギー蓄積コンデンサに蓄積及び放出可能にする電流スイッチ制御回路とを具備したことを特徴とする磁気エネルギー回生電流スイッチを用いた単相誘導電動機である。
前記目的を達成するためなされたもので、請求項3に対応する発明は、単相交流電源と、
前記単相交流電源に並列に接続され主巻線と、前記単相交流電源と前記主巻線の両接続点に直列に接続される補助巻線を有した単相誘導電動機において、
前記単相交流電源と、前記主巻線及び前記補助巻線の接続点との間に直列に接続され、2個の自己消弧素子をハーフブリッジ接続したものを2組組み合わせてフルブリッジ接続した単相ブリッジ回路と、前記単相ブリッジ回路のハーフブリッジ相互の接続点に接続したエネルギ蓄積コンデンサからなり、前記各自己消弧素子を電源周期に同期してスイッチングさせることにより、可変容量の直列コンデンサのような働きをする第1の磁気エネルギー回生電流スイッチと、
前記主巻線及び前記補助巻線の間であって前記補助巻線に直列に接続され、2個の自己消弧素子をハーフブリッジ接続したものを2組組み合わせてフルブリッジ接続した単相ブリッジ回路と、前記単相ブリッジ回路のハーフブリッジ相互の接続点に接続したエネルギ蓄積コンデンサからなり、前記各自己消弧素子を電源周期に同期してスイッチングさせることにより、可変容量の直列コンデンサのような働きをする第2の磁気エネルギー回生電流スイッチと、
前記第1及び第2の磁気エネルギー回生電流スイッチの各自己消弧素子をオン・オフさせるためのタイミングを与えると共に、前記単相誘導電動機の磁気エネルギーを、前記エネルギー蓄積コンデンサに蓄積及び放出可能にする電流スイッチ制御回路とを具備したことを特徴とする磁気エネルギー回生電流スイッチを用いた単相誘導電動機である。
本発明は、MERSを単相誘導電動機の主巻線又は補助巻線に直列に接続することにより、起動装置を完全半導体化及び低コスト化、さらには運転時における効率、力率の向上を図ることができる単相誘導電動機を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明するが、始めに本発明の重要な構成である、MERS3について説明する。MERS3は、図2に示すように2個の自己消弧素子(以下単に素子と称する)S1、S4からなるハーフブリッジと、2個の自己消弧素子S2、S3からなるハーフブリッジとを接続したフルブリッジ回路に、エネルギ蓄積コンデンサCを接続したものであって、各素子S1−S3と、S2−S4に対してオン・オフさせるためのタイミング信号を電流スイッチ制御回路4とからなるものである。
なお、各素子S1〜S4は、各々各素子本体と、各素子本体に逆並列に接続された並列ダイオードを備えている。
ここで、MERS3の動作について、図3〜図5を用いて説明する。電源電圧が図2のような向きの位相のときに、S2の並列ダイオードとS1の素子本体、S3の素子本体とS4の並列ダイオードの二つのアームに電流が平行して流れる。このとき各素子が理想的であるとすると、コンデンサCの電圧はゼロである。ある程度の電流が流れている時点で、図3(1)〜(4)の順序で動作させる。例えばS1・S3をオフにすると、負荷のインダクタンスLに蓄えられていた磁気エネルギーが、S2とS4の寄生ダイオードを通ってMERSのコンデンサCに吸収される。コンデンサの電圧は徐々に上昇すると同時に電流が減少し、電流がゼロとなった時点でS2・S4はオフになるので、それ以上電流は流れなくなる。コンデンサにエネルギーが蓄えられている状態で再びS1・S3をオンにすると、S1・S3を通ってコンデンサのエネルギーが負荷に回生し、電流が増加する。このとき、コンデンサが回路に直列に挿入された形になるので、負荷:LRには電源電圧Vよりも高い電圧V+Vcが印加される。
したがって、回路の時定数L/Rよりも早い時定数で電流は増加することになる。これは、回路のインダクタンスLが電源から見たときに、見かけ上小さくなったといえ、力率が改善する効果となる。コンデンサが放電して電圧がゼロになると、再びの状態に戻り、電流が平行して流れる。交流電源において、の時点で位相が反転し、電圧Vが逆方向の場合には、S2とS4をオンにすれば、電流は逆方向に流れて、コンデンサのエネルギーが負荷に回生することになる。電流が前述とは逆向きに流れているときに、S2・S4をオフにすると、負荷の磁気エネルギーはS1とS3の並列ダイオードを通ってコンデンサに吸収されるので、電流の方向に拘わらずコンデンサ電圧Vcの極性は常に同じである。したがって、従来の力率改善直列コンデンサと異なり、極性を持ったDCコンデンサを使用できる。
電流スイッチ制御回路4は、交流電源の出力電流及び出力電圧から検出し、これを調整できる位相検出・調整回路41と、位相検出・調整回路41からの出力に応じてケートパルスを発生するゲートパルス発生回路42から構成されている。なお、MERS3に使用するMOS:FETあるいはIGBTを駆動するには、ゲートーソース間あるいはゲート・ドレイン問に電圧信号を入力する必要がある。しかしMERS3は直列に回路に挿入されるため、ソース/エミッタの電位が大きく変動する。そのためゲート・ソース/エミッタ間を主回路から絶縁しなければならない。ゲート信号を絶縁しつつ伝達する方式として、パルストラこイスを介して直接電力を電送する方式、フォトカプラを用いて光信号で信号のみを伝達する方式、圧電素子を用いたピエゾカプラ方式などを用いる。
第1の実施形態は、図1のように構成されている。単相交流電源1と、交流電源1に並列に接続された主巻線21及び補助巻線22を有し、主巻線21と補助巻線22の接続点に、始動用コンデンサ23と回転力が所定値以上なったとき開く遠心スイッチ24の直列回路と、該直列回路に対して並列に接続された運転用コンデンサ25が接続されたコンデンサ始動コンデンサ誘導形単相誘導電動機2と、単相誘導電動機2の主巻線21及び補助巻線22の間に接続され、2個の自己消弧素子をハーフブリッジ接続したものを2組組み合わせてフルブリッジ接続した単相ブリッジ回路と、該単相ブリッジ回路のハーフブリッジ相互の接続点に接続したエネルギ蓄積コンデンサからなり、前記各自己消弧素子を電源周期に同期してスイッチングさせることにより、可変容量の直列コンデンサのような働きをするMERS3と、単相誘導電動機2の磁気エネルギーを、MERS3の蓄積コンデンサCに蓄積及び放出可能にする電流スイッチ制御回路4とを具備し、補助巻線22とMERS3を直列接続し、始動用コンデンサ及びスイッチ、又は前記始動用コンデンサ及び記スイッチ並びに前記運転用コンデンサを省いた構成としたものである。
このように、図1の起動装置の代りにMERS3を用いたので、次のような作用効果が得られる。MERS3は原理上電流の位相を遅れから進みまで任意に制御できるため、補助巻線22に進相電流を流すことも可能である。また、蓄積コンデンサCに充電される極性は電流方向によらず常に同じであるので、単位体積当り静電容量の大きい直流用の電解コンデンサを使用でき、更には単相誘導電動機の始動装置の半導体化、安価・小形で信頼性高い始動装置が得られる。また、力率を大幅に改善でき、起動トルクを最大にでき、運効率を高めることが可能となる。
ここで、MERS3を使用することで、力率が改善される理由について説明する。MERS3の各素子のスイッチングパターンは、図3に示すように、電源電圧に同期したスイッチングを行う。基本的には電源電圧Vが正のときS2、S4をオンにし、電源電圧Vが負のときS1、S3をオンにする。このときMERS3の蓄積コンデンサCには負荷リアクタンスLの磁気エネルギーを蓄積することによって電圧Vc自動的に発生し、電源電圧Vと電圧Vcの和もしくは差が負荷に印加されることによって回路に流れる電流の位相が変化する。更にスイッチング位相角を電源位相からα進める制御により、回路に流れる電流Iの位相 を制御することができ、電流の位相を電源電圧の位相と一致するように制御することで、電源から見た負荷の力率を改善することができる。
以上述べたことは、図6〜図9の実験結果からも明らかである。ここで実験は、図1に示す補助巻線22にある、始動用コンデンサ23と、運転用コンデンサ25と、遠心スイッチ24からなる起動装置の代わりに、MERS3を用いた。単相誘導電動機に対し、MERS3ありとなし時について拘束試験を行い、始動トルクの比較を行った。なお、始動トルクについては、周知の式のように主巻線電流と補助巻線電流の積とその位相差φによって求めることができる。そのため、MERS3を用いて補助巻線22の電流の位相を変化させたものである。
図6は、MERS3の蓄積コンデンサCを最適な値例えば160[μF]とし、負荷を変化させたとき(with MERS)の力率と、MERS3を接続しない従来例(w/o MERS)との比較である。この特性図から本実施形態では力率を大幅に改善できる。
図7は従来例(w/o MERS)と、本実施形態(with MERS)との起動トルクの比較を示す特性図である。この場合のMERS3の蓄積コンデンサCとして例えば100[μF]とし最適な電流位相、すなわちコンデ電圧がフル放電する位相としたものである。
図8は従来例(w/o MERS)と、本実施形態(with MERS)との効率の比較を示す特性図である。このことから、本実施形態では誘導電動機にかかる電圧を調整し、軽負荷時における効率の向上が確認できる。
図9は従来の単相誘導電動機の特性図で、50[Hz]と、60[Hz]に変えたときの負荷に対する力率の変化が、大幅となる。具体的には、周波数が50[Hz]のとき力率が0.3〜0.6であるのに対して、60[Hz]のときは、力率が1.0〜0.9と高いこと分かる。本発明の実施形態によれば、MERSを組み合わせることにより、以上のような周波数変化による力率の変化が避けられる。
図10は、本発明の第2の実施形態を説明するための概略構成である。第2の実施形態は、MERS3を主巻線21と直列接続したものであり、これ以外の構成は、図1と同一であるので、その説明を省略する。図10において、前述の実施形態と同様に、始動トルクの増加、始動装置の完全半導体化が可能となり、運転時において、MERS3の位相と調整することで、主巻線21にかかる電圧、電流を調整し、軽負荷において効率を向上させることが可能である。
図11は、本発明の第3の実施形態を説明するための概略構成である。第3の実施形態は、例えば遠心スイッチ5を補助巻線に対して直列に接続した構成、つまり図1の遠心スイッチ24を残したような構成である。これ以外の構成は、図1と同一であるので、その説明を省略する。このように構成することにより、単相誘導電動機2の起動後、例えば数サイクル経過すると、遠心スイッチ5が開くので、補助巻線22を所定時間経過後、電動機の主回路から切り離される。この結果、交流電源1の容量を小さくできる。
図12は、本発明の第4の実施形態を説明するための概略構成である。第4の実施形態は、第1及び第2のMERS3A、3Bを準備し、第1のMERS3Aを、単相誘導電動機2と交流電源1の間に接続し、また第2のMERS3Bを単相誘導電動機2の主巻線21及び補助巻線22との接続点に接続したものである。そして、MERS3A、3Bの各自己消弧素子をオン・オフさせるためのタイミングを与えると共に、単相誘導電動機2の電流のオン・オフを半周期に少なくとも1回行うことで、単相誘導電動機2の電流のオフ時のスナバエネルギを、各MERS3A、3Bの蓄積コンデンサに蓄積可能にする共通の電流スイッチ制御回路(図示しないが、図1と同様な構成のもの)を設けるようにしたものである。これ以外の構成は、図1と同一であるので、その説明を省略する。
図12のような構成において、始動時にはMERS3Bにより始動トルクを発生させ、運転後にMERS3Aをオフモードとして補助巻線22を切り離す。また、MERS3Aに関しては常にゲート位相角をπ/2だけ遅れた自動力率1の運転とするため、複雑な制御スイッチも必要としない。なお、MERS3Bを切り離さず、位相を変化させることで進相コンデンサの代わりとして用いることも可能である。また、電源電圧が低下したときにも、単相誘導電動機2の定格運転が可能になる。また、図12のようにすることにより、ソフト起動が可能になる。起動トルクを最大位置にすることができる。
以上述べたMERS3の動作原理は、各素子S1〜S4のスイッチングによりエネルギ蓄積コンデンサSCと、誘導電動機2として直列に接続されるインダクタンスとの間で電源周波数による強制的な直列共振を起こさせるものである。
<変形例>
前述の実施形態では、誘導電動機2として、主巻線21と補助巻線22の接続点に、直列に始動用コンデンサ23と遠心スイッチ24の直列回路に運転用コンデンサ25を並列接続したコンデンサ始動コンデンサ誘導形単相誘導電動機を例にあげたが、始動用コンデンサ23と遠心スイッチ24を直列接続したコンデンサ始動形単相誘導電動機でも同様に実施できる。
また、図11の実施形態は、図1、図12のいずれにも適用できる。
本発明の単相誘導電動機の第1の実施形態を説明するための概略構成図。 本発明の重要な構成であるMERSを説明するための主回路図。 MERSの原理を説明するための図。 MERSの動作を説明するための図。 MERSの特徴を説明するための図。 図1の実施形態の効果を説明するための図。 図1の実施形態の効果を説明するための図。 図1の実施形態の効果を説明するための図。 従来の単相誘導電動機の周波数変化による力率変化を示す特性図。 本発明の単相誘導電動機の第2の実施形態を説明するための概略構成図。 本発明の単相誘導電動機の第3の実施形態を説明するための概略構成図。 本発明の単相誘導電動機の第4の実施形態を説明するための概略構成図。
符号の説明
1…交流電源、2…単相誘導電動機、21…主巻線、22…補助巻線、23…始動用コンデンサ、24…遠心スイッチ、25…運転用コンデンサ、3…MERS、3A…第1のMERS、3B…第2のMERS、4…電流スイッチ制御回路、41…位相検出・調整回路、42…ゲートパルス発生回路、5…遠心スイッチ。

Claims (4)

  1. 単相交流電源と、
    前記単相交流電源に並列に接続され主巻線と、前記単相交流電源と前記主巻線の両接続点に直列に接続される補助巻線を有した単相誘導電動機において、
    記主巻線及び前記補助巻線の間であって前記補助巻線に直列に接続され、2個の自己消弧素子をハーフブリッジ接続したものを2組組み合わせてフルブリッジ接続した単相ブリッジ回路と、前記単相ブリッジ回路のハーフブリッジ相互の接続点に接続したエネルギ蓄積コンデンサからなり、前記各自己消弧素子を電源周期に同期してスイッチングさせることにより、可変容量の直列コンデンサのような働きをする磁気エネルギー回生電流スイッチと、
    前記単相誘導電動機の磁気エネルギーを、前記エネルギー蓄積コンデンサに蓄積及び放出可能にする電流スイッチ制御回路とを具備したことを特徴とする磁気エネルギー回生電流スイッチを用いた単相誘導電動機。
  2. 単相交流電源と、
    前記単相交流電源に並列に接続され主巻線と、前記単相交流電源と前記主巻線の両接続点に直列に接続される補助巻線を有した単相誘導電動機において、
    記主巻線及び前記補助巻線の間であって前記主巻線に直列に接続され、2個の自己消弧素子をハーフブリッジ接続したものを2組組み合わせてフルブリッジ接続した単相ブリッジ回路と、前記単相ブリッジ回路のハーフブリッジ相互の接続点に接続したエネルギ蓄積コンデンサからなり、前記各自己消弧素子を電源周期に同期してスイッチングさせることにより、可変容量の直列コンデンサのような働きをする磁気エネルギー回生電流スイッチと、
    前記単相誘導電動機の磁気エネルギーを、前記エネルギー蓄積コンデンサに蓄積及び放出可能にする電流スイッチ制御回路とを具備したことを特徴とする磁気エネルギー回生電流スイッチを用いた単相誘導電動機。
  3. 単相交流電源と、
    前記単相交流電源に並列に接続され主巻線と、前記単相交流電源と前記主巻線の両接続点に直列に接続される補助巻線を有した単相誘導電動機において、
    前記単相交流電源と、前記主巻線及び前記補助巻線の接続点との間に直列に接続され、2個の自己消弧素子をハーフブリッジ接続したものを2組組み合わせてフルブリッジ接続した単相ブリッジ回路と、前記単相ブリッジ回路のハーフブリッジ相互の接続点に接続したエネルギ蓄積コンデンサからなり、前記各自己消弧素子を電源周期に同期してスイッチングさせることにより、可変容量の直列コンデンサのような働きをする第1の磁気エネルギー回生電流スイッチと、
    前記主巻線及び前記補助巻線の間であって前記補助巻線に直列に接続され、2個の自己消弧素子をハーフブリッジ接続したものを2組組み合わせてフルブリッジ接続した単相ブリッジ回路と、前記単相ブリッジ回路のハーフブリッジ相互の接続点に接続したエネルギ蓄積コンデンサからなり、前記各自己消弧素子を電源周期に同期してスイッチングさせることにより、可変容量の直列コンデンサのような働きをする第2の磁気エネルギー回生電流スイッチと、
    前記第1及び第2の磁気エネルギー回生電流スイッチの各自己消弧素子をオン・オフさせるためのタイミングを与えると共に、前記単相誘導電動機の磁気エネルギーを、前記エネルギー蓄積コンデンサに蓄積及び放出可能にする電流スイッチ制御回路とを具備したことを特徴とする磁気エネルギー回生電流スイッチを用いた単相誘導電動機。
  4. 前記単相誘導電動機の起動時において、前記補助巻線を所定時間経過後、電気的に開路するスイッチを備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の磁気エネルギー回生電流スイッチを用いた単相誘導電動機。
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