JP4919553B2 - 排煙脱硫装置のミストエリミネータ洗浄方法と排煙脱硫方法 - Google Patents

排煙脱硫装置のミストエリミネータ洗浄方法と排煙脱硫方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、火力発電所等の排煙脱硫装置のミストエリミネータ洗浄方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
火力発電所等のプラントには蒸気生成用のボイラを用いるが、このボイラでの燃料として使用される石炭においては、性状によって燃焼排ガス中の硫黄酸化物(以下、SO2という)量が変わる。また、このSO2を吸収除去するために、吸収剤として炭酸カルシウム(CaCO3)等をスラリ状にして燃焼排ガス中に噴霧してSO2を吸収除去する排煙脱硫装置がボイラから排出する排ガス流路に設けられ、排ガス中のSO2濃度を50ppm程度まで低減させて大気中に排出している。
【0003】
図3に排煙脱硫装置の概略構成図を示すが、吸収塔1の入口から導入された燃焼排ガス中のSO2がスプレノズル2より噴霧される吸収剤スラリと気液接触して吸収剤スラリ中に吸収される。排ガス中のSO2を吸収した吸収液は吸収塔1の下方に設けられた循環タンク3に溜まり、循環タンク3中の吸収剤スラリは再びスプレノズル2から排ガス中に噴霧される。
【0004】
また、吸収塔1内で吸収剤スラリと接触した後の燃焼排ガス中にはミストが同伴され、吸収塔出口部に設けられたミストエリミネータ4、5によって除去される。こうしてミストが吸収塔出口部で吸収され、吸収塔出口部以降の排ガス流路を構成するダクトに付着し、ダクトの腐食を防止する。
【0005】
しかしながら、このミストエリミネータ4、5も放置しておくと、ミストが堆積してしまい、閉塞してしまうおそれがあるため、定期的にミストエリミネータ4、5を洗浄する必要がある。
【0006】
このため、従来においては、図4に示すようにミストエリミネータ4の前面を複数の領域に分割し(図4ではV個に分割)、ミストエリミネータ4の後面を複数の領域に分割し(図4ではW個に分割)、ミストエリミネータ5の前面を複数の領域に分割し(図4ではX個に分割)、ミストエリミネータ5の後面を複数の領域に分割し(図4ではY個に分割)、前記各領域毎に洗浄水噴射ラインを設け、洗浄噴射ラインに設けた各洗浄弁(6−1、6−2、・・・、6−V、7−1、7−2、・・・、7−W、8−1、8−2、・・・、8−X、9−1、9−2、・・・、9−Y)を順次開閉することにより、順次洗浄噴射ラインから洗浄水を噴射し、ミストエリミネータ4、5の洗浄を行うようにしている。
【0007】
また、特開平2−222712号公報記載の発明のように排煙脱硫装置全体の水バランスを考慮して、ミストエリミネータ4、5の洗浄インターバルを図5のように吸収塔1に流入する単位時間当たりのSO2量により数パターンに分けて設定し、ミストエリミネータ4、5を洗浄する方法を用いることもある。この図5に示す洗浄方法に関するブロック線図を図6に示す。
【0008】
図6に示すようにミストエリミネータ洗浄弁が閉じた後、ミストエリミネータ洗浄弁全閉信号10を出力し、遅延復帰タイマ11によりタイマカウンタを始動させる。
【0009】
また、ミストエリミネータ洗浄弁は全開条件成立後、全閉信号が「0」となり、NOT回路12により信号が「1」となり、遅延復帰タイマ11
により1分後「1」を出力し、洗浄弁を全閉させる。
【0010】
ミストエリミネータ洗浄弁を開にするには、洗浄弁が全閉から60分経過後であって、SO2量が15Nm3/h以上の場合、または洗浄弁が全閉から120分経過後であって、SO2量が10Nm3/h以上、15Nm3/h未満の場合、または洗浄弁が全閉から240分経過後であって、SO2量が5Nm3/h以上、10Nm3/h未満の場合の3パターンのみである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術によるミストエリミネータ4、5の洗浄方法では、予め洗浄インターバルを設定していても、単位時間当たりのSO2量が変化し、当該SO2量がある範囲から逸脱した場合、ミストエリミネータ洗浄弁を開くための条件が成立せず、洗浄が見送られるといった問題が発生した。
【0012】
例えば、洗浄弁が全閉から60分経過する直前に単位時間当たりのSO2量が15Nm3/hより小さいと、ミストエリミネータ洗浄弁が開く条件が成立せず、ミストエリミネータ洗浄弁が開くためには当該洗浄弁が全閉から120分または240分経過後に、そのときのSO2量が図6に示す条件を満足することが必要である。
【0013】
このように従来技術は、単位時間当たりのSO2量の変化について配慮がされておらず、前記SO2量が変化した場合、洗浄弁開条件が成立しないことがあり、前記SO2量に見合った洗浄が行われない場合が発生するといった問題があった。
【0014】
本発明の課題は、ミストエリミネータの洗浄インターバルをSO2量の変化に対し、自動的に変えることにより、負荷変化時におけるSO2量の変化に対して、平均的な洗浄インターバルとすることができるミストエリミネータの洗浄方法を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記本発明の課題は、燃焼排ガス中の硫黄酸化物(SO2)量により設定されたミストエリミネータの洗浄インターバルに、燃焼ガス中のSO2量の変化により、洗浄インターバルを予め設定した変化率にて自動的に変える機能を追加することにより、燃焼ガス中の硫黄酸化物量の変化に応じて可変させながら水洗する排煙脱硫装置のミストエリミネータ洗浄方法により達成される。
【0016】
本発明は、ボイラから排出される燃焼ガス中の硫黄酸化物を吸収液と接触させて吸収除去する過程で得られたミストを除去するためのミストエリミネータの洗浄方法において、排ガス中の単位時間当たりの硫黄酸化物量に応じて予め決められた複数の所定の範囲毎に吸収塔入口で検出され排ガス中の単位時間当たりの硫黄酸化物量をグループ分けし、各グループ毎に予め決められた単位時間当たりの特定の硫黄酸化物量の変化率を設定し、排ガス中の単位時間当たりの硫黄酸化物量により前記複数のグループの中の対応する特定のグループを選択し、該選択したグループ内に前記硫黄酸化物量がある間は、選択されたグループ特有の変化率を単位時間毎に順次加算して、合計変化率が予め決められた所定値に達するとミストエリミネータを洗浄開始する排煙脱硫装置のミストエリミネータ洗浄方法である。
【0017】
このとき、前記特定の選択されたグループにおいて前記選択されたグループの予め決められたの変化率を単位時間毎に順次加算中に、排ガス中の単位時間当たりの硫黄酸化物量が前記選択したグループとは異なる別のグループに対応した値に変化した場合は、前記加算中の変化率の積算値に前記別のグループ特有の変化率を単位時間毎に順次加算して、合計変化率が予め決められた所定値に達するとミストエリミネータを洗浄開始することができる。
【0018】
本発明をより具体的に説明すると、排ガス中の単位時間当たりのSO2量を複数の予め決められた所定の範囲毎にグループ分けされる各グループは
1)15Nm3/h≦SO2
2)10Nm3/h≦S2量<15Nm3/h
3)5Nm3≦SO2量<10Nm3/h
とし、
また、各グループ毎に予め決められた単位時間当たりの特定の変化率を
1)15Nm3/h≦SO2量では毎分1%
2)10Nm3/h≦SO2量<15Nm3/hでは毎分0.5%
)5Nm3/h≦SO2量<10Nm3/hでは毎分0.25%
とし、合計変化率が60%に達すると、ミストエリミネータの洗浄を開始する排煙脱硫装置のミストエリミネータ洗浄方法である。
【0019】
また、本発明は、前記ミストエリミネータ洗浄方法をボイラから排出される燃焼ガス中の硫黄酸化物(SO2)を脱硫用スラリと接触させて吸収除去する吸収塔の出口部に設けたミストエリミネータの洗浄用に適用する排煙脱硫方法である。
【0020】
【作用】
ボイラから燃焼ガス中のSO2量を吸収塔入口より検出する。ミストエリミネータ洗浄弁が全閉から開にするまでの「時間」を「移動距離」(排ガス中の単位時間当たりのSO2量)に置き換え、該「移動距離」の範囲を設定する。「移動距離」がある地点に到達すれば前記洗浄弁を開いて洗浄を行うように設定し、「移動距離」がある地点まで移動する速度(排ガス中の単位時間当たりのSO2量変化率)を単位時間当たりのSO2量(SO2流量)に応じて数パターンの種類を設定し、前記SO2量が変化した場合、設定された何れかのパターンでの速度(SO2量変化率)で進むようにする。
【0021】
より具体的には、ミストエリミネータ洗浄弁開指令信号が所定の「移動距離」に達するとミストエリミネータ洗浄弁を開く指令信号を出力して、ミストエリミネータを洗浄する。その「移動距離」は単位時間当たりのSO2量(SO2流量)として、該「移動距離」に応じて洗浄弁の開指令信号の単位時間当たりの「移動距離」に加えるSO2量の単位時間当たりの変化率を予め設定し、洗浄弁開指令信号が所定の「移動距離」になると洗浄弁を開く指令信号を出力する。
【0022】
これによって、負荷変化によりSO2量が変化しても、ミストエリミネータの洗浄インターバルをSO2量の変化により変えることができるので、SO2量の変化に対し、追従性を持ち、平均的な洗浄インターバルで洗浄を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面と共に説明する。本発明の実施の形態は図3と図4に示す排煙脱硫装置に提供される。
【0024】
図1に示すように吸収塔1の単位時間当たりの入口SO2量(SO2流量)を検出し、図3に示すミストエリミネータ4、5の洗浄弁の開閉条件の一つとして、ミストエリミネータ洗浄弁6−1、6−2、・・・、6−V、7−1、7−2、・・・、7−W、8−1、8−2、・・・、8−X、9−1、9−2、・・・、9−Yへ入力する。
【0025】
ミストエリミネータ洗浄弁6−1、6−2、・・・、6−V、7−1、7−2、・・・、7−W、8−1、8−2、・・・、8−X、9−1、9−2、・・・、9−Yの開閉条件の一つとしてSO2量を入力する理由としては、ミストエリミネータ4、5へ飛散するミストの量はSO2量から定まることによる。
【0026】
ミストエリミネータ4、5の洗浄方法としては、ミストエリミネータ4の前面を洗浄弁6−1、6−2、・・・、6−Vを順次開させ洗浄し、洗浄弁6−Vを閉じた後、ミストエリミネータ4の後面を洗浄弁7−1、7−2、・・・、7−Wを順次開いて、洗浄し、洗浄弁7−Wを閉じた後、ミストエリミネータ5の前面を洗浄弁8−1、8−2、・・・、8−Xを順次開いて洗浄し、洗浄弁8−Xを閉じた後、ミストエリミネータ5の後面を洗浄弁9−1、9−2、・・・、9−Yを順次開させ、洗浄するものである。
【0027】
洗浄弁6−1、6−2、・・・、6−V、7−1、7−2、・・・、7−W、8−1、8−2、・・・、8−X、9−1、9−2、・・・、9−Yの閉時間をT1とし、SO2量の変化により、閉時間T1を自動的に変えるものとする。
【0028】
この閉時間T1を変えるものとして、信号発生器(SG)14から出力される0〜100%の範囲を持つ信号を構成し、100%まで信号を変化させ、ここでは60%に達した時、洗浄弁を開させるものとし、これを洗浄弁開指令として使用するものとする。
【0029】
洗浄弁開指令信号の変化率をSO2量によりそれぞれ予め設定し、SO2量の変化により関数発生器(FG)13で自動的に洗浄弁開指令信号の変化率を切り替えるものとする。
【0030】
図1に基づき、以下に洗浄弁6−1、6−2、・・・、6−V、7−1、7−2、・・・、7−W、8−1、8−2、・・・、8−X、9−1、9−2、・・・、9−Yの開閉操作について説明する。
【0031】
図2に示すように、洗浄弁開指令信号の変化率をSO2量により、それぞれ予め設定し、これを関数化し、関数発生器(FG)13に設定する。
【0032】
信号発生器(SG)14より閉時間T1を0%とする信号を発生させ、さらに排ガス中のSO2量を検出し、そのSO2量により設定された変化率を信号に加え、合計した洗浄弁開指令信号が60%に達したらH/Lモニタ15から洗浄弁開指令信号を出力し、洗浄弁を開いてミストエリミネータ4または5の洗浄を行う。
【0033】
例えば、排ガス中のSO2量が15Nm3/h以上であれば、毎分1%を信号発生器(SG)14からの信号に加え、その状態が続くと60分後に洗浄弁開指令信号が60%に達するので洗浄弁開指令信号を洗浄弁に送信してミストエリミネータ4または5の洗浄を開始し、10Nm3≦SO2量<15Nm3/hであれば、毎分0.5%を加え、この状態が続くと240分後に洗浄を開始し、5Nm3≦SO2量<10Nm3/hであれば、毎分0.25%を加え、その状態が続くと240分後に洗浄弁開指令信号が60%に達するので、ミストエリミネータ4または5の洗浄を開始するものとする。
【0034】
また、排ガス中のSO2量が負荷変化により、変化(増減)した場合は、変化(増減)後のSO2量に該当する変化率を変化前の積算した変化率である洗浄弁開指令信号に加えるものとする。
【0035】
この結果、排ガス中のSO2量が負荷変化により、変化(増減)した場合においても、そのSO2量の増減に応じて変化率を変えることができ、洗浄インターバルを自動的に変えることができ、平均的な洗浄が可能となる。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、SO2量の変化によりミストエリミネータの洗浄インターバルを自動的に変えることができるので、負荷変化時におけるSO2量の変化に対して、平均的な洗浄インターバルとすることができ、ミスト付着によるミストエリミネータの閉塞を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施する形態の一例におけるミストエリミネータ洗浄弁の制御回路図である。
【図2】 本発明を実施する形態の一例におけるミストエリミネータ洗浄インターバル設定及び変化率をSO2量に関するグラフに表した図である。
【図3】 ミストエリミネータを備えた排煙脱硫装置の一例の全体概略構成図である。
【図4】 図3に示すミストエリミネータの洗浄系統を表す概略系統図である。
【図5】 従来技術を実施する形態の一例におけるミストエリミネータの洗浄インターバル設定を表した図である。
【図6】 従来技術を実施する形態の一例におけるミストエリミネータ洗浄弁の制御回路を表すブロック図である。
【符号の説明】
1 吸収塔
2 スプレノズル
3 循環タンク
4、5 ミストエリミネータ
6、7、8、9 ミストエリミネータ洗浄弁
10 ミストエリミネータ洗浄弁全閉信号
11 遅延復帰タイマ
12 NOT回路
13 関数発生器
14 信号発生器
15 H/Lモニタ

Claims (4)

  1. ボイラから排出される燃焼ガス中の硫黄酸化物を吸収液と接触させて吸収除去する過程で得られたミストを除去するための排煙脱硫装置のミストエリミネータの洗浄方法において、
    排ガス中の単位時間当たりの硫黄酸化物量に応じて予め決められた複数の所定の範囲毎に吸収塔入口で検出され排ガス中の単位時間当たりの硫黄酸化物量をグループ分けし、各グループ毎に予め決められた単位時間当たりの特定の硫黄酸化物量の変化率を設定し、
    排ガス中の単位時間当たりの硫黄酸化物量により前記複数のグループの中の対応する特定のグループを選択し、該選択したグループ内に前記硫黄酸化物量がある間は、選択されたグループの予め決められたの変化率を単位時間毎に順次加算して、合計変化率が予め決められた所定値に達するとミストエリミネータを洗浄開始することを特徴とする排煙脱硫装置のミストエリミネータ洗浄方法。
  2. 特定の選択されたグループにおいて前記選択されたグループの予め決められたの変化率を単位時間毎に順次加算中に、排ガス中の単位時間当たりの硫黄酸化物量が前記選択したグループとは異なる別のグループに対応した値に変化した場合は、前記加算中の変化率の積算値に前記別のグループの予め決められたの変化率を単位時間毎に順次加算して、合計変化率が予め決められた所定値に達するとミストエリミネータを洗浄開始することを特徴とする請求項1記載の排煙脱硫装置のミストエリミネータ洗浄方法。
  3. 排ガス中の単位時間当たりのSO2量を複数の予め決められた所定の範囲毎にグループ分けされる各グループは
    1)15Nm3/h≦SO2
    2)10Nm3/h≦S2量<15Nm3/h
    3)5Nm3≦SO2量<10Nm3/h
    とし、
    また、各グループ毎に予め決められた単位時間当たりの特定の変化率を
    1)15Nm3/h≦SO2量では毎分1%
    2)10Nm3/h≦SO2量<15Nm3/hでは毎分0.5%
    )5Nm3/h≦SO2量<10Nm3/hでは毎分0.25%
    とし、
    ミストエリミネータの洗浄を開始する合計変化率を60%
    とすることを特徴とする請求項1記載の排煙脱硫装置のミストエリミネータ洗浄方法。
  4. 請求項1記載の排煙脱硫装置のミストエリミネータ洗浄方法をボイラから排出される燃焼ガス中の硫黄酸化物(SO2)を脱硫用スラリと接触させて吸収除去する吸収塔の出口部に設けたミストエリミネータの洗浄用に適用することを特徴とする排煙脱硫方法。
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