JP4918931B2 - 液晶装置及びその駆動方法並びに電子機器 - Google Patents

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Description

本発明に係るいくつかの態様は、液晶装置及びその駆動方法並びに電子機器等に関する。
電気光学装置の一形態である液晶装置では、液晶の特性(応答速度等)に温度依存性が存在するため、同じ階調を表現するために必要な液晶印加電圧が温度によって異なる。このため、従来では、階調とその階調を表現するために必要な液晶印加電圧との対応関係を示すデータテーブルを温度毎に予め用意しておき、液晶装置の表示領域近傍に設置した温度センサーによって検出した温度に対応するデータテーブルから、その温度に適した液晶印加電圧を選択することで温度変化に対する階調補正を行っていた。
この他、温度変化に対する階調補正の手法として、温度を一定に保つためにペルチェ素子を搭載した構造を採用したり、或いは、ファンを設置して強制冷却するなどの手法が用いられていた。
特開2004−325496号公報 特開2005−215128号公報 特開2005−258465号公報 特開2000−356976号公報
上記のように、温度変化に対する階調補正を行うために温度毎のデータテーブルを用意する手法では、大容量のメモリー、または小容量ならば多数のメモリーが必要となり、消費電力、実装面積及びコストの増大を招くことになる。また、複数のデータテーブルを用意することで調整時間も増えることから、小型化や低コスト化には不向きである。
一方、ペルチェ素子を用いる場合でも、ペルチェ素子は高価であり、消費電力も増大するため低コスト化や低消費電力化には不向きである。また、ファンを用いる場合、風量を大きくするためにファン自体を大きくする必要があり、コストの増大及び筐体の大型化を招く要因となる。さらに、ファンの回転に伴う音やダストの発生を抑制する機能を設ける必要があるなど、低コスト化に不向きである。
本発明に係るいくつかの態様は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、装置の大型化及びコストの増大を招くことなく、温度変化に対する階調補正を行うことが可能な液晶装置及びその駆動方法並びに電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかるひとつの液晶装置は、温度を検出する温度検出手段を備え、フレーム周波数を一定とし、前記温度検出手段にて検出された前記温度が高いほど、サブフレーム周波数を下げて1フレーム内に含まれるサブフレーム数を減らし、前記温度が低いほど前記サブフレーム周波数を上げて前記1フレーム内に含まれるサブフレーム数を増やすことにより、前記1フレーム内に含まれるサブフレーム数を前記温度に応じて最大数から最小数の範囲内で動的に設定し、前記1フレーム内における各画素の階調を表す画像データを基に、1画素単位で、最大数分のサブフレームにおける最初の一定数分のサブフレームの各々に対応付けられ黒レベルを示す1ビットデータからなる黒表示コードと、次の一定数分のサブフレームの各々に対応付けられ黒レベル又は白レベルを示す1ビットデータの組み合わせからなる階調表示に必要な階調コードと、残りのサブフレームの各々に対応付けられ黒レベル又は白レベルを示す1ビットデータの組み合わせからなる階調を維持するために必要なキープコードとを含むデジタルコードを生成し、前記1フレーム内に含まれるサブフレームの各々における各画素の輝度レベルを、1画素単位で生成された前記デジタルコードの内、前記1フレーム内に含まれるサブフレームの各々に対応する1ビットデータに応じて黒レベル又は白レベルとすることで前記1フレームの階調表示を行い、前記デジタルコードに含まれる黒表示コード、階調コード及びキープコードの内容は、各階調毎に予め設定されていると共に、前記サブフレーム周波数の変化によって前記1フレーム内のサブフレーム数が最大数から最小数の範囲内で増減した時に前記キープコードの一部のみが未使用となるように、前記黒表示コード、前記階調コード及び前記キープコードの長さが設定されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかるひとつの液晶装置の駆動方法は、温度を検出する工程と、フレーム周波数を一定とし、前記温度が高いほど、サブフレーム周波数を下げて1フレーム内に含まれるサブフレーム数を減らし、前記温度が低いほど前記サブフレーム周波数を上げて前記1フレーム内に含まれるサブフレーム数を増やすことにより、前記1フレーム内に含まれるサブフレーム数を前記温度に応じて最大数から最小数の範囲内で動的に設定する工程と、前記1フレーム内における各画素の階調を表す画像データを基に、1画素単位で、最大数分のサブフレームにおける最初の一定数分のサブフレームの各々に対応付けられ黒レベルを示す1ビットデータからなる黒表示コードと、次の一定数分のサブフレームの各々に対応付けられ黒レベル又は白レベルを示す1ビットデータの組み合わせからなる階調表示に必要な階調コードと、残りのサブフレームの各々に対応付けられ黒レベル又は白レベルを示す1ビットデータの組み合わせからなる階調を維持するために必要なキープコードとを含むデジタルコードを生成する工程と、前記1フレーム内に含まれるサブフレームの各々における各画素の輝度レベルを、1画素単位で生成された前記デジタルコードの内、前記1フレーム内に含まれるサブフレームの各々に対応する1ビットデータに応じて黒レベル又は白レベルとすることで前記1フレームの階調表示を行う工程と、を有し、前記デジタルコードに含まれる黒表示コード、階調コード及びキープコードの内容は、各階調毎に予め設定されていると共に、前記サブフレーム周波数の変化によって前記1フレーム内のサブフレーム数が最大数から最小数の範囲内で増減した時に前記キープコードの一部のみが未使用となるように、前記黒表示コード、前記階調コード及び前記キープコードの長さが設定されていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気光学装置は、温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段にて検出された前記温度に応じて1フレーム内に含まれる複数のサブフレームのサブフレーム数を設定し、前記複数のサブフレームの各々における画素の輝度レベルを少なくとも第1のレベル又は第2のレベルとすることで階調表示を行うことを特徴とする。
このような特徴を有する電気光学装置によると、例えば表示領域近傍の温度が低い場合には1フレーム内のサブフレーム数を多くして(1サブフレーム期間を短くして)データの処理時間を速めることで、電気光学材料(例えば液晶)の応答速度を速くすることと同等の効果を得ることができ、一方、温度が高い場合には1フレーム内のサブフレーム数を少なくして(1サブフレーム期間を長くして)データの処理時間を遅くすることで、電気光学材料の応答速度を遅くすることと同等の効果を得ることができる。つまり、温度に応じて1フレーム内のサブフレーム数を設定することにより、温度変化に関わらず、電気光学材料の応答速度を均一化することが可能となる。
従って、本発明に係る電気光学装置によれば、従来のようなルックアップテーブルやペルチェ素子を用いる必要がないため、装置の大型化及びコストの増大を招くことなく、温度変化に関わらず、温度変化に対する階調補正を行うことが可能となる。
また、本発明に係る電気光学装置において、前記サブフレーム数の前記画素の輝度レベルを指定するデジタルコードを生成するコード生成手段を備えることが望ましい。
このような構成を採用することにより、簡単且つ高速な回路構成で、温度に応じて1フレーム内のサブフレーム数を設定し、各サブフレームにおける画素の輝度レベルを制御することができる。
また、本発明に係る電気光学装置において、前記第1のレベルは前記画素の輝度レベルが0の黒表示に相当し、前記第2のレベルは前記画素の輝度レベルが0以外であることが望ましい。
このように、デジタルコードに黒表示コードを設けることにより、フレーム間の画像をリセットして動画品質の向上を図ることができる。また、デジタルコードに階調維持コードを設けることにより、1フレーム内のサブフレーム数が増大した場合でも画素の階調を維持し続けることができ、画像品質の劣化を防止することができる。
また、本発明に係る電気光学装置において、前記コード生成手段は、少なくとも2フレーム分の画像データを記憶可能なフレームバッファーと、前記フレームバッファーから出力される前記画像データを前記デジタルコードに変換するコード変換手段とを備え、前記温度検出手段にて検出された前記温度に応じた周波数を有するシステムクロック信号を生成するシステムクロック生成手段と、前記画像データと共に入力されるドットクロック信号、垂直同期信号及び水平同期信号に基づいて、前記フレームバッファーに対する前記画像データの書込みを制御する書込み制御手段と、前記システムクロック信号及び前記垂直同期信号に基づいて、前記フレームバッファーからの前記画像データの読出しを制御すると共に、前記サブフレーム数の設定、及び前記デジタルコードに基づく各サブフレームにおける前記画素の輝度レベルの制御を行う読出し制御手段とを備えることが望ましい。
このような構成を採用することにより、簡単且つ高速な回路構成で、デジタルコードの生成及び各サブフレームにおける画素の輝度レベル制御を実現することができる。
また、本発明に係る電気光学装置において、前記温度検出手段は、前記温度の検出結果に応じたレベルを有する電圧信号を出力し、前記システムクロック生成手段は、前記電圧信号のレベルに応じた周波数を有するシステムクロック信号を生成する電圧制御型発振器であることが望ましい。
このように、システムクロック生成手段として電圧制御型発振器を用いることにより、簡単且つ安価な回路構成で、温度検出手段から出力される電圧信号のレベル(温度)に応じた周波数を有するシステムクロック信号を生成することが可能となる。
また、本発明に係る電気光学装置の駆動方法は、温度を検出する工程と、前記温度に応じて1フレーム内に含まれる複数のサブフレームのサブフレーム数を設定し、前記複数のサブフレームの各々における画素の輝度レベルを少なくとも第1のレベル又は第2のレベルとすることで階調表示を行う工程とを有することを特徴とする。
このような特徴を有する電気光学装置の駆動方法によれば、従来のようなルックアップテーブルやペルチェ素子を用いる必要がないため、装置の大型化及びコストの増大を招くことなく、温度変化に関わらず、温度変化に対する階調補正を行うことが可能となる。
一方、本発明に係る電子機器は、上述した電気光学装置を備えることを特徴とする。
このような特徴を有する電子機器によれば、小型及び低コストで温度変化に対する階調補正を行うことが可能な電気光学装置を備えているため、表示品質の向上、小型化及び低コスト化を実現できる。
本発明の一実施形態に係る液晶装置(電気光学装置)100のブロック構成図である。 本実施形態に係る液晶装置100における画素110に関する詳細説明図である。 本実施形態に係る液晶装置100におけるサブフレーム構成とデジタルコードとの対応関係に関する説明図である。 階調と、その階調に対応して生成されるデジタルコードとの関係を示す対応表である。 本実施形態に係る液晶装置100の全体構成図である。 本実施形態に係る液晶装置100の動作を示す第1のタイミングチャートである。 本実施形態に係る液晶装置100の動作を示す第2のタイミングチャートである。 本実施形態に係る液晶装置100の温度変化に対する階調補正の第1原理説明図である。 本実施形態に係る液晶装置100の温度変化に対する階調補正の第2原理説明図である。 本実施形態に係る液晶装置100を適用した電子機器の一例たるプロジェクターの構成図である。 本実施形態に係る液晶装置100を適用した電子機器の一例たるパーソナルコンピューターの構成図である。 本実施形態に係る液晶装置100を適用した電子機器の一例たる携帯電話の構成図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る電気光学装置を示すブロック構成図である。なお、本実施形態に係る電気光学装置として、素子基板と対向基板とが互いに一定の間隙を保って貼付され、この間隙に電気光学材料たる液晶が挟持された構成からなる液晶装置100を例示して説明する。
なお、本実施形態に係る液晶装置100は、階調表示方式として1フレームを複数のサブフレームに分割し、各サブフレームにおける画素の輝度レベルを少なくとも第1のレベル又は第2のレベルとすることで階調表示を行うデジタル時分割駆動を採用しており、交流駆動方式としてコモン反転駆動を採用している。また、液晶装置100の表示モードはノーマリーホワイトであり、画素に電圧が加わった状態で黒表示(第1のレベル:輝度レベルが0)、電圧が加わらない状態で白表示(第2のレベル:輝度レベルが0以外)を行なうものとして説明する。
このような液晶装置100では、素子基板としてガラス基板などの透明基板が用いられ、
この素子基板上に画素を駆動するトランジスタと共に、周辺駆動回路などが形成されている。一方、素子基坂上における表示領域101aには、m本の走査線112及び保持容量線113がX方向に延在して形成され、n本のデータ線114がY方向に沿って延在して形成されており、また、走査線112とデータ線114との各交差に対応して画素110がm行×n列のマトリクス状に配列されている。なお、本実施形態では、m=480、n=720と仮定して説明する。
図2に、画素110の具体的な構成の一例を示す。この図2に示すように、画素110は、スイッチング手段としてのトランジスタ(MOS型FET)116のゲートが走査線112に、ソースがデータ線114に、ドレインが画素電極118にそれぞれ接続されると共に、画素電極118と対向電極(共通電極)108との間に電気光学材料たる液晶105が挟持されて液晶層が形成された構成となっている。
ここで、対向電極108は、画素電極118と対向するように対向基板の全面に形成される透明電極である。また、画素電極118と保持容量線113との間においては保持容量119が形成されており、液晶層を挟む電極と共に電荷を補助的に蓄積する構成となっている。なお、対向電極108及び保持容量線113には、後述する駆動電圧生成回路300からコモン電圧VCOMが供給される。
各走査線112には、後述する走査線駆動回路310からそれぞれ走査信号G1、G2、…、Gmが供給される。各走査信号G1、G2、…、Gmによって、各走査線112に接続された画素110を構成するトランジスタ116がオン状態となり、これにより、後述するデータ線駆動回路320から各データ線114に供給されたデータ信号d1、d2、…、dnが画素電極118に供給され、液晶105及び保持容量119に書き込まれる。ここで、デジタル時分割駆動を採用しているため、データ信号d1、d2、…、dnは、第1のレベル(黒)または第2のレベル(白)に対応する2値電圧である。このように画素110に書き込まれた電圧、つまり画素電極118と対向電極108との電位差に応じて液晶105の分子配向状態が変化して、照明光の変調が行われる。
以下、図1に戻って、本実施形態に係る液晶装置100の電気的構成について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る液晶装置100は、温度センサー200と、レベル変換回路210と、VCXO(Voltage Controlled Crystal Oscillator)220と、リードタイミングコントローラー230と、ライトタイミングコントローラー240と、フレームバッファー250と、ライトアドレスコントローラー260と、リードアドレスコントローラー270と、コード変換回路280と、第3セレクター290と、駆動電圧生成回路300と、走査線駆動回路310と、レベルシフター320と、データ線駆動回路330とを備えている。
なお、上記の構成要素の内、温度センサー200は温度検出手段に相当し、VCXO220はシステムクロック生成手段に相当し、ライトタイミングコントローラー240及びライトアドレスコントローラー260は書込み制御手段に相当し、リードタイミングコントローラー230、リードアドレスコントローラー270、駆動電圧生成回路300、走査線駆動回路310、レベルシフター320及びデータ線駆動回路330は読出し制御手段に相当し、フレームバッファー250、コード変換回路280及び第3セレクター290はコード生成手段に相当する。
このような液晶装置100には、不図示の外部制御装置から画像データDATA、ドットクロック信号DCLK、垂直同期信号VSYNC、水平同期信号HSYNCが入力される。画像データDATAは各画素110のそれぞれで表示すべき階調を示すデータであり、以下では画像データDATAのビット数を8ビット(つまり256階調)と仮定して説明する。なお、周知のように、ドットクロック信号DCLKは画像データDATAの転送速度(1画素分の画像データDATAの転送タイミング)を規定する信号であり、垂直同期信号VSYNCは1フレームの開始タイミングを規定する信号であり、また、水平同期信号HSYNCは1水平走査期間の開始タイミングを規定する信号である。
温度センサー200は、例えばサーミスタを用いた温度検出回路等で構成されており、表示領域101aの近傍の温度を検出し、その温度検出結果に応じたレベルを有するアナログ電圧信号をレベル変換回路210に出力する。レベル変換回路210は、温度センサー200から入力されるアナログ電圧信号のレベルを、後述のVCXO220の入力可能電圧範囲に収まるように調整し、そのレベル調整後のアナログ電圧信号をVCXO220に出力する。
VCXO220は、電圧制御型水晶発振器であり、レベル変換回路210から入力されるアナログ電圧信号のレベル(つまり温度)に応じた周波数を有するシステムクロック信号SCLKを生成してリードタイミングコントローラー230に出力する。ここで、システムクロック信号SCLKの周波数fSCLKは下記(1)式で表される。なお、下記(1)式において、fFMはフレーム周波数(60Hz)、kは1フレーム内のサブフレーム数(最小値kmin〜最大値kmax)、mは走査線本数(480本)、nはデータ線本数(720本)、Nは相展開数(例えば「80」)である。
SCLK=fFM×k×m×n/N ・・・・(1)
つまり、本実施形態の液晶装置100では、1フレーム内のサブフレーム数kを表示領域101aの近傍の温度に応じて最小値kmin(例えば「20」)〜最大値kmax(例えば「81」)の範囲で変更する機能を実現するために、VCXO220を用いることにより、アナログ電圧信号のレベル(温度)に応じて、5.18MHz(k=20)〜21MHz(k=81)の範囲でリニアにシステムクロック信号SCLKの周波数fSCLKを変化させる。
なお、相展開とは画素110に対するデータ信号の書込み周波数(つまりシステムクロック信号SCLKの周波数fSCLK)を低くするための手法であり、相展開数Nを「80」とした場合、1本の走査線112に接続された720個の画素110に対して、80個単位でデータ信号を順次書き込むことになる。つまり、1水平走査期間に9回(相展開しない場合は720回)の書込み動作を行えば良いため、書込み周波数(fSCLK)を低くすることができる。
リードタイミングコントローラー230は、VCXO220から入力されるシステムクロック信号SCLKと、外部入力される垂直同期信号VSYNCとに基づいて、極性反転信号FR、走査スタートパルスYSP、走査転送クロックYCLK、データ転送スタートパルスXSPを生成する。
極性反転信号FRは、画素110の書込み電圧の極性反転周期を規定する信号(言い換えれば、コモン反転動作周期を規定する信号)である。本実施形態では、1フレームに1回極性が反転するように極性反転周期を決定する。つまり、極性反転信号FRは、1フレームに1回レベルが変化するパルス信号である。なお、本実施形態では、極性反転信号FRがハイレベルの場合に正極性の電圧を画素110に書き込み、ローレベルの場合に負極性の電圧を画素110に書き込むものとする。
走査スタートパルスYSPは、各サブフレームの開始タイミングを規定する信号であり、システムクロック信号SCLKを分周することで生成される。この走査スタートパルスYSPの周波数fYSPは下記(2)式で表される。
YSP=fFM×k ・・・・(2)
つまり、走査スタートパルスYSPの周波数fYSPは、表示領域101aの近傍の温度に応じて、1.2kHz(k=20)〜4.86kHz(k=81)の範囲でリニアに変化することになる。
走査転送クロックYCLKは、走査側(Y側)の走査速度を規定する信号(言い換えれば、走査信号G1、G2、…、Gmの出力タイミングを規定する信号)であり、システムクロック信号SCLKを分周することで生成される。この走査転送クロックYCLKの周波数fYCLKは下記(3)式で表される。
YCLK=fYSP×m/2 ・・・・(3)
つまり、走査転送クロックYCLKの周波数fYCLKは、表示領域101aの近傍の温度に応じて、288kHz(k=20)〜1.16MHz(k=81)の範囲でリニアに変化することになる。
データ転送スタートパルスXSPは、1水平走査期間の開始タイミングを規定する信号であり、システムクロック信号SCLKを分周することで生成される。このデータ転送スタートパルスXSPの周波数fXSPは下記(4)式で表される。
XSP=fYSP×m ・・・・(4)
つまり、データ転送スタートパルスXSPの周波数fXSPは、表示領域101aの近傍の温度に応じて、576kHz(k=20)〜2.33MHz(k=81)の範囲でリニアに変化することになる。
上記のリードタイミングコントローラー230は、垂直同期信号VSYNCをリードアドレスコントローラー270に出力し、システムクロック信号SCLKをリードアドレスコントローラー270、第3セレクター290及びデータ線駆動回路330に出力し、極性反転信号FRを駆動電圧生成回路300及びレベルシフター320に出力し、走査スタートパルスYSP及び走査転送クロックYCLKを走査線駆動回路310に出力し、また、データ転送スタートパルスXSPをデータ線駆動回路330に出力する。
ライトタイミングコントローラー240は、外部制御装置から入力されるドットクロック信号DCLK、垂直同期信号VSYNC及び水平同期信号HSYNCの内、垂直同期信号VSYNCをフレームバッファー250(詳細には第1セレクター251及び第2セレクター254)に出力し、ドットクロック信号DCLK、垂直同期信号VSYNC及び水平同期信号HSYNCをライトアドレスコントローラー260に出力する。
フレームバッファー250は、外部制御装置から入力される画像データDATAを2フレーム分記憶可能なメモリーを備えており、1フレーム毎に書込み専用のメモリーと読出し専用のメモリーとを交互に切り替えることで連続的な画像表示を可能とするものである。このようなフレームバッファー250は、第1セレクター251、第1メモリー252、第2メモリー253及び第2セレクター254から構成されている。
第1セレクター251は、ライトタイミングコントローラー240から入力される垂直同期信号VSYNCに同期して、上記の画像データDATAの出力先となるメモリー(第1メモリー252、第2メモリー253)を交互に切り替える。つまり、画像データDATAの出力先として選択された第1メモリー252または第2メモリー253の一方が書込み専用のメモリー、他方が読み出し専用のメモリーとなり、1フレーム毎に書込み専用のメモリーと読出し専用のメモリーとが交互に切り替わることになる。
第1メモリー252は、1フレーム分の画像データDATAを記憶可能な容量を有するRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリーであり、書込み専用時にはライトアドレスコントローラー260から入力される第1ライトアドレス信号WA1によって指示されるアドレスに画像データDATAを順次記憶する(書込む)一方、読出し専用時にはリードアドレスコントローラー270から入力される第1リードアドレス信号RA1によって指示されるアドレスに記憶されている画像データDATAを順次読み出して第2セレクター254に出力する。
第2メモリー253は、1フレーム分の画像データDATAを記憶可能な容量を有するRAM等の揮発性メモリーであり、書込み専用時にはライトアドレスコントローラー260から入力される第2ライトアドレス信号WA2によって指示されるアドレスに画像データDATAを順次記憶する一方、読出し専用時にはリードアドレスコントローラー270から入力される第2リードアドレス信号RA2によって指示されるアドレスに記憶されている画像データDATAを順次読み出して第2セレクター254に出力する。
なお、上述したように、相展開数Nが「80」の場合、1回の書込み動作で80個の画素110に同時にデータ信号を書込む必要があるため、上記の第1メモリー252及び第2メモリー253から出力される画像データのビット数は、それぞれ80画素分、つまり80個×8ビット=640ビットとなる。
第2セレクター254は、ライトタイミングコントローラー240から入力される垂直同期信号VSYNCに同期して、画像データDATAの入力元となるメモリー(第1メモリー252、第2メモリー253)を交互に切り替える。具体的には、例えば、第1セレクター251が画像データDATAを第1メモリー252に出力している場合、第1メモリー252が書込み専用、第2メモリー253が読出し専用となっているため、第2セレクター254は第2メモリー253を画像データDATAの入力元に切り替え、その第2メモリー253から入力される画像データDATAをコード変換回路280に出力する。
ライトアドレスコントローラー260は、ライトタイミングコントローラー240から入力されるドットクロック信号DCLK、垂直同期信号VSYNC及び水平同期信号HSYNCに基づいて、上位制御装置から送られてくる画像データDATAの表示領域101a上での位置(つまり画素110の位置)を特定し、その特定結果に基づいて画像データを第1メモリー252、または第2メモリー253に記憶するためのライトアドレスを生成する。
また、このライトアドレスコントローラー260は、垂直同期信号VSYNCに同期して、ライトアドレスの出力先となるメモリー(第1メモリー252、第2メモリー253)を交互に切り替える。具体的には、例えば、第1セレクター251が画像データDATAを第1メモリー252に出力している場合、第1メモリー252が書込み専用、第2メモリー253が読出し専用となっているため、ライトアドレスコントローラー260は、ライトアドレスの出力先を第1メモリー252に切り替え、生成したライトアドレスを第1ライトアドレス信号WA1として第1メモリー252に出力する。
一方、例えば、第1セレクター251が画像データDATAを第2メモリー253に出力している場合、第1メモリー252が読出し専用、第2メモリー253が書込み専用となっているため、ライトアドレスコントローラー260は、ライトアドレスの出力先を第2メモリー253に切り替え、生成したライトアドレスを第2ライトアドレス信号WA2として第2メモリー253に出力する。
さらに、このライトアドレスコントローラー260は、垂直同期信号VSYNCに同期してライトアドレスをリセットすると共に、ドットクロック信号DCLKに同期してライトアドレスをカウントアップすることにより、1フレーム内の各画素に対応する画像データDATAの書込みを制御する。
リードアドレスコントローラー270は、リードタイミングコントローラー230から入力されるシステムクロック信号SCLK及び垂直同期信号VSYNCに基づいて、第1メモリー252、または第2メモリー253から画像データDATAを読出すためのリードアドレスを生成する。また、このリードアドレスコントローラー270は、垂直同期信号VSYNCに同期して、リードアドレスの出力先となるメモリー(第1メモリー252、第2メモリー253)を交互に切り替える。
具体的には、例えば、第1セレクター251が画像データDATAを第2メモリー253に出力している場合、第1メモリー252が読出し専用、第2メモリー253が書込み専用となっているため、リードアドレスコントローラー270は、リードアドレスの出力先を第1メモリー252に切り替え、生成したリードアドレスを第1リードアドレス信号RA1として第1メモリー252に出力する。
一方、例えば、第1セレクター251が画像データDATAを第1メモリー252に出力している場合、第1メモリー252が書込み専用、第2メモリー253が読出し専用となっているため、リードアドレスコントローラー270は、リードアドレスの出力先を第2メモリー253に切り替え、生成したライトアドレスを第2リードアドレス信号RA2として第2メモリー253に出力する。
さらに、このリードアドレスコントローラー270は、垂直同期信号VSYNCに同期してリードアドレスをリセットすると共に、システムクロック信号SCLKに同期してリードアドレスをカウントアップすることにより、1フレーム内の各画素に対応する画像データDATAの読出しを制御する。
コード変換回路280は、フレームバッファー250の第2セレクター254から入力される画像データDATA(640ビット)を、1画素単位で各サブフレームにおける画素110の輝度レベル(第1のレベル(黒)または第2のレベル(白))を指定するデジタルコードに変換して第3セレクター290に出力する。上述したように、本実施形態の液晶装置100では、表示領域101aの近傍の温度(温度センサー200の温度検出結果)に応じて1フレーム内のサブフレーム数kを設定するため、サブフレーム数の最大値kmaxに対応可能なデジタルコードに変換する必要がある。
つまり、1フレーム内のサブフレーム数kを温度に応じて20〜81個の範囲で設定する場合(kmax=81)、コード変換回路280は、第2セレクター254から入力される画像データDATAを、1画素単位で81個分のサブフレームに対応可能なデジタルコードに変換する。
図3は、kmax=81の場合における1フレーム内のサブフレーム構成と、1画素分のデジタルコードとの対応関係を表すものである。この図3に示すように、コード変換回路280は、1画素分の画像データDATA(8ビットデータ)を、1番目のサブフレームSF1に対応するコードC1(輝度レベルとして第1のレベル(黒)を指定する場合は「1」、第2のレベル(白)を指定する場合は「0」)、2番目のサブフレームSF2に対応するコードC2、以下同様に、81番目のサブフレームSF81に対応するコードC81という81個のコード列からなるデジタルコード(81ビットデータ)に変換する。
このようなデジタルコードにおいて、1番目及び2番目のサブフレームSF1及びSF2に対応するコードC1及びC2は黒表示を行うために必要な黒表示コードであり、3番目から12番目のサブフレームSF3〜SF12に対応するコードC3〜C12は階調表示を行うために必要な階調コードであり、残りのサブフレームSF13〜SF81に対応するコードC13〜C81は階調を維持するために必要なキープコード(階調維持コード)である。
このように、デジタルコードに黒表示コードを設けることにより、フレーム間の画像をリセットして動画品質の向上を図ることができる。また、デジタルコードにキープコードを設けることにより、1フレーム内のサブフレーム数kが増大した場合でも画素の階調を維持し続けることができ、画像品質の劣化を防止することができる。
図4は、階調(一例として0〜31階調)と、黒表示コード、階調コード及びキープコードとの対応関係を表すものである。この図4に示すように、階調に関わらず黒表示コード(C1、C2)は「1」に設定される。また、階調コード(C3〜C12)は、それぞれの階調に応じた値に設定される。さらに、キープコード(C13〜C81)は、それぞれの階調を維持するための値に設定されると共に、コード数が多いため繰り返しコードとなる。
すなわち、コード変換回路280は、図4に示すような対応表を基に、1画素分の画像データDATAが示す階調に対応する黒表示コード、階調コード及びキープコードの値を設定することで、その1画素に対応するデジタルコードを生成する。ここで、第2セレクター254からコード変換回路280に入力される画像データDATAは80画素分の階調を示す640ビットデータであるため、コード変換回路280から第3セレクター290に出力されるデジタルコードのビット数は、80画素分、つまり80画素×81ビット=6480ビットとなる。
なお、このようなコード変換回路280の機能は、例えばROM(Read Only Memory)を用いることで実現することができる。つまり、階調をアドレスとして、各アドレス(階調)に対応する黒表示コード、階調コード及びキープコードの値をROMに予め記憶しておけば、画像データDATA(階調を示すデータ)をリードアドレスとしてROMに入力することにより、その階調に対応する黒表示コード、階調コード及びキープコードの値を読出すことができ、高速且つ簡単な回路構成で画像データDATAをデジタルコードに変換することができる。
第3セレクター290は、リードタイミングコントローラー230から入力されるシステムクロック信号SCLKに同期して、コード変換回路280から入力されるデジタルコード(6480ビット)、つまり、80画素分のぞれぞれのデジタルコードに含まれるコードC1〜C81の内、最初のコードC1から順番に80画素分一括選択して一斉にレベルシフター320に出力する。つまり、第3セレクター290からレベルシフター320に出力されるデータビット数は80ビットとなる。
駆動電圧生成回路300は、走査信号G1、G2、…、Gmの電圧VG(トランジスタ116のゲートオン電圧)を生成して走査線駆動回路310に出力し、データ信号d1、d2、…、dnの基準電圧V0、最大電圧VD1(正極性の場合の黒電圧)、最小電圧VD2(負極性の場合の黒電圧)を生成してレベルシフター320に出力し、また、コモン電圧VCOMを生成して表示領域101aに設けられた対向電極108及び保持容量線113に出力する。これら最大電圧VD1と最小電圧VD2は、基準電圧V0を中心として対称となるような値に設定されている。
さらに、この駆動電圧生成回路300は、リードタイミングコントローラー230から入力される極性反転信号FRのレベルに応じて、コモン電圧VCOMの極性を基準電圧V0を中心として反転させる機能を有している。つまり、極性反転信号FRがハイレベル(正極性)の場合、コモン電圧VCOMは基準電圧V0に対して負極側の値(最小値)となり、極性反転信号FRがローレベル(負極性)の場合、コモン電圧VCOMは基準電圧V0に対して正極側の値(最大値)となる。なお、コモン電圧VCOMの最大値はデータ信号の最大電圧VD1と等しく、コモン電圧VCOMの最小値はデータ信号の最小電圧VD2と等しくなるように設定されている。
走査線駆動回路310は、走査スタートパルスYSPから各サブフレームの開始タイミングを把握すると共に、走査転送クロックYCLKに同期して、走査線112の各々に電圧VGを有する走査信号G1、G2、G3、…、Gmを順次出力する。
レベルシフター320は、第3セレクター290から入力される80画素分のコードCi(iは1〜81の整数)の値と、極性反転信号FRのレベルとに基づいて、コードCiの各々の電圧レベルを画素110に供給すべき電圧レベルにシフトし、その電圧レベルシフト後の80画素分のコードCiを表示データXDATA(80ビット)としてデータ線駆動回路330に出力する。
具体的には、レベルシフター320は、コードCiが第1のレベルを指定する「1」であり、且つ極性反転信号FRがハイレベル(正極性)であった場合、コードCiの電圧レベルを最大電圧VD1にシフトする。また、レベルシフター320は、コードCiが第1のレベルを指定する「1」であり、且つ極性反転信号FRがローレベル(負極性)であった場合、コードCiの電圧レベルを最小電圧VD2にシフトする。
一方、レベルシフター320は、コードCiが第2のレベルを指定する「0」であり、且つ極性反転信号FRがハイレベル(正極性)であった場合、コードCiの電圧レベルを最小電圧VD2にシフトする。また、レベルシフター320は、コードCiが第2のレベルを指定するコード「0」であり、且つ極性反転信号FRがローレベル(負極性)であった場合、コードCiの電圧レベルを最大電圧VD1にシフトする。
このようなレベルシフター320による電圧レベルシフト動作と、上述した駆動電圧生成回路300によるコモン電圧反転動作とによって、極性反転信号FRがハイレベルの期間では画素110にコモン電圧VCOMに対して正極性の電圧が書き込まれ、また、極性反転信号FRがローレベルの期間では画素110にコモン電圧VCOMに対して負極性の電圧が書き込まれることになる。
データ線駆動回路330は、データ転送スタートパルスXSPから1水平走査期間の開始タイミングを把握し、システムクロックSCLKに同期して表示データXDATA(80ビット)を80画素分のデータ信号として80本のデータ線114に同時に出力する。また、データ線駆動回路330は、上記のような80画素分のデータ信号の出力動作を、システムクロックSCLKに同期して80画素単位でデータ線114をずらしながら9回繰り返すことにより、1水平走査期間における720画素分のデータ信号の出力動作を完了する。
続いて、液晶装置100の全体構成について、図5を参照して説明する。ここで、図5(a)は、液晶装置100の全体構成を示す平面図であり、図5(b)は、図5(a)におけるA−A’矢視断面図である。これらの図に示されるように、液晶装置100は、画素電極118などが形成された素子基板101と、対向電極108などが形成された対向基板102とが、互いにシール材104によって一定の間隙を保って貼り合わせられるとともに、この間隙に電気光学材料としての液晶105が挟持された構造となっている。なお、実際には、シール材104には切欠部分があって、ここを介して液晶105が封入された後、封止材により封止されるが、これらの図においては省略されている。
対向電極102は、ガラス等から構成される透明な基板である。また、上述した説明では、素子基板101は透明基板からなると記載したが、反射型の液晶装置の場合は、半導体基板とすることもできる。この場合、半導体基板は不透明なので、画素電極118はアルミニウムなどの反射性金属で形成される。また、素子基板101において、シール材104の内側かつ表示領域101aの外側領域には、遮光膜106が設けられている。この遮光膜106が形成される領域内のうち、領域130aには走査線駆動回路310が形成され、また、領域140aにはレベルシフター320及びデータ線駆動回路330が形成されている。
すなわち、遮光膜106は、この領域に形成される駆動回路に光が入射するのを防止している。この遮光膜106には、対向電極108とともに、コモン電圧VCOMが印加される構成となっている。また、素子基板101において、データ線駆動回路330が形成される領域140a外側で、あって、シール材104を隔てた領域107には、複数の接続端子が形成されて、外部からの制御信号や電源などを入力する構成となっている。
一方、対向基板102の対向電極108は、基板貼合部分における4隅のうち、少なくとも1箇所において設けられた導通材(図示省略)によって、素子基板101における遮光膜106および接続端子と電気的な導通が図られている。すなわち、コモン電圧VCOMは、素子基板101に設けられた接続端子を介して、遮光膜106に、さらに、導通材を介して対向電極108に、それぞれ印加される構成となっている。
ほかに、対向基板102には、液晶装置100の用途に応じて、例えば、直視型であれば、第1に、ストライプ状や、モザイク状、トライアングル状等に配列したカラーフィルターが設けられ、第2に、例えば、金属材料や樹脂などからなる遮光膜(ブラックマトリクス)が設けられる。なお、色光変調の用途の場合には、例えば、後述するプロジェクターのライトバルブとして用いる場合には、カラーフィルターは形成されない。また、直視型の場合、液晶装置100に光を対向基板102側もしくは素子基板側から照射するライトが必要に応じて設けられる。
くわえて、素子基板101および対向基板102の電極形成面には、それぞれ所定の方向にラビング処理された配向膜(図示省略)などが設けられて、電圧無印加状態における液晶分子の配向方向を規定する一方、対向基板101の側には、配向方向に応じた偏光子(図示省略)が設けられる。ただし、液晶105として、高分子中に微小粒として分散させた高分子分散型液晶を用いれば、前述の配向膜や偏光子などが不要となる結果、光利用効率が高まるので、高輝度化や低消費電力化などの点において有利である。
次に、上記のように構成された本実施形態に係る液晶装置100の動作について、図6及び図7のタイミングチャートを参照しながら説明する。図6は、垂直同期信号VSYNCと、水平同期信号HSYNCと、ドットクロック信号DCLKと、画像データDATAとの時間的な対応関係を示すタイミングチャートである。
図6に示すように、時刻t1を垂直同期信号VSYNCの立下がりエッジが発生した時刻、つまり1フレームの開始タイミングとする。この時刻t1において、フレームバッファー250の第1セレクター251は、垂直同期信号VSYNCの立下りエッジに同期して、画像データDATAの出力先となるメモリーを切り替える。例えば、前回のフレームにおいて、画像データDATAの出力先として選択されたメモリーが第1メモリー252であった場合、今回のフレームでは第2メモリー253が画像データDATAの出力先として選択される。つまり、今回のフレームでは、第1メモリー252が読出し専用のメモリー、第2メモリー253が書込み専用のメモリーとなり、外部制御装置から入力される画像データDATAは第1セレクター251によって第2メモリー253に出力される。
また、ライトアドレスコントローラー260は、垂直同期信号VSYNCの立下りエッジに同期して、ライトアドレスの出力先となるメモリーを切り替える。上記のように、今回のフレームでは、第2メモリー253が書込み専用のメモリーであるため、第2メモリー253がライトアドレスの出力先として選択される。そして、このライトアドレスコントローラー260は、垂直同期信号VSYNCの立下りエッジに同期してライトアドレスをリセットすると共に、ドットクロック信号DCLKに同期してライトアドレスをカウントアップすることにより、1フレーム内の各画素に対応する画像データDATAのライトアドレスを生成し、そのライトアドレスを第2ライトアドレス信号WA2として第2メモリー253に出力する。
このような動作により、例えば、図6に示すように、時刻t2を水平同期信号HSYNCの立下りエッジが発生した時刻、つまり1ライン目の水平走査期間の開始タイミングとすると、この1ライン目の720画素分の画像データDATAが1画素単位で順次第2メモリー253に記憶されていくことになる。この動作が480ラインまで繰り返されることにより、今回の1フレーム分(720×480画素)の画像データDATAが第2メモリー253に記憶される。
一方、リードアドレスコントローラー270は、垂直同期信号VSYNCの立下りエッジに同期して、リードアドレスの出力先となるメモリーを切り替える。上記のように、今回のフレームでは、第1メモリー252が読出し専用のメモリーであるため、第1メモリー252がリードアドレスの出力先として選択される。そして、このリードアドレスコントローラー270は、垂直同期信号VSYNCの立下りエッジに同期してリードアドレスをリセットすると共に、ドットクロック信号DCLKに同期してリードアドレスをカウントアップすることにより、1フレーム内の各画素に対応する画像データDATAのリードアドレスを生成し、そのリードアドレスを第1リードアドレス信号RA1として第1メモリー252に出力する。
このような動作により、上述した第2メモリー253に対する今回のフレームの画像データDATAの書込み動作と並行して、第1メモリー252から前回のフレームで記憶された画像データDATAの読出しが行われ、80画素分の画像データDATA(640ビット)が第2セレクター254に順次出力される。この第2セレクター254は、垂直同期信号VSYNCの立下りエッジに同期して、第1メモリー252を画像データDATAの入力元として選択しており、上記のように第1メモリー252から入力される80画素分の画像データDATAをコード変換回路280に出力する。
コード変換回路280は、図4に示すような対応表を基に、第2セレクター254から入力される画像データDATAを、1画素分ずつ、その1画素分の画像データDATAが示す階調に対応する黒表示コード、階調コード及びキープコードの値を設定することで、その1画素に対応するデジタルコードを生成し、80画素分のデジタルコードを同時に第3セレクター290に出力する。
ここで、VCXO220からは、温度センサー200による表示領域101aの温度検出結果に応じた周波数fSCLKを有するシステムクロック信号SCLKがリードタイミングコントローラー230に出力されている。上述したように、システムクロック信号SCLKの周波数fSCLKは、レベル変換回路210から出力されるアナログ電圧信号のレベル(温度)に応じて、5.18MHz(サブフレーム数k=20)〜21MHz(サブフレーム数k=81)の範囲でリニアに変化する。
リードタイミングコントローラー230は、上記のシステムクロック信号SCLK及び垂直同期信号VSYNCに基づいて、極性反転信号FR、走査スタートパルスYSP、走査転送クロックYCLK、データ転送スタートパルスXSPを生成する。図7は、垂直同期信号VSYNCと、走査スタートパルスYSPと、走査線駆動回路310から出力される走査信号G1、G2、…、Gmと、走査転送クロックYCLKと、データ転送スタートパルスXSPと、システムクロック信号SCLKと、レベルシフター320から出力される表示データXDATAとの時間的な対応関係を示すタイミングチャートである。
上述したように、走査スタートパルスYSPの周波数fYSPは、表示領域101aの近傍の温度に応じて、1.2kHz(サブフレーム数k=20)〜4.86kHz(サブフレーム数k=81)の範囲でリニアに変化する。この走査スタートパルスYSPは各サブフレームの開始タイミングを規定する信号であるため、上記のように周波数fYSPが変化するということは、表示領域101aの近傍の温度に応じて1フレーム内のサブフレーム数kが変化することを意味する。なお、図7において、時刻t3は1番目のサブフレームSF1の開始タイミングを示し、時刻t4は2番目のサブフレームSF2の開始タイミングを示し、また、時刻tkはk番目のサブフレームSFk(kは温度によって変わる)の開始タイミングを示している。
また、走査転送クロックYCLKの周波数fYCLKは、表示領域101aの近傍の温度に応じて、288kHz(サブフレーム数k=20)〜1.16MHz(サブフレーム数k=81)の範囲でリニアに変化し、データ転送スタートパルスXSPの周波数fXSPは、表示領域101aの近傍の温度に応じて、576kHz(サブフレーム数k=20)〜2.33MHz(サブフレーム数k=81)の範囲でリニアに変化する。
図7において、時刻t3(1番目のサブフレームSF1の開始タイミング)に着目すると、第3セレクター290は、システムクロック信号SCLKの立上がりエッジに同期して、コード変換回路280から入力されるデジタルコードから、Y方向の1番目の走査線114に接続され且つX方向の1番目から80番目の画素110のそれぞれに対応するデジタルコードに含まれるコードC1〜C81の内、1番目のサブフレームSF1に対応するコードC1を80画素分一括選択して一斉にレベルシフター320に出力する。
レベルシフター320は、第3セレクター290から入力される80画素分のコードC1の値と、極性反転信号FRのレベルとに基づいて、コードC1の各々の電圧レベルを画素110に供給すべき電圧レベルにシフトし、その電圧レベルシフト後の80画素分のコードC1を表示データXDATA(80ビット)としてデータ線駆動回路330に出力する。例えば、コードC1が第1のレベル(黒)を指定する「1」であり、且つ極性反転信号FRがハイレベル(正極性)であった場合、コードC1の電圧レベルは最大電圧VD1にシフトされる(この時、駆動電圧生成回路300にて生成されるコモン電圧VCOMは基準電圧V0に対して負極側の値(最小値)となる)。
一方、走査線駆動回路310は、走査スタートパルスYSPの時刻t3における立上がりエッジによって1番目のサブフレームSF1の開始タイミングを把握すると共に、走査転送クロックYCLKの立上がりエッジに同期して、Y方向の1番目の走査線112に電圧VGを有する走査信号G1を出力する。これにより、Y方向の1番目の走査線112に接続された720個の画素110におけるトランジスタ116がオン状態となる。
そして、データ線駆動回路330は、データ転送スタートパルスXSPの時刻t3における立上がりエッジによって1番目の水平走査期間の開始タイミングを把握し、システムクロックSCLKの立上がりエッジに同期して表示データXDATA(80ビット)を80画素分のデータ信号d1、d2、…、d80として80本のデータ線114、つまりX方向の1番目から80番目までのデータ線114に出力する。これにより、Y方向の1番目の走査線112に接続された1番目から80番目までの画素110に、1番目のサブフレームSF1に対応する黒/白電圧が書き込まれる。
続いて、次のシステムクロックSCLKの立上がりエッジが発生すると、第3セレクター290は、コード変換回路280から入力されるデジタルコードから、X方向の81番目から160番目の画素110のそれぞれに対応するデジタルコードに含まれるコードC1〜C81の内、コードC1を80画素分一括選択して一斉にレベルシフター320に出力する。そして、レベルシフター320は、電圧レベルシフト後の80画素分のコードC1を次の表示データXDATA(80ビット)としてデータ線駆動回路330に出力する。
そして、データ線駆動回路330は、システムクロックSCLKの立上がりエッジに同期して表示データXDATA(80ビット)を、次の80画素分のデータ信号d81、d82、…、d160として80本のデータ線114、つまりX方向の81番目から160番目までのデータ線114に出力する。これにより、Y方向の1番目の走査線112に接続された81番目から160番目までの画素110に、1番目のサブフレームSF1に対応する黒/白電圧が書き込まれる。
以上のような動作がシステムクロックSCLKの立上がりエッジが発生する度に9回繰り返されることにより、Y方向の1番目の走査線112に接続された720個の画素110の全てに1番目のサブフレームSF1に対応する黒/白電圧が書き込まれる。
続いて、走査線駆動回路310は、走査転送クロックYCLKの時刻t31における立下がりエッジに同期して、Y方向の2番目の走査線112に電圧VGを有する走査信号G2を出力する。これにより、Y方向の2番目の走査線112に接続された720個の画素110におけるトランジスタ116がオン状態となる。
第3セレクター290は、システムクロック信号SCLKの時刻t31における立上がりエッジに同期して、コード変換回路280から入力されるデジタルコードから、Y方向の2番目の走査線114に接続され且つX方向の1番目から80番目の画素110のそれぞれに対応するデジタルコードに含まれるコードC1〜C81の内、1番目のサブフレームSF1に対応するコードC1を80画素分一括選択して一斉にレベルシフター320に出力する。レベルシフター320は、電圧レベルシフト後の80画素分のコードC1を表示データXDATA(80ビット)としてデータ線駆動回路330に出力する。
そして、データ線駆動回路330は、データ転送スタートパルスXSPの時刻t31における立上がりエッジによって2番目の水平走査期間の開始タイミングを把握し、システムクロックSCLKの立上がりエッジに同期して表示データXDATA(80ビット)を80画素分のデータ信号d1、d2、…、d80として、X方向の1番目から80番目までのデータ線114に出力する。これにより、Y方向の2番目の走査線112に接続された1番目から80番目までの画素110に、1番目のサブフレームSF1に対応する黒/白電圧が書き込まれる。
続いて、次のシステムクロックSCLKの立上がりエッジが発生すると、第3セレクター290は、コード変換回路280から入力されるデジタルコードから、X方向の81番目から160番目の画素110のそれぞれに対応するデジタルコードに含まれるコードC1〜C81の内、コードC1を80画素分一括選択して一斉にレベルシフター320に出力する。そして、レベルシフター320は、電圧レベルシフト後の80画素分のコードC1を次の表示データXDATA(80ビット)としてデータ線駆動回路330に出力する。
そして、データ線駆動回路330は、システムクロックSCLKの立上がりエッジに同期して表示データXDATA(80ビット)を、次の80画素分のデータ信号d81、d82、…、d160として80本のデータ線114、つまりX方向の81番目から160番目までのデータ線114に出力する。これにより、Y方向の2番目の走査線112に接続された81番目から160番目までの画素110に、1番目のサブフレームSF1に対応する黒/白電圧が書き込まれる。
以上のような動作がシステムクロックSCLKの立上がりエッジが発生する度に9回繰り返されることにより、Y方向の2番目の走査線112に接続された720個の画素110の全てに1番目のサブフレームSF1に対応する黒/白電圧が書き込まれる。
さらに、上述した動作がY方向の480番目の走査線112に接続された720個の画素110の全てに1番目のサブフレームSF1に対応する黒/白電圧が書き込まれるまで繰り返されることにより、1番目のサブフレームSF1において、720×480個の全ての画素110に黒/白電圧が書き込まれ、1番目のサブフレームSF1に対応する画像が表示されることになる。
続いて、時刻t4において走査スタートパルスYSPの立上がりエッジが発生し、2番目のサブフレームSF2の開始タイミングが到来すると、走査線駆動回路310は、走査転送クロックYCLKの時刻t4における立上がりエッジに同期して、Y方向の1番目の走査線112に電圧VGを有する走査信号G1を出力する。これにより、Y方向の1番目の走査線112に接続された720個の画素110におけるトランジスタ116がオン状態となる。
第3セレクター290は、システムクロック信号SCLKの時刻t4における立上がりエッジに同期して、コード変換回路280から入力されるデジタルコードから、Y方向の1番目の走査線112に接続され且つX方向の1番目から80番目の画素110のそれぞれに対応するデジタルコードに含まれるコードC1〜C81の内、2番目のサブフレームSF2に対応するコードC2を80画素分一括選択して一斉にレベルシフター320に出力する。レベルシフター320は、電圧レベルシフト後の80画素分のコードC2を表示データXDATA(80ビット)としてデータ線駆動回路330に出力する。
そして、データ線駆動回路330は、データ転送スタートパルスXSPの時刻t4における立上がりエッジによって1番目の水平走査期間の開始タイミングを把握し、システムクロックSCLKの立上がりエッジに同期して表示データXDATA(80ビット)を80画素分のデータ信号d1、d2、…、d80として、X方向の1番目から80番目までのデータ線114に出力する。これにより、Y方向の1番目の走査線112に接続された1番目から80番目までの画素110に、2番目のサブフレームSF2に対応する黒/白電圧が書き込まれる。
続いて、次のシステムクロックSCLKの立上がりエッジが発生すると、第3セレクター290は、コード変換回路280から入力されるデジタルコードから、X方向の81番目から160番目の画素110のそれぞれに対応するデジタルコードに含まれるコードC1〜C81の内、コードC2を80画素分一括選択して一斉にレベルシフター320に出力する。そして、レベルシフター320は、電圧レベルシフト後の80画素分のコードC2を次の表示データXDATA(80ビット)としてデータ線駆動回路330に出力する。
そして、データ線駆動回路330は、システムクロックSCLKの立上がりエッジに同期して表示データXDATA(80ビット)を、次の80画素分のデータ信号d81、d82、…、d160として80本のデータ線114、つまりX方向の81番目から160番目までのデータ線114に出力する。これにより、Y方向の1番目の走査線112に接続された81番目から160番目までの画素110に、2番目のサブフレームSF1に対応する黒/白電圧が書き込まれる。
以上のような動作がシステムクロックSCLKの立上がりエッジが発生する度に9回繰り返されることにより、Y方向の1番目の走査線112に接続された720個の画素110の全てに2番目のサブフレームSF2に対応する黒/白電圧が書き込まれる。
さらに、上述した動作がY方向の480番目の走査線112に接続された720個の画素110の全てに2番目のサブフレームSF2に対応する黒/白電圧が書き込まれるまで繰り返されることにより、2番目のサブフレームSF2において、720×480個の全ての画素110に黒/白電圧が書き込まれ、2番目のサブフレームSF2に対応する画像が表示されることになる。
以上説明した各サブフレーム毎の動作が、時刻tkに発生する最後のサブフレームSFkまで繰り返されることにより、時刻t1から始まる1フレームの画像表示が完了する。
このような本実施形態に係る液晶装置100の動作により、温度変化に関わらず、液晶105の応答速度を均一化することが可能となる。以下、その理由について説明する。図8は、1フレームを32個のサブフレームに分割し、最初のいくつかのサブフレームを黒表示、残りのサブフレームを白表示とした場合において、各温度(40°C、50°C、60°C)における液晶105の透過率特性を表した図である。なお、図8において、符号10が40°Cにおける液晶105の透過率特性、符号20が50°Cにおける液晶105の透過率特性、符号30が60°Cにおける液晶105の透過率特性を表している。
図8に示すように、黒表示から白表示に切り替わる際に、温度が高い程、液晶105の透過率は急激に上昇し(つまり、応答速度が速い)、温度が低い程、液晶105の透過率は緩やかに上昇する(つまり、応答速度が遅い)ことがわかる。
ここで、50°Cにおける液晶105の透過率特性20を基準として、1フレーム内のサブフレーム数kを変化させてみる。例えば、図9(a)に示すように、40°Cの場合にはサブフレーム数kを38個とし、また、図9(b)に示すように、60°Cの場合にはサブフレーム数kを23個とする。図9(a)からわかるように、40°Cの場合には、サブフレーム数変更後の透過率特性10’は、サブフレーム数変更前の透過率特性10と比較して透過率が急激に上昇し、50°Cにおける透過率特性20に近い特性となっている。一方、図9(b)からわかるように、60°Cの場合には、サブフレーム数変更後の透過率特性30’は、サブフレーム数変更前の透過率特性30と比較して透過率が緩やかに上昇し、50°Cにおける透過率特性20に近い特性となっている。
このように、温度が低い場合には1フレーム内のサブフレーム数kを多くして(1サブフレーム期間を短くして)データの処理時間を速めることで、液晶105の応答速度を速くすることと同等の効果を得ることができる。一方、温度が高い場合には1フレーム内のサブフレーム数kを少なくして(1サブフレーム期間を長くして)データの処理時間を遅くすることで、液晶105の応答速度を遅くすることと同等の効果を得ることができる。つまり、温度に応じて1フレーム内のサブフレーム数kを設定することにより、温度変化に関わらず、液晶105の応答速度を均一化することが可能となる。
以上のように、本実施形態に係る液晶装置100によれば、従来のようなルックアップテーブルやペルチェ素子を用いる必要がないため、装置の大型化及びコストの増大を招くことなく、温度変化に対する階調補正を行うことが可能となる。
なお、上記実施形態では、システムクロック信号SCLKの周波数fSCLKを低くするために、相展開数Nを「80」とした場合を例示して説明したが、必ずしも相展開を行う必要はない(つまりN=1としても良い)。また、上記実施形態では、サブフレーム数kを温度に応じて20個〜81個の範囲で設定する場合を説明したが、このサブフレーム数kの設定範囲は、液晶装置100の仕様や液晶105の特性などに応じて適宜設定すれば良い。また、上記実施形態では、システムクロック生成手段としてVCXO220(電圧制御型水晶発振器)を用いた場合を例示したが、システムクロック信号SCLKを生成することが可能であれば、その他の電圧制御型発振器を用いても良い。
<電子機器>
次に、上記の液晶装置100(電気光学装置)を備えた電子機器の例について説明する。
(1)プロジェクター
まず、本実施形態に係る液晶装置100をライトバルブとして用いたプロジェクターについて説明する。図10は、このプロジェクターの構成を示す平面図である。この図10に示すように、プロジェクター1100内部には、偏光照明装置1110がシステム光軸PLに沿って配置している。この偏光照明装置1110において、ランプ1112からの出射光は、リフレクター1114による反射で略平行な光束となって、第1のインテグレーターレンズ1120に入射する。これにより、ランプ1112からの出射光は、複数の中間光束に分割される。この分割された中間光束は、第2のインテグレーターレンズを光入射側に有する偏光変換素子1130によって、偏光方向がほほ揃った一種類の偏光光束(s偏光光束)に変換されて、偏光照明装置1110から出射されることとなる。
偏光照明装置1110から出射されたs偏光光束は、偏光ビームスプリッター1140のs偏光光束反射面1141によって反射される。この反射光束のうち、青色光(B)の光束がダイクロイックミラー1151の青色光反射層にて反射され、反射型の液晶装置100Bによって変調される。また、ダイクロイックミラー1151の青色光反射層を透過した光束のうち、赤色光(R)の光束は、ダイクロイックミラー1152の赤色光反射層にて反射され、反射型の液晶装置100Rによって変調される。一方、ダイクロイックミラー1151の青色光反射層を透過した光束のうち、緑色光(G)の光束は、ダイクロイックミラー1152の赤色光反射層を透過して、反射型の液晶装置100Gによって変調される。
このようにして、液晶装置100R、100G、100Bによってそれぞれ色光変調された赤色、緑色、青色の光は、ダイクロイックミラー1152、1151、偏光ビームスプリッター1140によって順次合成された後、投写光学系1160によって、スクリーン1170に投写されることとなる。なお、液晶装置100R、100Bおよび100Gには、ダイクロイックミラー1151、1152によって、R、G、Bの各原色に対応する光束が入射するので、カラーフィルターは必要ない。なお、本実施形態においては、反射型の液晶装置を用いたが、透過型表示の液晶装置を用いたプロジェクターとしても構わない。
(2)モバイル型コンピューター
次に、上記液晶装置100を、モバイル型のパーソナルコンピューターに適用した例について説明する。図11は、このパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。同図において、パーソナルコンピューター1200は、キーボード1202を備えた本体部1204と、表示ユニット1206とから構成されている。この表示ユニット1206は、先に述べた液晶装置100の前面にフロントライトを付加することにより構成されている。なお、この構成では、液晶装置100を反射直視型として用いることになるので、画素電極118において、反射光が様々な方向に散乱するように、凹凸が形成される構成が望ましい。
(3)携帯電話
さらに、上記液晶装置100を、携帯電話に適用した例について説明する。図12は、この携帯電話の構成を示す斜視図である。同図において、携帯電話1300は、複数の操作ボタン1302のほか、受話口1304、送話口1306とともに、液晶装置100を備えるものである。この液晶装置100にも、必要に応じてその前面にフロントライトが設けられる。また、この構成でも、液晶装置100が反射直視型として用いられることになるので、画素電極118に凹凸が形成される構成が望ましい。
なお、電子機器としては、図10〜図12を参照して説明した他にも、液晶テレビや、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。
100…液晶装置(電気光学装置)、101…素子基板、101a…表示領域、102…対向基板、105…液晶、108…対向電極、112…走査線、114…データ線、116…トランジスタ、118…画素電極、119…保持容量、200…温度センサー、210…レベル変換回路、220…VCXO(Voltage Controlled Crystal Oscillator)、230…リードタイミングコントローラー、240…ライトタイミングコントローラー、250…フレームバッファー、260…ライトアドレスコントローラー、270…リードアドレスコントローラー、280…コード変換回路、290…第3セレクター、300…駆動電圧生成回路、310…走査線駆動回路、320…レベルシフター、330…データ線駆動回路

Claims (5)

  1. 温度を検出する温度検出手段を備え、
    フレーム周波数を一定とし、前記温度検出手段にて検出された前記温度が高いほど、サブフレーム周波数を下げて1フレーム内に含まれるサブフレーム数を減らし、前記温度が低いほど前記サブフレーム周波数を上げて前記1フレーム内に含まれるサブフレーム数を増やすことにより、前記1フレーム内に含まれるサブフレーム数を前記温度に応じて最大数から最小数の範囲内で動的に設定し、
    前記1フレーム内における各画素の階調を表す画像データを基に、1画素単位で、最大数分のサブフレームにおける最初の一定数分のサブフレームの各々に対応付けられ黒レベルを示す1ビットデータからなる黒表示コードと、次の一定数分のサブフレームの各々に対応付けられ黒レベル又は白レベルを示す1ビットデータの組み合わせからなる階調表示に必要な階調コードと、残りのサブフレームの各々に対応付けられ黒レベル又は白レベルを示す1ビットデータの組み合わせからなる階調を維持するために必要なキープコードとを含むデジタルコードを生成し、
    前記1フレーム内に含まれるサブフレームの各々における各画素の輝度レベルを、1画素単位で生成された前記デジタルコードの内、前記1フレーム内に含まれるサブフレームの各々に対応する1ビットデータに応じて黒レベル又は白レベルとすることで前記1フレームの階調表示を行い、
    前記デジタルコードに含まれる黒表示コード、階調コード及びキープコードの内容は、各階調毎に予め設定されていると共に、前記サブフレーム周波数の変化によって前記1フレーム内のサブフレーム数が最大数から最小数の範囲内で増減した時に前記キープコードの一部のみが未使用となるように、前記黒表示コード、前記階調コード及び前記キープコードの長さが設定されていることを特徴とする液晶装置。
  2. 少なくとも2フレーム分の前記画像データを記憶可能なフレームバッファーと、
    前記フレームバッファーから出力される前記画像データを前記デジタルコードに変換するコード変換手段と、を含むコード生成手段と、
    前記温度検出手段にて検出された前記温度に応じた周波数を有するシステムクロック信号を生成するシステムクロック生成手段と、
    前記画像データと共に入力されるドットクロック信号、垂直同期信号及び水平同期信号に基づいて、前記フレームバッファーに対する前記画像データの書込みを制御する書込み制御手段と、
    前記システムクロック信号及び前記垂直同期信号に基づいて、前記フレームバッファーからの前記画像データの読出しを制御すると共に、前記サブフレームの周波数変化によるサブフレーム数の設定、及び前記デジタルコードに基づく各サブフレームにおける前記画素の輝度レベルの制御を行う読出し制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の液晶装置。
  3. 前記温度検出手段は、前記温度の検出結果に応じたレベルを有する電圧信号を出力し、
    前記システムクロック生成手段は、前記電圧信号のレベルに応じた周波数を有するシステムクロック信号を生成する電圧制御型発振器であることを特徴とする請求項2記載の液晶装置。
  4. 温度を検出する工程と、
    フレーム周波数を一定とし、前記温度が高いほど、サブフレーム周波数を下げて1フレーム内に含まれるサブフレーム数を減らし、前記温度が低いほど前記サブフレーム周波数を上げて前記1フレーム内に含まれるサブフレーム数を増やすことにより、前記1フレーム内に含まれるサブフレーム数を前記温度に応じて最大数から最小数の範囲内で動的に設定する工程と、
    前記1フレーム内における各画素の階調を表す画像データを基に、1画素単位で、最大数分のサブフレームにおける最初の一定数分のサブフレームの各々に対応付けられ黒レベルを示す1ビットデータからなる黒表示コードと、次の一定数分のサブフレームの各々に対応付けられ黒レベル又は白レベルを示す1ビットデータの組み合わせからなる階調表示に必要な階調コードと、残りのサブフレームの各々に対応付けられ黒レベル又は白レベルを示す1ビットデータの組み合わせからなる階調を維持するために必要なキープコードとを含むデジタルコードを生成する工程と、
    前記1フレーム内に含まれるサブフレームの各々における各画素の輝度レベルを、1画素単位で生成された前記デジタルコードの内、前記1フレーム内に含まれるサブフレームの各々に対応する1ビットデータに応じて黒レベル又は白レベルとすることで前記1フレームの階調表示を行う工程と、
    を有し、
    前記デジタルコードに含まれる黒表示コード、階調コード及びキープコードの内容は、各階調毎に予め設定されていると共に、前記サブフレーム周波数の変化によって前記1フレーム内のサブフレーム数が最大数から最小数の範囲内で増減した時に前記キープコードの一部のみが未使用となるように、前記黒表示コード、前記階調コード及び前記キープコードの長さが設定されていることを特徴とする液晶装置の駆動方法。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶装置を備えた電子機器。
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