JP4918893B2 - 委任先送信プログラム、委任先送信装置および委任先送信方法 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の有権者の投票によって行われる議決において、当該議決に出席する出席者へ間接的に委任している間接委任有権者に委任先を送信する委任先送信プログラム、委任先送信装置および委任先送信方法に関する。
従来より、有権者が選択肢への投票を行うことによって議決を行う場面として、労働組合の選挙、株主総会、集合住宅の管理組合や自治会の役員選挙や総会、環境・都市計画などの社会問題に関する意見の集約、表彰者等の決定、コミュニティでのオフ会の決定などがある。
このような議決において、欠席予定の有権者が他の有権者に委任を行う方法も知られている。つまり、欠席予定の有権者が他の有権者に委任を行うと、委任された有権者が投票を行った場合には、欠席した有権者の票も一緒に投票されたこととなる。
このような議決においては、現実の総会など議決場面での規約が総会に出席する有権者への直接委任しか認められないことが多く、間接委任有権者の投票は無効となるのが一般的である。例えば、欠席する有権者Aが他の有権者Bに委任し、有権者Bが有権者Cに委任した場合でも、有権者Bが欠席の場合には有権者Aの委任が間接委任として無効となる。
このため、欠席予定の有権者が委任を行おうとしても、総会出席者に委任すべき知人などが見当たらない場合は有意義な委任を行えないので、棄権するか議長一任するということになる。
また、間接委任を防止する技術として、特許文献1では、委任先が委任済であるかを調べ、委任先が委任済みである場合には、入力待ち状態を維持して委任を認めないようにする技術が開示されている。
特開平8−329154号公報
ところで、上記した特許文献1の技術では、委任が認められなかった後に、他の有権者で委任すべき知人などが見当たらない場合には、有意義な委任を行えず、有権者の意志を取り込む機会を損失するという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、多くの有権者の意向を反映した有意義な採決を実現することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、複数の有権者の投票によって行われる議決において、当該議決に出席する出席者へ間接的に委任している間接委任有権者に候補委任先を送信する委任先送信方法をコンピュータに実行させる委任先送信プログラムであって、委任を行う有権者である委任元と、当該委任元に委任された有権者である委任先とを対応付けて記憶した委任関係を委任管理記憶部に記憶する委任管理記憶手順と、議案ごとに、各有権者の出欠情報を出欠管理記憶部に記憶する出欠管理記憶手順と、前記委任管理記憶部に記憶された前記委任関係と、前記出欠管理記憶部に記憶された前記出欠情報とを用いて、出席者へ間接的に委任している間接委任有権者を抽出する間接委任有権者抽出手順と、前記間接委任有権者抽出手順によって抽出された前記間接委任有権者から間接的に委任されている出席者を推薦委任先として決定する委任先決定手順と、前記委任先決定手順によって決定された前記推薦委任先を前記間接委任有権者に送信する委任先送信手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記委任管理記憶部に記憶された前記委任関係と、前記出欠管理記憶部に記憶された前記出欠情報とを用いて、いずれの出席者に対しても直接的にも間接的にも委任を行っていない無効有権者を抽出する無効有権者抽出手順と、前記無効有権者抽出手順によって抽出された前記無効有権者に委任先の変更依頼または出席の催促を送信する態度変更送信手順とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記委任先送信手順は、前記間接委任有権者に前記推薦委任先を送信した場合には、所定の期間以上経過した後に、当該間接委任有権者に前記推薦委任先を送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記委任先決定手順は、間接委任されている全出席者を前記推薦委任先として決定することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記有権者から自身の委任先変更を任せることを許可する変更許可設定を受け付ける委任先変更許可受付手順と、前記委任先変更許可受付手順によって前記変更許可設定を受け付けた場合には、前記委任先決定手順によって決定された前記推薦委任先を委任先として変更する委任先変更手順とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、委任を行う有権者である委任元と、委任元に委任された有権者である委任先とを対応付けて記憶した委任関係を委任管理記憶部に記憶し、議案ごとに、各有権者の出欠情報を出欠管理記憶部に記憶し、委任管理記憶部に記憶された委任関係と、出欠管理記憶部に記憶された出欠情報とを用いて、出席者へ間接的に委任している間接委任有権者を抽出し、抽出された間接委任有権者から間接的に委任している出席者を推薦委任先として決定し、決定された推薦委任先を間接委任有権者に送信するので、推薦委任先を受け取った有権者はこれに従って委任状を作成する機会が増大し、間接委任に起因した死票が減り投票率が上昇する結果、多くの有権者の意向を反映した採決を実現することが可能である。
また、本発明によれば、委任管理記憶部に記憶された委任関係と、出欠管理記憶部に記憶された出欠情報とを用いて、いずれの出席者に対しても委任を行っていない無効有権者を抽出し、抽出された無効有権者に委任の変更依頼または出席の催促を送信するので、催促をうけた無効有権者が有効有権者への委任先変更または総会出席を行うと、それを行った本人のみならず、その無効有権者に委任をしている他の有権者も有効有権者となり、死票を減らし投票率の増加を促すことが可能であるとともに、孤立した有権者集団が不慮のために総会での影響力を失う危険性を低減し議決プロセスにおける価値観の多様性を確保することが可能である。
また、本発明によれば、間接委任有権者に推薦委任先を送信した場合には、所定の期間以上経過した後に、間接委任有権者に推薦委任先を送信するので、頻繁に推薦委任先を送信することなく、適度な間隔で推薦委任先を送信することが可能である。
また、本発明によれば、間接委任されている全出席者を推薦委任先として決定するので、送信された全出席者の中から間接委任有権者が委任先を選択することが可能である。
また、本発明によれば、有権者から自身の委任先変更を任せることを許可する変更許可設定を受け付け、変更許可設定を受け付けた場合には、決定された推薦委任先を委任先として変更するので、間接委任有権者の労力を軽減することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る委任先送信プログラム、委任先送信装置および委任先送信方法の実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係る総会開催支援装置の概要および特徴、総会開催支援装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。
[実施例1に係る委任先送信装置の概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係る総会開催支援装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る総会開催支援装置の概要および特徴を説明するための図である。
実施例1の総会開催支援装置10では、複数の有権者の投票によって行われる議決において、出席者へ間接的に委任している間接委任有権者に委任先を送信することを概要とする。そして、この総会開催支援装置10では、有意義な多くの有権者の意向を反映した採決を実現する点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について具体的に説明すると、総会開催支援装置10は、委任を行う有権者である委任元と委任元に委任された有権者である委任先とを対応付けて記憶した委任関係を記憶する出欠管理データベース(DB)11cと、議案ごとに各有権者の出欠情報を記憶する委任管理データベース11dとを備える。
このような構成のもと、総会開催支援装置10は、有権者からの委任登録を受け付けて、委任関係を委任管理データベース11cに記憶する(図1の(1)参照)。そして、総会開催支援装置10は、有権者からの出欠登録を受け付けて、各有権者の出欠情報を出欠管理データベース11dに記憶する(図1の(2)参照)。
続いて、総会開催支援装置10は、委任管理データベース11cに記憶された委任関係と、出欠管理データベース11dに記憶された出欠情報とを用いて、出席者へ間接的に委任している間接委任有権者を抽出する(図1の(3)参照)。具体的には、総会開催支援装置10は、委任管理データベース11cに記憶された委任関係と、出欠管理データベース11dに記憶された出欠情報とを用いて、各有権者が「出席者」、「直接委任有権者」、「間接委任有権者」、「無効有権者」のいずれであるかを分類し、出欠管理データベース11dに各有権者の分類として「出席」、「直接委任」、「間接委任」、「無効」のいずれかを記憶する。そして、その有権者の分類が「間接委任」である有権者を抽出する。
そして、総会開催支援装置10は、抽出された間接委任有権者から間接的に委任している出席者を推薦委任先として決定する(図1の(4)参照)。具体的には、総会開催支援装置10は、間接委任されている全出席者を推薦委任先として決定する。
その後、総会開催支援装置10は、決定された推薦委任先を間接委任有権者に送信する(図1の(5)参照)。具体的には、総会開催支援装置10は、委任先情報に基づいて作成した委任状案を間接委任有権者の有権者端末30に送付し、委任状案には直接委任可能な代理委任先への付け替えを推薦する。
このように、総会開催支援装置10は、推薦委任先を受け取った有権者がこれに従って委任状を作成する機会が増大し、間接委任に起因した死票が減り投票率が上昇する結果、上記した主たる特徴のごとく、多くの有権者の意向を反映した有意義な採決を実現することが可能である。
[総会開催支援システムの構成]
次に、図2を用いて、総会開催支援システムの構成を説明する。図2は、実施例1に係る総会開催支援システム1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この総会開催支援システム1は、総会開催支援装置10、運営者端末20および複数の有権者端案30で構成され、ネットワーク40を介して総会開催支援装置10、運営者端末20、複数の有権者端案30それぞれが接続される。以下にこれらの各部の処理を説明する。なお、総会支援装置10の詳しい構成については後に図3を用いて説明する。
同図に示すように、総会支援装置10は、有権者に関する情報を記憶する有権者管理データベース11a(後に図4を用いて詳述)、議案に関する情報を記憶する議案管理データベース11b(後に図5を用いて詳述)、委任に関する情報を記憶する委任管理データベース11c(後に図6を用いて詳述)、出欠に関する情報を記憶する出欠管理データベース11d(後に図7を用いて詳述)、各種処理を実行する総会開催支援サーバ12を備える。
また、総会支援装置10は、運営者端末20から議案および開催情報を受信し、有権者端末30から委任登録および出欠登録を受信し、有権者端末30に委任状案または態度変更依頼を送付する。
運営者端末20は、処理部21、表示部22、メモリ部23を備え、総会の運営に関する処理を行う。具体的には、運営者端末20は、総会の議案を総会支援装置10に登録し、総会の開催情報(日時、場所など)を総会支援装置10に登録する。
有権者端末30は、処理部31、表示部32、入力部33、メモリ部34を備え、総会に関する処理を行う。具体的には、有権者端末30は、開催期日前に総会支援装置10にログインし、次に議案毎に信頼できる他の有権者の委任の登録を行う。また、有権者端末30は、開催期日前に総会への出席の可否をシステムの総会支援装置10に送付する。
そして、有権者端末30は、開催期日後に、委任状案を受け取った場合には、各有権者がそれを参考にして総会支援装置10に対して委任先の変更または出席登録を行う。また、有権者端末30は、開催期日後に、態度変更依頼を受け取った場合には、各有権者が総会支援装置10に対して委任先の変更または出席登録を行う。
[総会開催支援装置の構成]
次に、図3〜図8を用いて、図1に示した総会開催支援装置10の構成を説明する。図3は、実施例1に係る総会開催支援装置10の構成を示すブロック図であり、図4は、有権者管理データベースの一例を示す図であり、図5は、議案管理データベースの一例を示す図であり、図6は、出欠管理データベースの一例を示す図であり、図7は、委任管理データベースの一例を示す図であり、図8は、有権者分類およびパス長について説明するための図である。
図3に示すように、この総会開催支援装置10は記憶部11および制御部12を備え、ネットワーク40を介して運営者端末20および有力者端末30と接続される。以下にこれらの各部の処理を説明する。
記憶部11は、制御部12による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、有権者管理データベース11a、議案管理データベース11b、委任管理データベース11cおよび出欠管理データベース11dを備える。なお、委任管理データベース11cは、特許請求の範囲に記載の「委任管理記憶手段」に対応し、出欠管理データベース11dは、特許請求の範囲に記載の「出欠管理記憶手段」に対応する。
有権者管理データベース11aは、有権者に関する情報を記憶する。具体的には、有権者管理データベース11aは、図4に示すように、有権者を一意に識別する有権者ID、有権者の氏名、ログインに用いられる認証情報、有権者のメールアドレスをそれぞれ対応付けて記憶している。
議案管理データベース11bは、議案に関する情報を記憶する。具体的には、議案管理データベース11bは、図5に示すように、議案を一意に識別する議案ID、議案タイトル、総会の開催日時、総会の開催場所、総会を主催する主催者、議案内容をそれぞれ対応付けて記憶している。
委任管理データベース11cは、後述する委任登録受付部12gによって有権者端末30から受け付けられた委任関係を記憶する。具体的には、委任管理データベース11cは、図6に示すように、議案ごとに、委任を行う有権者である委任元と、委任元に委任された有権者である委任先と、複数の委任先を指定した場合のその配分とを対応付けて記憶する。なお、議案に関わらずデフォルトの委任関係を構築しておき、特に変更がない場合には、これを用いて委任関係として利用してもよい。また、SNS(Social Networking Service)等に蓄積された他の関係情報(友達関係など)を委任関係の初期値として設定もしくは推薦してもよい。
出欠管理データベース11dは、後述する出欠登録受付部12hによって有権者端末30から受け付けられた出欠情報を記憶する。具体的には、出欠管理データベース11dは、各有権者(委任元)と、有権者の総会への出欠と、有権者の分類(出席、直接委任、間接委任、無効のいずれかの値)をそれぞれ対応付けて記憶する。
ここで、有権者毎に任意の出席者への最短パス長(L)を計算することにする。図8に示すように、出席有権者は総会への出席者であり(L=0)、直接委任有権者は出席者へ直接委任する有権者である(L=1)、間接委任有権者は非直接に出席者に委任を行う有権者である(1<L<∞)、無効有権者は何れの出席者に対しても直接/間接に委任を行っていない有権者である(L=∞)。
制御部12は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、ネットワーク通信部12a、ログイン管理部12b、議案登録部12c、議案通知部12d、開催情報登録部12e、開催情報通知部12f、委任登録受付部12g、出欠登録受付部12h、委任先情報作成部12i、委任状案送付部12j、変更依頼者選択部12kおよび態度変更依頼送付部12lを備える。なお、委任先情報作成部12iは、特許請求の範囲に記載の「間接委任有権者抽出手段」および「委任先決定手段」に対応し、委任状案送付部12jは、特許請求の範囲に記載の「委任先送信手段」に対応する。
ネットワーク通信部12aは、ネットワーク40を介して接続される運営者端末20および有権者端末30との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する。具体的には、ネットワーク通信部12aは、運営者端末20から議案および開催情報を受信し、有権者端末30から委任登録および出欠登録を受信し、有権者端末30に委任状案または態度変更依頼を送付する。
ログイン管理部12bは、有権者のログインを管理する。議案登録部12cは、運営者端末20から議案登録を受け付け、議案管理データベース11bに記憶させる。議案通知部12dは、議案データベース11bに記憶された議案を全有権者の有権者端末30に通知する。開催情報登録部12eは、運営者端末20から総会の開催情報(日時と場所)の登録を受け付けて、議案管理データベース11bに記憶させる。
開催情報通知部12fは、議案データベース11bに記憶された開催情報を有権者端末30に通知する。委任登録受付部12gは、有権者端末30から委任登録を受け付けて委任管理データベース11cに記憶させる。出欠登録受付部12hは、有権者端末30から総会への出欠も登録を受け付けて、出欠管理データベース11dに記憶させる。
委任先情報作成部12iは、委任管理データベース11cに記憶された委任関係と、出欠管理データベース11dに記憶された出欠情報とを用いて、出席者へ間接的に委任している間接委任有権者を抽出し、抽出された間接委任有権者から間接的に委任している出席者を推薦委任先として決定する。
具体的には、委任先情報作成部12iは、出欠管理データベース11dから欠席者のリストを抽出し、全ての欠席者について調べたかを判定する。その結果、委任先情報作成部12iは、全ての欠席者について調べていない場合には、一人の欠席者Aを選び、全出席者に対する最短委任パス長(L)を計算する。
そして、委任先情報作成部12iは、有限のLとなる出席者がいるか判定し、有限のLとなる出席者がいる場合には、欠席者AがL=1であるかを判定する。その結果、委任先情報作成部12iは、欠席者AがL=1でない場合には、一定期間内に通知したか判定し、一定期間内に通知した場合には、最終の通知であるかを判定する。
そして、委任先情報作成部12iは、最終の通知である場合、または、一定期間内に通知していない場合には、推薦委任先決定処理として、有限のLと繋がっている全出席者を推薦委任先として決定する。例えば、図8の例を用いて説明すると、委任先情報作成部12iは、欠席者Aを有権者3とした場合には、出席有権者である有権者2および有権者6を推薦委任先として決定する。
その後、委任先情報作成部12iは、欠席者Aとそれに付随した推薦委任先を委任状案送付リストに追加し、全ての欠席者について調べるまで処理を繰り返す。
委任状案送付部12jは、決定された推薦委任先を間接委任有権者に送信する。具体的には、委任状案送付部12jは、委任状案送付リストに追加された欠席者に対して推薦委任先を知らせる委任状案を送付する。なお、複数の推薦委任先がある場合には、優先順位を設定してもよい。
変更依頼者選択部12kは、委任管理データベース11cに記憶された委任関係と、出欠管理データベース11dに記憶された出欠情報とを用いて、いずれの出席者に対しても委任を行っていない無効有権者を抽出する。具体的には、変更依頼者選択部12kは、欠席者のリストを抽出し、全ての欠席者について調べたかを判定する。その結果、変更依頼者選択部12kは、全ての欠席者について調べていない場合には、一人の欠席者Aを選び、全出席者に対する最短委任パス長(L)を計算して、有限のLとなる出席者がいるか判定する。
その結果、変更依頼者選択部12kは、有限のLとなる出席者がいない場合には、欠席者Aを無効有権者リストに追加し、その後全ての欠席者について調べるまで、無効有権者を抽出する処理を繰り返す。例えば、図8の例を用いて説明すると、有権者5と有権者8が有限のLとなる出席者がいないとして、無効有権者となる。
その後、変更依頼者選択部12kは、最終の通知である場合には、全ての無効有権者を変更依頼者リストに追加する。また、変更依頼者選択部12kは、全ての欠席者について調べると、最終の通知可を判定し、最終の通知でない場合には、全ての無効有権者の中から変更依頼者を選択する依頼者判定処理(後に、図13を用いて詳述)を行う。なお、変更依頼者選択部12kは、独立した部分ネットワーク毎に有力有権者を選択するようにしてもよい。
態度変更依頼送付部12lは、抽出された無効有権者に委任の変更依頼または出席の催促を送信する。具体的には、態度変更依頼送付部12lは、変更依頼者リストに追加された無効有権者に対して総会への出席もしくは、出席者への依頼を促進する依頼文を送付する。なお、委任変更の依頼とともに、出席者を推薦委任先として送信してもよい。
[総会開催支援装置10による処理]
次に、図9〜図14を用いて、実施例1に係る総会開催支援装置10による処理を説明する。図9は、実施例1に係る総会開催支援システムの処理動作を示すシーケンス図であり、図10は、実施例1に係る総会開催支援装置の委任先情報作成処理の流れを示すフローチャートであり、図11は、実施例1に係る総会開催支援装置の推薦委任先決定処理の流れを示すフローチャートであり、図12は、実施例1に係る総会開催支援装置の変更依頼者選択処理の流れを示すフローチャートであり、図13は、実施例1に係る総会開催支援装置の依頼者判定処理の流れを示すフローチャートであり、図14は、実施例1に係る総会開催支援装置の委任得票数計算処理の流れを示すフローチャートである。
図9に示すように、総会開催支援システム1の運営者端末20は、総会の議案を総会開催支援装置10に登録する(ステップS101)。そして、総会開催支援装置10は、運営者端末20から議案登録を受け付け、議案管理データベース11bに記憶させ、議案データベース11bに記憶された議案を全有権者の有権者端末30に通知する(ステップS102)。
そして、各有権者端末30は、各有権者がシステムにログインし、議案毎に信頼できる他の有権者に委任を行う(ステップS103)。総会開催支援装置10は、有権者端末30から委任登録を受け付けて委任管理データベース11cに記憶させる(ステップS104)。
続いて、運営者端末20は、総会の開催情報(日時、場所など)を総会開催支援装置10に登録する(ステップS105)。そして、総会開催支援装置10は、議案データベース11bに記憶された開催情報を有権者端末30に通知する(ステップS106)。通知された各有権者の有権者端末30は、総会への出席の可否を総会開催支援装置10に送付する(ステップS107)。
その後、総会開催支援装置10は、有権者端末30から委任登録を受け付けて委任管理データベース11cに記憶し(ステップS108)、開催期日になったかを判定する(ステップS109)。その結果、総会開催支援装置10は、開催期日になっていない場合であって(ステップS109否定)、間接委任有権者を発見した場合には(ステップS110肯定)、後に詳述する委任先情報作成処理を行い(ステップS111)、間接委任有権者の有権者端末30に委任状案を送付する(ステップS112)。その後、間接委任有権者の有権者者端末30は、委任状案を受け取った各有権者が、それを参考にして総会開催支援装置10に対して委任先の変更を行う(ステップS113)。
また、総会開催支援装置10は、間接委任有権者を発見していない場合であって(ステップS110否定)、無効有権者を発見した場合には(ステップS114肯定)、後に詳述する変更依頼者選択処理を行い(ステップS115)、変更依頼者リストに登録された無効有権者に対して態度変更を促す依頼文を送付する(ステップS116)。その後、無効有権者の有権者者端末30は、態度変更依頼を受け取って、総会開催支援装置10に対して委任先の変更を行う、もしくは総会開催支援装置10に対して出席登録する(ステップS117)。
その後、開催期日になった場合には(ステップS109肯定)、運営者および出席有権者が総会に出席し、委任状を利用しながら議決を行う(ステップS118、ステップ119)。
次に、図10を用いて委任先情報作成処理について説明する。図10に示すように、総会開催支援装置10は、出欠管理データベース11dから欠席者のリストを抽出し(ステップS201)、全ての欠席者について調べたかを判定する(ステップS202)。その結果、総会開催支援装置10は、全ての欠席者について調べていない場合には(ステップS202否定)、一人の欠席者Aを選び(ステップS203)、全出席者に対する最短委任パス長(L)を計算する(ステップS204)。
そして、総会開催支援装置10は、有限のLとなる出席者がいるか判定し(ステップS205)、有限のLとなる出席者がいる場合には(ステップS205肯定)、欠席者AがL=1であるかを判定する(ステップS206)。その結果、総会開催支援装置10は、欠席者AがL=1でない場合には(ステップS206否定)、一定期間内に通知したか判定し(ステップS207)、一定期間内に通知した場合には(ステップS207肯定)、最終の通知であるかを判定する(ステップS208)。
そして、総会開催支援装置10は、最終の通知である場合(ステップS208肯定)、または、一定期間内に通知していない場合には(ステップS207否定)、推薦委任先決定処理として、有限のLと繋がっている全出席者を推薦委任先として決定する(ステップS209、図11参照)。
その後、総会開催支援装置10は、欠席者Aとそれに付随した推薦委任先を委任状案送付リストに追加し(ステップS210)、ステップ202に戻り、全ての欠席者について調べるまでステップS203〜ステップS210の処理を繰り返す。また、総会開催支援装置10は、有限のLとなる出席者がいない場合(ステップS205否定)、欠席者AがL=1である場合には(ステップS206肯定)、または、最終の通知でない場合(ステップS208否定)にも同様にステップ202に戻り、全ての欠席者について調べるまでステップS203〜ステップS210の処理を繰り返す。
次に、図12を用いて変更依頼者選択処理について説明する。図12に示すように、総会開催支援装置10は、欠席者のリストを抽出し(ステップS401)、全ての欠席者について調べたかを判定する(ステップS402)。その結果、総会開催支援装置10は、全ての欠席者について調べていない場合には(ステップS402否定)、一人の欠席者Aを選び(ステップS403)、全出席者に対する最短委任パス長(L)を計算して(ステップS404)、有限のLとなる出席者がいるか判定する(ステップS405)。
そして、総会開催支援装置10は、欠席者Aからのパス長(L)が有限となる出席者がいない場合には(ステップS405否定)、欠席者Aを無効有権者リストに追加し(ステップS406)、その後ステップS402に戻り、全ての欠席者について調べるまで、無効有権者を抽出する処理(ステップS402〜ステップS406)を繰り返す。
また、総会開催支援装置10は、全ての欠席者について調べると(ステップS402肯定)、最終の通知可を判定し(ステップS407)、最終の通知でない場合には(ステップS407否定)、無効有権者の中から変更依頼者を選択する依頼者判定処理(後に、図13を用いて詳述)を行う(ステップS408)。また、総会開催支援装置10は、最終の通知である場合には(ステップS407肯定)、全ての無効有権者を変更依頼者リストに追加する(ステップS409)。
次に、図13を用いて依頼者判定処理について説明する。図13に示すように、総会開催支援装置10は、全ての無効有権者を候補者リストに設定し(ステップS501)、後に図14を用いて詳述する委任得票計算処理を行い(ステップS502)、候補者リストが空か判定する(ステップS503)。その結果、総会開催支援装置10は、候補者リストが空でない場合には(ステップS503否定)、最大の委任得票の無効有権者Iをリストから選択する(ステップS504)。
その後、総会開催支援装置10は、候補者Iに一定期間内に通知したかを判定し(ステップS505)、その結果、候補者Iに一定期間内に通知した場合には(ステップS505肯定)、候補者リストから無効有権者Iを削除し(ステップS506)、ステップS504に戻る。
そして、総会開催支援装置10は、無効有権者Iを変更依頼者リストに追加し(ステップS507)、無効有権者Iに委任している有権者を候補者リストから削除してステップS503に戻る。総会開催支援装置10は、総会開催支援装置10は、候補者リストが空である場合には(ステップS503肯定)、処理を終了する。
次に、図14を用いて委任得票数計算処理について説明する。図14に示すように、総会開催支援装置10は、減衰係数rを設定し(ステップS601)、出欠管理データベース11cおよび委任管理データベース11dから全委任関係のリストを取得し(ステップS602)、孤立したダミーの有権者を一人だけ追加する(ステップS603)。
そして、総会開催支援装置10は、委任関係リストから委任関係行列M(N×Nの正方行列)を生成し(ステップS604)、全有権者が1/Nづつ全員に委任する行列Bを生成し(ステップS605)、「M2=rM+(1−r)B」を算出し(ステップS606)、M2を固有値分解して固有ベクトルを得る(ステップS607)。
続いて、総会開催支援装置10は、最大固有ベクトルの絶対値|V|を取得し(ステップS608)、ダミー有権者のベクトル要素|Vd|を取得し(ステップS609)、得票数を計算(得票数=|V|/|Vd|)する(ステップS610)。
[実施例1の効果]
上述してきたように、総会開催支援装置10は、委任を行う有権者である委任元と、委任元に委任された有権者である委任先とを対応付けて記憶した委任関係を委任管理データベース11cに記憶し、議案ごとに、各有権者の出欠情報を出欠管理データベース11dに記憶し、委任管理データベース11cに記憶された委任関係と、出欠管理データベース11dに記憶された出欠情報とを用いて、出席者へ間接的に委任している間接委任有権者を抽出し、抽出された間接委任有権者から間接的に委任している出席者を推薦委任先として決定し、決定された推薦委任先を間接委任有権者に送信するので、推薦委任先を受け取った有権者はこれに従って委任状を作成する機会が増大し、間接委任に起因した死票が減り投票率が上昇する結果、多くの有権者の意向を反映した採決を実現することが可能である。
また、実施例1によれば、総会開催支援装置10は、委任管理データベース11cに記憶された委任関係と、出欠管理データベース11dに記憶された出欠情報とを用いて、いずれの出席者に対しても委任を行っていない無効有権者を抽出し、抽出された無効有権者に委任の変更依頼または出席の催促を送信するので、催促をうけた無効有権者が有効有権者への委任先変更または総会出席を行うと、それを行った本人のみならず、その無効有権者に委任をしている他の有権者も有効有権者となり、死票を減らし投票率の増加を促すことが可能であるとともに、孤立した有権者集団が不慮のために総会での影響力を失う危険性を低減し議決プロセスにおける価値観の多様性を確保することが可能である。
また、実施例1によれば、間接委任有権者に推薦委任先を送信した場合には、所定の期間以上経過した後に、間接委任有権者に推薦委任先を送信するので、頻繁に推薦委任先を送信することなく、適度な間隔で推薦委任先を送信することが可能である。
また、実施例1によれば、間接委任されている全出席者を推薦委任先として決定するので、送信された全出席者の中から間接委任有権者が委任先を選択することが可能である。
また、実施例1によれば、無効有権者に委任の変更依頼または出席の催促を送信した場合には、所定の期間以上経過した後に、無効有権者に委任の変更依頼または出席の催促を送信するので、頻繁に委任の変更依頼または出席の催促を送信することなく、適度な間隔で委任の変更依頼または出席の催促を送信することが可能である。
また、実施例1によれば、他の有権者の委任によって得られた委任得票数が大きい無効有権者に委任の変更依頼または出席の催促を送信するので、他の有権者から信頼されている有権者のみに委任の変更依頼または出席の催促を送信することが可能である。
また、実施例1によれば、集団ごとに有力有権者を特定し、有力有権者に委任の変更依頼または出席の催促を送信するので、特定の利益集団が議決プロセスから取り残される危険性を低減することが可能である。
また、実施例1によれば、委任の変更依頼とともに、出席者を推薦委任先として送信するので、無効有権者が推薦委任先を参考にして委任の変更を行うことが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例2として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)出欠/委任管理データベース
上記の実施例1では、出欠管理データベース11cと委任管理データベース11dを備える場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図15に示すように、出欠/委任管理データベースとして一つのデータベースが委任関係および出欠情報を記憶するようにしてもよい。
(2)推薦委任先決定処理
また、上記の実施例1では、推薦委任先決定処理として、有限のLと繋がっている全出席者を間接委任有権者の推薦委任先として決定する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、最短パスの最も短い出席者を推薦するようにしてもよいし、個別委任得票数が大きい出席者を推薦するようにしてもよい。
具体的には、総会開催支援装置10は、最短パスの最も短い出席者を推薦する処理として、図16に示すように、最短パスLが短い順に出席者をソートし(ステップS701)、上位数名の出席者を欠席者Aの推薦委任先とする(ステップS702)。
また、総会開催支援装置10は、個別委任得票数が大きい出席者を推薦する処理として、図17に示すように、前述した委任得票計算処理(図14参照)を行って、有権者全体から得られる委任得票X1を算出し(ステップS801)、間接委任有権者以外の有権者から得られる委任得票X2を算出し(ステップS802)、個別委任得票数として、委任得票X1から委任得票X2を減算した値を算出する(ステップS803)。そして、個別委任得票数順に出席者をソートし(ステップS804)、上位数名の出席者を欠席者Aの推薦委任先とする(ステップS805)。
このように、間接委任有権者ごとに、各出席者への委任関係の最短パス長を算出し、パス長が短い出席者を前記推薦委任先として決定するので、間接委任有権者にとって、自分が信頼する人が信頼している人を推薦委任先として選択することが可能である。
このように、有権者全体から得られる委任得票数と、間接委任有権者以外の有権者から得られる委任得票数とを出席者ごとに算出し、当該有権者全体から得られる委任得票数から間接委任有権者以外の有権者から得られる委任得票数を減算して個別委任得票数として算出し、個別委任得票数が大きい出席者を推薦委任先として決定するので、間接委任にとって影響力の大きい出席者を推薦委任先として選択することが可能である。
(3)委任先自動変更
また、上記の実施例1では、推薦委任先を間接委任有権者に送付した後、間接委任有権者が委任先を変更する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、総会開催支援装置が自動で委任先を変更するようにしてもよい。具体的には、総会開催支援装置10は、有権者から自身の委任先変更を任せることを許可する変更許可設定を受け付け、変更許可設定を受け付けた場合には、決定された推薦委任先を委任先として変更する。
このように、有権者から自身の委任先変更を任せることを許可する変更許可設定を受け付け、変更許可設定を受け付けた場合には、決定された推薦委任先を委任先として変更するので、間接委任有権者の労力を軽減することが可能である。
(4)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、委任先情報作成部12iと変更依頼者選択部12kを統合してもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(5)プログラム
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図18を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図18は、委任先送信プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、総会開催支援装置としてのコンピュータ600は、HDD610、RAM620、ROM630およびCPU640をバス650で接続して構成される。
そして、ROM630には、上記の実施例と同様の機能を発揮する委任先送信プログラム、つまり、図18に示すように、委任先情報作成プログラム631および委任状案送付プログラム632が予め記憶されている。なお、プログラム631〜632については、図3に示した総会開催支援装置10の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU640が、これらのプログラム631〜632をROM630から読み出して実行することで、図18に示すように、各プログラム631〜632は、委任先情報作成プロセス641および委任状案送付プロセス642として機能するようになる。各プロセス641〜642は、図3に示した委任先情報作成部12i、委任状案送付部12jにそれぞれ対応する。
また、HDD610には、図18に示すように、委任管理テーブル611および出欠管理テーブル612が設けられる。なお、委任管理テーブル611および出欠管理テーブル612は、図18に示した委任管理データベース11cおよび出欠管理データベース11dに対応する。そして、CPU640は委任管理テーブル611および出欠管理テーブル612に対してデータを登録するとともに、委任管理テーブル611および出欠管理テーブル612から委任管理データ621および出欠管理データ622を読み出してRAM620に格納し、RAM620に格納された委任管理データ621および出欠管理データ622に基づいて処理を実行する。
(付記1)複数の有権者の投票によって行われる議決において、当該議決に出席する出席者へ間接的に委任している間接委任有権者に委任先を送信する委任先送信方法をコンピュータに実行させる委任先送信プログラムであって、
委任を行う有権者である委任元と、当該委任元に委任された有権者である委任先とを対応付けて記憶した委任関係を委任管理記憶部に記憶する委任管理記憶手順と、
議案ごとに、各有権者の出欠情報を出欠管理記憶部に記憶する出欠管理記憶手順と、
前記委任管理記憶部に記憶された前記委任関係と、前記出欠管理記憶部に記憶された前記出欠情報とを用いて、出席者へ間接的に委任している間接委任有権者を抽出する間接委任有権者抽出手順と、
前記間接委任有権者抽出手順によって抽出された前記間接委任有権者から間接的に委任されている出席者を推薦委任先として決定する委任先決定手順と、
前記委任先決定手順によって決定された前記推薦委任先を前記間接委任有権者に送信する委任先送信手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする委任先送信プログラム。
(付記2)前記委任管理記憶部に記憶された前記委任関係と、前記出欠管理記憶部に記憶された前記出欠情報とを用いて、いずれの出席者に対しても委任を行っていない無効有権者を抽出する無効有権者抽出手順と、
前記無効有権者抽出手順によって抽出された前記無効有権者に委任の変更依頼または出席の催促を送信する態度変更送信手順とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の委任先送信プログラム。
(付記3)前記委任先送信手順は、前記間接委任有権者に前記推薦委任先を送信した場合には、所定の期間以上経過した後に、当該間接委任有権者に前記推薦委任先を送信することを特徴とする付記1または2に記載の委任先送信プログラム。
(付記4)前記委任先決定手順は、間接委任されている全出席者を前記推薦委任先として決定することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の委任先送信プログラム。
(付記5)前記委任先決定手順は、前記間接委任有権者ごとに、各出席者への委任関係の最短パス長を算出し、当該パス長が短い出席者を前記推薦委任先として決定することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の委任先送信プログラム。
(付記6)前記委任先決定手順は、有権者全体から得られる委任得票数と、間接委任有権者以外の有権者から得られる委任得票数とを出席者ごとに算出し、当該有権者全体から得られる委任得票数から前記間接委任有権者以外の有権者から得られる委任得票数を減算して個別委任得票数として算出し、当該個別委任得票数が大きい出席者を前記推薦委任先として決定することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の委任先送信プログラム。
(付記7)前記有権者から自身の委任先変更を任せることを許可する変更許可設定を受け付ける委任先変更許可受付手順と、
前記委任先変更許可受付手順によって前記変更許可設定を受け付けた場合には、前記委任先決定手順によって決定された前記推薦委任先を委任先として変更する委任先変更手順とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の委任先送信プログラム。
(付記8)前記態度変更送信手順は、前記無効有権者に前記委任の変更依頼または前記出席の催促を送信した場合には、所定の期間以上経過した後に、当該無効有権者に前記委任の変更依頼または前記出席の催促を送信することを特徴とする付記2に記載の委任先送信プログラム。
(付記9)前記態度変更送信手順は、他の有権者の委任によって得られた委任得票数が大きい無効有権者に前記委任の変更依頼または前記出席の催促を送信することを特徴とする付記2または8に記載の委任先送信プログラム。
(付記10)前記態度変更送信手順は、集団ごとに有力有権者を特定し、当該有力有権者に前記委任の変更依頼または前記出席の催促を送信することを特徴とする付記2、8または9に記載の委任先送信プログラム。
(付記11)前記態度変更送信手順は、前記委任の変更依頼とともに、出席者を推薦委任先として送信することを特徴とする付記2、8、9または10に記載の委任先送信プログラム。
(付記12)複数の有権者の投票によって行われる議決において、当該議決に出席する出席者へ間接的に委任している間接委任有権者に委任先を送信する委任先送信装置であって、
委任を行う有権者である委任元と、当該委任元に委任された有権者である委任先とを対応付けて記憶した委任関係を委任管理記憶部に記憶する委任管理記憶手段と、
議案ごとに、各有権者の出欠情報を出欠管理記憶部に記憶する出欠管理記憶手段と、
前記委任管理記憶部に記憶された前記委任関係と、前記出欠管理記憶部に記憶された前記出欠情報とを用いて、出席者へ間接的に委任している間接委任有権者を抽出する間接委任有権者抽出手段と、
前記間接委任有権者抽出手段によって抽出された前記間接委任有権者から間接的に委任されている出席者を推薦委任先として決定する委任先決定手段と、
前記委任先決定手段によって決定された前記推薦委任先を前記間接委任有権者に送信する委任先送信手段と、
を備えたことを特徴とする委任先送信装置。
(付記13)複数の有権者の投票によって行われる議決において、当該議決に出席する出席者へ間接的に委任している間接委任有権者に委任先を送信する委任先送信方法であって、
委任を行う有権者である委任元と、当該委任元に委任された有権者である委任先とを対応付けて記憶した委任関係を委任管理記憶部に記憶する委任管理記憶工程と、
議案ごとに、各有権者の出欠情報を出欠管理記憶部に記憶する出欠管理記憶工程と、
前記委任管理記憶部に記憶された前記委任関係と、前記出欠管理記憶部に記憶された前記出欠情報とを用いて、出席者へ間接的に委任している間接委任有権者を抽出する間接委任有権者抽出工程と、
前記間接委任有権者抽出工程によって抽出された前記間接委任有権者から間接的に委任されている出席者を推薦委任先として決定する委任先決定工程と、
前記委任先決定工程によって決定された前記推薦委任先を前記間接委任有権者に送信する委任先送信工程と、
を含んだことを特徴とする委任先送信方法。
以上のように、本発明に係る委任先送信プログラム、委任先送信装置および委任先送信方法は複数の有権者の投票によって行われる議決において、議決に出席する出席者へ間接的に委任している間接委任有権者に委任先を送信する場合に有用であり、特に、多くの有権者の意向を反映した有意義な採決を実現することに適する。
実施例1に係る総会開催支援装置の概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係る総会開催支援システムの構成を示すブロック図である。 実施例1に係る総会開催支援装置の構成を示すブロック図である。 有権者管理データベースの一例を示す図である。 議案管理データベースの一例を示す図である。 出欠管理データベースの一例を示す図である。 委任管理データベースの一例を示す図である。 有権者分類およびパス長について説明するための図である。 実施例1に係る総会開催支援システムの処理動作を示すシーケンス図である。 実施例1に係る総会開催支援装置の委任先情報作成処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係る総会開催支援装置の推薦委任先決定処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係る総会開催支援装置の変更依頼者選択処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係る総会開催支援装置の依頼者判定処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係る総会開催支援装置の委任得票数計算処理の流れを示すフローチャートである。 出欠/委任管理データベースの一例を示す図である。 実施例2に係る総会開催支援装置の推薦委任先決定処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2に係る総会開催支援装置の推薦委任先決定処理の流れを示すフローチャートである。 総会開催支援プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
1 総会開催支援システム
10 総会開催支援装置
11 記憶部
11a 有権者管理データベース
11b 議案管理データベース
11c 委任管理データベース
11d 出欠管理データベース
12 制御部
12a ログイン管理部
12b ログイン管理部
12c 議案登録部
12d 議案通知部
12e 開催情報登録部
12f 開催情報通知部
12g 委任登録受付部
12h 出欠登録受付部
12i 委任先情報作成部
12j 委任状案送付部
12k 変更依頼者選択部
12l 態度変更依頼送付部
20 運営者端末
30 有権者端末

Claims (7)

  1. 複数の有権者の投票によって行われる議決において、当該議決に出席する出席者へ間接的に委任している間接委任有権者に推薦委任先を送信する委任先送信方法をコンピュータに実行させる委任先送信プログラムであって、
    委任を行う有権者である委任元と、当該委任元に委任された有権者である委任先とを対応付けて記憶した委任関係を委任管理記憶部に記憶する委任管理記憶手順と、
    議案ごとに、各有権者の出欠情報を出欠管理記憶部に記憶する出欠管理記憶手順と、
    前記委任管理記憶部に記憶された前記委任関係と、前記出欠管理記憶部に記憶された前記出欠情報とを用いて、出席者へ間接的に委任している間接委任有権者を抽出する間接委任有権者抽出手順と、
    前記間接委任有権者抽出手順によって抽出された前記間接委任有権者から間接的に委任されている出席者を推薦委任先として決定する委任先決定手順と、
    前記委任先決定手順によって決定された前記推薦委任先を前記間接委任有権者に送信する委任先送信手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする委任先送信プログラム。
  2. 前記委任管理記憶部に記憶された前記委任関係と、前記出欠管理記憶部に記憶された前記出欠情報とを用いて、いずれの出席者に対しても直接的にも間接的にも委任を行っていない無効有権者を抽出する無効有権者抽出手順と、
    前記無効有権者抽出手順によって抽出された前記無効有権者に委任先の変更依頼または出席の催促を送信する態度変更送信手順とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の委任先送信プログラム。
  3. 前記委任先送信手順は、前記間接委任有権者に前記推薦委任先を送信した場合には、所定の期間以上経過した後に、当該間接委任有権者に前記推薦委任先を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の委任先送信プログラム。
  4. 前記委任先決定手順は、間接委任されている全出席者を前記推薦委任先として決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の委任先送信プログラム。
  5. 前記有権者から自身の委任先変更を任せることを許可する変更許可設定を受け付ける委任先変更許可受付手順と、
    前記委任先変更許可受付手順によって前記変更許可設定を受け付けた場合には、前記委任先決定手順によって決定された前記推薦委任先を委任先として変更する委任先変更手順とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の委任先送信プログラム。
  6. 複数の有権者の投票によって行われる議決において、当該議決に出席する出席者へ間接的に委任している間接委任有権者に推薦委任先を送信する委任先送信装置であって、
    委任を行う有権者である委任元と、当該委任元に委任された有権者である委任先とを対応付けて記憶した委任関係を委任管理記憶部に記憶する委任管理記憶手段と、
    議案ごとに、各有権者の出欠情報を出欠管理記憶部に記憶する出欠管理記憶手段と、
    前記委任管理記憶部に記憶された前記委任関係と、前記出欠管理記憶部に記憶された前記出欠情報とを用いて、出席者へ間接的に委任している間接委任有権者を抽出する間接委任有権者抽出手段と、
    前記間接委任有権者抽出手段によって抽出された前記間接委任有権者から間接的に委任されている出席者を推薦委任先として決定する委任先決定手段と、
    前記委任先決定手段によって決定された前記推薦委任先を前記間接委任有権者に送信する委任先送信手段と、
    を備えたことを特徴とする委任先送信装置。
  7. 複数の有権者の投票によって行われる議決において、当該議決に出席する出席者へ間接的に委任している間接委任有権者に推薦委任先を送信する委任先送信方法であって、
    委任を行う有権者である委任元と、当該委任元に委任された有権者である委任先とを対応付けて記憶した委任関係を委任管理記憶部に記憶する委任管理記憶工程と、
    議案ごとに、各有権者の出欠情報を出欠管理記憶部に記憶する出欠管理記憶工程と、
    前記委任管理記憶部に記憶された前記委任関係と、前記出欠管理記憶部に記憶された前記出欠情報とを用いて、出席者へ間接的に委任している間接委任有権者を抽出する間接委任有権者抽出工程と、
    前記間接委任有権者抽出工程によって抽出された前記間接委任有権者から間接的に委任されている出席者を推薦委任先として決定する委任先決定工程と、
    前記委任先決定工程によって決定された前記推薦委任先を前記間接委任有権者に送信する委任先送信工程と、
    を含んだことを特徴とする委任先送信方法。
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