JP4918800B2 - 外観検査装置 - Google Patents
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Description
この問題を解決するために各メーカはひとつの光学系でミクロとマクロの欠陥処理を試みようとしているが、パターン形状を有し、わずかな差異が認められるムラの検出としては機能していないのが現状である。
この欠陥検査装置の場合、被検査対象がパターンのない無地の場合には有効と思われるが、カラーフィルタのようなパターン形状を有する場合、ブラックマトリクス領域の変動を捉えるため結局コントラストが低下する原因となっている。
また、ムラ検査については、逆に、解像度の低い画像によって検査していた。すなわち、それぞれに必要な原画像が必要であり、上記2つの検査機能を有する検査機を作ろうとすると、それぞれの検査機能に応じた光学系、撮像系を用意する必要があった。
前記ムラ検査部40は、まず、前記原画像の輝度値のヒストグラムから、カラーフィルタのR(レッド画素)、G(グリーン画素)、B(ブルー画素)それぞれの最大度数を示す輝度値及びαを算出または設定し、R、G、Bそれぞれの最大度数を示す輝度値±α以外を排除したデータ内座標において、水平、垂直方向へそれぞれ正常値数をカウントし計上するステップと、周期分の移動平均を算出し所定の移動平均を掛けるステップとを経ることにより、所定の移動平均値との差分値が所定の閾値を越えた場合にスジムラと判断する機能とを有することを特徴とする外観検査装置としたものである。
また、注目画素とは、検査する際、どこの位置に欠陥があるかを調べるために1ピクセル毎について、欠陥か正常かを判断する。画像データをXY座標系で表す場合、注目画素をI(i,j)とすると、0≦i≦u、0≦j≦vの範囲を順に走査する。u、vはそれぞれ、水平方向、垂直方向の画素数である。
また、注目画素が周期パターンの内の同一位置正常部候補を選択する機能とは、注目画素について、縦、横周期ピッチの整数倍にあたる任意の点を任意の数だけ同一位置正常部とし、リファレンス候補値として取得する。候補に挙がった点内の輝度値の中央値をリファレンス値とする機能のことである。
図1は、本発明の外観検査装置の一実施例を示す模式構成概略図である。
外観検査装置100は、図1に示すように、カラーフィルタ等のパターン形状を有する被検査体を撮像する撮像手段10と、被検査体に均一光を投光する投光手段20と、撮像手段10で得られた画像データを取り込み、独立に処理するパターン異常を判定するための微細欠陥検査部30と、被検査体に対し水平または垂直のスジムラを検出するためのムラ検査部40とから構成されており、カラーフィルタ等の周期パターンを有する被検査体に透光手段10にてムラの無い均一光を透過照射し、その透過光を撮像手段10にて撮像する。撮像手段10にて撮像された画像データは、微細欠陥検査部30と、ムラ検査部40とで処理されて、パターン欠陥(微細欠陥)及びスジムラ等のパターン異常を判定する外観検査装置である。
微細欠陥検査部30とムラ検査部40とは、それぞれコンピュータ内にプログラム化されて設定されており、随時制御処理を行って、検査結果等をディスプレイに表示及びプリントアウト等を行う。
そして、R、G、Bそれぞれの最大度数を示す輝度値±αである正常範囲の位置でそれぞれ二値化する。
すなわち、横u画素、縦v画素の場合、通常uv(BYTE)を3(u+v)(BYTE)データに変換する。
ここで、R、G、Bの二値データを水平方向に足し込み、平均値を求める。すなわち、プロジェクト配列データPrjt_u[j]=ΣI(i,j)/u、0≦i≦uなる処理を施す。ただし、0≦j≦vである。
R、G、Bについて、横方向にプロジェクションをとることで、3v個のデータが得られ、同様にして縦方向にプロジェクションをとることで、3u個のデータが得られる。
さらに、各プロジェクションデータをピクセルピッチ分移動平均を取る。
ここで、移動平均とは、移動平均の移動ピクセル数をmとし、移動平均後データ配列をAveI[i]、0≦i≦uとすると、AveI[i]=ΣI[k]、i≦k≦i+mのことである。
さらに、ムラの幅がn±βピクセルで生じると仮定すると2n以上移動平均を取り、そのデータ配列をAveI''[i]とすると、差分はAveI'[i]−AveI''[i]であり、差分値の絶対値が閾値を越えた場合、すなわち、Abs(AveI'[i]−AveI''[i])>Thresholdの場合スジムラと判断する。
このように、フィルタ色としてはあらゆる色フィルタを有するカラーフィルタ等の被検査体が対象となる。
設計パターンファイル、または基本情報リストからブラックマトリックスの縦、横方向周期の値を取得する。周期ピッチは設計時点で設定されている。
周期ピッチをtとし、カメラ分解能をrとすると、水平方向ピクセルピッチPh=t/r、垂直ピクセルピッチPv=V/fで求められる。
ただし、Vは被写体移動速度、fはカメラのサンプリング周波数とする。
従って、検査注目画素に対する周期パターンの同一位置は水平方向でnPh、垂直方向でnPvの位置であり、この位置から任意の点を選びメディアン値または平均値を基準値とし、注目画素との差分を取る。nは整数。
図1の本発明の外観検査装置100において、まず、カラーフィルタ等の周期パターンを有する被検査体71の下面より投光手段20にて均一照明を行う。
次に、ラインカメラからなる撮像手段10にて被検査体71のカラーフィルタを撮像し、図2に示すカラーフィルタ画像を得る。
ここで、撮像手段10のレンズ前面に光学特性補正フィルタ11を取り付けて感度補正し、図3に示すヒストグラムのようにR、G、Bの輝度値が分離できるレベルに合わせる。
図3のヒストグラムはカラーフィルタ画像の輝度分布を表したもので、横軸に輝度値、縦軸に度数を表しており51、52、53のようにR、G、Bそれぞれのピークが分離される。54はノイズ成分や異物等の黒欠陥、55はBM(ブラックマトリクス)であり、56はノイズ成分や白欠陥である。
取得された2次元画像データは、データバッファを介して微細欠陥検査部30及びスジムラ検査部40へと取り込まれ、各々独立に並列処理される。
これをu、v方向にプロジェクションを取ると、異常ラインは度数が落ち込むため、そのポイントは窪む。ピクセルピッチ分移動平均を取り、ピクセルピッチとパターン周期誤差がノイズ成分として乗るため移動平均を掛けこれを取り除いた波形がそれぞれPjct_u、Pjct_vとなり、スジムラ61として表せる。
ここで、u、v方向にプロジェクションを取るとは、R、G、Bの二値データを水平方向u方向に足し込み、平均値を求める。すなわち、プロジェクト配列データPrjt_u[j]=ΣI(i,j)/u、0≦i≦uなる処理を施すことである。ただし、0≦j≦vである。
v方向の垂直方向は、同様にして、Prjt_v[i]=ΣI(i,j)/v、0≦j≦vである。
また、ピクセルピッチ分移動平均を取るとは、移動平均の移動ピクセル数をmとし、移動平均後データ配列をAveI[i]、0≦i≦uとすると、ピクセルピッチ分移動平均したデータ配列は、AveI[i]=ΣI[k]、i≦k≦i+mとなる。
注目画素とリファレンス値との差が閾値を越えた場合、注目画素を欠陥とみなす。
複数点の取り方は搬送方向と垂直方向が被写体速度変動の影響が無いため精度は良くなる。
11……感度補正用光学フィルタ
20……投光手段
30……微細欠陥検査部
50……ムラ検査部
51、52、53……選択領域
54……ノイズ成分や異物等の黒欠陥
55……BM(ブラックマトリクス)
56……ノイズ成分や白欠陥
61……スジムラ
71……被検査体
100……外観検査装置
Claims (4)
- 周期パターンを有するカラーフィルタを被検査体とし、微細欠陥検査用の原画像を取得する撮像手段(10)と、前記被検査体に均一光を投光する投光手段(20)と、パターン異常を判定するための微細欠陥検査部(30)と、被検査体に対し水平または垂直のスジムラを検出するためのムラ検査部(40)とを具備しており、
前記ムラ検査部(40)は、まず、前記原画像の輝度値のヒストグラムから、カラーフィルタのR、G、Bそれぞれの最大度数を示す輝度値及びαを算出または設定し、前記のR、G、Bそれぞれの最大度数を示す輝度値±α以外を排除したデータ内座標において、水平、垂直方向へそれぞれ正常値数をカウントし計上するステップと、周期分の移動平均を算出し所定の移動平均を掛けるステップとを経ることにより、所定の移動平均値との差分値が所定の閾値を越えた場合にスジムラと判断する機能とを有することを特徴とする外観検査装置。 - 前記撮像手段(10)にて取得した前記原画像の二次元データを微細欠陥検査部(30)とムラ検査部(40)とで取り込み、独立に並列処理させることを特徴とする請求項1記載の外観検査装置。
- 感度補正用光学フィルタ(11)を備えていることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか一項に記載の外観検査装置。
- 周期ピッチの取得手段と、注目画素が周期パターンの内の同一位置正常部候補を選択する機能を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の外観検査装置。
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