JP4918187B2 - Packaging container comprising a container body and a lid - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は包装用容器に関し、特に合成樹脂シートによって形成した容器本体に、同じく合成樹脂シートによって形成した蓋体を外嵌合または内外嵌合によって一体化し得るようにした包装用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
容器本体に蓋体を嵌合するための、合成樹脂シートによって形成した包装用容器としては、近年においては種々なものが提案されてきているが、このような包装用容器において常に問題となるのが、「蓋体外し」である。
【0003】
つまり、合成樹脂シートという薄い材料で形成した蓋体を、中味を飛び出させないで容器本体から外せるようにすることは、容器本体自体も薄い合成樹脂シートによって形成したものの場合、非常に困難である。特に、容器本体への蓋体の嵌合時における密閉性を十分確保するための嵌合性能をも高めながら、蓋体の取外しを簡単に行えるようにすることは、相反する性能を同時に兼ね備えなければならないことになって、非常にむずかしいのである。
【0004】
このため、特開平8−183551号公報において、「簡便な操作で蓋体を容器本体から取り外すことができ、取扱の便宜に優れた合成樹脂製の食品容器を提供する」ことを目的として、図6及び図7に示すように、
「周壁1bの外側に周縁を折り返してなる嵌合部1cを有する容器本体1と、嵌合部1cに被嵌可能な縁部2aの内側に、立ち上がり壁面2bを有した蓋体2とからなり、立ち上がり壁面2bの隅部に凹部2dを形成し、この凹部2dの縁部分を幅広面2eと成す」
という構成の「食品容器」が提案されている。
【0005】
しかしながら、この食品容器では、特に図7に示すように、「凹部2dに親指を挿入しつつ幅広面2eを指先で押さえ、人差し指を縁部2aの先端下端部に当てて蓋体2の縁を掴み、親指の先端部を支点、人差し指を作用点として、人差し指側の縁部の先端下端部を下方に回動し、縁部2aを嵌合部1cからめくり上げて蓋体2の容器本体1への嵌合を解除せしめ」なければならないものであり(上記公報の段落0013)、結局「蓋体2の縁を掴」まなければならないものとなっている。
【0006】
この図6及び図7に示した従来の食品容器のように、「蓋体2の縁を掴」んで引き上げるためには、当然容器本体側を反対の手で掴んで保持していなければならないものであり、薄い合成樹脂シートによって形成した容器本体に力を掛けていることになる。ここで、蓋体がいきなり外れたとすると、容器本体にいれていた力によってこの容器本体が潰され、中味の特に液体がこぼれ出るということになる。
【0007】
そこで、本発明者は、中味がこぼれないように蓋体外しを行えるようにするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、蓋体外しを行うためには、容器本体からいきなり外れるようにするよりも、ほんの部分的な外しが行え、つまり外しのためのキッカケが出き上がり、これを元に少しずつ外せるようにすることが良い結果を生むことに気付き、本発明を完成したのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この種の容器本体と蓋体とからなる包装用容器における以上の実状に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題は、中味をこぼさないで蓋体外しを行えるようにすることである。
【0009】
すなわち、まず請求項1に係る発明の目的とするところは、蓋体の容器本体に対する嵌合時の密閉性を十分確保することができることは勿論、指先操作によって、中味の漏れ出しを防止しながら蓋体外しのキッカケを作ることができる他、製造をより簡単に行うことができ、最終的には蓋体外しを簡単に行えるようにすることのできる包装用容器を提供することにある。
【0010】
また、請求項2に係る発明の目的とすることころは、上記請求項1の発明と同様な目的を達成することができる他、蓋体外しのキッカケ作りをより一層簡単かつ確実に行うことのできる包装用容器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述する実施の形態の説明中において使用する符号を付して説明すると、
「容器本体10側に形成した係合部11に、蓋体20側に形成した係合突起21を係合させることにより、当該蓋体20を容器本体10に外嵌合または内外嵌合するように、合成樹脂シートによって形成した包装用容器であって、
蓋体20の外周縁22下端の一部を、この下端と略同一高さで横方向に、かつ外周縁22下端の他部よりも外側となるように突出させてこれを突出部23とするとともに、この突出部23の一部を、蓋体20の外周縁22下端より下方に膨出させることにより指係止部24を一体的に形成して、
この指係止部24に指を掛けてこれを上動させることにより、嵌合状態を解除するキッカケ作りが行えるようにしたことを特徴とする包装用容器」
である。
【0013】
すなわち、この請求項1に係る包装用容器は、図1に示した係合部11を有する容器本体10と、係合部11に係合される係合突起21を有する図2に示した蓋体20とからなるものであり、この蓋体20を容器本体10に外嵌合または内外嵌合することにより一体化されて使用されるものである。また、この包装用容器は、その蓋体20の一部に指係止部24を一体的に形成したものであり、この指係止部24に指を掛けて引き起こすことにより、蓋体20の容器本体10に対する嵌合の一部を解除して、蓋体20取外しのための「キッカケ作り」を行えるようにしたものである。
【0014】
特に、この蓋体20の指係止部24は、図2及び図4に示すように、下すぼまりの上方に開口したものとなっているため、多数の蓋体20を積み重ねるにあたって、各指係止部24が下方の指係止部24内にスッポリと入り込むため、積み重ねが確実にできるとともに、積み重ね後のズレ防止の役にも立っているのである。
【0015】
この蓋体20の指係止部24は、合成樹脂シートから当該蓋体20を型成形する際に同時に成形されるものであり、一般的な真空または圧空成形法により簡単に形成し得るものとなっている。すなわち、この指係止部24は、図2の(a)に示すように、通常外周縁22から切り落とされてしまう合成樹脂シートの一部を残して突出部23を形成しておき、この突出部23の一部を、例えば上型に形成した突起により押し出すか、あるいは下型に形成した凹所内に真空によって引き込むことにより形成できるものである。
【0016】
また、この指係止部24が形成されるべき突出部23は、外周縁22と略同一位置に形成するのが、成形直後の刃物による切り落しをし易くすることになる。
【0017】
さて、以上のような指係止部24を有する蓋体20を容器本体10に対して外嵌合または内外嵌合した場合には、この指係止部24は、図2の(c)及び図4に示すように、容器本体10側の上部側面との間に、人の指が挿入できる程度の隙間を形成した状態で、蓋体20側の突出部23から垂れ下がったものとなる。そこで、蓋体20の取外しを行うときには、この指係止部24の内側に図4に示すように指を入れ、この指係止部24を、図5に示すように引き上げるのである。
【0018】
このとき、指係止部24が形成してある突出部23は、蓋体20の外周縁22と連続しているものであり、かつ外周縁22の一部分と一体的になっているので、指係止部24の図5に示した引き上げによって、蓋体20の嵌合の一部を外すことになって、蓋体20開放のためのキッカケが作られることになる。しかも、指係止部24の引き上げは指一本によって行え、このため容器本体10側を大きな力、特に蓋体20が開放されたときに中味が飛び出てしまう程の大きな力を加える必要がなく、この結果、キッカケが作られたときに、容器本体10内の液体等の中味が飛び出ることはないのである。
【0019】
以上のように蓋体20開放のキッカケが作られる、つまり蓋体20側の係合突起21の、容器本体10側の係合部11に対する嵌合状態が部分的に解除されれば、これを通して容器本体10内への空気の出入は自由になる。そこで、後は、残っている嵌合状態の解除、つまり蓋体20の取外しを行うのであるが、もうキッカケが出来上がっているため、そこを文字通り「キッカケ」として開封作業を行えばよいのである。この作業は、「キッカケ」からの空気の出入が自在となっているため、非常に軽い力で行えるのであり、包装用容器全体を不用意に揺らして中味をこぼすようなことにはならないのである。
【0020】
また、容器本体10から外された蓋体20は、これをテーブルの上等に置かれることがあるが、そのとき蓋体20の下面から指係止部24が下方に突出しているから、この指係止部24が支えとなって、蓋体20の全体はテーブル上に斜めに支持されることになる。つまり、蓋体20の裏面から下方に突出する指係止部24が存在することによって、この蓋体20はテーブル上にベッタリと置かれることがなく、例えば蓋体20の裏面に付着していた収納物である溶けたアイスクリームが、テーブル上に付着するといったことにはならないのである。
【0021】
従って、この請求項1に係る包装用容器は、蓋体20の容器本体10に対する嵌合時の密閉性を十分確保することができることは勿論、指先操作によって、中味の漏れ出しを防止しながら蓋体外しのキッカケを作ることができ、最終的には蓋体外しが簡単に行えるのである。
【0022】
上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1の包装用容器について、
「係合突起21の一部で、指係止部24のすぐ内側に、容器本体10側の係合部11に係合する近接係合突起21aを形成したこと」
である。
【0023】
すなわち、この請求項2の包装用容器は、蓋体20側の、指係止部24の直ぐ内側となるか、あるいは近接する部分に、係合突起21の一部、つまり近接係合突起21aを形成したものであり、この近接係合突起21aによって蓋体20の容器本体10に対する嵌合状態を維持できるようにするとともに、指係止部24を一本の指によって引き上げたとき、この近接係合突起21aでの嵌合状態の解除をより一層容易に行えるようにしたものである。
【0024】
従って、この請求項2の包装用容器は、その近接係合突起21aを指係止部24の直近に形成したので、指係止部24の開封操作をより一層簡単に行えるのであり、蓋体20の取外しを、容器本体10内の中部をこぼすことなく行えるのである。
【0026】
また、以上の本発明に係る包装用容器は、指係止部24を形成した突出部23の位置を、蓋体20の外周縁22と略同一となるようにしたものであり、これにより、型成形後において、突出部23を刃物によって切り出すにあたって、外周縁22の形成と同時に行えることになり、包装用容器を構成する特に蓋体20の製造を非常に簡単に行えるのである。
【0027】
従って、本発明に係る包装用容器は、蓋体20の外周縁22の一部に、突出部23とこれに形成した指係止部24が部分的に形成されたものとなっていても、これら突出部23の切り出しや指係止部24の成形を、現在使用している切断装置の構造を大きく変えることなく簡単に行えるのであり、切断装置を大きく変えないことによって、製品成形の安定性を確保できるものとなっているのである。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に、上記のように構成した各発明を、図面に示した実施の形態である包装用容器について説明するが、この実施形態の包装用容器は、上記各発明を実質的に含むものであるため、以下では、この実施形態の包装用容器を中心に説明していくこととする。
【0029】
図1には、この包装用容器を構成する容器本体10の平面図(a)と、右半分を断面とした正面図(b)が示してあり、この容器本体10は、ポリエチレンテレフタレート等からなる合成樹脂シートを圧空または真空成形することにより形成したものである。また、この容器本体10は、図1の(b)及び図4にも示したように、その上方開口の外周縁に形成されて、後述する蓋体20側の係合突起21が係合することになる係合部11を有しているものである。
【0030】
なお、この容器本体10は、中味を詰める前には、これを多数積み重ねられるものであり、その際に互いにくっつき合わないようにするために形成したブロッキング防止突起12を有しているものである。
【0031】
包装用容器を構成する蓋体20は図2に示してある。すなわち、この蓋体20は、容器本体10と同様に、ポリエチレンテレフタレート等からなる合成樹脂シートを圧空または真空成形することにより形成したものであり、その概略外形を形成する外周縁22は、成形後に切断機により形成したものである。
【0032】
この外周縁22の内側には、図2の(b)、図3及び図4に示したように、上記容器本体10側の係合部11が係合されることになる係合突起21が形成してあり、この係合突起21によって、当該蓋体20は容器本体10に対して外嵌合または内外嵌合されることになるものである。
【0033】
この蓋体20の係合突起21は、所謂アンダーカット部として形成したものであるが、蓋体20の開口の全周を囲むものとして形成してもよいが、本実施形態のものでは、一定の長さを有するものを複数箇所(例えば4箇所)に形成したものである。また、本実施形態では、係合突起21というアンダーカット部の深さを、0.6mm〜0.7mmのものとすることができているものであり、従来のような0.3mm〜0.5mmより深くすることができて、容器本体10側の係合部11に対する係合力を十分なものとすることができたものである。このようにできたのは、次に述べる突出部23、及び形成した指係止部24の存在による。
【0034】
指係止部24は、図2の(a)に示したように、外周縁22の一部に形成した突出部23に形成したものであり、合成樹脂シートの突出部23に該当する部分を、蓋体20の成形時に膨出成形することにより形成したものである。つまり、この指係止部24は、蓋体20全体を圧空または真空成形する際に、その成形型によって同時成形したものであり、突出部23は、成形後に切断装置によって外周縁22を整える際に切り出されるものである。
【0035】
本実施形態の指係止部24は、図2の(a)、図3及び図4にも示したように、その上方開口が長円(両端が円弧で間が長い円)のものとしてあるが、この上方開口の形状は、長方形であっても、ダ円であってもよいものである。また、この指係止部24は、図2の(c)にも示したように、略逆台形のものであるが、半円形状や長方形状のものであってもよいものであり、要するに膨出成形できて、図4にも示したように背面側に指が十分掛けられるのであれば、どのような形状のものであってもよいものである。
【0036】
また、この蓋体20の、指係止部24の直近に位置する部分には、図4及び図5に示したように、近接係合突起21aが形成してあり、この近接係合突起21aは、蓋体20の容器本体10に対する嵌合時に、容器本体10側の係合部11に係合するものである。勿論、この近接係合突起21aは、他の係合突起21と同一高さとなるように形成したものであり、指係止部24を引き上げたときには、図5に示したように、容器本体10側の係合部11との係合が解かれるものである。
【0037】
なお、この蓋体20についても、図2の(a)に示したように、これらの蓋体20を多数積み重ねた場合の「ブロッキング」を防止するためのブロッキング防止突起25が形成してある。
【0038】
勿論、図1に示した容器本体10、及びこれに嵌合される図2に示した蓋体20は、円形形状のものを例にしているが、本発明はこれに限らず適用することができるものである。
である。
【0039】
【発明の効果】
以上、詳述した通り、まず請求項1に係る発明においては、上記実施形態にて例示した如く、
「容器本体10側に形成した係合部11に、蓋体20側に形成した係合突起21を係合させることにより、当該蓋体20を容器本体10に外嵌合または内外嵌合するように、合成樹脂シートによって形成した包装用容器であって、
蓋体20の外周縁22下端の一部を、この下端と略同一高さで横方向に、かつ外周縁22下端の他部よりも外側となるように突出させてこれを突出部23とするとともに、この突出部23の一部を、蓋体20の外周縁22下端より下方に膨出させることにより指係止部24を一体的に形成して、
この指係止部24に指を掛けてこれを上動させることにより、嵌合状態を解除するキッカケ作りが行えるようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、蓋体の容器本体に対する嵌合時の密閉性を十分確保することができることは勿論、製造をより簡単に行うことができて、指先操作によって、中味の漏れ出しを防止しながら蓋体外しのキッカケを作ることができ、最終的には蓋体外しを簡単に行えるようにすることのできる包装用容器を提供することができる。
【0040】
特に、この請求項1の包装用容器は、その蓋体20の裏面から下方に突出する指係止部24が存在するものであるから、容器本体10から外された蓋体20が例えばテーブル上にベッタリと置かれることはなく、蓋体20の裏面に付着していた収納物である溶けたアイスクリーム等によってテーブル上が汚されることはない。
【0041】
また、請求項2の発明においては、上記請求項1の包装用容器について、
「係合突起21の一部で、指係止部24のすぐ内側に、容器本体10側の係合部11に係合する近接係合突起21aを形成したこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、記請求項1の発明と同様な目的を達成することができる他、蓋体外しのキッカケ作りをより一層簡単かつ確実に行うことのできる包装用容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装用容器を構成する容器本体を示すもので、(a)は平面図、(b)は右半分を断面とした正面図である。
【図2】同包装用容器を構成する蓋体を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)中の1−1線に沿ってみた断面図、(c)は蓋体に形成してある指係止部の拡大正面図である。
【図3】同蓋体を容器本体に嵌合しようとしている状態を示す部分拡大断面図である。
【図4】嵌合した容器本体と蓋体とを示す部分拡大断面図である。
【図5】指係止部に指を掛けて引き上げたときの状態を示す部分拡大断面図である。
【図6】従来の包装用容器の部分平面図である。
【図7】図6に示した包装用容器の蓋体を開こうとしている様子を示した部分断面図である。
【符号の説明】
10 容器本体
11 係合部
12 ブロッキング防止突起
20 蓋体
21 係合突起
21a 近接係合突起
22 外周縁
23 突出部
24 指係止部
25 ブロッキング防止突起[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a packaging container, and more particularly to a packaging container in which a lid formed by a synthetic resin sheet can be integrated with a container body formed by a synthetic resin sheet by external fitting or internal / external fitting. .
[0002]
[Prior art]
In recent years, various types of packaging containers formed of synthetic resin sheets for fitting the lid to the container body have been proposed, but such packaging containers are always a problem. Is “removing the lid”.
[0003]
That is, it is very difficult to remove the lid made of a thin material called a synthetic resin sheet from the container body without popping out the contents when the container body itself is also formed of a thin synthetic resin sheet. In particular, it should be possible to easily remove the lid while improving the fitting performance to ensure sufficient sealing when fitting the lid to the container body. It's very difficult.
[0004]
For this reason, in Japanese Patent Laid-Open No. 8-183551, for the purpose of “providing a synthetic resin food container that can be easily removed from the container body and is easy to handle”, FIG. 6 and 7, as shown in
“A
"Food containers" with the structure are proposed.
[0005]
However, in this food container, as shown in FIG. 7 in particular, “the
[0006]
As in the conventional food container shown in FIGS. 6 and 7, in order to “grab the edge of the
[0007]
Therefore, the present inventor has conducted various studies on how to remove the lid so as not to spill the contents. Rather than letting it come off, you can do a partial removal, i.e. you get a kick out for removal, and you can realize that it is a good result to be able to remove it little by little based on this. It was.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-described actual situation in a packaging container composed of this type of container body and lid, and the problem to be solved is to allow the lid to be removed without spilling the contents. It is to be.
[0009]
That is, first of all, the object of the invention according to
[0010]
In addition, when a child and an object of the invention according to
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, first, the means taken by the invention according to
“By engaging the
A portion of the outer
A packaging container characterized in that a finger can be placed on the
It is.
[0013]
That is, the packaging container according to the first aspect includes the
[0014]
In particular, as shown in FIGS. 2 and 4, the
[0015]
The
[0016]
Also, the finger engaging
[0017]
Now, when the
[0018]
At this time, the
[0019]
As described above, the opening of the
[0020]
In addition, the
[0021]
Therefore, the packaging container according to the first aspect of the present invention can sufficiently secure the sealing property when the
[0022]
In order to solve the above-mentioned problem, the means taken by the invention according to
"Some of the
It is.
[0023]
That is, the packaging container according to
[0024]
Therefore, since the packaging container according to
[0026]
Further, the packing wear container according to the present invention described above, the position of the projecting
[0027]
Therefore, the packaging container according to the present invention, a portion of the outer
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, each of the inventions configured as described above will be described with respect to the packaging container according to the embodiment shown in the drawings. However, the packaging container according to this embodiment substantially includes each of the above inventions, Hereinafter, the packaging container of this embodiment will be mainly described.
[0029]
FIG. 1 shows a plan view (a) of a
[0030]
In addition, this container
[0031]
The
[0032]
On the inner side of the outer
[0033]
The
[0034]
As shown in FIG. 2A, the
[0035]
As shown in FIGS. 2A, 3, and 4, the
[0036]
Further, as shown in FIGS. 4 and 5, a
[0037]
As shown in FIG. 2A, the
[0038]
Of course, the
It is.
[0039]
【Effect of the invention】
As described above in detail, in the invention according to
“By engaging the
A portion of the outer
By placing a finger on this
There is a characteristic in the structure, and this makes it possible to ensure a sufficient sealing property when the lid is fitted to the container body. Thus, it is possible to provide a packaging container that can prevent the leakage of the lid while making it possible to remove the lid and finally easily remove the lid.
[0040]
In particular, since the packaging container according to
[0041]
Moreover, in invention of
"Some of the
The packaging container can achieve the same object as that of the invention of
[Brief description of the drawings]
1A and 1B show a container body constituting a packaging container according to the present invention, in which FIG. 1A is a plan view and FIG. 1B is a front view with a right half section.
FIGS. 2A and 2B show a lid constituting the packaging container, wherein FIG. 2A is a plan view, FIG. 2B is a cross-sectional view taken along line 1-1 in FIG. It is an enlarged front view of the finger | toe latching | locking part currently formed in the body.
FIG. 3 is a partially enlarged cross-sectional view showing a state where the lid is about to be fitted to the container body.
FIG. 4 is a partially enlarged cross-sectional view showing the container body and the lid body fitted together.
FIG. 5 is a partially enlarged cross-sectional view showing a state where a finger is placed on a finger locking portion and pulled up.
FIG. 6 is a partial plan view of a conventional packaging container.
7 is a partial cross-sectional view showing a state in which the lid of the packaging container shown in FIG. 6 is being opened.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記蓋体の外周縁下端の一部を、この下端と略同一高さで横方向に、かつ前記外周縁下端の他部よりも外側となるように突出させてこれを突出部とするとともに、この突出部の一部を、前記蓋体の外周縁下端より下方に膨出させることにより指係止部を一体的に形成して、
この指係止部に指を掛けてこれを上動させることにより、前記嵌合状態を解除するキッカケ作りが行えるようにしたことを特徴とする包装用容器。Formed by a synthetic resin sheet so that the engagement body formed on the container body side is engaged with the engagement protrusion formed on the cover body side so that the cover body is fitted to the container body. A packaging container,
A portion of the outer periphery lower end of the lid, the horizontal direction in this bottom substantially the same height, and this allowed out collision such that the outer side than the other portion of the outer peripheral lower end with a projecting portion , By forming a part of the protruding portion downward from the lower end of the outer peripheral edge of the lid, integrally forming a finger locking portion,
A packaging container, wherein a finger can be placed on the finger locking portion and moved upward to make a kick to release the fitting state.
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