JP4916029B2 - 端末装置及びマルチホップ通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、マルチホップ通信システム及びそのマルチホップ通信システムに用いられる端末装置に関するものである。
近年、アクセスポイントの介在なしに多数の端末を相互に接続するマルチホップ通信が提案されており、種々の研究がなされている。例えば、特許文献1には、親の通信端末と複数の子の通信端末とを備える通信ネットワークにおいて、通信品質に基づいて、親の通信端末と子の通信端末との通信ルートを構築する通信ルート構築方法が開示されている。
ところで、マルチホップ通信を行う端末装置は、MAC層の処理を行うMAC処理部と、ルートテーブルを用いてMAC層により受信されたパケットの中継先を決定するネットワーク処理部とを備えている。
特開2006−067557号公報
しかしながら、従来のマルチホップ通信を行う端末装置では、MAC処理部は専用のハードウェアにより構成されているが、ネットワーク処理部がCPUによりソフトウェア的に構成されているため、中継処理に時間がかかるという問題があった。一方、ネットワーク処理部をソフトウェア的に構成せずに専用のハードウェアにより構成するとコストが嵩むため事実上不可能である。
本発明の目的は、マルチホップ通信においてパケットを高速に中継することができる端末装置及びマルチホップ通信システムを提供することである。
(1)本発明による端末装置は、マルチホップ通信システムに用いられる端末装置であって、第1の記憶部、第2の記憶部、第1の中継部、及び管理部を含み、前記第1の記憶部は、前記第2の記憶部より読み出し速度が速く、かつ記憶容量の小さな記憶装置により構成され、パケットの宛先となる宛先アドレスと、前記パケットの次の中継先となる中継先アドレスとを格納するレコードを含む第1のルートテーブルを記憶し、前記第2の記憶部は、パケットの宛先となる宛先アドレスと、前記パケットの次の中継先となる中継先アドレスとを格納するレコードを含む第2のルートテーブルを記憶し、前記第1の中継部は、中継ノードである場合にパケットを受信し、前記第1のルートテーブルを参照して前記パケットの中継先アドレスを決定し、決定した中継先アドレスに前記パケットを送信するものであり、前記パケットの宛先アドレスを格納するレコードが前記第1のルートテーブルに存在しない場合、前記管理部にエラーを通知し、前記管理部は、前記第1の中継部からエラーが通知された場合、前記パケットの宛先アドレスを格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納することを特徴とする。
この構成によれば、端末装置が中継ノードとしてパケットを受信すると、第1の中継部は、高速読み出しが可能な第1の記憶部に記憶された第1のルートテーブルを参照してこのパケットの中継先アドレスを決定し、決定した中継先アドレスにこのパケットを送信する。そのため、マルチホップ通信においてパケットを高速に中継することができる。
また、第1の中継部は、受信したパケットの宛先アドレスを格納するレコードが第1のルートテーブルに存在しない場合、管理部にエラーを通知し、管理部は、このパケットの宛先アドレスを格納するレコードを第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードの宛先アドレスと中継先アドレスとを第1のルートテーブルに格納する。そのため、このパケットと同じ宛先アドレスのパケットを次に受信した場合、このパケットの中継先アドレスが第1のルートテーブルに格納されることになり、第1の中継部は、パケットを高速に中継することができる。
(2)前記第1の中継部は、受信したパケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードが前記第1のルートテーブルに存在しない場合、前記管理部にエラーを通知し、前記管理部は、前記第1の中継部からエラーが通知された場合、前記パケットの送信元アドレスと同一アドレスを前記宛先アドレスとして格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納することが好ましい。
この構成によれば、受信したパケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードが第1のルートテーブルに格納されるため、第1のルートテーブル上に、宛先ノードから始点ノードに向けての上りの通信ルートが構築され、上りの通信においても高速中継を実現することができる。
(3)送信部を更に備え、前記管理部は、始点ノードとしてパケットを送信する場合、送信するパケットを前記送信部に引き渡し、前記送信部は、前記第1のルートテーブルを参照し、前記管理部より引き渡されたパケットの中継先アドレスを決定し、決定した中継先アドレスに前記パケットを送信することが好ましい。
この構成によれば、端末装置が始点ノードとしてパケットを送信する場合、送信部は、第1のルートテーブルを参照して、このパケットの中継先アドレスを決定しているため、このパケットを高速に次の中継先に送信することができる。
(4)前記送信部は、始点ノードとしてパケットを送信する場合、前記パケットの宛先アドレスを格納するレコードが前記第1のルートテーブルに存在しない場合、前記管理部にエラーを通知し、前記管理部は、前記送信部からエラーが通知された場合、前記パケットの宛先アドレスを格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納することが好ましい。
この構成によれば、端末装置が始点ノードとしてパケットを送信する際、第1のルートテーブルにこのパケットの宛先アドレスを格納するレコードが存在せず、中継先アドレスを特定することができない場合、第2のルートテーブルからこのレコードが読み出され、第1のルートテーブルに格納される。そのため、同じ宛先アドレスのパケットを次に受信した場合、このパケットの中継先アドレスが第1のルートテーブルに格納されることになり、送信部は、パケットを高速に送信することができる。
(5)宛先ノードである場合にパケットを受信し、前記パケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードが前記第1のルートテーブルに存在しない場合、前記管理部にエラーを通知する受信部を更に備え、前記管理部は、前記受信部からエラーが通知された場合、前記パケットの送信元アドレスと同一アドレスを前記宛先アドレスとして格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納することが好ましい。
この構成によれば、宛先ノードとして、パケットを受信した場合、受信したパケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードが第1のルートテーブルに存在しない場合、このレコードが第2のルートテーブルから読み出され、読み出されたレコードの宛先アドレスと中継先アドレスとが第1のルートテーブルに格納されるため、第1のルートテーブル上に、宛先ノードから始点ノードに向けての上りの通信ルートが構築され、上りの通信においても高速中継を実現することができる。
(6)前記パケットは、始点ノード及び宛先ノード間のネゴシエーション確立用の第1のパケットと、前記ネゴシエーション確立後に前記始点ノード及び宛先ノード間で送信される第2のパケットとを含み、中継ノードである場合に前記第1のパケットを受信し、受信した第1のパケットの宛先アドレスを格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された中継先アドレスを前記第1のパケットに書き込んで前記送信部に引き渡し、かつ、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに書き込む第2の中継部を更に備え、前記送信部は、前記第2の中継部から引き渡された第1のパケットを前記中継先アドレスに送信し、前記第1の中継部は、中継ノードである場合に前記第2のパケットを受信し、前記第1のルートテーブルを参照して前記第2のパケットの宛先アドレスから中継先アドレスを決定し、決定した中継先アドレスに前記第2のパケットを送信することを特徴とすることが好ましい。
この構成によれば、端末装置が中継ノードとしてネゴシエーション用の第1のパケットを受信した場合、第1のパケットの宛先アドレスを格納するレコードが第2のルートテーブルから読み出され、読み出されたレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとが第1のルートテーブルに格納され、この第1のパケットが中継される。そのため、第1のパケットに続いて第2のパケットが送信された場合、各端末装置は、第1のルートテーブルから中継先アドレスを決定することができる。そのため、映像や音声等の大容量データを第2のパケットとして送信した場合、映像や音声等が高速に中継され、リアルタイム性の高い通信を実現することができる。
(7)前記第2の中継部は、前記送信部に引き渡した第1のパケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとするレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードの宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納することが好ましい。
この構成によれば、受信した第1のパケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードが第2のルートテーブルから読み出され、読み出されたレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとが第1のルートテーブルに格納されるため、第1のルートテーブル上に、宛先ノードから始点ノードに向けての上りの通信ルートが構築され、上りの通信ルートにおいても映像や音声等をリアルタイム性が高くなるように送信することができる。
(8)前記管理部は、始点ノードとして第1のパケットを送信する場合、宛先アドレスを格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された中継先アドレスを第1のパケットに書き込んで、前記送信部に引き渡し、かつ、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納し、前記送信部は、前記管理部から引き渡された第1のパケットを中継先アドレスに送信することが好ましい。
この構成によれば、第1のパケットに続いて第2のパケットを送信することにより、始点ノードの端末装置は、第1のルートテーブルから中継先アドレスを決定することができる。そのため、映像や音声等を第2のパケットとして送信することで、映像や音声等をリアルタイム性が高くなるように送信することができる。
(9)前記管理部は、前記第2のルートテーブルを取得した際、取得した第2のルートテーブルの一部又は全部のレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納することが好ましい。
この構成によれば、例えば、電源投入時や第2のルートテーブルが更新された場合において、第2のルートテーブルが取得された際、第2のルートテーブルの一部又は全部が第1のルートテーブルに格納される。そのため、第1の記憶部に第2のルートテーブルに含まれるレコードをより多く格納することができ、第1のルートテーブルにレコードが存在しないというエラーの発生を低減することができる。
(10)前記管理部は、所定のルーティングプロトコルを用いて新たなルート情報を取得した場合、第2のルートテーブルを更新し、かつ、前記第1のルートテーブルに格納されているレコードのうち前記新たなルート情報により内容が変更されたレコードを更新することが好ましい。
この構成によれば、第1のルートテーブルと第2のルートテーブルとの不整合を防止し、より確実な通信を実現することができる。
(11)本発明によるマルチホップ通信システムは、請求項1〜10のいずれかに記載の端末装置を少なくとも3台備え、各端末装置を所定のネットワークを介して接続したことを特徴とする。
この構成によれば、(1)〜(10)のいずれかに記載された端末装置を用いたマルチホップ通信システムを提供することができる。
本発明によれば、マルチホップ通信において、パケットを高速に中継することができる。
以下、本発明の実施の形態によるマルチホップ通信システムについて説明する。図1は、本発明の実施の形態によるマルチホップ通信システムの全体構成図である。本マルチホップ通信システムは、少なくとも3台の端末装置10を備えている。なお、図1では、5台の端末装置10を示しているが、これは一例であり、N(Nは3以上の整数)台の端末装置10で構成すればよい。
なお、本実施の形態では、パケットの送信元の端末装置10を始点ノードと呼び、パケットを中継する端末装置10を中継ノードと呼び、パケットの宛先の端末装置10を宛先ノードと呼ぶ。
端末装置10は、所定のネットワークNTを介して相互に接続されている。ここで、ネットワークNTとしては、専用線通信、電力線搬送通信、及び無線通信等を採用することができる。なお、専用線通信を採用する場合は、無極性の信号線2線による2線多重伝送方式である例えばエヌマスト(登録商標)を伝送路として採用することができる。
図2は、端末装置10のブロック図を示している。端末装置10は、AFE(アナログフロントエンド)11、変復調部12、MAC処理部13、ネットワーク処理部14、及びアプリケーション実行部15を備えている。
AFE11は、例えば送信アンプ、送受信フィルタ、及び結合回路により構成され、ネットワークNTを流れるパケットを取り込んだり、ネットワークNTに対してパケットを出力したりする。
変復調部12は、AFE11により取り込まれたパケットを復調する、又はハード中継部131及び送信部132から出力されるパケットを変調する。ここで、変復調部12は、例えばOFDM(直交周波数分割多重方式)により変調及び復調を行うが、これに限定されず、ネットワークNTが採用するプロトコルに応じてQAM(quadrature amplitude modulation)、PSK(phase shift keying)、ASK(amplitude shift keying)、FSK(frequency shift keying)等の種々の変調方式を採用してもよい。
MAC処理部13は、専用のハードウェア回路により構成され、ハード中継部131(第1の中継部の一例)、送信部132、受信部133、記憶部134(第1の記憶部の一例)を備え、MAC層の処理を行う。
ネットワーク処理部14は、主にCPUから構成され、ソフト中継部141(第2の中継部の一例)及び管理部143を備える。これらの機能は、CPUが所定のプログラムを実行することで実現される。
記憶部134は、記憶部142より読み出し速度が速く、かつ記憶容量の小さな記憶装置である例えばフリップフロップにより構成され、ルートテーブルT1を記憶する。
ここで、ルートテーブルT1は、パケットの宛先となる宛先アドレスと、パケットの次の中継先となる中継先アドレスとを格納する1又は複数のレコードにより構成されている。
図3は、ルートテーブルT1の一例を示した図である。ルートテーブルT1は、No、DA(Destination Address)、RA(Receiver Address)、フラグのフィールドを含む。Noのフィールドには、レコード番号が格納される。ここで、記憶部134は、例えば16個のレコードを記憶することが可能であるため、Noのフィールドには1〜16の数字が格納される。
DAのフィールドには、宛先アドレスが格納される。RAのフィールドには中継先アドレスが格納される。ここで、宛先アドレス、中継先アドレスとしては、例えばMACアドレスを採用することができる。
フラグのフィールドには、各行に格納された宛先アドレス及び中継先アドレスが有効であるか否かを示すフラグが格納される。例えば、1行目においては、フラグのフィールドに1が格納されているため、1行目の宛先アドレス及び中継先アドレスは有効である。一方、3行目においては、フラグのフィールドに0が格納されているため、3行目の宛先アドレス及び中継先アドレスは無効である。
記憶部142は、ルートテーブルT2を記憶する。図4は、ルートテーブルT2の一例を示した図である。ルートテーブルT2は、No、DA、RA、格納フラグ、及び格納時刻のフィールドを備える。No、DA、RAのフィールドには、ルートテーブルT1の同名称のフィールドと同じデータが格納される。なお、記憶部142は、例えば256個のレコードを格納することが可能であるため、Noのフィールドには、1〜256の数字が格納される。
格納フラグのフィールドには、各行のレコードがルートテーブルT1に格納されているか否かを示す格納フラグが格納される。例えば、1行目においては、格納フラグ=ONであるため、1行目のレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとはルートテーブルT1に格納されている。一方、2行目においては、格納=OFFが格納されているため、2行目のレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとはルートテーブルT1に格納されていない。
格納時刻のフィールドには、格納フラグをONにした時刻、すなわち、各行のレコードの宛先アドレスと中継先アドレスとをルートテーブルT1に格納した時刻が格納される。
なお、本実施の形態で取り扱われるパケットは、始点ノード及び宛先ノード間のネゴシエーション確立用のソフト中継パケット(第1のパケットの一例)と、ネゴシエーション確立後に始点ノード及び宛先ノード間で送信される映像や音声といった大容量のデータを送信するハード中継パケット(第2のパケットの一例)とを含む。
図5は、本実施の形態で取り扱われるパケットのデータ構造の一例を示した図である。図5に示すようにパケットには、フレーム制御、マルチホップ種類、TTL、SA、TA、RA、DA、ペイロード、及びFCSのフィールドが含まれる。フレーム制御のフィールドには、パケットの開始を示すデータが格納される。マルチホップ種類のフィールドには、本パケットがソフト中継パケットであるかハード中継パケットであるかを示すデータが格納される。TTLのフィールドには、TTL(time to live)値が格納される。SAのフィールドには、送信元アドレスが格納される。RAのフィールドには中継先アドレスが格納される。DAのフィールドには宛先アドレスが格納される。ペイロードのフィールドには、送信対象となるデータが格納される。FCSのフィールドには、誤り検出のためのFCS(Frame Check Sequence)が格納される。
図2に戻り、ハード中継部131は、中継ノードとしてハード中継パケットを受信し、記憶部134に記憶されたルートテーブルT1を参照し、受信したパケットの中継先アドレスを決定し、決定した中継先アドレスに受信したハード中継パケットを送信することで、パケットを中継する。
ここで、ハード中継部131は、変復調部12により復調されたハード中継パケットの宛先アドレスが自己のアドレスではない場合に、自己が中継ノードであると判定してハード中継パケットを受信する。
また、ハード中継部131は、ハード中継パケットの宛先アドレスを格納するレコードがルートテーブルT1に存在しない場合、管理部143にエラーE1を通知する。
管理部143は、ハード中継部131からエラーE1が通知された場合、ハード中継部131により受信されたハード中継パケットの宛先アドレスを格納するレコードをルートテーブルT2から読み出し、読み出したレコードの宛先アドレスと中継先アドレスとをルートテーブルT1に格納する。
また、ハード中継部131は、受信したハード中継パケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードがルートテーブルT1に存在しない場合、管理部143にエラーE2を通知する。
管理部143は、ハード中継部131からエラーE2が通知された場合、ハード中継パケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードをルートテーブルT2から読み出し、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとをルートテーブルT1に格納する。
また、管理部143は、始点ノードとしてハード中継パケットを送信する場合、送信するハード中継パケットを送信部132に引き渡す。
送信部132は、ルートテーブルT1を参照し、管理部143より引き渡されたハード中継パケットの中継先アドレスを決定し、決定した中継先アドレスにパケットを送信する。
ここで、送信部132は、引き渡されたハード中継パケットの宛先アドレスを格納するレコードがルートテーブルT1に存在しない場合、管理部143にエラーE3を通知する。
また、管理部143は、始点ノードとしてソフト中継パケットを送信する場合、宛先アドレスを格納するレコードをルートテーブルT2から読み出し、読み出したレコードに格納された中継先アドレスをソフト中継パケットのRAのフィールドに書き込んで、送信部132に引き渡す。この際、管理部143は、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとをルートテーブルT1に格納する。
送信部132は、引き渡されたソフト中継パケットを中継先アドレスに送信する。
これにより、ソフト中継パケットに続いてハード中継パケットを送信することにより、始点ノードの端末装置10は、ルートテーブルT1から中継先アドレスを決定することができる。そのため、映像や音声等をハード中継パケットとして送信することで、映像や音声等をリアルタイム性が高くなるように送信することができる。
管理部143は、送信部132からエラーE3が通知された場合、ハード中継パケットの宛先アドレスを格納するレコードをルートテーブルT2から読み出し、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとをルートテーブルT1に格納する。
受信部133は、宛先ノードである場合にハード中継パケット又はソフト中継パケットを受信し、受信したハード中継パケット又はソフト中継パケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードがルートテーブルT1に存在しない場合、管理部143にエラーE4を通知する。
ここで、受信部133は、変復調部12により復調されたハード中継パケット又はソフト中継パケットの宛先アドレスが自己のアドレスである場合に、自己が宛先ノードであると判定してハード中継パケット又はソフト中継パケットを受信する。受信部133により受信されたハード中継パケット又はソフト中継パケットは、管理部143を介してアプリケーション実行部15に渡される。
管理部143は、受信部133からエラーE4が通知された場合、受信部133により受信されたハード中継パケット又はソフト中継パケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードをルートテーブルT2から読み出し、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとをルートテーブルT1に格納する。
また、管理部143は、ルートテーブルT2を取得した際、ルートテーブルT2の一部又は全部をルートテーブルT1に格納する。
ここで、管理部143は、端末装置10の電源投入時に所定のルーティングプロトコルを用いてネットワークNTのルート情報を取得することでルートテーブルT2を取得するが、電源投入時にはルートテーブルT1には何もデータが格納されていない。そこで、管理部143は、取得したルートテーブルT2の一部又は全部のレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとをルートテーブルT1に格納する。この場合、管理部143は、ルートテーブルT1は16個のレコードが格納可能であるため、ルートテーブルT2のレコードの数が16個以上である場合は、ルートテーブルT2から例えばランダムに16個のレコードを抽出し、抽出した16個のレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとをルートテーブルT1に格納すればよい。
また、管理部143は、生成したルートテーブルT2のレコードの数が16個以下である場合は、全てのレコードをルートテーブルT1に格納すればよい。また、管理部143は、所定のルーティングプロトコルを用いて新たなルート情報を取得する処理を一定の時間間隔で繰り返し実行し、新たなルート情報を取得した場合、ルートテーブルT2を更新する。そして、ルートテーブルT1に格納されているレコードのうち新たなルート情報により中継先アドレスが変更されたレコードを更新する。
なお、所定のルーティングプロトコルとしては、例えば、特開2006−067557号公報に記載された手法を採用することができる。
アプリケーション実行部15は、例えばCPUにより構成され、送信対象となるパケットを生成し、管理部143に渡す。また、アプリケーション実行部15は、管理部143から自己宛に送信されたパケットを受け取る。なお、アプリケーション実行部15とネットワーク処理部14とを同一のCPUにより構成してもよいし、異なるCPUにより構成してもよい。
ソフト中継部141は、中継ノードである場合に受信部133を介してソフト中継パケットを受信し、ソフト中継パケットの宛先アドレスを格納するレコードをルートテーブルT2から読み出し、読み出したレコードに格納された中継先アドレスをソフト中継パケットのRAのフィールドに書き込み、送信部132に引き渡す。この際、ソフト中継部141は、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとをルートテーブルT1に格納する。
そして、送信部132は、引き渡されたソフト中継パケットを中継先アドレスに送信する。
これにより、ソフト中継パケットに続いてハード中継パケットを送信することで、各端末装置10は、ルートテーブルT1から中継先アドレスを決定することができる。そのため、映像や音声等をハード中継パケットとして送信することで、映像や音声等をリアルタイム性が高くなるように送信することができる。
なお、変復調部12により復調されたパケットが自己宛でないソフト中継パケットであれば、ハード中継部131はこのソフト中継パケットを受信せず、受信部133がこのソフト中継パケットをソフト中継部141に渡して、ソフト中継部141がこのソフト中継パケットを受信する。
一方、変復調部12により復調されたパケットが自己宛でないハード中継パケットであれば、ハード中継部131がこのハード中継パケットを受信し、受信部133はこのハード中継パケットを受信しない。
次に、端末装置10の動作について説明する。図6は、端末装置10が始点ノードとしてソフト中継パケットを送信する際の端末装置10の処理を示すフローチャートである。まず、管理部143は、アプリケーション実行部15からソフト中継パケットが渡されるとルートテーブルT2を参照する(ステップS1)。そして、このソフト中継パケットの宛先アドレスを格納するレコードがルートテーブルT2に存在する場合(ステップS2でYES)、管理部143は、このレコードの格納フラグがOFFであるか否かを判定する(ステップS3)。
一方、宛先アドレスを格納するレコードがルートテーブルT2に存在しない場合(ステップS2でNO)、管理部143は、アプリケーション実行部15から渡されたパケットを送信することができないため、このパケットを破棄し(ステップS9)、処理を終了する。
ステップS3において、格納フラグ=OFFである場合(ステップS3でYES)、すなわち、ステップS2でルートテーブルT2に存在すると判定されたレコードがルートテーブルT1に格納されていない場合、管理部143は、ルートテーブルT1に空きレコードがある場合は(ステップS4でYES)、ルートテーブルT1にステップS2で存在すると判定されたレコードの宛先アドレスと中継先アドレスとをルートテーブルT1の空きレコードに書き込む(ステップS6)。
ここで、管理部143は、ルートテーブルT1においてフラグ=OFFのレコードが1個でも存在する場合に、ルートテーブルT1に空きレコードが存在すると判定すればよい。
一方、ステップS4において、ルートテーブルT1に空きレコードがない場合(ステップS4でNO)、ルートテーブルT1から書き込まれた時刻が最も古い最古アクセスレコードを削除し(ステップS5)、ステップS2で存在すると判定されたレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとをルートテーブルT1に書き込み、フラグをONにする(ステップS6)。
なお、管理部143は、ルートテーブルT2において、格納フラグ=ONのレコードであって、格納時刻が最も古いレコードを最古アクセスレコードと判定すればよい。
一方、ステップS3において、格納フラグ=ONである場合(ステップS3でNO)、すなわち、ステップS2でルートテーブルT2に存在すると判定されたレコードがルートテーブルT1に格納されている場合、処理がステップS7に進められる。
ステップS7において、管理部143は、アプリケーション実行部15から渡されたソフト中継パケットに中継先アドレスを書き込み、送信部132へ渡す。
そして、送信部132は、管理部143から渡されたソフト中継パケットを変復調部12に渡し、ネットワークNTに送信する(ステップS8)。
図7は、端末装置10が始点ノードとしてハード中継パケットを送信する際の端末装置10の処理を示すフローチャートである。
まず、送信部132は、アプリケーション実行部15から管理部143を介してハード中継パケットが渡されると、このハード中継パケットの宛先アドレスからルートテーブルT1を参照する(ステップS11)。
そして、この宛先アドレスを格納するレコードがルートテーブルT1に存在する場合(ステップS12でYES)、送信部132は、このレコードをルートテーブルT1から読み出し、処理をステップS15に進める。
一方、この宛先アドレスを格納するレコードがルートテーブルT1に存在しない場合(ステップS12でNO)、送信部132は、エラーE3を管理部143に通知する(ステップS13)。
次に、管理部143は、割り込み処理1を実行する。なお、割り込み処理1の詳細については後述する。
次に、送信部132は、ステップS12により読み出されたレコード又はステップS14の割り込み処理1により読み出されたレコードに格納された中継先アドレスをハード中継パケットに書き込み(ステップS15)、このハード中継パケットをネットワークNTに送信する(ステップS16)。
図8は、端末装置10が中継ノードとしてソフト中継パケットを送信する際の端末装置10の処理を示すフローチャートである。
まず、変復調部12により復調されたパケットが自己宛でないソフト中継パケットである場合、受信部133により、このソフト中継パケットがソフト中継部141に渡され、ソフト中継部141は、このソフト中継パケットを受信する(ステップS20)。
次に、ソフト中継部141は、ルートテーブルT2を参照する(ステップS21)。以下、ステップS22〜S27、S29の処理は、管理部143ではなく、ソフト中継部141が処理主体となる以外は、図6に示すステップS1〜S7、S9の処理と同一であるため説明を省く。また、ステップS28の処理はステップ図6に示すステップS8の処理と同一であるため説明を省く。
ステップS30において、ソフト中継部141は、送信部132に引き渡したソフト中継パケットの送信元アドレスをルートテーブルT1に書き込む送信元アドレスの書き込み処理を実行する。これにより、ソフト中継部141が引き渡したソフト中継パケットの送信元アドレスを宛先アドレスとするレコードがルートテーブルT2から読み出され、読み出されたレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとがルートテーブルT1に書き込まれる。
図8の処理により、送信元ノードから宛先ノードまでの通信ルート上に存在する端末装置10のルートテーブルT1に宛先ノードに対する中継先ノードが格納され、続いて送信されるハード中継パケットを高速に送信することができる。
図13は、送信元アドレス書き込み処理を示すフローチャートである。ステップS31〜S35の処理は、宛先アドレスを送信元アドレスとする以外は図6に示すステップS2〜S6と同一であるため説明を省く。
図9は、端末装置10が中継ノードとしてハード中継パケットを送信する際の端末装置10の処理を示すフローチャートである。
まず、変復調部12により復調されたパケットが自己宛でないハード中継パケットであれば、ハード中継部131は、このハード中継パケットを受信する(ステップS41)。
次に、ハード中継部131は、ルートテーブルT1を参照する(ステップS42)。
次に、受信したハード中継パケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードがルートテーブルT1に存在する場合(ステップS43でYES)、ハード中継部131は、このレコードをルートテーブルT1から読み出し、処理をステップS46に進める。
一方、受信したハード中継パケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードがルートテーブルT1に存在しない場合(ステップS43でNO)、ハード中継部131は、エラーE2を管理部143に通知する(ステップS44)。
次に、管理部143は、割り込み処理2を実行する(ステップS45)。なお、割り込み処理2の詳細については後述する。
以上の処理により始点ノードから宛先ノードまでの各中継ノードのルートテーブルT1に上りのルートの中継先アドレスが書き込まれ、上りのルートにおいても高速通信を実現することができる。
次に、ハード中継部131は、受信したハード中継パケットの宛先アドレスを格納するレコードがルートテーブルT1に存在する場合(ステップS46でYES)、このレコードをルートテーブルT1から読み出し、処理をステップS49に進める。
一方、ハード中継部131は、受信したハード中継パケットの宛先アドレスを格納するレコードがルートテーブルT1に存在しない場合(ステップS46でNO)、エラーE1を管理部143に通知する(ステップS47)。
次に、管理部143は、割り込み処理1を実行する(ステップS48)。なお、割り込み処理1の詳細について後述する。
次に、ハード中継部131は、ステップS46により読み出されたレコード又はステップS48による割り込み処理1により読み出されたレコードに格納された中継先アドレスをハード中継パケットに書き込み(ステップS49)、ネットワークNTに送信する(ステップS50)。
図10は、端末装置10が宛先ノードとしてソフト中継パケット又はハード中継パケットを送信する際の端末装置10の処理を示すフローチャートである。以下、ソフト中継パケット及びハード中継パケットをパケットと総称して説明する。まず、変復調部12により復調されたパケットが自己宛のパケットである場合、このパケットを受信する(ステップS61)。
次に、受信部133は、ルートテーブルT1を参照する(ステップS62)。次に、受信したパケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードがルートテーブルT1に存在する場合(ステップS63でYES)、処理を終了する。
一方、受信したパケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードがルートテーブルT1に存在しない場合(ステップS63でNO)、受信部133はエラーE4を管理部143に通知する(ステップS64)。
次に、管理部143は、割り込み処理2を実行する(ステップS65)。なお、ステップS65の処理の詳細については後述する。
以上の処理により、宛先ノードのルートテーブルT1に上りのパケットを送信する際の中継先アドレスが書き込まれ、上りのパケットを高速に送信することが可能となる。
図11は、割り込み処理1を示すフローチャートである。まず、管理部143は、送信部132からエラーE3又はハード中継部131からエラーE1が通知されると、ルートテーブルT2を参照する(ステップS71)。
次に、受信されたハード中継パケットの宛先アドレスを格納するレコードがルートテーブルT2に存在する場合(ステップS72でYES)、管理部143は、ルートテーブルT1に空きが存在するか否かを判定する。この場合、管理部143は、ルートテーブルT1において、フラグ=0の個数が1個以上存在する場合、ルートテーブルT1に空きが存在すると判定すればよい。
一方、受信されたハード中継パケットの宛先アドレスを格納するレコードがルートテーブルT2に存在しない場合(ステップS72でNO)、処理が図7のステップS15又は図9のステップS49に進められる。
次に、ルートテーブルT1に空きがある場合(ステップS73でYES)、管理部143は、処理をステップS75に進める。一方、ルートテーブルT1に空きがない場合(ステップS73でNO)、管理部143は、ルートテーブルT2の格納時刻のフィールドを参照して、ルートテーブルT1の最古アクセスレコードを特定し、この最古アクセスレコードを削除する(ステップS74)。
次に、管理部143は、ステップS72で存在すると判定したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとをルートテーブルT1に書き込む(ステップS75)。
図12は、割り込み処理2のフローチャートである。まず、管理部143は、ハード中継部131によりエラーE2又は受信部133によりエラーE4が通知されると、ルートテーブルT2を参照する(ステップS81)。
次に、受信されたハード中継パケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードがルートテーブルT2に存在する場合(ステップS82でYES)、管理部143は、ルートテーブルT1に空きが存在するか否かを判定する。
一方、受信されたハード中継パケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードがルートテーブルT2に存在しない場合(ステップS82でNO)、処理がリターンされる。
ステップS83〜S85の処理はステップS73〜S75の処理と同一であるため、説明を省く。
このように、本マルチホップ通信システムによれば、端末装置10が中継ノードとしてネゴシエーション用のソフト中継パケットを受信した場合、ソフト中継部141は、ソフト中継パケットの宛先アドレスを格納するレコードをルートテーブルT2から読み出し、ルートテーブルT1に格納して、このソフト中継パケットを中継する。そのため、ソフト中継パケットに続いてハード中継パケットが送信された場合、各端末装置10は、ルートテーブルT1から中継先アドレスを決定することができる。そのため、映像や音声等をハード中継パケットとして送信した場合、映像や音声等が高速に中継され、映像や音声等をリアルタイム性が高くなるように送信することができる。
なお、図7、図9、図10において、エラー通知の後(ステップS13、S47、S64)、割り込み処理を行ってパケットを送信しているが、これに限定されず、割り込み処理を待たずにその回はパケットを破棄してもよい。これによっても、次回のパケット送信時にはこのパケットを正常に中継することができる。
本発明の実施の形態によるマルチホップ通信システムの全体構成図である。 端末装置のブロック図を示している。 本実施の形態で取り扱われるパケットのデータ構造の一例を示した図である。 ルートテーブルT2の一例を示した図である。 本実施の形態で取り扱われるパケットのデータ構造の一例を示した図である。 端末装置が始点ノードとしてソフト中継パケットを送信する際の端末装置の処理を示すフローチャートである。 端末装置が始点ノードとしてハード中継パケットを送信する際の端末装置の処理を示すフローチャートである。 端末装置が中継ノードとしてソフト中継パケットを送信する際の端末装置の処理を示すフローチャートである。 端末装置が中継ノードとしてハード中継パケットを送信する際の端末装置の処理を示すフローチャートである。 端末装置が宛先ノードとしてソフト中継パケット又はハード中継パケットを送信する際の端末装置の処理を示すフローチャートである。 割り込み処理1のフローチャートである。 割り込み処理2のフローチャートである。 送信元アドレスの書き込み処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 端末装置
13 MAC処理部
14 ネットワーク処理部
15 アプリケーション実行部
131 ハード中継部
132 送信部
133 受信部
134 記憶部
141 ソフト中継部
142 記憶部
143 管理部
E1〜E4エラー
NT ネットワーク
T1 ルートテーブル
T2 ルートテーブル

Claims (11)

  1. マルチホップ通信システムに用いられる端末装置であって、
    第1の記憶部、第2の記憶部、第1の中継部、及び管理部を含み、
    前記第1の記憶部は、前記第2の記憶部より読み出し速度が速く、かつ記憶容量の小さな記憶装置により構成され、パケットの宛先となる宛先アドレスと、前記パケットの次の中継先となる中継先アドレスとを格納するレコードを含む第1のルートテーブルを記憶し、
    前記第2の記憶部は、パケットの宛先となる宛先アドレスと、前記パケットの次の中継先となる中継先アドレスとを格納するレコードを含む第2のルートテーブルを記憶し、
    前記第1の中継部は、中継ノードである場合にパケットを受信し、前記第1のルートテーブルを参照して前記パケットの中継先アドレスを決定し、決定した中継先アドレスに前記パケットを送信するものであり、前記パケットの宛先アドレスを格納するレコードが前記第1のルートテーブルに存在しない場合、前記管理部にエラーを通知し、
    前記管理部は、前記第1の中継部からエラーが通知された場合、前記パケットの宛先アドレスを格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納し、
    前記第1の中継部は、受信したパケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードが前記第1のルートテーブルに存在しない場合、前記管理部にエラーを通知し、
    前記管理部は、前記第1の中継部からエラーが通知された場合、前記パケットの送信元アドレスと同一アドレスを前記宛先アドレスとして格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納することを特徴とする端末装置。
  2. 送信部を更に備え、
    前記管理部は、始点ノードとしてパケットを送信する場合、送信するパケットを前記送信部に引き渡し、
    前記送信部は、前記第1のルートテーブルを参照し、前記管理部より引き渡されたパケットの中継先アドレスを決定し、決定した中継先アドレスに前記パケットを送信することを特徴とする請求項記載の端末装置。
  3. 前記送信部は、始点ノードとしてパケットを送信する場合、前記パケットの宛先アドレスを格納するレコードが前記第1のルートテーブルに存在しない場合、前記管理部にエラーを通知し、
    前記管理部は、前記送信部からエラーが通知された場合、前記パケットの宛先アドレスを格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納することを特徴とする請求項記載の端末装置。
  4. 宛先ノードである場合にパケットを受信し、前記パケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとして格納するレコードが前記第1のルートテーブルに存在しない場合、前記管理部にエラーを通知する受信部を更に備え、
    前記管理部は、前記受信部からエラーが通知された場合、前記パケットの送信元アドレスと同一アドレスを前記宛先アドレスとして格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の端末装置。
  5. 前記パケットは、始点ノード及び宛先ノード間のネゴシエーション確立用の第1のパケットと、前記ネゴシエーション確立後に前記始点ノード及び宛先ノード間で送信される第2のパケットとを含み、
    中継ノードである場合に前記第1のパケットを受信し、受信した第1のパケットの宛先アドレスを格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された中継先アドレスを前記第1のパケットに書き込んで前記送信部に引き渡し、かつ、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに書き込む第2の中継部を更に備え、
    前記送信部は、前記第2の中継部から引き渡された第1のパケットを前記中継先アドレスに送信し、
    前記第1の中継部は、中継ノードである場合に前記第2のパケットを受信し、前記第1のルートテーブルを参照して前記第2のパケットの宛先アドレスから中継先アドレスを決定し、決定した中継先アドレスに前記第2のパケットを送信することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の端末装置。
  6. 前記第2の中継部は、前記送信部に引き渡した第1のパケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとするレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードの宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納することを特徴とする請求項記載の端末装置。
  7. マルチホップ通信システムに用いられる端末装置であって、
    第1の記憶部、第2の記憶部、第1の中継部、及び管理部を含み、
    前記第1の記憶部は、前記第2の記憶部より読み出し速度が速く、かつ記憶容量の小さな記憶装置により構成され、パケットの宛先となる宛先アドレスと、前記パケットの次の中継先となる中継先アドレスとを格納するレコードを含む第1のルートテーブルを記憶し、
    前記第2の記憶部は、パケットの宛先となる宛先アドレスと、前記パケットの次の中継先となる中継先アドレスとを格納するレコードを含む第2のルートテーブルを記憶し、
    前記第1の中継部は、中継ノードである場合にパケットを受信し、前記第1のルートテーブルを参照して前記パケットの中継先アドレスを決定し、決定した中継先アドレスに前記パケットを送信するものであり、前記パケットの宛先アドレスを格納するレコードが前記第1のルートテーブルに存在しない場合、前記管理部にエラーを通知し、
    前記管理部は、前記第1の中継部からエラーが通知された場合、前記パケットの宛先アドレスを格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納し、
    前記パケットは、始点ノード及び宛先ノード間のネゴシエーション確立用の第1のパケットと、前記ネゴシエーション確立後に前記始点ノード及び宛先ノード間で送信される第2のパケットとを含み、
    中継ノードである場合に前記第1のパケットを受信し、受信した第1のパケットの宛先アドレスを格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された中継先アドレスを前記第1のパケットに書き込んで前記送信部に引き渡し、かつ、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに書き込む第2の中継部を更に備え、
    前記送信部は、前記第2の中継部から引き渡された第1のパケットを前記中継先アドレスに送信し、
    前記第1の中継部は、中継ノードである場合に前記第2のパケットを受信し、前記第1のルートテーブルを参照して前記第2のパケットの宛先アドレスから中継先アドレスを決定し、決定した中継先アドレスに前記第2のパケットを送信し、
    前記第2の中継部は、前記送信部に引き渡した第1のパケットの送信元アドレスと同一アドレスを宛先アドレスとするレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードの宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納することを特徴とする端末装置。
  8. 前記管理部は、始点ノードとして第1のパケットを送信する場合、宛先アドレスを格納するレコードを前記第2のルートテーブルから読み出し、読み出したレコードに格納された中継先アドレスを前記第1のパケットに書き込んで、前記送信部に引き渡し、かつ、読み出したレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納し、
    前記送信部は、前記管理部から引き渡された第1のパケットを中継先アドレスに送信することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の端末装置。
  9. 前記管理部は、前記第2のルートテーブルを取得した際、取得した第2のルートテーブルの一部又は全部のレコードに格納された宛先アドレスと中継先アドレスとを前記第1のルートテーブルに格納することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の端末装置。
  10. 前記管理部は、所定のルーティングプロトコルを用いて新たなルート情報を取得した場合、第2のルートテーブルを更新し、かつ、前記第1のルートテーブルに格納されているレコードのうち前記新たなルート情報により内容が変更されたレコードを更新することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の端末装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の端末装置を少なくとも3台備え、各端末装置を所定のネットワークを介して接続したことを特徴とするマルチホップ通信システム。
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