JP4913906B2 - 音声デバイスの中の抑制する出力オフセット - Google Patents

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Description

米国特許法第119条の下での優先権主張
本願は、本願の譲受人に譲渡され、参照によって本願に明確に組み込まれた2007年9月28日出願の“出力オフセットを減らすための方法及び装置”と題された、米国特許仮出願第60/976,334号に対する優先権を主張する。
本開示は、デジタル音声デバイスに一般に関し、より特に、音声デバイスにおける電力消費を減らし、一時的な音声のアーティファクトを抑制するための技術に関する。
デジタル音声デバイスは、デジタル情報から音を生じさせる電子デバイスである。それらは、これらに限られないが、MPEG−1音声層3(MP3)プレーヤーのような、音声再生デバイス、コンピュータ、ステレオシステム、ラジオ受信機;ビデオプレーヤーのような、音声映像システム、衛星ラジオ受信機、パーソナルデジタルアシスタント(PDAs)、セルラー電話、陸線電話、及びその同様なものを含む。
デジタル音声デバイスにおける2つの性能の考慮すべき事柄は、電力消費及び可聴アーティファクトの存在である。
可聴アーティファクトは、その音声デバイスから出力された音に差し込まれた知覚できる雑音であり、その音声デバイス自身の動作によってしばしば引き起こされる。可聴アーティファクトは、通常望ましくなく、そのデバイスに入力された音声の忠実度からの偏差を表す。
クリック/ポップは、可聴アーティファクトの特定のタイプである。クリック/ポップは、スピーカーによって生じさせられる不快な可聴アーティファクトである。それは、音声デバイスがパワーアップするまたはパワーダウンするときにしばしば聞かれる。クリック/ポップは、突然の一時的な電圧、例えば、パワーオンモード及びパワーオフモードのような、操作モードの間で音声電力増幅器が変化するときに生じるうるスピーカーを渡った直流(DC)オフセットによって一般に引き起こされる。他の操作モードは、シャットダウンモードを含むことができる。そして、電力は、その音声電力増幅器にまだ適用される。しかし、その音声信号自身は、そのデバイスで停止される。その音声信号が停止され、または再開される、すなわち、それぞれ、シャットダウンモードから、または、シャットダウンモードに変化しているときに、クリック/ポップはそのうち聞かれることがありうる。
クリック/ポップは、音声デバイスとともにヘッドセットを使用するときに特に悩ますことがありうる。ヘッドセットまたはヘッドホン(集合的にヘッドセット)を通して、セルラー及び規約陸線電話を含む電話を使用することは、消費者にとって極めて普通のことである。同様に、ヘッドセットは、MP3プレーヤーのような、音声再生デバイスとともに通常使用される。ヘッドセットは、有線式または無線、例えば、Bluetooth(登録商標)を使用可能なヘッドセットであることができる。使用の間のユーザの耳に対するヘッドセットのあきのない近接のため、ヘッドセットのクリック/ポップは、大いに悩まし、聞くことでさえ有害であることがありうる。それゆえ、デジタル音声デバイスにおけるクリック/ポップを削除する、または、減らすためのその分野における必要性がある。
特に携帯用の通信及び娯楽デバイスのような、デジタル音声デバイスの設計に影響する他の判定基準は、電力消費である。例えば、携帯用のデバイスの期待されるバッテリ寿命は、そのデバイスによって消費される電力と逆に関連する。それゆえ、音声通信及び音声再生/演奏デバイスの中の電力消費を減らすためのその分野における必要性もまたある。
いくつかの事情において、デジタル音声デバイスにおける電力消費、及びクリック/ポップの問題に対する新たな及び改良されたアプローチは、ここで開示される。そのアプローチは、音声デバイスの操作モード変化によって引き起こされるクリック/ポップのアーティファクトをはっきりと減らし、また、音声増幅器及びスピーカーによる電力消費を減らすことができる。
そのアプローチの1つの観点によれば、装置は、デジタル化された音声信号にデジタルオフセットを加算するように構成されたデジタル処理部を含む。前記デジタルオフセットは、1つまたはより多くのアナログ構成要素によってアナログ音声信号に差し込まれた出力オフセットに基づいている。前記アナログ構成要素は、前記デジタル化された音声信号に応じてアナログ音声信号を生じさせるように構成される。
そのアプローチの別の観点によれば、方法は、デジタル化された音声信号が1つまたはより多くのアナログ構成要素によって受信される前にデジタル化された音声信号にデジタルオフセットを加算することを含む。前記デジタルオフセットは、前記アナログ構成要素によって音声信号に差し込まれた出力オフセットに基づいている。
そのアプローチの別の観点によれば、装置は、デジタルオフセットを格納するための手段を含む。前記デジタルオフセットは、1つまたはより多くのアナログ構成要素によって音声信号に差し込まれた出力オフセットに基づいている。前記装置はまた、デジタル化された音声信号が前記アナログ構成要素によって受信される前に前記デジタル化された音声信号に前記デジタルオフセットを加算する手段を含む。
そのアプローチの別の観点によれば、1つまたはより多くのプロセッサによって実行可能な命令のセットを具体化するコンピュータ読み取り可能媒体は、デジタルオフセットを格納するためのコードを含む。前記デジタルオフセットは、1つまたはより多くのアナログ構成要素によって音声信号に差し込まれた出力オフセットに基づいている。前記コンピュータ読み取り可能媒体はまた、デジタル化された音声信号が前記アナログ構成要素によって受信される前に前記デジタル化された音声信号に前記デジタルオフセットを加算するためのコードを含む。
そのアプローチの別の観点によれば、一時的な可聴アーティファクトを抑制するためのデバイスは、デジタル化された音声信号にデジタルオフセットを加算するように構成されたデジタル回路を含む。前記デバイスはまた、前記デジタル回路から前記デジタル化された音声信号を受信し、アナログ音声信号を生じさせるために前記デジタル化された音声信号を処理するように構成されたアナログ回路を含む。前記デジタルオフセットは、前記アナログ回路によって前記アナログ音声信号に差し込まれた出力オフセットに基づいている。
そのアプローチの別の態様によれば、装置は、左のステレオチャネルに対応する第1のデジタル化された音声信号に第1のデジタルオフセットを加算するように構成された第1のデジタル処理部、及び前記第1のデジタル処理部から前記第1のデジタル化された音声信号を受信し、アナログ音声信号を生じさせるために前記第1のデジタル化された音声信号を処理するように構成されたアナログ処理部を含む。前記装置はまた、右のステレオチャネルに対応する第2のデジタル化された音声信号に第2のデジタルオフセットを加算するように構成された第2のデジタル処理部、及び前記第2のデジタル処理部から前記第2のデジタル化された音声信号を受信し、アナログ音声信号を生じさせるために前記第2のデジタル化された音声信号を処理するように構成された第2のアナログ処理部を含む。前記第1のデジタルオフセットは、前記第1のアナログ処理部によって前記第1のアナログ音声信号に差し込まれた第1の出力オフセットに基づいており、前記第2のデジタルオフセットは、前記第2のアナログ処理部によって前記第2のアナログ音声信号に差し込まれた第2の出力オフセットに基づいている。
開示されたアプローチの他の観点、特徴、及び利点は、以下の図及び詳細な記述の考察で当業者には明白である、または明白となるであろう。このような付加的な特徴、態様、プロセス及び利点の全てがこの記述の中に含まれ、添付の特許請求の範囲によって保護されるということは、意図される。
図が実例の目的のためだけのものであるということは理解されるべきである。更に、その図の構成要素は必ずしも基準化するためではなく、代わりに、ここで開示される方法及び装置の原理を説明することが強調される。その図において、同様の参照数字は、異なる見解の至る所で対応する部分を示す。
図1は、音声デバイスの中の出力オフセットを削除するまたは減らすための代表的な装置のある構成要素を説明する概念ブロック図である。 図2は、音声信号経路から出力オフセットを削除するまたは減らすように構成された代表的な音声デバイスのある構成要素を説明する概念ブロック図である。 図3は、出力オフセットによって引き起こされる望ましくない可聴アーティファクトを抑制するための音声信号を処理するための方法を説明する処理図である。 図4は、音声信号経路から出力オフセットを削除するまたは減らすように構成された別の代表的な音声デバイスの一定の構成要素を説明する概念ブロック図である。
以下の詳細な記述は、1つまたはより多くの明確な態様を説明し、記述する。そして、それは、図を組み込み、参照する。制限するためではなく、教示し、例示するためだけに提案されたこれらの態様は、請求されたことを当業者が実行することを可能にさせるために十分な細部において記述され、示される。したがって、簡潔さのために、その記述は、当業者に知られている一定の情報を省略することができる。
“代表的”という語は、ここでは“図、例、実例となること”を意味するために用いられる。“代表的”としてここで記述された全ての態様または変形は、他の態様または変形を越えて有利または好まれるとして必ずしも解釈されるべきではない。この記述において記述された態様及び変形の全ては、当業者が発明を使用及び作成することを可能にさせるために提供される代表的な態様及び変形であり、添付された請求に与えられる法律上の保護の範囲を必ずしも制限するべきではない。
明晰及び便宜の目的だけのために、上部、下部、上、下、〜の上方に、〜より上に、〜より下に、〜の下に、後部及び前部のような方向性の用語は、ここでは伴う図に関して用いられる。これら及び同様の方向性の用語は、発明の範囲を制限するために解釈されるべきではない。左及び右のチャネルへの言及は、左及び右のサウンドステレオチャネルと関連があり、上の方の及び下の方の経路への言及は、図上のそれらの相対的な位置による経路を区別するために用いられる。
いくつかの音声デバイスにおけるクリック/ポップの1つの理由は、その音声デバイスに伴う音声信号経路のアナログドメイン部分の出力での直流(DC)オフセット電圧の存在である。この出力オフセットは、その音声信号経路のアナログ部分に伴う構成要素の理想的でない性能によって一般に引き起こされる。音声信号がそのアナログ部分に対する入力に存在しないときでさえ、その出力オフセットは存在し得る。したがって、その音声デバイスがパワーアップされたとき、その音声経路の出力は、0ボルトからその出力オフセットによって決定されたなんらかの電圧に突然に変化する。この突然の一時的な信号は、クリック/ポップの中に結果として生じる。同様に、その音声デバイスがパワーダウンしたとき、その音声経路出力は、その出力オフセット値から0ボルトに変化し、また、クリック/ポップを引き起こす。他のモデルチェンジはまた、その出力オフセットのためクリック/ポップを引き起こすことがありうる。
音声信号経路のアナログドメインによって引き起こされる予測される出力オフセットを取り消すために、デジタルドメインの中の音声信号経路上のデジタル化された音声信号に補正するデジタルオフセットを挿入する、1つまたはより多くのデバイス、装置、方法、及び製品は、ここで開示される。この方法において、その音声経路の出力、例えば、電力増幅器出力での出力オフセットは、削除され、または減らされる。クリック/ポップは、このように完全に削除され、または減らされる。地上−参照されたキャップレスモード(ground-referenced capless mode)で動作する音声デバイスにおいて、その出力オフセットを抑制することは、このような音声デバイスのヘッドセット及び/またはスピーカーを通ってDC漏洩電流を削除し、または減らすので、電力消費は、減らされる。
ここで記述されたデバイス、装置、方法、及び製品は、これらに限られないが、PCまたはラップトップのようなコンピュータ、ステレオシステム、ラジオ受信機、MPEG−1音声層3(MP3)のような音声再生デバイス、ビデオプレーヤーのような音声映像システム、衛星ラジオ受信機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、セルラー電話、電話、及びその同様なものを含む全ての適切な音声デバイスにおいて具体化されることができる。ここで記述されたデバイス、装置、方法、及び製品によって生じさせられる及び処理される音声は、音声、音楽、背景音(background sounds)、雑音及びその同様なもののような、人間の耳または別の方法で知覚できる全ての音を含むことができる。
図1は、音声デバイスの中の出力オフセットを削除する、または減らすための代表的な装置100の一定の構成要素を説明する概念ブロック図である。音声デバイスは、むしろ、音を表すデジタルサンプルを受信するデジタル音声デバイスであり、音出力を生成するためのデジタルおよびアナログ回路を用いるデジタルサンプルを順番に処理する。
装置100は、その音声デバイスを通って通過する音声信号経路上の音声信号を処理するように構成されたアナログ処理部130及びデジタル処理部110を含む。
デジタル処理部110は、そのデジタルドメインの中のデジタル音声サンプルストリームを処理するためのデジタル回路及びデジタルのサンプリングされた音ストリーム(例えば、デジタル化された音声信号)を受信するように構成された入力112を含む。そのデジタルサンプルは、アナログ音声信号の分離したサンプルを表す。装置100は、全ての特別のデジタル音声フォーマットに限られない。そのサンプルストリームのフォーマットは、装置100が実現される音声デバイス次第であり、したがって、そのサンプルストリームは、いくつかの事情において、パルスコード変調(PCM)サンプルのような生の音声サンプルであることができる、または、他の事情において、MP3音声のようなデジタルの符号化された及び/または圧縮された音声であることができる。
デジタル処理部110は、そのデジタル音声ストリームを処理するための様々な回路及び出力114を更に含む。例えば、サンプリングされた音声ストリームは、1または数倍に切り捨てられ、1または数倍にフィルタリングされ、1または数倍に増幅され、及び/または1または数倍にアップサンプリングされることができる。フィルタリングは、ローパスフィルタリング、ハイパスフィルタリング、及び/または他の種類のフィルタ機能によって特徴付けられるフィルタを通ってそのストリームを渡すことを含むことができる。そのデジタルドメインの中の増幅は、プログラマブル利得増幅器(PDA)の使用を含むことができる。
図1に示すように、デジタル処理部110はまた、サマー120を含む。サマー120は、デジタルオフセットをその音声サンプルストリームに加算するように構成される。そのデジタルオフセットは、そのアナログ処理部130の中のアナログ構成要素によって引き起こされる予測されたDC出力オフセットを取り消すための選択されたデジタル値である。サマー120は、そのデジタルオフセットを受信するための入力122及び出力124を有する。そのデジタルオフセットは、いくつかの事情において、デジタル処理部110のメモリまたは別のブロックのメモリのような、装置100のメモリ125に格納された値である。そのデジタルオフセットは、所定数のビットを備えることができる。そして、ビットの数は、アナログ処理部によってそのアナログ信号に適用される利得に基づいている。サマー120は、そのデジタルオフセットをその音声サンプルストリームに加算するように構成される。そのデジタルオフセットは、正または負であることができ、それは、その出力オフセットに基づいている。サマー120の前にサンプリングされた音声ストリームがアナログ、時間領域波形S(t)に対応する(すなわち、そのデジタル表現である)そして入力122でデジタルオフセットがOFFSETDCのアナログ値に対応するならば、サマー120の出力124でそのオフセットデジタル音声ストリームは、アナログ音声波形S(t)+OFFSETDCに対応する。
1つより多くのサンプリングされた音声ストリームは、この方法において処理されることができる。例えば、2つのステレオチャネルは、異なるまたは同じデジタルオフセット値を受信する2つのチャネルの各々とともに、オフセットされ、処理されることができる。
サマー120は、デジタル処理部110のフロントエンドに、すなわち、入力112の近くに配置されることができる。サマー120はまた、デジタル処理部110のリアエンド(rear end)に、すなわち、出力114の近くに配置されることができる。更に、サマー120は、デジタル処理部110のこれらの2つのエクストリームポイントの間以外のどこでも配置されることができる。
アナログ処理部130は、処理された及びオフセットされたデジタル音声ストリームを受信するために、デジタル処理部110の出力114に連結された入力132を含む。アナログ処理部130は、デジタルドメインの中のストリームを付加的に処理するためのデジタル回路を任意に含むことができる。アナログ処理部130はまた、そのオフセットデジタル音声ストリームをアナログドメインに変換し、それからそのアナログドメインの中のそれをまだ更に処理し、最後に出力ポート134を通ってアナログ音声信号を出力するための回路を含む。アナログ処理部130におけるデジタル処理は、例えば、ゼロオーダーホールド(ZOH)回路を伴うアップサンプリング、及びシグマデルタ変調装置(また、シグマデルタノイズシェーパーとして知られる)を通ってそのストリームを渡すことを含むことができる。そのアナログドメインへの変換は、DWA(data weighted averaging)アルゴリズムを適用し、そのストリームとともにデジタル−アナログ変換器(DAC)を駆動することによってされることができる。1つまたはより多くのアナログ構成要素は、アナログ処理を実行する。アナログ構成要素は、デジタル値に対して対抗されるように、アナログ情報信号を出力し、処理し、及び/または受信する全ての電子構成要素である。そのアナログドメインにおける処理は、交換されたコンデンサ双2次フィルタ(biquad filter)のような、ローパスフィルタを通って(1つまたはより多くのアナログ信号によって今表される)ストリームを渡すことを含むことができる。
出力ポート134は、その分野において一般に知られている異なる出力増幅器の中で、または間での交換のために、マルチプレクサ(示さず)と連結されることができる。その異なる出力増幅器は、例えば、ライン電力管理統合回路(PMIC)電力増幅器、ライン出力電力増幅器、ヘッドホン(HPH)電力増幅器、及びイヤホン電力増幅器を含むことができる。
アナログ処理部130のアナログ構成要素によって音声信号経路に差し込まれたDC出力オフセットは、一般に、2つの構成の部分、システマティックDCオフセット及びランダムDCオフセットに分割されうる。同じ処理とともに作成された多くのアナログ処理部の全体のDCオフセットが統計的に分析されるべきであった場合、一般に同様のエラーの統計の場合と同様に、それらは、標準の分布を形成することを期待されるであろう。しかしながら、その同じ処理によって作成されたアナログ処理部の中のDCオフセットの標準の分布は、ここで開示されたデバイス、装置、方法及び製品の必要条件ではない。特別のアナログ処理部、例えば、処理部130のシステマティックDCオフセットは、その分布の平均としてそのとき考えられることができ、ランダムDCオフセットは、その統計的平均からの偏差として考えられることができる。アナログ処理部を作成するために用いられる処理は、特徴付けられることができ、その平均は、生産サンプルから予測された。有利に、サマー120に入力されたデジタルオフセットは、アナログ処理部130のシステマティックDCオフセットを否定するようにセットされることができる。この方法において、アナログ処理部130の出力での実際のオフセットは、減らし、または削除することができる。
既に簡単に述べられているように、音声経路装置100は、音及びその次の音チャネル、例えば、右及び左のステレオチャネルのために複製されることができる。更に、デジタル処理部110は、そのデジタル音声サンプルストリームにデジタルオフセットをもたらすための多重のサマーとともに、及び2つまたはなおより多くの選択可能な内部の経路とともに、自身で構成可能であることができる。これらの概念は、図2において説明される。
図2は、音声信号経路から出力オフセットを削除する、または減らすように構成された代表的な音声デバイス200の一定の構成要素を示す概念ブロック図である。その音声信号経路は、コーダ/デコーダ(コーデック)の受信経路201であることができる。そして、それは、音声再生機能、例えば、MP3再生を有するセルラーアクセス端末(例えば、セルラー電話)のような、デジタル音声デバイスの中に含まれることができる。この態様において、受信経路201は、2つのパラレルステレオチャネル、右及び左を含む。その左のチャネルにおいて、その装置は、左のデジタル処理部210及び左のアナログ処理部230を含む。その右のチャネルにおいて、その装置は、右のデジタル処理部260及び右のアナログ処理部280を含む。
代表的な音声デバイス200において、その受信された左及び右の音声信号はむしろ、PCM信号のストリームである。各々のチャネルにおいて、そのPCM信号は、左及び右のプログラマブル利得増幅器(PGA)240,250によってそれぞれデジタルドメインの中に増幅される。そのRx利得は、16ビット値であることができる。
デジタル処理部210及び260の各々の中に2つの信号経路が実際上ある。各々のデジタル処理部210,260は、それぞれハードウェア経路273及び275を、及びそれぞれファームウェア経路277及び279を含む。ファームウェア経路277,279の構成要素はソフトウェア及び/またはファームウェアの中に実現されるのに、ハードウェア経路273,275のデジタル構成要素は、ハードウェア構成要素を用いて実現される。したがって、ファームウェア経路277,279の構成要素は、ソフトウェアプログラミング技術によって変わりやすく、プログラム化できる。
そのハードウェア及びファームウェア経路は、選択可能である。換言すれば、デジタル化された音声信号は、ファームウェア経路277及び279を通って、または、ハードウェア経路273及び275を通って、導かれることができる。スイッチ246,248,256,258のような、セレクタは、それぞれのハードウェア及びファームウェア経路273,275,277,279の選択を許可する。音声デバイス200の動作を制御するように構成されたプロセッサまたはステートマシーンの制御の下の全ての、スイッチ246,256は、でマルチプレクサであることができ、スイッチ248,258は、マルチプレクサであることができる。二者択一的に、ハードウェア及びファームウェア経路273,275,277,279の出力及び入力は、スイッチ246,248,256,258の機能をもたらすためのステートマシーン/プロセッサによって読み取り可能/書き込み可能であるメモリ位置またはレジスタをマップされたメモリであることができる。ハードウェア及びファームウェア経路の両方を有することの利点は、デジタル処理部210,260が異なる音声コーデックアルゴリズム及びスキーマを操作するために容易に構成可能及びアップデート可能(少なくともファームウェア経路277,279)であるということである。
左のチャネルのデジタル処理部210に焦点を合わせると、第1の左のサマー220は、ファームウェア経路277の最後またはその近くである。そして、それはまた、切り捨て器216,218及びローパス(LP)有限インパルスレスポンス(FIR)フィルタ217を含む。第2の左のサマーは、ハードウェア経路273の開始またはその近くに(at or near the beginning)位置づけられる。デジタル処理部210のハードウェア経路273は、切り捨て器226及び228、及びLP FIRフィルタ227を含む。特別の態様において、LP FIR217及びLP FIR227は、めいめいに225タップ(taps)を有する。各切り捨て器216,218,226,228は、デジタルサンプルを所定数の上位ビットに切り捨て、下位ビットを捨てる。示された例において、切り捨て器216及び226は、そのサンプルの下位16ビットを捨て、切り捨て器218,228は、そのサンプルの下位13ビットを捨てる。
第1及び第2の左のサマー220,225は、音声サンプルにデジタルオフセットをめいめいに加算する。デジタルオフセットは、メモリ242に格納され、アナログ処理部230によって音声信号に差し込まれたDC出力オフセットを表すPCM値であることができる。各々の経路273,277のためのデジタルオフセットは、同じ値または異なる値を有することができる。図1の装置に関して上述されたように、そのデジタルオフセットは、それぞれのダウンストリームのアナログ処理部230によって引き起こされた出力オフセットのために補正する。
左のチャネルのデジタル処理部210の出力は、左のチャネルのアナログ処理部230の入力232に接続される。アナログ処理部230は、ゼロオーダーホールド回路235、シグマデルタ変調装置236、デジタル−アナログ変換器(DAC)237との組み合わせにおける重み付けられたデータの平均アルゴリズム、及び交換されたコンデンサ双2次ローパスフィルタ238を含む。ZOH235及びシグマデルタ変調装置236は、ハードウェアにおいて実現される。アナログ処理部230、特にアナログ構成要素237及び238の中の構成要素の理想的でない操作特性は、その音声信号にDC出力オフセットを差し込む。その出力オフセットは、アナログ処理部230の出力を検出可能である。
図2から見られることができるように、右のチャネルのアナログ処理部280及び右のチャネルのデジタル処理部260の機能及び配列は、それぞれ、左のチャネルのアナログ処理部230及び左のチャネルのデジタル処理部210の機能及び配列と類似または同一である。右のチャネルのデジタル処理部260は、スイッチ256,258、ファームウェア経路279、及びハードウェア経路275を含む。ファームウェア経路279は、切り捨て器290,292、LP FIRフィルタ291、及びサマー293を含む。ハードウェア経路277は、ハードウェア経路275の開始で位置付けられるサマー294とともに、LP FIRフィルタ296及び切り捨て器295,297を含む。
サマー293,294は、めいめいに、その音声信号にデジタルオフセットを加算する。そのデジタルオフセットは、メモリ252に格納され、右のチャネルのアナログ処理部280によって右のチャネルの音声信号に差し込まれたDC出力オフセットを表すPCM値であることができる。各々の経路275,279のためのデジタルオフセットは、同一の値または異なる値を有することができる。図1の装置に関して上述されたように、そのデジタルオフセットは、それぞれのダウンストリームのアナログ処理部280のアナログ構成要素によって引き起こされた出力オフセットのために補正する。
右のチャネルのアナログ処理部280は、ゼロオーダーホールド回路282、シグマデルタ変調装置284、デジタル−アナログ変換器(DAC)との組み合わせにおける重み付けられたデータの平均アルゴリズム、及び交換されたコンデンサ双2次ローパスフィルタ288を含む。これらの右のチャネルの構成要素は、左のチャネルのアナログ処理部230の対応する構成要素のための上述された同じ方法において機能を果たす。
左及び右のチャネルのアナログ処理部230,280のアナログ音声信号出力は、それぞれ、デマルチプレクサ(DEMUX)244及び254に提供される。デマルチプレクサ244,254は、例えば、左及び右のラインPMIC増幅器268,274、ライン出力電力増幅器266,272、及びヘッドホン(HPH)電力増幅器264,270を含む異なる音声電力増幅器に、それぞれ、左及び右のアナログ音声信号を選択的に提供する。左のチャネルのデマルチプレクサ244はまた、イヤホン電力増幅器262にその音声信号を提供することができる。
有利に、サマー220,225,293,294の各々はむしろ、ファームウェアにおいて実現され、受信経路201の構成要素を実現されたファームウェア及びハードウェアの間のインタフェースで配置される。この方法において、ここで記述された出力オフセットの削減技術を実現するとき、音声デバイス200の中の前から存在する構成要素へのハードウェアの変更は、減らされることができる。
そのデジタルオフセットは、同じであることができ、または、左及び右の間の値において異なることができる。
図3は、出力オフセットによって引き起こされた望ましくない可聴アーティファクトを抑制するための音声信号を処理するための代表的な方法300を説明する処理図である。ステップ310において、デジタル化された音声ストリームは、図1及び2の中の要素110,210,または260の1つのような、デジタル化された音声ストリームを処理するように構成されたデジタル処理部の中に受信される。そのデジタル化された音声ストリームは、入力アナログ音声ストリームに対応する。
ステップ315で、デジタル処理部はまた、そのデジタル化された音声ストリームに適用されるためのデジタルオフセットを受信する(または読み取る)。デジタル処理部は、ステップ320で、アップサンプリング及び/またはフィルタリングのような、そのデジタル化された音声ストリーム上で様々な処理機能を実行することができる。デジタル処理部はまた、そのデジタル化された音声ストリームにデジタルオフセットを加算するので、デジタル処理部の出力で処理されたデジタル化された音声ストリームは、オフセット及び処理されたアナログ音声ストリームに対応する。これは、ステップ325でされる。デジタル処理部の出力でオフセット及び処理された音声ストリームは、その入力アナログ音声ストリームの処理された及びオフセットバージョンである。そのオフセットされた及び処理された音声ストリームは、ステップ330で、アナログ処理部にそれから送信される。そのオフセット及び処理された音声ストリームは、それぞれステップ335及び340で、アナログ処理部に含まれるデジタル回路によってデジタルドメインの中で更に処理されることができ、それからアナログストリームに変換されることができる。そのアナログ信号は、ステップ345において、アナログ処理部に含まれる1つまたはより多くのアナログ構成要素によってアナログドメインの中でまだ更に処理されることができる。例えば、そのアナログ信号は、フィルタリングされることができる。そのアナログ信号は、ステップ350で、ヘッドホン、イヤホン、スピーカー、及び同様のデバイスを駆動するためのアナログ出力にそれから提供されることができる。
図3の中の方法のステップは連続的に記述されているが、これらのステップのいくつかは、パラレルで、パイプラインされた方法で、または別な方法で実行されることができる。明示的に指摘される場合を除き、そうでなければ当業者にとって明らであるように、文脈から明白なように、あるいは本来的に要求されるように、本記述が記載し図3が示す順番と同じ順番にステップと判断が実行されなければならないという格別な要求は存在しない。
システマティック出力オフセットを取り消すためのデジタルオフセットのアプリケーションは、フェーズアウトがそのユーザに目立たないように、時間の周期を越えてゆっくりフェーズアウトされることができる。同様に、異なるセルラーシステムの間で、または電話及びプレーヤー機能の間で交換するとき、例えば、そのデジタルオフセットは、機器のモードを交換する前に、または機器の電源を切る前にゆっくり差し込まれることができる。そのデジタルオフセットの差し込み及び遅いフェーズアウトは、いくつかの変形の中でされることができる。例えば、そのデジタルオフセットは、100msに対して10の時限を越えて線形にフェーズアウトされて、差し込まれることができる。しかし、システムの観点から、動作の多くの時間または全てで適用されるデジタルオフセットを保持することがより好ましいので、その音声デバイスの電源を切る、または状態を変更する前に待機するための必要はない。例えば、状態を交換する間の100msのような待機時間は、そのユーザに対して両方悩まし、目立つことができる。それゆえ、いくつかの変形において、デジタルオフセットは、音の動作の全てまたは実質上全ての時間で適用される。
地上−参照されたキャップレスモードで動作する音声デバイスにおいては、このようなデバイスのヘッドセットまたはスピーカーを通って減らされたまたは削除されたDC漏洩電流のために、電力消費は、そのデジタルオフセットのアプリケーションによって減らされる。これは、デジタルオフセットをフェーズアウトしないための更に別の理由である。ここで記述された態様の各々は、は、動作の地上−参照されたキャップレスモードを支援するために特に実現される。地上−参照されたキャップレス音声出力デバイスは、その分野においてよく知られている。
図4は、音声信号経路401a,401bから出力オフセットを削除するまたは減らすように構成された他の代表的な音声デバイス400の一定の構成要素を説明する概念ブロック図である。音声デバイス400は、デジタル処理部にアナログ処理部の出力オフセットを提供するための1つまたはより多くのフィードバック経路403を含む。フィードバック経路403は、その出力オフセットの統計的に決定された予測に基づいて静的なデジタルオフセットを有するよりむしろ、対応するデジタルオフセットが個々の音声デバイスの中で動的にアップデートされること及び出力オフセットが測定されることを許可する。そのデジタルオフセットは、定期的に、測定された出力オフセットに基づいてアップデートされ、計算されることができる。例えば、パワーアップ上で、モード変更で、及び/または所定間隔で、フィードバック経路403は、そのデジタルオフセットをアップデートし、アナログ部分出力でDC出力オフセットを測定するために用いられることができる。このように、フィードバック経路403は、その出力オフセットのより正確な抑制のために許可することができる。
音声信号経路401a,401bは、コーデックの受信経路であることができる。それは、音声再生機能、例えばMP3再生に伴うセルラーアクセス端末(例えば、セルラー電話)のような、デジタル音声デバイスの中に含まれることができる。その受信経路は、2つのパラレルステレオチャネル経路、左401a及び右401bを含む。その受信された左及び右の音声信号はむしろ、PCM信号のストリームである。左のチャネル経路において、音声デバイス400は、左のチャネル処理部402を含む。それは、左のチャネルサマー406、デジタル−アナログ変換器(DAC)408アナログローパスフィルタ(LFP)410、左のHPH増幅器(Amp)412、左の出力オフセットレジスタ414、及び左の平均出力オフセットバッファ416を含む。その右及び左のチャネル経路は、図1及び2に関しての上でのこれらの議論のように、付加的なデジタル及び/またはアナログ構成要素を含むことができる。
その左及び右のチャネルサマー406,430は、図2に示されるサマー220,225,293,294のために上述されたように同じ方法で実現され、めいめいに機能を果たすことができる。
図4に示される実例フィードバック経路403は、MUX420、アンプ(amp)422、エイリアス除去フィルタ424、アナログ−デジタル変換器(ADC)426、及びデマルチプレクサ(DEMUX)428を含む。フィードバック経路403は、コーデックを通って送信(Tx)経路に伴う共用のコンポーネントまたはその部分であることができる。
ステートマシーン418は、そのデジタルオフセットの決定、その出力オフセットの処理及び測定、及びフィードバック経路403の動作を制御する。ステートマシーン418は、ハードウェ及び/またはソフトウェア技術の全ての適切な組み合わせを用いて実現されることができる。むしろ、ステートマシーン418は、プロセッサ上で実行するソフトウェア/ファームウェアにおいて実現される。
入力として、フィードバック経路403は、マイクロホンからの入力のような、Txアナログ音声入力か、ライン407b上の右のチャネル出力オフセットか、またはライン407a上の左のチャネル出力オフセットかをMUX420を通って選択的に受信することができる。フィードバック経路403の出力は、DEMUX428を通って、左の平均出力オフセットバッファ416、音声Tx経路、または右の平均出力オフセットバッファ440に選択的に提供されることができる。MUX420及びDEMUX428は、イネーブル信号(Enable L/R)を通してステートマシーン418によって制御される。
右及び左の(それぞれ、イネーブル_R_PA及びイネーブル_L_PA信号を用いる)ヘッドホンアンプ436,412を可能にすることより前に、ステートマシーン418は、1)左の平均出力オフセットバッファにDEMUX428、ADC426、エイリアス除去フィルタ424、アンプ422、MUX420を通してライン407a上の左のチャネルアナログLPF出力を発送するためにDEMUX428及びMUX420をセットし、2)左のチャネル出力オフセットがフィードバック経路403(例えば、10ミリセカンド)を通って伝播することを許可するため予め定義された時間を待機し、3)左の平均出力オフセットバッファ416にADC426の出力で測定された出力オフセット値をラッチし、4)時間period of time時の期間:時間または所定数の出力オフセットサンプルの間DC出力オフセット値を平均し、5)最後に計算されバッファ416の中に配置された平均出力オフセット値に左の出力オフセットレジスタ414をセットする。
右のチャネル平均出力オフセット値とともにロードされる右のデジタルオフセットレジスタの中に結果として生じるとき、上のステップ1−5は、ライン407b上で測定された右のチャネル出力オフセットを用いる右のチャネルのために繰り返される。左及び右の出力オフセットレジスタ414,438の両方をロードする後に、ステートマシーン418は、左及び右のチャネルの両方の上のオフセット音声信号がそれぞれのアナログLPF410,434の出力に通って伝播することを許可する予め定義された時間を待機する。ステートマシーン418はそれから、その音声入力(例えば、マイクロホン入力)がそのTx経路に対するフィードバック経路構成要素を通って流れることを可能にするためにDEMUX428及びMUX420をセットする。ステートマシーン418はそれから、左及び右のHPHアンプ412,436がそれぞれのヘッドホン442,444にオフセット音声信号を提供することを可能にする。
デジタルオフセットは、アナログ構成要素によるその音声信号への変更のために補正するためにステートマシーン418によって調整されることができる。例えば、そのデジタルオフセットは、所定数のビットを備えることができる。そして、ビットの数は、アナログ構成要素によって音声信号に適用される利得に基づいている。
2つのチャネル音声デバイスに関して上述されたが、測定された出力オフセットをフィードバックすることの技術は、たった1つの音声チャネルデバイスに適用されることができる。
上述された装置100、音声デバイス200,400及び方法300は、アクセス端末の中にめいめいに含まれることができる。それはまた、AT、加入者ステーション、ユーザ機器、UE、移動端末、MT、またはセルラー通信デバイスとして参照されることができる。上述された装置100、音声デバイス200,400及び方法300は、移動性がある、または静止であることができ、1つまたはより多くのベーストランシーバステーションと通信することができる。アクセス端末は、無線通信機能を伴うパーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線電話、外部または内部モデム、及びパーソナルコンピュータ(PC)カードに限られないが、これらを含む、装置の多数の型のどれにもなることができる。アクセス端末は、1つまたはより多くのベーストランシーバステーションを通ってラジオネットワークコントローラから、または、へデータパケットを受信し、送信する。
いくつかのセルラーアクセス端末は、異なる種類のネットワークと、例えば、CDMAネットワーク及び移動通信のためのグローバルシステム(GSM)ネットワークの両方と通信することができる。いくつかのアクセス端末はまた、音声再生のような、付加的な音声関連機能を提供することができる。
CDMAシステムは、(1)“デュアルモード広帯域スプレッドスペクトルセルラーシステムのためのTIA/EIA−95モバイルステーション−ベースステーション互換性規格”(その高められた改訂A及びBに伴うこの基準は、“IS−95規格”として参照されることができる)、(2)“デュアルモード広帯域スプレッドスペクトルセルラーモバイルステーションのためのTIA/EIA−98−Cの推奨された最小限の規格”(“IS−98規格”)、(3)“第3のジェネレーションパートナーシッププロジェクト”(3GPP)と名づけられた協会によって後援され、“W−CDMA規格”として知られたドキュメントのセットにおいて具体化された規格、(4)“第3のジェネレーションパートナーシッププロジェクト2”(3GPP2)と名づけられた協会によって後援され、“cdma2000スプレッドスペクトルシステムのためのTR−45.5物理層規格”、“cdma2000スプレッドスペクトルシステムのためのC.S0005−A上位層(層3)信号規格”及び“TIA/EIA/IS−856cdma2000高レートパケットデータエアーインタフェース詳述”(集合的に、“cdma2000規格”)を含むドキュメントのセットにおいて具体化された規格、(5)1xEV−DO規格、及び(6)一定の他の規格のような、1つまたはより多くのCDMA規格を支援するために設計されることができる。
ここで記述された様々な方法、装置、構成要素、機能、ステートマシーン、デバイス及び回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたは前記のものの全ての適切な組み合わせにおいて実現されることができる。例えば、ここで記述された方法、装置、構成要素、機能、ステートマシーン、デバイス及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、知的所有権(IP)コアあるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア部品、またはここで記述された機能を実行するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて、少なくとも部分的には、実現されうる。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシーンを用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに接続された1つまたは複数のマイクロプロセッサ、またはこのような任意の構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
ここで記述された機能、ステートマシーン、構成要素及び方法は、ソフトウェアによって実現される場合、コンピュータ読み取り可能媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして格納または送信されうる。コンピュータ読み取り可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体及びコンピュータ記憶媒体両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能である任意の利用可能な媒体であることができる。限定ではなく一例として、そのようなコンピュータ読み取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいはその他の光ディスク記憶媒体、磁気ディスク記憶媒体あるいはその他の磁気記憶媒体、または、コンピュータによってアクセス可能であり、命令またはデータ構成の形式で望まれるプログラム・コードを搬送または格納するために用いられることができるその他任意の媒体を備えることができる。また、任意の転送媒体または接続がコンピュータ読み取り可能媒体と適切に称される。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または、同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは例えば赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術を用いるその他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、ツイスト線ペア、DSL、または、例えば赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義内に含まれる。ここで用いられるディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル・バーサタイル・ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、及びブルーレイ・ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常データを磁気的に再生するのに対し、ディスク(disc)はレーザによって光的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含まれる。
開示された態様における上記記載は、当業者をして、添付された特許請求の範囲によって定義されているものの製造または利用を可能とするために提供される。以下の特許請求の範囲は、開示された態様に限られることは意図されていない。他の態様及び変形は、これらの技術の点から見て当業者に容易に浮かぶであろう。それゆえ、上記詳述及び添付図面とともに検討されるとき、以下の特許請求の範囲は、全てのこのような態様及び変形をカバーすることが意図されている。

Claims (37)

  1. ハードウェア経路及びファームウェア経路上のデジタル化された音声信号にデジタルオフセットを加算するように構成され、前記経路の1つが前記デジタル化された音声信号を処理するために選択されたデジタル処理部を具備し、前記デジタルオフセットは、前記デジタル化された音声信号に応じて前記アナログ音声信号を生じさせるように構成された1つまたはより多くのアナログ構成要素によってアナログ音声信号に差し込まれた出力オフセットに基づいている、デバイスの中の出力オフセットを抑制するための装置。
  2. 前記デジタル処理部は、前記デジタル化された音声信号に前記デジタルオフセットを加算するように構成されたサマーを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記デジタル処理部は、
    1つまたはより多くのデジタル処理構成要素と、
    前記デジタル処理構成要素の出力を受信するように構成された前記サマーと
    を含む、請求項2に記載の装置。
  4. 前記デジタル処理構成要素は、
    第1の切り捨て器と、
    前記第1の切り捨て器から出力を受信するように構成されたローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタから出力を受信するように構成された第2の切り捨て器と
    を備える、請求項3に記載の装置。
  5. 前記デジタル処理部は、前記サマーの出力を受信するように構成された1つまたはより多くのデジタル処理構成要素を含む、請求項2に記載の装置。
  6. 前記デジタル処理構成要素は、
    第1の切り捨て器と、
    前記第1の切り捨て器から出力を受信するように構成されたローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタから出力を受信するように第2の切り捨て器と
    を備える、請求項5に記載の装置。
  7. 前記デジタルオフセットは、前記出力オフセットの前記負数に対応する、請求項1に記載の装置。
  8. 前記出力オフセットは、所定のシステマティックDCオフセットである、請求項1に記載の装置。
  9. 前記デジタル処理部に前記出力オフセットを提供するように構成されたフィードバック経路を更に具備する、請求項1に記載の装置。
  10. 前記出力オフセットをデジタル値に変換するように構成された、前記フィードバック経路に含まれるアナログ−デジタル変換器(ADC)を更に具備する、請求項9に記載の装置。
  11. 前記装置の初期設定で前記出力オフセットを決定するように構成されたオフセット測定部を更に具備する、請求項1に記載の装置。
  12. 前記デジタル処理部は、前記デジタル化された音声信号を処理するために前記ハードウェア経路または前記ファームウェア経路のどちらか一方選択を実行するように構成されたセレクタを備える、請求項1に記載の装置。
  13. 前記アナログ構成要素を備えるアナログ処理部を更に具備する、請求項1に記載の装置。
  14. 前記アナログ処理部は、
    ゼロオーダーホールド回路と、
    前記ゼロオーダーホールド回路から出力を受信するように構成されたシグマ−デルタ変調装置と、
    前記シグマ−デルタ変調装置から出力を受信するように構成されたデジタル−アナログ変換器(DAC)と、
    前記DACから出力を受信するように構成されたローパスフィルタと
    を備える、請求項13に記載の装置。
  15. 前記アナログ処理部から前記音声信号を受信するように構成された音声増幅器を更に具備する、請求項13に記載の装置。
  16. 前記アナログ処理部から出力された前記音声信号を受信するように構成されたマルチプレクサと、
    前記マルチプレクサから前記音声信号を選択的に受信するように構成された多数の音声増幅器と
    を更に具備する請求項13に記載の装置。
  17. 前記デジタル化された音声信号を増幅するように構成されたプログラマブル利得増幅器(PGA)を更に具備する、請求項1に記載の装置。
  18. デジタル化された音声信号が1つまたはより多くのアナログ構成要素によって受信される前に、前記デジタル化された音声信号にデジタルオフセットを加算すること、前記デジタルオフセットは、前記アナログ構成要素によって音声信号に差し込まれた出力オフセットに基づいている、と、
    前記デジタル化された音声信号を処理するためにデジタル処理部の中にハードウェア経路またはファームウェア経路のどちらか一方を選択することと
    を具備する、デバイスの中の出力オフセットを抑制するための方法。
  19. 前記デジタルオフセットは、前記出力オフセットの前記負数に対応する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記出力オフセットは、所定のシステマティックDCオフセットである、請求項18に記載の方法。
  21. 前記アナログ構成要素の初期設定で前記出力オフセットを測定することと、
    前記出力オフセットを前記デジタルオフセットに変換することと
    を更に具備する、請求項18に記載の方法。
  22. 前記デジタルオフセットは、所定数のビットを備え、前記所定数のビットは、前記アナログ構成要素によって前記音声信号に適用された利得に基づいている、請求項18に記載の方法。
  23. デジタルオフセットを格納するための手段、前記デジタルオフセットは、1つまたはより多くのアナログ構成要素によって音声信号に差し込まれている出力オフセットに基づいている、と、
    デジタル化された音声信号が前記アナログ構成要素によって受信される前に、前記デジタル化された音声信号に前記デジタルオフセットを加算するための手段と
    前記デジタル化された音声信号を処理するためにデジタル処理部の中にハードウェア経路またはファームウェア経路のどちらか一方を選択するための手段と
    を具備する、デバイスの中の出力オフセットを抑制するための装置。
  24. 前記デジタルオフセットは、前記出力オフセットの前記負数に対応する、請求項23に記載の装置。
  25. 前記アナログ構成要素の初期設定で前記出力オフセットを測定するための手段と、
    前記出力オフセットを前記デジタルオフセットに変換するための手段と
    を更に具備する、請求項23に記載の装置。
  26. 前記格納する手段に前記出力オフセットを提供するためのフィードバック手段を更に具備する、請求項25に記載の装置。
  27. デジタルオフセットを格納するためのコード、前記デジタルオフセットは、1つまたはより多くのアナログ構成要素によって音声信号に差し込まれた出力オフセットに基づいている、と、
    デジタル化された音声信号が前記アナログ構成要素によって受信される前に、前記デジタル化された音声信号に前記デジタルオフセットを加算するためのコードと
    前記デジタル化された音声信号を処理するためにデジタル処理部の中にハードウェア経路またはファームウェア経路のどちらか一方を選択するためのコードと
    を具備する、デバイスの中の出力オフセットを抑制するための1つまたはより多くのプロセッサによって実行可能な命令のセットを具体化するコンピュータ読み取り可能媒体。
  28. 前記デジタルオフセットは、前記出力オフセットの前記負数に対応する、請求項27に記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
  29. 前記アナログ構成要素の初期設定で前記出力オフセットを測定するためのコードと、
    前記出力オフセットを前記デジタルオフセットに変換するためのコードと、
    を更に具備する、請求項27に記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
  30. ハードウェア経路及びファームウェ経路上のデジタル化された音声信号にデジタルオフセットを加算するように構成され、前記経路の1つが前記デジタル化された音声信号を処理するために選択されたデジタル回路と、
    前記デジタル回路から前記デジタル化された音声信号を受信し、アナログ音声信号を生じさせるために前記デジタル化された音声信号を処理するように構成されたアナログ回路と
    を具備し、
    前記デジタルオフセットは、前記アナログ回路によって前記アナログ音声信号に差し込まれた出力オフセットに基づいている、
    一時的な可聴アーティファクトを抑制するためのデバイス。
  31. 前記デジタルオフセットは、前記出力オフセットの前記負数に対応する、請求項30に記載のデバイス。
  32. 前記デジタル回路は、前記デジタル化された音声信号を処理するために前記ハードウェア経路または前記ファームウェア経路のどちらか一方選択を実行するように構成されたセレクタを備える、請求項30に記載のデバイス。
  33. 前記デジタル回路に前記出力オフセットを提供するように構成された、前記アナログ回路から前記デジタル回路へのフィードバック経路を更に具備する、請求項30に記載のデバイス。
  34. 前記出力オフセットをデジタル値に変換するように構成された、前記フィードバック経路の中に含まれるアナログ−デジタル変換器(ADC)を更に具備する、請求項33に記載のデバイス。
  35. 前記アナログ回路から出力された前記音声信号を受信するように構成されたマルチプレクサと、
    前記マルチプレクサから前記音声信号を選択的に受信するように構成された多数の音声増幅器と
    を更に具備する、請求項30に記載のデバイス。
  36. ハードウェア経路及びファームウェア経路上の第1のデジタル化された音声信号に第1のデジタルオフセットを加算するように構成され、前記経路の1つが前記デジタル化された音声信号を処理するために選択され、前記第1のデジタル化された音声信号が左のステレオチャネルに対応する第1のデジタル処理部と、
    前記第1のデジタル処理部から前記第1のデジタル化された音声信号を受信し、アナログ音声信号を生じさせるために前記第1のデジタル化された音声信号を処理するように構成された第1のアナログ処理部と、
    ハードウェア経路及びファームウェア経路上の第2のデジタル化された音声信号に第2のデジタルオフセットを加算するように構成され、前記経路の1つが前記デジタル化された音声信号を処理するために選択され、前記第2のデジタル化された音声信号が右のステレオチャネルに対応する第2のデジタル処理部と、
    前記第2のデジタル処理部から前記第2のデジタル化された音声信号を受信し、アナログ音声信号を生じさせるために前記第2のデジタル化された音声信号を処理するように構成された第2のアナログ処理部と
    を具備し、
    前記第1のデジタルオフセットは、前記第1のアナログ処理部によって前記第1のアナログ音声信号に差し込まれた第1の出力オフセットに基づいている、
    前記第2のデジタルオフセットは、前記第2のアナログ処理部によって前記第2のアナログ音声信号に差し込まれた第2の出力オフセットに基づいている、
    デバイスの中の出力オフセットを抑制するための装置。
  37. 前記第1のデジタルオフセットは、前記第1の出力オフセットの前記負数に対応する、
    前記第2のデジタルオフセットは、前記第2の出力オフセットの前記負数に対応する、
    請求項36に記載の装置。
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