JP4913820B2 - ワイヤレス通信システムにおけるデータワードの送信の適応的な符号化、変調、および送信のための方法および送信ユニット - Google Patents

ワイヤレス通信システムにおけるデータワードの送信の適応的な符号化、変調、および送信のための方法および送信ユニット Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤレス通信システムにおいてデータワードを符号化、変調、および送信するための方法および送信ユニットに関し、より具体的には本発明は、あるチャネルにわたって高いスループットが得られるように、データワードを符号化し、変調し、そのチャネルを通してデータワードを受信機へ送信することに関する。
通信システムにおいて送信機から受信機へ送信されるデータは、一般的に、送信機と受信機との間のリンクを通して送信される前に符号化され変調される。
ワイヤレス通信システムにおいて、送信機と受信機との間のリンクはワイヤレスリンクである。この文書において、このリンクのことを以下ではチャネルと呼ぶ。チャネルはデータの送信に周波数間隔を使用する。チャネルはサブチャネルに分割される場合もあり、各サブチャネルは、データを送信するのに周波数間隔の断片(fraction)を使用する。データは、チャネルを通して送信される前に符号化され変調される。一般的に通信システムにおいては、例えば送信時間間隔(transmission time interval:TTI)またはタイムフレームなどと呼ぶある時間内で送信機から受信機へのリンクを通して送信される全部のデータを符号化および変調するのに、1つの変調および符号化スキームが使用される。
GSM、W‐CDMA、CDMA2000、WiMAXなどのワイヤレスシステムにおいて、周波数間隔にわたるチャネル品質は、固定の通信システムにおけるリンク品質よりもはるかにばらつく可能性がある。結果として、符号化データワードは概してサブチャネルを通して送信され、異なる品質をエクスペリエンスするであろう。例えば周波数間隔にわたる信号対干渉雑音比(signal to interference and noise ratio:SINR)を測定することなどにより、チャネル品質は推定可能である。広帯域ワイヤレスシステムについては、チャネルは広い周波数範囲をカバーする、すなわち周波数間隔が広い。ゆえに、TTI内での周波数間隔全体にわたるチャネル品質変動(variation)は、狭帯域システムに対するかかる変動よりも普通は高い。
このためチャネル適応が広く使用されており、それにより変調および符号化スキームは、例えばチャネル品質などのチャネル条件にしたがってチャネルに対し動的に選択される。かかる動的選択は、例えば高速ダウンリンクパケットアクセス(High Speed Downlink Packet Access:HSDPA)またはCDMA EV‐DO(Evolution Data Only)というワイヤレス技術において行われる。CDMA EV‐DOは、会話サービスのみを支援する従来のチャネルに加え、いくつかのデータサービス専用チャネルを有するCDMA2000発展の第1のステップである。既存のワイヤレス通信システムにおいて、伝統的にチャネル適応は、単一変調モードおよび単一符号化レートがチャネルに対するTTIまたはタイムフレームごとに使用されるように設計される。すなわち、同じ符号化レートおよび同じ変調モードがTTIごとに使用され、送信に使用される全部のサブチャネルに対しデータを符号化し変調する。
チャネルを通してデータを送信する際、ある送信電力レベルに対して、チャネルにわたり高いスループットを得ることに関心がある。
当発明者により行われたシミュレーションは、高いチャネル品質変動をエクスペリエンスするチャネルに対するスループットに先天的損失があることを示す。シミュレーション結果によると、チャネルが低いチャネル品質変動をエクスペリエンスする場合よりも、チャネルが高いチャネル品質変動をエクスペリエンスする場合の方が、より低い均一符号化レートが必要である。別の観点から見ると、品質変動が大きくなればなるほど、同じ目標ブロックエラーレート(block error rate:BLER)を達成するためにはより高い送信電力が必要になる。このシミュレーション結果を図1のグラフに示す。このシミュレーションにおいて、1つのチャネルの各サブチャネルは第1または第2の信号対雑音比(Signal to Noise Ratio:SNR)状態のいずれかをとる場合がある。例の図はSNRとして与えられているが、それは例の図が、SNRがSINRに等しいところのリンクシミュレーション結果または単一セルのシミュレーション結果であるためである。グラフにおける曲線は、あるBLERを得るために必要な平均SNRおよび対応する必要な符号化レートを示す。各曲線は、2つのSNR状態間のdBでのあるオフセットに対応する。図1に見られるように、ある平均SNRについて、2つのSNR状態が広く隔たっている場合は、それらが互いにより近接する場合と比べて、同じBLERを得るためには、より低い符号化レートが必要である。例えば、2状態が同レベルを有する、すなわち0dBに対するオフセット(0dB曲線)である場合、符号化レートは8dBの平均SNRレベルに対し0.9である可能性がある。しかし、2状態が30dBに対するオフセットであるが(30dB曲線すなわちグラフにおいて最も上にある曲線を参照)なお8dBの平均SNRレベルが使用される場合、符号化レートは0.43でなければならない。逆に、2状態が0dBに対するオフセットであり、0.43の符号化レートが使用される場合、30dBオフセットで同じ0.43の符号化レートの場合に対する8dBの平均SNRレベルと比較すると、同じBLERを得るためには0dBの平均SNRレベルが使用可能である。
さらなるシミュレーションは図2の4つのグラフのような結果となり、チャネルスループットに対するチャネル品質分散の影響のヒントをさらにいくつか与えることとなった。図2のグラフは、異なるチャネル品質条件に対する正規化スループットを示す。図2において、SNRは対数正規分布していると想定される。左上のグラフは、チャネルにわたるSNRに対する標準偏差が5dBであり、右上のグラフでは10dBであり、左下のグラフでは15dBであり、右下のグラフでは20dBである。各グラフにおける連続線は、完全(perfect)リンク適応、すなわち各サブチャネルがそのSNRレベル(または状態)に基づいて個別の変調および符号化スキーム(modulation and coding scheme:MCS)を割当てられている場合に対するスループットを示す。各グラフにおける破線は、フレームごとの単一のMCS選択、すなわちSNRレベルにかかわらずに1つの変調および符号化スキームが全部のサブチャネルに対して選択されている場合に対するスループットを示す。このシミュレーションにおいて、単一MCSおよび完全リンク適応方法がブロックサイズにかかわらずに比較できるように、単一MCSおよび完全リンク適応の両方に同じコードブロックサイズが使用されている。また、必要なオーバーヘッド情報のあり得るサイズの違いも無視している。図2における変調は、単一MCSの場合と完全リンク適応の場合との両方に対し、BPSK、QPSK、16QAM、64QAMという変調スキームの中から選択されている。変調スキームが使用されている受信機に通信するためには、OFDMシンボルごとに2ビット使用する必要があるため、複式状態チャネルのdBでのSNRの期待値の増加とともに、正規化スループットは0から最大値の6ット/シンボルまで上昇する。
図2は、ブロックサイズが同じであり、オーバーヘッド情報が同じであるという想定を用いると、同じMCSがチャネル全体に使用される場合と、別々のMCSが各サブチャネルに選択される場合との間で、スループットにギャップがあることを示す。図2は、ギャップが増大すればするほど、チャネル変動も大きくなることを示す。すなわち、このシミュレーションは、チャネルが1TTI/フレームの間で大きくばらつく場合、リンク適応に明白な改善の余地があることを示している。図2において示されたパフォーマンスの違いは実際の符号およびコードブロックサイズに関係があることに留意されたい。完全符号および無限に大きなコードブロックという理想的な場合においては、同じブロックサイズが使用される場合、パフォーマンスの違いはなくなるであろうと予想される。
以上に示したように、フレームまたはTTIごとの単一MCS選択の欠点は以下を含む。
必須の均一符号化レートおよび変調モードが、高品質のサブチャネルを通して送信されるデータに対する(良チャネル状態に対する)スループットを制限することを原因とする、深刻な品質変動を伴うチャネルのスループット損失。
チャネル推定は、低品質のチャネル状態に対するエラーの傾向がより強い。均一MCSリンク適応における不良チャネル推定について、低品質状態の含有は、より良い品質の状態からエネルギーを効果的に減じる。
図1および2において、変調および符号化スキームがチャネル品質レベルに適応されるとする場合にはスループットがより高くなるということ、または同じブロックサイズが想定される場合にはSNRレベルがより高くなるということが示されている。したがって解決方法は、MCS適応がサブチャネルごとにその品質状態に応じて行われるところの完全リンク適応方法を用いることであるということが想定され得る。けれども、完全リンク適応方法には以下のような他の欠点がある。
コードワードの各断片が自身のMCSを有するためにコードブロックは小さくされなければならないことが原因で、パフォーマンス、すなわち実際のスループットが制限される。図2は、2つの方法のスループットをコードブロックサイズにかかわらず比較可能とすることを目的として、同じコードブロックサイズが2つの方法において想定されるところのシミュレーションである。
各コードブロックに使用されるMCSを受信機に通知するのに、多すぎるオーバーヘッドが必要とされる。
全体において、コードブロックサイズおよびオーバーヘッド情報のサイズが含まれる場合、完全リンク適応方法に対しては実際のスループットは乏しいであろう。
最近は、リンク適応に対し、TTI/フレームごとの混合変調(mixed‐modulation)の提案もある。このような提案は、2005年8月29日〜9月2日英国ロンドンにおける3GPP TSG RAN WG1 #42 on LTE R1‐050942にてNTT DoCoMo、NEC、SHARPにより発表された、題名:AMC and HARQ Using Frequency Domain Channel‐dependent Scheduling in MIMO Channel Transmission(MIMOチャネル送信における周波数ドメインチャネル依存スケジューリングを用いたAMCおよびHARQ)という標準化への寄書において説明されている。この文書において、変調適応はチャンクまたはサブチャネルごとにその状態または品質レベルに応じて行われる。高いSINRをエクスペリエンスするサブチャネルにはより高位の変調モードが使用され、低いSINRをエクスペリエンスするサブチャネルにはより低位の変調モードが使用されるため、このスキームはいくつかのパフォーマンスの改善をもたらす。しかしながら、送信符号化および変調データワード断片ごとにどの変調スキームが使用されているかを、受信機に通知することが必要であるため、混合変調スキームは、単一MCSの場合と比較すると、重大な追加の信号送信コストを必要とする。4つの異なる変調スキームから選ぶ場合、各符号化および変調データワード断片は、使用変調スキームを述べる2ビットを含むことを必要とするであろう。
以上に示すように、チャネルにわたり高いスループットを得る必要性があり、高い品質変動をエクスペリエンスするチャネルに対するスループットを改善するための余地がある。
本発明の目的は、ワイヤレス通信システムにおいてチャネルを通して送信ユニットから受信ユニットへ送信されるデータに対し高いスループットを達成することであり、このチャネルは、その周波数帯域にわたり大きい品質変動をエクスペリエンスする。
上記目的は、独立請求項の特徴部分において説明する方法、送信ユニット、およびコンピュータプログラム製品により達成される。
本発明によれば、高い品質変動をエクスペリエンスするチャネルに対するスループットは、各サブチャネルの品質を推定することと、各サブチャネルの推定品質に基づき、サブチャネルを多くのグループに分類することと、品質グループごとに1つの符号化レートを選択することとにより増加する。データワードが符号化される場合、符号化データワードの断片がどのサブチャネルに対し変調されるのかに応じ、選択符号化レートにしたがってデータワードの各断片は符号化されるであろう。チャネル品質は、例えばチャネルの周波数帯域にわたる信号対干渉雑音比(SINR)または信号対雑音比(SNR)を測定することにより推定されてもよく、または受信チャネルにおいてサブチャネルごとの受信ビット情報レートを測定し、その結果を送信ユニットへ通信することにより推定されてもよい。
高い品質変動をエクスペリエンスするチャネルのサブチャネルが2つ、3つ、または4つのグループに分類される場合、最適に近いスループットが得られ、チャネルが非常に高い品質変動をエクスペリエンスするならば3つまたは4つのグループが好ましく、チャネルが並みのチャネル品質変動をエクスペリエンスするならば2つのグループが好ましいことを、シミュレーションが示している。チャネルが低い品質変動を有する場合には、全部のサブチャネルが1つの同じグループに分類されるということがあり得る場合もある。1つのグループのうちのチャネル品質の拡散にとって良い値は、受信ビット情報レート(RBIR)における0.3の拡散である。
本発明における利点は、サブチャネルをそのサブチャネル品質レベルにしたがってグループに分類し、グループごとに1つの符号化レートを選択することにより、均一の符号化レートを使用することと比べ、ある送信電力に対するチャネルスループットが増大する、ということである。
本発明におけるさらなる利点は、サブチャネルまたは状態ごとに1つの符号化レートを使用することとパフォーマンスは同等であるが、信号送信コストはより低い、ということである。
なお本発明のさらなる利点は、本発明の実施形態が2つ、3つ、または4つのみの異なる品質グループを使用する場合、コードブロックごとに使用される符号化レートで通信するには、1または2ビットのみ必要である、すなわち低い信号送信コストで高いスループットが得られるということである。
別の利点は、1つの符号化ブロックのうちで複式符号化レートを実施する応用で説明される方法のいずれかを使用することにより、パフォーマンスはさらに向上する。
同封の図面を参照しながら、以下でより詳細に本発明を説明することにする。
本発明の好適な実施形態を示す添付図面を参照しながら、本発明をさらに十分に以下で説明することとする。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で実施されてもよく、ここで説明する実施形態に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、この開示が徹底的かつ完全になり、当業者に本発明の範囲を十分に伝えるように提供されているのである。
ワイヤレス通信システムにおいて、特に広帯域システムについて、より具体的には直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplex:OFDM)をもとにしたシステムである広帯域システムについては、チャネルは、その周波数範囲にわたってチャネル品質の大きな変動を有する場合があり、そのため符号化および変調データワードは、送信されると、非常に多様な品質のチャネル状態をエクスペリエンスするであろう。
図1および2に結果を示してある、当発明者により実行されたシミュレーションから分かるように、高いチャネル品質変動をエクスペリエンスするチャネルに対するスループットに先天的損失がある。
その周波数範囲にわたり高い品質変動をエクスペリエンスするチャネルに対してさえ、送信データの高いスループットを得ることができるように、本発明の方法により以下が提案される。すなわち、
各サブチャネルの品質を推定することと、
推定した各サブチャネルの品質に基づき、サブチャネルを多くの品質グループに分類することと、
品質グループごとに符号化レートを選択することとである。
その後、どのサブチャネルに対し符号化データワードの断片が変調されることになるかに応じて、選択した符号化レートにしたがってデータワードの各断片が符号化されるように、送信されるデータワードが符号化される。
すなわちサブチャネルは、それらのチャネル品質レベルに応じて、多くのグループに分類される。グループごとに、グループのスループットを最大化またはほぼ最大化するように符号化レートが選択される。あるサブチャネルを通して送信されることになるデータワードの断片が、サブチャネルが分類されたクラスに対し選択符号化レートで符号化されるように、データワードは符号化される。
本発明の一実施形態によれば、グループごとの符号化レートは、グループが不変チャネルすなわち変動なしのチャネルであるかのように、グループのスループットを最大化またはほぼ最大化するように選択可能である。不変チャネルの最適リンク適応について、SINR対スループット写像は凸曲線である。ゆえに符号化レートは、以下の公式にしたがって、グループに対し選択されるであろう。
Mean(throuphput(SINR_i))>=throughput(Mean[SINR_i])
グループにおける個別のサブチャネルごとのSINRの関数としてのスループットの平均値が、グループにおけるサブチャネルの全SINRに対する平均値の関数としてのスループットよりも高いであろうということを、上記不等式は表す。グループごとの符号化レートは、不等式の右辺にしたがって選択されるであろう。SINR対スループットは凸曲線であるため、不等式の右辺にしたがって符号化レートを選択することは、どうしても楽観的になりすぎはしない最適選択への近似であろう。したがって、高すぎる符号化レート(すなわち弱すぎる符号化)が適用される危険性はない。
RBIR対スループット写像に同様の公式が使用可能である。グループのスループットが最大化するような符号化レートをグループごとに選択する他の方法も使用可能である。
サブチャネルを品質グループに分類し、1つの符号化レートをクラスの全部のサブチャネルに選択することによれば、均一MCS選択が使用される場合と比較して、サブチャネルごとにより適した符号化レートが選択可能であり、これによりパフォーマンスが向上するであろう。同時に、コードブロックのサイズは大きく保たれることも可能である。また、特にグループの数が低く保たれている場合、選択符号化レートを受信機に通知するためには、少数のビットのみ必要であろう。全体において、チャネル全体で1つのMCSを用いるのと比べ、チャネルのスループットは増加する。また、オーバーヘッド情報は低く保たれることが可能であるため、個別のMCSが各サブチャネルに用いられる場合と比較すると、スループットはより高いであろう。図6に示すシミュレーションに見られるように、スループットは高くなり、また信号送信の追加のオーバーヘッドは低く保たれることが可能であるため、2つ、3つ、または4つの異なる品質グループが最良選択であることを、シミュレーションは示している。例えば、2つのグループのみが選択される場合、選択符号化レートを受信ユニットに通知するためには、コードブロックごとに1つの追加ビットが必要であろう。グループの最適数は、チャネル品質の変動に依存する。すなわち、チャネル品質の変動が高くなればなるほど、品質グループの最適数は高くなる。非常に高いチャネル品質変動については、オーバーヘッドの追加ビットがスループットを減少させるだけでなく、より良い符号化レートを選択することがスループットを増加させるであろうことから、4グループまでを有することが最適であろう。他方で、チャネル品質変動が低いなら、1つの品質グループのみで十分である場合がある。
図3は、ワイヤレス通信システムにおいてチャネルを通してデータワードを送信ユニットから受信ユニットへ送信するための、本発明の一実施形態による方法を示す。上記方法は、チャネルの各サブチャネルの品質を推定すること301から始まる。送信チャネルにより使用される周波数間隔の断片であるサブ周波数間隔を、サブチャネルがカバーする。サブチャネルによりカバーされるサブ周波数間隔は、推定方法に依存する。一実施形態によれば、周波数間隔にわたりサブ周波数ごとにサンプリングされる、チャネルの最近得られたあるいは瞬間の品質測定に基づいて品質が推定される場合、または品質の統計分布に基づいて品質が推定される場合がある。したがってサブ周波数間隔は、いくつのサンプルがチャネル周波数間隔にわたり採られるかに依存する場合がある。品質が推定された後、サブチャネルは、サブチャネルごとに推定された品質に応じて多くの品質グループに分類される302。グループのスループットを最大化する符号化レートがグループごとに選択される303。その後、どのサブチャネルへ符号化データワードの断片が変調されることになるかに応じて、選択符号化レートにしたがってデータワードの各断片が符号化されるというように、選択符号化レートでデータワードは符号化される304。その後、変調方法が選択される305。変調方法は、例えば全部のサブチャネルに対し均一変調方法を選択することにより選択されてもよく、または、品質グループごとまたはサブチャネルごとに変調方法を選択することにより選択されてもよく、または、以上の選択方法にいかなる混合によって選択されてもよい。その後、符号化データワードは変調され306、符号化および変調データワードはチャネルを通して受信ユニットへ送信される307。
以下では、本発明による別の方法を説明する。上記方法は、一例として、直交周波数分割多重(OFDM)をもとにしたワイヤレス通信システムにおける送信ユニットから受信ユニットへのデータの送信を用いる。図4は、上記方法による複式符号化レート(multi‐code rate)リンク適応のフローチャートを説明する。上記方法において、チャンクという概念は、チャネル品質における変動が小さな、時間および周波数ドメインにおける小さいエリアを決定するために使用する。かかるチャンクは、短い時間にわたり、チャネル品質が推定される図3のサブチャネルと比較される。上記方法は、チャンク品質を推定し401、それによりチャンクを選別することから開始する。この推定は、送信ユニットにより実行されてもよく、または受信ユニットにより実行されてもよい。例えば、チャンク品質を測定し、送信ユニットへそのチャンク品質を送信する受信ユニットにより、チャンク品質は推定されてもよい。その後チャンクは、例えばチャネル品質変動に応じて、好ましくは2つ、3つ、または4つのグループに、分類される402。チャンクを分類する異なる方法がある。一例としては、正規化された符号化ビットごとの相互情報(mutual information per coded bit:MIPB)、またの名を受信ビット情報レート(received bit information rate:RBIR)に基づくものがある。RBIRとは、チャネルが理想的なものである場合、あるレベルのノイズで、ある変調スキームが適用されるチャンクの情報送信効率の指標である。RBIRは、グループに対する品質測定範囲を決定するときに使用する効果的な品質指標であるということを、数的研究が示している。グループごとにRBIR動的範囲をある範囲に限定するように、分類が行われる。本発明の有利な実施形態によれば、動的RBIR範囲は、グループごとに約0.3に限定される。各グループがRBIR0.3以内または約RBIR0.3の品質変動を有する場合、チャネルは非常に最適に近いスループットを達成可能であることを、シミュレーションは示している。対応するシミュレーション結果を図6に与える。その後、選択符号化レートおよび変調モードを用いてデータワードが符号化および変調され、結局は受信機へ送信される前に、リンク(またはチャネル)は、グループごとに、チャネル条件に適応した変調モードおよび符号化レートを選択することにより適応される403。チャンクまたはサブチャネルをグループに分類する際には、他のチャネル品質インジケータも使用可能である。チャネル品質インジケータはSINRでも、RBIRでも、スループットまたは正規化スループットでも、または他のいかなるSINRの非線形関数でも、または他のいかなるチャネル品質インジケータであってもよい。チャネル品質がチャネル品質インジケータを得るように推定された後は、分類はチャネル品質インジケータに基づく。
異なる符号化レートをデータワードに実施する異なる方法がある。本発明の第1の実施形態によれば、各グループは、個別に符号化レートが設定されたコードブロックを有する。
本発明の第2の実施形態によれば、グループは同じコードブロックを共有するが、それでも異なる符号化レートを有する。これにより変調には、レート整合アルゴリズムが必要となり、そして恐らくはインターリービングパターンも必要となる。この実施形態において、非均等エラー保護(unequal error protection:UEP)が、異なる選択符号化レートを異なるグループに設定するように使用される。これにより、規格化体3GPPにより定義され、技術仕様書3GPP TS 25.212として公表されているいわゆるターボ符号(Turbo code)へのレート整合アルゴリズムのいくつかの変調が必要となり、かかる符号が使用される場合は、恐らくインターリービングパターンへのレート整合アルゴリズムも必要となる。非均等エラー保護のためのあり得る方法の例は以下のとおりである。
低い符号化レートを必要とするグループにおいて反復を行うこと。この場合、符号化レートに基づき初期符号化が、最良グループ、すなわち最高の選択符号化レートを有するグループに対して選択される。より低い選択符号化レートを有するグループについては、符号化レートは、周波数ドメインにわたり符号化データを反復することにより低減され、したがって保護容量が増加する。反復は、ある拡散パターンで拡散させるなど他の実施形態により行われる場合もある。
不規則パンクチャ(puncture)レートを使用すること。この場合、初期符号化は、最低の選択符号化レートを有するグループに基づく。最高の選択符号化レートを有するグループについては、符号化ビットのうちいくつかは、より高い符号化レートを得るために削除される。畳み込み符号の一例が、非均等エラー保護と呼ばれるスキームであり、このスキームはレート互換性パンクチャ化畳み込み(Rate‐Compatible Punctured Convolutional:RCPC)符号に基づく。RCPC符号は、1998年4月におけるチャルマース工科大学の通信システムグループからの技術報告書21、フレンゲル(Frenger)らによるMultirate convolutional codes(マルチレート畳み込み符号)において説明されている。畳み込み符号は、どのビットを削除するかを決定する符号である。またこの符号は、例えばRCPCにおける任意のパンクチャパターンでの1/3レートなどの、マザーコードにも基づく。
データワードの断片を異なる部分に分割すること。その場合、データワードの断片の第1の部分は高品質のグループを通して送信され、データワードの断片の第2の部分は低品質のグループを通して送信される。例えば、高い符号化レートを有するより良いグループは、第1の送信パケットの一部を含むのみである。低い符号化レートを有するグループは、第1の送信パケットおよび第2の送信パケットの一部を含む。ターボ符号については、混成自動再送信要求‐インクリメント冗長(Hybrid Automatic Retransmission Request‐Incremental Redundancy:HARQ‐IR)のような構造が可能である場合がある。また、異なる符号化レートをデータワードに実施するための第1および第2の実施形態の混合も使用可能である。
例えばグループごとになど、変調モードが選択可能である。本発明の一実施形態によれば、各グループは、ある品質グループの全部のサブチャネルに対し単一の変調モードを有する。本発明の別の実施形態によれば、変調モードは各チャネルの状態に適応される。例えば、変調モードは、OFDMをもとにしたシステムにおいてはチャンクごとに選択される。変調モードがチャンクまたはサブチャネルごとに選択される場合、より多くのオーバーヘッド信号送信が必要である。
図5は、ワイヤレス通信システムにおいてデータワードを受信ユニットへチャネルを通して送信するように構成された、本発明による送信ユニット500を説明する。送信ユニットは、チャネルの各サブチャネルの品質を推定するための手段506を有するプロセッサ504を備える。各サブチャネルの品質は、各サブチャネルの品質を示す測定に基づいて推定されてもよい。この測定は、移動局など、送信ユニットが設置され得るところのノードの受信機505を介してプロセッサ504に受信されてもよい。プロセッサ504は、各サブチャネルの品質に基づいてサブチャネルを多くの品質グループに分類するための手段507も有する。プロセッサは、グループごとに符号化レートを選択するように構成される選択手段508をさらに有し、この符号化レートはグループのスループットを最大化する。選択手段は、グループごとまたはサブチャネルごとに変調方法を選択するように構成されてもよい。どのサブチャネルに対し符号化データワードの断片が変調されることになるかに応じ、プロセッサにより選択された符号化レートにしたがってデータワードの各断片が符号化されるように、データワードを符号化するためのエンコーダ501を、送信ユニット500はさらに含む。このため、処理ユニットは、エンコーダに選択符号化レートを通知するように構成される。エンコーダ501から符号化データワードを受信し、符号化データワードを変調するように構成される変調器502も、送信ユニットは備える。プロセッサ504は、変調器が符号化データワードを変調するのに使用すべき変調方法を変調器502に通知するようにさらに構成されてもよい。符号化および変調データワードを変調器から受信し、その符号化および変調データワードを受信ユニットへ送信するように構成される送信ブロック503を、送信ユニットはさらに含む。推定手段506、分類手段507、および選択手段508は、送信ユニット500内の別々のユニットであってもよく、処理ユニット内に設置されていてもよい。
本発明による送信ユニットは、主にハードウェアに実装されるものとして説明してきた。けれども、本発明はソフトウェアに実装されてもよく、ソフトウェアとハードウェアとの組合せに実装されてもよい。この場合、本発明の方法請求項に記載されるステップを行うための対応する手段が、コンピュータプログラムソフトウェアとともに送信ユニットに実装される。
図6は、OFDMをもとにしたシステムについてのシミュレーション結果を示す。この結果は、異なるリンク適応解決方法との間の比較を示す。全部の解決方法を以下にリストアップする。ここで、LA1およびLA2は、本発明が提案するアイデアである。例の図は、信号対雑音比(SNR)が信号対干渉雑音比(SINR)に等しいところのリンクシミュレーション結果であるため、SNRとして与える。
LA0:完全リンク適応、すなわちチャネル状態(またはチャネル状態に基づく各サブチャネル)ごとの変調および符号化レート適応。
LA1:複式符号化レートで、変調適応はチャンクごと。
LA2:複式符号化レートで、単一変調モードは符号化レートごと(グループに関するMCS適応)。
LA3:単一符号化レートで、変調適応はチャンクに関する。
LA4:単一MCS。
シミュレーションにおける想定は以下を含む。
フレームごとに100チャンク、チャンクごとに128シンボルのOFDMシステムが想定される。
送信される電力は全部のチャンクで共通である。
マルチ状態(multi‐state)のチャネルを100の状態として、通常分布のSNR_dBに対してモデリングしており、標準偏差が、左上のグラフでは5dB、右上のグラフでは10dB、左下のグラフでは15dB、右上のグラフでは20dBである。大きな変動(20dB)は、非常に広い帯域についての場合、またはユーザがセルの境界の近傍にいる場合をモデリングするのに使用される。
使用する変調モードの候補は{BPSK、QPSK、16QAM、64QAM}である。BICM‐logMAXアルゴリズムが受信ユニットにおいて使用される。
符号化適応は、BLERの目標である1%を達成するために、0から1までのいずれの符号化レートを選択することが可能である。
完全チャネル認識(perfect channel knowledge)が、送信ユニットおよび受信ユニットの両方において想定される。
チャンク分類はRBIRに基づき、各グループの、DRBIRと表すRBIR範囲を0.3以内に制限することによる。
同じコードブロックサイズが全部のリンク適応解決方法に対して想定される。また、ヘッダサイズが異なることにより信号送信コストが異なることについては考慮していない。図6において、チャネルが1つのフレームのうちでひどく変化する場合、LA1およびLA2はLA4よりも明らかに優れているということが分かる。LA1は、完全リンク適応すなわちLA0に非常に近い。LA2およびLA3は、そのパフォーマンスの面で互いに非常に近い。
以下、5つの異なるリンク適応解決方法に対する信号送信コストを比較する。
LA4は、送信機と受信機との間のMCSの通信のみ必要とし、したがって最も少ないオーバーヘッドしかかからない。
LA2は、2番目に効率がよく、グループインデックスについて各チャンクに通知するために、複数のMCS情報および追加の信号送信を必要とする。2つのグループのみを使用する場合は、図6による結果を得るには十分であると証明されているが、この場合グループインデックスをマークするには1ビットで十分である。
LA3は、チャンクに関する変調適応を共通符号化レートで実施し、したがってその信号送信コストはLA2の次である。2つのグループのみが使用される場合、符号化レート情報ビットは1ビットのみ必要であるが、BPSK、QPSK、16QAM、および64QAMのうちの変調モードをチャンクごとにマークするのには2ビット必要である。
LA1は、複式符号化レート情報およびグループインデックスを各チャンクに通知するのに、LA3よりも、いくつか追加の信号送信を必要とする。
LA0は、受信ユニットにチャンクごとの符号化レートおよび変調モード情報を通信することが必要であるため、最も効率が悪い。
以上に示すように、サブチャネルがグループに分類され、各グループが選択符号化レートを使用する場合、高いチャネル品質変動をその周波数帯域を通してエクスペリエンスするチャネルにわたる全スループットは増加するであろう。グループごとに1つの符号化レートを使用することにより、チャネル分類に応じて、1〜4つのグループなど、限られた数のグループのみが使用される場合は特に、信号送信コストは低くなるであろうが、しかし信号送信コストに依存しないスループットは依然として高いであろう。
図面および明細書において、本発明の好適な実施形態および例を開示してきた中で、具体的な言葉を使用しているが、これらの言葉は包括的および説明的な意味で使用しているだけであって、添付の特許請求の範囲において説明する本発明の範囲を限定することを目的としているのではない。
当発明者が行ったシミュレーションの結果の図を示す。このグラフは、受信機内のデコーダに必要とされるSNRをy軸に、異なる符号化レートについてはx軸に示す。 SNRの標準偏差が5、10、15、20dBである4つの場合についてSNRの異なる平均値に対するチャネルにわたるスループットのシミュレーション結果の4つの異なるグラフを示す。 本発明の方法の一実施形態によるフローチャートを説明する。 本発明の方法の別の実施形態によるフローチャートを説明する。 本発明の一実施形態による送信ユニットの概略ブロック図を示す。 本発明の異なる実施形態を従来技術と比較するシミュレーション結果の4つの異なるグラフを示す。このグラフは、SNRの標準偏差が5、10、15、20dBである場合の、SNRの異なる平均値に対するチャネルにわたるスループットを示す。

Claims (15)

  1. ワイヤレス通信システムにおいてチャネルを通して送信ユニットから受信ユニットへデータワードを、適応的チャネル符号化を使用して送信するための方法において、
    前記チャネルは複数のサブチャネルに分割され、前記チャネルは送信のための周波数間隔を割り当てられ、各サブチャネルはそれぞれのサブ周波数間隔を割り当てられ、
    各サブ周波数間隔は、前記周波数間隔の断片であり、
    記方法は、
    前記データワードをある1つ以上の符号化レートで符号化するステップ(304)と、
    前記符号化データワードを前記複数のサブチャネルに対し変調するステップと、前記符号化データワードの断片がサブチャネルに対し変調されることと、
    前記符号化および変調データワードを前記受信ユニットへ前記チャネルを通して送信するステップ(307)と
    を含み、
    前記方法は、
    各サブチャネルの品質を推定するステップ(301)と、
    各サブチャネルの前記推定品質に基づき、前記サブチャネルを複数の品質グループに分類するステップ(302)と、
    前記推定品質における推定ブロックエラーレートを考慮して、品質グループごとに符号化レートを選択するステップ(303)と
    をさらに含むことを特徴とし、
    記データワードを符号化するステップは、前記データワードの同じ品質グループに属するサブチャネルに変調されるべき1つ以上の断片を、前記選択符号化レートにしたがって個別のコードブロックとして符号化することを含み、
    前記サブチャネルは、同じ品質グループのサブチャネルについての情報送信効率を表す指標の動的範囲が所定の閾値を超えないように、前記複数の品質グループに分類される、
    方法。
  2. 前記符号化データワードを変調するステップは、
    品質グループごとに1つの変調方法を選択すること(305)と、
    前記符号化データワードの各断片がどのサブチャネルに対し変調されるのかに応じ、前記選択変調方法にしたがって前記符号化データワードの各断片を変調すること(306)と
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記符号化データワードを変調するステップは、
    サブチャネルごとに変調方法を選択すること(305)と、
    前記符号化データワードの各断片がどのサブチャネルに対し変調されるのかに応じ、前記選択変調方法にしたがって前記符号化データワードの各断片を変調すること(306)と
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 各サブチャネルの前記品質を推定するステップ(301)は、各サブチャネルに対する信号対雑音比SNRまたは信号対干渉雑音比SINRの測定に基づく、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記指標は、受信ビット情報レートRBIR)である、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  6. RBIRの前記動的範囲についての前記閾値は、0.3である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記分類ステップ(302)は、前記サブチャネルを2つ、3つ、または4つの異なる品質グループに分類することを含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
  8. ワイヤレス通信システムにおいてチャネルを通して受信ユニットへデータワードを、適応的チャネル符号化を使用して送信するように適応される、ワイヤレス通信システムにおける送信ユニット(500)において、
    前記チャネルは複数のサブチャネルに分割され、前記チャネルは送信のための周波数間隔を割り当てられ、各サブチャネルはそれぞれのサブ周波数間隔を割り当てられ、
    各サブ周波数間隔は、前記周波数間隔の断片であり、
    前記送信ユニットは、
    前記データワードをある1つ以上の符号化レートで符号化するように適応されるエンコーダ(501)と、
    前記複数のサブチャネルに対し前記符号化データワードを変調するように適応される変調器(502)と、前記変調器は前記データワードの断片をサブチャネルに対し変調するようにさらに適応されることと、
    前記チャネルを通して前記受信ユニットへ前記符号化および変調データワードを送信するように適応される送信(503)と
    を備え、
    前記送信ユニットは、
    各サブチャネルの品質を推定するための手段(506)と、
    各サブチャネルの前記推定品質に基づき、前記サブチャネルを複数の品質グループに分類するための手段(507)と、
    前記推定品質における推定ブロックエラーレートを考慮して、品質グループごとに符号化レートを選択するように構成される選択手段(508)と
    をさらに備えることを特徴とし、
    記エンコーダ(501)は、前記データワードの同じ品質グループに属するサブチャネルに変調されるべき1つ以上の断片を、前記選択符号化レートにしたがって個別のコードブロックとして符号化するようにさらに構成され、
    前記サブチャネルは、同じ品質グループのサブチャネルについての情報送信効率を表す指標の動的範囲が所定の閾値を超えないように、前記複数の品質グループに分類される、
    送信ユニット(500)。
  9. 前記選択手段(508)は、品質グループごとに1つの変調方法を選択するようにさらに構成され、前記変調器(502)は、前記符号化データワードの各断片がどのサブチャネルに対し変調されるのかに応じ、前記選択変調方法にしたがって前記符号化データワードの各断片を変調するようにさらに構成される、請求項8に記載の送信ユニット(500)。
  10. 前記選択手段(508)は、サブチャネルごとに変調方法を選択するようにさらに構成され、前記変調器(502)は、前記符号化データワードの各断片がどのサブチャネルに対し変調されるのかに応じ、前記選択変調方法にしたがって前記符号化データワードの各断片を変調するようにさらに構成される、請求項8に記載の送信ユニット(500)。
  11. 前記推定手段(506)は、各サブチャネルに対する信号対雑音比SNRまたは信号対干渉雑音比SINRの測定に基づき、各サブチャネル前記品質を推定するように構成され、請求項8〜10のいずれかに記載の送信ユニット(500)。
  12. 前記指標は、受信ビット情報レートRBIR)である、請求項8〜10のいずれかに記載の送信ユニット(500)。
  13. RBIRの前記動的範囲についての前記閾値は、0.3である、請求項12に記載の送信ユニット(500)。
  14. 前記分類手段(507)は、前記サブチャネルを2つ、3つ、または4つの異なる品質グループに分類するように構成される、請求項8〜13のいずれかに記載の送信ユニット(500)。
  15. 送信ユニット(500)に存在するデジタルコンピュータ装置のメモリにロード可能であるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムが前記コンピュータ装置上で動作すると、請求項1〜7のいずれかに記載の方法を行うソフトウェアコード部分を備える、コンピュータプログラム。
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