JP4911194B2 - 画像再生装置およびその制御方法 - Google Patents

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本発明は、デジタルカメラ等の画像再生装置およびその制御方法に関し、特に、画像再生装置に記録された画像を再生する際の検索に関するものである。
近年、メモリーカードの大容量化に伴い、デジタルカメラで記録できる画像数が増大してきた。そのため、デジタルカメラで記録済みの画像を検索して再生する際、検索対象画像が多いため、再生するまでに多くの時間を要していた。
上記問題を解決するために、希望する画像を短時間で検索し再生する画像再生装置(デジタルカメラ)が特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載のデジタルカメラは、コマ送りキーおよびコマ戻しキーを有している。操作者がコマ送りキーを所定時間以上押下すると、早送りモードになる。早送りモードになると、液晶モニターの画面に、サムネイルおよび再生バーが表示される。
操作者がコマ送りキーを押下し続けている間、ファイル番号順に再生バーがスクロールし、再生バーが示す画像のサムネイルが自動再生される。この間、サムネイルおよび再生バーの背景は、早送りモードに移行した時の一コマ再生画像で停止した画像を表示する。
操作者がコマ送りキーの押下を解除すると、そのときに再生バーが示す画像を自動再生して早送りモードを終了する。
以上のように、特許文献1に記載のデジタルカメラは、早送りモードにおいて再生バーおよび再生バーが示す画像のサムネイルを表示するので、操作者が現在どの画像を再生できるのかを把握できるため、希望する画像の検索および再生が容易である。そのため、希望する画像を短時間で検索し再生することができる。
特開2001−209482号公報(第15頁、第24図)
しかしながら上記従来の画像再生装置では、再生バーは1画像分づつスクロールされ、それに伴ってサムネイルも1画像分づつスクロールされる。そのため、画像再生装置で記録済みの画像が多い場合には、再生するまでに多くの時間を要していた。
また、早送りモード時に再生バーやサムネイルを表示するのみでは、操作者は希望する画像が再生バーのどの部分に存在するのかを把握し難かった。そのため、操作者が希望する画像を検索するのに不便であり、多くの時間を要していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、希望する画像を短時間で検索し再生することができる画像再生装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために第1の発明に係る画像再生装置は、複数の画像データをグループ毎に分類して記録する記録装置を装着可能な記録装置装着手段と、記録装置に記録されている画像データを表示する表示手段と、表示手段が表示する画像データをスクロールさせるための操作手段と、を備え、表示手段は、画像データがスクロールされている際に、併せて、前記複数の画像データのうち現在表示可能な画像データがどのグループに分類されているかを示すグループ表示を表示する。
本発明によれば、希望する画像を短時間で検索し再生することができるという優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜11を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態にかかるデジタルカメラ1の背面図である。図1において、デジタルカメラ1は、ファインダ2、液晶モニタ3、モードダイヤル4、シャッターボタン5、電源スイッチ6、メニューボタン7およびカーソルキー8を備える。
ファインダ2および液晶モニタ3は、デジタルカメラ1で撮像した画像データまたはデジタルカメラに記録されている画像データを表示する表示手段である。また、デジタルカメラ1の設定等を表示する。モードダイヤル4は、後述するシステム制御用CPU13の動作モードを設定するための操作手段である。シャッターボタン5は、システム制御用CPU13に対して撮像を開始するよう指示する操作手段である。電源スイッチ6は、デジタルカメラ1の駆動電源を入切りするためのスイッチである。メニューボタン7は、デジタルカメラ1の動作設定をする際に液晶モニタ3またはファインダ2に各種メニュー画面を表示するための操作手段である。カーソルキー8は、液晶モニタ3に表示されるカーソルを移動するための操作手段である。
図2は、本発明の実施の形態1にかかるデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。図2において、撮像素子9は光学系により結像された被写体画像を電気信号に変換して画像データを生成する。A/Dコンバータ10はアナログ信号である画像データをデジタル信号に変換する。画像処理回路11は、A/Dコンバータ10で変換された画像データについて、YC変換、解像度変換、圧縮変換等の画像処理を行う。画像メモリ17は、画像処理回路11が画像処理を行う際のワークエリアとして画像データを一時的に記憶する。撮像手段21は、撮像素子9、A/Dコンバータ10、画像処理回路11、画像メモリ17から構成される。
操作手段14は、モードダイヤル4、シャッターボタン5、電源スイッチ6、メニューボタン7、カーソルキー8などを含む。
システム制御用CPU13は、操作手段14によって入力される制御信号に基づき、システム制御用メモリ19をワークエリアとして使用しつつ動作し、撮像手段21等のデジタルカメラ1全体を制御する制御手段である。システム制御用CPU13は、LSIおよびLSIに記憶されるコンピュータプログラム等から構成される。システム制御用メモリ19は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等から構成される。
カードスロット20は、メモリーカード18を装着可能な読み取り手段である。メモリーカード18は、フラッシュメモリ等から構成されるカード状の記憶装置である。システムバス16は、制御信号や画像データを伝送するためのバスである。
なお、デジタルカメラ1は本発明の画像再生装置の一例である。メモリーカード18は本発明の記録装置の一例である。カードスロット20は本発明の記録装置装着手段の一例である。液晶モニタ3は本発明の表示手段の一例である。カーソルキー8およびシステム制御用CPU13は本発明の選択手段の一例である。カーソルキー8は本発明の操作手段の一例である。システム制御用CPU13は本発明の制御手段の一例である。
以上のように構成されたデジタルカメラ1がメモリーカード18内に記録されている画像データを再生するときの動作について図1〜6を用いて説明する。ここで、図3は本発明の実施の形態1にかかるデジタルカメラ1のスクロール再生時の動作を説明するためのフローチャートである。図4は、画像再生時の液晶モニタ3上の画面を示す模式図である。図5は、カーソルキー8をU方向またはD方向に押下した際のスクロール単位の変移を示す状態遷移図である。図6は、スクロール単位を10枚にしたときの液晶モニタ3上の画面を示す模式図である。
まず、電源スイッチ6によってデジタルカメラ1の電源を立ち上げる。そして、モードダイヤル4によってデジタルカメラ1を再生モードにする(S1)。すると、システム制御用CPU13は、メモリカード18の有無を確認する。このとき、システム制御用CPU13は、メモリカード18がカードスロット20に装着されていないときは、液晶モニタ3上に「カードがありません」という表示をさせて、操作者にメモリカード18が装着されていないことを知らせる。
一方、システム制御用CPU13は、メモリーカード18がカードスロット20に装着されているときは、メモリーカード18内の情報を読み取り、再生可能な画像データが存在するかどうかの確認を行う。再生する画像データがメモリーカード18に記録されていないときは、液晶モニタ3上に「再生する画像がありません」という表示をさせて、操作者にメモリーカード18内に再生可能な画像データがないことを知らせる。再生する画像データがメモリーカード18に記録されているときは、図4のように液晶モニタ3上に画像データを表示する(S2)。
また、システム制御用CPU13は、再生画像に重畳させた状態で、再生画像のファイル番号D1および総画像枚数D2をメモリーカード18から読み出して液晶モニタ3に表示する。図4において、ファイル番号D1は「514」であり、総画像枚数D2は「1014」である。
次に、カーソルキー8をU方向またはD方向に押すと、再生画像をスクロールする際のスクロール単位を変更できる(S3)。図5に示すように、デジタルカメラ1の電源投入時のデフォルトとして、スクロール単位は1枚に設定される。この状態で、カーソルキー8をU方向に一度押すと、スクロール単位は10枚に設定される。さらにカーソルキー8をU方向に押すとスクロール単位は100枚、1000枚と順次変更できる。そして、スクロール単位が1000枚になった後、さらにカーソルキー8をU方向に一度押すとスクロール単位は1枚に戻る。一方、この状態で、カーソルキー8をD方向に押すと、これとは逆の順序でスクロール単位は変更される。
但し、システム制御用CPU13は、スクロール単位を総画像枚数以上には指定できないよう制御する。例えば、システム制御用CPU13は、総画像枚数が900枚であった場合には、スクロール単位として1000枚を指定することは出来ないよう制御する。この場合、スクロール単位が100枚である状態で、カーソルキー8をD方向に押すと、スクロール単位は1000枚になるのではなく、1枚に戻る。
また、ステップS3において、スクロール単位として10枚、100枚または1000枚を設定した場合、システム制御用CPU13は、液晶モニタ3に表示したファイル番号D1の2桁目、3桁目または4桁目にアンダーラインを表示する。これにより、操作者はスクロール単位を適確に把握することができる。例えば、スクロール単位が10枚である場合、システム制御用CPU13は、図6に示すように、総画像枚数D2の2桁目にアンダーラインを表示するよう制御する。
スクロール単位を設定した(S3)後、カーソルキー8をR方向に押すと、システム制御用CPU13は、図4に示すファイル番号D1をスクロール単位分だけ昇順に変更する。例えば、図4において、スクロール単位として1枚を設定されている場合、システム制御用CPU13は、ファイル番号D1「514」を「515」に変更する。スクロール単位として10枚を設定している場合、システム制御用CPU13は、ファイル番号D1「514」を「524」に変更する。
次に、カーソルキー8をR方向に押していた状態を所定時間以内(図3においては2秒以内)に解除すると、すなわちカーソルキー8から操作者が指を離すと(ステップS4におけるNoの場合)、システム制御用CPU13は、ステップS4で変更したファイル番号D1が示す画像データをメモリーカード18から読み出して、液晶モニタ3に表示させる(S7)。
一方、ステップS4において、操作者がカーソルキー8をR方向に2秒以上押下すると、システム制御用CPU13は、設定されているスクロール単位でファイル番号D1を昇順に連続的に変更し始める。すなわち、システム制御用CPU13は、ファイル番号D1を昇順にスクロールする。具体的には、システム制御用CPU13は、カーソルキー8がR方向に2秒以上押下されていることを検知すると、設定されているスクロール単位でファイル番号D1を昇順に変更する(S5)。ファイル番号D1の変更後、システム制御用CPU13は、カーソルキー8の押下が解除されたかどうかを検知し、押下が解除されていない場合には、ステップS5に戻って、さらにファイル番号D1を変更する。従って、カーソルキー8が押下されている間は、システム制御用CPU13は連続的にファイル番号D1を変更し続ける。そして、カーソルキー8の押下が解除されると(ステップS6のYESの場合)、システム制御用CPU13は、ファイル番号D1が示す画像データをメモリーカード18から読み出して、液晶モニタ3に表示させる(S7)。
次に、ステップS7において、再生画像を表示した後、ステップS3に戻り、スクロール単位を変更できる状態になる。
なお、上記では、ステップS4においてカーソルキー8をR方向に押下する場合を説明したが、カーソルキー8をL方向に押下した場合には、システム制御用CPU13は、設定されているスクロール単位分だけファイル番号D1を降順に変更する。その他の動作は、R方向に押下した場合と同様である。
また、上記では、スクロール単位の設定を予め決められた値(1枚、10枚、100枚または1000枚)のうちいずれかを設定するよう制御されていたが、システム制御用CPU13は、総画像枚数D2に基づいて、スクロール単位を設定するよう制御しても良い。例えば、総画像枚数D2/一定数をスクロール単位として設定可能なように制御しても良い。
以上のように本発明の実施の形態1にかかるデジタルカメラ1によれば、複数の画像データを記録するメモリーカード18を装着可能なカードスロット20と、複数の画像データのうち現在どの画像データを表示できるかを示すファイル番号を表示する液晶モニタ3と、ファイル番号をスクロールするときのスクロール単位を選択するカーソルキー8(UまたはD方向)およびシステム制御用CPU13からなる選択手段と、ファイル番号をスクロールさせるためのカーソルキー8(RまたはL方向)と、カーソルキー8(RまたはL方向)が操作されている間はファイル番号をカーソルキー8(UまたはD方向)で選択されたスクロール単位でスクロールさせて液晶モニタ3に表示し、カーソルキー8(RまたはL方向)の操作が解除されたとき、ファイル番号が示す画像データをメモリーカード18から読み出して液晶モニタ3に表示するよう制御するシステム制御用CPU13と、を有する。この構成により、スクロール再生動作時のスクロール単位を変更できるので、希望する画像に速く変更させることができる。
また、本発明の実施の形態1にかかるデジタルカメラ1によれば、カーソルキー8(UまたはD方向)およびシステム制御用CPU13からなる選択手段は、メモリーカード18に記録されている画像データの総量に基づいて、スクロール単位を決定することを特徴とする。この構成により、画像データの総量に応じて適切なスクロール単位を選択できる。例えば、
スクロール単位=メモリーカード18に記録されている画像データの総量/一定数
のようにスクロール単位を求めることにより、画像データの総量が変化しても一定のスクロール回数で、全画像データのスクロールを完了させることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態1では、システム制御用CPU13は、希望する再生画像を検索する際の情報として、ファイル番号D1および総画像枚数D2のみを表示することとした。これに対して、本発明の実施の形態2では、図7に示すように、システム制御用CPU13は、ファイル番号D1、総画像枚数D2の他に、再生バーD5を表示するよう制御する。本発明の実施の形態2にかかるデジタルカメラ1のその他の構成や動作については、本発明の実施の形態1にかかるデジタルカメラ1と同様であるため説明を省略する。
図7は、画像再生時の液晶モニタ3上の画面を示す模式図である。図7において、再生バーD5は、バー部D5aおよびポインタD5bから構成される。ポインタD5bは、ファイル番号D1の値に応じて位置を変える。すなわち、ポインタD5bは、ファイル番号D1が大きくなるほどバー部D5aの右側に移動し、小さくなるほど左側に移動する。
このように、再生バーD5を表示することにより、操作者は、ファイル番号D1をどの程度スクロールすれば希望する画像を再生することができるかを容易に把握することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態1では、システム制御用CPU13がファイル番号D1のスクロールを開始すると、背景の再生画像がスクロール開始時の画像で停止する。これに対して、本発明の実施の形態3にかかるデジタルカメラ1は、画像データを複数のグループに分類して記憶し、スクロール中に、ファイル番号D1が示す画像データの属するグループに変更があったとき、背景の再生画像をそのときファイル番号が示す画像に変更する。これにより、操作者は、どの程度スクロールすることにより、希望する画像を再生できるかを把握しやすくなる。
なお、本発明の実施の形態3にかかるデジタルカメラ1の構成は、図1および図2に示す本発明の実施の形態1にかかるデジタルカメラ1と同様であるため、説明を省略する。
以下、本発明の実施の形態3にかかるデジタルカメラ1の動作を図1、2、8〜10を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態3にかかるデジタルカメラ1のスクロール再生時の動作を説明するためのフローチャートである。図9および図10は、本発明のデジタルカメラ1のスクロール再生時の液晶モニタ3の表示画面を示す模式図である。
図8において、ステップS1〜S5については、本発明の実施の形態1にかかるデジタルカメラ1と同様の動作であるため説明を省略する。
ファイル番号D1を変更(S5)後、システム制御用CPU13は、そのファイル番号D1が示す画像データの属するフォルダを検知する。そして、そのフォルダが前回のファイル番号D1が示す画像データの属するフォルダと異なるかどうかを判断する(S8)。フォルダに変更があった場合、システム制御用CPU13は、そのときのファイル番号D1が示す画像データをメモリーカード18から読み出して、背景画像として液晶モニタ3に表示させる。一方、フォルダに変更がない場合、システム制御用CPU18は、背景画像をそのまま表示させて、カーソルキー8の押下が解除されたかどうかを検知する(S6)。
ここで、メモリーカードは、図9に示すように、画像データをディレクトリ構造として管理する。図9において、rootは、ルートディレクトリである。DCIMは、DCF規格により規定されるディレクトリである。100_PANA、101_PANA等の階層はフォルダである。P1000001.JPG等は、画像データが格納された画像ファイルのファイル名である。フォルダはフォルダ名の昇順に並べられ、各フォルダ内の画像ファイルも画像ファイル名の昇順に並べられる。そして、システム制御用CPU13は、フォルダ名の数字が小さいフォルダ内に分類されている画像ファイルについて、通し番号としてファイル番号を付し、画像ファイルと対応させて認識する。そして、そのフォルダ内の画像ファイルについてファイル番号を付した後、次のフォルダに分類されている画像ファイルについてファイル番号を付す。このようにして、システム制御用CPU13は、全画像ファイルにファイル番号を付す。従って、画像ファイルのファイル名とファイル番号とは必ずしも一致しない。なお、各画像ファイルは、ユーザーの操作により、属するフォルダを変更することができる。
以下、一例として、ファイル番号D1が「514」の画像データを再生している状態で、スクロールを開始した場合のデジタルカメラ1の動作を説明する。図9において、ファイル番号D1が「514」の画像データは、画像ファイル名「P1000824.JPG」に格納されている。そして、画像ファイル「P1000824.JPG」はフォルダ名「103_PANA」に分類されている。システム制御用CPU13は、この画像データを液晶モニタ3に表示させた(S1、S2)後、操作者がカーソルキー8をR方向に押下すると、ファイル番号D1を1枚だけ増加させる(S4)。
このときの液晶モニタ3の表示画面を図10に示す。図10において、表示されるファイル番号D1は、「514」から1だけ増加した「515」である。再生バーD5のバー部D5aは、各フォルダ毎に区切られ、区切られた各領域は異なる表示態様で表示される。バー部D5aの左側にフォルダ名の数字の小さいフォルダが配置され、フォルダ名の数字が大きい程右側に配置される。ポインタD5bは、ファイル番号D1が示す画像データの記憶されている位置を示す。今、ファイル番号D1が「515」の画像ファイルは、4番目のフォルダに分類されているので、ポインタD5bはバー部D5aの4番目の領域を示している。
この状態で、操作者がカーソルキー8を2秒以上押し続けると、システム制御用CPU13は、ステップS5に移行して、スクロール再生動作が開始する。このスクロール再生中はフォルダが変わったかどうかを逐次チェックする。そして、ファイル番号D1が「563」になったとき、そのファイル番号D1が示す画像ファイル「P1000056.JPG」の属するフォルダが「104_PANA」に変わるので、ステップS9に移行する。ステップS9において、システム制御用CPU13は、そのときのファイル番号D1(「563」)が示す画像ファイル「P1000056.JPG」に格納された画像データを、メモリーカード18から読み出して液晶モニタ3に表示させる。このときの液晶モニタ3の表示画面は図11に示すものとなる。画像D4は画像ファイル「P1000056.JPG」に格納された画像データを表示したものである。
図8において、ステップS6およびステップS7は、本発明の実施の形態1にかかるデジタルカメラ1の動作と同様であるため(図3のS6、S7)、説明を省略する。
なお、上記では、システム制御用CPU13は、ファイル番号D1または再生バーD5が示す画像データの属するフォルダが変わると、そのときの画像データを表示するよう制御したが、画像データの記録時の日付順にファイル番号を付し、スクロール時にその日付が変わると画像データを表示するよう制御しても良い。また、画像データは、その他のグループに分類するようにしても良い。
また、上記では再生バーD5をフォルダ毎に区切り、区切られた領域を異なる態様で表示すると説明したが、この態様は特に限定されるものではなく、ハッチングや色彩、数字の記入等によりフォルダ間の区別を付けることができれば良い。
以上のように本発明の実施の形態3にかかるデジタルカメラ1によれば、複数の画像データをグループ毎に分類して記録するメモリーカード18を装着可能なカードスロット20と、複数の画像データのうち現在どの画像データを表示できるかを示す再生バーD5またはファイル番号D1を表示する液晶モニタ3と、再生バーD5またはファイル番号D1をスクロールさせるためのカーソルキー8(RまたはL方向)と、カーソルキー8(RまたはL方向)が操作されている間は再生バーD5またはファイル番号D1をスクロールさせ、再生バーD5またはファイル番号D1が示す画像データの属するグループに変更があったとき、再生バーD5またはファイル番号D1が示す画像データをメモリーカード18から読み出して液晶モニタ3に表示するよう制御するシステム制御用CPU13と、を有する。この構成により、再生バーD5またはファイル番号D1が示す画像データの属するグループに変更があったときは、そのときの画像データが液晶モニタ3に表示される。そのため、操作者は、画像データの属するグループが変わったことを把握しやすい。そうすると、操作者は、希望する画像データがどのグループに分類されているかを覚えていれば、現状からどの程度スクロールすることにより希望する画像に到達するかを把握しやすい。
また、本発明の実施の形態3にかかるデジタルカメラ1によれば、グループが画像データを格納するためのフォルダであることを特徴とする。この構成により、再生バーD5またはファイル番号D1が示す画像データの属するフォルダに変更があったときは、そのときの画像データが液晶モニタ3に表示される。そのため、操作者は、画像データの属するフォルダが変わったことを把握しやすい。また、操作者は、希望する画像の格納場所をフォルダ毎に記憶している場合が多いので、希望する画像を容易に再生することができる。
また、本発明の実施の形態3にかかるデジタルカメラ1は、グループが画像データを取得したときの日付であることを特徴とする。この構成により、操作者が希望する画像の格納場所を取得日付毎に記憶している場合、希望する画像を容易に再生することができる。
また、本発明の実施の形態3にかかるデジタルカメラ1によれば、複数の画像データをグループ毎に分類して記録するメモリーカード18を装着可能なカードスロット20と、複数の画像データのうち現在どの画像データを表示できるかを示し、グループ毎に区切られた再生バーD5を表示する液晶モニタ3と、再生バーD5をスクロールさせるためのカーソルキー8(RまたはL方向)と、カーソルキー8(RまたはL方向)が操作されている間は再生バーD5をスクロールさせ、カーソルキー8(RまたはL方向)の操作が解除されたとき、再生バーD5が示す画像データをメモリーカード18から読み出して液晶モニタ3に表示するよう制御するシステム制御用CPU13と、を有する。この構成により、再生バーD5が示す画像データの属するグループが視覚的に表示されるため、操作者は、そのグループを容易に把握できる。
また、本発明の実施の形態3にかかるデジタルカメラ1によれば、区切られた再生バーD5の各領域を異なる態様で表示することを特徴とする。この構成により、各グループ間の差異を明確にできる。
本発明にかかるデジタルカメラおよびその制御方法は、記録済みの静止画像を順次再生する機能を有する電子機器であれば適用できる。例えば、デジタルスチルカメラの他に、携帯電話機、PHS端末、PDA端末、カーナビゲーションシステム端末等の電子機器に適用できる。
本発明の実施の形態1〜3におけるデジタルカメラの背面図 本発明の実施の形態1〜3におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1または2におけるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態1におけるデジタルカメラの液晶モニタ上の表示画面を示す模式図 本発明の実施の形態1におけるデジタルカメラの動作を説明するための状態遷移図 本発明の実施の形態1におけるデジタルカメラの液晶モニタ上の表示画面を示す模式図 本発明の実施の形態2におけるデジタルカメラの液晶モニタ上の表示画面を示す模式図 本発明の実施の形態3におけるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態1〜3におけるデジタルカメラに記録された画像ファイルのディレクトリ構造を示す模式図 本発明の実施の形態3におけるデジタルカメラの液晶モニタ上の表示画面を示す模式図 本発明の実施の形態3におけるデジタルカメラの液晶モニタ上の表示画面を示す模式図
1 デジタルカメラ
3 液晶モニタ
6 システム制御手段
8 カーソルキー
13 システム制御用CPU
14 操作手段
18 メモリーカード
20 カードスロット
D1 ファイル番号
D2 総画像枚数
D5 再生バー表示

Claims (1)

  1. 複数の画像データをグループ毎に分類して記録する記録手段と、
    記記録されている画像データのうち、現在表示可能な画像データを表示する表示手段と、
    前記表示手段が表示する画像データを、グループ軸に沿ったスクロールにより指示する操作手段と、を備え、
    前記表示手段は、画像データがスクロールされているとき、前記複数の画像データのうち現在表示可能な画像データがどのグループに分類されているかを示すグループ表示を表示するとともに、
    前記表示手段は、スクロールにより指示されている画像データの属するグループに変更がないときは、現在表示可能な画像データを変更せず、
    スクロールにより指示されている画像データの属するグループに変更があったときは、現在表示可能な画像データを、前記変更後のグループに属する画像データに変更する、
    画像再生装置。
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