JP4911117B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

本発明は、食器の洗浄をおこなう食器洗い機に関するものである。
従来、この種の食器洗い機の仕上げ剤投入手段は、図9に示すような構成が考えられていた(例えば、特許文献1参照)。以下、その構成について説明する。洗剤・乾燥仕上げ剤投入装置41は、食器洗い乾燥機の蓋部の内側に取り付けられており、洗剤を入れておく凹部からなる洗剤溜部42、この洗剤溜部42を覆うように回転する開閉蓋43、液体状の乾燥仕上げ剤を溜めておく容器44、この容器44に乾燥仕上げ剤を入れる貯溜口45が配置されており、貯溜口キャップ46により栓がされている。また、所定量の乾燥仕上げ剤を計量する計量室47、容器44の上方に傾斜して計量室47へ向かうように設けられたガイド板48、乾燥仕上げ剤を計量室47から投入口49に導く投入経路50、この投入経路50中に設けられた弁体51により構成されており、弁体51はコイルバネ52で弁座53に押さえ付けられるとともにソレノイド54によって駆動される。また、容器44の下方に設けられた先端部が細くなった略円筒状の透明な残量表示部56、容器44の底部より残量表示部56を囲むように突出した壁部材58、間隙59、カップ部60、容器の下面部61により構成されている。
上記のように構成された洗剤・乾燥仕上げ剤投入装置の動作について説明する。容器44には食器洗い機の運転回数の80〜100回分に必要な乾燥仕上げ剤が溜められている。使用者は、食器洗い機の蓋部を開いて食器類を収納した後に、洗剤溜部42に所定量の粉末状の洗剤を入れて開閉蓋43を閉じ、食器洗い機の蓋部を閉めて運転を開始する。食器洗い機は、予洗い、洗浄、すすぎ、加熱すすぎ、乾燥の各工程の順に進行するが、洗浄工程において、まず、開閉蓋43が開かれて洗浄が投入される。そして、加熱すすぎ工程では、ソレノイド54に一定時間の通電が行われて弁体51が投入経路50を開いて計量室47の乾燥仕上げ剤を投入口49より流し出す。なお、計量室47への乾燥仕上げ剤の流入動作は、まず、食器洗い機の蓋部を開いた際にガイド板48と容器44との間にある乾燥仕上げ剤が、蓋部を閉じるときに容器44が起きてガイド板48に沿って計量室47へと流れ落ちて所定量の計量が行われるものである。
仕上げ剤が用いられる一般的な理由は、洗浄後の食器の表面に残る水分量を減少させることであり、これによって乾燥を速め、また、水分が蒸発した後に残る残留物を少なくして仕上がりをよくすることである。
特開平3−133420号公報
しかしながら、仕上げ剤を液体のまま重力の落下やポンプ、アクチュエータ、ソレノイド等により投入する構成では、長期間使用が休止された場合に、仕上げ剤が空気と接触する投入部で仕上げ剤が乾燥して固着し、運転中に投入動作がおこなわれても仕上げ剤が投入できなくなるという問題があった。そして、固着した部分を清掃するために面倒な手入れやメンテナンスが必要であった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、仕上げ剤の固着を防止して確実に洗浄水に投入されるようにすることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、仕上げ剤を洗浄水に投入す
る仕上げ剤投入手段と、洗浄手段により噴射した洗浄水が通過する仕上げ剤投入流路とを備え、前記仕上げ剤投入手段は、母材をシリカゲルとし、前記母材の表面をポリN−アルキル置換アクリルアミドまたはアルキルシリル基に置換して構成することで仕上げ剤を吸着保持する仕上げ剤保持体を有し、前記洗浄手段により洗浄水を前記洗浄槽内に噴射して前記仕上げ剤投入流路を通過する洗浄水により前記仕上げ剤保持体を所定の温度に加熱し、前記仕上げ剤投入流路を通過する洗浄水に仕上げ剤を投入するようにしたものである。
これによって、通常は仕上げ剤が仕上げ剤保持体で保持されて固定化し、所定の温度に上昇すると仕上げ剤保持体と仕上げ剤の吸着力が低下して溶出し、仕上げ剤を仕上げ剤投入流路を通過する洗浄水に投入することができるので、長期間使用を休止した場合でも、仕上げ剤が固着することなく、確実に洗浄水に投入することができる。
本発明の食器洗い機は、仕上げ剤の固着を防止して確実に洗浄水に投入することができる。
第1の発明は、被洗浄物を設置する食器カゴと、前記食器カゴを収容する洗浄槽と、前記洗浄槽に洗浄水を給水する給水手段と、前記洗浄槽に給水した洗浄水を加熱する加熱手段と、洗浄水を加圧するポンプと、前記ポンプにより加圧された洗浄水を前記洗浄槽内に噴射する洗浄手段と、仕上げ剤を貯蔵する仕上げ剤貯蔵槽と、仕上げ剤を洗浄水に投入する仕上げ剤投入手段と、前記洗浄手段により噴射した洗浄水が通過する仕上げ剤投入流路とを備え、前記仕上げ剤投入手段は、母材をシリカゲルとし、前記母材の表面をポリN−アルキル置換アクリルアミドまたはアルキルシリル基に置換して構成することで仕上げ剤を吸着保持する仕上げ剤保持体を有し、前記洗浄手段により洗浄水を前記洗浄槽内に噴射して前記仕上げ剤投入流路を通過する洗浄水により前記仕上げ剤保持体を所定の温度に加熱し、前記仕上げ剤投入流路を通過する洗浄水に仕上げ剤を投入するようにしたことにより、長期間使用を休止した場合でも、仕上げ剤が固着することなく、確実に仕上げ剤投入流路を通過する洗浄水に投入することができる。また、簡単な構成で低コストな構造とすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の工程を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、洗浄工程およびすすぎ工程を逐次実行するとともに、工程中で最も洗浄水の温度が高い加熱すすぎ時に、仕上げ剤保持体を所定の温度に昇温して仕上げ剤を洗浄水に投入するようにしたことにより、所定のタイミングで確実に洗浄水に投入することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の仕上げ剤投入流路は、仕上げ剤保持手段に対し略鉛直方向の上方に開口部を設けたことにより、洗浄水が通過した後は、仕上げ剤保持体が仕上げ剤投入流路中で洗浄水から露出した状態に保つことができ、運転終了後に洗浄槽内に一部残った洗浄水により仕上げ剤保持体が汚染することなく、仕上げ剤保持体を乾燥させることができるので、食器洗い機の不使用時も常に仕上げ剤保持体を衛生的に保つことができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明の仕上げ剤投入流路は、仕上げ剤投入流路開閉手段を有し、制御手段は、運転中で最も洗浄水の温度が高い加熱すすぎ時にのみ前記仕上げ剤投入流路開閉手段を開成し、洗浄手段から噴射される洗浄水の一部が仕上げ剤投入流路を通過するようにしたことにより、運転中で最も洗浄水の清浄な加熱すすぎ時の洗浄水にのみ仕上げ剤保持体の仕上げ剤投入面が接触するので、洗浄水中の残滓や汚染により仕上げ剤保持体の表面が汚染することを防止し、仕上げ剤保持体が洗浄水に仕上げ剤を長期的に安定して投入することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における食器洗い乾燥機の一部切欠断面図、図2は、同仕上げ剤投入手段の要部断面図、図3は、同動作を示すタイムチャートである。図1〜図3に示すように、食器洗い乾燥機の本体1は、扉2で開閉可能な洗浄槽3を設け、食器等の被洗浄物4は食器カゴ5にセットし、洗浄槽3内に収容している。給水弁6は洗浄槽3に洗浄水を供給するものであり、ポンプ7は、洗浄水を加圧して、複数の噴射口を設けた洗浄手段としての洗浄ノズル8に供給し、洗浄手段8より洗浄水を噴射するものである。また、ポンプ7は、回転方向を変えることにより洗浄水を洗浄槽3内から排水経路9を通って機外へ排出することができる。
洗浄槽3の底部には、洗浄水を加熱する加熱手段としてのヒータ10と、洗浄槽3の温度を検知する温度センサ11と、ポンプ7の吸込み側に連通した排水口12とを有し、この排水口12には残滓を収集する残滓フィルタ13を設けている。扉2には、仕上げ剤(リンス剤)を貯蔵する仕上げ剤貯蔵槽14を内部に設け、仕上げ剤を洗浄水に投入する仕上げ剤投入手段15は、仕上げ剤貯蔵槽14に対し略鉛直方向の下部に設けている。
仕上げ剤投入手段15は、仕上げ剤保持体16と、仕上げ剤保持体16を内包して固定する保持体固定部17とにより構成し、仕上げ剤貯蔵槽14の下部と仕上げ剤保持体16を仕上げ剤流路18により接続している。仕上げ剤保持体16の仕上げ剤投入面は洗浄槽3の内壁に露出するように設けてあり、仕上げ剤保持体16の表面を保護する保護層19を設けている。
以上のように構成された食器洗い乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。あらかじめ、仕上げ剤(リンス剤)を仕上げ剤貯蔵槽14に投入しておく。そして、食器等の被洗浄物4を食器カゴ5にセットして洗浄槽3に収納し、洗剤を洗浄槽3内に投入した後、扉2により本体1の開口部を閉塞し、運転を開始する。被洗浄物4に付着した汚れを落とす洗浄工程の後、付着した洗剤や残滓を流すすすぎ工程を数回行い、続いて加熱手段10により洗浄水を昇温させてすすぐ加熱すすぎ工程、そして、被洗浄物4に付着している水適を乾燥させる乾燥工程の順に実行する。
まず、給水弁6を動作し、所定の水量の洗浄水を洗浄槽3に給水し、ポンプ7により洗浄水を加圧し、洗浄手段8の噴射口より洗浄水を被洗浄物4に噴射する。ポンプ7により洗浄水を加圧し洗浄水を噴射する際、洗浄槽3内に設けたシーズヒータ等の加熱手段10に通電しており、洗浄水を加熱しながら洗浄工程は行われる。温度センサ11は洗浄槽3の温度を検知しており、所定温度以上になるとヒータ10への通電を停止し、洗浄水が所定の温度に維持されるようにオンオフする。
洗浄水の循環は、残滓フィルタ13を通過し、ポンプ7に吸い込まれて加圧され、ポンプ7より洗浄槽3に設けた洗浄手段8に供給され、洗浄手段8から噴射されて被洗浄物4を洗浄した後、再び排水口12に戻るという経路で行われる。この際、被洗浄物4から脱落した残滓等は、洗浄水と共に残滓フィルタ13に流入し、この残滓フィルタ13を通過できない大きさの残滓は、残滓フィルタ13に捕集される。
所定時間の洗浄工程を終えると、汚れを含む洗浄水はポンプ7により排水経路9を通って機外に排出され、新たに洗浄水が供給される。ポンプ7を運転し、洗浄手段8から再び洗浄水を噴射して、洗剤や残滓等の付着した被洗浄物4のすすぎを行う。所定時間運転した後、洗浄水を排出し、再び洗浄水を供給するという動作を繰り返す。このすすぎ工程は連続して2回程度行う。
続いて、さらに洗浄水が洗浄槽3に供給され、ヒータ10に通電して洗浄水を加熱しながらポンプ7を運転し、洗浄手段8から洗浄水を噴射する加熱すすぎ工程を行う。この加熱すすぎ工程は、洗浄工程で加熱される洗浄水の温度より高く設定されており、一連の運転の中で洗浄水の温度が最も高く、この際、仕上げ剤投入手段15が仕上げ剤保持体16により保持していた仕上げ剤を洗浄水に投入する。最後に、洗浄水を機外に排出して、すすぎ工程は終了する。続いて乾燥工程を行う。これら一連の運転は、制御手段20により制御している。
ここで、本発明の特徴である仕上げ剤投入手段15について、詳しく説明する。仕上げ剤投入手段15は、仕上げ剤保持体16により仕上げ剤を保持しており、仕上げ剤保持体16は、ポリN−アルキル置換アクリルアミドから構成しており、特にポリN−イソプロピル置換アクリルアミドが好ましい。ポリN−アルキル置換アクリルアミドは、低温の時凝集する性質が一般的に確認されているため、低温時は、ポリN−アルキル置換アクリルアミドと仕上げ剤の分子間結合力が増大し、仕上げ剤はポリN−アルキル置換アクリルアミドを通過することができず保持される。
一方、高温時は、ポリN−アルキル置換アクリルアミドが膨潤する性質があるため、仕上げ剤との分子間結合力が減少し、仕上げ剤はポリN−アルキル置換アクリルアミドを通過する。食器洗い乾燥機の一連の運転の中で、最も洗浄水の温度が高い例えば75℃の時にポリN−アルキル置換アクリルアミドが膨潤するように設定することで、食器洗い乾燥機の一連の運転で最後の加熱すすぎ時の洗浄水に仕上げ剤を投入することができる。
図3のタイムチャートに基き、本実施の形態における加熱すすぎ工程の動作について説明する。まず、所定量の洗浄水が給水された後、ヒータ10に通電されるとともにポンプ7が駆動され、すすぎ水の温度を上昇させながら噴射する。すすぎ水は、設定された所定の加熱すすぎ時間が経過する間に、所定の温度T1(例えば75℃)に到達するようにヒータ10をオンオフ制御して昇温させる。
仕上げ剤投入手段15は、仕上げ剤保持体16の仕上げ剤投入面を洗浄槽3の内面に臨ませて配設してあり、洗浄手段8から噴射された洗浄水によって加熱されるようになっており、加熱すすぎ工程で洗浄水が加熱される所定の温度T1より低い温度T2(例えば65℃)に到達すると、ポリN−アルキル置換アクリルアミドが膨潤して仕上げ剤との分子間結合力が減少し、仕上げ剤はポリN−アルキル置換アクリルアミドを通過して洗浄水に投入されるように設定している。
洗浄水が所定の温度T1(例えば75℃)に到達するとヒータ10の通電が停止し、洗浄水の温度も低下する。洗浄水が温度T2(例えば65℃)に低下してから、さらに温度T2より低くなるまでの所定時間t1の間、仕上げ剤が洗浄水に投入され、所定量の仕上
げ剤を含んだ洗浄水が食器に噴射される。ヒータ10の通電停止により洗浄水の温度がT2より低く(例えば60℃)なると、仕上げ剤はポリN−アルキル置換アクリルアミドに保持され、洗浄水への投入を停止する。仕上げ剤が投入される量は、ポリN−アルキル置換アクリルアミドを通過できる所定時間t1の間であり、任意に設定可能である。
ポンプ7は、仕上げ剤の投入が停止してから、所定時間t2動作した後に停止するようにしてあり、これによって、投入された仕上げ剤を無駄なく食器に噴射することができるようになる。所定時間t2経過後、ポンプ7は反転動作して洗浄槽3内の水を排水し、加熱すすぎ工程を終了する。
なお、仕上げ剤をポリN−アルキル置換アクリルアミドに保持する温度と、仕上げ剤を投入する温度は調節可能であり、洗浄工程で洗浄水が加熱される温度では仕上げ剤が保持されるように設定される。
また、本実施の形態では、仕上げ剤保持体16の昇温手段として加熱した洗浄水を用いたが、ヒータあるいは温風によって加熱してもよい。この場合は、洗浄水を加熱しないすすぎ工程でも仕上げ剤保持体16を昇温させることができるので、すすぎ工程の最初に仕上げ剤を投入してすすぐことができ、仕上げ剤を含んだすすぎ水を食器に対して長い時間噴射することができる。さらに、仕上げ剤を保持する温度と仕上げ剤を投入する温度の差を大きく設定することができるので、仕上げ剤の保持と投入を確実におこなうことができる。
なお、仕上げ剤保持体16は、ポリN−アルキル置換アクリルアミドのみにより構成することもできるが、母材をシリカゲルとし、表面をポリN−アルキル置換アクリルアミドに置換して構成することもでき、仕上げ剤を保持する能力には変わりはない。
なお、仕上げ剤保持体16は、母材をシリカゲルとし、表面をアルキルシリル基により置換して構成することもできる。特に、オクタデシルシリル基が好ましい。アルキルシリル基置換シリカゲルは、温度により仕上げ剤の吸着力が異なり、食器洗い乾燥機の一連の運転の中で、最も洗浄水の温度が高い最後の加熱すすぎ時の洗浄水に仕上げ剤を投入することができる。
仕上げ剤投入手段15により仕上げ剤を洗浄水に投入する特徴として、以下の点が挙げられる。仕上げ剤保持体16は、仕上げ剤を吸着し保持しているため、仕上げ剤の投入面が乾燥することで仕上げ剤が固着することがない。仕上げ剤を液体のまま重力の落下やポンプ、アクチュエータ、ソレノイド等により投入する手段では、長期間食器洗い乾燥機を使用し続けるなか、また、長期間使用を休止していた際など、仕上げ剤が空気と接触する投入部で仕上げ剤が乾燥し、固着する可能性がある。仕上げ剤が投入部で固着した場合、仕上げ剤の投入が困難となるので、固着部を清掃する必要があり、手入れが煩雑となる。
本発明の仕上げ剤投入手段15は、通常の状態が仕上げ剤保持体16で仕上げ剤を保持していることであり、固定化している。洗浄水が高温の所定の状態の時、仕上げ剤保持体16は仕上げ剤の吸着力が低下し、投入面から仕上げ剤を溶出することで洗浄水に仕上げ剤を投入する。そのため、長期間食器洗い乾燥機を使用し続けるなかで、また、長期間使用を休止していた場合であっても、仕上げ剤を洗浄水に投入する能力が変わらない。
また、仕上げ剤投入手段15の仕上げ剤保持体16が洗浄に仕上げ剤を投入する投入面に仕上げ剤保持体16の表面を保護する保護層19を設けることで、洗浄水中の残滓や汚染により仕上げ剤保持体16の仕上げ剤を投入する投入面が汚染することを防止し、仕上げ剤保持体16が洗浄水に仕上げ剤を長期的に安定して投入することができる。保護層1
9は、セルロール系、テフロン(登録商標)系、ガラス系等の各種フィルタを使用することができるが、特にセルロース系フィルタが好ましい。
仕上げ剤投入手段15は、仕上げ剤保持体16が保持体固定部17に内包されて固定されており、仕上げ剤保持体16の外周面と保持体固定部17の内周面との隙間は充填処理剤21により充填されている。充填処理剤21は、仕上げ剤が仕上げ剤保持体16と保持体固定部17との隙間を伝って仕上げ剤投入手段15から流出することを遮断し、仕上げ剤が仕上げ剤保持体16に確実に保持されるようにするものである。
充填処理剤21は、仕上げ剤保持体16と保持体固定部17との隙間を微細な凹凸に関わらず確実に充填する軟質体で構成しており、水に不溶である。充填処理剤21は、重合度の低い軟質樹脂やオイルにより構成しており、特に、化学的に安定なシロキサン結合を有するシリコングリスが好ましい。
充填処理剤21を仕上げ剤保持体16と保持体固定部17との隙間をムラなく充填し、かつ、仕上げ剤流路18と仕上げ剤保持体16を直接接合するため、仕上げ剤投入手段15は、仕上げ剤保持体16の外周に充填処理剤21を付着させた後、保持体固定部17に装着し内包することが好ましい。仕上げ剤保持体16と保持体固定部17との隙間をムラなく充填することで、仕上げ剤が仕上げ剤保持体16と保持体固定部17との隙間を伝って仕上げ剤投入手段15から流出することを遮断し、また、仕上げ剤流路18と仕上げ剤保持体16は直接接合することで、仕上げ剤が仕上げ剤貯蔵槽14から仕上げ剤流路18を通って仕上げ剤保持体16に保持されることを充填処理剤21により妨げられることがないためである。
仕上げ剤保持体16に充填処理剤21を付着させる際は、仕上げ剤保持体16を単独で扱うため、仕上げ剤保持体16の付着させる面と、仕上げ剤流路18と対向する面および仕上げ剤投入面の付着させない面の管理を行うことが容易となり、また、保持体固定部17で仕上げ剤保持体16を内包する際は、仕上げ剤保持体16と保持体固定部17との隙間をムラなく充填し、かつ、仕上げ剤流路18と仕上げ剤保持体16を直接接合することが容易に確実に行うことができる。
なお、本実施の形態では、仕上げ剤保持体16が洗浄水に仕上げ剤を投入する方向を略水平方向としたが、略鉛直方向の下方としても、仕上げ剤を投入する機能に変わりはない。但し、仕上げ剤貯蔵槽14と仕上げ剤投入手段15の位置関係は、仕上げ剤貯蔵槽14の略鉛直方向の下方に仕上げ剤投入手段15を配置することが望ましい。仕上げ剤貯蔵槽14の仕上げ剤が、重力で仕上げ剤投入手段15に導かれることで、仕上げ剤の移動を簡素化できるので、別に動力を必要とせず、構成を簡単にし、低コストで省スペースにすることができるからである。
なお、仕上げ剤を選定する際は、仕上げ剤投入手段15により保持することが可能な分子量、極性に配慮する必要があり、洗い上がりを改善し、乾燥能力を向上させる乾燥仕上げ剤を用いる際は、糖化合物、例えば、ショ糖脂肪酸エステルを使用することが好ましい。また、仕上げ剤に銀、亜鉛、マンガン等の金属キレートを選定することで、微生物の成長抑制効果等を付与することも可能である。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2の食器洗い乾燥機について図4を参照しながら説明する。なお、図1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、洗浄水に仕上げ剤を投入する仕上げ剤保持体16の投入面に開閉自在な仕上げ剤保持体開閉手段22を設置しているところである。
食器洗い乾燥機の一連の運転の中で、洗浄水の温度が最も高い加熱すすぎの工程の際、仕上げ剤保持体開閉手段22である開閉扉が回転し、仕上げ剤保持体16が洗浄水に仕上げ剤を投入する投入面を露出する。加熱すすぎ時は、食器洗い乾燥機の一連の運転の中で最も洗浄水が清浄であるので、洗浄水中の残滓や汚染により仕上げ剤保持体16の表面が汚染することを防止し、仕上げ剤を洗浄水に長期的に安定して投入することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3の食器洗い乾燥機について図5を参照しながら説明する。なお、図1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、洗浄手段8により噴射した洗浄水が循環する仕上げ剤投入流路23を設け、この仕上げ剤投入流路23に仕上げ剤投入手段15を設けているところである。
食器洗い乾燥機の一連の運転の中で、洗浄水の温度が最も高い加熱すすぎの工程の際、仕上げ剤投入手段15は、仕上げ剤投入流路23を通過する洗浄水によって加熱されて仕上げ剤を保持する保持力が減少し、洗浄手段8により噴射した洗浄水が循環する仕上げ剤投入流路23を通過する洗浄水に、仕上げ剤を投入することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4の食器洗い乾燥機について図6を参照しながら説明する。なお、図1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、洗浄手段8により噴射した洗浄水が循環する仕上げ剤投入流路23を設け、この仕上げ剤投入流路23に仕上げ剤投入手段15を設けている。仕上げ剤投入流路23には、循環する洗浄水の流入口23aに流路開閉手段24(開閉扉)を設置し、仕上げ剤投入流路23の略鉛直方向の上方に開口部25を有しているところである。
食器洗い乾燥機の一連の運転の中で、洗浄水の温度が最も高い加熱すすぎの工程の際、流路開閉手段24である開閉扉が回転し、洗浄水が循環する仕上げ剤投入流路23に洗浄水が流入する。仕上げ剤投入手段15は、加熱すすぎの際、仕上げ剤投入流路23を通過する洗浄水によって加熱されて仕上げ剤を保持する保持力が減少し、仕上げ剤投入流路23の仕上げ剤保持体16から、仕上げ剤投入流路23を通過する洗浄水に仕上げ剤を投入する。
加熱すすぎ時は、食器洗い乾燥機の一連の運転の中で最も洗浄水が清浄であるので、洗浄水中の残滓や汚染により仕上げ剤保持体16の表面が汚染することを防止し、仕上げ剤保持体16が洗浄水に仕上げ剤を長期的に安定して投入することができる。また、仕上げ剤投入流路23の略鉛直方向の上方には開口部25を有しているので、洗浄水が仕上げ剤投入流路23を通過後は開口部25が空気抜きとなり、仕上げ剤投入流路23は閉塞することがないので、確実に洗浄水が仕上げ剤投入流路23から流れ落ちる。仕上げ剤保持体16は、仕上げ剤投入流路23に洗浄水が通過する時を除いて常に洗浄水から露出した状態に保たれるので、長期間食器洗い乾燥機を使用し続けるなかで、また、長期間使用を休止していた場合であっても、仕上げ剤投入手段は清浄に保たれ、仕上げ剤を洗浄水に投入
する能力が変わらない。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5の食器洗い乾燥機について図7を参照しながら説明する。なお、図1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、仕上げ剤投入手段15の仕上げ剤投入面を排水口12に露出して設置しているところである。
食器洗い乾燥機の一連の運転の中で、洗浄水の温度が最も高い加熱すすぎの工程の際、仕上げ剤投入手段15は、排水口12を通過する洗浄水によって加熱されて仕上げ剤を保持する保持力が減少し、排水口12に投入された仕上げ剤はポンプ7により吸込まれて、循環する洗浄水に確実に混合することができる。
なお、仕上げ剤投入手段15は、洗浄水を循環するポンプ7の吸込み側の排水口12に設けているが、吐出側の流路に設けた場合であっても、仕上げ剤投入手段15が洗浄水に仕上げ剤を投入する機能に変わりはない。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6の食器洗い乾燥機について図8を参照しながら説明する。なお、図1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、洗浄水が循環する主経路の吸込み経路27と、この吸込み経路27と電磁弁等の仕上げ剤投入流路開閉手段26により分岐した仕上げ剤投入流路23を排水口12に設け、仕上げ剤投入手段15の仕上げ剤投入面を仕上げ剤投入流路23に露出して設置したところである。
食器洗い乾燥機の一連の運転の中で最も洗浄水の温度が高い加熱すすぎの際を除き、仕上げ剤投入流路開閉手段26は閉塞している。仕上げ剤投入流路開閉手段26が閉塞している時の洗浄水の循環は、残滓フィルタ13を通過した後、主経路の吸込み経路27のみを通ってポンプ7に吸い込まれ、ポンプ7より洗浄槽3に設けた洗浄手段8に供給され、この洗浄手段8から噴射され、被洗浄物4を洗浄した後、再び排水口12に戻るという経路で行われる。
加熱すすぎの際は、仕上げ剤投入流路開閉手段26が開き、洗浄水が仕上げ剤投入流路23を通過する。このとき、洗浄水は仕上げ剤投入流路23のみを通過するようにしてもよく、吸込み経路27と分岐してその両方を通過するようにしてもよい。
洗浄水の温度が最も高い加熱すすぎの工程の際、仕上げ剤投入手段15は、仕上げ剤を保持する保持力が減少し、洗浄水が通過する仕上げ剤投入流路23の洗浄水に、仕上げ剤を投入する。加熱すすぎ時は、食器洗い乾燥機の一連の運転の中で最も洗浄水が清浄であるので、洗浄水中の残滓や汚染により仕上げ剤保持体16の表面が汚染することを防止し、仕上げ剤保持体16が洗浄水に仕上げ剤を長期的に安定して投入することができる。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、仕上げ剤の固着を防止して確実に洗浄水に投入することができるので、家庭用および業務用の食器洗い機として有用である。
本発明の実施の形態1における食器洗い乾燥機の一部切欠断面図 同食器洗い乾燥機の仕上げ剤保手段の要部断面図 同食器洗い乾燥機の動作を示すタイムチャート 本発明の実施の形態2における食器洗い乾燥機の一部切欠断面図 本発明の実施の形態3における食器洗い乾燥機の一部切欠断面図 本発明の実施の形態4における食器洗い乾燥機の一部切欠断面図 本発明の実施の形態5における食器洗い乾燥機の一部切欠断面図 本発明の実施の形態6における食器洗い乾燥機の一部切欠断面図 従来の食器洗い機の仕上げ剤投入装置の要部断面図
符号の説明
3 洗浄槽
5 食器カゴ
6 給水弁(給水手段)
7 ポンプ
8 洗浄ノズル(洗浄手段)
10 ヒータ(加熱手段)
14 仕上げ剤貯蔵槽
15 仕上げ剤投入手段
16 仕上げ剤保持体

Claims (4)

  1. 被洗浄物を設置する食器カゴと、前記食器カゴを収容する洗浄槽と、前記洗浄槽に洗浄水を給水する給水手段と、前記洗浄槽に給水した洗浄水を加熱する加熱手段と、洗浄水を加圧するポンプと、前記ポンプにより加圧された洗浄水を前記洗浄槽内に噴射する洗浄手段と、仕上げ剤を貯蔵する仕上げ剤貯蔵槽と、仕上げ剤を洗浄水に投入する仕上げ剤投入手段と、前記洗浄手段により噴射した洗浄水が通過する仕上げ剤投入流路とを備え、前記仕上げ剤投入手段は、母材をシリカゲルとし、前記母材の表面をポリN−アルキル置換アクリルアミドまたはアルキルシリル基に置換して構成することで仕上げ剤を吸着保持する仕上げ剤保持体を有し、前記洗浄手段により洗浄水を前記洗浄槽内に噴射して前記仕上げ剤投入流路を通過する洗浄水により前記仕上げ剤保持体を所定の温度に加熱し、前記仕上げ剤投入流路を通過する洗浄水に仕上げ剤を投入するようにした食器洗い機。
  2. 工程を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、洗浄工程およびすすぎ工程を逐次実行するとともに、工程中で最も洗浄水の温度が高い加熱すすぎ時に、仕上げ剤保持体を所定の温度に昇温して仕上げ剤を洗浄水に投入するようにした請求項1記載の食器洗い機。
  3. 仕上げ剤投入流路は、仕上げ剤保持手段に対し略鉛直方向の上方に開口部を設けた請求項1または2記載の食器洗い機。
  4. 仕上げ剤投入流路は、仕上げ剤投入流路開閉手段を有し、制御手段は、運転中で最も洗浄水の温度が高い加熱すすぎ時にのみ前記仕上げ剤投入流路開閉手段を開成し、洗浄手段から噴射される洗浄水の一部が仕上げ剤投入流路を通過するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の食器洗い機。
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