JP4910806B2 - 片持ち部材およびそれを用いた放射線診断装置用天板 - Google Patents

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Description

本発明は、放射線診断装置に好適な片持ち部材およびそれを用いた放射線診断装置用天板に関する。
例えば、図16に示すような、中空部材2を有する放射線診断装置用天板(片持ち部材3)を、放射線診断装置の寝台へ取り付ける際には、天板の固定端側に固定部材1を挿入し、固定部材1と寝台(図示しない)とをボルト(図示しない)で締結する方法などが用いられている。
中空部材2と固定部材1とは、中空部材の内表面と固定部材の外表面との間に、図17に示すように、接着剤4を介在させて固着させる方法などにより接合されている。
このとき、固定部材1と固定部材非占有部分8との境界10では、急激に剛性が変化することから、天板への載荷時に接着剤4に応力集中が発生しやすい。そのため、これを緩和する目的で、非特許文献1に示すように、固定部材の自由端側の形状を、天板の長手方向に対して傾斜面とすることが一般的である。
また、接着接合部は、とくに引き剥がし力に対する接合強度が低いことが知られている。さらに、接着面積が大きいほど接合強度は高くなることも知られている。
したがって、従来、天板の固定部材1の自由端側の形状は、天板への載荷時には、中空部材の載荷面(2a)に対向する面(2b)の側の内表面とこれに接する固定部材1の外表面との間の接着接合部に大きな引き剥がし力が発生することから、図16および17に示すように、中空部材2の、載荷面2aに対向する面2b側の内表面と、固定部材1の外表面との接着面積を大きくできるような傾斜面とされていた。
しかしながら、近年の放射線診断装置は、患者の負担を軽減するために1回の撮影で広い範囲を診断できるように片持ち長さが増加しており、これにともなって接着接合部の引き剥がし力も増大している。さらには、耐荷重を向上させたいとの要望も強いことから、接着接合部が破壊されやすくなっている。
宮入裕夫監修、「構造接着の基礎と応用」、シーエムシー出版、2006年3月、p.147
本発明は、このような問題に対処し、接合強度に優れた片持ち部材およびそれを用いた放射線診断装置用天板を提供することをその課題とする。
上記課題を達成するための本発明は、下記(1)〜(5)のいずれかの構成を特徴とするものである。
(1)中空部材と、前記中空部材の固定端側の端部に挿入された固定部材とを有する片持ち部材であって、
前記中空部材の内表面と前記固定部材の外表面との間には、接着剤が介在しており、
前記固定部材は、自由端側の縁に関して、前記中空部材の載荷面側の内表面と接する固定部材の外表面の自由端側の縁該載荷面に対向する面側と接する固定部材の自由端側の縁よりも自由端側に位置することを特徴とする片持ち部材。
(2)前記中空部材が、繊維強化樹脂を含んでいることを特徴とする前記(1)に記載の片持ち部材。
(3)前記繊維強化樹脂が、炭素繊維を含んでいることを特徴とする前記(1)または(2)のいずれかに記載の片持ち部材。
(4)前記中空部材の固定部材非占有部分に、フォーム材が充填されていることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載の片持ち部材。
(5)前記(1)〜(4)のいずれかに記載の片持ち部材を用いたことを特徴とする放射線診断装置用天板。


本発明によれば、前記固定部材は、自由端側の縁に関して、前記中空部材の載荷面側が該載荷面に対向する面側よりも自由端側に位置するために、載荷時には、載荷面側の縁が支点の如く機能し、中空部材の載荷面と対向する面側の内表面を、これに接する固定部材の外表面に押し付けるように作用するので、接着接合部の引き剥がし力を小さくすることができ、接合強度を向上させることができる。
さらに、中空部材が炭素繊維などを用いた繊維強化樹脂を含んだり、固定部材非占有部分にフォーム材を充填したりすることで、載荷時のたわみ量を小さくすることができる。そのため、接着接合部の引き剥がし力をさらに小さくすることができ、接合強度を一層向上させることができる。
したがって、本発明による片持ち部材ならびに放射線診断装置用天板は、片持ち長さが増大したり荷重が増加したりしても、接合強度が高いため、好適に載荷することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の一形態を示す片持ち部材の概略図で、図1(a)は片持ち部材3の一部破断平面図、図1(b)は、片持ち部材3の長手方向に平行なA−A断面図、図1(c)は、片持ち部材3の長手方向に直交するB−B断面図である。図2は、図1(b)の円で囲んだ領域、すなわち、固定部材と固定部材非占有部分との境界9の拡大図である。
本発明の片持ち部材3は、中空部材2を有し、その中空部材2の固定端側には固定部材1が挿入されている。中空部材2と固定部材1との間には接着剤4が介在しており、両部材が接合されている。
ここで、固定部材1は、図2に示すように、中空部材2の載荷面2a側の内表面と接着剤4を介して接する、固定部材1の外表面の自由端側の縁5が、中空部材2の載荷面2aと対向する面2b側の内表面と接着剤4を介して接する、固定部材1の外表面の自由端側の縁6よりも、自由端側に位置するような形状となっている。
なお、載荷面2aとは、例えば、片持ち部材3が放射線診断装置用天板である場合、患者を載せる面のことをいう。また、これら縁5、6の関係は、片持ち部材3の長手方向の断面で判断し、該断面は、固定部材1の自由端側の端面の最上端および最下端が含まれるようにとるものとする。最上端および最下端とは、使用時における状態、すなわち鉛直方向に関する最上端および最下端をいう。
中空部材2の長手方向と直交する断面の形状は、片持ち部材3の使用目的に応じて決定され、図3〜6に示す形状が例示できる。すなわち、図3および4に示す矩形を基本とした形状や、片持ち部材3が放射線診断装置用天板の場合には、人体を安定状態に載せるために、図5および6に示すような載荷面2aを曲面状とした形状としてもよい。
中空部材2の自由端側の端面や固定端側の端面には、例えば図1に示すように、封止板7を装着してもよい。
また、図1(c)に示す固定部材1のB−B断面の形状は、図7に示すように、中空部材2の内表面に完全に沿った形状としてもよいし、図8に示すように、軽量化の観点から部分的に窪みを有するような形状としてもよい。図9に示すように、2つ以上に分割した形状としてもよい。
このような断面形状を有する固定部材1としては、それぞれ、図10〜14に示すようなものが例示できる。なお、図10〜14は、固定部材1を中空部材2の載荷面2aと対向する面2b側から見た斜視図である。
具体的に、図10は、固定部材1のB−B断面の形状が図3に示す中空部材2の内表面に沿った形状である場合、図11は、固定部材1のB−B断面の形状が図4に示す中空部材2の内表面に沿った形状である場合、図12は、固定部材1のB−B断面の形状が図7に示す形状である場合、図13は、固定部材1のB−B断面の形状が図8に示す形状である場合、図14は、固定部材1のB−B断面の形状が図9に示す形状である場合である。なお、図12〜14に示す形状の固定部材1は、図5に示す中空部材2の内表面に部分的に沿った形状である。
固定部材1の長手方向については、図15に示すように、固定部材1を長手方向に2つ以上に分割してもよい。その場合、本発明でいう自由端側の縁とは、2つ以上に分割された固定部材1のうち、最も自由端側に位置する部分に基づいて決定される。
固定部材1は、例えば、片持ち部材3を別の構造物にボルトを用いて取り付ける場合の、ボルト穴や座ぐりを有していてもよい。
固定部材1としては、例えば固定のためのボルト締付力に耐えうる材料を用いることが好ましく、アルミニウム合金やステンレス鋼などの金属や繊維強化樹脂を用いることができる。
一方、中空部材2は、軽量高剛性化の観点から繊維強化樹脂を含むことが好ましい。この繊維強化樹脂は、強化繊維とマトリクス樹脂とを含むものである。
強化繊維としては、炭素繊維、アラミド繊維、高強度ポリエチレン繊維、ガラス繊維、ボロン繊維等の少なくとも1種を用いることができるが、高剛性化および軽量化の観点から炭素繊維であるのが最も好ましい。
これらの強化繊維は、ストランドや、平織、朱子織、綾織等の織物の形態で用いられる。
マトリクス樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂や、ABS樹脂、ナイロン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリオフィレン樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることができる。これらのなかでも、炭素繊維との接着性に優れるエポキシ樹脂や、エポキシ樹脂およびビニルエステル樹脂の組み合わせが好ましい。
また、中空部材2と固定部材1との間に介在させる接着剤4としては、ユリア系接着剤、メラミン系接着剤、フェノール系接着剤、エポキシ系接着剤、ポリウレタン系接着剤等の熱硬化性樹脂系接着剤や、酢酸ビニル樹脂系接着剤、EVA樹脂系接着剤、アクリル樹脂系接着剤、α−オレフィン系接着剤等の熱可塑性樹脂系接着剤や、クロロプレンゴム系接着剤、ニトリルゴム系接着剤、SBR系接着剤、シリコーンゴム系接着剤、アクリルゴム系接着剤、ウレタンゴム系接着剤等の弾性体系接着剤を用いることができる。
そして、中空部材2の内部のうち、固定部材が存在していない部分、すなわち図1に示す固定部材非占有部分8には、載荷時に片持ち部材3の長手方向に直交する断面が潰れることを防止するために、フォーム材を充填してもよい。
フォーム材としては、ポリウレタンフォーム、ポリスチレンフォーム、ポリ塩化ビニルフォーム、アクリルフォーム、ポリメタクリルイミドフォーム、酢酸セルロースフォーム、エポキシフォーム、フェノールフォーム等のプラスチックフォームを用いることができる。
上述の片持ち部材3は、例えば次のようにして製造される。
まず、中空部材2については、断面が所定の形状である金属製の芯材に、強化繊維のプリプレグを巻き付け、もしくは貼り付けて、その外周面に所定の形状を有する外型を押し付けて加熱加圧したのち、芯材を抜き取ることによって製造することができる。
また、所定の成形隙間を有する成形金型を用いて、強化繊維に未硬化のマトリクス樹脂を含浸させて成形隙間に挿通するとともに、張力を与えながら引き抜くことにより加熱成形したのち、所定の長さに裁断することによって製造することもできる。
次に、固定部材1については、金属や繊維強化樹脂を所定の形状に機械加工したのちに、中空部材2の内表面と接する面に接着剤4を塗布して、中空部材2の固定端側へ挿入する。その後、ボルト締結する場合には座ぐり穴加工を施したり、ねじ締結する場合にはねじ穴加工を施したりして、片持ち部材3を製造することができる。
フォーム材については、中空部材2の固定部材非占有部分8に注入発泡すればよい。
また、フォーム材を充填する場合は、予め所定の形状にそれぞれ機械加工した固定部材1およびフォーム材を突き合わせ、外周に接着剤4を塗布し、強化繊維のプリプレグを貼り付け加熱加圧することによっても、片持ち部材3を製造することができる。
有限要素法を用いて本発明の効果を確認した。図18および19に有限要素モデルの概略断面図を示す。図18(a)および(b)は、以下に示す比較例1および実施例1の解析した片持ち部材の概略断面図であり、図19(a)および(b)は、比較例2および実施例2で解析した片持ち部材の概略断面図である。
いずれにおいても、片持ち部材3の全長は2400mm、幅は500mm、高さは45mmとした。
中空部材2の長手方向に直交する断面の形状は長方形とした。
固定部材1は、図10に示す形状のもので、全長は600mmとした。固定部材1の長手方向に直交する断面の形状は、中空部材2の内表面に沿った形状とした。
中空部材2は4節点4辺形要素、固定部材1と中空部材2の固定部材非占有部分8に充填したフォーム材12は8節点6面体要素、中空部材2と固定部材1の間の接着剤4は2節点梁要素を用いて要素分割した。2節点梁要素の個々の断面積は、それらの和が接着面積に等しくなるように定義した。
荷重については、片持ち部材3の自由端から長さ1600mm、幅500mmの範囲の載荷面2aに300kgを等分布負荷した。
拘束については、片持ち部材3の固定端側の端面の変位を拘束した。
中空部材2は炭素繊維強化樹脂(CFRP)層で構成した。なお、以降、載荷面2aを上面、載荷面と対向する面2bを下面とよぶ。
片持ち部材3の自由端側および固定端側の端面は、ABS樹脂製の封止板7を装着した。固定部材1にはアルミニウム合金を用いた。フォーム材12にはアクリルフォームを用いた。接着剤4にはエポキシ系接着剤を用いた。表1にそれらのヤング率を示す。
Figure 0004910806
なお、表1で、0°方向とは片持ち部材3の長手方向のこと、90°方向とは0°方向に直交する方向のことを表す。
中空部材2のCFRP層の厚みは2.0mmとした。また、ABS樹脂製の封止板7の厚みは2.0mmとした。接着剤4の厚みは0.1mmとした。
接着剤4に作用する引き剥がし力は次のようにして算出した。
中空部材2の下面と接する固定部材1の自由端側の縁6から固定端側に100mmの範囲11に存在する2節点梁要素の引張力の和を算出し、これを引き剥がし力とした。
(1)比較例1
従来の設計方法にしたがい、固定部材1の自由端側の形状を図18(a)に示すようにした。すなわち、角度θを135°として、中空部材2の上面の内表面と接する固定部材1の外表面の自由端側の縁5が、中空部材2の下面の内表面と接する固定部材1の外表面の自由端側の縁6よりも、固定端側に位置するような形状とした。なお、中空部材2の固定部材非占有部分8は中空のままとした。このとき、引き剥がし力は5.34kNとなった。
(2)実施例1
本発明を適用し固定部材1の自由端側の形状を図18(b)に示すようにした以外は比較例1と同様にした。すなわち、角度θを45°として、中空部材2の上面の内表面と接する固定部材1の外表面の自由端側の縁5が、中空部材2の下面の内表面と接する固定部材1の外表面の自由端側の縁6よりも、自由端側に位置するような形状とした。
この結果、引き剥がし力は3.48kNとなり、同じ荷重を負荷しても作用する引き剥がし力を比較例1に比べて約35%低減することができた。
(3)比較例2
図19(a)に示すように、中空部材2の固定部材非占有部分8にフォーム材12を充填した以外は、比較例1と同様にした。このとき、引き剥がし力は1.63kNとなった。
(4)実施例2
本発明を適用し固定部材1の自由端側の形状を図19(b)に示すようにした以外は、比較例2と同様にした。すなわち、角度θを45°として、中空部材2の上面の内表面と接する固定部材1の外表面の自由端側の縁5が、中空部材2の下面の内表面と接する固定部材1の外表面の自由端側の縁6よりも、自由端側に位置するような形状とした。
この結果、引き剥がし力は0.59kNとなり、同じ荷重を負荷しても作用する引き剥がし力を比較例2に比べて約64%も低減することができた。
以上の結果を表2にまとめる。
Figure 0004910806
本発明は、放射線診断装置用天板に限らず、液晶表示用ガラス基板や半導体基板の搬送装置用フォークや、液晶ガラス基板を収納する収納棚用支持棒などにも応用することができ、また、その応用範囲がこれらに限られることはない。
本発明の一実施形態を示す片持ち部材の概略図で、(a)は一部破断平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図である。 図1(b)における、固定部材と固定部材非占有部分との境界領域の拡大図である。 本発明における中空部材の長手方向に直交する断面の形状の一例である。 本発明における中空部材の長手方向に直交する断面の形状の一例である。 本発明における中空部材の長手方向に直交する断面の形状の一例である。 本発明における中空部材の長手方向に直交する断面の形状の一例である。 本発明における固定部材の長手方向に直交する断面の形状の一例である。 本発明における固定部材の長手方向に直交する断面の形状の一例である。 本発明における固定部材の長手方向に直交する断面の形状の一例である。 本発明における固定部材の一例を示す斜視図である。 本発明における固定部材の一例を示す斜視図である。 本発明における固定部材の一例を示す斜視図である。 本発明における固定部材の一例を示す斜視図である。 本発明における固定部材の一例を示す斜視図である。 本発明における固定部材の長手方向に平行な断面の形状の一例である。 従来の片持ち部材の一例を示すものであり、(a)は一部破断平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図である。 図16(b)における、固定部材と固定部材非占有部分との境界領域の拡大図である。 有限要素モデルの概略断面図を示すものであり、(a)は比較例1で解析した片持ち部材の概略断面図であり、(b)は実施例1で解析した片持ち部材の概略断面図である。 有限要素モデルの概略断面図を示すものであり、(a)は比較例2で解析した片持ち部材の概略断面図であり、(b)は実施例2で解析した片持ち部材の概略断面図である。
符号の説明
1 固定部材
2 中空部材
2a 載荷面
2b 載荷面に対向する面
3 片持ち部材
4 接着剤
5 中空部材の載荷面側の内表面と接着剤を介して接する、固定部材の外表面の自由端側の縁
6 中空部材の載荷面と対向する面側の内表面と接着剤を介して接する、固定部材の外表面の自由端側の縁
7 封止板
8 固定部材非占有部分
9 固定部材と固定部材非占有部分との境界領域
10 固定部材と固定部材非占有部分との境界領域
11 中空部材の載荷面と対向する面と接着剤を介して接する固定部材の、自由端側の縁から固定端側に100mmの範囲
12 フォーム材

Claims (5)

  1. 中空部材と、前記中空部材の固定端側の端部に挿入された固定部材とを有する片持ち部材であって、
    前記中空部材の内表面と前記固定部材の外表面との間には、接着剤が介在しており、
    前記固定部材は、自由端側の縁に関して、前記中空部材の載荷面側の内表面と接する固定部材の外表面の自由端側の縁該載荷面に対向する面側と接する固定部材の自由端側の縁よりも自由端側に位置することを特徴とする片持ち部材。
  2. 前記中空部材が、繊維強化樹脂を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の片持ち部材。
  3. 前記繊維強化樹脂が、炭素繊維を含んでいることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の片持ち部材。
  4. 前記中空部材の固定部材非占有部分に、フォーム材が充填されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の片持ち部材。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の片持ち部材を用いたことを特徴とする放射線診断装置用天板。
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