JP4909754B2 - 地名表記辞書作成方法および地名表記辞書作成装置 - Google Patents
地名表記辞書作成方法および地名表記辞書作成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4909754B2 JP4909754B2 JP2007024980A JP2007024980A JP4909754B2 JP 4909754 B2 JP4909754 B2 JP 4909754B2 JP 2007024980 A JP2007024980 A JP 2007024980A JP 2007024980 A JP2007024980 A JP 2007024980A JP 4909754 B2 JP4909754 B2 JP 4909754B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- place name
- notation
- name
- dictionary
- different
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Sorting Of Articles (AREA)
- Character Discrimination (AREA)
Description
(2) 文字識別:各文字パタンの字種(文字コード)の識別
(3) 文字列照合:予め記憶した読取り対象の文字列と文字識別結果を照合し文字列読取り結果を確定
(1)文字切り出しや(2)文字識別に関する技術として、例えば文献(Koga et al.、 Segmentation of Japanese Handwritten Characters Using Peripheral Feature Analysis International Conference for Pattern Recognition、 pp.1137-1141、 1998)等が知られている。
(1) 使用する文字の違いによる異表記、「文字型異表記」と呼ぶ。
「野々下」と「野の下」「野ノ下」等
(2) 単語の省略による異表記、「省略型異表記」と呼ぶ。
都道府県名を省略する異表記、「大字」「字」を省略する異表記等
(3) 付加的に文字列による異表記、「追加型異表記」と呼ぶ。
字(あざ)名などの本来住所の特定には不用である文字列が付加された異表記
「埼玉県川越市大字小ヶ谷」に対する「埼玉県川越市大字小ヶ谷字東関」等
(4) 通り名・通称による異表記、「別名型異表記」と呼ぶ。
京都などで多く見られ、まったく異なる単語により地名を表記する
「京都市下京区大政所町」に対して「京都市下京区烏丸仏光寺下る」等
例えば、「埼玉県川越市小ヶ谷」という地名を例にとると、 (1)(2)の文字型異表記、省略型異表記だけで
「埼玉県川越市小ヶ谷」
「埼玉県川越市小ケ谷」
「埼玉県川越市小が谷」
「埼玉県川越市大字小ヶ谷」
「埼玉県川越市大字小ケ谷」
「埼玉県川越市大字小が谷」
「川越市小ヶ谷」
「川越市小ケ谷」
「川越市小が谷」
「川越市大字小ヶ谷」
「川越市大字小ケ谷」
「川越市大字小が谷」
の12の表記が存在する。さらに「埼玉県川越市小ヶ谷東田」「埼玉県川越市小ヶ谷東関」「埼玉県川越市小ヶ谷西関」等、小字名が併せて用いられる(3)の追加型異表記を考慮に入れ、前述した12の異表記と組合せると、84通りの異表記が存在することになる。さらに、京都市等において顕著に見られる町名や通り名による(4)の別名型異表記を考慮すると、例えば京都市下京区の地名表記における異表記の数は数千から数万通りにものぼる。郵便区分機や住所読取りにおいては、最小でも一つ、あるいは複数の市区町村の住所、地名読取り処理の応用先によっては、最大で全国の住所を読取る必要があり、地名表記の総数は数万以上になる。読取り精度向上には、これら地名表記の異表記を追加し、辞書完備率を高めた地名表記辞書を作成することが必要である。
(a) 地名単語の定義における文字の異なりに関する異表記を追加するための、文脈自由文法による構文カテゴリの定義文と、文字列から構文カテゴリへの置換処理を起動するための条件からなる知識。これを「文字異なり補完型知識」と呼ぶ。
(b) 地名表記定義文における構文カテゴリの並びを条件として、構文カテゴリに対する置換、省略等、新たに追加する定義文の内容を記した項目からなる知識。これを「単語異なり補完型知識」と呼ぶ。
(a) ファイルに格納された「辞書ソースファイル」
(b) メモリ上に格納された「辞書テーブル」
(c) (1)と(2)の中間段階の「辞書バイナリファイル」
登録された地名表記の保守性、視認性を高めるために「辞書ソースファイル」の形態を取る。また文字列照合処理との親和性、処理速度の高速化を図るために、計算機上では「辞書テーブル」の形態を取る。さらに地名表記辞書を保存する際のディスクスペースを小さくするために「辞書バイナリファイル」の形態を取る。これらいずれの形態をとった場合でも、その情報量、つまり登録された地名表記は等しい。また文脈自由文法で書かれた辞書ソースファイルを計算機により翻訳し辞書バイナリファイル、もしくは辞書テーブルの形態に変換することは、文献(中田、 「コンパイラ」、 ISBN4-7828-5057-3)等に記述された手法を用いることにより可能である。
::= 置換。左辺の構文カテゴリを右辺の構文カテゴリまたは文字の配列で置換できることを意味する。
[ ] オプション。[ ]内の記述があってもなくてもよい事を意味する。
| 選択。右辺、左辺のいづれかを意味する。
( ) 結合。前後の変数より先に括弧内を評価する。
< > 構文カテゴリを表す変数名。
; 文の終わり。
begin 変数の有効範囲の始まり。
end 変数の有効範囲の終わり。
「地名表記」 → 「地名宣言」「町域ブロック群」
「地域ブロック群」 → 「地域ブロック群」「地域ブロック」
「地域ブロック群」 → 「地域ブロック」
「地名ブロック群」 → 「地名ブロック群」「地名ブロック」
「地名ブロック群」 → 「地名ブロック」
「地域ブロック」 → bigin 「地名宣言」「地名ブロック群」 end
「地域ブロック」 → bigin 「地名宣言」「地域ブロック群」 end
「地名ブロック」 → bigin ( 「数字列」 ) 「地名宣言」「地名
表記定義」 end
「地名宣言」 → 「地名宣言」「変数定義」
「地名宣言」 → NULL
「変数定義」 → 「町域変数名」 ::= 「変数式」 :
「変数式」 → 「変数式」 │ 「変数項」
「変数式」 → 「変数式」「変数項」
「変数式」 → 「変数項」
「変数項」 → [ 「変数式」 ]
「変数項」 → ( 「変数式」 )
「変数項」 → 「町域変数名」
「変数項」 → 「文字列」
「地名表記定義」 → < 「数字列」 > ::= 「変数式」 :
「町域変数名」 → <「英字」「文字列」 >
ここで非終端記号「数字列」「文字列」「英字」はそれぞれ、数字の並び、漢字・ひらがな・カタカナの並び、アルファベット一文字の終端記号を表す。また、これらの記号は、以下の順の優先順位で評価する。
(1) <W「文字列」>および<「数字」>で記述される構文カテゴリの各定義
(2) [ ]および( )のかっこ類.2重以上の入れ子でかっこ類を用いる場合に
は、内側のかっこを優先して評価.
(3)|
(4)::=
この他に、マクロ命令として、「#include < ファイル名 > 」を用意する。この文に対して、「ファイル名」で指定された文脈自由文法で記述された地名表記のファイルをマクロ展開する。これにより、文脈自由文法で記述された地名表記を複数に分割してもつことができる。例えば、住所の階層に対応してファイルを分割すれば、同一の文脈自由文法の定義文を書く必要がなく、管理が容易になる。また、「/*」と「*/」で囲まれた部分はコメントとして扱う。
(a)地名単語を構文カテゴリとして定義するファイル、地名単語定義ファイルと呼ぶ。
(b)地名表記を構文カテゴリにより定義するファイル、地名表記定義ファイルと呼ぶ。
(c)上記(a) (b)によって地名表記全体を定義するファイル、全表記定義ファイルと呼ぶ。
(d)地域に関係無く用いられる文字列を構文カテゴリとして定義したファイル、共通表記定義ファイルと呼ぶ。
の四種類に分割して、地名表記辞書を作成する。上記(d)のファイルは予め地名辞書作成処理における異表記を追加するための地名表記追加用知識105として事前に用意しておくファイルである。
(1)〜市
(2)〜市〜区
(3)〜区
(4)〜郡〜町
(5)〜町
(6)〜郡〜村
(7)〜村
上記の六つについて地名単語分割の処理の流れを図11を用いて述べる。ステップ1101において、最初にフィールド内の最後の文字をみることにより、(1)、(2)(3)、(4)(5)、(6)(7)の4つにグループに区別することができる。(1)についてはステップ1102にすすみ、そのまま文字列を地名単語とする。(2)(3)については、文字列中に「市」が含まれているかどうかで区別でき、後の2つのグループについては、文字列中に「郡」が含まれているかどうかで、それぞれ区別することができる。(2)、(4)、(6)の3グループについては、2つの単語に分割する。(2)については、「市」の前後で単語に分ける。(4)(6)についても同様に、「郡」を区切りとすべきであるが、フィールド中に「郡上郡八幡町」など「郡」が複数含まれる場合がある。このような場合にも(4)、(6)を正しく単語を分割するために、以下のような規則を設ける。
(1) 文字型異表記:地名単語における文字遣いの異なりなどの異表記
「之」「ノ」「の」、あるいは「ガ」「ヶ」「が」など
(2) 省略型地名表記:単語・構文カテゴリが省略される異表記
県名の省略は可能であるといった表記の異なり
(3) 追加型異表記:単語・構文カテゴリが追加される異表記
字名(あざ)を追加することができるという異表記
これらの異表記を追加するために、図17に示すような手順をとる。これを図13、図14の地名表記を例に述べる。知識による異表記追加処理の第一のステップ1701として、特定の文字列を既に定義し知識として持っている構文カテゴリに置換する。ここでの知識とは本実施例で用いる文脈自由文法による構文カテゴリの定義文の形式で記述されており、定義文の右辺の文字列が処理対象の地名単語定義ファイル中に存在する場合に、その文字列を左辺の構文カテゴリ名に置換する。
例えば、図18の行1801の「大字」という文字列は、町名・大字名を表す構文カテゴリの先頭に位置するため、これを「<V大字>」という定義済みの構文カテゴリに置換し、行1804のようにする。行1802、行1803の「ヶ」「の」という文字も地名単語の先頭、末尾ではなく、かつその両側が漢字となっているため、それぞれ「<Vヶ>」「<Vノ>」という定義済みの構文カテゴリに置換し、行1805、行1806のようにする。知識の形式については後で述べる。
以上が知識による異表記追加処理である。
(a)地名単語の定義における文字型異表記を追加するための、文脈自由文法による構文カテゴリの定義文と、文字列から構文カテゴリへの置換処理を起動するための条件からなる知識。
(b)省略型異表記、追加型異表記を生成するための、地名表記定義文における構文カテゴリの並びを条件として、構文カテゴリに対する置換、省略等、新たに追加する定義文の内容を記した項目からなる知識。
2.漢字で終わる形に地名単語定義ファイル中の構文カテゴリの定義文の左辺が、以下の条件、すなわち、定義ポインタフィールドが指す構文カテゴリ知識定義部中の定義文の右辺で表現される文字のうち、比較対象位置フィールドに書かれた1番目と2番目の、「ヶ」「ケ」」のいずれかが、文字列条件フィールドに示すように、漢字で始まり、途中に上記二文字を含むこと、を満たせば 地名単語定義ファイル中の構文カテゴリの定義文の右辺における上記文字を構文カテゴリ「<Vヶ>」で置換する。
C 地区群町村名の構文カテゴリ
O 郡名、市名の構文カテゴリ
W 区名、町村名の構文カテゴリ
T 町名・大字名の構文カテゴリ
V 字名、その他の構文カテゴリ
次に文字列条件フィールドに用いられる記号を記す。
K 文字列の条件を記述する際に任意の漢字を表す
H 文字列の条件を記述する際に任意の平仮名を表す
T 文字列の条件を記述する際に任意のカタカナを表す
( ) 上記文字の種類が書かれた範囲を明示的にするための記号
+ その前に書かれた文字の一回以上の繰り返し
* その前に書かれた文字のゼロ回以上の繰り返し
^ 文字列の先頭を表す
$ 文字列の末尾を表す
構文カテゴリ知識定義部、すなわち、地域に依存せずに使用される文字列に対する構文カテゴリを定義する定義文を収めるファイルには以下のような構文カテゴリを用意しておく。
<Vノ> ::= ノ|之|の;
<V々> ::= ノ|々|の;
<V壱> ::= 壱|一|1;
<V弐> ::= 弐|二|2;
<V参> ::= 参|三|3;
<V通> ::= 通[り];
<V大字> ::= 大字;
<V字> ::= 字;
<V入ル> ::= 入([[い]る]|[[イ]ル]);
<V上ル> ::= 上([[ガ]ル]|[[が]る]);
<V下ル> ::= 下([[ガ]ル]|[[が]る]);
異表記追加のための知識のうち(b)について述べる。具体的な例を図22に示す。この知識は四つのフィールドから成り、左から異表記追加対象となる地名表記の定義文における構文カテゴリの並び方を記したカテゴリ条件フィールド2201、カテゴリ条件部の条件を満たした定義文に対して加える変更の種類を記す変更処理指定フィールド2202、変更処理指定部での処理の対象となる構文カテゴリ数を表すカテゴリ数指定フィールド2203、追加処理の際に新しく追加される構文カテゴリの名前を示す追加カテゴリ指定フィールド2204となる。このように表現される知識の意味を規則2205を例に述べる。
カテゴリ条件フィールドでは、以下の文字、記号によって地名表記定義ファイルにおける構文カテゴリの並び方を記述する。
P 都道府県名の構文カテゴリ
C 地区群町村名の構文カテゴリ
O 郡名、市名の構文カテゴリ
W 区名、町村名の構文カテゴリ
T 町名・大字名の構文カテゴリ
V 字名、その他の構文カテゴリ
( ) 上記文字の種類が書かれた範囲を明示的にするための記号
+ その前に書かれた文字の一回以上の繰り返し
* その前に書かれた文字のゼロ回以上の繰り返し
^ 定義文における右辺の先頭を表す
$ 定義文における右辺の末尾を表す
. 任意の一文字を表す
! 次に続く構文カテゴリの否定
変更処理指定フィールドには以下のいずれかの処理を記述する。
SKIP カテゴリ条件部に記された構文カテゴリの省略を許す表記を追加する
REPLACE 表記の先頭から、カテゴリ数指定フィールドに記された数のカテゴリを追 加カテゴリフィールドに記されたカテゴリに置換した表記を追加する
郵便物にかかれた宛名を読取るために使用する地名表記辞書を作成するために、以下のような地名表記に関する異表記を追加するための知識として、以下のような知識を用意する。
都道府県名、市郡名に対する構文カテゴリは省略しても良い
都道府県名、市郡名、さらに区名、(郡につづく)町村名は省略しても良い
「市」に対しては「市内」という表記を追加する
「町」に対しては「町内」という表記を追加する
「村」に対しては「村内」という表記を追加する
「区」に対しては「区内」という表記を追加する
町名・大字名の先頭の「大字」は省略してもよい
字名の先頭の「字」は省略しても良い
以上が異表記追加のために用いる知識の表現形式である。
A ::= (B | C) D
という定義式を
A ::= BD | CD
と変形する。ステップ2504では、変形した地名表記辞書中の定義文に対して、追加定義文をその左辺をOR結合することにより統合する。これにより、
<4570012> ::= <C名古屋市南区><T笠寺><V本殿>;
という地名表記知識に
<4570012> ::= <V本殿>;
を結合し、
<4570012> ::= <C名古屋市南区><T笠寺><V本殿> |
<V本殿>;
という地名表記定義文が生成される。
A ::= BD | CD;
という定義式を
A ::= (B | C) D;
あるいは
A ::= BC | B;
という定義式を
A ::= B [C];
と変形する処理である。これにより、
<4570012> ::= <C名古屋市南区><T笠寺>[<V本殿>];
が得られる。
<4570012> ::= <V本殿>;
を後述する、図1における追加・修正異表記定義ファイル109に格納する。
異表記を削除する場合は、図26のような処理の流れと成る。
A ::= (B | C) D
という定義式を
A ::= BD | CD
と変形する。ステップ2604では、追加定義文の左辺と同じ要素を、変形した地名表記辞書中の定義文の左辺のOR結合された要素から削除することにより処理される。これにより、
<4570012> ::= <C名古屋市南区><T笠寺><V本殿> |
<V本殿>;
という地名表記知識から
<4570012> ::= <V本殿>;
を削除し、
<4570012> ::= <C名古屋市南区><T笠寺><V本殿>;
という地名表記定義文が生成される。
A ::= BD | CD;
という定義式を
A ::= (B | C) D;
あるいは
A ::= BC | B;
という定義式を
A ::= B [C];
と変形する処理である。
<4570012> ::= <V本殿>;
を後述する、図1における追加・修正異表記定義ファイル109に格納する。
#ADD# 追加
#DEL# 削除
の二種類である。
<4570012> ::= <C名古屋市南区><T笠寺><V本殿> |
<V本殿>;
という地名表記定義文が生成される。
<4570012> ::= <C名古屋市南区><T笠寺>[<V本殿>];
が得られる。
102 形式言語表現変換処理
103 地名表記を表現する文脈自由文法に則した形式で記述された地名照合用地名表記辞 書
104 知識による異表記追加処理
105 地名の表記法に関する規則を集めた地名表記追加用知識
106 状況依存異表記追加処理
107 人手等によるアドホックな形での異表記の追加・削除
108 追加・修正異表記出力処理
109 文脈自由文法の形式で出力される追加・修正異表記定義
110 地名表記リストに対して加えられる変更
111 事例による異表記追加処理
112 人手による新たな知識の追加等の編集作業
113 ネットワーク
114 郵便区分機
115 地名読取装置
116 メディア変換装置
117 地名表記メディア
201 都道府県コード
202 都道府県名
203 都道府県ふり仮名
301 都道府県コード
302 市区郡町村コード
303 市区郡町村名
304 市区郡町村名ふり仮名
401 都道府県コード
402 市区郡町村コード
403 町名・大字コード
404 町名・大字名
405 町名ふり仮名
406 町名・大字名に関する異表記数
407 町名・大字名に関する異表記
501 都道府県コード
502 市区郡町村コード
503 町名・大字コード
504 字コード
505 字名
506 字ふり仮名
507 字名に関する異表記数
508 字名に関する異表記
601 郵便番号
602 都道府県コード
603 市区郡町村コード
604 町名・大字コード
605 字コード
3001 地名表記辞書生成装置
3002 標準的地名表記リスト
3003 文脈自由文法で表現された地名表記辞書
3004 外部からのファイル入力を処理する入力用インタフェース
3005 各種ファイルを保存しておく外部記憶装置
3006 演算処理装置
3007 メモリ
3008 外部への結果出力を処理するネットワークインタフェース
3009 出力用インタフェース
3010 バス
3011 標準的地名表記リストファイル
3012 外部記憶装置中に格納されている地名表記辞書生成処理のためのプログラムファイ ル
3013 異表記追加用知識ファイル
3014 プログラム
3015 異表記追加用知識
3016 入力用インタフェースまたは外部記憶装置からメモリ上にロードされた標準的地名 表記
3017 地名表記辞書
3018 辞書ソースファイル形式から辞書バイナリ形式に変換する辞書形式変換装置
3019 ネットワーク
3020 郵便区分機。
Claims (2)
- 第一の地名を保持する地名表記リストを含む地名表記辞書から上記第一の地名を入力する入力インターフェイス手段と、
上記第一の地名の異表記を生成するための規則であって、少なくとも上記第一の地名を構成する文字列の並び方を上記第一の地名の異表記を生成する条件として含み、表記が異なる地名の異表記、文字が異なる地名の異表記、省略ができる地名の異表記、追加ができる地名の異表記の何れかを生成するための異表記生成規則に関する地名表記追加用知識を含む異表記辞書と、
前記入力インターフェイス手段に入力された上記第一の地名から、上記異表記辞書に含まれる上記異表記生成規則に関する地名表記追加用知識に基づいて、上記第一の地名と表記の異なる第二の地名を生成し、該第二の地名を出力インターフェイス手段に出力する異表記地名生成手段と、
を有する辞書作成装置。 - 請求項1に記載の辞書作成装置であって、
上記異表記地名生成手段は、更に、上記第一の地名を文脈自由文法に則した形式言語に変換する形式言語表現変換手段を含み、文脈自由文法に則した該形式言語に変換された第一の地名から、上記異表記辞書に含まれる上記異表記規則に関する地名表記追加用知識に基づいて、上記第二の地名を生成することを特徴とする辞書作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007024980A JP4909754B2 (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | 地名表記辞書作成方法および地名表記辞書作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007024980A JP4909754B2 (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | 地名表記辞書作成方法および地名表記辞書作成装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32211399A Division JP2001137788A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 地名表記辞書作成方法および地名表記辞書作成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007125556A JP2007125556A (ja) | 2007-05-24 |
JP4909754B2 true JP4909754B2 (ja) | 2012-04-04 |
Family
ID=38148655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007024980A Expired - Fee Related JP4909754B2 (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | 地名表記辞書作成方法および地名表記辞書作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4909754B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5028379B2 (ja) * | 2008-10-20 | 2012-09-19 | 株式会社日立製作所 | ペン型情報入出力システムおよび情報管理方法 |
CN111930869B (zh) * | 2020-08-11 | 2024-02-06 | 上海寻梦信息技术有限公司 | 地址纠偏方法、装置、电子设备以及存储介质 |
CN118467705A (zh) * | 2024-07-08 | 2024-08-09 | 中国测绘科学研究院 | 一种自然语言式地名查询方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3452774B2 (ja) * | 1997-10-16 | 2003-09-29 | 富士通株式会社 | 文字認識方法 |
JPH11179289A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-06 | Hitachi Ltd | 郵便物区分装置 |
JP3709305B2 (ja) * | 1999-07-01 | 2005-10-26 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 地名文字列照合方法、地名文字列照合装置、地名文字列認識装置及び郵便物区分システム |
-
2007
- 2007-02-05 JP JP2007024980A patent/JP4909754B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007125556A (ja) | 2007-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4404211B2 (ja) | マルチリンガル翻訳メモリ、翻訳方法および翻訳プログラム | |
CN102298582B (zh) | 数据搜索和匹配方法和系统 | |
US5983171A (en) | Auto-index method for electronic document files and recording medium utilizing a word/phrase analytical program | |
JP4330285B2 (ja) | 機械翻訳用辞書登録装置、機械翻訳用辞書登録方法、機械翻訳装置、機械翻訳方法及び記録媒体 | |
CN109344230B (zh) | 代码库文件生成、代码搜索、联结、优化以及移植方法 | |
KR20080086456A (ko) | 찾기 및 교체 입력의 파생어를 레버리징하는 찾기 및 교체기능을 갖춘 텍스트 편집 방법 및 시스템 | |
CN112307719B (zh) | 一种基于n叉树的字符串表达式计算方法 | |
JP2002117027A (ja) | 感情情報抽出方法および感情情報抽出プログラムの記録媒体 | |
US6912516B1 (en) | Place name expressing dictionary generating method and its apparatus | |
JP4909754B2 (ja) | 地名表記辞書作成方法および地名表記辞書作成装置 | |
JP5273884B1 (ja) | 構造解析装置及びプログラム | |
KR100692327B1 (ko) | 지명 표현 방법, 지명 문자열 인식 방법 및 장치 | |
CN104641367B (zh) | 用于格式化电子字符序列的格式化模块、系统和方法 | |
CN116360794A (zh) | 数据库语言解析方法、装置、计算机设备及存储介质 | |
JP2660481B2 (ja) | 項目抽出方法及び装置 | |
CN113609821B (zh) | 一种正则表达式转换方法、装置、设备及存储介质 | |
JP2006344053A (ja) | 特許明細書作成支援プログラム | |
CN113361288B (zh) | 基于字组的自动化外语地名汉字译写方法 | |
JP2004295908A (ja) | 地名表現方法、地名文字列認識方法及び装置 | |
Greenfield et al. | Open source natural language processing | |
CN117008948A (zh) | 一种嵌入式开发过程中的资源分布统计方法 | |
JP4111941B2 (ja) | 字句をデータに変換する装置、方法及びプログラム | |
JP2006134154A (ja) | 住所解析装置、住所解析方法及び住所解析プログラム | |
JP6476638B2 (ja) | 固有用語候補抽出装置、固有用語候補抽出方法、及び固有用語候補抽出プログラム | |
JP2007095027A (ja) | ソフトウエア開発方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070215 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100601 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100729 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110722 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110722 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20110812 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111018 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111220 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120116 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |