JP4908890B2 - 電子機器に搭載された指紋センサ - Google Patents

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本発明は、電子機器に搭載された指紋センサに関する。
携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の電子機器における指紋認証として静電容量式の指紋センサがある(特許文献1)。電子機器に搭載された静電容量式の指紋センサは、電子機器表面上のセンサ枠によって画定されたセンサ領域を有しており、そのセンサ領域に設けられたセンサ膜の下に、数万個の電極がアレイ状に配置されている。そして、指紋センサでは、センサ膜表面にユーザの指が触れることにより、指紋形状によって変わる指表面と電極との距離に応じた静電容量に電荷が溜まり、この静電容量と充電電荷に応じた電圧が電極に発生する。指紋センサが搭載された電子機器は、このように発生した電圧に基づいて指紋のイメージ画像を形成して指紋認証を行う。
特開2005−242648号公報
指紋センサでは、アレイ状に配置された電極に発生する電圧を、基準となる電位(グラウンド電位)に対する電位差として検出する。しかしながら、指紋センサが搭載された電子機器のグラウンドにノイズが重畳されると、前述したような電位差にもノイズが重畳されてしまう(例えば、指紋センサが搭載された携帯電話をPCにUSB接続するとグラウンドラインにノイズが重畳されることがある)。このようにノイズが重畳されてしまうと、指紋のイメージ画像が乱れ、指紋認証ができなくなる。したがって、指紋センサにノイズが重畳されても指紋認証が可能な指紋センサが望まれる。
本発明は、センサ枠によって画定されたセンサ領域を有し、センサ領域内のセンサ膜表面に指を触れることにより指紋形状に対応した容量変化をセンサ内に設けられた個別の電極に伝える電子機器に搭載された指紋センサにおいて、前記電子機器は、自らとは別の機器にケーブルを介して接続され、さらに、前記電子機器は、当該ケーブルを介してノイズが重畳されるグラウンドを有し、前記センサ枠は導電材から成り前記グラウンドに接続されていることを特徴とする。
また、本発明は、指紋センサの個別の電極の出力と前記電子機器の基準電位出力とは差動アンプの両入力端子にそれぞれ接続され、両出力の差分値から指紋画像が形成されることが望ましい。
本発明によれば、指紋センサにノイズが重畳されても指紋の検出が可能な指紋センサを実現することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。図1に本発明の実施形態に係る指紋センサ及び指紋センサが搭載された携帯電話機を示す。図1の(a)に示すように、指紋センサ10が搭載された携帯電話機1は、USBケーブル5を介して、PC3に接続されている。後述するように、PC3で発生したノイズは、USBケーブル5を介して、携帯電話機1のグラウンドラインに重畳される。
図1の(b)は、ユーザの指7と携帯電話機1に搭載された指紋センサ10を示す。図1(b)に示すように、指紋センサ10は、センサ枠10−1によって画定されたセンサ領域を有しており、このセンサ領域内にセンサ膜10−2が設けられている。このセンサ枠10−1は導電材により構成され、携帯電話機1のグラウンドラインに接続されている(これについては後述する)。また、センサ膜10−2の下には、数万個の電極がアレイ状に配置されている。
後述するように、携帯電話1は、指紋センサ10のセンサ膜10−2の表面にユーザの指7が触れることによりアレイ状に配置された電極に発生する電圧を検出して指紋のイメージ画像を形成し指紋認証を行う。また、アレイ状に配置された電極に発生した電圧は、基準となる電位(グラウンド電位)に対する電位差として検出される。
図2に、指紋センサ10が搭載された携帯電話機1の構成を示す。携帯電話機1は、前述したように、センサ膜10−2の下にアレイ状に配置された電極10−3を備えている(なお図2では省略のため1つのみ記載する)。この電極10−3の上のセンサ膜10−2にユーザの指7が触れることにより、電極10−3に電圧が発生する。
差動アンプ20は、前述したアレイ状に配置された電極10−3毎に設けられ、その両入力端子に、前述した電極10−3に発生した電圧と、グラウンドライン40の基準電圧と、が印加される(なお、差動アンプ20についても同様に、図2では省略のため1つのみ記載する)。この差動アンプ20は、両入力端子に印加された電圧の差分に応じた電圧を出力する。
指紋検出部30は、前述した電極10−3毎に設けられた差動アンプ20からの入力に応じて、ユーザの指7の指紋のイメージ画像を形成する。このように形成されたイメージ画像は予め用意されたイメージ画像と照合され指紋認証が行われる。
また、携帯電話機1のグラウンドライン40は、USBケーブル5を介して、PC3に接続されている。携帯電話機1とPC3とは、このUSBケーブル5を介して情報のやり取りを行う。また、前述したように、PC3で発生したノイズは、USBケーブル5を介して、携帯電話機1のグラウンドに重畳される。
以下、図1及び2を用いて動作について説明する。携帯電話機1は、その使用の前に、ユーザの指紋認証をするために、指7を指紋センサ10に触れるよう促すための画面表示をする。画面表示に促されたユーザは指紋センサ10に触れる。また、ユーザの指7は、センサ膜10−2と共にセンサ枠10−1に触れる。ユーザの指7がセンサ膜10−2に触れると、ユーザの指7とアレイ状に配置された電極10−3との間には指7の指紋形状(指紋の凹凸形状)に応じた距離で隙間が発生する。
このように発生した隙間は、ユーザの指7を導電体とみなすと、静電容量10−4とみなすことができる。そして、このような静電容量10−4に電荷が充電されると、静電容量10−4には、その容量に応じた電圧が充電され電極10−3に電圧が発生する。このように電極10−3に発生した電圧は、差動アンプ20の一方の入力端子に印加される。
差動アンプ20は、電極10−3で発生した電圧と、グラウンドライン40の基準電圧と、の差分に応じた電圧を出力する。このとき、PC3で発生したノイズは、USBケーブル5を介して、携帯電話機1のグラウンドライン40に重畳される。前述したように、センサ枠10−1は導電材で構成され、さらに、グラウンドライン40に接続されている。このため、PC3で発生したノイズは、電極10−3にも重畳される。
したがって、差動アンプ20は、電極10−3で発生した電圧にPC3のノイズが重畳された電圧と、グラウンドライン40に重畳されたPC3のノイズと、の差分に応じた電圧を出力する。これにより、差動アンプ20からはノイズが重畳されていない(又はその影響が軽減された)電圧が指紋検出部30に出力される。
指紋検出部30は、前述した電極10−3毎に設けられた差動アンプ20からの入力に応じて、ユーザの指7の指紋のイメージ画像を形成する。前述したように、差動アンプ20から出力された電圧にはPC3で発生したノイズが重畳されていない(又は軽減されている)ため、指紋検出部30は、指紋のイメージ画像をノイズの影響を受けることなく(又は受けてもその影響が少なく)形成することができる。したがって、本実施形態に係る指紋センサは、指紋センサにノイズが重畳されても指紋の検出をすることができる。
なお、前述したセンサ枠10−1は、電極10−3に対して比較的近い位置に配置されていることが望ましい。これにより、差動アンプ20の両入力端子に印加されるノイズの振幅及び位相のずれを軽減することができ、より効果的に、ノイズの影響を減らすことができる。センサ枠10−1と電極10−3との距離や形状は、実際の回路等を用い実験などによって最適化するのが望ましい。
また、指紋センサ10は、ユーザの指7の指紋検出をして指紋認証をする他に、指紋センサ10に触れた指7の動きを検知して携帯電話機1の画面操作に用いられるポインティングデバイスとして用いてもよい。これにより、携帯電話機1のグラウンドライン40にPC3で発生したノイズが重畳されたとしても、ノイズによる携帯電話機1の誤操作を防止することができる。
さらに、本実施形態に係る指紋センサは、PC3により発生したノイズの影響を軽減だけではなく、携帯電話機内部の他の電子部品によって発生しグラウンドラインに重畳されたノイズの影響をも軽減できることは言うまでもない。また、このような指紋センサは、携帯電話機以外の他の電子機器に搭載されてもよいことは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る指紋センサ及び指紋センサが搭載された携帯電話機を示す図である。 本発明の実施形態に係る指紋センサが搭載された携帯電話機の構成を示す図である。
符号の説明
1 携帯電話機、3 PC、5 USBケーブル、7 指、10 指紋センサ、10−1 センサ枠、10−2 センサ膜、10−3 電極、10−4 静電容量、20 差動アンプ、30 指紋検出部、40 グラウンドライン。

Claims (2)

  1. センサ枠によって画定されたセンサ領域を有し、
    センサ領域内のセンサ膜表面に指を触れることにより指紋形状に対応した容量変化をセンサ内に設けられた個別の電極に伝える電子機器に搭載された指紋センサにおいて、
    前記電子機器は、自らとは別の機器にケーブルを介して接続され、さらに、前記電子機器は、当該ケーブルを介してノイズが重畳されるグラウンドを有し、
    前記センサ枠は導電材から成り前記グラウンドに接続されていることを特徴とする指紋センサ。
  2. 請求項1に記載の指紋センサにおいて、
    指紋センサの個別の電極の出力と前記電子機器の基準電位出力とは差動アンプの両入力端子にそれぞれ接続され、両出力の差分値から指紋画像が形成されることを特徴とする指紋センサ。
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