JP4905229B2 - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理用プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及び画像処理用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及び画像処理用プログラムに係り、特にカラー画像を得るために画像処理をする画像処理装置、この画像処理装置に適用される画像処理方法及び画像処理用プログラムに関する。
画像の撮影をする場合の露光量は、撮影された画像の品質を決定する重要な要素である。不適切な露光量を設定して撮影した場合、人間の目であれば視認できるにも関わらず、画像上では黒く潰れて撮影の対象を判別することができない場合がある。また、反対に反射光が画像上で白く撮像され、いわゆる白とびが発生するおそれがある。このような場合にも、撮影の対象を判別することができないことがある。
このような課題を解決し、かつ、高い画質の画像を生成する従来技術として、露光量が異なる複数の画像の明るさが適正な画像を切り出して合成し、一枚の画像を構成することが考えられる。ただし、画像の合成では、合成される画像の輝度レベルが異なるため、合成によって得られた画像における合成の境目に擬似輪郭と呼ばれる像が出現することが問題となっていた。
擬似輪郭の発生を防ぐ従来技術として、例えば、特許文献1、特許文献2が挙げられる。特許文献1は、露光量の異なる複数の画像を合成するにあたり、複数の画像においてそれぞれ明るさが適正な(潰れていない)画像の輝度レベルを一致させて複数の画像の輝度のレベルを一致させている。
また、特許文献2の発明は、色分離をする以前に複数の画像の輝度を合成することによって画像合成に使用される回路の規模を小型化するものである。
特開平7−131718号公報 特開2000−78594号公報
しかしながら、画像合成には、擬似輪郭の問題の他、画像の彩度を適正に再現できないという問題がある。特許文献1、特許文献2は、いずれも輝度レベルを調整することによって画像の白とびや潰れに対応するものであって、画像の彩度低下を解消することはできない。
図9(a)、(b)は、合成画像において彩度が低下することを説明するための図である。図9(a)、(b)は、いずれもオレンジ色の画像データを構成する色成分R,G,Bの各画像データについて、縦軸に輝度信号のレベルを示している。輝度信号のレベルの最大値は、255である。また、(a)、(b)に示した画像データは、互いに露光量が異なっていて、(a)に示した画像データは、(b)に示した画像データよりも短い時間で露光された画像の画像データである。
(a)に示した画像データでは、R,G,Bの各画像データうちB成分の画像データの値が255の10%程度である。このような場合、ノイズ等がB成分の画像データの値に大きく影響し、充分な信頼性を得ることができない。一方、(b)に示した画像データでは、R,G,Bの各画像データうちR,G成分の画像データの値が最大値を超えて飽和している。このため、(b)に示した画像データの色相も適正であるか否かについて充分な信頼性を得ることができない。
したがって、従来技術では、図9(a)、(b)に示した露光量の異なる画像データをどのように切替えたとしても、画像の色相を適正に再現する合成画像を生成することはできない。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、色相が適正な画像を生成することができる画像処理装置、画像処理方法及び画像処理用プログラムを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明の画像処理装置は、異なる露光量で撮影された複数の画像の画像データを合成し、合成画像データを生成する画像処理装置であって、異なる露光量で撮影された画像の画像データを取得する画像データ取得手段と、前記画像データ取得手段によって取得された画像データが複数の色成分の画像データで構成され、前記画像データ取得手段によって取得された露光量の異なる画像データの信頼性を、前記画像データを構成する複数の色成分の画像データごとに評価する信頼性評価手段と、前記信頼性評価手段による評価の結果得られた信頼性に基づいて、露光量の異なる前記複数の画像の画像データのいずれかから、各色成分の画像データを選択する色選択手段と、前記画像データのうちの前記色選択手段によって選択された各色成分の画像データを合成して前記合成画像データを生成する合成手段と、を備えることを特徴とする。
このような発明によれば、異なる露光量で撮影された画像の画像データであって、かつ複数の色成分で構成される画像データの信頼性を、色成分ごとに評価することができる。また、評価された信頼性に基づいて、露光量の異なる複数の画像の画像データのいずれかから、各色成分の画像データを選択し、選択された各色成分の画像データを合成して合成画像データを生成することができる。このため、画像データの各色成分について適正であると考えられる輝度信号レベルを採用して合成画像データを生成することができる。このような本発明は、適正な色相の合成画像データを生成することが可能な画像処理装置を提供することができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記色選択手段が、前記信頼性評価手段による評価の結果得られた信頼性に基づいて、露光量が異なる複数の画像データの各々から、同一の色成分の画像データを選択し、前記色選択手段によって選択された同一の色成分の複数の画像データの混合割合を決定する混合割合決定手段をさらに備え、前記合成手段が、前記混合割合決定手段によって決定された混合割合にしたがって同一の色成分の複数の画像データを合成することを特徴とする。
このような発明によれば、光量が異なる複数の画像データから各々同一の色成分の画像データを選択し、信頼性に基づく混合割合で合成することによってこの色成分の合成画像データを生成することができる。このため、信号のノイズによって充分な信頼性を得られない色成分の画像データを採用するよりも、ノイズの影響を受け難い画像処理装置を提供することができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記画像データ取得手段によって取得された各色成分の画像データを正規化する正規化手段をさらに備え、前記合成手段は、前記正規化手段によって正規化された画像データを合成することを特徴とする。
このような発明によれば、露光量の異なる各画像データの合成画像データに対する影響を均等にすることができるので、より適正な色相の合成画像データを生成することができる。
また、本発明の画像処理方法は、異なる露光量で撮影された複数の画像の画像データを合成し、合成画像データを生成する画像処理方法であって、異なる露光量で撮影された画像の画像データを取得する画像データ取得ステップと、前記画像データ取得ステップにおいて取得された画像データが複数の色成分の画像データで構成され、前記画像データ取得ステップにおいて取得された露光量の異なる画像データの信頼性を、前記画像データを構成する複数の色成分の画像データごとに評価する信頼性評価ステップと、前記信頼性評価ステップにおける評価の結果得られた信頼性に基づいて、露光量の異なる前記複数の画像の画像データのいずれかから、各色成分の画像データを選択する色選択ステップと、前記画像データのうちの前記色選択ステップにおいて選択された各色成分の画像データを合成して前記合成画像データを生成する合成ステップと、を含むことを特徴とする。
このような発明によれば、異なる露光量で撮影された画像の画像データであって、かつ複数の色成分で構成される画像データの信頼性を、色成分ごとに評価することができる。また、評価された信頼性に基づいて、露光量の異なる複数の画像の画像データのいずれかから、各色成分の画像データを選択し、選択された各色成分の画像データを合成して合成画像データを生成することができる。このため、画像データの各色成分について適正であると考えられる輝度信号レベルを採用して合成画像データを生成することができる。このような本発明は、適正な色相の合成画像データを生成することが可能な画像処理方法を提供することができる。
また、本発明の画像処理用プログラムは、異なる露光量で撮影された複数の画像の画像データを合成し、合成画像データを生成する画像処理をコンピュータに実行させるための画像処理用プログラムであって、コンピュータに、異なる露光量で撮影された画像の画像データを取得する画像データ取得機能と、前記画像データ取得機能によって取得された画像データが複数の色成分の画像データで構成され、前記画像データ取得機能によって取得された露光量の異なる画像データの信頼性を、前記画像データを構成する複数の色成分の画像データごとに評価する信頼性評価機能と、前記信頼性評価機能による評価の結果得られた信頼性に基づいて、露光量の異なる前記複数の画像の画像データのいずれかから、各色成分の画像データを選択する色選択機能と、前記画像データのうちの前記色選択機能によって選択された各色成分の画像データを合成して前記合成画像データを生成する合成機能と、を実現させることを特徴とする。
このような発明によれば、異なる露光量で撮影された画像の画像データであって、かつ複数の色成分で構成される画像データの信頼性を、色成分ごとに評価することができる。また、評価された信頼性に基づいて、露光量の異なる複数の画像の画像データのいずれかから、各色成分の画像データを選択し、選択された各色成分の画像データを合成して合成画像データを生成することができる。このため、画像データの各色成分について適正であると考えられる輝度信号レベルを採用して合成画像データを生成することができる。このような本発明は、適正な色相の合成画像データを生成することが可能な画像処理用プログラムを提供することができる。
以下、図を参照して本発明の画像処理装置、画像処理方法及び画像処理用プログラムに係る実施形態1、実施形態2を説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1の画像処理装置の構成を説明するための図である。図示した画像処理装置は、異なる露光量で撮影された複数の画像の画像データを合成し、合成画像データを生成する画像処理装置である。そして、異なる露光量で画像を撮影し、撮影された画像の画像データを取得するCCD(Charge Coupled Device)カメラ101を備えている。CCDカメラ101によって取得された画像データは複数の色成分の画像データで構成されている。実施形態1では、画像データがR,G,Bの3色の色成分で構成され、画像データは色成分ごとに取得されている。
また、実施形態1の画像処理装置は、露光量の異なる画像データの信頼性を、画像データを構成する複数の色成分の画像データごとに評価する信号信頼度評価部105、露光量の異なる前記複数の画像の画像データのいずれかから、各色成分の画像データを選択し、選択された各色成分の画像データを合成して合成画像データを生成する画像合成部106を備えている。
実施形態1の画像処理装置は、R,G,Bの各画像データを各々蓄積するメモリ103a、103b、103cを備えている。CCDカメラ101によって取得されたR,G,Bの画像データは、スイッチ(SW)102によって色成分ごとにメモリ103a〜103cのいずれかに振り分けられて蓄積される。また、画像処理装置は、蓄積された画像データの各々を読み出して正規化する正規化部104、画像合成部106によって合成された結果生成される合成画像データを表示するディスプレイ等の表示部107、保存する画像保存部108を備えている。
信号信頼度評価部105は、正規化部104によって正規化される以前の画像データの信頼性を評価する。また、画像合成部106は、正規化された後の画像データを合成する。
以上の構成において、CCDカメラ101は画像データ取得手段、信号信頼度評価部105は信頼性評価部、画像合成部106は色選択手段及び合成手段として機能する。また、正規化部104は、実施形態1の正規化手段として機能する。
以下、図1に示した各構成についてより詳細に説明する。
CCDカメラ101は、同一の撮影対象を異なる露光量で撮影して得られる複数の画像データを生成する。実施形態1では、露光時間を変更することによって異なる露光量の画像データA、B、Cを生成するものとした。画像データAの露光時間T1、画像データBの露光時間T2、画像データCの露光時間T3は、
T1<T2<T3の関係にあって、
T1:T2:T3=2:3:6とする。
CCDカメラ101は、同一の撮影対象を異なる露光量で撮影して画像データA、B、Cを生成する。CCDカメラ101は、受光したアナログ信号を電気信号に変換して出力する光電変換素子(CCD)を含む撮像手段である。
また、実施形態1では、CCDカメラ101が出力する輝度信号レベルを画素値、画素値と、この画素値を有する画像における画素の座標とを対応付けたデータを画像データというものとする。すなわち、画像データは、画素の座標と輝度信号のレベルとによって規定されるデータである。
ここで、図2を用い、CCDカメラ101が同一の撮影対象を異なる露光時間で撮影する構成について説明する。
図2は、CCDカメラ101に搭載されるCCD201aを含むセンサセルアレイ201を示した図である。センサセルアレイ201の露光領域には、CCD201aに蓄積された電荷を読み出す3つの読み出しラインL1、L2、L3が設けられている。CCD201aは、図中に示したスキャン方向に繰り返しスキャンされて蓄積された電荷が読み出される。
読み出しラインL1は、最も多くのCCDに蓄積された電荷を読み出すと共にリセットする読み出しラインである。リセットを伴う読み出しは、破壊読出しとも呼ばれている。読み出しラインL1によって読み出された電荷のデータは、図示しないAFE(Analog Front End)を介してA/D変換部に入力されてデジタルデータ(画像データ)となる。読み出しラインL1によって読み出された電荷のデータに基づく画像データは、実施形態1で最も露光時間が長い画像データCとなる。
また、読み出しラインL2によって読み出された画像データは、実施形態1の標準露光時間の画像データBとなる。読み出しラインL3は、最も少ないCCDに蓄積された電荷を読み出す読み出しラインである。読み出しラインL3によって読み出された画像データは、実施形態1で最も露光時間が短い画像データAとなる。読み出しラインL2、L3による読み出しは、いずれもリセットを伴わない非破壊読み出しである。
1回の露光期間において、読み出しラインL1による電荷の読み出し及びリセットと読み出しラインL2、L3による非破壊読み出しは、それぞれ独立に実行される。
このような読み出しタイミングの制御は、電子シャッタ機能によって実現される。ただし、実施形態1は、このような構成に限定されるものでなく、CCDカメラ101の絞りを制御して露光量を変更するものであってもよい。
実施形態1では、正規化された画像データA、B、Cの輝度信号レベルをそれぞれA_NT3(x,y,R)、B_NT3(x,y,R)、C_NT3(x,y,R)とし、正規化される以前の画像データA、B、Cの輝度信号レベルをそれぞれA_T1(x,y,R)、B_T2(x,y,R)、C_T3(x,y,R)とする。A_NT3(x,y,R)、B_NT3(x,y,R)、C_NT3(x,y,R)、A_T1(x,y,R)、B_T2(x,y,R)、C_T3(x,y,R)は、いずれもR,G,BのうちのRの画像データを示していている。なお、変数x、yは、その輝度信号レベルを持つ画素の座標を示している。A_NT3(x,y,R)、B_NT3(x,y,R)、C_NT3(x,y,R)、A_T1(x,y,R)、B_T2(x,y,R)、C_T3(x,y,R)の関係は、以下の式で表される。
A_NT3(x,y,R)=A_T1(x,y,R)×(T3/T1)
B_NT3(x,y,R)=B_T2(x,y,R)×(T3/T2)
C_NT3(x,y,R)=C_T3(x,y,R)
なお、上記した式は、画像データA、B、CのR成分について記しているが、G成分、B成分についても同様に成立する。
図3、図4、図5は、実施形態1の信号信頼度評価部105によって行われる画像データの輝度信号レベルの信頼度を評価する方法について説明するための図である。図3(a)、(b)、(c)は、いずれも同一の撮影対象をCCDカメラ101によって撮影した画像データの、オレンジ色を構成するR,G,Bの各色成分の画像データを示している。(a)は最も短い露光時間T1で撮影された画像の画像データA、(b)は露光時間T2で撮影された画像の画像データB、(c)は最も長い露光時間T3で撮影された画像の画像データCのものである。縦軸は画像データの輝度信号レベルを示している。また、横軸には画像データの各色成分を並列に示している。
実施形態1では、信号のS/N比が大きいことから、より大きい輝度信号レベルに、より高い信頼性を付与するものとした。ただし、信号レベルが高すぎて最大値255以上に達している(飽和している)場合には正確な輝度信号レベルが得られない。このことから、実施形態1では、255よりもやや低い輝度信号レベル(例えば224)に信頼度の最高値を付与するものとした。
このような信頼度の付与は、予め設定されている式に輝度信号レベルを代入する、あるいはLUT(Look Up Table)を参照することによって実現できる。以下に、画像データA_T1(x,y,R)の輝度信号レベルが224以上である場合の信頼度E_T1(x,y,R)を算出するための式を例示する。
if A_T1(x,y,R)>224
then E_T1(x,y,R)=(255−A_T1(x,y,R))/31
else E_T1(x,y,R)=A_T1(x,y,R))/224
なお、上記した式は、画像データA、B、CのR成分について記しているが、G成分、B成分についても同様に成立する。
式中の数字「31」は、信頼度の最高値を得る輝度信号レベル224と輝度信号レベルの最大値255の差分である。輝度信号レベル224と輝度信号レベルの最大値255の差分によって255と輝度信号レベル224と輝度の輝度信号レベルとの差分を除算することにより、画像データA_T1(x,y,R)の輝度信号レベルが飽和値に近くなると、信頼度が低下するように設定することが可能になる。
また、上記した信頼度評価の式は、このような形に限定されるものでなく、ノイズや出力特性を考慮した輝度信号レベルの信頼度の指標となるものであればどのような形式のものであってもよい。また、式に限定されるものでなく、予め定められたLUT等を使って信頼度を評価するものであってもよい。
以上の式によって図3(a)〜(c)に示された輝度信号レベルを評価すると、R,G,BのうちのR成分については、(a)に示した画像データAのR成分R1が、画像データB、CのR成分R2、R3よりも高い信頼性を得る。また、G成分については、(b)に示した画像データBのG成分G2が、画像データA、CのG成分G1、G3よりも高い信頼性を得る。さらに、B成分については、(c)に示した画像データCのB成分B3が、画像データA、BのG成分B1、B2よりも高い信頼性を得ることになる。
実施形態1では、信号信頼度評価部105が、以上述べた信頼性の評価を実行し、信頼性を画像合成部106に出力する。画像合成部106は、R,G,Bの各画像データについて、画像データA、B、Cのうちの信頼性が最も高い画像データを選択する。そして、選択された画像データを合成し、オレンジ色を表示する合成画像データを生成する。
また、実施形態1では、正規化部104が、以上述べた信頼性の評価と並行して画像データA、B、Cの輝度信号レベルを正規化する。図4は、正規化された輝度信号レベルを説明するための図である。画像合成部106は、図4(a)〜(c)に示した画像データのR1、G2、B3成分を合成してオレンジ色の合成画像データを生成する。合成画像データを図5に示す。
図6は、以上述べた実施形態1の画像処理装置で行われる画像処理方法及び画像処理用プログラムを説明するためのフローチャートである。実施形態1の画像処理装置は、図1に示した正規化部104、信号信頼度評価部105、画像合成部106が各々コンピュータによって実現される機能である。図示したフローチャートは、コンピュータに、各構成の機能を実行させるためのプログラムのものである。
CCDカメラ101は、露光時間が異なる3つの画像データA、B、Cを取得していて、各画像データはメモリ103a、103b、103に蓄積されている。正規化部104は、蓄積されている画像データの各々を正規化する(S601)。
信号信頼度評価部105は、正規化と並行し、先ず画像データA、B、CのうちR成分の信頼性を評価する(S602)。次に、G成分、B成分についても信頼性を評価したか否か判断する(S603)。信頼性評価の処理がなされていない画像データがある場合(S603:No)、信頼性の評価をし、R,G,Bのすべてについて信頼性を評価する(S603:Yes)。
次に、画像合成部106は、信号信頼度評価部105による評価により、最も高い信頼性を得た画像データを、R,G,Bの各成分について選択する(S604)。そして、選択された画像データであって、正規化された画像データを合成する(S605)。
以上述べた実施形態1によれば、信号信頼度評価部105が、異なる露光量で撮影された画像の画像データの信頼性を色成分ごとに評価することができる。また、画像合成部106は、評価された信頼性に基づいて露光量の異なる複数の画像データのいずれかから各色成分の画像データを選択し、選択された各色成分の画像データを合成して合成画像データを生成することができる。
このため、画像データの各色成分について適正であると考えられる(信頼度の高い)輝度信号レベルを採用して合成画像データを生成することができるので、適正な色相の合成画像データを生成することができる。
なお、以上述べた実施形態1の画像処理方法は、画像のデータを預かってプリントする、いわゆるプリントサービスを提供する場で実施することも可能である。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2を説明する。図7は、実施形態2の画像処理装置の構成を説明するための図である。図7中に示した図1と同様の構成については同様の符号を付し、説明を一部略すものとする。
実施形態2の画像処理装置は、実施形態1の画像処理装置と同様に、CCDカメラ101、スイッチ102、メモリ103a、103b、103cを備えている。また、正規化部104、信号信頼度評価部105、画像合成部106、表示部107、画像保存部108を備えている。
実施形態2では、画像合成部106が、露光量が異なる複数の画像データの各々から、同一の色成分の画像データを選択する。実施形態2の画像処理装置は、画像合成部106によって選択された同一の色成分の複数の画像データの混合割合を決定する重み付け部701を備えている。画像合成部106は、決定された混合割合にしたがって同一の色成分の複数の画像データを合成している。
なお、重み付けとは、前記した画像データの信頼性に基づいて決定された混合の割合を示すパラメータである。このような重み付け部701は、実施形態2の混合割合決定手段として機能する。
つまり、実施形態2は、実施形態1が、画像データA、B、Cのうちの1つからR,G,B成分のいずれかを選択し、選択されたR,G,B成分の画像データを合成しているのに対し、画像データA、B、Cのうちのいずれか(実施形態2では画像データA、B、C全て)から、R,G,Bの各色成分の画像データを選択し、選択されたR,G,Bのうち同一の色成分の画像データを混合割合にしたがって混合する点で相違する。
このような混合の結果、画像データAのR成分と画像データB、CのR成分とが合成されて画像データのR成分が合成できる。また、画像データAのG成分と画像データB、CのG成分とが合成されて画像データのG成分が合成でき、画像データAのB成分と画像データB、CのB成分とが合成されて画像データのB成分が合成できる。合成の結果得られたR,G,Bの各成分は、互いに合成されて合成画像データとなる。
以下、重み付け部701によってなされる重み付けについて説明する。実施形態1では、重み付けを、重み係数を決定することによって実行する。重み係数とは、画像データA、B、Cの混合の比重を示すものであって、重み係数が大きいほど混合割合が大きいものとする。
画像データAのR成分の重み係数W_T1(x,y,R)は、例えば、以下の式によって算出される。
W_T1(x,y,R)=E_T1(x,y,R)/Esum
W_T2(x,y,R)=E_T2(x,y,R)/Esum
W_T3(x,y,R)=E_T3(x,y,R)/Esum
ただし、
Esum=E_T1(x,y,R)+E_T2(x,y,R)+E_T3(x,y,R)
なお、上記した式は、画像データA、B、CのR成分について記しているが、G成分、B成分についても同様に成立する。
重み付け部701によって算出された重み係数は、画像合成部106に出力される。画像合成部106は、重み係数を入力し、入力された重み係数を画像データA、B、Cの各成分に乗算する。そして、乗算後の輝度信号レベルを合成し、合成画像データを算出する。
画像合成データ=W_T1(x,y,R)×A_NT3(x,y,R)
+W_T2(x,y,R)×B_NT3(x,y,R)
+W_T3(x,y,R)×C_NT3(x,y,R)
図8は、画像合成部106によって合成された画像合成データの混合割合を示した図である。図示した合成画像データは、R,G,Bの3成分に画像データA、B、Cの全てのR,G,B成分を含んでいる。
このような実施形態2は、複数の画像データを混合して画像データの1つの色成分を生成している。このため、輝度信号レベルが低くノイズの影響を受けやすい成分(図中ではB成分)と、ノイズの影響がより小さい他の画像データのB成分とを使って合成画像データのB成分を生成することができる。このような実施形態2は、実施形態1のように、輝度信号レベルが低くノイズの影響を受けやすいB成分だけを使って合成画像データのB成分を生成するよりもノイズの影響を受け難くなる。
本発明の実施形態1の画像処理装置の構成を説明するための図である。 図1に示したCCDカメラに搭載されるセンサセルアレイを示した図である。 図1に示したCCDカメラによって撮影された画像の画像データの、オレンジ色を構成するR,G,Bの各色成分の画像データを示した図である。 図1に示した正規化部によって正規化された輝度信号レベルを説明するための図である。 図1に示した画像合成部によって合成された合成画像データを示した図である。 本発明の実施形態1の画像処理装置で行われる画像処理用プログラムを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態2の画像処理装置の構成を説明するための図である。 本発明の実施形態2の画像合成部によって合成された画像合成データの混合割合を示した図である。 一般的に合成画像において彩度が低下することを説明するための図である。
符号の説明
101 CCDカメラ、 103a,103b,103c メモリ、102 スイッチ、104 正規化部、105 信号信頼度評価部、106 画像合成部、107 表示部、108 画像保存部、201 センサセルアレイ、201a CCD、701 重み付け部

Claims (5)

  1. 異なる露光量で撮影された複数の画像の画像データを合成し、合成画像データを生成する画像処理装置であって、
    異なる露光量で撮影された複数の画像の画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段によって取得された複数の画像データの各々、少なくとも、第1色成分画像データと、第2色成分画像データと、第3色成分画像データと、を含み、前記画像データ取得手段によって取得された露光量の異なる画像データの信頼性を、前記第1色成分画像データ、前記第2色成分画像データ、前記第3色成分画像データごとに評価する信頼性評価手段と、
    前記信頼性評価手段による評価の結果得られた信頼性に基づいて、露光量の異なる前記複数の画像の画像データのいずれかから、少なくとも前記第1色成分画像データと、前記第2色成分画像データと、前記第3色成分画像データと、を選択する色選択手段と、
    前記画像データのうちの前記色選択手段によって選択された前記第1色成分画像データと、前記第2色成分画像データと、前記第3色成分画像データと、を合成して前記合成画像データを生成する合成手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記色選択手段が、露光量が異なる複数の画像データの各々から、同一の色成分の画像データを選択し、
    前記色選択手段によって選択された同一の色成分の複数の画像データの混合割合を決定する混合割合決定手段をさらに備え、
    前記合成手段が、前記混合割合決定手段によって決定された混合割合にしたがって同一の色成分の複数の画像データを合成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像データ取得手段によって取得された少なくとも、前記第1色成分画像データと、前記第2色成分画像データと、前記第3色成分画像データと、を正規化する正規化手段をさらに備え、前記合成手段は、前記正規化手段によって正規化された前記第1色成分画像データと、前記第2色成分画像データと、前記第3色成分画像データと、を合成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 異なる露光量で撮影された複数の画像の画像データを合成し、合成画像データを生成する画像処理方法であって、
    異なる露光量で撮影された複数の画像の画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    前記画像データ取得ステップにおいて取得された複数の画像データの各々、少なくとも、第1色成分画像データと、第2色成分画像データと、第3色成分画像データと、を含み、前記画像データ取得ステップにおいて取得された露光量の異なる画像データの信頼性を、前記第1色成分画像データ、前記第2色成分画像データ、前記第3色成分画像データごとに評価する信頼性評価ステップと、
    前記信頼性評価ステップにおける評価の結果得られた信頼性に基づいて、露光量の異なる前記複数の画像データのいずれかから、少なくとも前記第1色成分画像データと、前記第2色成分画像データと、前記第3色成分画像データと、を選択する色選択ステップと、
    前記画像データのうちの前記色選択ステップにおいて選択された前記第1色成分画像データと、前記第2色成分画像データと、前記第3色成分画像データと、を合成して前記合成画像データを生成する合成ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  5. 異なる露光量で撮影された複数の画像の画像データを合成し、合成画像データを生成する画像処理をコンピュータに実行させるための画像処理用プログラムであって、
    コンピュータに、
    異なる露光量で撮影された複数の画像の画像データを取得する画像データ取得機能と、
    前記画像データ取得機能によって取得された複数の画像データの各々、少なくとも、第1色成分画像データと、第2色成分画像データと、第3色成分画像データと、を含み、前記画像データ取得機能によって取得された露光量の異なる画像データの信頼性を、第1色成分画像データ、前記第2色成分画像データ、前記第3色成分画像データごとに評価する信頼性評価機能と、
    前記信頼性評価機能による評価の結果得られた信頼性に基づいて、露光量の異なる前記複数の画像の画像データのいずれかから、少なくとも前記第1色成分画像データと、前記第2色成分画像データと、前記第3色成分画像データと、を選択する色選択機能と、
    前記画像データのうちの前記色選択機能によって選択された前記第1色成分画像データと、前記第2色成分画像データと、前記第3色成分画像データと、を合成して前記合成画像データを生成する合成機能と、を実現させることを特徴とする画像処理用プログラム。
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