JP4905119B2 - 仕様書作成支援装置および方法 - Google Patents
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Description
により作成された要求仕様書の記述から、前記事前条件を試験条件とし、前記事後条件を試験判定値として適格性試験仕様書の作成を行う適格性試験仕様書作成手段と、を備えることを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係る仕様書作成支援装置の構成を示すブロック図である。図1において仕様書作成支援装置は、サーバ1内に、
自然言語による自由記述が可能な項目定義と、コメントと、自然言語と論理和や論理積からなる論理演算子と等号や不等合からなる数型演算子とを組み合わせた記述が可能な事前条件と、事後条件とからなる構文要素データに分けて要件仕様書の内容を記憶する構文記憶装置2と、
構文記憶装置2の構文要素データと要件仕様書の章構成やフォーマットの情報を示す要件仕様書フォーマット情報4とから要件仕様書の画面データを作成する要件仕様書作成部3と、
要件仕様書フォーマット情報4の章構成を目次とし要件仕様書作成部3の画面データ内容を本文とする要件仕様書ファイル5と、
構文記憶装置2の構文要素データと適格性試験仕様書のフォーマット情報を示す適格性試験仕様書フォーマット情報7とから適格性試験仕様書の画面データを作成する適格性試験仕様書作成部6と、
適格性試験仕様書作成部6の画面データ内容を本文とする適格性試験仕様書ファイル8と、
構文記憶装置2の構文要素データと、事前条件の展開条件と事後条件の展開条件とから構文要素の展開データを作成する論理展開処理部10の構文要素の展開データとから妥当性チェックリストの画面データを作成する妥当性チェックリスト作成部9と、
妥当性チェックリスト作成部9の画面データの内容を本文とする妥当性チェックリストファイル11と、
要件仕様書作成部3、適格性試験仕様書作成部6及び妥当性チェックリスト作成部9における入力や画面表示における選択を所定の手順(後述する図6参照)で行う入力・選択処理部12と、を設け、
上述した要求仕様作成部3、適格性試験仕様書作成部6、妥当性チェックリスト作成部9、論理展開処理部10及び入力・選択処理部12における各処理の実行と、各種フォーマット情報、構文についての項目定義、コメント、事前条件、事後条件などのデータを上
記各種ファイル5,7,11に格納するとともに上記各処理部の動作を制御するプログラム(図示せず)を格納して要件仕様書及び試験仕様書の作成支援を行うサーバ1と、
サーバ1とユーザ端末14とを連係するネットワーク13と、
ネットワーク13経由でサーバ1とデータのやり取りを行うユーザ端末14と、
により構成される。なお本発明において“適格性試験”とは、ソフトウェアの要求仕様書が正しく記述されているかをテストにより確認できるようにすることを意図して“適格性試験”なる用語を使用することにしたものである。
イル部分と同列に示すように、要件仕様書ファイル5の入出力や印刷処理などについて選択を行うようにされ、要件仕様書のプルダウンメニュー16の要件仕様書編集部分は、図2の下部に前記要件仕様書編集部分と同列に示すように、項目定義と、コメントと、事前条件と、事後条件とからなる構文要素データの入力と削除の選択や、サブメニュー17に示される要件仕様書フォーマット情報の読込みの処理を行うようにし、さらに、要件仕様書の選択と入力に係るフォーム画面18に記述された構文要素データを構文記憶装置2に記憶する。なお、図2には上記事前条件や事後条件に係る論理や数型のプルダウンメニューについても図2の下部に例示されている。
ファイル選択であれば、ステップS2に移行し、ファイルのプルダウンメニューを図2の下部に示すように表示する。次いでステップS3では選択されたコマンドを実行する。それが済めばステップS12に移行する。
条件設定が全否定であれば、ステップS22に進み、ステップS22において事前条件の全体を一つの条件とし、その否定を作成する。そしてステップS25に移行する。
条件設定が全否定であれば、ステップS26に進み、ステップS26において事後条件の全体を一つの条件とし、その否定を作成する。そして処理を終了する。
2 構文記憶装置
3 要件仕様書作成部
4 要件仕様書フォーマット情報
5 要件仕様書ファイル
6 適格性試験仕様書作成部
7 適格性試験仕様書フォーマット情報
8 適格性試験仕様書ファイル
9 妥当性チェックリスト作成部
10 論理展開処理部
11 妥当性チェックリストファイル
12 入力・選択処理部
13 ネットワーク
14 ユーザ端末
15 画面遷移指示部
16 要件仕様書のプルダウンメニュー
17 サブメニュー
18 要件仕様書の選択と入力に係るフォーム画面
19 適格性試験仕様書のプルダウンメニュー
20 適格性試験仕様書の選択と入力に係るフォーム画面
21 妥当性チェックリストのプルダウンメニュー
22 妥当性チェックリストの選択と入力に係るフォーム画面
Claims (4)
- 項目定義、事前条件、事後条件及び自由記述の各項目に分けて要件記述を含むようにされた構文要素データと、要求仕様書の章構成やフォーマットの情報を示す要件仕様書フォーマット情報とを用いてソフトウェアの要件仕様書へ記述するフォームを作成する記述フォーム作成手段と、
作成された記述フォーム上で前記事前条件及び前記事後条件を記述する場合、自然言語と論理和や論理積からなる論理演算子と等号や不等合からなる数型演算子とを組み合わせて記述する条件記述手段と、
前記記述フォーム作成手段により作成された記述フォーム上に前記条件記述手段により条件が付された前記事前条件及び前記事後条件を記述して前記構文要素データを含むように要件仕様書を作成する要件仕様書作成手段と、
前記要件仕様書作成手段により作成された要求仕様書の記述から、前記事前条件を試験条件とし、前記事後条件を試験判定値として適格性試験仕様書の作成を行う適格性試験仕様書作成手段と、
を備えることを特徴とする仕様書作成支援装置。 - 前記要件に対応した前記事前条件が不成立となる組み合わせと、前記要件に対応した前記事後条件が不成立となる組み合わせとを、チェックリストとして出力するチェックリスト出力手段と、該チェックリスト出力手段が出力した前記チェックリストに基づいて前記記述した要件仕様書内容の妥当性を検証する仕様内容妥当性検証手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の仕様書作成支援装置。
- 構文要素データとして内容の定義部分、事前条件の記述部分、事後条件の記述部分、自由記述部分を各項目に分けて含むように要件内容の記述フォームを作成する過程と、
作成された前記記述フォーム上で前記事前条件及び前記事後条件を記述する場合、自然言語と論理和や論理積からなる論理演算子と等号や不等合からなる数型演算子とを組み合わせて記述する過程と、
作成された前記記述フォーム上に前記自然言語と前記論理演算子と前記数型演算子とを組み合わせて前記事前条件及び前記事後条件を記述して前記構文要素データを含むようにソフトウェアの要件仕様書を作成する過程と、
作成された前記ソフトウェアの要件仕様書の記述から、前記事前条件を試験条件とし、前記事後条件を試験判定値として適格性試験仕様書の作成を行う過程と、
を含むことを特徴とする仕様書作成支援方法。 - 前記要件に対応した前記事前条件が不成立となる組み合わせと、前記要件に対応した前記事後条件が不成立となる組み合わせとを、チェックリストとして出力する過程と、出力された前記チェックリストに基づいて前記記述した要件仕様書内容の妥当性を検証する過程とをさらに含むことを特徴とする請求項3記載の仕様書作成支援方法。
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