JP4904162B2 - 曲がったねじ帯体及びその製造方法 - Google Patents

曲がったねじ帯体及びその製造方法 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のねじを弓状に並べて保持する好ましくはプラスチック製の保持帯片を具備する比較的短い個別の長さを有する曲がった並びねじ帯体に関係し、特に、当該曲がったねじ帯体の保持帯片の構成に関係する。
【背景技術】
【0002】
好ましくはプラスチック製で、自動ねじ締め機に送り込まれて、ねじ帯体が工具から前進するにつれてベルトから連続的に繰り出すようになされた保持帯片によりねじを連結させてなるねじ帯体が周知である。この種の周知のねじ帯体としては、1979年9月11日にKeusch他に発行された米国特許第4,167,229号、1979年5月22日にSchwarzに発行されたカナダ特許第1,054,982号、並びに1998年6月2日に発行された本出願人の米国特許第5,758,768号、1999年7月27日に発行された米国特許第5,927,163号、および2002年12月17日に発行された米国特許第6,494,322号に言及され且つ開示されているものが存在し、上記特許の開示を参照することにより、これ等は本書に組み込みされる。かかるねじ帯体は、1996年10月29日に発行された本出願人の米国特許第5,568,753号、1999年8月10日に発行された米国特許第5,932,162号、および1999年2月16日に発行された米国特許第5,870,933号で教唆されるような自動スクリュードライバーで繰り出されるようになされ、上記特許の開示を参照により、これ等は本書に組み込みされる。
【0003】
本発明人は、前述の米国特許第5,758,768号および米国特許第6,494,322号で教唆されるように、例えば12インチ(30cm)の相対的に短い個別の長さを有するねじ帯体の使用、特に米国特許第6,494,322号の図15に図示する実施例を参照して具体的に説明されるような「曲がった」ねじ帯体の使用を初めて提唱した。
【0004】
ねじ帯体を製造する周知の方法は、前述の米国特許第4,167,229号、1976年11月23日にSchwarz他に発行された米国特許第3,992,852号、および1997年3月11日にTakumiに発行された米国特許第5,609,712号に開示されている。
【0005】
これら特許は一般的に、1本の可動チェーンの上又は2本の可動チェーンの間にねじを直線状に保持し、典型的には、ねじと押出材を成形ローラーの間に通過させて、移動するねじの上に一又は複数の固定押出成形ダイから保持帯片を成形するようにプラスチック材を押出成形する方法を教唆している。これら特許は曲がったねじ帯体の製造を規定していない。
【特許文献1】
米国特許第4,167,229号
【特許文献2】
カナダ特許第1,054,982号
【特許文献3】
米国特許第5,758,768号
【特許文献4】
米国特許第5,927,163号
【特許文献5】
米国特許第6,494,322号
【特許文献6】
米国特許第5,568,753号
【特許文献7】
米国特許第5,932,162号
【特許文献8】
米国特許第5,870,933号
【特許文献9】
米国特許第5,609,712号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
発明の要約
本発明は、保持帯片の上半分および下半分の一方で保持帯片の割合を大きくした比較的短い個別的な長さを有する「曲がった」ねじ帯体の保持帯片の好適な構成を提供する。
【0007】
本発明の目的は、改良した曲がったねじ帯体を提供することである。
【0008】
別の目的は、曲がったねじ帯体の製造方法を提供することである。
【0009】
本発明の出願人は、押出成形するプラスチック材から作る保持帯片を具備する並びねじ帯体で生じる問題点を認識している。プラスチック材は、押出成形した後で、半永久的に硬化した後でさえ、プラスチック材の最終硬化に伴い収縮する。プラスチック材が収縮する度合いは、得られる生成物の最終的なサイズと形状に影響を与える。押出成形したプラスチック製の保持帯片が収縮のためにその形状が変形する度合いは、保持帯片における様々な相対位置での保持帯片の厚さによって影響を受けることを本出願人は認識している。本発明人は、細長い保持帯片では、ビームの上半分のプラスチック材の質量を下半分に対して大きくすると、質量を大きくした上部が質量の小さい下部に比べて収縮の度合いが大きくなりやすく、これが保持帯片の性質となり、そのため保持帯片で担持されるねじをねじ頭が先端よりも近くにまとめるような曲がった状態にするおよび/又は維持されることを認識している。対して、保持帯片の質量の割合を保持帯片の下部で大きくする限り、下半分の質量の大きな部分の収縮が、保持帯片、そのためねじ帯体をねじの先端が頭よりも近くにまとめるような比較的曲がった状態にする性質をもつことになる。ねじの先端をまっすぐにしたい場合、保持帯片の大きい方の質量を保持帯片の高さの中心にするのが好ましい。そのため、本発明人は、ねじ帯体を所望の曲がった構成をとるように作成および/又は所望の曲がった構成を維持するねじ帯体を望むのであれば、どのように湾曲させたいかによって、保持帯片の上半分又は下半分の一方に、押出成形の保持帯片を作るプラスチックの質量の割合を大きくした保持帯片を提供することが有利であることを確認した。さらに、保持帯片の所望の半分の保持帯片の質量の割合を高めることで、保持帯片は収縮時に所望の曲がった構成を呈する固有の性質を有することになり、直線形の保持帯片を押出成形して曲がった形状をとるように収縮させることによって、収縮時に起こる湾曲を曲がったねじ帯体の製造方法として利用できる。かかる製造において、ねじ帯体を実質的に冷却する前に飛散的長さに切断することが望ましく、かかる飛散的長さにすれば、ビームの様々な部分の不等収縮が曲がった状態を呈するビームになるように所望の曲がった形状を呈することから長さを制限することなく冷却される。
【課題を解決するための手段】
【0010】
従って、ある側面において、本発明は、組合せでプラスチック製の保持帯片と複数のねじ留め金具との組み合せから成り、以下を特徴とする曲がったねじ帯体を提供する。
【0011】
ねじ留め金具は、軸を有しており、上端に頭と、他方の下端から延びる先端と、頭の下から先端まで軸芯方向に延びる幹部を有し、幹部がねじ切りされ、
【0012】
保持帯片は、間隔を隔てた並列状に1列にねじ留め金具を保持し、ねじ留め金具の軸芯が共通の一平面上に位置しており
【0013】
保持帯片の少なくとも一部は、ねじ留め金具の頭を共通面上の第1曲線上におき、ねじ留め金の先端を共通面上の第2曲線上におき、その部分の各ねじ留め金具において第1曲線の曲率半径が第2曲線の曲率半径よりも小さくした一般的に曲がった形態でねじ留め金具を保持し、
【0014】
保持帯片は、ねじ留め金具の間を縦方向に延びる細長いビーム部材を具備し、
【0015】
ビーム部材は、ビーム部材の最上面とビーム部材の最下面の間に相当するねじ留め金具の軸芯方向の高さを有し、
【0016】
ビーム部材は、中央より上を上部とし中央より下を下部とし、
【0017】
ビーム部材は、実質的に一定の密度のプラスチック材で作り、
【0018】
ビーム部材の上部は、上質量を有し、
【0019】
ビーム部材の下部は、下質量を有し、
【0020】
上質量は、下質量より大きく、
成形後のまっすぐなねじ帯体の冷却時に所望の曲がった形状に強制変形させることなしに、前記ビームの上部と下部の収縮率の差によって曲がった形状を呈している。
【0021】
別の側面において、本発明は以下の特徴をもつ曲がったねじ帯体の製造方法を提供する。
【0022】
曲がったねじ帯体は、保持帯片と複数のねじ留め金具との組み合せから成り、
【0023】
ねじ留め金具は、軸芯を有しており、上端に頭と、他端から延びる先端と、頭の下から先端まで軸芯方向に延びる幹部を有し、
【0024】
保持帯片は、間隔を隔てた並列状に1列にねじ留め金具を保持し、ねじ留め金具の軸芯が共通の一平面上に位置しており
【0025】
保持帯片は、ねじ留め金具の間を縦方向に延びる細長いビーム部材を具備し、
【0026】
保持帯片の少なくとも一部は、ねじ留め金具の頭を共通面上の第1曲線におき、ねじ留め金具の先端を共通面上のより半径の大きい対応する第2曲線においた一般的に曲がった構成でねじ留め金具を保持し、
【0027】
その曲がったねじ帯体の製造方法が以下の工程を具備する。
【0028】
ねじ留め金具の軸芯を概ね平行にかつ共通の一平面上にして、複数のねじ留め金具を、間隔を隔てた並列状に概ねまっすぐな1列に維持する工程。
【0029】
ねじ留め金具の幹部の上にまっすぐな列状に置いた押出成形ダイから保持帯片を作るようプラスチックを押出成形する工程であって、押出成形するプラスチックが上昇した第1温度で押出成形可能な溶融状態である押出成形する工程。
【0030】
まっすぐなねじ帯体を提供するために、ねじ留め金具の間を縦方向に延びるまっすぐで細長いビーム部材として保持帯片を成形する工程であって、
i)ビーム部材がビーム部材の最上面とビーム部材の最下面の間に相当するねじ留め金具の軸芯方向の高さを有し、
ii)ビーム部材の中央より上を上部、中央より下を下部とし、
iii)ビームの上部が上質量を有し、
iv)ビームの下部が下質量を有し、
v)上質量が下質量よりも大きく、
まっすぐなねじ帯体の冷却時に所望の曲がった形状に強制変形させることなしに、当該
まっすぐなねじ帯体を冷却することによって、ビーム部材の下部に対してビーム部材の上部の収縮を不等として、曲がった状態を呈する保持帯片になるようにした成形工程。
【0031】
本発明の別の側面及び利点は、添付の図面と合わせて以下の説明で明らかになるであろう。
【0032】
図1は、先行技術のまっすぐなねじ帯体の絵図である。
【0033】
図2は、図1の先行技術のねじ帯体を切断線2-2’および22-22’の間の短い長さにした絵図であり、図1には図示していないねじ帯体の反対側を示す。
【0034】
図3は、曲がった構成を有する固定長の本発明によるねじ帯体を繰り出す先行技術のスクリュードライバーアセンブリの絵図である。
【0035】
図4は、図3と同様な本発明の第1実施例による曲がったねじ帯体の1区画の拡大側面図である。
【0036】
図5は、図4のねじ帯体を切断線5-5’に沿って切断した断面端図である。
【0037】
図6は、図4のねじ帯体を切断線6-6’に沿って切断した断面端図である。
【0038】
図7は、図5と同様に図4のねじ帯体を切断線5-5’に沿って切断した断面端図であるが、スクリュードライバーで工作物に繰り出す途中のねじの全体を示す。
図8,9及び10は、 本発明の第2、第3、および第4の実施例によるねじ帯体の断面端図である。
【発明の効果】
【0039】
曲がったねじ帯体10は、電動工具等によって留め金具を工作物へ打込むような場合に、まだ繰り出されていない留め金具の先端が工作物の表面を傷つけることがなく、便宜である。
また、ビーム部材の成形時にその上部と下部の質量を調整し、上部の質量を大きくすることにより成形後の収縮度の差を利用して、保持帯体を形成するビーム部材26を効率的に弓形に彎曲させることができ、簡単且つ高能率でねじ帯体10を製造することができる。
更に、ビーム部材26の断面形状を適宜に選定することにより、使用時に必要以上の垂れ下がりを生じたり、或いはビーム部材の切断を生じたりすることなしに、留め金具を帯体の帯片から円滑に引き離して工作物内へ能率よく打ち込み(又はねじ込み)できるようにしたねじ帯体とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0040】
図面の詳細な説明
図1から3を参照すると、全体を10で示し、複数のねじ14を担持する保持帯片12を具備する米国特許第6,494,322号で開示される先行技術の並びねじ帯体を示す。保持帯片12は、プラスチック製、好ましくは熱可塑性材製の細長い薄い帯を具備する。図1のねじ帯体10は、12本のねじを担持する個別的な長さのねじ帯体一式を具備する。
【0041】
各ねじ14は軸芯(中心軸16)を有しており、上端に頭17と、他方の下端から延びる先端20と、頭から先端まで軸16方向に延びる幹部22とを有する。幹部22にはねじ山24がある。
【0042】
ねじ14は互いに等間隔隔てて保持帯片12に担持される。図1および2に図示する実施例では、必ずしも必要ではないが、各ねじの軸16は各他のねじの軸に平行である。すべてのねじの軸16は、平らで、各ねじの中心を通って延びる共通の一平面上にある。
【0043】
保持帯片12は一般的に共通面の片側に配設される細長いビーム部材26を具備し、その側を本明細書ではビーム側又は外側と呼ぶ。他方の側を本明細書では帯片側又は内側と呼ぶ。外側は図2では数字28で示され、内側は数字30で示される。
【0044】
各ねじ14について、2本のもろい帯片部材32が設けられて、ねじをビーム部材26に固定する。帯片32は幹部22全体にビーム部材26をかけ渡して、ビーム部材26から幹部の内側30の幹部22に回るように延びる。
【0045】
各帯片32は、幹部22からねじ山24の半径を超えるまで半径方向に延びて、帯片32がねじ山24を横行するところで帯片32が離れないようなサイズにする。
【0046】
各ねじ14の外側のねじ山24は、ビーム部材26の内側面の溝に嵌入するのが好ましい。
【0047】
ビーム部材26は最上面143と最下面43とを有する。ビーム部材はねじの軸に平行に上面143から下面43までの距離として測った高さを有する。ビームはねじの軸がある中央面に直角に外側面28から内側面30までで測った幅を有する。
【0048】
図3を参照すると、ねじ帯体が図1および2に図示される種類のものであるが、ねじ14の頭17が点122から第1一定半径R1で全体を曲がった点線124で示される曲面にあるという意味で曲がったねじ帯体10を繰り出すようになされた、米国特許第5,927,163号による電動スクリュードライバーアセンブリ120を示す。同様に、ねじ14の先端20は点122から第2一定半径R2で全体を曲がった点線128で示される曲面にある。半径R2は半径R1よりも大きい。好ましくは、ねじの軸すべてが同じ面上にある。各ねじ14は点122から半径方向に延びるのが好ましい。曲がった飛散的ねじ帯体10の利点の1つは、まだ繰り出されていないねじ14の先端が、すべて同じ直線上にある先端よりも、工作物からさらに後方に離れていることである。ねじ14の先端を工作物から離すことによって、まだ繰り出されていない工作物の先端が工作物の表面を傷つけるのを防止するのに役立てることができる。
【0049】
好ましい曲率半径は約12から36インチで、さらに好ましくは18から24インチであろうが、これだけに限定するものではない。長さが約6から24インチのねじ帯体の場合、曲率半径は約18から24インチであるのが好ましい。
【0050】
図4および5を参照すると、本発明の第1の好適な実施例による曲がったねじ帯体を示す。保持帯片12はビームの最上面143とビームの最下面42の間をねじの軸に平行に測った高さを有する。
【0051】
破点線80は、高さについてビーム26の中央を画成する面、すなわち図5および6で分かるように最上面143と最下面42の間でかつねじ14の軸16に直角な面又は線を表す。中央面80は中央面80より上のビームの上部81と、中央面80より下のビームの下部82とを画成する。図5および6のそれぞれから分かるように、ビームの上部81の断面積はビームの下部82の断面積よりも大きい。中央面80より上のビームの材料すべてを表すビーム26の上部81は、上質量と呼ばれる質量を有する。中央面80より下のビームの材料すべてを表すビーム26の下部82は、下質量と呼ばれる質量を有する。ビームを実質的に一定密度のプラスチック材で作るため、ビームの上部81の質量である上質量はビームの下部82の質量である下質量よりも大きい。
【0052】
図6で最もよく分かるように、ビーム部材26は3つの部分、すなわち、ねじ頭に最も近い最上部41と、ねじの先端に最も近い最下部42と、最上部と最下部の間の膨らんだ補強中央部44を有するように示されている。中央部は、最上部41又は最下部42よりも幅が広い。このため、見て分かるように、中央部44は最上部41又は最下部42のどちらよりも軸16から遠くに張り出す。中央部44はその高さ以上に実質的に一定の距離で軸16から外側に延びて、軸16がある共通面に平行な外側面に中央部44をまたがる外側面66がある。
【0053】
最上部41は最下部42と同様の幅であるが、最下部42は高さがより高く示されている。中央部44の幅が最も広く、中央部44が中央面80の上により大きく張り出すことから、図6では、上質量が下質量よりも大きいことが容易に分かる。
【0054】
上質量を下質量よりも大きくすることで、ビームは押出成形した後に、上部81が下部よりも収縮の度合いが大きくなる性質をもつことを本発明人は認識している。これによって、ビーム26は、図4で分かるように、上面143が最下面43よりも長さが短くなる構成をとる性質を生じ、よってビーム、そのためねじ帯体が図4に図示するように、ねじ頭と最上面143の半径が最下面43およびねじの先端と比べて小さくなる曲がった構成をとる性質が生じる。少なくとも、ビームの上部がビームの下部の下質量よりも大きい上質量を有する構成にすると、図4に図示する曲がった構成をとるようにすでに予成形したねじ帯体では、この曲がった構成を維持して、よりまっすぐな構成又は先端の半径を頭よりも小さくして曲がった構成となる本来偏向する性質を、なくすのに役立つ。
【0055】
図8、9、および10を参照すると、それぞれ、保持帯片における2本のねじ14の間の断面端図で図示されるねじ帯体10の別々の実施例を示す。
【0056】
図8では、ビーム部材26は一般的に、最上部41と最下部42が同様な幅の矩形であるが、高さが異なり最上部41の高さが低くなった概ねT字形である。膨らんだ補強中央部44も概ね矩形である。明らかに図8から、ビームは縦断面積の割合は中央面80より上の上部81の方が中央面81より下の下部より大きくなっている縦断面積を画成する軸16を通る共通面に直角な断面輪郭を有することが分かる。そのため、ビームの上部81の質量はビームの下部82の質量よりも大きい。
【0057】
図9は、最上部41と膨らんだ補強部44がともに概ね矩形であるが、補強部44の方が幅が大きい、概ねL字形のビーム部材26を示す。
【0058】
図9から分かるように、ビームの縦断面積はビームの上部81の方が下部82よりも大きくなっており、そのためビームはその全長にわたって実質的に同一の断面形状を有することが好ましいため、上部81の上質量が下部82の下質量よりも大きい。
【0059】
図10は、頭により近い幅を広げた補強部44に比べて最下部42の幅を狭めた断面が概ね三角形のビーム部材26を示す。
【0060】
図10から明らかなように、ビーム部材26の上部81の断面の縦断面積は下部82の縦断面積よりも大きい。そのため、上部81の質量は下部82の質量よりも大きい。
【0061】
図8から10の実施例は、ビーム部材の質量をビーム部材の上半分の質量の割合を大きくするように配分したビーム部材26の単なる別の例にすぎない。
【0062】
本発明の好適な実施例によると、上部の上質量はビーム部材の総質量の55%以上とするのが好ましい。より好ましくは、上部81の上質量をビーム部材の総質量の約60%から80%の間にし、相補的に、上質量と下質量の合計がビーム部材の総質量の100%となるように、ビーム部材の下部82の下質量は総質量の40%から20%にする。
【0063】
これからさらに具体的に説明するように、好適な実施例によるビームは、少なくとも隣り合うねじの間で、ただし好ましくは、ある程度、ビームの高さ全体にわたって実質的に一定な断面輪郭を有するビームとするのが好ましい。
【0064】
図5および6を参照すると、ビーム部材26はビーム部材の全高さに及ぶ最外側面66を有する。この最外側面66は、共通面に直角な断面図から分かるように、ビーム部材26の全長に沿ってどの点においても共通面に直角な断面が実質的に同じである輪郭を画成する。このため、2本のねじの中間の図5の断面および1本のねじを通る図6の断面から分かるように、最外側面66の輪郭は実質的に同一である。
【0065】
図6では、34で示される第1点線は、共通面から最も離れたねじ山24の範囲を表す軸16を含む共通面に平行な面34を表す。36で示される第2点線は、共通面からもっとも離れた幹部22の範囲を表す共通面に平行な面を表す。
【0066】
本発明のねじ帯体の使用法を、Mueller他の米国特許第4,164,071号で教唆されるような周知の電動ドライバーで周知のねじ帯体を繰り出す周知の方法を考慮しながら、図7を参照して概略的に図示する。
【0067】
使用時、保持帯片12のねじ14は往復回転するスクリュードライバービット46と軸方向に並ぶ位置まで送り込まれるとともに、保持帯片のビーム26が工作物48に進まないように保持され、スクリュードライバービット46がねじ14の頭17に係合し、工作物に前進しながらねじを回転させる。幹部22にあるねじ山24が保持帯片と螺合するため、回転するねじは保持帯片に対して下方に推し進められるとともに、保持帯片は事実上ねじを工作物との初期係合に案内する役割を果たす。工作物と保持帯片の両方に嵌入するねじ14をさらに回転すると、ねじは、ねじ頭14が保持帯片のビーム部材26に係合するまで工作物に引き込まれる。ビーム部材26を工作物に向かって進まないように保持しながらねじをさらに回転させると、ねじの頭17は、もろい帯片32を破断するが、ビーム部材26を連続した長さとして残しながら、保持帯片を貫通する。その後、ねじは工作物に完全にねじ込まれる。図7は、ねじの頭18がビーム部材26と係合し終わって、頭がビーム部材に対して下方に圧力をかけ始めている時点の使用時のねじ帯体を図示する。ねじは工作物とスクリュードライバービット46の間に捕捉されているため、ねじを保持帯片の先に進めるには、帯片32が壊れて、ビーム部材26が矢印50で示す中央面に直角な方向にねじ頭から離れて向きを変えなければならない。
【0068】
本発明による保持帯片は、ねじの頭17が保持帯片に係合する時点で、頭17の下面が保持帯片に引っ掛かることなく、保持帯片がねじから放射状に向きを変える確率を高めた構成としている。みて分かるように、ビーム部材26は、最上部41の内側に、ねじの軸に対してある角度をなして配設されるカミング面52を含む。カミング面52は上方にかつねじの幹部22から遠ざかるような角度にする。カミング面52と頭17の下面の係合が保持帯片をねじから遠ざけるように促し、帯片32を壊す助けをする。同様に、カミング面52の初期係合は、図7から分かるように、ビーム部材が上方帯片32を中心に右回りに枢支しやすくし、そのためビーム部材が縦軸を中心に捻る。カミング面52は好ましくはねじの軸16と鋭角をなし、その角度は約30度から60度の範囲であるのが好ましい。
【0069】
保持帯片を頭の下から出して側方に向きを変えて捻る動きは、ビーム部材26とそのビームセグメント40を事実上一体的に側方移動を必要とする保持帯片の長さに沿った連続セグメントとすることによって助ける。
【0070】
ねじ帯体を、例えば図3に最もよく示されるように、ねじの頭を点122から第1一定半径R1の地点に配設し、ねじの先端を第2一定半径R2の地点に配設するように示されるねじ帯体を例示する好適な実施例を参照して説明してきた。これは必ずしも必要ではない。曲がったねじ帯体は均一に又は連続して曲がっている必要はなく、曲がったねじ帯体は、ねじの頭を非線形又は曲がった構成に配設し、ねじの先端も非線形又は曲がった構成に配設していればどのようなねじ帯体をも含み、各ねじについて、ねじの頭の位置を表す弧がねじの先端を表す弧よりも相対的半径の小さいことが好ましい。同様に、本発明により製造するねじ帯体は、その長さのほんの一部だけ曲がったねじ帯体を含む。
【0071】
本発明の好適な実施例により、留め金具のすべての軸を好ましくは面が平らな共通の一平面上にするのが好ましい。こうするのが好ましいが、しかし、留め金具の軸を必ずしも平らにする必要はなく、例えば、ねじ帯体がコイルに対してそれ自体の周りに側方に曲がったり、わずかにねじれた構成をとるように曲がった共通面上にしたりすることもできよう。
【0072】
図5および6に図示するねじ帯体10は、保持帯片12が共通面から距離の変化するビーム部材26の最外側面66の輪郭を有し、この距離が各ねじを通る断面で最大になり、2本のねじの中間の断面で最小になっている状態を示しているが、これは必ずしも必要ではない。共通面から最外側面66の距離は、保持帯片の長さに沿ってねじの間で概ね正弦曲線状に変化する。最外側面66の相対位置は正弦波状に分散するが、この面は共通面に直角な断面図から分かるように、ビーム部材26の全長に沿ったどの地点でも共通面に直角な断面が実質的に同じ輪郭を画成する。同様に、最外側面66の相対位置は正弦波状に分散するが、図5および6のビーム部材は、最外側面66から共通面に向かって張り出す最外側ビームセグメント40を有し、保持帯片の全長に沿ったどの地点でも共通面に直角な断面のサイズと形状が実質的に同じ断面を有する。
【0073】
図1に示すように、ねじ帯体は保持帯片12の前端60にガイドセクション74の矢じり形の最前部76と、保持帯片12の後端62に末端セクション80の好適な二股に分かれた2枚羽根形の最後部78を有する。
【0074】
ガイドセクション74の矢状の最前部76は、図3に示すように、自動ねじ回し機のノーズ部にねじ帯体を案内するのに役立つ。末端セクション80の二股に分かれた2枚羽根形の最後部78は、万が一使用者がねじ帯体を不正確に挿入しようとした場合、すなわち後端62を先に挿入した場合に、自動ねじ回し機のノーズ部にねじ帯体が案内されるのを阻止するのに役立つ。
【0075】
ガイドセクション74の形状は、先に挿入するべき先行端であることが使用者には見て分かる。末端セクション80の形状は、挿入すべき先行端ではないことが使用者には見て分かる。ガイドセクション74の形状と末端セクション80の形状の組合せは、特にガイドセクション74を末端セクション80と比べてみれば、ガイドセクション74を先にツールに挿入すべきであることが使用者に見て分かる。
【0076】
すべての実施例において、ビーム部材26は、各部材留め金具の頭からねじの軸に平行に測った一定の高さに配設される最も下の帯片支持面43、最下部42にするのが好ましい。
【0077】
ビーム部材26をねじ帯体の長さに沿って、又は少なくともねじの間を実質的に均一な断面にする好適な設置は、ビーム部材がその長さに沿って実質的に均一な強度を生むために有利である。本発明のビーム部材の場合、ねじを受止する最も弱い位置で保持帯片全体を切り離すという困難が減少する。最外側ビームセグメント40をその長さにわたり一定の形状およびサイズにすることで、ビーム部材26はその長さ全体で比較的一定の強度を有し、ある地点で偏向又は破損しにくい。むしろ、ビーム部材26はその長さに沿って垂直荷重を伝達および支承するようになされる。
【0078】
ビーム部材の最上部41の幅を補強部44より狭めることで、ビーム部材26を押し進むねじの頭から外れて向きを変えるのを助け、特にビーム部材がその縦軸を中心に捻れるのを助ける。このため、例えば、図9に示すように上断面がより矩形のビームとは対照的に、最上部41の幅を狭めると、ビームの捻れと押し進むねじの頭の下から外れた側方の偏向の模倣を助ける。また最下部42の幅を狭めると、ビームが捻れ、側方に向きを変える力も助ける。ビーム部材が捻れて向きを変えられるため、ビーム部材が裂ける可能性が低くなり、ビーム部材が電動ドライバーのつまりを招く軸方向に加わる力によって崩れる可能性が低くなる。
【0079】
ビームの補強部44の幅を最上部41よりも大きくすると、ねじ帯体からねじを回すときのビームの裂けおよび崩れ、もしくは裂けまたは崩れ、を防止するのに有利である。使用時に、最上部41がねじを回す位置で裂ける性質をもつために、補強部44の幅を広げる、特に図5および6に示すように段又は肩として幅を急激に広げると、最上部41から補強部44に入り込む又は貫通するまで延びるために生じうる裂けを阻止するのに特に有利である。
【0080】
同様に、使用時、最下部42がねじを回す位置で裂ける性質をもつために、補強部の幅を広げる、特に段又は肩として幅を急激に広げると、最下部42から補強部44に入り込む又は貫通して延びるために生じうる裂けを阻止するのに有利である。
【0081】
膨らんだ補強部44は、特に実質的に軸方向の大きさを有する場合、ねじ帯体に側方の安定性を提供するのに役立つ。ビーム部材ねじの幹部の外側の断面を実質的に一定にすることと、補強部44の幅を最上部41よりも大きくすることを組み合わせることによって、分離に対する抵抗力を高め、軸方向に崩れる抵抗力を高めて捻れおよび向きを変えられ、そして、電動ドライバー装置にねじを送り込む必要があるときに、固定されるねじを保持するねじ帯体を支えられるだけの強度をもつねじ帯体が提供される。
【0082】
補強部44は、ねじの軸に平行に測った高さを有し、それがねじの軸に平行に測った最上部41又は最下部42のいずれかの高さよりも大きいことが好ましい。ビームセグメント40はその幅よりも大きい高さを有することが好ましい。ビーム部材26とそのビームセグメント40はそれぞれその各幅の少なくとも約2倍の高さを有することが好ましい。
【0083】
補強部44の高さはビーム部材26又はそのビームセグメント40の高さの約二分の一であることが好ましい。最上部41の高さは最下部42の高さより高いことが好ましい。
【0084】
本発明のねじ帯体は飛散的長さのねじ帯体として構成し、ねじ帯体のビーム部材26が共通面に垂直に片持ち梁状に片側で保持される場合に、ビーム部材が、保持される留め金具のサイズと重量を考慮してビーム部材が過度に、又は好ましい状態で実質的に垂直に偏向することなく全長を支持するのに適切なサイズおよび構成となるという意味で、特に自立するように適合される。当然、ビーム部材のサイズと構成を選択する際には、ビーム部材に使用するプラスチック材の性質、使用する電動ドライバーと意図する用途を考慮した典型的な使用温度条件と許容可能な偏向を考慮しなければならない。多くの電動ドライバーは、ねじ帯体の最初の2又は3本のねじが電動ドライバーへの案内路で支持されるようにする。多くの周知の電動ドライバーの場合、典型的な木製又は乾式壁用のねじに適した室温で、中央のねじが3/8インチで帯体が12インチの場合、帯体の片側をわずか3本のねじを水平に保持することによってその垂直な共通面を片持ち梁状に支え、帯体の他方端から下行する垂直方向の変更は1.5インチまで、より好ましくは1インチ以下が受け入れられる。
【0085】
片持ち梁状に支持するねじの重量は連続してねじを回すにつれて減るため、ある好適な構成は、曲率半径をねじ帯体の先行端60付近で最も小さくし、終端62にいくにつれて大きくする合成曲線である。図3に示す曲がったねじ帯体の場合、ねじの頭が中央面の第1曲線にあり、先端がより半径の大きい対応する第2曲線にある合成曲線をもつ。留め金具のサイズと重量を考慮して、ビーム部材は、ビーム部材が図示するドライバーアタッチメントのように一端で一又は複数のねじによって片持ち梁状に保持する場合、ビーム部材が実質的に偏向することなく、好ましくは曲線を延ばしてまっすぐに、すなわち共通面に対して直線状にねじの頭を配置した場合を超えて偏向することなく、共通面が垂直のときに、留め金具を内部に配設した状態でビーム部材の残りの長さ全体を支持できるだけの強度を提供するのが好ましい。
【0086】
図5では、破点線73は補強リブ75として特徴付けられるものを保持帯片の残りと区別する。保持帯片の残りは、ねじに対し軸方向に、およびねじの間に延びるつなぎ部分として特徴付けることができる。つなぎ部分は、その幅又は共通面に直角に測った幅に対し、ねじの軸に平行に測った高さが長くなっている。つなぎ部分は帯片によって形成され一部つなぎ部分の外側に入り込むスリーブを担持して、スリーブを結合するねじとランドを受止し、そのランドはスリーブの間の幅が様々であってもよい。補強リブ75はまたその幅に対して高さが長くなっている。リブ75の高さはつなぎ部分の高さよりも低い。リブはつなぎ部分の外側に配設され、リブ75はつなぎ部分の外側、スリーブとランドの両方にわたるその長さ全体で共通面に直角な比較的一定の断面形状を有する。リブ75は、保持帯片のつなぎ部分の中心の幅を広げることによってつなぎ部分を補強し強化する役割を果たす。リブ75はつなぎ部分の中央を補強するが、つなぎ部分はリブを超えて軸方向に延びるその最上部と最下部で弾性と柔軟性を残す。
【0087】
つなぎ部分は好ましくはリブ75の他は主に外側部を具備し、どの外側部もつなぎ部分の割合を外側部より小さくする。リブは外側部の断面積の約25%から50%の範囲にするのが好ましく、より好ましくは外側部の断面積の約三分の一とする。
【0088】
リブ75の高さはつなぎ部分の高さの約二分の一にするのが好ましい。
【0089】
図3は、保持帯片の構成や断面形状を具体的な詳細で示していない保持帯片12を図示する。保持帯片の好適な構成および断面形状は図5から10に開示するとおりであるが、これは必ずしも必要ではなく、本発明による図3の曲がったねじ帯体は以前に周知のものを含め数多くの他の構成および断面形状、特に、保持帯片12が(つなぎ部分として)ねじに対して軸方向に、およびねじの間に延びるものでもよい。保持帯片はドライバーアタッチメントを垂直にし、ねじ帯体が横に張り出した状態で、ねじ帯体が回されるねじの先端より下方に垂れ下がらない構成でねじ帯体を維持できるように十分に自立しているのが好ましい。
【0090】
保持帯片の好適な構成は、帯片が間隔を隔てたスリーブを有する構成であり、各スリーブで1本のねじを受止し、ねじの頭がスリーブの後端から延び、ねじの先端がスリーブの他方前端から延び、スリーブがねじの幹部のねじ山に螺合し、各スリーブが強度の弱い部分を有して、工作物に先端がねじ込まれるときにねじが自動的にそのスリーブから分離するとともに、帯片の長さが実質的に無傷のままであり、かつ留め金具の螺合により留め金具をその各スリーブに案内するようになされる。しかし、帯片が必ずしも無傷のままである必要はなく、帯片を留め金具の除去時に切り離すようにした留め金具を保持する保持帯片も、本発明による図3のような曲がった構成にするのに有利に設けられる。
【0091】
ねじ切りしたねじを担持する曲がったねじ帯体10を図1から10に示しているが、留め金具は必ずしもねじ留め金具である必要はなく、釘、リベット、ピン等などの他の留め金具とすることができることは理解されるべきである。
【0092】
図6を参照して分かるように、ビーム部材は、最外側面66の輪郭から面36に内側に延びる最外側ビームセグメント40を含む。ビーム部材26は各ねじの幹部22の外側に配設される一体部材として1つのノズルから押出成形されるのが好ましい。帯片32も幹部22の内側で各ねじに通り、ビーム部材26と一体化した2つの細長いリブ状の部材としてビーム部材26の内側面67に固定されることになる薄い細長い部材として他の2つのノズルから押出成形されるのが好ましい。
【0093】
また図4、5、および6を参照して分かるように、ビーム部材のもう一つのセグメント38は面34の外側である。
【0094】
保持帯片はプラスチック製とするのが好ましいが、質量のより小さい部分よりも大きく成形した後で質量のより大きい部分が収縮する性質を有する押出成形可能な材料なら他のどの種類で作ることもできよう。
【0095】
図4に示す曲がったねじ帯体10はすべてのねじを平らな共通面におくことが好ましい。共通面は必ずしも平らである必要はなく、例えば、ねじと平行な方向に直線状であっても、ねじに直角な断面を見たときに曲線状とすることもできよう。共通面は、例えば、共通面が円錐又は円筒部材の表面の一部となるように曲げられていてもよい。
【0096】
図示する実施例は2本の帯片32を有する。これは必ずしも必要ではない。1本の帯片32を設けていればよい。図示する帯片32は、図7を参照して説明したように、ねじの解除のためにねじをビーム部材26に固定する目的に役立つ単に好適なもろい帯片部材の形態である。帯片部材は必ずしも連続している必要はなく、1978年10月17日にKeusch他に発行されたカナダ特許第1,040,600号に説明されるもののように分割していても、スリーブや分割スリーブを具備することもできよう。帯片部材は、保持帯片の残りの部分よりもねじの解除に対する抵抗を小さくしたねじを保持する保持帯片のほんの一部分である。
【0097】
図1のねじ帯体10一式は、12本のねじを具備するように示されている。ねじ帯体は都合に合わせて別の長さにしてもよい。ねじ帯体は長さが約6インチから20インチの範囲であることが好ましく、より好ましくは約12インチである。
【0098】
図示する実施例は、単に例示的なねじ留め金具として典型的な木製ねじを示している。座金付き又は座金なしの留め金具や、ソケットや他のツールで回す留め金具を含め、他の数多くのねじ留め金具も利用できる。
本発明は好適な実施例を参照して説明してきたが、これで当業者には数多くの改造や変型が考えられるであろう。発明の定義のために、以下の請求項を参照する。
【産業上の利用可能性】
【0099】
本発明は、ねじから成る留め金具だけでなく、針、リベット、ピン等のあらゆる他の種類の留め金具を曲がった留め金具の帯体として、電動工具等へ供給使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0100】
【図1】 先行技術のまっすぐなねじ帯体の絵図である。
【図2】 図1の先行技術のねじ帯体を切断線2-2’および22-22’の間の短い長さにした絵図であり、図1には図示していないねじ帯体の反対側を示す。
【図3】 曲がった構成を有する固定長の本発明によるねじ帯体を繰り出す先行技術のスクリュードライバーアセンブリの絵図である。
【図4】 図3と同様な本発明の第1実施例による曲がったねじ帯体の1区画の拡大側面図である。
【図5】 図4のねじ帯体を切断線5-5’に沿って切断した断面端図である。
【図6】 図4のねじ帯体を切断線6-6’に沿って切断した断面端図である。
【図7】 図5と同様に図4のねじ帯体を切断線5-5’に沿って切断した断面端図であるが、スクリュードライバーで工作物に繰り出す途中のねじの全体を示す。
【図8】 本発明の第2、第3、および第4の実施例によるねじ帯体の断面端図である。
【図9】 本発明の第3実施例によるねじ帯体の断面端図である。
【図10】 本発明の第4実施例によるねじ帯体の断面端図である。
【符号の説明】
【0101】
10はねじ帯体
12は保持帯片
14はねじ
16はねじの軸
17はねじの頭
20はねじの先端
22はねじの幹部(シャンク)
24はねじ山
26はビーム部材
28は外側
30は内側
32は帯片
34は第1点線
36は第2点線
38はセグメント
40はビームセグメント
41は最上部
42は最下部
43は最下面
44は補強部
46はスクリュードライバビット
48は工作物
50は矢印
52はカミング面
60は前端
62は後端
66は外側面
67は内側面
73は破点線
74はガイドセクション
75は補強リブ
76は最前部
78は最後部
80は末端セクション(又はビームの中央面)
81は上部
82は下部
143はビームの最上面

Claims (29)

  1. プラスチック製の保持帯片と複数のねじ留め金具の組み合せから成る曲がったねじ帯体で、
    ねじ留め金具が軸芯を有するものであり、上端に頭と、他方の下端から延びる先端と、頭の下から先端まで軸芯方向に延びる幹部を有し、幹部がねじ切りされ、
    保持帯片が、各ねじ留め金具の軸芯を共通面上に位置させて、間隔を隔てて並列状に1列にねじ留め金具を保持し、
    保持帯片の少なくとも一部が、ねじ留め金具の頭が共通面上の第1曲線上に位置すると共に、ねじ留め金具の先端が共通面上の第2曲線上に位置する概ね曲がった形態でねじ留め金具を保持して、その部分の各ねじ留め金具において、前記第1曲線の曲率半径が第2曲線の曲率半径よりも小さく、
    保持帯片が、ねじ留め金具の間を縦方向に延びる細長いビーム部材を具備し、
    ビーム部材が、ビーム部材の最上面からビーム部材の最下面までの間に相当すねじ留め金具の軸芯方向の高さを有し、
    ビーム部材の前記中央より上を上部、また、中央より下を下部とし、
    ビーム部材を実質的に一定密度のプラスチック材から作り、
    ビーム部材の上部が上質量を有し、
    ビーム部材の下部が下質量を有し、
    上質量が下質量よりも大きく、
    成形したまっすぐなねじ帯体の冷却時に所望の曲がった形状に強制変形させることなしに
    前記ビーム部材の上部と下部の収縮率の差によって曲がった形状にした
    ことを特徴とするねじ帯体。
  2. 上質量と下質量の合計がビーム部材の総質量に等しく、
    上質量が総質量の55%以上であることを特徴とする請求項1に記載のねじ帯体。
  3. 上質量が総質量の60%から80%の間であることを特徴とする請求項2に記載のねじ帯体。
  4. 細長いビーム部材が隣り合うねじ留め金具の間で実質的に一定の断面輪郭を有することを特徴とする請求項1に記載のねじ帯体。
  5. 保持帯片が、各ねじ留め金具の軸心を通る共通面の一方の外側に細長いビーム部材を具備し、それと同時に、各ねじ留め金具について、少なくとも1つのもろい帯片部材を、共通面の他方の外側を通して各ねじ留め金具の幹部を包む形態でビーム部材にかけ渡して、各ねじ留め金具をビーム部材に保持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のねじ帯体。
  6. ビーム部材がねじ留め金具の先端に最も近い最下部と、最下部より頭に近い膨らんだ補強部とを含み、
    共通面に直角な断面において、補強部が共通面に直角な最下部の幅よりも大きい共通面に直角な幅を有して、補強部のビーム部材の最外側面が最下部のビーム部材の最外側面よりも共通面からさらに外側に延びるようになされることを特徴とする請求項5に記載のねじ帯体。
  7. ビーム部材がさらに補強部よりも頭に近い最上部を含み、共通面に直角な断面において、補強部が共通面に直角な最上部の幅よりも大きい共通面に直角な幅を有して、補強部のビーム部材の最外側面が最上部のビーム部材の最外側面よりも共通面からさらに外側に延びることを特徴とする請求項6に記載のねじ帯体。
  8. 補強部が、最上部又は最下部のねじ留め金具の軸芯方向のいずれかの高さよりも大きいねじ留め金具の軸芯方向の高さを有することを特徴とする請求項7に記載のねじ帯体。
  9. ビーム部材が、共通面に直角する方向の厚み幅よりも大きいねじ留め金具の軸芯方向の高さを有することを特徴とする請求項8に記載のねじ帯体。
  10. ビーム部材の高さが、その厚み幅の少なくとも2倍であることを特徴とする請求項9に記載のねじ帯体。
  11. 補強部の高さがビーム部材の高さの約二分の一であることを特徴とする請求項10に記載のねじ帯体。
  12. 最上部の高さが最下部の高さよりも低いことを特徴とする請求項11に記載のねじ帯体。
  13. 最上部が共通面に面する内側カミング面を有し、カミング面がねじ留め金具の頭の下面と係合するためにねじ留め金具の幹部から上方に遠ざかって延びるような角度を成して、ねじ留め金具がビーム部材に対して軸方向に下方にねじ込まれるとき、保持帯片に対してねじ留め金具をビーム部材から遠ざけるように、共通面に直角な方向に向きを変えることを特徴とする請求項7に記載のねじ帯体。
  14. カミング面が、ビーム部材の全長にわたって連続的に延びる最上部の傾斜した最上内側上面を具備することを特徴とする請求項13に記載のねじ帯体。
  15. 共通面が平面であることを特徴とする請求項1に記載のねじ帯体。
  16. 2つのもろい帯片部材を各ねじに設けて、最上部と補強部の間の接合付近に上帯片部材を、補強部と最下部の間の接合付近に下帯片部材を夫々具備することを特徴とする請求項7に記載のねじ帯体。
  17. ねじ留め金具の頭を前記共通面の中心点から一定の距離に配設し、各ねじ留め金具の軸が中心点から延びることを特徴とする請求項1に記載のねじ帯体。
  18. ねじ留め金具が幹部の周りにねじ山を有するねじ留め金具から成り、
    ビーム部材が間隔を隔てたスリーブを担持して、各スリーブでねじ留め金具の1つを受止し、
    各スリーブに受止される各ねじ留め金具が隣り合うねじ留め金具から均一な距離を隔てて、ねじ留め金具の頭がスリーブの一方の後端から延び、ねじ留め金具の先端がスリーブの他方の前端から延び、
    スリーブが幹部のねじ山に螺合し、
    スリーブが強度の弱い部分を有して、ねじ留め金具が工作物に先端からねじ込まれるときにそのスリーブから自動的に分離するとともに、保持帯片の長さが実質的に無傷に維持され、かつねじ留め金具をその各スリーブに螺合することによってねじ留め金具を案内するようになされたことを特徴とする請求項1に記載のねじ帯体。
  19. ビーム部材が、個別の長さの細長いビーム部材であって、ねじ留め金具のサイズと重量を考慮して、ビーム部材は、ビーム部材が一端で片持ち梁状に保持される場合、ビーム部材の全長を支持できるだけの十分な強度をもつサイズにし、共通面が地面に対して垂直な場合、共通面にねじ留め金具の頭を直線状に配置できる撓みの範囲を超えてビーム部材が撓むことなくねじ留め金具を内部に配設することを特徴とする請求項1に記載のねじ帯体。
  20. ビーム部材の最外側面がビーム部材の全長にわたって共通面に直角などの断面においても実質的に同じ輪郭を有することを特徴とする請求項1に記載のねじ帯体。
  21. 共通面に直角などの断面においても、ビーム部材が共通面から離れるように前記輪郭から延びる最外側ビームセグメントを有し、かかるビームセグメントがビーム部材の全長にわたり実質的に同一の形状およびサイズであることを特徴とする請求項20に記載のねじ帯体。
  22. ビーム部材の全長にわたりビームセグメントの同一な形状およびサイズが、幹部の外側のねじ留め金具の軸を通る共通面に直角なビーム部材の断面と同じ形状およびサイズであることを特徴とする請求項21に記載のねじ帯体。
  23. ビーム部材の全長にわたるビーム部材が共通面に平行な面の外側にあり、実質的に一定のサイズと形状の共通面に直角な断面を有するねじ留め金具の各々のすぐ外側を通ることを特徴とする請求項1に記載のねじ帯体。
  24. 帯片をプラスチック材の押出成形によりねじ留め金具の幹部上および隣り合うねじ留め金具の間に作ることを特徴とする請求項1に記載のねじ帯体。
  25. プラスチック製の保持帯片と複数のねじ留め金具の組合せから成る曲がったねじ帯体で、
    ねじ留め金具が軸芯を有するものであり、上端に頭と、他方の下端から延びる先端と、頭の下から先端まで軸芯方向に延びる幹部を有し、幹部がねじ切りされ、
    保持帯片が、ねじ留め金具の軸芯を共通面上に位置させて、間隔を隔てて並列状に1列にねじ留め金具を保持し、
    保持帯片の少なくとも一部が、ねじ留め金具の頭が共通面上の第1曲線上に位置すると共に、ねじ留め金具の先端が共通面上の第2曲線上に位置する概ね曲がった形態でねじ留め金具を保持して、その部分の各ねじ留め金具において、前記第1曲線の曲率半径が第2曲線の曲率半径よりも小さく、
    保持帯片がねじ留め金具の間を縦方向に延びる細長いビーム部材を具備し、
    ビーム部材が、ビーム部材の最上面からビーム部材の最下面までの間に相当するねじ留め金具の軸芯方向の高さを有し、
    ビーム部材の中央より上を上部、また、中央より下を下部とし、
    ビーム部材が、縦断面積をもつ共通面と直角な断面輪郭を有し、
    共通面と直角などの断面においても、縦断面積の割合がビーム部材の下部より上部の方が大きく、
    成形したまっすぐなねじ帯体の冷却時に所望の曲がった形状に強制変形させることなしに、前記ビーム部材の上部と下部の収縮率の差によって曲がった形状にしたことを特徴とするねじ帯体。
  26. 曲がったねじ帯体の製造方法であって、
    曲がったねじ帯体が、保持帯片と複数のねじ留め金具の組み合せから成り、
    ねじ留め金具が軸芯を有するものであり、上端に頭と、他端から延びる先端と、頭の下から先端まで軸芯方向に延びる幹部とを有し、
    保持帯片が、各ねじ留め金具の軸芯を共通面上に位置させて、間隔を隔てて並列状に1列にねじ留め金具を保持し、
    保持帯片が、ねじ留め金具の間を縦方向に延びる細長いビーム部材を具備し、
    保持帯片の少なくとも一部が、ねじ留め金具の頭が共通面上の第1曲線上に位置すると共に、ねじ留め金具の先端がより半径の大きい対応する共通面上の第2曲線上に位置する概ね曲がった形態でねじ留め金具を保持し、
    前記製造方法が、
    複数のねじ留め金具を、間隔を隔てた並列状に概ねまっすぐな1列に維持する工程であって、ねじ留め金具の軸芯が概ね平行かつ共通面上にあるよう、維持する工程と、
    まっすぐな列にしたねじ留め金具の幹部上の押出成形ダイから保持帯片を成形するためにプラスチックを押出成形する工程であって、押出成形するプラスチックが上昇した第1温度で押出成形可能かつ溶融状態にあるようにした、押出成形する工程と、
    保持帯片を、ねじ留め金具間を縦方向に延びるまっすぐな細長いビーム部材として成形してまっすぐなねじ帯体を提供する工程であって、
    i)ビーム部材が、ビーム部材の最上面とビーム部材の最下面までの間に対応するねじ留め金具の軸芯方向の高さを有し、
    ii)ビーム部材の中央より上を上部とし、また、中央より下を下部とし、
    iii)ビーム部材の上部が上質量を有し、
    iv)ビーム部材の下部が下質量を有し、
    v)上質量が下質量よりも大きくし、
    成形したまっすぐなねじ帯体の冷却時に所望の曲がった形状に強制変形させることなしに
    まっすぐなねじ帯体を冷却することによって、ビーム部材の下部に比べてビーム部材の上部の収縮を不等にする結果、まっすぐなねじ帯体を曲がった状態を呈する保持帯片にするようにした、成形する工程と、
    から成る曲がったねじ帯体の製造方法。
  27. ねじ帯体をまっすぐにして個別の均一な長さのビーム部材を形成しながら、2本の隣り合うねじ留め金具の間で保持帯片を切断する工程を含むことを特徴とする請求項26に記載の曲がったねじ帯体の製造方法。
  28. まっすぐなねじ帯体が冷却した状態で所望の曲がった構成に変形するのを抑制しないことを特徴とする請求項27に記載の曲がったねじ帯体の製造方法。
  29. 固定した押出成形ダイを通し、まっすぐな列に保持しながら、ねじ留め金具を動かす工程を含むことを特徴とする請求項28に記載の曲がったねじ帯体の製造方法。
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