JP4902932B2 - 吸入装置 - Google Patents
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Description
発明の分野
本発明は、吸入装置に関するものであり、詳細には粉末医薬の用量を投与する吸入装置に関する。
【0002】
発明の背景
粉末医薬の計量された用量を投与するのに現在利用可能な吸入装置の多くは、複数用量を含むよう設計されている。複数用量を含む吸入装置は、一定の市場要件を十分に満たしているが、それは、消費者が常に、ほんの少数の医薬用量分、さらには1回の医薬用量分の費用しか支払うことができない発展途上国や貧困社会には必ずしも当てはまらない。
【0003】
発明の概要
本発明によれば、単位用量の粉末医薬を投与するための吸入装置であって、該装置が、ケーシング;少なくとも1つの単位用量の粉末医薬を収容するための前記ケーシング内に着脱可能に取り付けられたカートリッジであって、それぞれが別個の単位用量を収容するための複数のコンパートメントおよび各それぞれのコンパートメントを密閉するためのシール層を有するカートリッジ;ならびにそれぞれのコンパートメントから前記シール層を取り除くための分離機であって、取り除いたことによってその開いたコンパートメントを通る空気流の通路が画定される分離機;を有し、前記ケーシングが、吸入用アパーチャであってそれによって使用者が空気を吸入することで前記空気流の通路を通って空気が吸引されて前記開いたコンパートメントの内容物が前記空気流内に同伴される吸入用アパーチャ、を有することを特徴とする吸入装置が提供される。
【0004】
1態様において前記カートリッジは、少なくとも1つの単位用量の粉末医薬を内部に含む。好ましくは前記分離機は、前記カートリッジの構成部品である。
【0005】
特に有利には、使用者が吸入することで誘導される空気流は、ポンプ手段などの付加的な補助手段を用いなくとも、単位用量を投与するための全空気流をまかなうものとなる。従って、使用者に完全な単位用量を投与する上で十分な吸入誘導の空気流が得られていることを示すインジケータ手段を前記吸入装置に組み込むことが特に望ましい。1形態においてそのインジケータ手段は、最小空気流速に応答して移動可能な部材を有し得る。都合のよいことにはそのようなインジケータ部材は、装置を通る空気流の通路内に取り付けられた回転可能な羽根の形態であって且つ所定の抵抗がかけられており、この抵抗によって単位用量の投与を引き起こすのに十分な吸入誘導の空気流がその抵抗に打ち勝ち、そして前記羽根をスピンまたは回転させて、そのような回転動作が使用者に目視可能となっている。回転動作を誘導するのに打ち勝つ必要のある抵抗は、羽根回転に対する直接の摩擦抵抗および/または十分な吸入誘導の空気流に応答して開かれた空気流弁に設けられた抵抗であってもよい。
【0006】
好ましくは前記インジケータ手段は、使用者に目視可能となっているものである。
【0007】
特に有利には前記カートリッジは、ディスク形状の本体を有し、前記コンパートメントがその本体の内周りに配置されている。前記本体はインデキシング(indexing)可能となっており、連なるコンパートメントを投与位置に配置して、それらのコンパートメントから単位用量を放出する。
【0008】
1実施形態においては、前記分離機は投与位置に配置され、分離機に対してカートリッジのディスク状本体の回転をインデキシングすることによって、分離機が前記シール層を、インデキシング機構の起動により投与位置に移動してくるコンパートメントから剥離する。
【0009】
好ましくは前記インデキシング機構は、ケーシングによって支えられ且つ、好ましくは吸入用アパーチャが閉じられている吸入装置の非動作状態を表す第1の位置とカートリッジ本体が回転することで次のコンパートメントを吸入用アパーチャが開かれている投与位置に送る第2の位置との間で移動可能である起動用部材を有する。
【0010】
カートリッジを、全ての使用可能なコンパートメントに医薬が充填された状態で使用者に提供し得るが、そのようなコンパートメントの一つまたは数個のみに、例えば1回の使用または1日の使用に十分な医薬を入れておくこともできる。
【0011】
特に有利には前記カートリッジは、カートリッジ内の全ての単位用量が使い切られなくとも、取り出しおよび交換が可能である。好ましくは、カートリッジのケーシングへの挿入またはそれからの取り出しは、シール層の剥離に影響しない。より好ましくは、ケーシングへのカートリッジの挿入またはケーシングからの取り出しは、吸入用アパーチャが開いた位置にある時には行うことができない。
【0012】
本発明はまた、上記で定義の装置に組み込まれるカートリッジであって、それぞれが別個の単位用量を収容するための複数のコンパートメント;各それぞれのコンパートメントを密閉するシール層;ならびに、前記シール層をそれぞれのコンパートメントから取り除いて且つ前記開いたコンパートメントを通る空気流の通路を画定する分離機;を有するカートリッジを提供する。
【0013】
特に好ましい実施形態において前記カートリッジは、前記コンパートメントが本体の周りに角度間隔を設けた配列で配置されているディスク状本体および前記本体上に前記コンパートメントをシールするためのディスク状の層を有し、前記分離機部材は前記本体と前記シール層との間に配置されており、前記本体の実質的に半径方向に延びている。本体は、分離機に対して回転可能であることで、本体を分離機に対して段階的に回転させる時に、シール層を剥離して、連なるコンパートメントを開けるようになっている。
【0014】
1つの特に好ましい形態において分離機は、コンパートメントが分離機と位置合わせされた時に開いたコンパートメントを横断する空気流の通路を画定する流路を形成し、それにより流路の一端から他端への吸入誘導の空気流が、コンパートメント内で単位用量を同伴して吸入用アパーチャを通る投与が行われる。
【0015】
好ましくはこの構成は、カートリッジをケーシング内に取り付けた際に、吸入用アパーチャが、分離機における空気流の通路の半径方向で外側の端に間近に近接しているものである。
【0016】
本発明のさらなる態様によれば、上記の本発明を用いて粉末医薬を投与する方法が提供される。
【0017】
図面の簡単な説明
本発明の実施形態について、単なる例示として添付の図面を参照しながら説明を行う。
【0018】
図1は、開いた状態の装置のケーシングを示す本発明による吸入装置の斜視図である。
【0019】
図2は、カートリッジを示す、部分切取斜視図である。
【0020】
図3は、主要な構成部品を示すカートリッジの分解組立図である。
【0021】
図4は、ケーシング内に取り付けられたカートリッジを示す斜視図であり、この図は部分切取図であってまた部分的に模式図となっており、ケーシングを通り且つカートリッジの開いたコンパートメントを通る吸入誘導空気流の通路をよりよく示すために、カートリッジの剥離可能なシール層が省略されている。
【0022】
図5は、閉じられた状態にあるケーシングを示す模式図である。
【0023】
図面の詳細な説明
図1には、好ましい実施形態の吸入装置が、1以上の単位用量の粉末医薬が入った取り出し可能/交換可能なカートリッジ4を収納するように作製されたケーシング2を有することが示してある。ケーシング2は、ディスク形状であってまた後に詳細に説明するカートリッジ4を収納するための内部チャンバ8を有する主本体6を有する。カートリッジ4はチャンバ8内に取り付けられ、カートリッジの軸を中心とする回転をインデキシングして連続する単位用量をチャンバ8中の投与位置に配置する。主本体6はまたその周囲壁中に吸入アパーチャ10を有し、これを通して投与位置にある単位用量の医薬が使用者の吸入の実施下でカートリッジ4から吸引され、ケーシングのその部分における本体6の構成は、それが使用者の口に当てることができるマウスピース12を形成するようなものとなっている。内部にカートリッジ4を有するチャンバ8は、本体6に支えられた蓋14によって閉じることができる。図示の実施形態では、蓋14は本体6に蝶番式に取り付けられている。ただし他の実施形態では、蓋にスライド式に取り付けられるような別の取り付け機構を採用することもできると考えられる。
【0024】
蓋14には吸気口16が設けられており(図4および5参照)、その吸気口は、チャンバ8が蓋14によって閉じられると、チャンバ8への空気の流入を提供する。吸気口16は、蓋14内の空洞部(不図示)を介してチャンバ8の内部と連通しており、その空洞部には空気流インジケータ手段が収納されている。図示の実施形態では、インジケータ手段は回転可能なインジケータ羽根20の形態であり、この羽根は、空気流速がカートリッジからの完全な単位用量の取り出しを確実に行うのに十分な値である所定の最小値を超えると、進入する空気流で回転状態になることができる。この効果は、必要最小空気流速が達成される時にのみ羽根の回転を可能とする、経験的に決定される、羽根20の回転取付部において一定の摩擦抵抗を設けることで行い得る。空洞部(不図示)からチャンバ8中への空気の流れは、進入する空気流に応答して開く一方向性可撓フラップ弁(不図示)によって閉じ得る。この弁の効果は、インジケータ羽根20が、弁を開けるのに十分な有意な空気流に応答して自由に回転可能であることで、羽根の取付部中に摩擦抵抗を設ける必要がなくなるようなものであってよい。蓋14における空洞部(不図示)は、透明カバーによって閉じられ、使用者は羽根20の回転を容易に見ることができ、これにより吸入によって生じる空気流が単位用量を投与する上で十分であることが示される。これに関して理解すべき点として、この実施形態の装置では、製造コストを下げるために、単位用量の投与は、使用者の吸入によって誘導される空気流だけで、強制空気流を提供するためのポンプまたはタービンなどの追加手段を組み込むことなく行われる。
【0025】
カートリッジ4には、カートリッジの軸の周りに分布したポケット26の形態にある一連のコンパートメントが形成されたディスク状の底部または本体24があり、各ポケット26は細長い形状を有していて、本体24の実質的に半径方向に延び、かつ本体24の実質的に平坦な表面24a(図面で示されている上面)上に開口している。図示の本体24aはそのようなポケット26を10個有し、各ポケットには1つの単位用量が入るようになっている。ただし他の形態では、本体は10個より少ないポケットを有することができるか、あるいは空間的要件が許せば、10個より多いポケットを有することができる。しかしながら理解されるべき点として、図示の基本カートリッジは、ポケット26当たりの単位用量ベースで10単位用量を収容するように設計されているが、1個またはほんの少数のポケット(26)にのみ単位用量の医薬を充填してカートリッジを提供することで、経済的に余裕のない顧客が、例えば1日の必要量に合った医薬の入ったカートリッジを購入できることが想到される。ポケット26は、カートリッジ本体24の表面24aに施された剥離可能な層28、例えばホイル層によって閉じられている。
【0026】
図4に示したように、カートリッジ4にはまた、本体24と層28との間に配置され、カートリッジ本体24の中央アパーチャ内に位置する一体型ハブ部分30aから半径方向に延び、そして本体24およびそれに貼り付けられた層28が分離機30に対して回転できるようになっている中央ハブを画定する分離機30がある。カートリッジ本体24の表面24aと接触している分離機30の表面は、ハブ部分30aからカートリッジ本体の外部まで半径方向に延びることで吸入用アパーチャ10と連通する空気流の通路32を有して形成されている。後述するように、カートリッジの本体24と分離機30との間の相対的な動きによって、分離機30がカートリッジ本体24の表面24aから層28を徐々に剥離し、それによってポケット26が連続的に開けられる。分離機30がポケット26と実質的に半径方向で位置一致すると、分離機30の空気流の流路32はそのポケット26の開いた面に沿って延び、分離機30の流路32およびポケット26の近接部分を通過する吸入誘導の空気流が、そのポケット内の医薬を同伴して、アパーチャ10からの放出が行われる。開いたポケットを通って誘導される空気流の効果は、ポケット内の相対的に粗い粒子から相対的に小さい粒子の解離を引き起こす傾向があり、それによって、誘導された空気流が十分であれば、全用量の効果的な放出を確実にする。分離機30には、粒子の解離を促進するために、それに一体成形されたメッシュ、格子またはバッフルを設けてもよい。
【0027】
層28およびカートリッジ本体24の効果的な分離を制御下に行うために、分離機30の外側表面について、少なくともカートリッジ本体の回転方向に対する前縁部で適切な形状を持たせる。図3に示したように、その形状は丸くなった形状である(30b参照)。ただしこれに代えて、それより楔形に近い形状とすることも可能であると考えられる。
【0028】
カートリッジにはまた、層28の上側表面を覆うことで層を損傷から保護するカバー36がある。カバー36は分離機30に対して位置的に固定されており、空気流入用アパーチャ38を有し、そのアパーチャは蓋14が閉じられるとその蓋の中のインジケータ羽根用空洞部18の出口に近接して位置することから、吸入誘導の空気流が蓋14の中のインジケータ羽根用空洞部18を通ってチャンバ8に進入し、カートリッジカバー36中の流入用アパーチャ38を通って、分離機30中の空気流の通路32の半径方向で内側の端部に入る。しかしながら、カートリッジにおいて、そのポケットの1個または2個にしか単位用量が入っていない場合には、カバーを省略することができる。
【0029】
カートリッジの本体24にはその周囲に、ケーシング2の主本体6の壁に取り付けられたインデキシング部材と協同するように配置された一連の傾斜状ラチェット歯40があり、このインデキシング部材には連なる歯40と係合するための内側に突き出たラチェット歯42および、所定の回転円弧にわたって前後にインデキシング部材を動かすためにスライド可能となっている外方向に突き出た起動ノブ44がある。インデキシング部材とラチェット歯40の間の協同は、使用者がインデキシング部材を手動で起動することにより、カートリッジ本体24が回転の片方の方向に、カートリッジ本体中の2個の隣接するポケット26間の角距離に相当する量だけ段階的に進むようなものである。インデキシング部材にはまた、吸入用アパーチャ10と連携するシャッター(不図示)を含むことができ、これによりノブ44によるインデキシング部材の往復運動がシャッターに吸入用アパーチャ10の開閉もさせる。吸入装置の非動作状態を表す起動ノブ44の一方の端部位置では、吸入用アパーチャ10はシャッターによって閉じられている。そしてそれの他端位置に対してノブ44が動くことにより、吸入用アパーチャ10を開き、さらには1段階でカートリッジの本体24を移動させることで、装置を動作状態にする。シャッターはまた、粒子の解離を促進するためにメッシュや格子を一体成形で設けてもよい。
【0030】
カートリッジ4およびケーシング2のチャンバ8は、カートリッジ4がチャンバ8内に所定の角度方向でのみ嵌合でき、その方向では分離機30の外側端部が吸入用アパーチャ10と位置一致し(それは投与位置である)、カートリッジカバー36における流入用アパーチャ38がインジケータ羽根用空洞部からの空気出口(不図示)と位置一致するような構成となっている。またこの位置では、蓋14における覗き窓46(好ましくは拡大効果を有する)も、カートリッジカバー36におけるアパーチャ48と位置一致している。従って使用者は、アパーチャ48の下にあり、層28上に印字されたカートリッジに残っている用量数または服用した用量数(分離機30に対するカートリッジ本体24の角度位置によって求める)を示す数を見ることができる。カートリッジカバーにおけるアパーチャ48によって、カートリッジ上の他の印を見ることもできる。
【0031】
カートリッジがケーシングに入れられ、蓋が閉じられると、起動ノブ44が一方の端部位置(非動作状態に相当する端部)から他方の端部位置へ移動することによって、シャッターが開き、またカートリッジ本体がインデキシングされて1段階進む。これが次に、第1のポケット(新しいカートリッジの場合)を分離機30の空気流の通路32と位置一致させ、これによってポケットからの単位用量の投薬を可能とし、その動きの間に分離機30がポケットから層を剥離させる。そのあと、使用者が唇をケーシング本体のマウスピース12に当て、使用者は吸入用アパーチャから吸い込みを行って、分離機30と位置一致している開いたポケットを介してチャンバ8を通って空気を引き込み、羽根20が回転して、空気流が正しい用量の服用を可能とするのに十分となったことを使用者に示す。そのあと、起動ノブ44がそれの開始位置に戻され、これによってまたシャッターによる吸入用アパーチャ10の閉鎖もなされる。
【0032】
カートリッジは必要に応じてケーシングから取り出したりまたケーシングの中に戻したりすることができる。カートリッジの取り出しには、全ての単位用量が使われている必要はない。ケーシング中へのカートリッジの挿入はそれ自体ではポケットは開かず、その動作は、起動ノブ44が動かされてカートリッジ本体のインデキシングが行われ、従ってホイル層の剥離が行われる時のみ起こる。好ましくは、カートリッジとチャンバとの間の配置システムは、吸入用アパーチャが閉じられているその端部位置に起動ノブ44がある場合にのみ、カートリッジの挿入および取り出しを行うことができるようなものとする。
【0033】
各操作では単一用量のみを吸入することができ、第2の用量の吸入には、完全サイクルによる起動ノブの前進動作が必要である。各単位用量は個別の動作で投与され、その動作の際に偶発的に使用者が息を吐いても、その後の用量の良好な投与に影響しない。使用者が投与中に息を吐いた場合、その時の用量の損失は、空洞部からの空気出口に一方弁を組み込むことによって防止することができる。カートリッジカバーが存在することで、誘導空気流が用量の全部を放出するには不十分である場合に、前に開かれたカートリッジ内の残留物への曝露から使用者を保護する。
【0034】
このカートリッジの構成およびケーシングの構成は、後の単位用量の放出の効率に悪影響を与えることなく、吸入装置をどのような方向でも使用できるように保管することができるものとする。
【0035】
このケーシングおよびカートリッジの構造は、前述のように発展途上国および貧困社会での使用に恩恵をもたらすが、全体の設計は非常にコンパクトであり、財布や小さいハンドバッグの中に容易に入れることができることから、かなり嵩張る傾向のある従来の装置を持ち運びしたくない使用者でも、その装置を使うことができる。
【0036】
本発明の吸入装置は医薬を投与するのに、特に呼吸器障害の治療に好適である。適切な医薬は、例えばコデイン、ジヒドロモルヒネ、エルゴタミン、フェンタニルまたはモルヒネなどの鎮痛薬;ジルチアゼムなどの狭心症薬;クロモグリク酸化合物(例:ナトリウム塩)、ケトチフェンまたはネドクロミル(例:ナトリウム塩として)などの抗アレルギー薬;セファロスポリン類、ペニシリン類、ストレプトマイシン、スルホンアミド類、テトラサイクリン類およびペンタミジンなどの抗感染薬;メタピリレンなどの抗ヒスタミン薬;ベクロメタゾン(例:ジプロピオン酸エステルとして)、フルチカゾン(例:プロピオン酸エステルとして)、フルニソリド、ブデソニド、ロフレポニド、モメタゾン(例:フロン酸エステルとして)、シクレソニド、トリアムシノロン(例:アセトニドとして)または6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−3−オキソ−17α−プロピオニルオキシ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオ酸S−(2−オキソ−テトラヒドロ−フラン−3−イル)エステルなどの抗炎症剤;ノスカピンなどの鎮咳薬;アルブテロール(例:遊離塩基または硫酸塩として)、サルメテロール(例:キシナホ酸塩として)、エフェドリン、アドレナリン、フェノテロール(例:臭化水素酸塩として)、ホルモテロール(例:フマル酸塩として)、イソプレナリン、メタプロテレノール、フェニレフリン、フェニルプロパノールアミン、ピルブテロール(例:酢酸塩として)、レプロテロール(例:塩酸塩として)、リミテロール、テルブタリン(例:硫酸塩として)、イソエタリン、ツロブテロールまたは4−ヒドロキシ−7−[2−[[2−[[3−(2−フェニルエトキシ)プロピル]スルホニル]エチル]アミノ]エチル−2(3H)−ベンゾチアゾロンなどの気管支拡張薬;2R,3R,4S,5R)−2−[6−アミノ−2−(1S−ヒドロキシメチル−2−フェニル−エチルアミノ)−プリン−9−イル]−5−(2−エチル−2H−テトラゾル−5−イル)−テトラヒドロ−フラン−3,4−ジオール(例:マレイン酸塩として)などのアデノシン2a作動薬;(2S)−3−[4−({[4−(アミノカルボニル)−1−ピペリジニル]カルボニル}オキシ)フェニル]−2−[((2S)−4−メチル−2−{[2−(2−メチルフェノキシ)アセチル]アミノ}ペンタノイル)アミノ]プロパン酸(例:遊離酸またはカリウム塩として)などのα4インテグリン阻害薬;アミロリドなどの利尿薬;イプラトロピウム(例:臭化物として)、チオトロピウム、アトロピンまたはオキシトロピウムなどの抗コリン作動薬;コルチゾン、ハイドロコルチゾンまたはプレドニゾロンなどのホルモン類;アミノフィリン、コリン・テオフィリネート、リジンテオフィリネートまたはテオフィリンなどのキサンチン類;インシュリンまたはグルカゴンなどの治療タンパク質およびペプチド;ワクチン、診断薬ならびに遺伝子治療薬から選択することができる。当業者には、適宜に医薬を、塩の形で(例:アルカリ金属塩またはアミン塩あるいは酸付加塩として)、またはエステルとして(例:低級アルキルエステル)、または溶媒和物として(例:水和物)用いて、その医薬の活性および/または安定性を至適化することができることは明らかであろう。
【0037】
好ましい医薬は、アルブテロール、サルメテロール、プロピオン酸フルチカゾンおよびジプロピオン酸ベクロメタゾンならびにそれらの塩または溶媒和物(例:アルブテロールの硫酸塩およびサルメテロールのキシナホ酸塩)から選択される。
【0038】
医薬はまた、組み合せで投与することもできる。活性成分の組み合わせを含む好ましい製剤は、ベクロメタゾンエステル(例:ジプロピオン酸エステルとして)またはフルチカゾンエステル(例:プロピオン酸エステルとして)またはブデソニドなどの抗炎症性ステロイドと組み合わせた、サルブタモール(例:遊離塩基または硫酸塩として)またはサルメテロール(例:キシナホ酸塩として)またはホルモテロール(例:フマル酸塩として)を含む。特に好ましい組み合わせは、プロピオン酸フルチカゾンおよびサルメテロールまたはそれの塩(特には、キシナホ酸塩)の組み合わせである。特に興味深いさらなる組み合わせは、ブデソニドおよびホルモテロール(例:フマル酸塩として)である。特に興味深いさらなる組み合わせは、サルメテロールまたはそれの塩(特に、キシナホ酸塩)および臭化イプラトロピウムである。
【0039】
本開示内容は説明のみを目的としたものであり、本発明はそれに対する改変、変形および改良にも及ぶものであることは明らかであろう。
【0040】
本詳細な説明および特許請求の範囲が一部を形成する本願は、それ以降の出願に関する優先権の基礎として用いることができる。そのような以降の出願の特許請求の範囲は、本明細書に記載の特徴またはその特徴の組み合わせに向けられ得る。それらは、製造物、方法あるいは用途クレームの形態を取ることができ、例としてまたこれに限定するものではないが、1以上の本発明のクレームを含み得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 開いた状態の装置のケーシングを示す本発明による吸入装置の斜視図である。
【図2】 カートリッジを示す、部分切取斜視図である。
【図3】 主要な構成部品を示すカートリッジの分解組立図である。
【図4】 ケーシング内に取り付けられたカートリッジを示す斜視図である。
【図5】 閉じられた状態にあるケーシングを示す模式図である。
Claims (17)
- 単位用量の粉末医薬を投与するための吸入装置であって、該装置が、
ケーシング;
前記ケーシング内に着脱可能に取り付けられ、それぞれが別個の単位用量の粉末医薬を収容するための複数のコンパートメントおよび各それぞれのコンパートメントを密閉するためのシール層を有するカートリッジであって、該カートリッジの本体が、該本体の周りで放射状に配置されたコンパートメントを有するディスク状の形体であり、前記シール層が前記本体上に配置されているカートリッジ;
それぞれのコンパートメントから前記シール層を取り除くための分離機であって、取り除いたことによってその開いたコンパートメントを通る空気流の通路が画定される、前記カートリッジの構成部品である分離機;ならびに
前記カートリッジ中の連なるコンパートメントを、各コンパートメントから単位用量を放出するための投与位置に差し出すインデキシング機構であって、該インデキシング機構の起動が、前記カートリッジ本体を前記分離機に対して回転させることで、前記分離機が回転する前記シール層を前記コンパートメントから剥離し且つ前記コンパートメントを前記投与位置に移動させるインデキシング機構;を有し、
前記ケーシングが、吸入用アパーチャであってそれによって使用者が空気を吸入することで前記空気流の通路を通って空気が吸引されて前記開いたコンパートメントの内容物が前記空気流内に同伴される吸入用アパーチャ、を有していることを特徴とする吸入装置。 - 前記カートリッジが、少なくとも1つの単位用量の粉末医薬を内部に含む請求項1に記載の吸入装置。
- 使用者への完全な単位用量を投与する上で十分な空気流が得られていることを示すインジケータ手段をさらに有する請求項1または2に記載の吸入装置。
- 前記インジケータ手段が、最小空気流に応答して移動可能な部材を有する請求項3に記載の吸入装置。
- 前記部材が、前記最小空気流に応答して回転可能な羽根を有する請求項4に記載の吸入装置。
- 前記羽根に所定の抵抗がかけられている請求項5に記載の吸入装置。
- 最小空気流に応答して開き得る空気流弁をさらに有する請求項5に記載の吸入装置。
- 前記インジケータ手段がユーザーに目視可能である請求項3ないし7のいずれかに記載の吸入装置。
- 前記分離機が、前記カートリッジ本体と前記シール層の間に配置され且つ前記本体の実質的に半径方向に延びて前記シール層を剥離する部材、を有する請求項1ないし8のいずれかに記載の吸入装置。
- 前記インデキシング機構が、前記吸入用アパーチャが閉じている第1の位置と、次のコンパートメントが投与位置に移動され且つ前記吸入用アパーチャが開いている第2の位置の間を移動可能な、前記ケーシング中の起動用部材を有する請求項1ないし9のいずれかに記載の吸入装置。
- 前記分離機が、前記コンパートメントが前記分離機と位置合わせされた時に、開いたコンパートメントを横断する空気流の通路を画定する流路を形成する請求項1ないし10のいずれかに記載の吸入装置。
- 前記吸入用アパーチャが、前記分離機における前記空気流の通路の半径方向の外側の端部に間近に近接している請求項11に記載の吸入装置。
- 前記カートリッジの前記ケーシングへの挿入またはそれからの取り出しが前記シール層を剥離しない請求項1ないし12のいずれかに記載の吸入装置。
- 前記吸入用アパーチャが開いた位置にある時には、前記カートリッジの前記ケーシングへの挿入またはそれからの取り出しが行えない請求項1ないし13のいずれかに記載の吸入装置。
- 吸入装置に使用され、内部に単位用量の粉末医薬を収容するためのカートリッジにおいて、該カートリッジが、
ディスク状の本体;
それぞれが別個の単位用量の粉末医薬を収容するための前記本体の周りに角度間隔を設けた配列で配置されている複数のコンパートメント;
前記各コンパートメントを密閉するための前記本体上のシール層;ならびに
前記シール層を取り除いて各コンパートメントを開き、取り除いたことによって前記開いたコンパートメントを通る空気流の通路を画定するための分離機;を有し、
前記本体が前記分離機に対して段階的に回転されると、前記カートリッジの前記本体が前記分離機に対して回転可能であることで前記分離機が回転する前記シール層を剥離させ且つ連なるコンパートメントを開くことを特徴とするカートリッジ。 - 前記分離機が、前記本体と前記シール層との間に配置されており且つ前記本体の実質的に半径方向に延びている部材を有する請求項15に記載のカートリッジ。
- 前記コンパートメントが前記分離機と位置合わせされた時に、前記分離機が開いたコンパートメントを横断する空気流の通路を画定する流路を形成する請求項15または16に記載のカートリッジ。
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