JP4902735B2 - 医療用画像処理装置及び医療用画像処理方法 - Google Patents

医療用画像処理装置及び医療用画像処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、医療用画像処理装置及び医療用画像処理方法に関し、特に、生体組織の像の二次元画像に基づき、該生体組織の三次元モデルを推定する医療用画像処理装置及び医療用画像処理方法に関するものである。
従来、医療分野において、X線診断装置、CT、MRI、超音波観測装置及び内視鏡装置等の画像撮像機器を用いた観察が広く行われている。このような画像撮像機器のうち、内視鏡装置は、例えば、体腔内に挿入可能な挿入部を有し、該挿入部の先端部に配置された対物光学系により結像した体腔内の像を固体撮像素子等の撮像手段により撮像して撮像信号として出力し、該撮像信号に基づいてモニタ等の表示手段に体腔内の像の画像を表示するという作用及び構成を有する。そして、ユーザは、モニタ等の表示手段に表示された体腔内の像の画像に基づき、例えば、体腔内における臓器等の観察を行う。
内視鏡装置は、消化管粘膜の像を直接的に撮像することが可能である。そのため、ユーザは、例えば、粘膜の色調、病変の形状及び粘膜表面の微細な構造等を総合的に観察することができる。そして、近年においては、撮像された体腔内の像に応じた二次元画像のデータに基づき、該体腔内の像の三次元モデルを推定可能な内視鏡装置が提案されている。
さらに、内視鏡装置は、局所的な隆起形状を有する病変が存在する所定の画像を検出可能な画像処理方法として、例えば、日本国特開2005−192880号公報に記載されている画像処理方法を用いることにより、ポリープ等の病変部位が含まれる画像を検出することもまた可能である。
ところで、内視鏡により撮像された隆起形状を有する生体組織の像としての、例えば、大腸のひだまたはポリープ等の生体組織の像を含む二次元画像は、該内視鏡の視野方向に対して不可視領域を含む場合が多い。そして、前述した二次元画像における不可視領域は、一般的にオクルージョンと呼ばれている。
日本国特開2005−192880号公報の画像処理方法は、例えば、内視鏡により取得された二次元画像に基づいて三次元モデルを推定する際の処理として用いられた場合、前述したオクルージョンに存在する、信頼性の低い三次元データに基づく推定が行われることにより、隆起形状の検出効率が低下してしまう、という課題を有している。
本発明は、前述した点に鑑みてなされたものであり、内視鏡により取得された二次元画像に基づいて三次元モデルが推定される際に、隆起形状の検出効率を従来に比べて向上させることができる医療用画像処理装置及び医療用画像処理方法を提供することを目的としている。
本発明における第1の態様の医療用画像処理装置は、医療用撮像装置から入力される生体組織の像の二次元画像に基づき、該二次元画像のエッジを抽出するエッジ抽出部と、前記二次元画像に基づき、前記生体組織の三次元モデルを推定する三次元モデル推定部と、 前記二次元画像において、注目画素を中心とした局所領域を設定する局所領域設定部と、 前記エッジ抽出部において抽出されたエッジの少なくとも一部により、前記局所領域が分割されているか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づき、前記局所領域のうち、前記エッジ抽出部において抽出されたエッジにより分割されない領域であり、かつ、前記注目画素が存在する領域に対応する三次元座標データを用いつつ、前記注目画素の形状特徴量を算出する形状特徴量算出部と、前記形状特徴量算出部の算出結果に基づいて隆起形状を検出する隆起形状検出部と、を有することを特徴とする。
本発明における第2の態様の医療用画像処理装置は、前記第1の態様の医療用画像処理装置において、前記判定部は、前記エッジ抽出部において抽出されたエッジの少なくとも一部により、前記局所領域が分割されているか否かを判定するための処理として、前記局所領域内に存在するエッジの各端部が前記局所領域の端部のうちのいずれかに接しているか否かを検出する処理を行うことを特徴とする。
本発明における第3の態様の医療用画像処理装置は、医療用撮像装置から入力される生体組織の像の二次元画像に基づき、前記生体組織の三次元モデルを推定する三次元モデル推定部と、前記三次元モデルにおいて、注目ボクセルを中心とした局所領域を設定する局所領域設定部と、前記局所領域に含まれる三次元座標データの数が所定の閾値よりも多いか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づき、前記局所領域に含まれる三次元座標データの数が所定の閾値よりも多い場合に、前記局所領域に含まれる三次元座標データを用いつつ、前記注目ボクセルにおける形状特徴量を算出する形状特徴量算出部と、前記形状特徴量算出部の算出結果に基づいて隆起形状を検出する隆起形状検出部と、前記二次元画像のエッジを抽出するエッジ抽出部を有し、前記局所領域設定部は、前記エッジ抽出部のエッジの抽出結果に基づき、前記注目ボクセルが前記二次元画像のエッジに対応するボクセルであるか否かを判定するとともに、該判定した結果に応じて前記局所領域のサイズを変更することを特徴とする。
本発明における第4の態様の医療用画像処理装置は、前記第3の態様の医療用画像処理装置において、前記局所領域設定部は、前記注目ボクセルが前記二次元画像のエッジに対応するボクセルでない場合に、前記局所領域のサイズを第1のサイズに設定するとともに、前記注目ボクセルが前記二次元画像のエッジに対応するボクセルである場合に、前記局所領域のサイズを、該第1のサイズよりも小さい第2のサイズに設定することを特徴とする。
本発明における第1の態様の医療用画像処理方法は、医療用撮像装置から入力される生体組織の像の二次元画像に基づき、該二次元画像のエッジを抽出するエッジ抽出ステップと、前記二次元画像に基づき、前記生体組織の三次元モデルを推定する三次元モデル推定ステップと、前記二次元画像において、注目画素を中心とした局所領域を設定する局所領域設定ステップと、前記エッジ抽出ステップにおいて抽出されたエッジの少なくとも一部により、前記局所領域が分割されているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップの判定結果に基づき、前記局所領域のうち、前記エッジ抽出ステップにおいて抽出されたエッジにより分割されない領域であり、かつ、前記注目画素が存在する領域に対応する三次元座標データを用いつつ、前記注目画素の形状特徴量を算出する形状特徴量算出ステップと、前記形状特徴量算出ステップの算出結果に基づいて隆起形状を検出する隆起形状検出ステップと、を有することを特徴とする。
本発明における第2の態様の医療用画像処理方法は、前記第1の態様の医療用画像処理方法において、前記判定ステップは、前記エッジ抽出ステップにおいて抽出されたエッジの少なくとも一部により、前記局所領域が分割されているか否かを判定するための処理として、前記局所領域内に存在するエッジの各端部が前記局所領域の端部のうちのいずれかに接しているか否かを検出する処理を行うことを特徴とする。
本発明における第3の態様の医療用画像処理方法は、医療用撮像装置から入力される生体組織の像の二次元画像に基づき、前記生体組織の三次元モデルを推定する三次元モデル推定ステップと、前記三次元モデルにおいて、注目ボクセルを中心とした局所領域を設定する局所領域設定ステップと、前記局所領域に含まれる三次元座標データの数が所定の閾値よりも多いか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップの判定結果に基づき、前記局所領域に含まれる三次元座標データの数が所定の閾値よりも多い場合に、前記局所領域に含まれる三次元座標データを用いつつ、前記注目ボクセルにおける形状特徴量を算出する形状特徴量算出ステップと、前記形状特徴量算出ステップの算出結果に基づいて隆起形状を検出する隆起形状検出ステップと、前記二次元画像のエッジを抽出するエッジ抽出ステップを有し、前記局所領域設定ステップは、前記エッジ抽出ステップのエッジの抽出結果に基づき、前記注目ボクセルが前記二次元画像のエッジに対応するボクセルであるか否かを判定するとともに、該判定した結果に応じて前記局所領域のサイズを変更することを特徴とする。
本発明における第4の態様の医療用画像処理方法は、前記第3の態様の医療用画像処理方法において、前記局所領域設定ステップは、前記注目ボクセルが前記二次元画像のエッジに対応するボクセルでない場合に、前記局所領域のサイズを第1のサイズに設定するとともに、前記注目ボクセルが前記二次元画像のエッジに対応するボクセルである場合に、前記局所領域のサイズを、該第1のサイズよりも小さい第2のサイズに設定することを特徴とする。
本発明の実施形態に係る医療用画像処理装置が用いられる内視鏡システムの全体構成の一例を示す図。 図1の医療用画像処理装置が第1の実施形態において行う処理の手順の一例を示すフローチャート。 図1の医療用画像処理装置により取得されるエッジ画像の一例を示す図。 図3のエッジ画像における一の局所領域の拡大図。 図4の一の局所領域に対してラベリングが施された場合の状態を示す模式図。 図5のようにラベリングが施された各領域と、三次元モデルにおいて該各領域の三次元座標データが存在する部分と、の対応関係を示す図。 図1の医療用画像処理装置が第2の実施形態において行う処理の手順の一例を示すフローチャート。 図1の医療用画像処理装置が第2の実施形態において行う処理の手順の、図7とは異なる例を示すフローチャート。 図1の医療用画像処理装置が第3の実施形態において行う処理の手順の一例を示すフローチャート。
(第1の実施形態)
図1から図6は、本発明の第1の実施形態に係るものである。図1は、本発明の実施形態に係る医療用画像処理装置が用いられる内視鏡システムの全体構成の一例を示す図である。図2は、図1の医療用画像処理装置が第1の実施形態において行う処理の手順の一例を示すフローチャートである。図3は、図1の医療用画像処理装置により取得されるエッジ画像の一例を示す図である。図4は、図3のエッジ画像における一の局所領域の拡大図である。図5は、図4の一の局所領域に対してラベリングが施された場合の状態を示す模式図である。図6は、図5のようにラベリングが施された各領域と、三次元モデルにおいて該各領域の三次元座標データが存在する部分と、の対応関係を示す図である。
内視鏡システム1は、図1に示すように、被写体を撮像するとともに、該被写体の像の二次元画像を出力する医療用観察装置2と、パーソナルコンピュータ等により構成され、医療用観察装置2から出力される二次元画像の映像信号に対して画像処理を行うとともに、該画像処理を行った後の映像信号を画像信号として出力する医療用画像処理装置3と、医療用画像処理装置3から出力される画像信号に基づく画像を表示するモニタ4とを有して要部が構成されている。
また、医療用観察装置2は、体腔内に挿入されるとともに、該体腔内の被写体を撮像して撮像信号として出力する内視鏡6と、内視鏡6により撮像される被写体を照明するための照明光を供給する光源装置7と、内視鏡6に対する各種制御を行うとともに、内視鏡6から出力される撮像信号に対して信号処理を行い、二次元画像の映像信号として出力するカメラコントロールユニット(以降、CCUと略記する)8と、CCU8から出力される二次元画像の映像信号に基づき、内視鏡6により撮像された被写体の像を画像表示するモニタ9とを有して要部が構成されている。
内視鏡6は、体腔内に挿入される挿入部11と、挿入部11の基端側に設けられた操作部12とを有して構成されている。また、挿入部11内の基端側から、挿入部11内の先端側の先端部14にかけての部分には、光源装置7から供給される照明光を伝送するためのライトガイド13が挿通されている。
ライトガイド13は、先端側が内視鏡6の先端部14に配置されるとともに、後端側が光源装置7に接続される。ライトガイド13がこのような構成を有することにより、光源装置7から供給される照明光は、ライトガイド13により伝送された後、挿入部11の先端部14の先端面に設けられた、図示しない照明窓から出射される。そして、図示しない照明窓から照明光が出射されることにより、被写体としての生体組織等が照明される。
内視鏡6の先端部14には、図示しない照明窓に隣接する図示しない観察窓に取り付けられた対物光学系15と、対物光学系15の結像位置に配置され、例えば、CCD(電荷結合素子)等により構成される撮像素子16とを有する撮像部17が設けられている。このような構成により、対物光学系15により結像された被写体の像は、撮像素子16により撮像された後、撮像信号として出力される。
撮像素子16は、信号線を介してCCU8に接続されている。そして、撮像素子16は、CCU8から出力される駆動信号に基づいて駆動するとともに、CCU8に対して撮像信号を出力する。
また、CCU8に入力された撮像信号は、CCU8の内部に設けられた図示しない信号処理回路において信号処理されることにより、二次元画像の映像信号として変換されて出力される。CCU8から出力された二次元画像の映像信号は、モニタ9及び医療用画像処理装置3に対して出力される。これにより、モニタ9には、CCU8から出力される映像信号に基づく被写体の像が二次元の画像として表示される。
医療用画像処理装置3は、医療用観察装置2から出力される二次元画像の映像信号に対し、A/D変換を行って出力する画像入力部21と、画像入力部21から出力される映像信号に対して画像処理を行う、中央演算処理装置としてのCPU22と、該画像処理に関する処理プログラムが書き込まれた処理プログラム記憶部23と、画像入力部21から出力される映像信号等を記憶する画像記憶部24と、CPU22の画像処理結果としての画像データ等を記憶する情報記憶部25とを有する。
また、医療用画像処理装置3は、記憶装置インターフェース26と、記憶装置インターフェース26を介してCPU22の画像処理結果としての画像データ等を記憶する、記憶装置としてのハードディスク27と、CPU22の画像処理結果としての画像データに基づき、該画像データをモニタ4に画像表示するための表示処理を行うとともに、該表示処理を行った後の画像データを画像信号として出力する表示処理部28と、CPU22が行う画像処理におけるパラメータ及び医療用画像処理装置3に対する操作指示をユーザが入力可能な、キーボード等により構成される入力操作部29とを有する。そして、モニタ4は、表示処理部28から出力される画像信号に基づく画像を表示する。
なお、医療用画像処理装置3の画像入力部21、CPU22、処理プログラム記憶部23、画像記憶部24、情報記憶部25、記憶装置インターフェース26、表示処理部28及び入力操作部29は、データバス30を介して相互に接続されている。
次に、内視鏡システム1の作用について説明を行う。
まず、ユーザは、体腔内に内視鏡6の挿入部11を挿入する。そして、ユーザにより挿入部11が体腔内に挿入されると、被写体としての生体組織の像が、先端部14に設けられた撮像部17により撮像される。そして、撮像部17により撮像された生体組織の像は、撮像信号としてCCU8に対して出力される。
CCU8は、図示しない信号処理回路において、撮像部17の撮像素子16から出力される撮像信号に対して信号処理を行うことにより、該撮像信号を二次元画像の映像信号として変換して出力する。そして、モニタ9は、CCU8から出力される映像信号に基づき、生体組織の像を二次元の画像として表示する。また、CCU8は、撮像部17の撮像素子16から出力される撮像信号に対して信号処理を行うことにより得られた二次元画像の映像信号を、医療用画像処理装置3に対して出力する。
また、医療用画像処理装置3に対して出力された二次元画像の映像信号は、画像入力部21においてA/D変換された後、CPU22に入力される。
CPU22は、画像入力部21から出力される二次元画像に対し、隣接する画素間の濃淡レベルの比に基づくエッジ抽出処理を施す(図2のステップS1)。この処理により、CPU22は、前記二次元画像に応じたエッジ画像として、例えば、図3に示すような画像を取得する。
なお、前記エッジ抽出処理は、隣接する画素間の濃淡レベルの比に基づくものに限らず、例えば、前記二次元画像の赤色成分に対応したバンドパスフィルタを用いて行うもの等であっても良い。
次に、CPU22は、画像入力部21から出力される二次元画像に基づき、例えば、ShapeFromShading法等を用い、該二次元画像の輝度情報等に基づく幾何学的な変換等の処理を施すことにより、該二次元画像の各画素に応じた三次元座標データの推定を行う(図2のステップS2)。
なお、本実施形態において、画像入力部21から出力される二次元画像は、水平方向にISX個の画素を有し、垂直方向にISY個の画素を有する画像、すなわち、ISX×ISYのサイズの画像であるとする。
CPU22は、エッジ画像内の各画素のうち、注目画素kを1に設定した(図2のステップS3)後、該エッジ画像内において、該注目画素kを中心とした、N×N(例えば15×15)のサイズの局所領域Rkを設定する(図2のステップS4)。なお、注目画素kは、1≦k≦ISX×ISYにより定められる変数であるとする。また、前記Nの値は、二次元画像における水平方向の画素数ISX、及び、該二次元画像における垂直方向の画素数ISYの各値をいずれも超えないものであるとする。
CPU22は、図2のステップS4の処理により、例えば図3及び図4に示すように局所領域Rkを設定した後、該局所領域Rk内にエッジが存在するか否かの判定を行う(図2のステップS5)。そして、CPU22は、局所領域Rk内にエッジが存在することを検出した場合、さらに、該エッジにより該局所領域Rkが分割されているか否かの判定をさらに行う(図2のステップS6)。
CPU22は、図2のステップS5の処理において局所領域Rk内にエッジが存在しないことを検出した場合、後述する図2のステップS8の処理を行う。また、CPU22は、図2のステップS6の処理において局所領域Rk内のエッジにより該局所領域Rkが分割されていないことを検出した場合、後述する図2のステップS8の処理を行う。
CPU22は、図2のステップS6の処理において、局所領域Rk内に存在するエッジの各端部が該局所領域Rkの端部のうちのいずれかに接しているか否かを検出することにより、該局所領域Rkが分割されているか否かの判定を行う。
具体的には、CPU22は、例えば図5に示す局所領域Rkにおいて、エッジEkの両端が該局所領域Rkの端部に各々接していることを検出するとともに、該検出した結果に応じ、該局所領域Rkが2つに分割されていると判定する。
CPU22は、図2のステップS6の処理において、局所領域Rk内に存在するエッジにより該局所領域Rkが分割されていることを検出した場合、該エッジにより分割された(局所領域Rk内の)各領域に対してラベリングを行う(図2のステップS7)。
具体的には、CPU22は、例えば図5に示す局所領域Rkにおいて、エッジEkを挟んで左側の領域をラベル1に設定し、また、該エッジEkを挟んで右側の領域をラベル2に設定する。
局所領域Rk内においてエッジEkにより分割された各領域は、二次元画像から三次元モデルの推定が行われる際に、該エッジEkを挟んで各々不連続な面上に存在する三次元座標データとして推定される。CPU22は、図2のステップS7の処理として示したラベリングを行うことにより取得される、前記不連続な面上に存在する三次元座標データに基づき、オクルージョンが三次元モデル内において発生していることを検出する。そして、CPU22は、例えば、図5のラベル1と設定した部分を、図6に示すように、エッジの上側がオクルージョンにかかる部分に相当する三次元座標データであるとして三次元モデルの推定を行う。また、CPU22は、例えば、図5のラベル2と設定した部分を、図6に示すように、エッジの左側がオクルージョンにかかる部分に相当する三次元座標データであるとして三次元モデルの推定を行う。
また、CPU22は、図2のステップS5の処理において局所領域Rk内にエッジが存在しないことを検出した場合、または、図2のステップS6の処理において局所領域Rk内のエッジにより該局所領域Rkが分割されていないことを検出した場合のいずれかにおいて、局所領域Rk全域を1つのラベルとする(図2のステップS8)。
その後、CPU22は、局所領域Rkのうち、注目画素kが属するラベルと同じラベルの領域内の各画素の三次元座標データを用いつつ、曲面方程式を取得する(図2のステップS9)。
具体的には、CPU22は、例えば図5に示す局所領域Rkにおいて、注目画素kが属するラベル2の領域内の画素の三次元座標データを用いつつ、曲面方程式を取得する。また、CPU22は、図2のステップS8の処理において局所領域Rk全域を1つのラベルとした場合、局所領域Rk全域に存在する各画素の三次元座標データを用いつつ、曲面方程式を取得する。
CPU22は、図2のステップS9の処理において取得した曲面方程式に基づき、注目画素kにおける形状特徴量を算出する(図2のステップS10)。なお、本実施形態において、CPU22は、前記形状特徴量として、ShapeIndex値及びCurvedness値を各々算出するものであるとする。また、前述したShapeIndex値及びCurvedness値は、例えば、US Patent Application Publication No.20030223627に記載されている方法と同様の方法を用いることにより、曲面方程式からの算出が可能である。そのため、本実施形態の説明においては、ShapeIndex値及びCurvedness値の算出方法に関する説明を省略する。
そして、CPU22は、図2のステップS9及びステップS10の処理を行うことにより、三次元モデルにおけるオクルージョンに相当する部分のデータ、すなわち、推定結果の信頼性が相対的に低い三次元座標データを用いることなく、推定結果の信頼性が相対的に高い三次元座標データを用いつつ、注目画素kにおける形状特徴量を精度良く算出することができる。
CPU22は、図2のステップS10の処理において注目画素kの形状特徴量を算出した後、該注目画素kの値がISX×ISYであるか否かの判定を行う(図2のステップS11)。そして、CPU22は、注目画素kの値がISX×ISYである場合には、後述する図2のステップS13の処理を引き続き行う。また、CPU22は、注目画素kの値がISX×ISYでない場合には、注目画素kの値をk+1とした(図2のステップS12)後、前述した、図2のステップS4からステップS11までの一連の処理を再度行う。
CPU22は、図2のステップS11の処理においてエッジ画像内の各画素の形状特徴量の算出を完了した後、さらに、算出した該形状特徴量各々に基づく閾値処理を行うことにより、三次元モデル内の隆起形状を検出する(図2のステップS13)。
具体的には、例えば、ShapeIndex値の閾値Sthが0.9として設定され、また、Curvedness値の閾値Cthが0.2として設定されている場合、CPU22は、該閾値Sthより大きく、かつ、該閾値Cthより大きい形状特徴量を有する三次元座標データ群を、(ポリープ等の病変に起因する、局所的な)隆起形状であるとして検出する。
なお、隆起形状の検出結果は、ユーザに対し、例えば、モニタ4に表示される二次元画像(または三次元モデル)の該当部分の着色により示されるものであっても良いし、また、モニタ4に表示される二次元画像(または三次元モデル)の該当部分を指す記号及び(または)文字により示されるものであっても良い。
以上に述べたように、本実施形態の医療用画像処理装置3は、図2に示す処理として前述した一連の処理において、推定結果の信頼性が相対的に高い三次元座標データのみを用いつつ形状特徴量の算出を行う。その結果、本実施形態の医療用画像処理装置3は、内視鏡により取得された二次元画像に基づいて三次元モデルが推定される際に、隆起形状の検出効率を従来に比べて向上させることができる。
(第2の実施形態)
図7及び図8は、本発明の第2の実施形態に係るものである。図7は、図1の医療用画像処理装置が第2の実施形態において行う処理の手順の一例を示すフローチャートである。図8は、図1の医療用画像処理装置が第2の実施形態において行う処理の手順の、図7とは異なる例を示すフローチャートである。
なお、第1の実施形態と同様の構成を持つ部分については、詳細説明は省略する。また、本実施形態に用いる内視鏡システム1の構成は、第1の実施形態と同様である。
次に、医療用画像処理装置3において行われる画像処理動作についての説明を行う。
CPU22は、画像入力部21から出力される二次元画像に基づき、例えば、ShapeFromShading法等を用い、該二次元画像の輝度情報等に基づく幾何学的な変換等の処理を施すことにより、該二次元画像の各画素に応じた三次元座標データの推定を行う(図7のステップS101)。
その後、CPU22は、図7のステップS101の処理において推定した各三次元座標データに基づき、例えば、x座標の最大値と最小値との差、y座標の最大値と最小値との差、及び、z座標の最大値と最小値との差をそれぞれ算出することにより、三次元モデルのサイズを取得する(図7のステップS102)。
なお、本実施形態のCPU22は、図7のステップS102の処理において、x軸方向(水平方向)にTDX個のボクセルが存在し、y軸方向(奥行き方向)にTDY個のボクセルが存在し、z軸方向(高さ方向)にTDZ個のボクセルが存在することを各々検出することにより、TDX×TDY×TDZを三次元モデルのサイズとして取得するものとする。
CPU22は、三次元モデル内の各ボクセルのうち、注目ボクセルbを1に設定した(図7のステップS103)後、該三次元モデル内において、該注目ボクセルbを中心とした、P×P×P(例えば15×15×15)のサイズの局所立体領域Dbを設定する(図7のステップS104)。なお、注目ボクセルbは、1≦b≦TDX×TDY×TDZにより定められる変数であるとする。また、前記Pの値は、三次元モデルにおけるx軸方向のボクセルの数TDX、該三次元モデルにおけるy軸方向のボクセルの数TDY、及び、該三次元モデルにおけるz軸方向のボクセルの数TDZの各値をいずれも超えないものであるとする。
そして、CPU22は、局所立体領域Db内に存在するボクセルの個数Qを検出した(図7のステップS105)後、該ボクセルの個数Qの値と、(P×P)/2の演算により算出した値との比較を行う(図7のステップS106)。
CPU22は、ボクセルの個数Qの値が(P×P)/2の演算により算出した値に比べて大きいことを検出した場合、さらに、局所立体領域Db内に存在する各ボクセルの三次元座標データを用いつつ、曲面方程式を取得する処理を行う(図7のステップS107)。また、CPU22は、ボクセルの個数Qの値が(P×P)/2の演算により算出した値以下であることを検出した場合、後述する図7のステップS109の処理を行う。
なお、前述したボクセルの個数Qの値は、CPU22により(比較的信頼性の高い)三次元座標データが推定されたボクセルの個数を示す値である。また、前述した(P×P)/2の値は、CPU22が曲面方程式を取得する際に必要なボクセルの個数の下限を示す値である。すなわち、CPU22は、前述した図7のステップS106の処理により、局所立体領域Dbが曲面方程式を取得可能な領域であるか否かの判断を行っている。
CPU22は、図7のステップS107の処理において取得した曲面方程式に基づき、注目ボクセルbにおける形状特徴量を算出する(図7のステップS108)。なお、本実施形態において、CPU22は、前記形状特徴量として、ShapeIndex値及びCurvedness値を各々算出するものであるとする。また、前述したShapeIndex値及びCurvedness値は、例えば、US Patent Application Publication No.20030223627に記載されている方法と同様の方法を用いることにより、曲面方程式からの算出が可能である。そのため、本実施形態の説明においては、ShapeIndex値及びCurvedness値の算出方法に関する説明を省略する。
そして、CPU22は、図7のステップS106乃至ステップS108の処理を行うことにより、三次元モデルにおけるオクルージョンに相当する部分のデータ、すなわち、推定結果の信頼性が相対的に低い三次元座標データを多く含む領域を処理対象から除外するとともに、推定結果の信頼性が相対的に高い三次元座標データを多く含む領域を処理対象としつつ、注目ボクセルbにおける形状特徴量を精度良く算出することができる。
CPU22は、図7のステップS108の処理において注目ボクセルbの形状特徴量を算出した後、該注目ボクセルbの値がTDX×TDY×TDZであるか否かの判定を行う(図7のステップS109)。そして、CPU22は、注目ボクセルbの値がTDX×TDY×TDZである場合には、後述する図7のステップS111の処理を引き続き行う。また、CPU22は、注目ボクセルbの値がTDX×TDY×TDZでない場合には、注目ボクセルbの値をb+1とした(図7のステップS110)後、前述した、図7のステップS104からステップS109までの一連の処理を再度行う。
CPU22は、図7のステップS110の処理において三次元モデル内の各ボクセルの形状特徴量の算出を完了した後、さらに、算出した該形状特徴量各々に基づく閾値処理を行うことにより、該三次元モデル内の隆起形状を検出する(図7のステップS111)。
具体的には、例えば、ShapeIndex値の閾値Sth1が0.9として設定され、また、Curvedness値の閾値Cth1が0.2として設定されている場合、CPU22は、該閾値Sth1より大きく、かつ、該閾値Cth1より大きい形状特徴量を有する三次元座標データ群を、(ポリープ等の病変に起因する、局所的な)隆起形状であるとして検出する。
なお、隆起形状の検出結果は、ユーザに対し、例えば、モニタ4に表示される二次元画像(または三次元モデル)の該当部分の着色により示されるものであっても良いし、また、モニタ4に表示される二次元画像(または三次元モデル)の該当部分を指す記号及び(または)文字により示されるものであっても良い。
以上に述べたように、本実施形態の医療用画像処理装置3は、図7に示す処理として前述した一連の処理において、推定結果の信頼性が相対的に高い三次元座標データを多く含む領域においてのみ形状特徴量の算出を行う。その結果、本実施形態の医療用画像処理装置3は、内視鏡により取得された二次元画像に基づいて三次元モデルが推定される際に、隆起形状の検出効率を従来に比べて向上させることができる。
なお、本実施形態において、CPU22は、固定のサイズの局所立体領域を用いて曲面方程式の取得対象となる領域を検出する、という処理を行うものに限らず、例えば、注目ボクセルがエッジ上に存在するか否かに応じて局所立体領域のサイズを変更しつつ曲面方程式の取得対象となる領域を検出する、という処理を行うものであっても良い。
その場合、まず、CPU22は、第1の実施形態の説明において既述である、図2のステップS1と同様のエッジ抽出処理を二次元画像に対して施す(図8のステップS201)。この処理により、CPU22は、前記二次元画像内においてエッジが存在する部分を検出する。
また、CPU22は、図7のステップS101及びステップS102の処理と同様の処理により、二次元画像の各画素に応じた三次元座標データの推定を行うとともに、該三次元座標データ各々に基づいて三次元モデルのサイズを取得する(図8のステップS202及びステップS203)。
CPU22は、三次元モデル内の各ボクセルのうち、注目ボクセルeを1に設定した(図8のステップS204)後、該注目ボクセルeの三次元座標データに基づき、該注目ボクセルeが二次元画像内のエッジを形成する画素から推定されたものであるか否かを判定する(図8のステップS205)。
CPU22は、注目ボクセルeが二次元画像内のエッジを形成する画素から推定されたものである場合には、変数P1をRに設定した(図8のステップS206)後、後述する図8のステップS208の処理を引き続き行う。また、CPU22は、注目ボクセルeが二次元画像内のエッジを形成する画素から推定されたものでない場合には、変数P1をTに設定した(図8のステップS207)後、後述する図8のステップS208の処理を引き続き行う。
なお、図8のステップS206の処理において設定される値Rは、図8のステップS207の処理において設定される値Tに比べて小さい値(例えばR=T/2)として設定されている。すなわち、CPU22は、図8のステップS205乃至ステップS207の処理において、注目ボクセルがエッジ上に存在するか否かに応じて局所立体領域のサイズを変更することにより、図7に示す一連の処理を行った場合に比べ、曲面方程式の取得対象となる領域を多く取得することができる。
そして、CPU22は、図7のステップS104及びステップS105の処理と同様の処理により、注目ボクセルeを中心とした、P1×P1×P1のサイズの局所立体領域Deを設定するとともに、該局所立体領域De内に存在するボクセルの個数Q1を検出する(図8のステップS208及びステップS209)。
その後、CPU22は、前記ボクセルの個数Q1の値と、(P1×P1)/2の演算により算出した値との比較を行う(図8のステップS210)。
CPU22は、ボクセルの個数Q1の値が(P1×P1)/2の演算により算出した値に比べて大きいことを検出した場合、さらに、局所立体領域De内に存在する各ボクセルの三次元座標データを用いつつ、曲面方程式を取得する処理を行う(図8のステップS211)。また、CPU22は、ボクセルの個数Q1の値が(P1×P1)/2の演算により算出した値以下であることを検出した場合、後述する図8のステップS213の処理を行う。
なお、前述したボクセルの個数Q1の値は、CPU22により(比較的信頼性の高い)三次元座標データが推定されたボクセルの個数を示す値である。また、前述した(P1×P1)/2の値は、CPU22が曲面方程式を取得する際に必要なボクセルの個数の下限を示す値である。すなわち、CPU22は、前述した図8のステップS210の処理により、局所立体領域Deが曲面方程式を取得可能な領域であるか否かの判断を行っている。
CPU22は、図8のステップS211の処理において取得した曲面方程式に基づき、注目ボクセルeにおける形状特徴量(として、例えばShapeIndex値及びCurvedness値)を算出する(図8のステップS212)。
その後、CPU22は、注目ボクセルeの値がTDX×TDY×TDZであるか否かの判定を行う(図8のステップS213)。そして、CPU22は、注目ボクセルeの値がTDX×TDY×TDZである場合には、後述する図8のステップS215の処理を引き続き行う。また、CPU22は、注目ボクセルeの値がTDX×TDY×TDZでない場合には、注目ボクセルeの値をe+1とした(図8のステップS214)後、前述した、図8のステップS205からステップS213までの一連の処理を再度行う。
CPU22は、図8のステップS213の処理において三次元モデル内の各ボクセルの形状特徴量の算出を完了した後、さらに、算出した該形状特徴量各々に基づく閾値処理を行うことにより、該三次元モデル内の隆起形状を検出する(図8のステップS215)。
具体的には、例えば、ShapeIndex値の閾値Sth2が0.9として設定され、また、Curvedness値の閾値Cth2が0.2として設定されている場合、CPU22は、該閾値Sth2より大きく、かつ、該閾値Cth2より大きい形状特徴量を有する三次元座標データ群を、(ポリープ等の病変に起因する、局所的な)隆起形状であるとして検出する。
なお、隆起形状の検出結果は、ユーザに対し、例えば、モニタ4に表示される二次元画像(または三次元モデル)の該当部分の着色により示されるものであっても良いし、また、モニタ4に表示される二次元画像(または三次元モデル)の該当部分を指す記号及び(または)文字により示されるものであっても良い。
以上に述べたように、本実施形態の医療用画像処理装置3は、図8に示す一連の処理を行うことにより、図7に示す一連の処理を行った場合に比べ、隆起形状をさらに効率良く検出することができる。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態に係るものである。図9は、図1の医療用画像処理装置が第3の実施形態において行う処理の手順の一例を示すフローチャートである。
なお、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の構成を持つ部分については、詳細説明は省略する。また、本実施形態に用いる内視鏡システム1の構成は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様である。
次に、医療用画像処理装置3において行われる画像処理動作についての説明を行う。
まず、CPU22は、第1の実施形態の説明において既述である、図2のステップS1と同様のエッジ抽出処理を二次元画像に対して施すとともに、抽出した各エッジに対してラベリングを行う(図9のステップS301及びS302)。
なお、本実施形態において、CPU22は、図9のステップS301及びS302の処理を行うことにより、二次元画像からA個のエッジを抽出するとともに、抽出した各エッジに1からAまでの番号のラベルを付与するものとする。
その後、CPU22は、図7のステップS101の処理と同様の処理により、二次元画像の各画素に応じた三次元座標データの推定を行う(図9のステップS303)。
CPU22は、エッジ番号fを1に設定した(図9のステップS304)後、エッジ番号fのエッジを形成する各ボクセルの三次元座標データに基づき、該エッジの中点となるボクセルGfを検出する(図9のステップS305)。
そして、CPU22は、図9のステップS305の処理により検出したボクセルGfにおける、エッジ番号fのエッジの曲率CVfを形状特徴量として算出する(図9のステップS306)。
CPU22は、エッジ番号fの値がAであるか否かの判定を行う(図9のステップS307)。そして、CPU22は、エッジ番号fの値がAである場合には、後述する図9のステップS309の処理を引き続き行う。また、CPU22は、エッジ番号fの値がAでない場合には、エッジ番号fの値をf+1とした(図9のステップS308)後、前述した、図9のステップS305からステップS307までの一連の処理を再度行う。
CPU22は、図9のステップS308の処理において、三次元モデル内の各エッジの曲率CVfの算出を完了した後、さらに、算出した該曲率CVf各々に基づく閾値処理を行うことにより、該三次元モデル内の隆起形状を検出する(図9のステップS309)。
具体的には、例えば、曲率の閾値CVthが0.2として設定されている場合、CPU22は、該閾値CVthより大きいエッジを形成する三次元座標データ群を、隆起形状に起因するエッジであるとして検出する。
なお、隆起形状の検出結果は、ユーザに対し、例えば、モニタ4に表示される二次元画像(または三次元モデル)の該当部分の着色により示されるものであっても良いし、また、モニタ4に表示される二次元画像(または三次元モデル)の該当部分を指す記号及び(または)文字により示されるものであっても良い。
以上に述べたように、本実施形態の医療用画像処理装置3は、図9に示す処理として前述した一連の処理において、エッジの形状を示す形状特徴量に基づいて隆起形状の検出を行う。
その結果、本実施形態の医療用画像処理装置3は、内視鏡により取得された二次元画像に基づいて三次元モデルが推定される際に、従来に比べて高速かつ効率良く隆起形状を検出することができる。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更や応用が可能であることは勿論である。

Claims (8)

  1. 医療用撮像装置から入力される生体組織の像の二次元画像に基づき、該二次元画像のエッジを抽出するエッジ抽出部と、
    前記二次元画像に基づき、前記生体組織の三次元モデルを推定する三次元モデル推定部と、
    前記二次元画像において、注目画素を中心とした局所領域を設定する局所領域設定部と、
    前記エッジ抽出部において抽出されたエッジの少なくとも一部により、前記局所領域が分割されているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づき、前記局所領域のうち、前記エッジ抽出部において抽出されたエッジにより分割されない領域であり、かつ、前記注目画素が存在する領域に対応する三次元座標データを用いつつ、前記注目画素の形状特徴量を算出する形状特徴量算出部と、
    前記形状特徴量算出部の算出結果に基づいて隆起形状を検出する隆起形状検出部と、
    を有することを特徴とする医療用画像処理装置。
  2. 前記判定部は、前記エッジ抽出部において抽出されたエッジの少なくとも一部により、前記局所領域が分割されているか否かを判定するための処理として、前記局所領域内に存在するエッジの各端部が前記局所領域の端部のうちのいずれかに接しているか否かを検出する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の医療用画像処理装置。
  3. 医療用撮像装置から入力される生体組織の像の二次元画像に基づき、前記生体組織の三次元モデルを推定する三次元モデル推定部と、
    前記三次元モデルにおいて、注目ボクセルを中心とした局所領域を設定する局所領域設定部と、
    前記局所領域に含まれる三次元座標データの数が所定の閾値よりも多いか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づき、前記局所領域に含まれる三次元座標データの数が所定の閾値よりも多い場合に、前記局所領域に含まれる三次元座標データを用いつつ、前記注目ボクセルにおける形状特徴量を算出する形状特徴量算出部と、
    前記形状特徴量算出部の算出結果に基づいて隆起形状を検出する隆起形状検出部と、
    前記二次元画像のエッジを抽出するエッジ抽出部を有し、
    前記局所領域設定部は、前記エッジ抽出部のエッジの抽出結果に基づき、前記注目ボクセルが前記二次元画像のエッジに対応するボクセルであるか否かを判定するとともに、該判定した結果に応じて前記局所領域のサイズを変更することを特徴とする医療用画像処理装置。
  4. 前記局所領域設定部は、前記注目ボクセルが前記二次元画像のエッジに対応するボクセルでない場合に、前記局所領域のサイズを第1のサイズに設定するとともに、前記注目ボクセルが前記二次元画像のエッジに対応するボクセルである場合に、前記局所領域のサイズを、該第1のサイズよりも小さい第2のサイズに設定することを特徴とする請求項3に記載の医療用画像処理装置。
  5. 医療用撮像装置から入力される生体組織の像の二次元画像に基づき、該二次元画像のエッジを抽出するエッジ抽出ステップと、
    前記二次元画像に基づき、前記生体組織の三次元モデルを推定する三次元モデル推定ステップと、
    前記二次元画像において、注目画素を中心とした局所領域を設定する局所領域設定ステップと、
    前記エッジ抽出ステップにおいて抽出されたエッジの少なくとも一部により、前記局所領域が分割されているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの判定結果に基づき、前記局所領域のうち、前記エッジ抽出ステップにおいて抽出されたエッジにより分割されない領域であり、かつ、前記注目画素が存在する領域に対応する三次元座標データを用いつつ、前記注目画素の形状特徴量を算出する形状特徴量算出ステップと、
    前記形状特徴量算出ステップの算出結果に基づいて隆起形状を検出する隆起形状検出ステップと、
    を有することを特徴とする医療用画像処理方法。
  6. 前記判定ステップは、前記エッジ抽出ステップにおいて抽出されたエッジの少なくとも一部により、前記局所領域が分割されているか否かを判定するための処理として、前記局所領域内に存在するエッジの各端部が前記局所領域の端部のうちのいずれかに接しているか否かを検出する処理を行うことを特徴とする請求項5に記載の医療用画像処理方法。
  7. 医療用撮像装置から入力される生体組織の像の二次元画像に基づき、前記生体組織の三次元モデルを推定する三次元モデル推定ステップと、
    前記三次元モデルにおいて、注目ボクセルを中心とした局所領域を設定する局所領域設定ステップと、
    前記局所領域に含まれる三次元座標データの数が所定の閾値よりも多いか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの判定結果に基づき、前記局所領域に含まれる三次元座標データの数が所定の閾値よりも多い場合に、前記局所領域に含まれる三次元座標データを用いつつ、前記注目ボクセルにおける形状特徴量を算出する形状特徴量算出ステップと、
    前記形状特徴量算出ステップの算出結果に基づいて隆起形状を検出する隆起形状検出ステップと、
    前記二次元画像のエッジを抽出するエッジ抽出ステップを有し、
    前記局所領域設定ステップは、前記エッジ抽出ステップのエッジの抽出結果に基づき、前記注目ボクセルが前記二次元画像のエッジに対応するボクセルであるか否かを判定するとともに、該判定した結果に応じて前記局所領域のサイズを変更することを特徴とする医療用画像処理方法。
  8. 前記局所領域設定ステップは、前記注目ボクセルが前記二次元画像のエッジに対応するボクセルでない場合に、前記局所領域のサイズを第1のサイズに設定するとともに、前記注目ボクセルが前記二次元画像のエッジに対応するボクセルである場合に、前記局所領域のサイズを、該第1のサイズよりも小さい第2のサイズに設定することを特徴とする請求項7に記載の医療用画像処理方法。
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