JP4899642B2 - タイヤ空気圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の車輪が有するタイヤ空気室の空気圧を制御するタイヤ空気圧制御装置に関する。
タイヤ空気圧制御装置の一つとして、車輪の回転に基づいてタイヤ空気室に加圧空気を供給可能なエアーポンプと、タイヤ空気室の空気圧が設定範囲の下限値に低下したときエアーポンプからタイヤ空気室への加圧空気の供給を許容しタイヤ空気室の空気圧が設定範囲の上限値に上昇したときエアーポンプからタイヤ空気室への加圧空気の供給を制限する制御バルブを備えたものがあり、例えば、下記特許文献1に示されている。
特開2005−515923号公報
上記した特許文献1に記載されているタイヤ空気圧制御装置では、タイヤ空気室の空気圧を圧力センサにて検出することが可能である。このため、タイヤ空気室の空気圧が設定範囲の上限値を超えて上昇することを圧力センサにて検出することにより制御バルブの故障(加圧空気の供給制限異常)を判定することが可能であり、その後の対策(補修)を容易とすることが可能である。
しかし、タイヤ空気室の空気圧が設定範囲の下限値以下に低下することを圧力センサにて検出しても、その場合の故障原因が、エアーポンプであるのか、制御バルブであるのかは判定することができなくて、その後の対策(補修)を容易に行うことができない。このため、本発明では、例えば、タイヤ空気室の空気圧が設定範囲の下限値以下に低下する場合の故障原因(故障部位)を判定することが可能なタイヤ空気圧制御装置を提供して、その後の対策(補修)を容易とすることを課題としている。
本発明によるタイヤ空気圧制御装置は、車輪が有するタイヤ空気室の空気圧を検出する圧力センサと、前記車輪の回転速度を検出する車輪速センサと、前記車輪の回転に基づいて前記タイヤ空気室に加圧空気を供給可能なエアーポンプと、前記空気圧が設定範囲の下限値(下限設定値ということもある)に低下したときに切り換って同下限値から前記設定範囲の上限値(上限設定値ということもある)に上昇するまでのときに、前記加圧空気が前記ポンプ室から前記タイヤ空気室に向けて吐出され、前記空気圧が前記設定範囲の上限値に上昇したときに切り換って同上限値から前記設定範囲の下限値に低下するまでのときに、前記加圧空気が前記ポンプ室から前記タイヤ空気室に向けて吐出されないように設定された制御バルブを備えるとともに、前記空気圧が前記設定範囲の下限値よりも小さい値に低下した後の前記回転速度と前記空気圧の変化勾配に基づいて前記制御バルブの切換の正常・異常を判定する判定手段を備えていることに特徴がある。この場合において、前記判定手段は、前記空気圧が前記設定範囲の下限値よりも小さい値に低下した後の空気圧の変化勾配に基づいて前記制御バルブの切換異常を判定する判定手段を備えていることも可能である。また、前記判定手段は、前記空気圧が前記設定範囲の下限値よりも小さい値に低下した後の空気圧の変化勾配に基づいて前記制御バルブの切換タイミング異常を判定する判定手段を備えていることも可能である。
本発明によるタイヤ空気圧制御装置においては、タイヤ空気室の空気圧が圧力センサによって検出されるため、タイヤ空気室の空気圧が設定範囲の下限値以下に低下したことを圧力センサにて検出することが可能である。また、車輪の回転・停止すなわちエアーポンプのポンプ作動・ポンプ停止が車輪速センサの出力にて検出され、タイヤ空気室の空気圧の変化が圧力センサの出力変化によって検出される。
このため、圧力センサが検出するタイヤ空気室の空気圧が設定範囲の下限値以下に低下してから設定範囲の上限値に上昇するまでの間にて、例えば、前記空気圧が前記設定範囲の下限値よりも小さい値に低下した後の空気圧の変化勾配に基づいて前記制御バルブの切換異常を判定する判定手段により、前記制御バルブの切換異常を判定することができる。
また、前記空気圧が前記設定範囲の下限値よりも小さい値に低下した後の空気圧の変化勾配に基づいて前記制御バルブの切換タイミング異常を判定する判定手段により、前記制御バルブの切換タイミング異常を判定することができる。
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明によるタイヤ空気圧制御装置を概略的に示していて、このタイヤ空気圧制御装置では、エアーポンプAPと制御バルブ装置ACVによって車輪Bにおけるタイヤ空気室Rbの空気圧Pが制御されるように構成されている。タイヤ空気室Rbは、図2に示したように、車輪BのホイールB1とタイヤB2によって形成されていて、内部にはタイヤ空気室Rbの空気圧Pを検出する圧力センサS1が設けられている。
制御バルブ装置ACVは、図2および図3にて詳細に示したように、圧力制御バルブ30および調整装置40を備えるとともに、圧力制御バルブ30の内部に同軸的に配置したリリーフバルブ50を備えている。エアーポンプAPと制御バルブ装置ACVは、車輪Bとともに回転する車軸ハブ11に同軸的に組付けられている。車軸ハブ11は、その車両内側端にて駆動車軸12とスプライン結合されていてトルク伝達可能に連結されている。なお、車軸ハブ11と駆動車軸12の連結は、ロックナット13によって固定されている。
エアーポンプAPは、車輪Bの回転に伴って駆動され車輪Bの回転停止に伴って駆動を停止されるように構成されていて、車輪Bの回転に基づいて圧力制御バルブ30を通して車輪Bのタイヤ空気室Rbに加圧空気を供給可能であり、回転不能な円筒部材21と、車軸ハブ11の軸部11aに形成した回転可能なシリンダ22と、往復動体としてのピストン23を備えるとともに、カム部材24と一対のカムフォロア25を備えている。
円筒部材21は、支持部材(図示省略)に回転不能に支持されるものであり、その内部にはシリンダ22が一対の軸受Br1とBr2と一対の環状シール部材26,27を介して車輪Bの回転中心回りに回転可能かつ液密的に支持されている。一対の軸受Br1とBr2は、軸方向に所定量離れて配置されていて、カム部材24を軸方向にて挟むようにして円筒部材21とシリンダ22間に介装されており、シリンダ22を円筒部材21に対して回転可能としている。一対の環状シール部材26,27は、軸方向に所定量離れて配置されていて、カム部材24と両軸受Br1とBr2を軸方向にて挟むようにして円筒部材21とシリンダ22間に介装されており、円筒部材21とシリンダ22間を液密的にシールしている。
シリンダ22は、シリンダ本体22Aと、このシリンダ本体22Aの車両外側端部に気密的かつ脱着可能に螺着されたシリンダヘッド22Bによって構成されている。シリンダ本体22Aは、車軸ハブ11の軸部11aに一体的に形成されていて、一対の軸方向長孔22aと、シリンダ軸方向に延びるシリンダ内孔22bを有している。シリンダヘッド22Bは、車軸ハブ11に気密的かつ脱着可能に組付けた有底筒状の栓部材であり、吸入兼吐出通路22cと吐出通路22dを有するとともに、導圧通路22eと吸入通路22fを有している。
一対の軸方向長孔22aは、ピストン23と各カムフォロア25をシリンダ22と一体回転可能かつピストン軸方向に往復動可能にガイドするガイド手段であり、シリンダ22の周方向にて180度の間隔で形成されている。シリンダ内孔22bは、ピストン23を収容していて、シリンダヘッド22Bによって車両外側端部を閉塞されており、シリンダヘッド22Bおよびピストン23とによりポンプ室Roを形成している。
吸入兼吐出通路22cは、圧力制御バルブ30の弁体31に設けた連通路31aに常時連通していて、シリンダヘッド22Bに組付けた吸入チェック弁Vi(断面がV字状の環状シール部材で構成されている)を通してポンプ室Roに空気を導入可能であるとともに、圧力制御バルブ30の弁体31に組付けた吐出チェック弁Vo(断面がV字状の環状シール部材で構成されている)を通してポンプ室Roから空気を導出可能である。
吐出通路22dは、吐出チェック弁Voを通して空気室Ra1に吐出された加圧空気を車軸ハブ11に設けた吐出通路11bに導く通路であり、シリンダヘッド22Bに設けた径方向の連通孔22d1と、シリンダヘッド22Bの外周に設けた連通溝22d2によって構成されている。なお、車軸ハブ11に設けた吐出通路11bは、図2に示したように、車輪Bに設けた連通路Baを通してタイヤ空気室Rbに連通している。
導圧通路22eは、シリンダヘッド22Bに設けたシリンダ径方向の連通孔であり、圧力制御バルブ30の弁体31とストッパ32間に形成されている空気室Ra2に吐出通路22d内の加圧空気の圧力を導入可能である。吸入通路22fは圧力制御バルブ30の弁体31に設けた大気連通路31bに常時連通していて、圧力制御バルブ30の弁体31に設けた連通路31aに対しては連通・遮断可能である。なお、弁体31に設けた大気連通路31bは、調整装置40の調整ネジ41に形成した大気連通路41bを通して常時大気に連通している。
ピストン23は、シリンダ22のシリンダ内孔22bに一対の環状シール部材28,29を介して挿入されていて、シリンダ22に対して一体回転可能かつピストン軸方向に往復動可能に組付けられている。また、ピストン23には、環状溝23aとピストン径方向に延びる貫通孔23bが形成されている。一対の環状シール部材28,29は、軸方向に所定量離れて配置されていて、ピストン23の軸方向端部にてピストン23とシリンダ22間に介装されており、ピストン23とシリンダ22間を気密的かつ液密的にシールしている。
環状溝23aは、一対の環状シール部材28,29間にてピストン23の外周に形成されていて、シリンダ22間に環状空間R1を形成している。この環状空間R1は、シリンダ22の各軸方向長孔22aを通して、一対の環状シール部材26,27間に形成された環状空間R2に連通している。各環状空間R1,R2は、ピストン23が軸方向に往復動しても容積が変化しないものであり、4個のシール部材26,27,28,29によって密封されている。また、環状空間R1,R2等は、所要量の潤滑油を収容するオイル室であって、このオイル室には、軸受Br1,Br2、カム部材24、カムフォロア25および圧縮コイルスプリングSp等が収容されている。
カム部材24は、ピストン軸方向にて連接した一対のカムスリーブ24A,24Bによって構成されていて、円筒部材21に一体的に(軸方向に移動不能かつ回転不能に)設けられており、シリンダ22に対して同軸的に配置されている。また、カム部材24は、環状で軸方向に変動のあるカム部24aを有していて、同カム部24aはカム溝であり、各カムフォロア25のボール25cが係合している。カム部24aは、各カムフォロア25のボール25cからピストン軸方向の荷重(図示左右方向の荷重)とピストン径方向の荷重(図示上下方向の荷重)を受けるカム面を有していて、このカム面は断面形状がV字形状であり、シリンダ22の周方向にて偶数周期(例えば、2周期)で形成されている。
各カムフォロア25は、ピストン23内にて二分割されたシャフト25aと、これら各シャフト25aに組付けられたローラー25bおよびボール25cによって構成されていて、シャフト25aにてピストン23の貫通孔23bにピストン23の径方向へ移動可能に設けられている。また、各カムフォロア25は、ピストン径方向に延出する端部、すなわち、ボール25cにてカム部材24のカム部(カム溝)24aに係合していて、カム部材24に対して相対回転することにより軸方向に移動する。
各シャフト25aは、ピストン23の貫通孔23bにピストン23の径方向(貫通孔23bの軸方向)にて移動可能に組付けられた荷重伝達子であり、その内部に介装した圧縮コイルスプリングSpによってピストン23の径外方に付勢されている。また、各シャフト25aは、ローラー25bを回転可能に支持する支持体であって、ピストン23の貫通孔23bから突出する小径端部にてローラー25bを回転可能に支持している。
各ローラー25bは、シャフト25aの小径端部に回転可能に嵌合された状態にてシリンダ22の軸方向長孔22aに転動可能に嵌合されていて、カムフォロア25のシリンダ軸方向移動に伴ってシリンダ22の軸方向長孔22aに沿って転がることが可能である。また、各ローラー25bは、外端に半球凹状の受承部を有していて、この受承部にてボール25cを転動可能に支持している。
各ボール25cは、ローラー25bに転動可能に支持されてカム部材24のカム部(カム溝)24aに対して転動可能に係合するカムフォロア25の凸部であり、シャフト25aとローラー25bを介して圧縮コイルスプリングSpの弾撥力を受けてカム部材24のカム部(カム溝)24aに隙間なく弾撥的に係合している。
圧縮コイルスプリングSpは、各カムフォロア25のボール25cをカム部材24のカム部(カム溝)24aに向けてピストン23の径方向に押圧する押圧手段であって、各カムフォロア25のシャフト25aに設けた有底の取付孔に所定の予備荷重を付与した状態で組付けられている。
このエアーポンプ20においては、圧力制御バルブ30の弁体31が図示位置に保持されている状態でシリンダ22(車軸ハブ11)が回転すると、ピストン23とカムフォロア25がシリンダ22と一体的に回転してカム部材24に対して相対回転し軸方向に移動する。このため、シリンダ22の回転運動をピストン23の往復動に変換可能であり、ピストン23の往復動によりポンプ室Roの容積を増大・減少させることができて、吸入チェック弁Viと連通路31aと吸入兼吐出通路22cを通して空気をポンプ室Roに吸入し、ポンプ室Roから吸入兼吐出通路22cと連通路31aと吐出チェック弁Voを通して空気を吐出することが可能である。
圧力制御バルブ30は、シリンダヘッド22B内に組付けられていて、弁体31とストッパ32を備えるとともに、スプリングリテーナ33を介して弁体31に係合していて弁体31の移動タイミングと移動位置を制御可能で弁体31への付勢力を調整装置40によって調整可能な圧縮コイルスプリング34を備えている。この圧力制御バルブ30は、タイヤ空気室Rbの空気圧Pが下限設定値P1に低下したときに作動状態(弁体31が圧縮コイルスプリング34,52の付勢力に抗して図示位置から所定量移動した状態)から図示状態に切り換ってポンプ室Roからタイヤ空気室Rbに加圧空気を供給可能であり、ポンプ室Roからタイヤ空気室Rbに供給される加圧空気の圧力が上限設定値P2(P1<P2)に上昇したときに図示状態から作動状態に切り換ってポンプ室Roからタイヤ空気室Rbへの加圧空気の供給を制限(停止)可能である。
弁体31は、外周に組付けた吐出チェック弁Voと環状のシール部材35を介して、シリンダヘッド22B内に気密的かつシリンダ軸方向に移動可能に組付けられていて、シリンダヘッド22Bとの間に吐出通路22dに連通する空気室Ra1を形成するとともに、ストッパ32との間に吐出通路22dに導圧通路22eを通して連通する空気室Ra2を形成している。ストッパ32は、内周に環状のシール部材36を組付けられるとともに、外周に環状のシール部材37を組付けられていて、シリンダヘッド22Bと弁体31間に気密的に介装されており、外周の車両外側端部にてシリンダヘッド22Bに一体的に螺着されている。
この圧力制御バルブ30においては、タイヤ空気室Rbの空気圧Pが下限設定値P1に低下してから上限設定値P2に上昇するまでのときに、弁体31が図示位置に保持されていて、連通路31aと吸入通路22fの連通が吸入チェック弁Viによって遮断されている。このため、吸入チェック弁Viが大気からポンプ室Roへの空気流れを許容し、かつ吐出チェック弁Voがポンプ室Roからタイヤ空気室Rbへの空気流れを許容した状態(図示状態)で、吸入チェック弁Viが連通路31aと吸入通路22f間の連通を遮断してポンプ室Roから大気への空気流れを規制し、かつ吐出チェック弁Voがタイヤ空気室Rbからポンプ室Roへの空気流れを規制する。したがって、この状態(圧力制御バルブ30のON状態)では、車輪Bの回転に伴うピストン23の往復動により、大気がポンプ室Roに吸入されるとともに、加圧空気がポンプ室Roからタイヤ空気室Rbに向けて吐出される。
また、この圧力制御バルブ30においては、タイヤ空気室Rbの空気圧Pが上限設定値P2に上昇してから下限設定値P1に低下するまでのときに、弁体31が圧縮コイルスプリング34,52の付勢力に抗して図示位置から所定量軸方向に移動していて、連通路31aが吸入チェック弁Viに拘わらず吸入通路22fに連通している。このため、吸入チェック弁Viがその機能(逆流阻止機能)を消失しており、連通路31aが吸入通路22fに連通してポンプ室Roと大気間での空気流れを許容し、かつ吐出チェック弁Voが吐出通路22dと連通路31a間、すなわち、ポンプ室Roとタイヤ空気室Rb間での空気流れを規制する。なお、弁体31が圧縮コイルスプリング34,52の付勢力に抗して図示位置から所定量移動した状態(作動状態)では、弁体31の段部がストッパ32の内周に組付けた環状のシール部材36に当接している。したがって、この状態(圧力制御バルブ30のOFF状態)では、車輪Bの回転に伴ってピストン23が往復動しても、ポンプ室Roに吸入された空気が大気に向けて押し戻されて、ポンプ室Roからタイヤ空気室Rbに向けて吐出されることはない。
調整装置40は、圧力制御バルブ30における圧縮コイルスプリング34の付勢力を調整可能な第1調整ネジ41を備えるとともに、リリーフバルブ50における圧縮コイルスプリング52の付勢力を圧縮コイルスプリング34の付勢力とは別個の調整可能な第2調整ネジ42とスプリングサポート43を備えている。
第1調整ネジ41は、雄ネジ部41aと大気連通路41bを有しており、雄ネジ部41aにてシリンダヘッド22Bの雌ネジ部22gに進退可能に螺着されている。また、第1調整ネジ41は、キャップを兼ねていて、車両外方から回転操作可能であり、外側端部には手動で操作可能な調整工具(図示省略)を脱着可能に取付けるための六角ヘッド部41cが形成されている。なお、大気連通路41bには、フィルタ44が装着されている。
第2調整ネジ42は、その雄ネジ部にて第1調整ネジ41の雌ネジ部に進退可能に螺着されていて、内端にてスプリングサポート43を相対回転可能に支持している。また、第2調整ネジ42は、第1調整ネジ41を貫通していて、外側端部には手動で操作可能な調整工具(図示省略)を脱着可能に取付けるための溝部42cが形成されている。
リリーフバルブ50は、ポンプ室Roからタイヤ空気室Rbに供給される加圧空気の圧力すなわち空気室Ra1内の空気圧Pが上限設定値P2より高いリリーフ設定値P3以上のときに、加圧空気を大気に逃がすためのものであり、弁体31に設けたリリーフ通路31cを開放・遮断可能な弁体51と、この弁体51に一端部(可動側端部)にて係合していて同弁体51の移動タイミング(リリーフ通路31cの開放タイミング)を規定する圧縮コイルスプリング52を備えている。
弁体51は、圧力制御バルブ30の弁体31内にて軸方向に移動可能に組付けられていて、圧縮コイルスプリング52と係合している。圧縮コイルスプリング52は、他端部(固定側端部)にて上述したスプリングサポート43に係合していて、弁体51に作用する付勢力を調整装置40の第2調整ネジ42によって調整可能である。
このリリーフバルブ50においては、圧力制御バルブ30の弁体31に設けたリリーフ通路31cが弁体31に組付けた環状のシール部材38によって空気室Ra1に対して連通・遮断可能である。このため、圧力制御バルブ30の弁体31が圧縮コイルスプリング34,52の付勢力に抗してシリンダ軸方向に移動して、空気室Ra1とリリーフ通路31cがシール部材38を通して連通するようになった状態でのみ、リリーフ通路31cに空気室Ra1内の圧力が付与されて、リリーフバルブ50が作動可能となるように設定されている。
ところで、この実施形態においては、図1に示したように、圧力センサS1の出力(タイヤ空気室Rbの空気圧Pを表す電気信号)が電気制御装置ECUに無線で入力されるように構成されている。また、車輪速センサS2によって検出されて出力される車輪Bの回転速度すなわち車輪速Wrを表す電気信号が電気制御装置ECUに入力されるように構成されている。また、電気制御装置ECUには、「エアーポンプ吐出不能」、「エアーポンプ吐出不足」、「エアーポンプ正常」、「圧力制御バルブ切換不能」、「圧力制御バルブ切換タイミング異常」、「圧力制御バルブ切換異常」、「圧力制御バルブ切換正常」等を表示可能なインパネ表示部IDが電気的に接続されている。
電気制御装置ECUは、図4のフローチャートに対応したプログラムを所定の演算周期(例えば、1秒)毎に繰り返し実行するマイクロコンピュータを備えていて、圧力センサS1の出力(P)および車輪速センサS2の出力(Wr)に基づいて、タイヤ空気室Rbの空気圧変化率(dP/dt)を演算すること、エアーポンプAPの正常・異常を判定すること、圧力制御バルブの正常・異常を判定することが可能である。
上記のように構成したこの実施形態においては、タイヤ空気室Rbの空気圧Pが下限設定値P1に低下すると、圧力制御バルブ30が作動状態(弁体31が圧縮コイルスプリング34,52の付勢力に抗して図示位置から所定量移動した状態)から図示状態に切り換って、ポンプ室Roからタイヤ空気室Rbに加圧空気を供給可能となる。このため、この状態にて、エアーポンプAPが車輪Bの回転に伴って駆動されると、空気(大気)がポンプ室Roに吸入されて加圧され、この加圧によって生じた加圧空気がポンプ室Roからタイヤ空気室Rbに供給されて、タイヤ空気室Rbの空気圧Pが上限設定値P2(P1<P2)に向けて上昇する。
また、エアーポンプAPのポンプ室Roからタイヤ空気室Rbに供給される加圧空気の圧力が上限設定値P2に上昇すると、圧力制御バルブ30が図示状態から作動状態に切り換って、ポンプ室Roからタイヤ空気室Rbへの加圧空気の供給が制限(停止)され、ポンプ室Roと大気間での空気流れが許容される。このため、この状態では、エアーポンプAPが車輪Bの回転に伴って駆動されても、ポンプ室Roと大気間にて空気が流れるのみで、ポンプ室Roからタイヤ空気室Rbに加圧空気が供給されることはない。この状態は、タイヤ空気室Rbの空気圧Pが下限設定値P1に低下するまで維持される。
また、この実施形態においては、当該車両のイグニッションスイッチ(図示省略)がONとされている状態のとき、電気制御装置ECUのマイクロコンピュータが図4のフローチャートに対応したプログラムを所定の演算周期(例えば、1秒)毎に繰り返し実行して、タイヤ空気室Rbの空気圧Pが下限設定値P1以下に低下してから上限設定値P2に上昇するまでの間にて、車輪速センサS2が検出する車輪速Wrと圧力センサS1が検出するタイヤ空気室Rbの空気圧Pの変化に基づいて、エアーポンプAPと圧力制御バルブ30の状態(正常・異常等)を判定する。
ところで、車輪BがエアーポンプAPを必要十分に駆動し得る状態である場合(車輪速Wrが設定値Wr1より大きい場合)において、タイヤ空気室Rbの空気圧Pが下限設定値P1に向けて低下して図5の所定値(P1+α1)となるまでの間(例えば、点Paの時点)では、Wr>Wr1とP1+α1<P(α1はゼロに近い正の値)が共に成立している。このため、電気制御装置ECUのマイクロコンピュータは、図4のステップ101にて処理を開始し、ステップ102にて、圧力センサS1の出力(空気圧P)と車輪速センサS2の出力(車輪速Wr)を読み込み記憶する。また、ステップ103にて「Yes」と判定し、ステップ104,110,120にてそれぞれ「No」と判定した後に、ステップ107とステップ108を実行する。ステップ107では今回の空気圧Pが前回値Poとして書き換えられて記憶され、ステップ108ではプログラムの実行を終了する。
また、車輪BがエアーポンプAPを必要十分に駆動し得る状態である場合において、タイヤ空気室Rbの空気圧Pが図5の所定値(P1+α1)から下限設定値P1に向けて低下している間(例えば、点Pbの時点)では、Wr>Wr1とP1<P<P1+α1が共に成立している。このため、電気制御装置ECUのマイクロコンピュータは、図4のステップ101にて処理を開始し、ステップ102にて、圧力センサS1の出力(空気圧P)と車輪速センサS2の出力(車輪速Wr)を読み込み記憶する。また、ステップ103,104にてそれぞれ「Yes」と判定した後に、ステップ105〜108を実行する。
ステップ105では、漏れによる圧力勾配dP/dt=ap1が(P−Po)により演算されるとともに、この圧力勾配dP/dt=ap1が設定値β1(β1はゼロに近い負の値)より小さいか否かが判定され、「Yes」とされた場合にはステップ106〜108が実行され、「No」と判定された場合にはステップ107とステップ108が実行される。ステップ106では、漏れによる圧力勾配ap1が記憶される。
また、車輪BがエアーポンプAPを必要十分に駆動し得る状態である場合において、タイヤ空気室Rbの空気圧Pが下限設定値P1から図5の所定値(P1−α2)に向けて低下している間(例えば、点Pcの時点)では、Wr>Wr1とP1−α2<P<P1が共に成立している。このため、電気制御装置ECUのマイクロコンピュータは、図4のステップ101にて処理を開始し、ステップ102にて、圧力センサS1の出力(空気圧P)と車輪速センサS2の出力(車輪速Wr)を読み込み記憶する。また、ステップ103にて「Yes」と判定し、ステップ104にて「No」と判定し、ステップ110にて「Yes」と判定した後に、ステップ111とステップ112を実行する。
ステップ111では、その時点での圧力勾配dP/dt=ap2が(P−Po)により演算されるとともに記憶される。また、ステップ112では、ステップ106にて記憶された圧力勾配ap1とステップ111にて記憶された圧力勾配ap2との差(ap2−ap1)が設定値β2(β2はゼロに近い正の値)より大きいか否かが判定され、「Yes」と判定された場合にはステップ113とステップ115が実行され、「No」と判定された場合にはステップ114とステップ107とステップ108が実行される。
ステップ113では、「圧力制御バルブ切換正常」の表示が指示されて、インパネ表示部IDに「圧力制御バルブ切換正常」が表示される。一方、ステップ114では、「圧力制御バルブ切換異常」の表示が指示されて、インパネ表示部IDに「圧力制御バルブ切換異常」が表示される。
また、ステップ115では、車輪速Wrに基づいて、その車輪速WrにてエアーポンプAPが駆動されて設計どおりに作動した場合の設計上の圧力勾配b・Wrが演算されて記憶されるとともに、エアーポンプAPが実際に作動することによって得られる圧力勾配(ap2−ap1)と上記した設計上の圧力勾配b・Wrの差の絶対値が許容値β3(正の値)より大きいか否かが判定され、「Yes」と判定された場合にはステップ116とステップ107とステップ108が実行され、「No」と判定された場合にはステップ117とステップ107とステップ108が実行される。
ステップ116では、「エアーポンプ吐出不足」の表示が指示されて、インパネ表示部IDに「エアーポンプ吐出不足」が表示される。一方、ステップ117では、「エアーポンプ正常」の表示が指示されて、インパネ表示部IDに「エアーポンプ正常」が表示される。
また、車輪BがエアーポンプAPを必要十分に駆動し得る状態である場合において、タイヤ空気室Rbの空気圧Pが図5の所定値(P1−α2)から更に低下している場合では、Wr>Wr1とP<P1−α2が共に成立している。このため、電気制御装置ECUのマイクロコンピュータは、図4のステップ101にて処理を開始し、ステップ102にて、圧力センサS1の出力(空気圧P)と車輪速センサS2の出力(車輪速Wr)を読み込み記憶する。また、ステップ103にて「Yes」と判定し、ステップ104とステップ110にてそれぞれ「No」と判定し、ステップ120にて「Yes」と判定した後に、ステップ121とステップ122を実行する。
ステップ121では、その時点での圧力勾配dP/dt=ap3が(P−Po)により演算されるとともに記憶される。また、ステップ122では、ステップ106にて記憶された圧力勾配ap1とステップ121にて記憶された圧力勾配ap3との差(ap3−ap1)が設定値β2(β2はゼロに近い正の値)より大きいか否かが判定され、「Yes」と判定された場合にはステップ123とステップ107とステップ108が実行され、「No」と判定された場合にはステップ124とステップ107とステップ108が実行される。
ステップ123では、「圧力制御バルブ切換タイミング異常」の表示が指示されて、インパネ表示部IDに「圧力制御バルブ切換タイミング異常」が表示される。一方、ステップ124では、「圧力制御バルブ切換不能」と「エアーポンプ吐出不能」の表示が指示されて、インパネ表示部IDに「圧力制御バルブ切換不能」と「エアーポンプ吐出不能」が表示される。
なお、上記した各場合において、車輪BがエアーポンプAPを必要十分に駆動し得る状態にない場合(例えば、当該車両が停止している場合)には、Wr>Wr1が成立していない。このため、電気制御装置ECUのマイクロコンピュータは、ステップ103にて「No」と判定し、エアーポンプAPと圧力制御バルブ30の状態(正常・異常等)を判定することなくステップ108を実行して、プログラムの実行を終了する。
以上要するに、この実施形態においては、圧力センサS1が検出するタイヤ空気室Rbの空気圧Pが設定範囲の下限値P1以下に低下してから設定範囲の上限値P2に上昇するまでの間にて、例えば、車輪速センサS2の出力にて車輪速Wrが検出されてエアーポンプAPが必要十分にポンプ作動しているはずであるにも拘わらず、空気圧Pが(P1−α2)より低い領域にあるとき、圧力センサS1の出力変化(dP/dt)からタイヤ空気室Rbの空気圧Pが殆ど上昇しないことが検出されることで、エアーポンプAPの吐出不能または圧力制御バルブ30の切換不能を判定すること(図4のステップ122、124と図5の下方のβ2領域参照)ができる。また、このとき、圧力センサS1の出力変化(dP/dt)からタイヤ空気室Rbの空気圧Pが上昇することが検出されることで、圧力制御バルブ30の切換タイミング異常を判定すること(図4のステップ122、123参照)ができる。
また、車輪速センサS2の出力にて車輪速Wrが検出されてエアーポンプAPが必要十分にポンプ作動しているはずであるにも拘わらず、空気圧Pが(P1−α2)からP1までの領域にあるとき、圧力センサS1の出力変化(dP/dt)からタイヤ空気室Rbの空気圧Pが殆ど上昇しないことが検出されることで、圧力制御バルブ30の切換異常を判定すること(図4のステップ112、114と図5の上方のβ2領域参照)ができる。
また、このとき、圧力センサS1の出力変化(dP/dt)からタイヤ空気室Rbの空気圧Pが上昇することが検出されることで、圧力制御バルブ30の切換正常を判定すること(図4のステップ112、113と図5のβ3およびβ4領域参照)ができる。この場合には、エアーポンプAPの作動による空気圧Pの上昇勾配に基づいて、エアーポンプAPの吐出正常を判定すること(図4のステップ115、117と図5のβ3領域参照)ができるとともに、エアーポンプAPの吐出不足を判定すること(図4のステップ115、116と図5のβ4領域参照)ができる。
したがって、この実施形態においては、タイヤ空気室Rbの空気圧Pが設定範囲の下限値P1以下に低下したときの圧力センサS1の出力変化(dP/dt)と車輪速センサS2の出力に基づいて、エアーポンプAPが必要十分にポンプ作動しているはずであるにも拘わらず、空気圧Pが必要十分に上昇しない場合の故障原因が、エアーポンプであるのか、制御バルブであるのかを判定することができて、その後の対策(補修)を容易に行うことができる。
本発明によるタイヤ空気圧制御装置の一実施形態を概略的に示した全体構成図である。 図1に示したタイヤ空気室とエアーポンプおよび制御バルブ装置の一部を詳細に示した要部縦断正面図である。 図1および図2に示したエアーポンプおよび制御バルブ装置の断面図である。 図1に示した電気制御装置のマイクロコンピュータが実行するプログラムを示したフローチャートである。 タイヤ空気室の空気圧変化とタイヤ空気圧制御装置が備えるエアーポンプおよび圧力制御バルブの故障原因との関係、すなわち、故障原因別の圧力勾配を示した線図である。
符号の説明
AP…エアーポンプ、ACV…制御バルブ装置、30…圧力制御バルブ、B…車輪、B1…ホイール、B2…タイヤ、Rb…タイヤ空気室、S1…圧力センサ、S2…車輪速センサ、ECU…電気制御装置

Claims (3)

  1. 車輪が有するタイヤ空気室の空気圧を検出する圧力センサと、前記車輪の回転速度を検出する車輪速センサと、前記車輪の回転に基づいて前記タイヤ空気室に加圧空気を供給可能なエアーポンプと、前記空気圧が設定範囲の下限値に低下したときに切り換って同下限値から前記設定範囲の上限値に上昇するまでのときに、前記加圧空気が前記ポンプ室から前記タイヤ空気室に向けて吐出され、前記空気圧が前記設定範囲の上限値に上昇したときに切り換って同上限値から前記設定範囲の下限値に低下するまでのときに、前記加圧空気が前記ポンプ室から前記タイヤ空気室に向けて吐出されないように設定された制御バルブを備えるとともに、前記空気圧が前記設定範囲の下限値よりも小さい値に低下した後の前記回転速度と前記空気圧の変化勾配に基づいて前記制御バルブの切換の正常・異常を判定する判定手段を備えたタイヤ空気圧制御装置。
  2. 前記判定手段は、前記空気圧が前記設定範囲の下限値よりも小さい値に低下した後の空気圧の変化勾配に基づいて前記制御バルブの切換異常を判定する判定手段を備えている請求項1に記載のタイヤ空気圧制御装置。
  3. 前記判定手段は、前記空気圧が前記設定範囲の下限値よりも小さい値に低下した後の空気圧の変化勾配に基づいて前記制御バルブの切換タイミング異常を判定する判定手段を備えている請求項1に記載のタイヤ空気圧制御装置。
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