JP4897531B2 - 入退室管理装置および方法 - Google Patents
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Description
したがって、複数の会社がテナントとして入居する建物では、建物管理者が各テナントユーザの履歴情報や判定情報を管理する必要があるため、建物管理者の作業負担が大きくなる。
すなわち、従来の入退室管理システムでは、「会社」、「部署」、「個人」などの階層構造に基づきユーザを分類し、これらユーザの履歴情報に対するアクセス権は、当該分類の上位階層にあたる分類に属する責任者に付与される。したがって、責任者が閲覧可能な履歴情報は下位階層の分類に属するユーザに関するものに限定されるため、異なる分類に関する履歴を横断的に効率よく一括して閲覧することができない。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる入退室管理装置について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる入退室管理装置の構成を示すブロック図である。
この入退室管理装置10は、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置からなり、通信ネットワークNWを介してコントローラ21とデータ通信を行うことにより、入退室を管理するための機能として、例えば特定の管理区域についてユーザの入退室可否を判定する機能や、入退室の内容を示す履歴情報を蓄積して画面表示する機能を有している。
電気錠24は、特定の管理区域に相当する部屋22の出入口のドアに設けられた電気式の錠前からなり、制御バスBSを介してコントローラ21とデータ通信を行うことによりコントローラ21からの錠制御指示を受信する機能と、受信した錠制御指示に基づいて当該出入口のドアの施錠や解錠を行う機能とを有している。
次に、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる入退室管理装置の構成について詳細に説明する。
入退室管理装置10には、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)11、操作入力部12、画面表示部13、記憶部14、および演算処理部15が設けられている。
操作入力部12は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出して演算処理部15へ出力する機能を有している。
画面表示部13は、LCDやPDPなどの画面表示装置からなり、演算処理部15からの指示に応じて、操作メニューや履歴情報などの各種情報を画面表示する機能を有している。
プログラム14Pは、演算処理部15で読み出されて実行されることにより、各種処理情報を実現するためのプログラムであり、予め記録媒体(図示せず)や外部装置(図示せず)から取り込んで格納される。
記憶部14で記憶する処理情報としては、入退室判定情報14A、部屋管理区分情報14B、ユーザ管理区分情報14C、オペレータ管理区分情報14D、および履歴情報14Eがある。
演算処理部15で実現される主な機能としては、入退室設定部15A、オペレータ認証部15B、履歴蓄積部15C、履歴選択部15D、および履歴表示部15Eがある。
オペレータ認証部15Bは、履歴情報の閲覧を行う前にログイン名やパスワードに基づいてオペレータの正当性を確認する機能を有している。
履歴選択部15Dは、記憶部14の部屋管理区分情報14B、ユーザ管理区分情報14C、オペレータ管理区分情報14Dを参照して、当該オペレータの管理区分と各履歴情報の部屋および/またはユーザの管理区分とを比較する機能と、この比較結果に基づいて所望の履歴情報を選択する機能とを有している。
履歴表示部15Eは、オペレータが履歴情報を閲覧する際、記憶部14の履歴情報14Eのうち履歴選択部15Dで選択された履歴を画面表示部13で表示する機能を有している。
次に、図7および図8を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる入退室管理装置の動作について説明する。図7は、本発明の第1の実施の形態にかかるコントローラの入退室判定処理を示すフローチャートである。図8は、本発明の第1の実施の形態にかかる入退室管理装置の履歴表示処理を示すフローチャートである。
まず、図7を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるコントローラの入退室判定動作について説明する。
ユーザが管理区域にある部屋22に入退室する際、入退室の許可を得るため所持するIDカード30をリーダ23に挿入する。リーダ23はIDカード30からユーザIDを読み取り、当該リーダで記憶している部屋IDとともに、制御バスBSを介してコントローラ21へ送信する。コントローラ21は、制御バスBSを介してリーダ23からユーザIDおよび部屋IDを受信し、これに応じて当該ユーザに関する部屋22への入退室可否を判定する。
コントローラ21は、まず、受信したユーザIDと部屋IDを取得し(ステップ100)、予め入退室管理装置10からダウンロードして保存しておいた記憶部の入退室判定情報を参照して、入退室判定要求のユーザIDに対応する部屋IDリストを取得する(ステップ101)。
この際、履歴情報において、履歴日時は、履歴生成時や入退室判定時に演算処理部15の計時部(図示せず)から取得した時刻を用いてもよく、当該入退室判定時にリーダ23やコントローラ21で計時されて通知された時刻を用いてもよい。
また部屋IDやユーザIDは入退室判定時のものが用いられる。部屋管理区分データや備考については、記憶部14の部屋管理区分情報14Bから当該部屋IDに対応するものを取得すればよく、ユーザ管理区分データについては、記憶部14のユーザ管理区分情報14Cから当該ユーザIDに対応するものを取得すればよい。
次に、図8を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる入退室管理装置の履歴表示動作について説明する。
入退室の履歴を閲覧する場合、オペレータは、まず認証要求を操作入力部12から操作入力してオペレータ認証を得た後、履歴閲覧要求を操作入力部12から操作入力する。
履歴選択部15Dは、まず、記憶部14のオペレータ管理区分情報14Dを参照して、当該オペレータのログイン名に基づき、表示対象日時と管理区分データを取得し(ステップ110)、続いて、記憶部14の履歴情報14Eから表示要否が未判定である任意の履歴を取得する(ステップ111)。
また、当該履歴の部屋管理区分とオペレータの管理区分に一致するものがある場合(ステップ113:YES)、履歴選択部15Dは、当該履歴のユーザ管理区分とオペレータの管理区分を比較する(ステップ114)。ここで、両者に一致する管理区分がない場合(ステップ114:NO)、ステップ116へ移行する。
ステップ116において、すべての履歴に対する表示要否の判定が終了した場合(ステップ116:YES)、演算処理部15は、履歴表示部15Eにより、履歴選択部15Dで選択された各履歴を画面表示部13で表示し、一連の履歴表示動作を終了する。
このように、本実施の形態は、履歴選択部15Dにより、オペレータによる履歴閲覧要求時に記憶部14を参照して、当該オペレータの管理区分と各履歴の部屋および/またはユーザの管理区分とを比較し、この比較結果に基づいて所望の履歴を選択するようにしたので、オペレータの管理区分に応じた履歴を選択的に表示することができる。
次に、図9を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる入退室管理装置について説明する。図9は、部屋管理区分情報の他の構成例である。
第1の実施の形態では、管理区域となる部屋が特定の管理区分に属するユーザが専用する専用部屋か、特定の管理区分に属さない他のユーザも共用する共用部屋かの違いに関係なく、履歴閲覧時に履歴を選択する場合について説明した。本実施の形態では、各部屋について専用部屋か共用部屋かに基づいて履歴を選択する場合について説明する。
次に、図11を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる入退室管理装置の履歴選択動作について説明する。図11は、本発明の第2の実施の形態にかかる入退室管理装置の履歴表示処理を示すフローチャートであり、前述した図8と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
履歴選択部15Dは、まず、記憶部14のオペレータ管理区分情報14Dを参照して、当該オペレータのログイン名に基づき、表示対象日時と管理区分データを取得し(ステップ110)、続いて、記憶部14の履歴情報14Eから表示要否が未判定である任意の履歴を取得する(ステップ111)。
また、当該履歴の部屋管理区分とオペレータの管理区分に一致するものがある場合(ステップ113:YES)、履歴選択部15Dは、当該履歴の専用共用識別情報に基づいて当該部屋が専用部屋かどうか確認する(ステップ200)。
ステップ116において、すべての履歴に対する表示要否の判定が終了した場合(ステップ116:YES)、演算処理部15は、履歴表示部15Eにより、履歴選択部15Dで選択された各履歴を画面表示部13で表示し、一連の履歴表示動作を終了する。
このように、本実施の形態によれば、履歴選択部15Dにより、履歴情報14Eのうち、当該部屋が特定の管理区分に属するユーザが専用する専用部屋であって、かつ当該管理区分がオペレータの管理区分のいずれかと一致する履歴情報を選択するようにしたので、オペレータの管理区分にのみ属する専用部屋に対する、他の管理区分のユーザによる不正操作に関する履歴を閲覧することができ、入退室管理において高い管理品質を得ることができる。
以上の各実施の形態で用いた、部屋管理区分情報14B、ユーザ管理区分情報14C、オペレータ管理区分情報14D、および履歴情報14Eの構成については単なる一例であり、前述した各種処理で必要な情報が得られるような構成であれば、いずれの構成をとってもよい。
例えば、入退室管理装置10とは別個に、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置からなる入退室判定装置を通信ネットワークNWに接続して、この入退室判定装置に入退室判定機能の実現に必要な入退室判定部や入退室判定情報を設け、コントローラ21からの入退室判定要求に応じて前述した図7の入退室判定処理を行うようにしてもよい。
Claims (5)
- 特定の部屋に対するユーザの入退室ごとの日時、部屋、およびユーザを示す履歴からなる履歴情報と、前記部屋が属する管理区分を示す部屋管理区分情報と、前記ユーザが属する管理区分を示すユーザ管理区分情報と、前記履歴情報を閲覧するオペレータが属する管理区分を示すオペレータ管理区分情報とをそれぞれ記憶する記憶部と、
前記記憶部を参照して前記オペレータの管理区分と前記履歴情報の各履歴の部屋および/またはユーザの管理区分とを比較し、この比較結果に基づいて所望の履歴を選択する履歴選択部と、
前記オペレータによる履歴閲覧時に前記記憶部の履歴情報のうち前記履歴選択部で選択された履歴を画面表示部で表示する履歴表示部と
を備えることを特徴とする入退室管理装置。 - 請求項1に記載の入退室管理装置において、
前記履歴選択部は、前記履歴情報のうち、当該部屋の管理区分のいずれかが前記オペレータの管理区分のいずれかと一致し、かつ当該ユーザの管理区分のいずれかが前記オペレータの管理区分のいずれかと一致する履歴を選択することを特徴とする入退室管理装置。 - 請求項1に記載の入退室管理装置において、
前記履歴選択部は、前記履歴情報のうち、当該部屋が特定の管理区分に属するユーザが専用する専用部屋であって、かつ当該管理区分が前記オペレータの管理区分のいずれかと一致する履歴を選択することを特徴とする入退室管理装置。 - 請求項1に記載の入退室管理装置において、
前記履歴選択部は、前記履歴情報のうち、当該部屋が特定の管理区分に属さないユーザも共用する共用部屋であって、かつ当該管理区分が前記オペレータの管理区分のいずれかと一致し、さらに当該ユーザの管理区分のいずれかが前記オペレータの管理区分のいずれかと一致する履歴を選択することを特徴とする入退室管理装置。 - 記憶部により、特定の部屋に対するユーザの入退室ごとの日時、部屋、およびユーザを示す履歴からなる履歴情報と、前記部屋が属する管理区分を示す部屋管理区分情報と、前記ユーザが属する管理区分を示すユーザ管理区分情報と、前記履歴情報を閲覧するオペレータが属する管理区分を示すオペレータ管理区分情報とをそれぞれ記憶する記憶ステップと、
履歴選択部により、前記記憶部を参照して前記オペレータの管理区分と前記履歴情報の各履歴の部屋および/またはユーザの管理区分とを比較し、この比較結果に基づいて所望の履歴を選択する履歴選択ステップと、
履歴表示部により、前記オペレータによる履歴閲覧時に前記記憶部の履歴情報のうち前記履歴選択部で選択された履歴を画面表示部で表示する履歴表示ステップと
を備えることを特徴とする入退室管理方法。
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