JP4895966B2 - 多重系構成における異常発振検出回路 - Google Patents

多重系構成における異常発振検出回路 Download PDF

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Description

本発明は、鉄道保安装置において、安全に現場機器を制御する装置、特に、多重系構成における異常発振検出回路に関する。
転轍機や信号灯等を制御する鉄道保安装置は、装置の故障が重大事故につながる可能性がある。従って、鉄道保安装置では装置が故障した場合においても、装置全体を安全側に制御するフェールセーフな構成が不可欠である。
ここで、「フェールセーフ」とは、部品等の故障により、重大事故を招くような危険側制御とならないことをいう。危険側制御にならないようにするため、部品故障を確実に検出する回路を付加することにより安全側制御となるような構成としている。
汎用的なシステムにおいては、1つのCPUを1つの発振器によりCPU、その周辺回路を動作させ、装置の制御を行う。この構成では、異常を検出するため、ウォッチドッグタイマ(以下、WDTとする)がよく用いられる。
図2に、WDTを用いた回路を示す。回路は、発振器27、CPU 29、WDT 33で構成される。通常、WDT 33内部のカウンタ34は、源クロック信号28よりCPU内部PLL/分周器30経由のクロック信号31で動作させ、且つアクセス信号45によりオーバーフロー値を設定する。
内部カウンタ34へクロック信号31が供給されることでカウントアップが開始され、設定したオーバーフロー値に達するまでに、CPU 29が内部カウンタ34を周期的にクリアすることで、正常動作していることを確認する。
もし、オーバーフローしてしまった場合、異常発生のエラー信号36としてステータス37経由でCPU 29へステータス信号38によりエラー報告が行われる。この方法では、CPU 29のソフトウェアの動作監視やCPU 29に接続した外部デバイスに起因する不具合の検出を行うことが可能である。
しかし、発振器27やCPU内部PLL/分周器30が故障し、クロック信号31の周波数が変動した場合、図2の方法では故障を検出することはできない。この結果、CPU29は異常なクロック周波数のまま動作を継続し、危険側制御を行ってしまう可能性がある。
この問題を解決するため、図3のようなモノマルチICを使用した構成がある。図3の回路は、図2のWDTをモノマルチIC40に置き換えたものであり、CPUの動作としては変わりないため説明は省略する。この回路では、図2のWDT33の内部カウンタ34で時間生成していたものを、モノマルチIC40で使用する抵抗42、コンデンサ43の時定数により時間生成を行う。
しかし、この方法では、高い周波数へ変化した場合の異常検出が不可能であることや、時間生成において誤差が発生することから、異常検出の困難な状態があるといった問題がある。
これらの問題に対し、特許文献1のような方式が提案されている。特許文献1では、周波数の異なる2つの発振器に対する周波数異常検出をするという方式が提案されている。
特開平7−235831号公報
従来の周波数の異なる2つの発振器に対する周波数異常検出をするという方式では、部品点数増加により回路規模が大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、背景技術で記述した問題を多重系構成であることを利用し、クロック発振器の高精度な異常発振検出、及び系間相互の状態監視を可能とした回路を提供することを目的とする。
本発明のCPUボードの多重系構成における異常発振検出回路は、発振器とCPUと異常発振検出回路で構成されるCPUボードの多重系構成における異常発振検出回路であって、自系の異常発振検出回路内のカウンタと他系のCPU内の内部カウンタとを他系の発振器からのクロック信号を分周したクロック信号で動作させ、同様に他系の異常発振検出回路内のカウンタと自系のCPU内の内部カウンタとを自系の発振器のクロック信号を分周したクロック信号で動作させる回路構成とし、各系のCPUにより、各系のCPU内の内部カウンタと各系の異常発振検出回路内のカウンタのクロック値同士を比較することにより、相互のクロックの異常発振検出を可能にすることを特徴とする。
本発明によれば、多重系構成という点を利用し、自系のカウンタを他系のクロックにより動作させることにより高精度なクロック異常発振検出が可能となった。更に、この構成とすることで、多重系構成の系間相互の監視を行うことも可能となった。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例1であるCPUボードの2重系構成における異常発振検出回路を示す。
図1において、回路は、発振器1,13、CPU5,17、異常発振検出回路12,24で構成される。異常発振検出回路12,24は、カウンタ7,19、デコーダ8,20、ステータス9,21で構成される。2重系であることから、これらの構成が2系統用意され、それぞれ他系のクロック信号により自系のカウンタを動作させることで、異常発振検出、及び相互監視が可能となる。
詳細動作を以下に示す。A系CPU5は、A系発振器1から出力されるA系源クロック信号2を基に、A系CPU5の内部のA系PLL/分周回路3を経由後、A系クロック信号6としてA系CPUコア4、B系異常発振検出回路24内のB系カウンタ19に供給される。
ここで、A系クロック信号6をB系異常発振検出回路24内のB系カウンタ19へ供給することで余分な部品を使用せずに、A系発振器1とは独立したクロック信号が使用できるという、多重系構成ならではのメリットがある。
B系カウンタ19へのクロック供給と同様に、A系カウンタ7には、B系クロック信号18が供給されることでカウントアップする。また、A系CPU5は自身にもA系クロック信号6で動作するA系CPU内部カウンタ25を持つ。
異常発振を確認するため、A系CPU5は、A系CPU内部カウンタ25とA系カウンタ7をカウントアップさせ、それぞれのカウンタ値同士を比較する。この処理を定期的に実施することで、A系クロック信号6、及びA系源クロック信号2に異常発振がないことを高精度に監視することが可能となる。
また、A系異常発振検出回路12は、従来技術で説明した、WDT 33と同様な監視動作を行うことも可能である。本回路動作は、B系についてもA系と同様な動作により、異常発振検出が行われるためB系の動作説明については省略する。
また、A系エラー信号23、B系エラー信号11を相互に接続することから、相互の異常状態監視を行うことができる。
図1は、本発明の実施例1であるCPUボードの2重系構成における異常発振検出回路のブロック構成図である。 図2は、WDTを使用した異常発振検出回路を示すブロック構成図である。 図3は、モノマルチICを使用した異常発振検出回路を示すブロック構成図である。
符号の説明
1 A系発振器
2 A系源クロック信号
3 A系CPU内部PLL/分周器
4 A系CPUコア
5 A系CPU
6 A系クロック信号
7 A系カウンタ
8 A系デコーダ
9 A系ステータス
10 A系ステータス信号
11 B系エラー信号
12 A系異常発振検出回路
13 B系発振器
14 B系源クロック信号
15 B系CPU内部PLL/分周器
16 B系CPUコア
17 B系CPU
18 B系クロック信号
19 B系カウンタ
20 B系デコーダ
21 B系ステータス
22 B系ステータス信号
23 A系エラー信号
24 B系異常発振検出回路
25 A系CPU内部カウンタ
26 B系CPU内部カウンタ
27 発振器
28 源クロック信号
29 CPU
30 CPU内部PLL/分周器
31 クロック信号
32 CPUコア
33 WDT(ウォッチドッグタイマ)
34 カウンタ
35 デコーダ
36 エラー信号
37 ステータス
38 ステータス信号
39 トリガ信号
40 モノマルチIC
41 電源
42 抵抗
43 コンデンサ
44 グランド
45 A系アクセス信号
46 B系アクセス信号
47 アクセス信号

Claims (1)

  1. 発振器とCPUと異常発振検出回路で構成されるCPUボードの多重系構成における異常発振検出回路において、
    自系の異常発振検出回路内のカウンタと他系のCPU内の内部カウンタとを他系の発振器からのクロック信号を分周したクロック信号で動作させ、同様に他系の異常発振検出回路内のカウンタと自系のCPU内の内部カウンタとを自系の発振器のクロック信号を分周したクロック信号で動作させる回路構成とし、
    各系のCPUにより、各系のCPU内の内部カウンタと各系の異常発振検出回路内のカウンタのクロック値同士を比較することにより、相互のクロックの異常発振検出を可能にすることを特徴とする異常発振検出回路。
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