JP4894019B2 - 光学ユニット、バックライト装置、液晶モジュール、及び液晶ディスプレイ - Google Patents

光学ユニット、バックライト装置、液晶モジュール、及び液晶ディスプレイ Download PDF

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本発明は,測定エリアの輝度ムラの発生を少なくすることができる光学ユニット、バックライト装置、液晶モジュール及び液晶ディスプレイに関する。
近年、液晶ディスプレイは、急速に市場に浸透してきた。最近では、技術の進歩に伴い、より大画面化されてきている。
更に、液晶ディスプレイの設置性が向上することから、薄型化の要求が高まってきている。
表示画面の大型化に伴い、その表示画面の輝度ムラが目立ってきており、改善が望まれてきている。
表示画面内の輝度ムラ発生の主原因としては、液晶ディスプレイを構成する液晶表示パネルを照明するバックライト装置の照明光の輝度分布が挙げられる。
このような大画面の液晶ディスプレイの輝度ムラを低減するため、バックライト装置を改良した技術が、特許文献1に記載されている。
特許文献1には、概ね以下のように記載されている。
バックライト装置は、液晶表示パネルに照明光を供給するため、液晶表示パネルの背面直下に設置されている。
図18に示すように、特許文献1に記載のバックライト装置101は、線状光源102と、反射板103と、光学ユニット104とを有しており、光源102は、反射板103の一面側に設置されている。
更に、光学ユニット104は、線状光源102に近い側から、拡散板105、第1の拡散シート106、集光シート107、及び第2の拡散シート108が順に設置されている。
第1及び第2拡散シート106,108は、光透過性のシート状の基材の光出射面側に光拡散性を有する粒子が塗布された光拡散面を備えたものである。
また、集光シート107は、透光性のシート状の基材の光出射面側に集光機能をもつプリズム部が多数連続して配列したプリズムシートで構成されている。
線状光源102から出射した光は、拡散板105及び第1の拡散シート106で拡散された後、散乱された光は集光シート107で集光シート107に直交する方向に近づくよう回折され、集光され出射される。これにより、所定の視野角方向の輝度を向上する。更に、第2の拡散シート108では、入射した光を拡散し、輝度ムラを低減する。
特開2008-46601号公報
ところで、液晶ディスプレイの薄型化を図る場合、線状光源102の中心と拡散板105までの距離(H、以下、光学ユニット距離と称す)を短くすることが必要となる。
しかしながら、この従来の構成で光学ユニット距離Hは、15mm程度であったが、この光学ユニット距離Hを短くした場合、線状光源102の真上部分とそれ以外の部分で輝度差が大きくなり、液晶パネルの面内でバックライト装置101から出射される照明光の周期的な輝度ムラが生じる。
その対策のため、光学ユニット104に複数の光学シートを追加して輝度ムラを低減することが可能であるが、複数の光学シートを追加することは、コストの上昇と輝度の低下を招いてしまう。
また、別の対策として、線状光源102の本数を増加するにより、輝度の低下を抑えながら輝度ムラを低減することが可能である。
しかしながら、線状光源102の本数を増加することは、線状光源102以外にも液晶パネルの駆動部のインバータ基板(図示せず)回路部品等の増加にも繋がるため、コストの上昇と消費電力の増加とを引き起こしてしまう。
更に、上記の光学シートを追加すること及び線状光源102の本数を増加することによる輝度ムラの対策では、バックライト装置101から出射される照明光のうち、バックライト装置101に直交する方向に出射する照明光については輝度ムラが改善されるが、斜め方向に出射される照明光については輝度ムラが十分に改善されているとは言えなかった。
また、斜め方向に出射される照明光に対する輝度ムラを十分に改善するためには、更なる光学シートの追加や線状光源102の本数増加が必要となるが、光学シートの追加は全体的な輝度低下を招き、線状光源102の本数増加は、更なる回路の部品点数の増加によるコスト上昇と消費電力増加を招いてしまうため、実用的ではない。
そこで、本発明は、液晶ディスプレイの表示画面が大画面化した場合においても、輝度を低下することなく、輝度ムラを低減することを目的とする。
また、線状光源102と光学ユニット104との距離を狭くし、液晶ディスプレイを薄型化した場合においても、線状光源102の数を増加させること無く、輝度の低下を抑制すると共に、輝度ムラを低減することを目的とする。
また、バックライト装置101に直交する方向ばかりでなく、斜め方向に出射される照明光についても輝度ムラを低減することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、次の1)乃至6)の構成を有する。
1)液晶ディスプレイのバックライト装置1に用いられ、複数の光学部材からなり、バックライト装置1が有する光源3からの光を透過する光学ユニット5において、光源3から出射した光の光路上に、入射した光を散乱する機能を有すると共に、一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する散乱集光手段6と、一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第1の集光拡散手段7と、一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する集光手段8と、一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズ12を有する第2の集光拡散手段9と、をこの順で順次配設し、各一面は、当該光学ユニットの光の出射側とされており、第1の集光拡散手段7の配光半値角が2度〜15度であり、且つ、第2の集光拡散手段9の配光半値角αが8度〜25度であることを特徴とする光学ユニット5。
2)1)に記載の光学ユニット5において、光源3から出射した光が第2の集光拡散手段9を透過した後の光路上に、入射した光を2種類の直線偏光状態の光に分離し、分離した一方の直線偏光状態の光を透過し、他方の直線偏光状態の光を反射する偏光分離手段16が配設されていることを特徴とする光学ユニット5。
3)1)乃至3)のいずれか1項に記載の光学ユニット5と、光源3と、光学ユニット5に対して光源3を挟んで対向する位置に配設された反射板4とを有することを特徴とするバックライト装置1。
4)3)に記載のバックライト装置1と、バックライト装置1における光源3に対して光学ユニット5を挟んで対向する位置に配設された液晶パネル23とを有することを特徴とする液晶モジュール19。
5)4)に記載の液晶モジュール19と、液晶モジュール19を駆動する液晶駆動回路とを有することを特徴とする液晶ディスプレイ20。
本発明によれば、液晶ディスプレイの表示画面が大画面化した場合においても、輝度を低下することなく、輝度ムラを低減することができる。
また、線状光源と光学ユニットとの距離を狭くし、液晶ディスプレイを薄型化した場合においても、線状光源の数を増加させること無く、輝度の低下を抑制すると共に、輝度ムラを低減することができる。
また、バックライト装置に直交する方向ばかりでなく、斜め方向に出射される照明光についても輝度ムラを低減することができる。
また、線状光源の数を増加させないので、駆動部のインバータ基板回路の部品増加が無く、コストの上昇や消費電力の増加を極力抑えることができる。
以下に、本発明に係る光学ユニット及びそれを用いたバックライト装置の実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るバックライト装置の実施例を示す断面図である。図2は、本発明に係る第1の形態の光学ユニットの実施例を示す断面図である。図3は、本発明に係るプリズム付き拡散板の実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。図4は、本発明に係るマイクロレンズ付き光学シートの実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。図5は、本発明に係るマイクロレンズ付き光学シートの別の形態の実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。図6は、本発明に係るマイクロレンズ付き光学シートの更に別の形態の実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。図7は、本発明に係るマイクロレンズ付き光学シートの配光半値角の測定方法を示す概略図と、その測定結果を示す図である。図8は、本発明に係るプリズム付き集光シートの実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。図9は、本発明に係る第2の形態の光学ユニットの実施例を示す断面図である。図10は、本発明に係るバックライト装置の実施例を示す部分断面図である。図11は、本発明に係るバックライト装置の光学特性の評価方法を示す概略図である。図12は、本発明に係るバックライト装置の目視による輝度ムラの評価結果である。図13は、本発明に係るバックライト装置の2次元色彩輝度計による輝度ムラの測定結果である。図14は、本発明に係るバックライト装置の輝度ムラの発生を説明する概略図である。図15は、本発明に係るバックライト装置の輝度ムラの角度依存性を示すグラフである。図16は、本発明に係る液晶モジュールを示す斜視展開図である。図17は、本発明に係る液晶ディスプレイを示す斜視図である。
なお、全図において、共通な機能を有する部品には同一符号を付して示し、一度説明したものに関しては、繰り返した説明を省略する。
更に、断面図,概略図等は模式図であり、寸法等の比率は誇張して表現している。
初めに、図1に示すように、バックライト装置1は、液晶表示パネル2に照明光を照射するものであり、光源3と、光源3から出射した照明光のうち液晶表示パネル2と反対方向に出射した光を反射して液晶表示パネル2側に戻す反射板4と、光源3と液晶表示パネル2との間に配設され液晶表示パネル2の表示特性を向上する役割を持つ複数の板状又はシート状の光学部材からなる光学ユニット5を有する。
(第1の形態の光学ユニット)
次に、図2、図3を用いて本発明の第1の形態の光学ユニット5aによる、液晶表示パネル2の表示領域における輝度ムラの低減について説明する。輝度ムラとは、液晶表示パネル2の表示領域における照射される照明光の面内ムラのことである。
図2に示すように、第1の形態の光学ユニット5aは、光源3と液晶表示パネル2との間に光源3から所定の距離H(光学ユニット距離)を隔てて配設されており、光源3側から照明光の出射面にプリズムを形成したプリズム付き拡散板6と第1のマイクロレンズ付き光学シート7と、集光機能を持つ一方の面にプリズムが形成されたプリズム付き集光シート8と、第2のマイクロレンズ付き光学シート9とがこの順に配設されている。
図3に示すように、プリズム付き拡散板6は、シート状の基材における照明光の出射面にプリズムを一体成形した構造になっている。
プリズム付き拡散板6は、透明樹脂に光拡散剤を分散させた材料、又は、混合しにくい2種以上の樹脂の混合物を材料として成形される。
光拡散剤の分散量又は樹脂の混合比率変化させることによって容易に透過率とヘーズの調整が可能である。
これによってプリズム付き拡散板6は、光源3からの出射光および反射板4による反射光を散乱させて輝度分布を良化することができる。
プリズム付き拡散板6のシート状の基材部上に形成されたプリズム部10は、光の出射面上に平行かつ等間隔である複数の突条のプリズムを備えており、プリズムの断面は鋸歯状の形状を有している。
プリズムは、プリズム付き拡散板6を長手方向に垂直な方向に切断した断面において三角形が連なっており、各三角形の断面間は各三角形の底角がつながってV字型の溝を形成されている。
プリズム付き拡散板6に入射した光は、プリズムにより、その出射光の方向がプリズム付き拡散板6の入射面に直交する方向に近づくよう回折され集光する。
プリズム付き拡散板6を形成する材料は、入射した光線を透過する必要があるため透過率の高い材料から形成されている。
更に、シート状の基材11及びプリズム12を同一材料から形成し、界面での屈折率差による反射を無くすことができる材料が望ましい。
光源3からの出射した照明光は、プリズム付き拡散板6に入射するとプリズム付き拡散板6の内部で散乱され、プリズム部10に至る。
プリズム部10において照明光は、所定の角度を有するものについては、プリズム付き拡散板6の入射面に対して直交する方向に近づくように回折されプリズム部10から集光して出射される。それ以外の角度で入射した照明光については、プリズム部10で複数回反射し基材部に入射し再度散乱され光源3方向に出射する。
そのため、プリズム付き拡散板6から液晶表示パネル2方向に出射された照明光は、光源3からプリズム付き拡散板6に入射する照明光に比較して、輝度ムラが低減されると共に、出射する際の角度が液晶表示パネル2に直交する方向に近づく。
図4に示すように、第1及び第2のマイクロレンズ付き光学シート7,9は、シート状の基材11上の光が出射する側に、多数のマイクロレンズ12が2次元配列されている。
マイクロレンズ12の形状は、略半球体或いは略半楕円体状の突起となっている。シート状の基材11及びマイクロレンズ12は、どちらも入射した光線を透過する必要があるため透過率の高い材料から形成されている。更に、配光性を制御するため、必要に応じて拡散剤を添加する場合がある。
また、シート状の基材11及びマイクロレンズ12を同一材料から形成し、界面での屈折率差による反射を無くすことができる材料を用いることが望ましい。
この第1及び第2のマイクロレンズ付き光学シート7,9は、表面の複数のマイクロレンズ12によって優れた集光、法線方向側への屈折、拡散等の光学的機能を有する。
マイクロレンズ12は、シート状の基材11の表面に緻密に配列されている。マイクロレンズ12による集光及び拡散の効果を最大限活用するためには、マイクロレンズ12をシート状の基材11上に隙間無く配列することが望まれる。
好適な配列の例としては、図3に示すように各マイクロレンズ12の頂点を結んだ線がそれぞれ正三角形の格子パターンを形成するような配列がある。
より好適な例としては、図4に示すように、光の出射側から見た場合のマイクロレンズ12の基材11
と接する面における直径を各マイクロレンズ12で変化させるような配列がある。
この場合、各マイクロレンズ12の頂点を結んだ線がランダムな格子パターンを形成する。このランダムパターンによれば、第1及び第2のマイクロレンズ付き光学シート7,9を他の光学部材と重ね合わせた際のモアレの発生を低減することができる。
また、第1及び第2のマイクロレンズ付き光学シート7,9のマイクロレンズ12の配列は、必ずしも同一である必要は無い。
更に、より好適な例としては、図6に示すように、細密にマイクロレンズ12をシート状の基材11上に充填し、光の出射面に平坦部のないマイクロレンズ12の配列で、光の出射面から見た場合にマイクロレンズ同士の接線がそれぞれ正六角形の格子パターンを形成するような配列である。この構造は、平坦部がなく、シート状の基材11が光の出射面から見えないため、入射光が直進する割合が少なく、良好な集光性が得られる。
マイクロレンズ付き光学シート7,9の集光特性は、液晶ディスプレイの輝度特性、輝度ムラ特性に大きく影響する。
マイクロレンズ付き光学シート7,9の集光特性(配光特性)の測定方法を図7(a)に示す。
配光特性の測定は、マイクロレンズ付き光学シート7,9のシート状基材11側の面に直交する方向からマイクロレンズ付き光学シート7,9に向けて平行光を入射させて、マイクロレンズ12から出射した光を変角光度計13により行う。
各角度における光度I(θ)の測定は、マイクロレンズ12面に直交する位置を0度として、その位置から変角光度計13を傾斜させたそれぞれの位置で行う。
変角光度計13は、測定対象物に入射する光の入射角を任意の角度に設定し、受光角を自動的に変角し、物質の反射や透過光の強度分布状態を解析する機器であり、本実施例での光度I(θ)の測定は、日本電色工業製 変角光度計(GC5000L)を使用した。
マイクロレンズ付き光学シート7,9の集光特性(配光特性)の測定結果を図7(b)に示す。
図7(b)のX軸は変角光度計13の配光角であり、Y軸は光度I(θ)である。
各角度における光度I(θ)を結んだθ-I(θ)曲線は、略正規分布となり、光度I(θ)の最大となる配光角の角度は略0度である。この曲線の光度I(θ)の最大値I(0)の半値となる角度を配光半値角αとする。
次に、図8に示すように、プリズム付き集光シート8は、シート状の基材14の光の出射面上に平行かつ等間隔である複数の突条のプリズム15を備えており、プリズム15の断面は鋸歯状の形状を有している。
プリズム15は、プリズム付き集光シート8を長手方向に垂直な方向に切断した断面において三角形が連なっており、各三角形の断面間は各三角形の底角がつながってV字型の溝を形成されている。
プリズム付き集光シート8に入射した光は、プリズム15により、その出射光の方向がプリズム付き集光シート8に直交する方向に近づくよう回折され集光する。
プリズム付き集光シート8を形成する材料は、マイクロレンズ付き光学シート7,9と同様入射した光線を透過する必要があるため透過率の高い材料から形成されている。
更に、シート状の基材14及びプリズム15を同一材料から形成し、界面での屈折率差による反射を無くすことができる材料が望ましい。
次に、光源3から出射された照明光が、第1の形態の光学ユニット5aを透過する際の光路について説明する。
図1に示すようなバックライト装置1に使用する光源3は、複数本の線状光源3が一般的であり、線状光源3の位置による違い及び直接光と反射板4で反射した反射光との違いなどにより、第1の形態の光学ユニット5aの入射面では輝度ムラ及び入射角度分布が発生している。
上記のように構成されたプリズム付き拡散板6と、第1のマイクロレンズ付き光学シート7と、プリズム付き集光シート8と、第2のマイクロレンズ付き光学シート9とを有する第1の形態の光学ユニット5aは、光源3からプリズム付き拡散板6に入射した輝度ムラ及び入射角度分布を有する照明光の内、所定の角度の光を液晶表示パネル2方向に透過させると共に集光し、それ以外の光はプリズム付き拡散板6内で複数回反射し、光源3方向に反射される。
プリズム付き拡散板6から液晶表示パネル2方向に出射した光は、第1のマイクロレンズ付き光学シート7に入射し、液晶表示パネル2方向に透過させると共に集光した照明光として出射される。次に、プリズム付き集光シート8に入射し、プリズム付き集光シート8の入射面に直交する方向に近づくよう回折され、集光して出射する。プリズム付き集光シート8から出射された光は、第2のマイクロレンズ付き光学シート9に入射し、液晶表示パネル2方向に透過させると共に集光した照明光として出射される。
これにより、第2のマイクロレンズ付き光学シート9から出射した照明光は、輝度ムラが低減される。
したがって、第1の形態光学ユニット5aの構成において、プリズム付き拡散板6とプリズム付き集光シート8との2つのプリズム12,14の集光作用により、広い入射角度の照明光を均一に液晶表示パネル2方向に出射することができるようになる。
そのため、従来は、輝度ムラの点から光学ユニット5aを線状光源3に近づけることができなかったが、第1の形態の光学ユニット5aにすることにより、光学ユニット5aを線状光源3に近づけることができるようになり、バックライト装置1及び液晶ディスプレイを薄型化することがでる。
(第2の形態の光学ユニット)
次に、図9を用いて、第2の形態の光学ユニット5bについて説明する。
図9に示すように、第2の形態の光学ユニット5bは、第1の形態の光学ユニット5aの第2のマイクロレンズ付き光学シート9の液晶表示パネル2側に、偏光分離シート16を配設した構造である。
第1の形態の光学ユニット5aは、拡散板13と、複数のプリズム7,13とを有するため、従来の構成に比べ正面輝度及び輝度の角度依存性が低下する場合があった。
そこで、液晶表示パネル2表示部に到達する照明光の輝度を向上することを目的として、第1の形態の光学ユニット5aに偏光分離シート16を追加する。
ここで、偏光分離シート16は、光の干渉の特性を利用して入射する照明光のうち液晶表示パネル2における光源側に位置する偏光フィルムで吸収されてしまう偏光成分を、選択的に反射し再利用することで見る角度に依存せず輝度を向上するものである。
第2のマイクロレンズ付き光学シート9から出射した照明光を偏光分離シート16に入射させ、入射光のうち液晶表示パネル2で利用可能なP偏光成分の光を透過し液晶表示パネル2に供給し、液晶表示パネル2で利用しないS偏光成分を反射し光源3方向に戻す。
光源3方向に反射された光は、散乱及び反射板4での反射で偏光方向が乱れた後に、再度偏光分離シート16に入射し、P偏光成分の光が液晶表示パネル2に供給される。
このように、反射された光を再度利用することにより、光の利用率が向上する。
偏光分離シート16を出射した照明光はP偏光成分であり、ほぼ全ての光が液晶表示パネル2で利用可能となっているため、液晶表示パネル2の表示領域での輝度が向上する。
以下、本発明の実施例について第2の光学ユニット5bの構造を用いたバックライト装置1で説明する。
図10は、第2の光学ユニット5bを用いたバックライト装置1の部分断面図である。
図10に示すバックライト装置1は、平面形状が長方形であり、複数本の線状の光源3と、光源を出射した照明光の輝度ムラなどの特性を向上する光学ユニット5bと、光源を出射した照明光のうち光学ユニット5bと反対方向に出射した光を光学ユニット5b方向に反射する反射板4と、光源3,反射板4及び光学ユニット5bを固定し保持する板金17とを有する。
ここで、光源3には、3mm程度の細径の小型蛍光管である冷陰極管を複数本用いた。
また、各光源3の間隔Lは、24mmとし、光源3中心から光学ユニット5bの最も光源に近い面までの距離である光学ユニット距離Hを5mmとした。
更に、反射板4は、表面が白色であり、光源3対向する面は平面であり板金17と固定されている。反射板4の側面は、光源3から側面方向に出射した光を光学ユニット5b方向へ導くため、光学ユニット5b側が広がるように傾斜して設置されている。
更に、光学ユニット5bは、光源3に近い側からプリズム付き拡散板6と、第1のマイクロレンズ付き光学シート7、プリズム付き集光シート8と、第2のマイクロレンズ付き光学シート9と、偏光分離シート16とがこの順で順次積重なるように配設されている。
プリズム付き拡散板6としては、厚さが2mmで、プリズムの頂角が100度、プリズムのピッチが70μmのものを用いた。
第1及び第2のマイクロレンズ付き光学シート7,9としては、図4に示すようなレンズ径を複数有する構造とし、厚さは200μmのものを用いた。
ここで、第1及び第2のマイクロレンズ付き光学シート7,9のレンズ径を40〜80μmの間で、レンズ高さを20〜40μmの間で変化させることにより、第1及び第2のマイクロレンズ付き光学シート7,9の配光半値角αを1度から30度の間のものを準備した。
また、プリズム付き拡散板6は、プリズムの長手方向が線状光源3の長手方向と並行となるように配設される。
プリズム付き集光シート8としては、厚さが280μmで、プリズムの頂角が90度、プリズムのピッチが50μmのものを用いた。
偏光分離シート16としては、厚さが400μmで、入射光のうちP偏光成分を透過し、S偏光成分を反射するものを用いた。
また、プリズム付き集光シート8は、プリズムの長手方向が線状光源3の長手方向と並行となるように配設した。
第1のマイクロレンズ付き光学シート7として配光半値角αを1度から20度の間で調整したものを選定し、第2のマイクロレンズ付き光学シート9として配光半値角αを2度から30度の間で調整したものを選定して、上記プリズム付き拡散板6と、上記プリズム付き集光シート8と、上記偏光分離シート16と共に第2の光学ユニット5bを構成し、バックライト装置1に取付ける。
このようにして形成されたバックライト装置1の輝度ムラの角度依存性の評価方法及び評価結果を図11乃至図13に示す。
バックライト装置1に依存する輝度ムラの角度依存性は、バックライト装置1の長辺方向の切断面(線光源と並行する方向)には影響が無いため、短辺方向の切断面(線光源と直交する方向)のみ測定を行った。
また、輝度ムラの角度依存性及び、輝度の角度依存性の評価は、目視及び図11に示す測定法により行った。
図11は、輝度ムラの角度依存性の測定方法であり、バックライト装置1の光学ユニット5bの光源3と反対面に距離を隔てて対向する位置に、2次元色彩輝度計18を設置する。
2次元色彩輝度計18がバックライト装置1の光出射面と直交する位置を0度として、輝度のバックライト装置1の光出射面内でのムラの測定は、0度の位置と、その位置からバックライト装置1の短辺方向に2次元色彩輝度計18を45度傾斜させた位置とで行った。
2次元色彩輝度計18は、各種FPDやバックライトなどの輝度ムラ測定や色度ムラ測定を、測定対象となる面に対して2次元的に一括して行う機器であり、本実施例でのバックライト装置1の輝度ムラの測定は、Radiant Imaging社製 ProMetric1400を使用した。
図12に、0度の位置でのバックライト装置1の輝度ムラの目視評価結果を示す。
図12では、第1のマイクロレンズ付き光学シート7の配光半値角が20度であり、第2のマイクロレンズ付き光学シート9の配光半値角が8度の際の目視による輝度ムラの程度を「a」として、「b」,「c」,「d」,「e」となるに従い、輝度ムラが小さくなる組合せの状態を示したものである。
図12に示すように、第1のマイクロレンズ付き光学シート7の配光半値角αと第2のマイクロレンズ付き光学シート9の配光半値角αとの組合せ方により、輝度ムラが変化することがわかる。
特に、輝度ムラの程度が「d」の状態は、輝度ムラが少なく良好な表示状態であった。更に、輝度ムラの程度が「e」の状態になると、輝度ムラが認識できない状況であった。
また、45度に傾斜した位置でも評価を行ったが、評価結果は同様であった。
更に、0度の位置での2次元色彩輝度計18を用いて図11に示す方法により測定した輝度ムラ値Imを図13に示す。これは、光学ユニット5bを構成するシートの中で、第1のマイクロレンズ付き光学シート7の配光半値角αと第2のマイクロレンズ付き光学シート9の配光半値角αとの組合せの違いによるバックライト装置1の輝度ムラ値Imである。
輝度ムラの測定結果から輝度ムラ値Imを算出する方法は、次の通りである。
図11に示すように、線状光源3の各線方向に垂直な面内において、各線状光源3の間隔をLとした場合、線状光源3の5本分に相当する領域(5L)をn等分して、それぞれの輝度I(k)を測定し、平均輝度Iave.を(1)式から求める。ここで、nは、線状光源3の5Lの領域に対応する2次元色彩輝度計18のセンサー部における画素の1ライン中の個数に相当する。つまり、線状光源3の5Lの領域の分割数と対応する画素の数とが一致し、kは1〜nの範囲となる。
5本分の線状光源3に相当する領域(k=1〜n)の輝度分布I(k)を測定し、各位置の平均輝度Iave.を(1)式から求める。次に、各位置の輝度と平均輝度Iave.の差の絶対値の平均である分散輝度Ivを(2)式より求め、輝度ムラ値Imを(3)式より求める。
実際の測定では、5本分の線状光源3に相当する領域5Lを330画素で測定をするため、5Lを330等分して測定を行っている。
Figure 0004894019
Figure 0004894019
Figure 0004894019
図12及び図13より、輝度ムラ値Imは0.6以下の領域のとき、輝度ムラの目視観察の結果は「d」であり、輝度ムラが少なく良好な結果であることが分かった。
また、そのときの第1のマイクロレンズ付き光学シート7の配光半値角αと第2のマイクロレンズ付き光学シート9の配光半値角αとの組合せは、第1のマイクロレンズ付き光学シート7の配光半値角αが2度から15度の範囲であり、且つ、第2のマイクロレンズ付き光学シート9の配光半値角αが8度から25度の範囲であった。
更に、輝度ムラ値Imは0.5以下の領域のとき、輝度ムラの目視観察の結果は「e」となり、輝度ムラが認識できず最適な状態であることが分かった。
また、そのときの第1のマイクロレンズ付き光学シート7の配光半値角αと第2のマイクロレンズ付き光学シート9の配光半値角αとの組合せは、第1のマイクロレンズ付き光学シート7の配光半値角αが2度から15度の範囲であり、且つ、第2のマイクロレンズ付き光学シート9の配光半値角αが10度から20度の範囲であった。
再度、輝度ムラ低減について、図14を用いて説明する。
図14(a)は、0度における輝度ムラの悪い(輝度ムラ値Im>0.6)バックライト装置1での代表的な輝度ムラの状態を示す概略図である。また、図14(b)は、0度における輝度ムラの良い(輝度ムラ値Im<0.6)バックライト装置1での代表的な輝度ムラの状態を示す概略図である。
輝度ムラの悪いバックライト装置1の結果は、光学ユニット5bの第一のマイクロレンズ付き光学シート7と第二のマイクロレンズ付き光学シート9の配光半値角αの組合せが最適でないため、バックライト装置1から出射される照射光の輝度の最大量(Kmax)と輝度の最小量(Kmin)との差である輝度ムラ(Kmax−Kmin)が大きくなっている。
また、照射光の輝度の最大量(Kmax)は、線状光源3の直上位置であり、輝度の最小量(Kmin)は線状光源3と線状光源3との中間位置である12mm(L/2)の位置になる。
一方、輝度ムラの良いバックライト装置1では、輝度ムラ(Kmax−Kmin)が輝度ムラの悪いバックライト装置1と比較して低減しているのが分かる。
図14(a),(b)の模式図に示すように、本発明の第一のマイクロレンズ付き光学シート7と第二のマイクロレンズ付き光学シート9の配光半値角αの組合せにおいては、線状光源3直上の輝度分布は反射,散乱等の影響により輝度ムラの悪い組合せに比較して低減している。
これは、線状光源3直上における、線状光源3からの照明光が光学ユニット5bで屈折せずに透過して出射した光の量は減少する。一方、線状光源3からの照明光のうち光学ユニット5bで屈折する光の利用率(出射光/入射光)は、各線状光源3の中間位置に近づくに従い増加する。
したがって、バックライト装置1から出射した照明光の輝度ムラが面内バラツキが低減する。
次に、図15を用いて輝度ムラの角度依存性について説明する。
図15(a)は、本発明の輝度ムラの良い(輝度ムラ値Im<0.6)バックライト装置1(光学ユニット距離H=5mm)を用いて、2次元色彩輝度計18の角度を0度と45度とにした場合の輝度分布を示す図である。
図15(a)のX軸は、バックライト装置1の短辺方向の切断面(線光源と直交する方向)の位置を示し、S1は2次元色彩輝度計18がバックライト装置1と正対する位置にある図11の光源3aの位置に対応する。また、S2,S3,S4及びS5は、それぞれ図11の3b,3c,3d及び3eにそれぞれ対応する。
図15a)のY軸は、2次元色彩輝度計18で測定した輝度を示す。
また、比較として図15(b)に、輝度ムラの悪い(輝度ムラ値Im>0.6)バックライト装置1(光学ユニット距離Hを5mm)の輝度ムラの角度依存性の測定結果を示す。
図15(b)によれば、輝度ムラの悪いバックライト装置1においては、バックライト装置1から出射する照明光の輝度ムラは、0度での測定結果の場合と同様45度での測定結果においても、光学ユニット距離Hが近いため悪い状態であることがわかる。
一方、図15(a)によれば、0度での測定結果の場合と同様45度での測定結果においても輝度ムラが低減していることが分かる。
更に、本発明のバックライト装置1を用いた液晶モジュール19及び、液晶ディスプレイ20について説明する。
図16は、本発明の光学ユニット5bを用いた液晶モジュール19を示す斜視展開図である。
図16に示すように、液晶モジュール19は、光源3,反射板4及び板金17を有するバックライトアセンブリ21と、バックライトアッセンブリ21上に形成された光学ユニット5bと、光学ユニット5bを固定するパネルシャーシ22と、液晶パネル23と、液晶パネル23を固定するベゼル24を有し、これらを順次組立てることにより形成される。
更に、光学ユニット5bは、図16に示すように、バックライトアッセンブリ21側からプリズム付き拡散板6と、第1のマイクロレンズ付き光学シート7、プリズム付き集光シート8と、第2のマイクロレンズ付き光学シート9と、偏光分離シート16とが順次重ねられて形成される。
この光学ユニット5bの構成は、一例であり、光学ユニット5として、第1の形態の光学ユニット5aの構成でも使用することができる。
図17は、本発明のバックライト装置1を用いた液晶ディスプレイ20の斜視図である。
液晶ディスプレイ20は、液晶モジュール19に液晶パネル23の駆動回路等の電気回路及び入出力端子を取付け、筐体に組み込んだものである。
以上、説明したように、本発明によれば、液晶ディスプレイ20の表示画面が大画面化した場合においても、輝度を低下することなく、輝度ムラを低減することができた。
また、線状光源3と光学ユニット5との距離を5mmと狭くし、液晶ディスプレイ20を薄型化した場合においても、線状光源3の数を増加させること無く、輝度の低下を抑制すると共に、輝度ムラを低減することができた。
また、バックライト装置1に直交する方向ばかりでなく、斜め方向に出射される照明光についても輝度ムラを低減することができた。
また、線状光源3の数を増加させないので、駆動部のインバータ基板回路の部品増加が無く、コストの上昇や消費電力の増加を極力抑えることができた。
本発明に係るバックライト装置の実施例を示す断面図である。 本発明に係る第1の形態の光学ユニットの実施例を示す断面図である。 本発明に係るプリズム付き拡散板の実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。 本発明に係るマイクロレンズ付き光学シートの実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。 本発明に係るマイクロレンズ付き光学シートの別の形態の実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。 本発明に係るマイクロレンズ付き光学シートの更に別の形態の実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。 本発明に係るマイクロレンズ付き光学シートの配光半値角の測定方法を示す概略図と、その測定結果を示す図である。 本発明に係るプリズム付き集光シートの実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。 本発明に係る第2の形態の光学ユニットの実施例を示す断面図である。 本発明に係るバックライト装置の実施例を示す部分断面図である。 本発明に係るバックライト装置の光学特性の評価方法を示す概略図である。 本発明に係るバックライト装置の目視による輝度ムラの評価結果である。 本発明に係るバックライト装置の2次元色彩輝度計による輝度ムラの測定結果である。 本発明に係るバックライト装置の輝度ムラの発生を説明する概略図である。 本発明に係るバックライト装置の輝度ムラの角度依存性を示すグラフである。 本発明に係る液晶モジュールを示す斜視展開図である。 本発明に係る液晶ディスプレイを示す斜視図である。 従来のバックライト装置を示す断面図である。
符号の説明
1…バックライト装置、2…液晶表示パネル、3…光源、4…反射板、5…光学ユニット、5a…第1の形態の光学ユニット、5b…第2の形態の光学ユニット、6…プリズム付き拡散板、7…第1のマイクロレンズ付き光学シート、8…プリズム付き集光シート、9…第2のマイクロレンズ付き光学シート、10…プリズム部、11…シート状の基材、12…マイクロレンズ、13…変角光度計、14…シート状の基材、15…プリズム、16…偏光分離シート、17…板金、18…2次元色彩輝度計、19…液晶モジュール、20…液晶ディスプレイ、21…バックライトアセンブリ、22…パネルシャーシ、23…液晶パネル、24…ベゼル

Claims (5)

  1. 液晶ディスプレイのバックライト装置に用いられ、複数の光学部材からなり、前記バックライト装置が有する光源からの光を透過する光学ユニットにおいて、
    前記光源から出射した光の光路上に、
    入射した光を散乱する機能を有すると共に、一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する散乱集光手段と、
    一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第1の集光拡散手段と、
    一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する集光手段と、
    一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第2の集光拡散手段と、
    をこの順で順次配設し、
    各前記一面は、当該光学ユニットの光の出射側とされており、前記第1の集光拡散手段の配光半値角が2度〜15度であり、且つ、前記第2の集光拡散手段の配光半値角αが8度〜25度であることを特徴とする光学ユニット。
  2. 請求項1記載の光学ユニットにおいて、
    前記光源から出射した光が前記第2の集光拡散手段を透過した後の光路上に、入射した光を2種類の直線偏光状態の光に分離し、分離した一方の直線偏光状態の光を透過し、他方の直線偏光状態の光を反射する偏光分離手段が配設されていることを特徴とする光学ユニット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の光学ユニットと、
    前記光源と、
    前記光学ユニットに対して前記光源を挟んで対向する位置に配設された反射板と、
    を有することを特徴とするバックライト装置。
  4. 請求項3記載のバックライト装置と、
    前記バックライト装置における前記光源に対して前記光学ユニットを挟んで対向する位置に配設された液晶パネルを有することを特徴とする液晶モジュール。
  5. 請求項4記載の液晶モジュールと、
    前記液晶モジュールを駆動する液晶駆動回路と、
    を有することを特徴とする液晶ディスプレイ。


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