JP2009216884A - 光学ユニット、バックライト装置、液晶モジュール、及び液晶ディスプレイ - Google Patents
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【解決手段】液晶ディスプレイ20のバックライト装置1に用いられ、複数の光学部材からなり、光源からの光を透過する光学ユニット5において、光源3から出射した光の光路上に、一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第1の集光拡散手段6と、一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する集光手段7と、一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第2の集光拡散手段8とをこの順で順次配設し、各一面は、光学ユニット5の光の出射側とされていることを特徴とする光学ユニット5。
【選択図】 図9
Description
更に、液晶ディスプレイの設置性が向上することから、薄型化の要求が高まってきている。
表示画面内の輝度ムラ発生の主原因としては、液晶ディスプレイを構成する液晶表示パネルを照明するバックライト装置の照明光の輝度分布が挙げられる。
このような大画面の液晶ディスプレイの輝度ムラを低減するため、バックライト装置を改良した技術が、特許文献1に記載されている。
バックライト装置は、液晶表示パネルに照明光を供給するため、液晶表示パネルの背面直下に設置されている。
図16に示すように、特許文献1に記載のバックライト装置101は、線状光源102と、反射板103と、光学ユニット104とを有しており、光源102は、反射板103の一面側に設置されている。
更に、光学ユニット104は、線状光源102に近い側から、拡散板105、第1の拡散シート106、集光シート107、及び第2の拡散シート108が順に設置されている。
また、集光シート107は、透光性のシート状の基材の光出射面側に集光機能をもつプリズム部が多数連続して配列したプリズムシートで構成されている。
しかしながら、この従来の構成で光学ユニット距離Hは、15mm程度であったが、この光学ユニット距離Hを短くした場合、線状光源102の真上部分とそれ以外の部分で輝度差が大きくなり、液晶パネルの面内でバックライト装置101から出射される照明光の周期的な輝度ムラが生じる。
また、別の対策として、線状光源102の本数を増加するにより、輝度の低下を抑えながら輝度ムラを低減することが可能である。
しかしながら、線状光源102の本数を増加することは、線状光源102以外にも液晶パネルの駆動部のインバータ基板(図示せず)回路部品等の増加にも繋がるため、コストの上昇と消費電力の増加とを引き起こしてしまう。
更に、上記の光学シートを追加すること及び線状光源102の本数を増加することによる輝度ムラの対策では、バックライト装置101から出射される照明光のうち、バックライト装置101に直交する方向に出射する照明光については輝度ムラが改善されるが、斜め方向に出射される照明光については輝度ムラが十分に改善されているとは言えなかった。
また、斜め方向に出射される照明光に対する輝度ムラを十分に改善するためには、更なる光学シートの追加や線状光源102の本数増加が必要となるが、光学シートの追加は全体的な輝度低下を招き、線状光源102の本数増加は、更なる回路の部品点数の増加によるコスト上昇と消費電力増加を招いてしまうため、実用的ではない。
また、線状光源102と光学ユニット104との距離を狭くし、液晶ディスプレイを薄型化した場合においても、線状光源102の数を増加させること無く、輝度の低下を抑制すると共に、輝度ムラを低減することを目的とする。
また、バックライト装置101に直交する方向ばかりでなく、斜め方向に出射される照明光についても輝度ムラを低減することを目的とする。
1)液晶ディスプレイ20のバックライト装置1に用いられ、複数の光学部材からなり、光源からの光を透過する光学ユニット5において、光源3から出射した光の光路上に、一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第1の集光拡散手段6と、一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する集光手段7と、一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第2の集光拡散手段8とをこの順で順次配設し、各一面は、光学ユニット5の光の出射側とされていることを特徴とする光学ユニット5。
2)液晶ディスプレイ20のバックライト装置1に用いられ、複数の光学部材からなり、光源からの光を透過する光学ユニット5において、光源3から出射した光の光路上に、入射した光を散乱する機能を有すると共に、一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する散乱集光手段13と、一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第1の集光拡散手段6と、一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する集光手段7と、一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第2の集光拡散手段8とをこの順で順次配設し、各一面は、光学ユニット5の光の出射側とされていることを特徴とする光学ユニット5。
3)液晶ディスプレイ20のバックライト装置1に用いられ、複数の光学部材からなり、光源からの光を透過する光学ユニット5において、光源3から出射した光の光路上に、入射した光を散乱する機能を有すると共に、一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する散乱集光手段13と、一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第1の集光拡散手段6と、一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する集光手段7と、一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第2の集光拡散手段8と、一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第3の集光拡散手段15と、入射した光を2種類の直線偏光状態の光に分離し、分離された一方の直線偏光状態の光を透過し、他方の直線偏光状態の光を反射する偏光分離手段16とをこの順で順次配設し、各一面は、光学ユニット5の光の出射側とされていることを特徴とする光学ユニット5。
4)1)乃至3)のいずれか1項に記載の光学ユニット5において、光源3と、光学ユニット5に対して光源3を挟んで対向する位置に配設された反射板4とを有することを特徴とするバックライト装置1。
5)4)に記載のバックライト装置1と、バックライト装置1における光源3に対して光学ユニット5を挟んで対向する位置に配設された液晶パネル23とを有することを特徴とする液晶モジュール19。
6)5)に記載の液晶モジュール19と、液晶モジュール19を駆動する液晶駆動回路とを有することを特徴とする液晶ディスプレイ20。
また、線状光源と光学ユニットとの距離を狭くし、液晶ディスプレイを薄型化した場合においても、線状光源の数を増加させること無く、輝度の低下を抑制すると共に、輝度ムラを低減することができる。
また、バックライト装置に直交する方向ばかりでなく、斜め方向に出射される照明光についても輝度ムラを低減することができる。
また、線状光源102の数を増加させないので、駆動部のインバータ基板回路の部品増加が無く、コストの上昇や消費電力の増加を極力抑えることができる。
図1は、本発明に係るバックライト装置の実施例を示す断面図である。図2は、本発明に係る第1の形態の光学ユニットの実施例を示す断面図である。図3は、本発明に係るマイクロレンズ付き光学シートの実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。図4は、本発明に係るマイクロレンズ付き光学シートの別の形態の実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。図5は、本発明に係るプリズム付き集光シートの実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。図6は、本発明に係る第2の形態の光学ユニットの実施例を示す断面図である。図7は、本発明に係るプリズム付き拡散板の実施例を示す部分平面図及び部分断面図である。図8は、本発明に係る第3の形態の光学ユニットの実施例を示す断面図である。図9は、本発明に係るバックライト装置の実施例を示す部分断面図である。図10は、本発明に係るバックライト装置の光学特性の評価方法を示す概略図である。図11は、本発明に係るバックライト装置の輝度ムラの発生を説明する概略図である。図12は、本発明に係るバックライト装置の輝度ムラの光学ユニット距離依存性を示すグラフである。図13は、本発明に係るバックライト装置の輝度ムラの角度依存性を示すグラフである。図14は、本発明に係る液晶モジュールを示す斜視展開図である。図15は、本発明に係る液晶ディスプレイを示す斜視図である。
なお、全図において、共通な機能を有する部品には同一符号を付して示し、一度説明したものに関しては、繰り返した説明を省略する。
更に、断面図,概略図等は模式図であり、寸法等の比率は誇張して表現している場合がある。
次に、図2、図3を用いて本発明の第1の形態の光学ユニット5aによる、液晶表示パネル2の表示領域における照射される照明光の面内ムラである輝度ムラの低減について説明する。
図2に示すように、第1の形態の光学ユニット5aは、光源3と液晶表示パネル2との間に光源3から所定の距離H(光学ユニット距離)を隔てて配設されており、光源3側から第1のマイクロレンズ付き光学シート6と、集光機能を持つ一方の面にプリズムが形成されたプリズム付き集光シート7と、第2のマイクロレンズ付き光学シート8とがこの順に配設されている。
マイクロレンズ10の形状は、略半球体或いは略半楕円体状の突起となっている。シート状の基材9及びマイクロレンズ10は、どちらも入射した光線を透過する必要があるため無色透明の材料から形成されている。
更に、シート状の基材9及びマイクロレンズ10を同一材料から形成し、界面での屈折率差による反射を無くすことができる材料を用いることが望ましい。
好適な配列の例としては、図3に示すように各マイクロレンズ10の頂点を結んだ線がそれぞれ正三角形の格子パターンを形成するような配列がある。
この場合、各マイクロレンズ10の頂点を結んだ線がランダムな格子パターンを形成する。このランダムパターンによれば、第1及び第2のマイクロレンズ付き光学シート6,8を他の光学部材と重ね合わせた際のモアレの発生を低減することができる。
また、第1及び第2のマイクロレンズ付き光学シート6,8のマイクロレンズ10の配列は、必ずしも同一である必要は無い。
プリズム12は、プリズム付き集光シート7を長手方向に垂直な方向に切断した断面において三角形が連なっており、各三角形の断面間は各三角形の底角がつながってV字型の溝を形成されている。
プリズム付き集光シート7に入射した光は、プリズム12により、その出射光の方向がプリズム付き集光シート7に直交する方向に近づくよう回折され集光する。
更に、シート状の基材11及びプリズム12を同一材料から形成し、界面での屈折率差による反射を無くすことができる材料が望ましい。
図1に示すようなバックライト装置1に使用する光源3は、複数本の線状光源3が一般的であり、線状光源3の位置による違い及び直接光と反射板4で反射した反射光との違いなどにより、第1の形態の光学ユニット5aの入射面では輝度ムラ及び入射角度分布が発生している。
これにより、第2のマイクロレンズ付き光学シート8から出射した照明光は、輝度ムラが低減される。
次に、図6を用いて、第2の形態の光学ユニット5bについて説明する。
図6に示すように、第2の形態の光学ユニット5bは、第1の形態の光学ユニットの第1のマイクロレンズ付き光学シート6と光源3との間に、照明光の出射面にプリズムを形成したプリズム付き拡散板13を配設した構造である。
プリズム付き拡散板13は、透明樹脂に光拡散剤を分散させた材料又は、混合しにくい2種以上の樹脂の混合物を材料として成形される。
光拡散剤の分散量又は樹脂の混合比率変化させることによって容易に透過率とヘーズの調整が可能である。
これによってプリズム付き拡散板13は、光源3からの出射光および反射板4による反射光を散乱させて輝度を均一化することができる。
プリズム部14に入射した照明光は、所定の角度を有するものについては、プリズム付き拡散板13に対して直交する方向に近づくように回折されプリズム部14から集光して出射される。それ以外の角度で入射した照明光については、プリズム部14で複数回反射し基材部に入射し再度散乱され光源3方向に出射する。
したがって、プリズム付き拡散板13を出射した照明光が、第1のマイクロレンズ付き光学シート6、プリズム付き集光シート7と第2のマイクロレンズ付き光学シート8とを経て出射された際の輝度ムラは、第1の光学ユニットを透過する際の輝度ムラに比較して、低減される。
そのため、従来は、輝度ムラの点から光学ユニットを線状光源3に近づけることができなかったが、第2の形態の光学ユニット5bにすることにより、光学ユニット5bを線状光源3に近づけることができるようになり、バックライト装置1及び液晶ディスプレイを薄型化することがでる。
次に、図8を用いて、第3の形態の光学ユニット5cについて説明する。
図8に示すように、第3の形態の光学ユニット5cは、第2の形態の光学ユニット5bの第2のマイクロレンズ付き光学シート8の液晶表示パネル2側に、第3のマイクロレンズ付き光学シート15と、偏光分離シート16を配設した構造である。
そこで、液晶表示パネル2表示部に到達する照明光の輝度を向上することを目的として、第2の形態の光学ユニット5bに、第3のマイクロレンズ付き光学シート15と、偏光分離シート16を追加する。
更に、第3のマイクロレンズ付き光学シート15を出射した照明光を偏光分離シート16に入射させ、入射光のうち液晶表示パネル2で利用可能なP偏光成分の光を透過し液晶表示パネル2に供給し、液晶表示パネル2で利用しないS偏光成分を反射し光源3方向に戻す。
光源3方向に反射された光は、散乱及び反射板4での反射で偏光方向が乱れた後に、再度偏光分離シート16に入射し、P偏光成分の光が液晶表示パネル2に供給される。
このように、反射された光を再度利用することにより、光の利用率が向上する。
偏光分離シート16を出射した照明光はP偏光成分であり、ほぼ全ての光が液晶表示パネル2で利用可能となっているため、液晶表示パネル2の表示領域での輝度が向上する。
以下、本発明の実施例について第3の光学ユニット5cの構造を用いたバックライト装置1で説明する。
図9は、第3の光学ユニット5cを用いたバックライト装置1の部分断面図である。
また、各光源3の間隔Lは、24mmとし、光源3中心から光学ユニット5cの最も光源に近い面までの光学ユニット距離Hを、5mmとした。
更に、反射板4は、表面が白色であり、光源3対向する面は平面であり板金17と固定されている。反射板4の側面は、光源3から側面方向に出射した光を光学ユニット5c方向へ導くため、光学ユニット5c側が広がるように傾斜して設置されている。
第1,第2,及び第3のマイクロレンズ付き光学シート6,8,15としては、図4に示すようなレンズ径を複数有する構造とし、厚さは200μmでレンズ径が40〜80μmで、レンズ高さが20〜40μmものを用いた。
また、プリズム付き拡散板13は、プリズムの長手方向が線状光源3の長手方向と並行となるように配設される。
偏光分離シート16としては、厚さが400μmで、入射光のうちP偏光成分を透過し、S偏光成分を反射するものを用いた。
また、プリズム付き集光シート7は、プリズムの長手方向が線状光源3の長手方向と並行となるように配設される。
バックライト装置1に依存する輝度ムラの角度依存性は、バックライト装置1の長辺方向の切断面(線光源と並行する方向)には影響が無いため、短辺方向の切断面(線光源と直交する方向)のみ測定を行った。
また、輝度ムラの角度依存性及び、輝度の角度依存性の評価は、図10に示す測定法により行った。
2次元色彩輝度計18がバックライト装置1の光出射面と直交する位置を0度として、測定は、0度の位置と、その位置からバックライト装置1の短辺方向に2次元色彩輝度計18を45度傾斜させた位置とで行った。
従来のバックライト装置は、光学ユニット距離Hを通常の15mmから薄型化した5mmに変更した状態にて測定を行なった。
また、本発明のバックライト装置1と従来のバックライト装置101とでは、線状光源3,102は、同一の物であり、光源間隔Lは24mmで、同一本数を用いて測定を行っている。
図11(a)の結果は光学ユニット距離Hが5mmの状態での結果であり、光学ユニット104が線状光源102に近づいたため、バックライト装置101から出射される照射光の輝度の最大量(Kmax)と輝度の最小量(Kmin)との差である輝度ムラ(Kmax−Kmin)が大きくなっている。
また、照射光の輝度の最大量(Kmax)は、線状光源102の直上位置であり、輝度の最小量(Kmin)は線状光源102と線状光源102との中間位置である12mm(L/2)の位置になる。
従来例と同様の光学ユニット距離Hが5mmで測定を行っているが、輝度ムラ(Kmax−Kmin)が従来例と比較して低減しているのが分かる。
一方、線状光源3の中間位置に近づくに従い、光の利用率(入射光/出射光)が高まり、輝度が従来例に比較して高くなっている。これらによって、バックライト装置1から出射した照明光の輝度ムラが低減する。
図12のX軸は、光学ユニット距離Hを示し、Y軸は輝度ムラ(Kmax−Kmin)を示す。Y軸は、高くなるほど輝度ムラ(Kmax−Kmin)が大きな状態を示す。
一方、従来のバックライト装置101の光学ユニット距離Hを5mmに近づけた場合、輝度ムラは悪化する(M1)。
図13(a)は、本発明のバックライト装置1(光学ユニット距離H=5mm)を用いて、2次元色彩輝度計18の角度を0度と45度とにした場合の輝度分布を示す図である。
図13(a)のX軸は、バックライト装置1の短辺方向の切断面(線光源と直交する方向)の位置を示し、S1は2次元色彩輝度計18がバックライト装置1と正対する位置にある図10の光源3aの位置に対応する。また、S2,S3,S4及びS5は、それぞれ図10の3b,3c,3d及び3eにそれぞれ対応する。
図13(a)のY軸は、2次元色彩輝度計18で測定した輝度を示す。
一方、図13(a)によれば、0度での測定結果の場合と同様45度での測定結果においても輝度ムラが低減していることが分かる。
図14に示すように、液晶モジュール19は、光源3,反射板4及び板金17を有するバックライトアセンブリ21と、バックライトアッセンブリ21上に形成された光学ユニット5と、光学ユニット5を固定するパネルシャーシ22と、液晶パネル23と、液晶パネル23を固定するベゼル24を有し、これらを順次組立てることにより形成される。
更に、光学ユニット5は、図13に示すように、バックライトアッセンブリ21側からプリズム付き拡散板13と、第1のマイクロレンズ付き光学シート6、プリズム付き集光シート7と、第2のマイクロレンズ付き光学シート8と、第3のマイクロレンズ付き光学シート15と、偏光分離シート16とが順次重ねられて形成される。この光学ユニット5の構成は、一例であり、光学ユニット5として、第1の形態の光学ユニット5a,第2の形態の光学ユニット5b及び第3の形態の光学ユニット5cのいずれの構成でも使用することができる。
液晶ディスプレイ20は、液晶モジュール19に液晶パネル23の駆動回路等の電気回路及び入出力端子を取付け、筐体に組み込んだものである。
また、線状光源3と光学ユニット5との距離を15mm程度から5mmと狭くし、液晶ディスプレイ20を薄型化した場合においても、線状光源3の数を増加させること無く、輝度の低下を抑制すると共に、輝度ムラを低減することができた。
また、バックライト装置1に直交する方向ばかりでなく、斜め方向に出射される照明光についても輝度ムラを低減することができた。
また、線状光源3の数を増加させないので、駆動部のインバータ基板回路の部品増加が無く、コストの上昇や消費電力の増加を極力抑えることができた。
Claims (6)
- 液晶ディスプレイのバックライト装置に用いられ、複数の光学部材からなり、光源からの光を透過する光学ユニットにおいて、
光源から出射した光の光路上に、
一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第1の集光拡散手段と、
一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する集光手段と、
一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第2の集光拡散手段と、
をこの順で順次配設し、
各前記一面は、当該光学ユニットの光の出射側とされていることを特徴とする光学ユニット。 - 液晶ディスプレイのバックライト装置に用いられ、複数の光学部材からなり、光源からの光を透過する光学ユニットにおいて、
光源から出射した光の光路上に、
入射した光を散乱する機能を有すると共に、一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する散乱集光手段と、
一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第1の集光拡散手段と、
一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する集光手段と、
一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第2の集光拡散手段と、
をこの順で順次配設し、
各前記一面は、当該光学ユニットの光の出射側とされていることを特徴とする光学ユニット。 - 液晶ディスプレイのバックライト装置に用いられ、複数の光学部材からなり、光源からの光を透過する光学ユニットにおいて、
光源から出射した光の光路上に、
入射した光を散乱する機能を有すると共に、一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する散乱集光手段と、
一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第1の集光拡散手段と、
一面に断面が鋸歯状の突条プリズムを有する集光手段と、
一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第2の集光拡散手段と、
一面に略半球体又は略半楕円体の複数のマイクロレンズを有する第3の集光拡散手段と、
入射した光を2種類の直線偏光状態の光に分離し、分離された一方の直線偏光状態の光を透過し、他方の直線偏光状態の光を反射する偏光分離手段と、
をこの順で順次配設し、
各前記一面は、当該光学ユニットの光の出射側とされていることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学ユニットにおいて、
光源と、
前記光学ユニットに対して前記光源を挟んで対向する位置に配設された反射板と、
を有することを特徴とするバックライト装置。 - 請求項4記載のバックライト装置と、
前記バックライト装置における前記光源に対して前記光学ユニットを挟んで対向する位置に配設された液晶パネルを有することを特徴とする液晶モジュール。 - 請求項5記載の液晶モジュールと、
前記液晶モジュールを駆動する液晶駆動回路と、
を有することを特徴とする液晶ディスプレイ。
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