JP4892490B2 - 媒体から遮断された静電作動式バルブ - Google Patents

媒体から遮断された静電作動式バルブ Download PDF

Info

Publication number
JP4892490B2
JP4892490B2 JP2007548457A JP2007548457A JP4892490B2 JP 4892490 B2 JP4892490 B2 JP 4892490B2 JP 2007548457 A JP2007548457 A JP 2007548457A JP 2007548457 A JP2007548457 A JP 2007548457A JP 4892490 B2 JP4892490 B2 JP 4892490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
tube
electrode
disposed
lower structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007548457A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008524540A (ja
Inventor
キャブズ,ユージーン・エル
ウォン,ツ−ユ
キャブズ,クレオパトラ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honeywell International Inc
Original Assignee
Honeywell International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honeywell International Inc filed Critical Honeywell International Inc
Publication of JP2008524540A publication Critical patent/JP2008524540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4892490B2 publication Critical patent/JP4892490B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Micromachines (AREA)

Description

本発明はバルブに関し、詳細には、静電作動式バルブ(electrostatically actuated valve)に関する。更に詳細には、本発明は、制御を受ける媒体から遮断された静電作動式バルブに関する。
本発明と関連した特許出願は、2002年6月19日に出願された米国特許出願第10/174,851号である。同特許出願に触れたことにより、この特許出願に開示された内容は本明細書中に含まれたものとする。本発明と関連した特許は、米国特許第6,288,472号、米国特許第6,179,586号、米国特許第6,106,245号、米国特許第5,901,939号、米国特許第5,836,750号、米国特許第5,822,170号、及び米国特許第5,323,999号である。これらの特許に触れたことにより、これらの特許に開示された内容は本明細書中に含まれたものとする。本発明は、「静電作動式ガスバルブ」という標題の、代理人の事件番号第H0003388−0765号(1161.1167101)のボンネ等の特許出願、及び「メソバルブモジュレータ」という標題の、代理人の事件番号第H0008509−0760号(1100.1314101)のカバツ等の特許出願に関する。これらの同特許出願に触れたことにより、これらの特許出願に開示された内容は本明細書中に含まれたものとする。
米国特許出願第10/174,851号 米国特許第6,288,472号 米国特許第6,179,586号 米国特許第6,106,245号 米国特許第5,901,939号 米国特許第5,836,750号 米国特許第5,822,170号 米国特許第5,323,999号 代理人の事件番号第H0003388−0765号 代理人の事件番号第H0008509−0760号
シリコンを基材とした静電アクチュエータは、電力をほとんど使用せず、小型であるが、汎用性及び費用に関して制限がある。メソポンプ(mesopump)技術で開発されたデバイス(センサやアクチュエータ等)は、低い電力及び低い費用を、ポリマー技術が提供する汎用性と組み合わせる。
本発明は、幾何学的形体における費用が低いプラスチック製造技術を、比較的低電力で作動できる流体流れ制御用静電作動式バルブと組み合わせる。
図1のバルブ構造10では、バルブの2つの電極11及び12を離した状態又は閉じた状態にしておく力に対して、静電力が加えられてもよい。電極を離した状態にしておく力は、ダイヤフラム18の力等の弾性力や空気圧等であってもよい。重力は、一般的には、要因ではない。電極11及び12に駆動電圧を加えることによって、これらの電極間に静電力が発生し、これらの電極の位置を互いに対して変化させ、バルブ構造10に影響を及ぼす。バルブ構造は、マイクロ構造であってもよい。添付図面は、縮尺通りに描かれているのではない。
バルブ構造10の上部品13及び下部品14は、プラスチック製成形部品であってもよい。更に、これらの部品は、様々な種類の製造技術に従ってこの他の材料から形成されてもよい。例えば、構造10の部品は、様々なポリマー技術で製造されてもよい。上部品13は、角度(例えば、1°乃至2°)をなしたその下側にアルミニウム(Al)を付着して電極11を形成し、誘電体15を電極11上に形成してもよい。誘電体15が上部品13のチャンバ16に面する。一つ又はそれ以上の電極の付着は、別の導体を用いて行われてもよい。誘電体は、幾つかの適当な材料のうちの一つであってもよい。例には、シリコン酸化物やシリコンナイトライド等が含まれる。この他の電極製造技術を使用してもよい。拡大図17は、層11及び15を上部品13に組み込んだ層構成を例示する。電極12は、ダイヤフラム18の上面に取り付けたアルミニウム(Al)層であってもよい。電極即ち層12上には、誘電体層19を形成してもよい。拡大図21は、誘電体18上に層12及び19を組み込んだ層構成を例示する。拡大図17及び21は、必ずしも等縮尺ではない。電極11及び誘電体15を含む表面を持つ部品13によって部分的に包囲されたチャンバ16の頂部にオリフィス22が設けられており、そのため、ダイヤフラム18は、例えばチャンバ内の空気等のガスを圧縮することによる抵抗なしにチャンバ16内に上方に(例えば数十分の一mm)移動できる。
上部品13及び下部品14は、プラスチック、セラミック、シリコン等の任意の適当な半剛性材料又は剛性材料から形成されていてもよい。一つの例示の例では、部品13及び14は、ウルテム(ウルテム(ULTEM)は登録商標である)(マサチューセッツ州ピッツフィールドのゼネラルエレクトリック社から入手できる)、セラゾーレ(セラゾーレ(CELAZOLE)は登録商標である)(ニュージャージー州サミットのヘキスト−セラネーゼ社から入手できる)、ケトロン(ケトロン(KETRON)は登録商標である)(ペンシルバニア州リーディングのポリマー社から入手できる)、又は他の適当な材料等の高温プラスチックを型成形することによって形成されていてもよい。幾つかの例では、ダイヤフラム18に使用される材料は、弾性や可撓性といったエラストマー性を備えていてもよい。他の例では、ダイヤフラム18は、弾性変形可能であり、変形力が取り除かれたときにその元の形状又は形態に戻る、全体に柔軟な材料で形成されていてもよい。一例では、ダイヤフラム18は、カプトン(カプトン(KAPTON)は登録商標である)(デラウェア州ウィルミントンのE.I.デュポン社から入手できる)、カラデックス(カラデックス(KALADEX)は登録商標である)(デラウェア州ウィルミントンのICIフィルム社から入手できる)、マイラー(マイラー(MYLAR)は登録商標である)(デラウェア州ウィルミントンのE.I.デュポン社から入手できる)、又は他の適当な材料等のポリマーから形成されていてもよい。ポート及び/又はダイヤフラムにポリマーを使用した基材を使用することの利点は、バルブが安価であり且つ軽量になるということであり、及び/又は小型で手持ち式の用途、又は場合によっては使い捨ての用途又は再使用可能な用途に更に適しているためである。
ダイヤフラム18の一つ又はそれ以上の電極12は、導電性コーティングをダイヤフラム18にパターンをなして付けることによって提供されてもよい。例えば、一つ又はそれ以上の電極は、印刷、めっき、又は金属のEB付着によって形成されてもよい。幾つかの場合では、電極層は、乾燥絶縁塗料皮膜(dry film resist)を使用してパターンをなして付けられていてもよい。同じ又は同様の技術を使用して電極11を上部品13の内面に設けてもよい。所望であれば、別体の電極層を設けるのではなく、ダイヤフラム18及び/又は上部品13の内面を、電極として作動するように、導電性にしてもよい。低温有機誘電体や無機誘電体等の誘電体を、作動電極11と12との間で絶縁体として使用してもよい。誘電体は、ダイヤフラム18の電極12上に層19としてコーティングされていてもよく、上部品13の内面の電極11上に層15としてコーティングされていてもよい。一方の電極しか、絶縁性誘電体でコーティングされ、即ち覆われていなくてもよい。
ダイヤフラム18の外周は、上部品13の連結領域23及び下層24によって固定されていてもよい。ダイヤフラム18は、上部品構成要素13及び下部品構成要素14の拡がりに亘って延びていてもよい。ダイヤフラム18の上側には、アルミニウム付着物が設けられていてもよく、これが電極12として作動する。誘電体19を電極12に付着してもよい。
周囲層即ち構成要素24は、上部品13と下部品14との間の正方形やリング形状等の又は他の形状のインターフェースであってもよく、層24と上部品13との間に挿入されて固定されたダイヤフラム18の周囲の外境界とともに、ダイヤフラム18の上方にチャンバ16を形成し、下部品14の上面とダイヤフラム18との間にキャビティ又はチャンバ29を形成する。層24は、下部品14の一部であってもよい。層24の一方の側部には、弾性であり且つ可撓性であり挟み付けることができ且つ締め付けることができ、及び/又は圧迫して絞ることができる媒体搬送機構25、例えばチューブ25等の一端を挿入できる穴又はポート27が設けられていてもよい。チューブ25の他端は、層24の反対側に設けられた別の穴、即ちポート28に挿入されていてもよい。下部品14の中央には中央ポール26が設けられていてもよく、チューブ25はこのポール上に配置され、構成要素即ち層24の一方の側から他方の側までこのポール上を横切る。電極11及び12が静電力によって互いに引き付けられていない場合には、ダイヤフラム18がチューブ25に載止し、チューブ25を圧迫して絞り、締め付け、掴み、挟み付け、流体等の媒体が、ポート27と28との間で、チューブ25を通って一方の方向に又は別の方向に流れることができないように、即ち通過できないようにする。その結果、常閉のバルブが提供される。中央ポール26は、上構造13と層24との間で、ダイヤフラムのクランプ縁部よりも僅かに高い。この高さの差により、ダイヤフラム18に応力が予め加えられ、これによりチューブを下方に圧迫して絞り、ポート27とポート28との間のバルブとしてチューブを閉鎖する。構造10の全高即ち深さは、1mm又は数mmである。
上部品13の電極11及びダイヤフラム18の電極12に電圧を加えることによって、ダイヤフラム18を上方に移動し、チューブ25の圧迫を解除し、ポート27とポート28との間の連結部を図2に示すように開放し、ポート27とポート28との間で媒体又は流体が連通できるようにする。ダイヤフラム18は、その弾性により、その大きな部分を引き上げて構造13に当てることができる。この移動は、電極に加えられた電圧の極性が逆であることによる静電引力によって生じるものと考えられる。一回の作動に必要なエネルギは、1mJよりも小さい。チューブ25を通って一方のポートから他方のポートまで通過する流体は、ガス又は液体であってもよい。電圧の量は、ダイヤフラム18をチューブ25から完全に引き離すのに必要とされる量よりも小さくてもよく、これによって、チューブ25は部分的にしか圧迫して絞られず、その結果、チューブは、図3に示すように部分的に閉鎖され又は部分的に開放された状態になり、幾らかの流体を、ダイヤフラム18をチューブ25から完全に持ち上げた場合の流量よりも幾分少ない量で流すことができる。かくして、バルブ構造10を通る流量の流れを、電極11及び12に加えられた電位に従って変化させてもよい。流体搬送機構即ちチューブ25を可変に開放するバルブ構造10により、ポート27とポート28との間で、電圧に比例して閉鎖できる搬送機構、即ち電圧に比例して圧迫して絞ることができるチューブ25を介して、流体の流れ又は流体の圧力を変化させることができる。
拡大図31は、ダイヤフラム18に一部が持ち上げられて上部品13に当たった場合の層構成を示す。拡大図31は、必ずしも等縮尺ではない。電極11及び12に加えた電圧をなくすと、ダイヤフラム18の復元力及び/又はダイヤフラム18に予め加えた応力により、ダイヤフラム18は、チューブ25に載ったその元の位置に戻り、これによってチューブを完全に圧迫して絞り、即ち挟み付け、流体がチューブを通って流れないようにし、及びかくして常閉のバルブを閉鎖する。所望であれば、ダイヤフラム18は、同じ極性の電極11及び12の静電斥力によって、更に強い力で下方に、チューブ25上に、中央ポール26に対して押し付けられてもよい。
構造10のダイヤフラム18は、閉鎖位置で少量の漏れが生じてもよい。これは、重大な使用又は意図的な設計のためである。特定の予期せぬ要求、故障、又は他の要因のために動かなくなることがないように、漏れのあるダイヤフラムを補償するため、チューブ25に更に大きな力を加えてもよい。ポート27と28との間を流れる高圧流体について、ダイヤフラム18は追加の閉鎖力を必要とする。電極11と12との間の斥力が、別の力であってもよい。追加の閉鎖力は、張力提供機構32、例えばばねによって提供されてもよい。張力提供機構は、構造13とダイヤフラム18との間に拡張による張力を提供し、これによってダイヤフラム18を流体搬送機構25に押し付け、流体の流れを更に効果的に制御する。
張力機構32は、その代わりに、ダイヤフラム18を流体搬送機構25から遠ざかるように引き上げようとする収縮張力を提供してもよい。電極11と12との間の静電斥力を使用してもよい。収縮張力により、ダイヤフラム18がチューブ25に作用する張力を所望の通りに軽くしてもよい。
張力提供機構は、一つの種類の又は別の種類の追加の張力を提供するため、構造13及びダイヤフラム18に取り付けられていてもよく、又は構造13とダイヤフラム18との間に配置されていてもよい。図4は、張力提供機構32を備えた閉鎖状態のバルブ構造10を示す。図5及び図6は、ばね等の張力機構32を組み込んだ、開放状態のバルブ構造10、及び部分的に開放した状態の又は部分的に閉鎖した状態のバルブ構造10を夫々示す。
図7aは、バルブ構造10の流体搬送機構25として使用されてもよい円形のチューブの断面を示す。図7bは、閉鎖状態のチューブの断面を示す。このチューブを最大に閉鎖したとき、又は最大に圧迫して絞ったとき、それでも、圧迫して絞られたチューブの領域33で、幾らかの流体流れ又は圧力が伝達される。領域33は、図7bでは、例示を行う目的で、相対的な大きさが誇張してある。残る流れ又は圧力が、領域33を通して伝達されることは、幾つかの用途で望ましい。
図8aは、バルブ構造10の流体搬送機構25として使用されてもよい別のチューブ形体の断面図である。このチューブ25は、可撓性材料でできた二つの層34を備えていてもよく、これらの層は、見掛けのシーム35のところで互いに取り付けられ、シールされ、又は成形されている。図8bは、図8aのチューブの閉鎖時の断面を示す。このチューブを最大に閉鎖したとき、即ち圧迫して絞ったとき、図7bに示すチューブの場合のように流体の残りの流れ又は圧力を伝達するための開放領域が徐々になくなる。この他の種類の様々なチューブ、及び流体又は圧力の搬送機構25をバルブ構造1で実施してもよい。
バルブ構造10は、電極11及び12に電圧を加えることによって構造内のバルブを制御するための制御装置40に、その電極が接続されていてもよい。電圧の極性、大きさ、及びタイミングは、制御装置40によって決定され、表示され、及び/又は提供される。構造10を制御するため、プログラム及び/又はソフトウェアを制御装置40が実行してもよい。制御装置40によって、電極11及び12に加えられる電位を介して、バルブ構造10を通る流体の流量に影響を及ぼしてもよい。バルブ構造の制御装置40並びに可変流量アプローチを、流れ又は圧力の調整又は制御等の様々な用途に使用してもよい。電極に加えられる信号は、電圧が様々な大きさのアナログ信号であってもよいし、バルブ(即ちチューブ)を比較的完全に開放するのに十分な大きさの一定の電圧のデジタル信号、又はバルブを比較的完全に閉鎖する電圧がないデジタル信号であってもよい。信号のフォーマットは、デジタルからアナログに変換してもよいし、及び/又はアナログからデジタルに変換してもよい。制御装置40とバルブ構造10とのインターフェースを図9に示す。構造10は、例えば小赤血球計(micro-cytometer)又は他のデバイス等の様々な用途に適合するように容易に設計できる。構造10は、更に、MEMSデバイス等に組み込んでもよい。
本願では、材料の幾つかは、仮定的であって、それらしい性質を備えているが、必ずしもそのように表記していない。
本発明を少なくとも一つの例示の実施例に関して説明したが、当業者は、本明細書を読むことにより、多くの変形及び変更が明らかになるであろう。従って、特許請求の範囲を、このような変形及び変更の全てを含むように、従来技術に鑑みてできるだけ広く解釈しようとするものである。
図1は、閉鎖位置にあるバルブ構造の、媒体又は流体を制御するための静電作動式バルブの図である。 図2は、図1のバルブ構造を完全開放位置で示す図である。 図3は、図1のバルブ構造を部分開放位置で示す図である。 図4は、バルブに対して張力機構を備えた、閉鎖位置にあるバルブ構造の図である。 図5は、バルブに対して張力機構を備えた、開放位置にあるバルブ構造の図である。 図6は、バルブに対して張力機構を備えた、部分閉鎖位置又は部分開放位置にあるバルブ構造の図である。 図7aは、バルブ構造に設けられる、円形の閉鎖可能なチューブの断面図である。 図7bは、図7aのチューブの閉鎖状態又は半閉鎖状態の断面図である。 図7aは、バルブ構造に設けられる、長円形の閉鎖可能なチューブの断面図である。 図8bは、図8aのチューブの閉鎖状態の断面図である。 図9は、制御装置、及びバルブ構造への接続の図である。
符号の説明
10 バルブ構造
11、12 電極
13 上部品13
14 下部品14
15 誘電体
16 チャンバ
18 ダイヤフラム
19 誘電体層
22 オリフィス
23 連結領域
24 下層

Claims (4)

  1. 静電バルブにおいて、
    下構造(14)と、
    前記下構造に配置された上構造(13)と、
    前記下構造と前記上構造との間に配置されたダイヤフラム(18)と、
    前記下構造(14)と前記ダイヤフラム(18)との間に配置されたチューブ(25)と、
    前記上構造(13)に取り付けられた第1電極(11)と、
    前記ダイヤフラム(18)に取り付けられた第2電極(12)とを備えている、静電バルブ。
  2. バルブ構造において、
    下構造(14)と、
    前記下構造(14)上に配置された周囲層(24)と、
    前記周囲層に配置されたダイヤフラム(18)と、
    前記ダイヤフラムの周囲に配置された上構造(13)と、
    前記上構造に取り付けられた第1電極(11)と、
    前記ダイヤフラムに取り付けられた第2電極(12)と、
    前記下構造と前記ダイヤフラムとの間に配置されたチューブ(25)と、
    前記下構造に前記チューブと近接して配置された支持構造(26)とを備えており、
    前記ダイヤフラム(18)は、第1位置と、部分位置と、第2位置とを有し、
    前記ダイヤフラムは、前記第1位置で前記チューブ(25)を閉鎖し、
    前記ダイヤフラムは、前記部分位置で前記チューブを少なくとも部分的に開放し、
    前記第1位置の前記ダイヤフラム(18)は、前記周囲層(24)と前記上構造(13)との間にクランプされた前記ダイヤフラムの縁部と下構造との間の距離が、前記下構造(14)から前記支持構造(26)の先端までの距離より短いことにより予め発生した応力による所定の力により、前記チューブを前記支持構造(26)に押し付けることによって前記チューブを閉鎖し、
    前記第1電極(11)及び前記第2電極(12)に電圧を加えることにより、前記ダイヤフラムを前記部分位置又は前記第2位置に移動し、
    前記第1電極及び前記第2電極から電圧をなくすことによって、前記ダイヤフラムを前記第1位置まで移動し、
    制御装置(40)が前記第1電極及び前記第2電極に接続されている、バルブ構造。
  3. 流体制御デバイスにおいて、
    下構造(14)と、第1ポート(27)及び第2ポート(28)を持つ周囲(24)と、前記下構造に配置された支持構造(26)とを備えた第1部品と、
    前記第1ポート(27)に連結された第1端と、前記第2ポート(28)に連結された第2端とを有、少なくとも一部前記支持構造に接触して配置されたチューブ(25)と、
    前記周囲層(24)間に配置され、前記第1ポート(27)及び第2ポート(28)の各周囲層(24)の間の領域を覆うダイヤフラム(18)と、
    前記周囲(24)と近接して前記ダイヤフラムの上に配置されており、前記第1ポート(27)及び第2ポート(28)の各周囲層(24)の間の領域にキャビティ(16)を有する上構造(13)と、
    前記キャビティ(16)の内面に取り付けられた第1電極(11)と、
    前記ダイヤフラム(18)に取り付けられた第2電極(12)とを備えており、
    前記チューブは、前記下構造と前記ダイヤフラムとの間で前記支持構造に接して配置されており、
    前記ダイヤフラムが第1位置にあるとき、前記ダイヤフラムは前記チューブを締め付け、
    前記ダイヤフラムが第2位置にあるとき、前記ダイヤフラムは前記チューブを少なくとも部分的に締め付けない、流体制御デバイス。
  4. 静電作動式バルブにおいて、
    周囲に周囲層(24)を持つ下構造(14)と、
    前記下構造に配置された支持構造(26)と、
    外部にアクセスするための第1端を前記周囲層のところに有し、外部にアクセスするための第2端を前記周囲層のところに有する、前記下構造に配置された、圧迫して絞ることができるチューブ(25)と、
    前記下構造の上方に設けられた、前記周囲層のところに縁部を持つダイヤフラム(18)と、
    前記ダイヤフラムの前記縁部をクランプする押縁を持つ上構造(13)と、
    前記上構造の下側に取り付けられた第1電極(11)と、
    前記ダイヤフラムに取り付けられた第2電極(12)とを備えており、
    前記チューブは、前記下構造と前記ダイヤフラムとの間で前記支持構造に接して配置されており、
    前記支持構造(26)は前記ダイヤフラム(18)の前記縁部よりも上側に延びており、
    前記ダイヤフラムは、通常は、前記チューブ(25)を押し、これによって、前記第1端と前記第2端との間の通路を閉鎖する、静電作動式バルブ。
JP2007548457A 2004-12-21 2005-12-20 媒体から遮断された静電作動式バルブ Expired - Fee Related JP4892490B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/018,799 2004-12-21
US11/018,799 US7168675B2 (en) 2004-12-21 2004-12-21 Media isolated electrostatically actuated valve
PCT/US2005/046506 WO2006069206A1 (en) 2004-12-21 2005-12-20 Media isolated electrostatically actuated valve

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008524540A JP2008524540A (ja) 2008-07-10
JP4892490B2 true JP4892490B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=36087917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007548457A Expired - Fee Related JP4892490B2 (ja) 2004-12-21 2005-12-20 媒体から遮断された静電作動式バルブ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7168675B2 (ja)
EP (1) EP1828653B1 (ja)
JP (1) JP4892490B2 (ja)
CN (1) CN1807943B (ja)
DE (1) DE602005015254D1 (ja)
WO (1) WO2006069206A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060263888A1 (en) * 2000-06-02 2006-11-23 Honeywell International Inc. Differential white blood count on a disposable card
US7328882B2 (en) * 2005-01-06 2008-02-12 Honeywell International Inc. Microfluidic modulating valve
US20090217997A1 (en) * 2005-05-04 2009-09-03 Alan Feinerman Thin welded sheets fluid pathway
US7517201B2 (en) * 2005-07-14 2009-04-14 Honeywell International Inc. Asymmetric dual diaphragm pump
US8961902B2 (en) * 2008-04-23 2015-02-24 Bioscale, Inc. Method and apparatus for analyte processing
US8136551B2 (en) * 2008-08-29 2012-03-20 Applied Materials, Inc. Carbon nanotube-based gas valve
US9034277B2 (en) 2008-10-24 2015-05-19 Honeywell International Inc. Surface preparation for a microfluidic channel
WO2011111769A1 (ja) * 2010-03-11 2011-09-15 株式会社キッツ 高分子アクチュエータとこれを用いたバルブ
DE102011015184B4 (de) * 2010-06-02 2013-11-21 Thinxxs Microtechnology Ag Vorrichtung für den Transport kleiner Volumina eines Fluids, insbesondere Mikropumpe oder Mikroventil
US8945094B2 (en) 2010-09-08 2015-02-03 Honeywell International Inc. Apparatus and method for medication delivery using single input-single output (SISO) model predictive control
WO2012152703A1 (en) * 2011-05-06 2012-11-15 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Valve element
US8975193B2 (en) 2011-08-02 2015-03-10 Teledyne Dalsa Semiconductor, Inc. Method of making a microfluidic device
DE202012001202U1 (de) 2012-02-07 2012-03-15 Bürkert Werke GmbH Ventilstecker
CN103267153A (zh) * 2013-05-30 2013-08-28 莆田市清华园电器发展有限公司 水压力感应开关
WO2015195692A1 (en) * 2014-06-17 2015-12-23 Life Technologies Corporation Pinch flow regulator
DE102014116295A1 (de) * 2014-11-07 2016-05-12 Bürkert Werke GmbH Sitzventil
KR20180019681A (ko) * 2015-06-23 2018-02-26 엔테그리스, 아이엔씨. 장방형 다이어프램 밸브
US9880565B1 (en) * 2016-10-06 2018-01-30 Dolphin Fluidics S.R.L. Two-stage valve
US20190323625A1 (en) 2018-04-23 2019-10-24 Rain Bird Corporation Valve With Reinforcement Ports And Manually Removable Scrubber
CN111895129A (zh) * 2018-10-19 2020-11-06 珠海优特智厨科技有限公司 夹管阀

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751880A (en) * 1980-02-01 1982-03-26 Daicel Ltd Production of adhesive core cloth
JPS58142458A (ja) * 1982-01-15 1983-08-24 ハネウエル・インフオメ−シヨン・システムズ・インコ−ポレ−テツド 共通母線利用検出制御回路及び共通母線利用検出制御方法
US6182941B1 (en) * 1998-10-28 2001-02-06 Festo Ag & Co. Micro-valve with capacitor plate position detector
JP2002514716A (ja) * 1998-05-08 2002-05-21 インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト マイクロ弁
US20020129857A1 (en) * 2001-02-06 2002-09-19 Institute Of High Performance Computing Microvalve devices

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4119955C2 (de) 1991-06-18 2000-05-31 Danfoss As Miniatur-Betätigungselement
US5176358A (en) 1991-08-08 1993-01-05 Honeywell Inc. Microstructure gas valve control
US5441597A (en) 1992-12-01 1995-08-15 Honeywell Inc. Microstructure gas valve control forming method
US5325880A (en) * 1993-04-19 1994-07-05 Tini Alloy Company Shape memory alloy film actuated microvalve
US5671905A (en) 1995-06-21 1997-09-30 Hopkins, Jr.; Dean A. Electrochemical actuator and method of making same
US6068751A (en) * 1995-12-18 2000-05-30 Neukermans; Armand P. Microfluidic valve and integrated microfluidic system
US5941501A (en) * 1996-09-06 1999-08-24 Xerox Corporation Passively addressable cantilever valves
US5971355A (en) * 1996-11-27 1999-10-26 Xerox Corporation Microdevice valve structures to fluid control
US5901939A (en) 1997-10-09 1999-05-11 Honeywell Inc. Buckled actuator with enhanced restoring force
US5836750A (en) 1997-10-09 1998-11-17 Honeywell Inc. Electrostatically actuated mesopump having a plurality of elementary cells
US5822170A (en) 1997-10-09 1998-10-13 Honeywell Inc. Hydrophobic coating for reducing humidity effect in electrostatic actuators
US6106245A (en) 1997-10-09 2000-08-22 Honeywell Low cost, high pumping rate electrostatically actuated mesopump
US6184607B1 (en) 1998-12-29 2001-02-06 Honeywell International Inc. Driving strategy for non-parallel arrays of electrostatic actuators sharing a common electrode
US6215221B1 (en) 1998-12-29 2001-04-10 Honeywell International Inc. Electrostatic/pneumatic actuators for active surfaces
US6358021B1 (en) 1998-12-29 2002-03-19 Honeywell International Inc. Electrostatic actuators for active surfaces
US6211580B1 (en) 1998-12-29 2001-04-03 Honeywell International Inc. Twin configuration for increased life time in touch mode electrostatic actuators
US6184608B1 (en) 1998-12-29 2001-02-06 Honeywell International Inc. Polymer microactuator array with macroscopic force and displacement
US6179586B1 (en) 1999-09-15 2001-01-30 Honeywell International Inc. Dual diaphragm, single chamber mesopump
US6240944B1 (en) 1999-09-23 2001-06-05 Honeywell International Inc. Addressable valve arrays for proportional pressure or flow control
US6432721B1 (en) 1999-10-29 2002-08-13 Honeywell International Inc. Meso sniffer: a device and method for active gas sampling using alternating flow
US6568286B1 (en) 2000-06-02 2003-05-27 Honeywell International Inc. 3D array of integrated cells for the sampling and detection of air bound chemical and biological species
US6837476B2 (en) 2002-06-19 2005-01-04 Honeywell International Inc. Electrostatically actuated valve
WO2002001081A2 (en) * 2000-06-23 2002-01-03 Micronics, Inc. Valve for use in microfluidic structures
DE10047705A1 (de) 2000-09-25 2002-05-29 Festo Ag & Co Mikroventil
US6729856B2 (en) 2001-10-09 2004-05-04 Honeywell International Inc. Electrostatically actuated pump with elastic restoring forces
US6750589B2 (en) 2002-01-24 2004-06-15 Honeywell International Inc. Method and circuit for the control of large arrays of electrostatic actuators

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751880A (en) * 1980-02-01 1982-03-26 Daicel Ltd Production of adhesive core cloth
JPS58142458A (ja) * 1982-01-15 1983-08-24 ハネウエル・インフオメ−シヨン・システムズ・インコ−ポレ−テツド 共通母線利用検出制御回路及び共通母線利用検出制御方法
JP2002514716A (ja) * 1998-05-08 2002-05-21 インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト マイクロ弁
US6182941B1 (en) * 1998-10-28 2001-02-06 Festo Ag & Co. Micro-valve with capacitor plate position detector
US20020129857A1 (en) * 2001-02-06 2002-09-19 Institute Of High Performance Computing Microvalve devices

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008524540A (ja) 2008-07-10
US20060131529A1 (en) 2006-06-22
EP1828653A1 (en) 2007-09-05
CN1807943B (zh) 2012-09-05
CN1807943A (zh) 2006-07-26
EP1828653B1 (en) 2009-07-01
US7168675B2 (en) 2007-01-30
WO2006069206A1 (en) 2006-06-29
DE602005015254D1 (de) 2009-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4892490B2 (ja) 媒体から遮断された静電作動式バルブ
EP1481467B1 (en) Electroactive polymer devices for controlling fluid flow
JP7260453B2 (ja) 静的活動化位置を有するアクチュエータ
US7971850B2 (en) Electroactive polymer devices for controlling fluid flow
US20090115285A1 (en) Liquid-gap electrostatic hydraulic micro actuators
US7320457B2 (en) Electroactive polymer devices for controlling fluid flow
US7052594B2 (en) Devices and methods for controlling fluid flow using elastic sheet deflection
US6592098B2 (en) Microvalve
US8585007B2 (en) Valve operated by its own medium
WO2011041105A1 (en) Microvalve for control of compressed fluids
WO2007146025A2 (en) Capillary force actuator device and related method of applications
WO2011041214A1 (en) Microvalve for control of compressed fluids
CA2616213A1 (en) Bi-direction rapid action electrostatically actuated microvalve
US7445017B2 (en) Mesovalve modulator
US20070090314A1 (en) Micromachined knife gate valve for high-flow pressure regulation applications
JP2008527263A (ja) マイクロ流体的な変調弁
Shikida et al. Characteristics of an electrostatically-driven gas valve under high-pressure conditions
JP2009016161A (ja) スイッチ及びこれを用いた無線端末
US11927281B1 (en) Piezoelectrically-actuated microvalve device and method of fabrication
Shabanian et al. Low fluidic resistance valves utilizing buckling actuators

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110428

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4892490

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees