JP4891291B2 - Excavator - Google Patents
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Description
本発明は、トンネルを掘る掘進機に関し、さらに詳細には、発進立坑側へ引き戻し可能にした掘進機に関する。 The present invention relates to a tunneling machine that digs a tunnel, and more particularly to a tunneling machine that can be pulled back to a start shaft.
掘進機は、修理や清掃のためや、岩盤や土質に応じてカッターヘッドを交換するため、発進立坑側へ引き戻し可能にしたものもある。従来、そのような掘進機として、図8及び図9に示したようなものが、出願人によって開示されている(下記特許文献1参照)。次に、この掘進機について説明する。 Some excavators can be pulled back to the starter shaft for repair and cleaning, or to change the cutter head according to the bedrock and soil quality. Conventionally, such an excavator as shown in FIG. 8 and FIG. 9 has been disclosed by the applicant (see Patent Document 1 below). Next, this excavator will be described.
この掘進機30は、図示しない埋設管の前方に着脱可能に固定される外筒3内に、スペーサ3fで位置決めされ、結合ピン3eで固定され、その前端に取り付けられたカッターヘッド40でトンネルを掘進するものである。
The
外筒3は、前ケーシング3aと後ケーシング3cからなるとともに、両ケーシングの連結部3dが折り曲げ可能なシール構造にされる。
The
掘進機30も、外筒3の前ケーシング3aと後ケーシング3cとの連結部3d位置を境に、前胴30aと後胴30bに分離されており、前胴30aと後胴30bとの連結部33は、折り曲げ可能にされるととともにシール構造にされる。前胴30aと後胴30bとの間にはジャッキ31が掛け渡されていて、ジャッキ31を伸縮させることによって、掘進機30と外筒3とは同じ部位で折り曲げ可能になっている。
The
カッターヘッド40は、掘進機30内に設置された駆動モータ32によって駆動される。このため、駆動モータ32の出力軸34にスプライン結合された駆動軸36が、カッターヘッド40のボス42に連結される。
The
カッターヘッド40は、ボス42と、ボス42から放射状に立設され複数のアーム50と、アーム50にピン54で枢支されたレバー56と、レバー56の先端に取り付けらオーバービット46と、アーム50の前縁に固着された回転板44と、オーバービット46で掘削漏れになる部分を余すことなく掘削できるように回転板44上の適宜位置に取り付けられたインナービット48、48aとからなる。オーバービット46は、レバー56の揺動によって、放射方向に移動可能になっている。各アーム50は、レバー56を間に挟んでピン54で軸支する一対の支持板50aと、両支持板50a間を連結してアーム50を補強するとともに、レバー56の後方への回転を制限するアーム側推力受け50bとからなる。インナービット48の少なくとも1つ48aも掘削漏れを生じないように放射方向に移動調整可能にされている。
The
また、レバー56の前端には、スクレーパ58がオーバービット46の両側に配置されていて、オーバービット46を保護している。さらに、回転板44には、掘削した土砂を後方へ通過させる窓44bが開けられている。なお、オーバービット46とインナービット48、48aは、他の適宜カッタービットに変更することも可能である。
Further,
駆動軸36と駆動モータ32の内部には、ロッド60が前後移動可能に貫通している。ロッド60の後端は、駆動モータ32の後部に固定された一対のアクチュエータ62の出力部を連結する連結桿64にスラスト軸受65を介してロッド60の軸回りの回転を許するように連結されている。このため、ロッド60は、カッターヘッド40とともに回転可能になっている。ロッド60の前端は、空間52内に配置された伝達部材66を介してレバー56の内端の凹部に係合している。
A
アクチュエータ62を作動させて、ロッド60を前方へ移動させると、伝達部材66も前方へ移動し、レバー56が外方へ回転して、オーバービット46の外端が外筒3の外径よりも外側に位置し、カッターヘッド40の外径が大きくなり、適当な余堀り量を確保しながら、トンネルを掘進することができる。このとき、レバー56は、外方へ最大限に揺動するとともに、内端の平坦部がボス42に当接するとともに、後縁がアーム側推力受け50bに当接するようになっている。
When the
一方、アクチュエータ62を作動させて、ロッド60を後方へ移動させると、レバー56が内方へ回転して、オーバービット46の外端が外筒3の内径よりも内側に位置し、カッターヘッド40の外径が小さくなる。そこで、外筒3と掘進機30とを連結している結合ピン3eを外すと、掘進機30は、後方へ牽引することにより、外筒3及び図示しない埋設管内を後進させて発進立坑側へ引き戻すことができる。
On the other hand, when the
さらに、この掘進機30では、前胴30aの前端付近において、駆動軸36に偏心軸部36aが形成され、この偏心軸部36aに円錐台状のコーンロータ70が図示しないベアリングを介在させて遊転自在に取り付けられる。駆動軸36が回転すると、コーンロータ70は、偏心運動しながら駆動軸36回りに遊転することになる。コーンロータ70の外周面には、多数の突起70aが設けられる。コーンロータ70を取り巻いて外側コーン74が配置され、外側コーン74の内周面にも突起74aが配置される。
Further, in this
そして、コーンロータ70と外側コーン74とで後方側ほど狭くなる破砕室76が形成される。破砕室76の前方に設置されるカッターヘッド40のアーム50には、攪拌羽根82が取り付けられている。カッターヘッド40のボス42の外周面とコーンロータ70の外周面とは連続している。また、破砕室76には、土砂の攪拌と送泥を容易にするために泥水を放水する送泥管78が接続されているとともに、破砕室76の後端には、破砕室76で細かくされるとともに泥水と混合した土砂を後方へ移送する排泥管80が接続される。コーンロータ70前端と後端には、泥水の浸入を防ぐためのシール部材84が配置されている。
A crushing
カッターヘッド40の回転によって掘削された土砂は、回転板44の周辺部44aと窓44bを通過し、攪拌羽根82によって泥水と混合攪拌されながらスムーズに破砕室76に流れ込むようになっている。破砕室76に入った土砂は偏心回転しているコーンロータ70に衝突していっそう細かに破砕される。コーンロータ70は、遊転するので、特定部位だけが摩耗したり損傷を受けたりすることがなくなるうえ、硬くて大きな岩石等が破砕室76内に入っても、駆動モータ32に過負荷をかけることなく、時間をかけて岩石を破砕することが可能である。こうして、この掘進機30は、効率的にトンネルを掘進していくことができる。
前記掘進機30は、カッターヘッド40の外径を変えることにより、埋設管内を後進させて発進立坑側へ引き戻すことができるが、アクチュエータ62、ロッド60、伝達部材66等、カッターヘッド40の外径を変えるための部品が必要であるので、掘進機30がどうしても大型になるとともに高価になってしまうという問題があった。
The
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、埋設管内を後進させて発進立坑側へ引き戻すことができるようにしながら、小型で低価格の掘進機を提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a small-sized and low-priced excavator while allowing the buried pipe to be moved backward and pulled back to the start shaft.
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、先端にカッタービットを取り付けたレバーと、該レバーを回転可能に軸支するアームと、該アームを固着したボスとを有するカッターヘッドを備えるとともに、前記アームに前記レバーの後方への回転を制限するアーム側推力受けを設けた掘進機において、前記レバーが前記推力受けに当接した状態で、前記レバーが前記推力受けに当接した状態で、前記アームに設けたボルト孔と前記レバーの前記推力受けとの当接部に設けた該レバーの前方への回転を許容する円弧状のスリットを貫通するクランプボルトによって、前記レバーと前記アームとを締結したことを特徴とする。
In order to solve the above-described problem, the invention according to claim 1 includes a cutter head having a lever having a cutter bit attached to the tip, an arm that pivotally supports the lever, and a boss to which the arm is fixed. In addition, in the excavator in which the arm is provided with an arm-side thrust receiver that restricts rotation of the lever to the rear, the lever is in contact with the thrust receiver in a state in which the lever is in contact with the thrust receiver The lever and the arm are clamped by a clamp bolt that penetrates an arc-shaped slit that allows the lever to rotate forward provided in a contact portion between the bolt hole provided in the arm and the thrust receiver of the lever. It is characterized by having concluded.
請求項2に係る発明は、先端にカッタービットを取り付けたレバーと、前記レバーを回転可能に軸支するアームと、該アームを固着したボスとを有するカッターヘッドを備えるとともに、前記アームに前記レバーの後方への回転を制限するアーム側推力受けを設けた掘進機において、前記レバーが前記推力受けに当接した状態で、前記レバーと前記推力受けとを所定以上の力がかかると切断されるクランプボルトで締結したことを特徴とする。 The invention according to claim 2 includes a cutter head having a lever having a cutter bit attached to the tip, an arm that pivotally supports the lever, and a boss to which the arm is fixed, and the lever is mounted on the lever. In an excavator provided with an arm-side thrust receiver that restricts rearward rotation of the lever, the lever and the thrust receiver are disconnected when a predetermined force is applied while the lever is in contact with the thrust receiver. It is characterized by being fastened with a clamp bolt.
請求項1に係る発明によれば、先端にカッタービットを取り付けたレバーと、該レバーを回転可能に軸支するアームと、該アームを固着したボスとを有するカッターヘッドを備えるとともに、前記アームに前記レバーの後方への回転を制限するアーム側推力受けを設けた掘進機において、前記レバーが前記推力受けに当接した状態で、前記アームに設けたボルト孔と前記レバーの前記推力受けとの当接部に設けた該レバーの前方への回転を許容する円弧状のスリットを貫通するクランプボルトによって、前記レバーと前記アームとを締結したから、掘進機を油圧ジャッキ等で後方へ牽引して外筒及び埋設管内を後進させると、レバーが外筒に当接して内方へ回転しようとする。アームに設けたボルト孔とレバーの推力受けとの当接部に設けたレバーの前方への回転を許容する円弧状のスリットを貫通するクランプボルトによって、レバーとアームとを締結したから、クランプボルトがスリット内を相対的に移動することにより、クランプボルトの締め付けによるアームとレバーとの間の摩擦力に抗して、レバーが内方へ回転して、カッターヘッドの外径が縮小される。これで、掘進機を埋設管内を後進させて発進立坑側へ引き戻すことができるようにしながら、アクチュエータや伝達部材等、カッターヘッドの外径を変えるための部品が不要となったことにより、小型で低価格で故障の少ない掘進機が得られる。また、レバーとアームとの間やレバーとボスとの間に岩石の破片等を噛み込んでしまった場合でも、掘進機を油圧ジャッキ等で後方へ強い力で牽引すると、レバーが外筒に当接して内方へ回転させられ、岩石の破片等を簡単に粉砕できて、カッターヘッドの外径を確実に縮小することができるので、いっそう故障を少なくできる。
According to the first aspect of the present invention, the cutter head includes a lever having a cutter bit attached to the tip, an arm that pivotally supports the lever, and a boss to which the arm is fixed. In an excavator provided with an arm-side thrust receiver that restricts rotation of the lever to the rear, the bolt hole provided in the arm and the thrust receiver of the lever in a state where the lever is in contact with the thrust receiver. Since the lever and the arm are fastened by a clamp bolt that passes through an arc-shaped slit that allows the lever to rotate forward provided in the contact portion , the excavator is pulled backward with a hydraulic jack or the like. When the outer cylinder and the buried pipe are moved backward, the lever comes into contact with the outer cylinder and tries to rotate inward. Since the lever and the arm are fastened by the clamp bolt that passes through the arc-shaped slit that allows the lever to rotate forward, provided in the contact portion between the bolt hole provided in the arm and the thrust receiving of the lever , the clamp bolt As a result of relative movement in the slit, the lever rotates inwardly against the frictional force between the arm and the lever caused by tightening the clamp bolt, and the outer diameter of the cutter head is reduced. Now that the excavator can be moved backward in the buried pipe and pulled back to the start vertical shaft side, parts for changing the outer diameter of the cutter head, such as actuators and transmission members, are no longer necessary. An excavator with low cost and few breakdowns can be obtained. Even if rock debris is caught between the lever and the arm or between the lever and the boss, if the excavator is pulled backward with a hydraulic jack or the like with a strong force, the lever hits the outer cylinder. Since it can be rotated inward and contacted, rock fragments and the like can be easily crushed and the outer diameter of the cutter head can be reliably reduced, so failure can be further reduced.
請求項2に係る発明によれば、先端にカッタービットを取り付けたレバーと、前記レバーを回転可能に軸支するアームと、該アームを固着したボスとを有するカッターヘッドを備えるとともに、前記アームに前記レバーの後方への回転を制限するアーム側推力受けを設けた掘進機において、前記レバーが前記推力受けに当接した状態で、前記レバーと前記推力受けとを所定以上の力がかかると切断されるクランプボルトで締結したから、掘進機を油圧ジャッキ等で後方へ牽引して外筒及び埋設管内を後進させると、レバーが外筒に当接して内方へ回転しようとして、クランプボルトが切断される。これで、レバーが内方へ回転して、カッターヘッドの外径が縮小される。このため、本発明も請求項1に係る発明と同じ効果を奏する。 According to the second aspect of the present invention, the cutter head includes a lever having a cutter bit attached to the tip, an arm that pivotally supports the lever, and a boss to which the arm is fixed. In an excavator provided with an arm-side thrust receiver that restricts rearward rotation of the lever, the lever and the thrust receiver are cut when a predetermined force is applied while the lever is in contact with the thrust receiver. When the excavator is pulled backward with a hydraulic jack or the like to move backward in the outer cylinder and the buried pipe, the lever comes into contact with the outer cylinder and rotates inward, causing the clamp bolt to cut. Is done. As a result, the lever rotates inward, and the outer diameter of the cutter head is reduced. For this reason, this invention also has the same effect as the invention which concerns on Claim 1.
以下、図1及び図2に基づいて、本発明の掘進機に係る第1実施例について説明する。図1は、この掘進機のカッターヘッドの外径を拡大したときのカッターヘッド付近の縦断面図である。図2は、この掘進機のカッターヘッドの外径を縮小したときのカッターヘッド付近の縦断面図である。図3の(A)は、図1のA部分の拡大図である。図3の(B)は、図3の(A)のB−B線に沿う断面図である。図4の(A)は、図2のA部分の拡大図である。図4の(B)は、図4の(A)のC−C線に沿う断面図である。 Hereinafter, based on FIG.1 and FIG.2, 1st Example which concerns on the excavation machine of this invention is described. FIG. 1 is a longitudinal sectional view of the vicinity of the cutter head when the outer diameter of the cutter head of this excavator is enlarged. FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the vicinity of the cutter head when the outer diameter of the cutter head of this excavator is reduced. FIG. 3A is an enlarged view of a portion A in FIG. FIG. 3B is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG. FIG. 4A is an enlarged view of a portion A in FIG. FIG. 4B is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
この掘進機30Aは、前記した従来の掘進機30と略同じで、前端にオーバービット46を取り付けたレバー56と、該レバー56をピン54で軸支するアーム50と、該アーム50を固着したボス42とを有するカッターヘッド40を備える。アーム50は、一対の支持板50aと、該一対の支持板50a間を連結して補強するとともに、レバー56の後方への回転を制限するアーム側推力受け50bとからなる。
The
ただし、この掘進機30Aでは、アーム側推力受け50bが支持板50aの後縁側に設けられるとともに、レバー56の後縁にアーム側推力受け50bに当接する突出部56bが設けられる。突出部56bとしては、レバー56の厚さ方向両側に互いに異なる厚さのものが設けられる。一方の支持板50aには一対のボルト孔50dが設けられ、薄いほうの突出部56bには一対のスリット56aが設けられ、一対のクランプボルト50cをそれぞれボルト孔50dとスリット56aを通すことによって、レバー56とアーム50とは、突出部56bがアーム側推力受け50bに当接した状態で締結される。ここで、レバー56がピン54回りに回転できるように、一対のスリット56aは、それぞれピン54を中心とした円弧状に延びて、突出部56bの後縁で開口される。
However, in this
なお、クランプボルト50c及びスリット56aは、それぞれ、1つまたは3つ以上でもよいが、所望のクランプ力を得るためと突出部56bの強度を考慮すると、一対設けることが適当である。また、スリット56aは、突出部56bがいくらか変形するため、突出部56bの後縁で開口していて短ければ、直線でもよい。さらに、スリット56aがピン54を中心とした円弧状に長く伸びている場合は、スリット56aは必ずしも突出部56bの後縁で開口する必要はない。
One or three or
その他、レバー56の後縁の内端付近にもレバー側推力受け56cが突設されていて、突出部56bがアーム側推力受け50bに当接したとき、レバー側推力受け56cがボス42に当接するようにもなっている。
In addition, a lever side thrust
掘進機30Aは、最初は図1に示したように、レバー56の突出部56bがアーム側推力受け50bに当接した状態、すなわち、レバー56が最も外方へ回転させられた状態でクランプボルト50cによってアーム50に固定されているので、このままでトンネルを掘進することができる。
Initially, as shown in FIG. 1, the
掘進機30Aを修理するため等で、掘進機30Aを油圧ジャッキ等で後方へ牽引して外筒3及び図示しない埋設管内を発進立坑側へ引き戻すと、レバー56が外筒3に当接して内方へ回転しようとする。このとき、クランプボルト50cがスリット56a内を相対的に移動することにより、クランプボルト50cの締め付けによるアーム50とレバー56との間の摩擦力に抗して、レバー56が内方へ回転していき、クランプボルト50cがスリット56a内をスリット56aの開口側に相対的に移動していき最終的にはスリット56aから外れる。これで、レバー56は自由に内方へ回転して、カッターヘッド40の外径が縮小する。こうして、カッターヘッド40の外径が外筒3及び埋設管の内径より小さくなって、掘進機30Aを発進立坑側へ引き戻すことができる。この際、レバー56とアーム50との間やレバー56とボス42との間に岩石の破片等を噛み込んでしまった場合でも、掘進機30Aを油圧ジャッキ等で後方へ強い力で牽引すると、レバー56が外筒3に当接して内方へ回転させられ、岩石の破片等を簡単に粉砕できるので、カッターヘッド40の外径を確実に縮小することができる。
When the
したがって、本実施例によれば、カッターヘッド40の外径を縮小するのに、従来のようにアクチュエータ、ロッド、伝達部材等の部品が不要となるうえ、掘進機30Aを後方へ強い力で牽引することにより、カッターヘッド40の外径を確実に縮小できるので、安価で小型で故障の少ない掘進機が実現できる。また、本実施例では、レバー56の後縁にアーム側推力受け50bに当接する突出部56bを一対設け、この突出部56bにスリット56aを形成したから、レバー56及び突出部56bの強度を保つことが容易である。さらに、2つの突出部56bのうち、薄いほうの突出部56bにスリット56aを設けたから、スリット56aの形成も容易である。
Therefore, according to the present embodiment, in order to reduce the outer diameter of the
次に、図5〜図7に基づいて、本発明の掘進機に係る第2実施例について説明する。図5の(A)は、この掘進機のカッターヘッドの外径を拡大した状態を説明する図である。図5の(B)は、図5の(A)におけるD−D線に沿う断面図である。図6の(A)は、この掘進機のカッターヘッドの外径を縮小した状態を説明する図である。図6の(B)は、図6の(A)におけるE−E線に沿う断面図である。図7は、クランプボルトを説明する図である。 Next, based on FIGS. 5-7, 2nd Example which concerns on the excavation machine of this invention is described. (A) of FIG. 5 is a figure explaining the state which expanded the outer diameter of the cutter head of this excavator. FIG. 5B is a cross-sectional view taken along the line DD in FIG. FIG. 6A is a diagram for explaining a state in which the outer diameter of the cutter head of this excavator is reduced. FIG. 6B is a cross-sectional view taken along line EE in FIG. FIG. 7 is a diagram illustrating a clamp bolt.
この掘進機30Bでは、一対の支持板50a間を連結するアーム側推力受け50bとレバー56の後縁に設けられた突出部56dとを当接させて、アーム側推力受け50bと突出部56dとが、所定以上の引張力がかかると切断されるクランプボルト50gで連結されている。クランプボルト50gを通すために、アーム側推力受け50bと突出部56dには貫通孔50e、56eが設けられており、さらに、突出部56dにはナットを配置するとともに出し入れ可能な空間56fが設けられている。また、クランプボルト50gには、所定以上の引張力を受けたとき確実に所定位置で切断されるように、図7に示したように、周方向に一周する破断用溝50hを形成しておく。この他は、前記第1実施例と同じである。
In this excavator 30B, the arm-
本実施例によれば、掘進機30Bは、油圧ジャッキ等で後方へ牽引して発進立坑側へ引き戻すと、レバー56が外筒3に当接して内方へ回転しようとする。このとき、クランプボルト50gは、所定以上の引張力を受けて切断される。これで、カッターヘッド40は、外径が外筒3及び埋設管の内径より小さくなって、掘進機30Bを発進立坑側へ引き戻すことができる。こうして、本実施例は、前記第1実施例と同じ効果を奏する。
According to the present embodiment, when the excavator 30B is pulled backward by a hydraulic jack or the like and pulled back to the start shaft side, the
ところで、本発明は前記実施例に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、前記両実施例では、レバー56の後縁に突出部56b、56dを設けたが、突出部56b、56dを設けず、レバー56の後縁をアーム側推力受け50bに直接当接させて、レバー56とアーム50とを固定してもよい。この場合、前記第1実施例においては、レバー56の後縁にスリット56aを設けるようにするとともに、クランプボルト50cを一対の支持板50aとスリット56aとを貫通させて、レバー56とアーム50とを固定する。また、第2実施例においては、レバー56とアーム50とを、所定以上のせん断力がかかると切断されるクランプボルト50gをレバー56及びアーム50とを貫通させて締結する。この場合は、切断後のクランプボルト50gがレバー56の回転を妨げることがないように、クランプボルト50gに切断用溝50hを一対設け、一対の切断用溝50hをそれぞれ一対の支持板50aとレバー56との境界に位置させる必要がある。
By the way, the present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications are possible. For example, in both the above-described embodiments, the
30A、30B 掘進機
40 カッターヘッド
42 ボス
46 オーバービット(カッタービット)
50 アーム
50b アーム側推力受け
50c、50g クランプボルト
56 レバー
56a スリット
56b 突出部
30A,
50
Claims (2)
前記レバーが前記推力受けに当接した状態で、前記アームに設けたボルト孔と前記レバーの前記推力受けとの当接部に設けた該レバーの前方への回転を許容する円弧状のスリットを貫通するクランプボルトによって、前記レバーと前記アームとを締結したことを特徴とする掘進機。 A cutter head having a lever with a cutter bit attached to the tip, an arm that pivotally supports the lever, and a boss to which the arm is fixed is provided, and the rearward rotation of the lever is limited to the arm. In the excavator with arm side thrust receiver,
In a state where the lever is in contact with the thrust receiver, an arcuate slit that allows the lever to rotate forward is provided in a contact portion between the bolt hole provided in the arm and the thrust receiver of the lever. An excavator characterized in that the lever and the arm are fastened by a clamp bolt that passes therethrough.
前記レバーが前記推力受けに当接した状態で、前記レバーと前記推力受けとを所定以上の力がかかると切断されるクランプボルトで締結したことを特徴とする掘進機。 A cutter head having a lever with a cutter bit attached to the tip, an arm that pivotally supports the lever, and a boss to which the arm is fixed is provided, and the arm is restricted from rotating rearward of the lever. In the excavator with arm side thrust receiver,
An excavating machine characterized in that the lever and the thrust receiver are fastened with a clamp bolt that is cut when a predetermined force or more is applied while the lever is in contact with the thrust receiver.
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