JP4890722B2 - 放出/濯ぎガン - Google Patents

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    • B05B9/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour
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    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B9/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour
    • B05B9/03Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material
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Description

【0001】
発明の背景
1.発明の分野
本発明は、希釈用液体および原液と共に用いられる放出/濯ぎガン(dispensing and rinsing gun)に関する。
【0002】
2.先行技術の説明
放出/濯ぎガンは一般的に、食品サービス業で用いられると共に、加工装置、床部、壁部および作業台面などの用具を洗浄し、濯ぎ且つ殺菌するために用いられる。
【0003】
殆どの放出/濯ぎガンは、物質の送給/停止が遠隔ステーションにて切換えられることを要すると共に、希釈用液体/原液は吐出用ホースを介して移動することを必要とする。壁部に取付けられ又は遠隔的に取付けられた従来のデバイスでは、第2物質への切換え時に吐出用ホースが他の物質により汚染されないことを確実にすべく、第1物質を一掃するために時間遅延が必要とされる。また、これらのデバイスに依れば、当該デバイスの移動性を高めるべく、装置に対しては付加的な吐出用ホースが取付けられ得る。しかし吐出用ホースが長くなると当該デバイスの背圧は大きくなり、放出機能が低下したり損なわれたりする。また従来の一定のデバイスは水のみの放出モードに対する濯ぎモードを提供せず、水および物質リザーバにおける電気ポンプをトリガする電流を要することもある。
【0004】
また単一の放出ホースを用いる従来のデバイスは、種々の物質に対して2個もしくは3個の異なる放出ノズルを必要とする。これらのノズルは扇状噴射および発泡作用を提供すると共に、濯ぎ操作の間において流れを調整する方法も提供する。これらのデバイスによると、ノズルを失くしたり特定物質に対して誤ったノズルを用いる可能性がある。
【0005】
本発明によれば、異なる放出モードを用いる前に吐出用ホースを浄化せずに電流なしで、ひとつのガンから水および所定物質が放出され得る。このガンは、遠隔箇所では無く該ガン自体から作動開始かつ作動停止され得る。
【0006】
発明の概要
給水源から受けた水を放出すると共に上記給水源から受けた水により当該放出ガン内で希釈された物質を放出する好適実施例の放出ガンは、ハンドル、水取入口、水吐出口およびホース受容部材を含む。ホース部材は第1チャネルおよび第2チャネルを含む。上記ホース受容部材はホース部材の第1チャネルに作用的に接続され、且つ、上記第1チャネルは上記水取入口と流体連通する。上記ホース部材の上記第2チャネルに対してはアスピレータが作用的に接続され、該アスピレータは上記水吐出口と流体連通する。該アスピレータは吐出口を含む。上記ガンに対して給水源は上記ホース部材の上記第1チャネルを介して水を供給すると共に、上記ガンに対して物質供給源は上記ホース部材の上記第2チャネルを介して物質を供給し、上記アスピレータは上記水吐出口からの水により希釈された物質の使用溶液を生成する。上記使用溶液は、上記アスピレータの上記吐出口から出射する。上記水吐出口に対しては、該水吐出口からの水を放出すべくノズルが作用的に接続される。上記水吐出口および上記ノズルに対しては第1バルブが流体連通し、且つ、上記水吐出口および上記アスピレータに対しては第2バルブが流体連通する。上記第1バルブは上記第1チャネルを通る水の流れを制御し、且つ、上記第2バルブは上記第1チャネルを介して上記アスピレータを通る水の流れを制御する。上記第1バルブは上記水吐出口からの水が上記ノズルを介して流れるのを許容し、且つ、上記第2バルブは上記水吐出口から上記アスピレータに水が流入するのを許容すると共に該アスピレータ内で生成された上記使用溶液が該アスピレータの上記吐出口を介して流れるのを許容する。
【0007】
別の好適実施例において、希釈用液体と、希釈用液体により希釈された原液とを放出する装置は、取入口および吐出口を有する放出器を含む。ホース部材は、第1チャネルおよび第2チャネルを含む。上記第1チャネルは上記取入口に対して希釈用液体供給源を相互接続し、希釈用液体は上記希釈用液体供給源から上記取入口に流入して上記吐出口から流出する。上記第2チャネルを介した上記吐出口に対してはアスピレータが作用的に接続される。上記アスピレータは、希釈用液体取入口、原液取入口および希薄溶液吐出口を含む。上記アスピレータに作用的に接続された制御デバイスは、上記希釈用液体取入口に対する希釈用液体供給源からの希釈用液体の流れを制御する。上記吐出口からの希釈用液体を放出すべく該吐出口に対してはノズルが作用的に接続される。上記吐出口および上記ノズルに対しては第1バルブが流体連通し、該第1バルブは上記ノズルからの希釈用液体の流出を制御する。上記吐出口および上記アスピレータに対しては第2バルブが流体連通し、該第2バルブは上記希薄溶液吐出口からの希薄溶液の流出を制御する。
【0008】
給水源から受けた水を放出し且つ上記給水源から受けた水により当該放出ガン内で希釈された物質を放出する別の好適実施例の放出ガンにおいて、該放出ガンはハンドルと、水取入口と、水吐出口と、ホース部材の第1チャネルに作用的に接続されたホース受容部材とを含む。上記ホース部材の上記第1チャネルは上記水取入口と流体連通する。上記水吐出口に対してはアスピレータが流体連通し、該アスピレータは吐出口を含む。上記放出ガンに対しては上記ホース部材の上記第1チャネルを介して、給水源が水を供給する。上記アスピレータに対しては物質供給源が流体連通し、上記アスピレータは上記水吐出口からの水により希釈された物質の使用溶液を生成し、且つ、該使用溶液は上記アスピレータの上記吐出口から出射する。上記水吐出口からの水を放出すべく該水吐出口には第1ノズルが作用的に接続され、上記水吐出口および上記第1ノズルに対しては第1バルブが流体連通され、且つ、上記水吐出口および上記アスピレータに対しては第2バルブが流体連通される。上記第1バルブは上記第1チャネルを通る水の流れを制御し、且つ、上記第2バルブは上記第1チャネルを介して上記アスピレータを通る水の流れを制御する。上記第1バルブは上記水吐出口からの水が上記第1ノズルを介して流出するのを許容し、且つ、上記第2バルブは上記水吐出口から上記アスピレータに水が流入するのを許容すると共に該アスピレータ内で生成された上記使用溶液が該アスピレータの上記吐出口を介して流れるのを許容する。
【0009】
好適実施例の詳細な説明
本発明の原理に従い構築された好適実施例の放出/濯ぎガンは、図1乃至図6および図8において番号100で表される。
図1および図2は夫々前後から見た放出/濯ぎガン100の分解斜視図であり、放出/濯ぎガン100を形成すべく種々の構成要素が構築かつ配置される様式を示している。図3乃至図5は、種々の構成要素が相互に対して装着される様式の図示を更に助力すべく放出/濯ぎガン100を示している。最初に、これらの構成要素が相互接続される様式を記述し、次に、水もしくは希釈用液体が各構成要素を流れる様式を記述する。
【0010】
放出/濯ぎガン100の各構成要素を収容すべく、ハウジング・ユニット167が構築かつ配置される。ハウジング・ユニット167は、第1管169、第2管170および第3管171を含む。好適実施例において、第1管169は第1キャビティ172を介して殺菌噴射剤を放出すべく用いられ、第2管170は第2キャビティ173を介して水を放出すべく用いられ、且つ、第3管171は第3キャビティ174を介して発泡脱脂剤(foam degreaser)を放出すべく用いられる。第1管169の端部にて、該第1管は物質を扇状噴射で放出する噴射ノズル195を含む。第2管170の端部にて、該第2管170は種々の噴射で水を放出するピストル117を含む。第3管171の端部にて該第3管は、噴射ノズル194と、発泡物質を放出すべく網体(screen)213を収容する開孔180を有する発泡部材179とを含む。噴射ノズル194および195は、当業界で公知のタイプである。好適実施例において、発泡脱脂剤と共に用いられる噴射ノズル194は噴射システム型式番号H1/4DU8070であり、且つ、殺菌噴射剤と共に用いられる噴射ノズル195は噴射システム型式番号H1/4U1550である。第1管169および第3管171は同一平面に沿って整列され、且つ、第2管170は第1管169および第3管171の間に位置されると共に該平面の僅かに上方で第2管自身の各側部にてこれらの管と接触する。第2管170の後部および中央部の近傍には、該第2管170の一側から延在して該一側に作用的に接続された第1壁部181aと、該第2管170の他側から延在して該他側に作用的に接続された第2壁部181bとが在る。壁部181aおよび181bは、管169、170および171間における部分的仕切部材として機能する。第1壁部181aは、第2管170の中央部の近傍となる端部の近くで該第1壁部181aの頂部の近傍に開孔105aを含む。第2壁部181bは、第2管170の中央部の近傍となる端部の近くで該第2壁部181bの頂部の近傍に開孔105bを含む。壁部181aおよび181bの各内面に隣接してこれらの内面の近傍にて第2管170には、トリガ103の第1分岐部121aおよび第2分岐部121bを受け入れるべく構築かつ配置されたスロット112aおよび112bが在る。第1分岐部121aおよび第2分岐部121bは、該分岐部121aおよび121bの近傍に前面189を有するグリップから延在する。グリップ146は、ユーザが指でトリガ103を把持するのを助力すべく輪郭形成された表面を有する。この輪郭形成表面によれば、使用中にユーザの手からトリガ103が滑り落ちるのが防止されると共に、トリガ103の使用中における快適さも促進される。
【0011】
第1分岐部121aおよび第2分岐部121bは、該分岐部121aおよび121bの前部とグリップ146の前面189とを相互接続する前縁部188aおよび188bを夫々含む。丸形頂部192aおよび192bが前縁部188aおよび188bと後縁部106aおよび106bとを相互接続し、次に傾斜端部106cおよび106dが後縁部106aおよび106bとグリップ146の後部とを相互接続する。トリガ103は、第1分岐部121aの頂部の近傍の開孔104aと、第2分岐部121bの頂部の近傍の開孔104bとを含む。トリガ103の開孔104aおよび104bは、分岐部121aおよび121bが夫々スロット112aおよび112bを貫通して挿入されたときに壁部181aおよび181bの開孔105aおよび105bと整列すべく構築かつ配置される。トリガ103は業界公知の締着部材を挿入することでハウジング・ユニット167に締着され得ると共に、開孔105aおよび105bはトリガ103がハンドル101に向けて引張移動されたときに該トリガに対する枢動点の役割を果たす。好適実施例において、トリガ103はボルト214aおよびナット214bによりハウジング・ユニット167に締着される。
【0012】
ハウジング・ユニット167の後端部の近傍にて突起棚部168は湾曲構造であると共に、該突起棚部168は、アスピレータ148aおよび148bならびにピストル・ノズル113の丸形状を収容する湾曲様式で構築かつ配置された複数の支持部材を含む。第1支持部材175は第1管169の頂部と整列し、第2支持部材176は第2管170の頂部と整列し、第3支持部材177は第2管170の底部と整列し、且つ、第4支持部材178は第3管171の頂部と整列する。第1支持部材175は第1管169の第1キャビティ172内に挿入された構成要素に対する支持部を提供し、第2支持部材176および第3支持部材177は第2管170の第2キャビティ173に挿入された構成要素に対する支持部を提供し、且つ、第4支持部材178は第3管171の第3キャビティ174に挿入された構成要素に対する支持部を提供する。第1支持部材175と第2支持部材175との間にはボア198を有する管196が在り、且つ、第2支持部材175と第4支持部材178との間には、ネジなどの締着部材により他の構成要素に対してハウジング・ユニット167を固定するためのボア199を有する管197が在る。但し、ハウジング・ユニット167を締着すべく業界公知の他の締着手段が用いられ得ることは理解される。第3支持部材177の下方には、水吐出口186を含む第13管183が在る。第13管183の一側には第12ボア185を含む第12管182が在り、且つ、第13管183の他側には第14ボア187を含む第14管184が在る。第12管182および第14管184もまた、業界公知の締着部材によりハウジング・ユニット167を他の構成要素に固定する。
【0013】
ハンドル101は、グリップ166と、水取入口102aおよび物質取入口102bを有するホース受容部材102とを含む。好適実施例においては、ホース部材を汚さずに水および所定物質を同時に移送すべく、3路式押出成形ホースが利用される。上記ホース部材の第1チャネルは水もしくは希釈用液体に対して用いられ、該ホース部材の第2チャネルは物質もしくは原液に対して用いられ、且つ、該ホース部材の第3チャネルは別の物質もしくは原液に対して用いられる。故に上記第1チャネルは水取入口102aと流体連通し、且つ、上記第2チャネルおよび第3チャネルは物質取入口102bを貫通延在することでアスピレータ148aおよび148bの物質取入ポート149aおよび149bに対して夫々作用的に接続される。水取入口102aは、水吐出口186と流体連通する。好適実施例の水取入口102aは、ホース部材210の第1チャネル210aの螺条形成端部を該水取入口に確実に接続すべく、螺条形成内面およびリング215を含む。
【0014】
ハウジング122は、ガン100の別の構成要素である。ハウジング122は、長手ボアが内部に形成された複数の管部材を含む。すなわち、第1キャビティ172を有する第1管169、第2キャビティ173を有する第2管170および第3キャビティ174を有する第3管171と流体連通すべく、第1ボア126を有する第1管123、第2ボア127を有する第2管124および第3ボア128を有する第3管125が構築かつ配置される。ハウジング・ユニット167の各構成要素と連通する各端部の逆側にて管123、124および125に対しては、第4ボア132を有する第4管129、第5ボア133を有する第5管130、および、第6ボア134を有する第6管131が直交し、これらの管123、124および125と流体連通される。管196および197に対してはボア140および141を夫々有する管135および136が整列されることで、ハウジング122をハウジング・ユニット167に締着する。ボア140および198を貫通してネジ190cが挿入され、ボア141および199を貫通してネジ190dが挿入される。第2管124の下方には、第13管183すなわち水吐出口と流体連通する第10ボア143を有する第10管138が在る。第10管138からの漏水は、O−リング218が防止する。第10管138は管123、124および125に対する水の流入を許容し、第10管138の逆側にはネジ孔145を有する管193が在る。管137および139は管182および183と整列することで、ハウジング122をハウジング・ユニット167に締着する。ネジ190aはボア142および185を貫通して挿入されると共に、ネジ190bはボア144および187を貫通して挿入される。第10管138の一側には第9ボア142を有する第9管137が在ると共に、第10管138の逆側には第11ボア144を有する第11管139が在る。管137および139は、ハウジング・ユニット167に対してハウジング122を締着する手段も提供する。
【0015】
バルブ154a、154bおよび154cは、押しボタン155a、155bおよび155cを含むと共に、業界公知の押しボタン・バルブである。押しボタン・バルブの他にも業界公知の他のバルブ配置機構が用いられ得ることも理解される。用いられ得る斯かるバルブ配置機構のひとつは、スライド弁である。好適実施例においては、クエスト・エンジニアリング(Quest Engineering)の型式番号P400K−591バルブが用いられる。バルブ154a、154bおよび154cからの漏水は夫々、O−リング217a、217bおよび217cが防止する。選択されたバルブの押しボタンが押圧されたとき、該バルブの開口が露出されて該開口を通り水が流れ得る。バルブ154a、154bおよび154cは、ガン100が使用されるときに物質選択に対して用いられる。バルブ154aは第4ボア132内に挿入され、バルブ154bは第5ボア133内に挿入され且つバルブ154cは第6ボア134に挿入されることで、被選択ボアを水が流れるか否かが制御される。
【0016】
当業界で一般的に知られるアスピレータ148aおよび148bは第1ボア126および第3ボア128に対して夫々挿入され、且つ、当業界で一般的に知られる第1セグメント107および第2セグメント114を含むピストル・ノズル113は第2ボア127に挿入される。アスピレータ148aおよび148bは、第1管123および第3管125に対して夫々流体連通するボア151aおよび151bを有する第1端部150aおよび150bを含む。上記ホース部材の第1チャネルに対しては取入ポート149aが接続されると共に第3チャネルには取入ポート149bが接続されることで、アスピレータ148aおよび148bに対して物質が提供される。アスピレータ148aおよび148bの逆側端部には、リング152aおよび152bならびにボア153aおよび153bが在る。ボア153aは第3管171と流体連通すると共に、ボア153bは第1管169と流体連通する。故に、アスピレータ148aは第1キャビティ172と流体連通すると共に、アスピレータ148bは第3キャビティ174と流体連通する。
【0017】
ピストル・ノズル113は当業界で公知であると共に、第1セグメント107および第2セグメント114を含む。第1セグメント107は水供給管であり、第2セグメント114は制御管である。第1セグメント107は、該第1セグメント107を貫通延伸するボア110を有する端部147を含むと共に、第2管124と流体連通する。端部147とシャフト108との間には六角形状部111が在る。シャフト108の近傍の逆側端部にはリング109が在る。故に、ピストル・ノズル113は第2キャビティ173と流体連通する。第2セグメント114はシャフト115を含み、該シャフト115は、一端にてはボア119を有する端部118に接続され且つ逆側端部にてはピストル117に接続される。シャフト115とピストル117との間には、リング116aおよび116bが在る。ピストル117は、リング116aの近傍の開口117aと、該ピストル117の端部におけるピン120とを含む。リング109の近傍の第1セグメント107の端部は、第2セグメント114の端部118の内側ボア119に嵌合すべく構築かつ配置される。
【0018】
バルブ154bが開成されたときに水は、該バルブ154bを介し、第1セグメント107を介し、且つ、第2セグメント114を介して流れる。第1セグメント107と第2セグメント114との間には、漏水を防止すべくO−リング・シール219が在る。水は第2セグメント114を通り該第2セグメント114の端部における孔を介して第2管170に流入し、且つ、O−リング・シール220aはリング116aに接触して漏水を防止する。”濯ぎ”モードにおいて、第2セグメント114は第2管170の端部にてシール220bに対してシールされる。シール220bは、第2管170の放出端部内へと組み込まれた停止部に対して第2セグメント114をシールするワッシャであり、ピストル117および第2キャビティ173を接触させる。シール220bは第2管170内の第2キャビティ173を閉塞すると共に、第2管170から水が流出するのを防止する。トリガ103が引張移動されたときに縁部106aおよび106bは第2セグメント114を後方へと引張移動すると該第2セグメント114はピン120を後方へと引張移動することで、第2管170から放出される噴射の形式を変化させる。第2セグメント114は第1セグメント107上を後方へと摺動することから、第2管170の第2キャビティ173の近傍のシール220bが移動される。すると、第2キャビティ173を水が流れ得る。第2セグメント114の端部上のピン120は水が第2管170を離脱するときに水を偏向させ、円錐形状から線状流に亙る噴射パターンを生成する。噴射パターンにおけるこの変化は、第2セグメント114を第2管170内へと更に後方に移動することで生ずる。このメカニズムは、当業界で公知である。
【0019】
上記で論じた各構成要素が一体的に配置されたなら、突起棚部168の近傍にてハウジング・ユニット167の後部にはカバー165が嵌装される。カバー165は、後部159の頂部に対して一端にて接続された丸形頂部160を含み、該頂部160は突起棚部168の近傍に整列すべく構築かつ配置される。また突起棚部168の下側に嵌装されるべくカバー168aが構築かつ配置される。後部159は概略的に扇形状であると共に、該後部159の底部の近傍にて該後部159をハウジング・ユニット167に締着する複数のノッチを含む。第1ノッチ162は第9ボア142および第12ボア185に対応すると共に、上記各構成要素が一体的に配置されたなら、ネジ190aなどの締着部材が上記各ボアに挿入されることでカバー165をハウジング・ユニット167に締着する。第2ノッチ163は管193のネジ孔145に対応し、此処にネジ部材191が挿入されることでカバー165はハウジング・ユニット167に締着され得る。第3ノッチ164は第11ボア144および第14ボア187に対応すると共に、上記各構成要素が一体的に配置されたなら、ネジ190bなどの締着部材が上記各ボアに挿入されることでカバー165をハウジング・ユニット167に締着する。丸形頂部160は、ガン100の使用中にセレクタ156を所定位置に保持する隆起部161dおよびデテント161eを含む。
【0020】
セレクタ156は、開孔161a、161bおよび161c、隆起部161dならびにデテント161eを有する頂部160の上部に載置された頂部156aを含む。開孔161a、161bおよび161cは押しボタン・バルブ154a、154bおよび154cが貫通延伸する開口であり、隆起部161dおよびデテント161eは、使用中にセレクタ156を所定位置に維持すべく該セレクタ156が回転される表面を提供する。セレクタ156は、後部159に対して載置された底部156bも含む。頂部156aおよび底部156bは略直角に接続されると共に、概略的に矩形である。頂部156aはカム212を含む下側表面を有し、該カムは隆起部161dおよびデテント161eならびにインディケータ157に対応することで、どの押しボタン・バルブが作動中であるかを示す。図9は、カム212を含む頂部156aの下側表面を示す。底部156bは開孔158を有するが、該開孔を介してネジ191が載置されることでセレクタ156はネジ孔145に締着され得る。故にネジ孔145は、セレクタ156に対する枢動点である。セレクタ156は頂部160の上部に沿い回転されると共に適切な押しボタン・バルブを押し下げることでガン100の所望モードが選択され、且つ、隆起部161dおよびデテント161eはセレクタ156を所定位置に維持する。頂部156aの端部は、突起棚部168の底面に沿い且つカバー168aの下側を摺動する。
【0021】
好適実施例においてセレクタ156は、その頂部表面の下側にカム212を有する。カム212は、カバー165の隆起部161dおよびデテント161eに乗り上げる。セレクタ156がカバー165に沿い移動して上記各バルブのひとつを起動するとき、カム212は押しボタン155a、155bまたは155cのひとつに接触する。カム212は所望の押しボタンを強制的に押下げると共に、セレクタ156をその押しボタン上に固定する。これにより対応するバルブが開成されると共に、該バルブはセレクタ156が上記押しボタンから離間移動されるまで開成され続ける。セレクタ156は、一切のバルブの開成を防止すべく各押しボタン間に位置決めされ得る。これは、放出ガン100の”オフ”位置である。放出ガン100内には停止部が構築されることで、セレクタ156がその企図範囲から外れて進行するのが防止される。
【0022】
ガン100を使用する上では2つの選択肢が在る。ひとつの選択肢はガン100ならびに物質容器205および206を壁部に取付けることであり、他の選択肢はカート200と共にガン100ならびに物質容器205および206を利用することである。壁部に取付けられた場合には約50フィート以上の長寸の3路式押出成形ホース210が使用され得ると共に、該3路式押出成形ホースは水供給源に対し且つ上記物質容器に対して直接接続され得る。図6は、カート200に取付けられたガン100を示している。カート200は、角隅部202a、202b、202cおよび202dを備えた略矩形状の基部201を含む。角隅部202a、202b、202cおよび202dに対しては車輪部材203a、203b、203cおよび203dが作用的に接続され、カート200は種々の箇所へと容易に搬送され得る。物質容器205および206、ホース・リール204ならびにガン100の重量によりカート200が転倒するのを防止すべく、カート200は底部から引張移動され得る。
【0023】
物質容器205および206の近傍にて3路式押出成形ホース210に対しては、水ホース209および延長ホース209aが作用的に接続される。水ホース209および3路式押出成形ホース210は、業界公知のホース・コネクタに対して標準的なホースを用いて接続される。3路式押出成形ホース210は、第1チャネル210a、第2チャネル210bおよび第3チャネル210cを含む。逆止弁を含むチャネル210bおよび210cは、物質容器205および206の各々に含まれた物質から延在すると共に、ホース取付部品Kなどの継手を含む延長ホース209aと合流することで、3路式押出成形ホース210を形成する。物質容器205および206は開放頂部を備えた略矩形状のボックスであると共にナットおよびボルトを用いてレール211に取付けられ、3路式押出成形ホース210は一端にてはレール211に対して且つ他端にてはガン100に対して作用的に接続される。物質容器205および206内には、物質を収容する物質用可撓バッグ205aおよび206aが載置される。尚、物質を収容すべく紙パック(carton)、ボトル、陶製容器(jug)および当業界で公知の他の容器が使用され得ることも理解される。その場合に3路式押出成形ホース210のチャネル210bおよび210cはバッグ205aおよび206aに接続されるが、これは当業界で公知である。物質用ホース222bおよび222cは夫々逆目取付部品221bおよび221cを用いて3路式押出成形ホース210を物質用可撓バッグ205aおよび206aに相互接続する。この概略図は図7に示されると共に、分解図は図8に示される。用いられ得るひとつの方法は、ホース取付部品Kをレール211に取付けることである。
【0024】
レール211は基部201の中央部の近傍にて該基部201に作用的に接続されると共に上方に延在することで、リール支持部材207に対する支持部を提供する。ホース・リール204は、基部201の中央部の近傍にてナットおよびボルトによりリール支持部材207を介してレール211に作用的に接続される。ホース・リール204およびリール支持部材207は、略々業界公知の形式である。ホース209はホース・リール204に対して作用的に接続されると共に、延長ホース209aはホース209をホース取付部品Kに対して接続する。次に、3路式押出成形ホース210はホース取付部品Kの他端に接続される。これらのホースの接続法は、当業界で公知である。物質容器205および206の重量はホース・リール204の重量により平衡化されることで、カート200は安定して平衡化される。レール211はまた三角形状ガン支持部208が取付けられ得る表面も提供することから、ガン100は使用されないときにカート200上に格納される。ガン100を格納するには、該ガン100の放出ノズル部分がガン支持部208の中央部に挿入される。カート200に取付けられたガン100を利用する上で必要なことの全ては、ホース209を標準的な水道蛇口に接続すると共に物質を上記各物質容器に取付けることである。而して上述の如く、セレクタ156が各バルブ間に位置されたときに放出/濯ぎガン100は作動停止される。
【0025】
本発明は、ガン100の端部にて希釈物質を放出かつ計量すべく設計される。全ての制御部はホース部材210に取付けられた放出/濯ぎガン100上に取付けられると共に、これらの制御部は、用いられる物質を調節し且つ濯ぎ位置とされる間に用いられる噴射の形式を調節する。これにより、一方では放出/濯ぎガン100の調節可能な操作が許容され、他方では調節可能に操作される濯ぎ機構もガン100内に構築される。これにより操作者は、ひとつの物質から別の物質へと又は物質なしでの水噴射へと切換える上で、遠隔配置された制御デバイスまで戻る必要が無くなる。故に本発明によれば、適切なノズルの選択および適切な放出機構の設置は問題とはならない。
【0026】
ホース部材210は、該部材の丈に沿い延在する2本の物質チャネル210bおよび210cと1本の水チャネル210aとを有する。故に、上記吐出用ホースを汚さずにひとつの位置から別の位置へと即時切換えが可能である、と言うのも、各洗浄段階の間においてホース部材210内に残る残留溶液の可能性が排除されるからである。これは、閉鎖物質システムと称される。ガン100は水供給源に対して庭園用ホース209により迅速に容易に接続されることから、ガン100を作動させる上で必要な配管は最小限であると共に、必要な機器設置が最小限なので機器設置コストが削減される。故に上記システムをサポートする上で必要とされる現場修理保守は最小限であり、これによってもコストが削減される。本発明はまた、配管規則により承認され得るべく逆流防止が確認された吸上げ防止デバイスも包含すると共に、該デバイスを利用する上で電流は必要とされない。
【0027】
好適実施例の放出/濯ぎガン100の作動時に、上記ホース部材の上記第1チャネルは水供給源に作用的に接続され、上記ホース部材の上記第2チャネルは物質供給源に作用的に接続され、且つ、上記ホース部材の上記第3チャネルは別の物質供給源に作用的に接続される。水は、上記第1チャネルを通り水取入口102aへと流れてから、ハウジング・ユニット167の水吐出口186から流出する。水が水吐出口186から流出したなら、この水はハウジング122の第10ボア143に流入する。物質選択のために複数の押しボタン・バルブが利用されると共に、特定のボタンが押圧されたときには開口が圧縮されて上記バルブを通しての通過が許容される。
【0028】
もし押しボタン・バルブ154aのボタン155aが押圧されたなら、水はハウジング122の第4ボア132に流入して第1ボア126から流出する。その場合、水はボア151aに流入することで物質を取入ポート149aに流入させ、且つ、希釈物質はボア153aから第1キャビティ172へと流入する。その場合、希釈物質は第1管169から放出されると共に、噴射ノズル195は第1管169の端部に作用的に接続されることで該第1管169から希釈物質の扇形状噴射を生成する。
【0029】
もし押しボタン・バルブ154bのボタン155bが押圧されたなら、水はハウジング122の第5ボア133に流入して第2ボア127から流出する。その場合、水は第1セグメント107のボア110を通ると共に第2セグメント114のボア119を通り、ピストル117の開口117aから流出する。その場合に水は第2管170から放出され、且つ、トリガ103により制御されるピストル117のピン120は、第2管170から水が噴射される様式を決定する。故に、噴射の形式を変更する上で別体のセレクタは必要とされない。噴射の形式を変更する上記トリガ機構は、当業界で公知である。
【0030】
もし押しボタン・バルブ154cのボタン155cが押圧されたなら、水はハウジング122の第6ボア134に流入して第3ボア128から流出する。その場合、水はボア151bに流入することで物質を取入ポート149bに流入させ、且つ、希釈物質はボア153bから第3キャビティ174へと流入する。その場合、希釈物質は第3管171から放出されると共に、噴射ノズル194および網体213は第3管171の端部に作用的に接続されることで該第3管171から放出される物質の泡体を生成する。
【0031】
上述の如く好適実施例のガン100において、ひとつの物質は標準的な発泡手段を介して放出される泡状脱脂剤物質であり、且つ、第2物質は標準的な扇噴射ノズルを介して放出される殺菌噴霧である。また上述された如く、トリガ103により操作される濯ぎ水噴射は可変である。上記泡状脱脂剤噴射は約6フィート長さおよび2〜3フィート幅の範囲を有し、網体180が用いられたときに該網体180は流れを約1/2インチ幅まで集束させる。上記殺菌噴霧は、6フィート長さおよび3〜4フィート幅の範囲を有する。可変な濯ぎ噴射は3フィート乃至10フィートの範囲を有すると共に、トリガ103により制御される如くパターンおよび圧力が可変である。
【0032】
上記好適実施例は、2つの物質および濯ぎ水の各々に対する個別の水バルブを含む。斯かる3個の水バルブは相互に分岐することで、水は単一の水供給源から供給され得る。これらの水バルブの下流ではアスピレータが利用されることで、ベンチュリの原理により物質放出に影響を与える。
【0033】
トリガ103は第2管170から放出される濯ぎ水の噴射の形式を制御するが、トリガ103の使用は片手で行われ得る。濯ぎ水は絞りデバイスに流入し、その場合に水の絞りはガン100上のトリガ103により制御される。トリガ103がハンドル101に向けて引張移動されたとき、縁部106aおよび106bは第2セグメント114に接触して該第2セグメントを第2管170から離間すべく引張移動することから、ピストル117を内方に引張移動することにより、該第2管から流れる水の絞りに対して影響を与える。水のみの放出モードは、濯ぎトリガ103のスプリング力を減少すべく且つ全ての圧力にて上記機構の遮断を許容すべく、水圧平衡式濯ぎ機構を必要とする。而して濯ぎ水はトリガ103を用いて絞られ得るが、物質と水とによる希釈物質混合物は同様には絞られない、と言うのも、これは制限なしで全流量にて放出されるからである。
【0034】
本発明は、多くの二重物質システム(すなわち洗浄剤/香料および洗浄剤/殺菌剤)に適すると共に、食品サービス業における加工装置、床部、壁部および作業台面などの種々の用具での使用に適している。本発明は多くの多重物質システムに利用され得ると共に食品サービス業の用具に対する使用に限定されないことは理解される。本発明はひとつの物質および水と共に、又は、多数の物質および水と共に利用され得る。ガン100は、使用されるべき所望数の物質および水に適応するために更に少ないもしくは更に多い放出管および他の構成要素を包含すべく容易に改変され得ることは理解される。ガン100は、矩形タイルもしくはコンクリート床などに当該機構が継続的に落下されるなどの酷使的な環境に耐えるべく堅牢である。同様に、ガン100は比較的に小寸であると共に引張移動もしくは搬送されるときに軽量であり、且つ、カート・ユニット200上であれば容易に移動可能である。これに加え、ガン100は自明なもしくは最小限の操作指示を有することから、使用が容易である。これは部分的に、必要な部品および構成要素の全てがガン100内に取付けられ又は完備されるという事実に起因する。
【0035】
同様に、カート200および3路式押出成形供給ホース210の必要性を排除すべく用いられ得る物質供給源の他の形態も在る。たとえば、放出/濯ぎガン100に対して直接的に取付けられる小寸の物質収容カプセルが使用され得る。このカプセルは、ガン100の重量に悪影響しない様に十分に小寸であるが1種ないし2種の洗浄用途に対する物質を提供するに十分なほど大寸である。上記カプセルが空になったとき、該カプセルは容易に補充かつ交換されるか廃棄され得る。これらのカプセルは、ガン100において誤った物質が放出されるのを防止すべく、形状的除外手段もしくは一定の他の手段を有する。この形態は、3路式押出成形供給ホース210またはカート200を必要としない。それは水ホースを必要とするのみである。
【0036】
上記の詳細、各例および情報は本発明の構成を製造して使用するための完全な記述を提供する。本発明の精神および有効範囲から逸脱せずに本発明の多くの実施例が実現され得ることから、本発明は添付の各請求項に帰着する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 前方から見た放出/濯ぎガンの分解斜視図である。
【図2】 後方から見た放出/濯ぎガンの分解斜視図である。
【図3】 後方から見た図1の放出/濯ぎガンの斜視図である。
【図4】 図1の放出/濯ぎガンの前面図である。
【図5】 前方から見た図1の放出/濯ぎガンの斜視図である。
【図6】 カートに取付けられた図1の放出/濯ぎガンの斜視図である。
【図7】 押出成形ホースに接続されたホース部材の概略図である。
【図8】 図6における押出成形ホースおよび取付部品の分解図である。
【図9】 図1における放出/濯ぎガンのセレクタの底面図である。

Claims (9)

  1. 給水源から受けた水を放出すると共に希釈用液体供給源から受けた水により内部で希釈された物質を放出する装置であって、
    a.第1チャネルおよび第2チャネルを含むホース部材と、
    b.ハンドルを含む放出ガンであって、当該ガンは、水取入口と、水吐出口と、上記ホース部材の上記第1チャネルに作用的に接続されたホース受容部材とを含み、上記第1チャネルは上記水取入口と流体連通し、当該ガンは上記ホース部材の上記第1チャネルを介して給水を受ける、放出ガンと、
    c.上記ホース部材の上記第2チャネルに作用的に接続されると共に上記水吐出口に流体連通され且つ吐出口を有するアスピレータと、
    d.上記ホース部材の上記第2チャネルを介して上記ガンに物質を供給する物質供給源であって、上記アスピレータは上記水吐出口からの水により希釈された物質の使用溶液を生成し、該使用溶液は上記アスピレータの上記吐出口から出射する、物質供給源と、
    e.上記水吐出口に作用的に接続されて該水吐出口からの水を放出する第1ノズルと、
    f.上記水吐出口および上記アスピレータに流体連通された第1バルブならびに上記水吐出口および上記第1ノズルに流体連通された第2バルブであって、当該第1バルブは上記アスピレータを通じて上記第1チャネルを通る水の流れを制御し且つ当該第2バルブは上記第1チャネルを介して水の流れを制御し、当該第1バルブは上記水吐出口からの水が上記アスピレータ流れるのを許容し、上記アスピレータ内で生成された上記使用溶液が該アスピレータの上記吐出口を介して流れるのを許容し、且つ、当該第2バルブは上記水吐出口から上記第1ノズルに水が流入するのを許容する、第1バルブおよび第2バルブと、
    を備えた装置。
  2. 当該放出ガンに対するホルダと、物質容器とを収容するカートを更に備えて成る、請求項1記載の装置。
  3. 当該放出ガンは前記カートの車輪を更に備え、
    上記カートは所望箇所へと転動され得る、請求項2記載の装置。
  4. 前記ホース部材は水および所定物質を同時に移送し得る押出成形ホースである、請求項1記載の装置。
  5. 当該放出ガンはトリガを更に備え、
    上記トリガは当該放出ガンの前記第1ノズルから水が噴射される様式を制御かつ調節する、請求項1記載の装置。
  6. 当該放出ガンは前記第1バルブおよび前記第2バルブの近傍にて当該放出ガンに作用的に接続されたセレクタを更に備え、該セレクタは上記第1バルブと上記第2バルブとの間の切換えを行うことで当該放出ガンを介した水流および使用溶液流を制御する、
    請求項1記載の装置。
  7. 前記ホース部材の第3チャネルと、
    上記ホース部材の上記第3チャネルと作用的に接続されると共に前記水吐出口と流体連通する第2アスピレータであって吐出口を有する第2アスピレータと、
    上記ホース部材の上記第3チャネルを介して当該放出ガンに第2物質を供給する第2物質供給源であって、上記第2アスピレータは上記水吐出口からの水により希釈された第2物質の使用溶液を生成する、第2物質供給源と、
    上記水吐出口および上記第2アスピレータを相互接続することで、前記第1チャネルを介した水および上記第3チャネルを介した物質を制御する第3バルブであって、上記使用溶液は上記第2アスピレータの上記吐出口から放出され、当該第3バルブは水が上記水吐出口から上記第2アスピレータに流入するのを許容すると共に該アスピレータ内で生成された上記使用溶液が該第2アスピレータの上記吐出口を介して流れるのを許容する、第3バルブと、
    を更に備えて成る、請求項1記載の装置。
  8. 放出されるべき前記物質は原液である請求項1に記載の装置。
  9. 放出されるべき前記第2物質は第2原液である請求項7に記載の装置。
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