JP4886852B2 - 通信ネットワークにおいてデータパケットをルーティングするための方法とネットワークノード - Google Patents

通信ネットワークにおいてデータパケットをルーティングするための方法とネットワークノード Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載されている通信ネットワークにおいてデータをルーティングするための方法および請求項18の上位概念に記載されている通信ネットワークにおいてデータをルーティングするためのネットワークノードに関する。
データパケットの経路を求める際に、ネットワークノードはデータパケットを例えば可能な限り高速に受信側のネットワークノードに到達させるためにはどの経路においてデータパケットを転送すべきかを決定することが公知である。この工程はいわゆるルーティングとして公知である。ルーティングを実施するための種々のアプローチから種々のルーティングプロトコルが生じている。
その種のルーティングプロトコルによれば、求められたルートがライフタイム(「Lifetime」)、すなわちタイムアウトと関連付けられるが、付加的な制御パケットが無く求められたルートを確認できない場合にはライフタイムによってセットされたタイマの経過後にルーティングテーブルからルートが削除される。
モバイルのいわゆるアドホックネットワーク、殊に無線メッシュネットワーク(wireless mesh networks)に使用され、また距離ベクトル(Distance-Vector)方式に基づくリアクティブ型ルーティングプロトコル、例えばいわゆる「アドホックオンデマンド距離ベクトル」(AODV)プロトコル(Perkins, C. E., Belding-Royer, E. M., and Das, S. R. "Ad hoc On-Demand Distance Vector (AODV) Routing"IETF Experimental RFC 3561, July 2003. AODV RFCを参照されたい)または「ハイブリッド無線メッシュプロトコル」(HWMP)プロトコル(IEEE P802.11sm/D0.03, Draft amendment to Standard IEEE 802.11 TM: ESS Mesh Networking. IEEE, August 2006, work in Progressを参照されたい)においても同様のことが行われている。
通常の場合、ルートはネットワークにおいてルーティングテーブル内の相応のエントリを介してネットワークノードによって規定されている。送信元ノード(Source)から宛先ノード(Destination)までの経路上の各ネットワークノードは自身のルーティングテーブルに宛先ノードに関するエントリを有し、このエントリは宛先ノードDまでのルート上の隣接するホップ、すなわち制御すべき隣接するネットワークノードを示す。
AODVプロトコルおよびHWMPプロトコルは、全てのネットワークノードから送信元ノードまでのいわゆる「反転ルート(reverse routes)」を確立するいわゆる「ルート要求(Route Request)」メッセージ(RREQ)をネットワーク全体にブロードキャストすることにより応答型のルート検索を開始する。宛先ノードは同様に1つまたは複数のRREQを受信する。受信した各RREQパケットは送信元ノードまでの考えられるルートを表す。宛先ノードは選択された反転ルートにおいて「ルート応答(Route Reply)」メッセージ(RREP)をユニキャスト方式で送信し、このRREPメッセージはいわゆる「転送ルート(forward route)」を選択された経路上の全てのネットワークノードにエントリする。
このやり方における問題は、RREPが送信元ノードSに返送されてからこの送信元ノードSがデータを宛先ノードにDに送信し始めるときに反転ルートも依然として存在していなければならないので、RREQによって形成される反転ルートのライフタイムは十分に長くなければならないことである。
US 2005/094594 A1からは、ネットワークの目下の有効範囲がルーティングプロシージャの最適化のために求められ、このために端部ノードのライフタイムが使用される方法ならびに装置が公知である。
WO 2005/091576 Aからは、ネットワークの目下の状態データ、例えばバッテリ寿命が最適なルートを決定するために使用される方法および装置が公知である。
W02005/062554 Aからは、データパケットのルーティングが目下のコネクションの状態(「リンク状態(link status)」)を基礎として行われる、ルーティングの効率を高める方法ならびに装置が公知である。
本発明が基礎とする課題は、従来技術の欠点を解消する方法ならびに装置を提供することである。
この課題は、請求項1の上位概念に記載されている方法を基礎として、その特徴部分に記載されている特徴的構成によって解決され、また請求項18の上位概念に記載されているネットワークノードを基礎として、その特徴部分に記載されている特徴的構成によって解決される。
通信ネットワーク、殊に複数のネットワークノードから形成されている無線通信ネットワークにおいてデータパケットをルーティングするための本発明による方法においては、データパケットのソースとして機能する第1のネットワークノードから、データパケットのシンクとして機能する第2のネットワークノードにデータパケットを伝送するために、データパケットが通信ネットワークの送信元ノードには接続されていない少なくとも1つの別のネットワークノード(A,B,G,D)を用いて伝送され、送信元ノードから出発して、別のネットワークノードがシンクノード(D)と一致するまで各別のネットワークノードに第1のネットワークメッセージが連続的に転送されるように、少なくとも複数の別のネットワークノードに第1のネットワークメッセージが伝送され、ここで第1のネットワークメッセージはこの第1のネットワークメッセージに対応付けられている第1の有効期間の値を含み、第1のメッセージに基づき、送信元ノードまでの経路上にある次のネットワークノードに関する第1の情報ならびに第1の有効期間の値が目下の別のネットワークノードに一時的に記憶されるように各別のネットワークノードにルート情報が提供され、シンクノードから送信された、第1のネットワークメッセージを確認する第2のネットワークメッセージが送信元ノードによって受信されるまで全ての第1の情報が少なくとも記憶され続けるようにその都度の第1の有効期間の値が記憶される。
この方法によって、ネットワークノードのうちの1つにおけるそれぞれの反転ルートの早期のタイムアウト、もしくは空白部分の発生も回避するライフタイムが反転ルートの一部を成す全てのネットワークノードに対して使用されることが保証されている。さらにはネットワークノードにおける第1の有効期間の値を時点として表すこともできる。これにより有利には、中間ノードが無くともシンクノードに到達することができる。これは全体で僅か2つのノード、すなわちソースとシンクしか存在しない場合にも機能する。
さらには本発明による方法によって、各ルート要求に対して、または各ルート要求を用いて種々のライフタイムをコンフィギュレートすることができるので、ネットワークまたは個々のネットワークノードの目下の特性に良好に適合させることができる。
有利には、第1の有効期間の値が記憶されるが、この記憶は目下のネットワークノード内にその第1の有効期間の値よりも大きい値が既に記憶されている場合には行われない。つまりは必要に応じてより良好に適合されている比較的大きい値を維持し続けることができ、また急速なタイムアウトまたはルート内の空白部分を回避する最小のライフタイムを本発明により確保することも保証される。
さらに有利には、本発明による方法では第1の有効期間の値が動的に生成される。これによって、最小ライフタイムが最適に目下のネットワーク特性に適合されていることが保証されるので、本発明によれば信頼性が高いという利点が達成される。
本方法の別の有利な実施形態によれば、値の形成がAODVプロトコルに従い関数
max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)
ただし、
MinimalLifetime = (current_time + 2*NET_TRAVERSAL_TIME - 2*HopCount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
によって定義されている。ここで、
ExistingLifetimeは、送信元ノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
MinimalLifetimeは、少なくともセットすべきライフタイムの推定値を表し、
current_timeは、目下のシステムタイムを表し、
NET_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークを介するRREQの送信の最大持続時間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第1のパラメータを表し、
HopCountは、RREQの更新されたフィールドrreq.hopcountから取得することができる、目下のノードも含めたネットワークノードまでにRREQパケットが通過する別のネットワークノードの数を表し、
NODE_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークノードにおけるパケットの最大処理時間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第2のパラメータを表す。殊に、正確なHopCountが存在するためには、受信後にHopCountフィールドを1高める必要がある。この実施形態は殊に無線メッシュネットワークに適している。
択一的または付加的に、本方法の有利な実施形態によれば、第1の有効期間の値がHWMPプロトコルに従い
current_time + HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUT
によって規定される。ただし、
current_timeは、目下のシステムタイムであり、
HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUTはネットワークノード毎にコンフィギュレート可能なパラメータである。ここでもまた標準IEEE802.11に従い公知であるような無線メッシュネットワークとしての特性が得られる。
有利には第1のメッセージがルート要求「RREQ」メッセージとして形成される。何故ならば、このタイプのメッセージは反転ルートを確立するために必要とされ、また関与する全てのネットワークノードに到達するからである。
RREQメッセージが第1の有効期間に関するデータフィールドについて拡張されている場合には、本発明による利点を達成することに殊に適している。ネットワークノードはいずれにせよ必要とされるRREQメッセージの評価の際に最小ライフタイムを簡単に抽出することができ、また必要に応じて引き継ぐことができる。これによって得られる大きな利点は、ただ1つのノード(送信元ノードS)がルート全体に関するライフタイムを設定することである。したがって、本来的には全て等しいことが望ましい、ノードにおいてセットされる値が種々の値を取る問題は回避される。
有利には、データフィールドに関して4オクテットの長さが確保されている。
RREQメッセージにおける第1の有効期間に関するデータフィールド(rreq.lifetime)を上述の有効期間に応じた値を用いてAODVプロトコルに従いソースノードにおいてセットすることができる。ただし
rreq.lifetime = 2*NET_TRAVERSAL_TIME
ここで、
NET_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークノード毎に調整可能な第1のパラメータを表し、この第1のパラメータはネットワークを介するRREQの送信の最大持続時間の推定値を表す。この実施形態は殊に無線メッシュネットワークに適している。
択一的または付加的に、RREQメッセージにおける第1の有効期間の値が送信元ノードにおいてHWMPプロトコルに従い
rreq.lifetime = HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUT
によって規定される。ただし、
HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUTは、ネットワークノード毎にコンフィギュレート可能なパラメータである。ここでもまた標準IEEE802.11に従い公知であるような無線メッシュネットワークとしての特性が得られる。
択一的または付加的に、RREQメッセージにおける第1の有効期間の値を最小限必要とされる有効期間の値よりも大きい任意の値を用いて送信元ノードにおいてセットすることができる。
RREQメッセージを処理する別のネットワークノードは反転ルートの第1の有効期間に関して、第1の有効期間の値rreq.lifetimeを引き継ぐ。
別の有利な実施形態においては、第1の有効期間が相応のネットワークノードに記憶される前に、別のネットワークノードが反転ルートの第1の有効期間をAODVの上記の式
max (ExistingLifetime, MinimalLifetime)
ただし
MinimalLifetime = (current_time + rreq.lifetime - X*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
ただしXは{1,2}
によって適合させる。RREQメッセージにおける第1の有効期間は変更されないままである。この実施形態はAODVプロトコルの使用に際しX=2にセットされている場合には殊に有利である。何故ならば、RREPは純粋に理論的に同一の残りのライフタイムで各中間ノードに達するからである。X=1により残りのライフタイムは送信元ノードに近付くほど増加するので、このことは反転ルートの最後の部分を比較的長く使用することに関して有利である。
択一的に、この適合をRREQメッセージにおける第1の有効期間の低減によって達成することができる。この第1の有効期間は関数
rreq.lifetime := rreq.lifetime - X * NODE_TRAVERSAL_TIME
ただしXは{1,2}、
に応じて更新される。この更新はこの有効期間が目下のネットワークノードにおける第1の有効期間として記憶される前に実施される。転送されるRREQメッセージは更新され適合されたライフタイムを含む。
本発明による方法を有利に具体化した実施形態はライフタイムの値のセットに関して以下のヴァリエーションによって表される:
a.(中間)ノードにおけるセット
i.max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)、ただしMinimalLifetimeはこのRREQに関して使用されるべきライフタイムである
ii.AODVプロトコルに従う:max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)、ただしMinimalLifetime = (current_time + 2*NET_TRAVERSAL_TIME - 2*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
iii.改良されたAODVプロトコルに従う:max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)、ただしMinimalLifetime = (current_time + 2*NET_TRAVERSAL_TIME - rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
iv.HWMPプロトコルに従う:max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)、ただしMinimalLifetime = HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUT
v.max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)、ただしMinimalLifetime = rreq.lifetime
vi.max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)、ただしMinimalLifetime = (current_time + rreq.lifetime - X*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME)、ここでX = {1,2}
b.第1の有効期間の値のセット(rreq.lifetime)
i.固定の値をAODVプロトコルの場合と同様にセットする、ただしrreq.lifetime = 2*NET_TRAVERSAL_TIME(何故ならば送信元ノードにおいては hopcount = 0であるので、第2項は省略される)。中間ノードではRREQにおけるこの値が引き継がれる。
ii.固定の値をHWMPプロトコルの場合と同様にセットする、ただしrreq.lifetime = HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUT。中間ノードではRREQにおけるこの値が引き継がれる。
iii.十分に大きいrreq.lifetimeに関する固定の値をセットする。中間ノードではRREQにおけるこの値が引き継がれる。
iv.i〜iiiと同様に実施されるが、中間ノードではRREQにおけるライフタイムに関する値がrreq.lifetime := rreq.lifetime - X*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME)、ただしX = {1,2}、を用いて適合される。
このようにして、ライフタイムを時点(ここではcurrent_timeである)としてセットする技術的な実現形態が達成される。択一的または付加的に、ルーティングテーブルにおいてライフタイムを期間としてセットすることができる。
第2のメッセージがルート応答「RREP」メッセージとして形成される場合には、本発明の実施形態は殊に無線メッシュネットワークにおいてサポートされる。シンクノードにおいてRREPメッセージの第2の有効期間の値が第1の有効期間の値と同じ値にセットされる場合には有利である。往路と復路がほぼ同じ、または非常に近いライフタイムを有する場合には有利である。
本発明によるネットワークノードは、本発明による方法を実施する手段を有しており、それにより本発明による方法の利点も提供できるので、この本発明による方法を実現することができる。
本発明のさらなる詳細ならびに利点を図面に示した本発明の実施例に基づき詳細に説明する。
本発明が基礎とする例示的なシナリオとしての無線メッシュネットワークを示す。 HWMPプロトコルに従いライフタイムに関するデータフィールドついて本発明により拡張されたRREQメッセージの実施例を示す。 ルーティングテーブルに基づき示された、本発明による方法の実施例の概略的な経過の一部を示す。 ルーティングテーブルに基づき示された、本発明による方法の実施例の概略的な経過の一部を示す。 ルーティングテーブルに基づき示された、本発明による方法の実施例の概略的な経過の一部を示す。 ルーティングテーブルに基づき示された、本発明による方法の実施例の概略的な経過の一部を示す。 ルーティングテーブルに基づき示された、本発明による方法の実施例の概略的な経過の一部を示す。
図1には、従来技術によるネットワーク内に設けることができるようなネットワークノードの例示的な配置構成が示されている。したがってネットワークノードのこの配置構成は、問題を発見するための本発明の基本的な着想を説明するための1つのシナリオを示す。
例示的に無線メッシュネットワークとして構成されているネットワークノードが概略的に示されている。このネットワークに関して存在する無線コネクションは破線によって示唆されている。
さらにこのシナリオにおいてはデータの送信を行う送信元ノードSが示されており、この送信元ノードSから宛先ノードDへのデータの伝送が所望されている。
このために送信元ノードSは基本的に、ネットワークにおいて送信元ノードSと宛先ノードDとの間に存在する全てのネットワークノードA〜Gを使用することができる。
適切な経路を発見するために、AODVプロトコルおよびHWMPプロトコルに従い「ルート要求」メッセージ(RREQ)を用いて必要なルート検索が実施され、このルート要求メッセージにより全てのネットワークノードA〜Gおよび宛先ノードDから送信元ノードSまでの「反転ルート」、すなわち送信元ノードSへと向かうルートが確立される。
上述したように、宛先ノードDは同様に1つまたは複数のRREQを受信する。受信した各RREQパケットは送信元ノードSまでの考えられるルートを表す。
宛先ノードDは選択された反転ルートにおいて「ルート応答」メッセージ(RREP)をユニキャスト方式で送信する。このルート応答メッセージによりいわゆる「転送ルート」、すなわち宛先ノードDへと向かうルートが選択された経路上の全てのネットワークノードA〜Gならびに送信元ノードSにエントリされる。
RREQによって形成される反転ルートのライフタイムは十分に長くなくてはならない。何故ならば、RREPが送信元ノードSに返送され、この送信元ノードSが宛先ノードDへのデータ伝送を開始する場合には反転ルートも依然として存在していなければならないからである。
AODVプロトコルによれば、反転ルートのライフタイムは各ネットワークノードにおいて個別にコンフィギュレートされた定数に基づき計算される。この計算は以下のように実施される:
RREQメッセージを受信すると、送信元ノードに対応付けられているIPアドレスの反転ルートのライフタイムに関するエントリがAODVプロトコルに従い、最大値
(ExistingLifetime, MinimalLifetime)
としてその都度セットされる。ただしAODVプロトコルに従い、
MinimalLifetime = (current time + 2*NET_TRAVERSAL_TIME - 2*HopCount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
が規定されている。
ExistingLifetimeは場合によっては既に存在している送信元ノードSまでの経路のライフタイムである。NET_TRAVERSAL_TIMEおよびNODE_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークノード毎にコンフィギュレート可能であり、且つ各ノードにおいてセットされているパラメータである。これらの値が全てのノードにおいて等しい場合には、本発明の実施にとって殊に有利である。
HWMPプロトコルに従い反転ルートのライフタイムは、各メッシュネットワークノードにおいて個別にコンフィギュレートすべき固定のパラメータHWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUTに応じてセットされている。
上記のようにコンフィギュレート可能なパラメータに関して相応の標準はデフォルト値を設定している。しかしながら固有の値をパラメータに割り当てることもできる。
ここで選択した例のような従来技術から公知のシナリオでは、AODVプロトコルまたはHMWPプロトコルを使用した場合でもRREQメッセージによって形成される反転ルートの全てのライフタイムが十分に長いことを保証しなくてはならないことが本発明により分かった。このライフタイムが該当するいずれかのネットワークノードA〜GおよびDにおいて過度に短いことを回避しなければならない。何故ならば、そのような短いライフタイムを回避できない場合には反転ルートに空白部分もしくは中断部分が生じる虞があるからである。
したがって本発明によれば、RREQメッセージによってセットされたルートのライフタイムに関するフィールドがRREQメッセージのデータフィールドに挿入されることよってRREQメッセージが拡張されることが提案され、このことは図2に示されている実施例から見て取れる。
本発明の別の実施例として、目下のところHWMPプロトコルにおいてのみ知られているルート通知(Root Announcement)メッセージも、このメッセージによってセットされている、通知が行われたルートネットワークノードまでのルートのライフタイムに関するフィールドをメッセージのデータフィールドに含むべきである。
本発明によれば、RREQを形成する送信元ノードSがライフタイムに関する本発明によるフィールド内に、このRREQメッセージを用いて形成された送信元ノードSまでの反転ルートのライフタイムがRREQメッセージを受信するネットワークノードのルーティングテーブル内にセットされる期間をエントリするので、シンクノードから送信された、第1のネットワークメッセージを確認する第2のネットワークメッセージが送信元ノードによって受信されるまで少なくとも反転ルートは存在する。
送信元ノードSは例えばAODVプロトコルのようにライフタイムに関する値をRREQパケットにおいて、送信元ノードに関してパラメータhopcountの値は「0」であることを考慮して、上記においてAODVプロトコルについて説明した式2*NET_TRAVERSAL_TIMEに応じてセットすることができ、他方ではHWMPプロトコルに従い送信元ノードSはライフタイムに関する値をRREQパケットにおいて例えばパラメータHWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUTを用いてセットすることができる。
RREQパケットを受信したネットワークノードは続いて、RREQパケットによって既知にされた送信元ノードSまでのルートを形成するか更新する。送信元ノードSまでの反転ルートが形成されると、相応のネットワークノードはRREQパケットからのライフタイム値をネットワークノードのルーティングテーブルにおけるルートのライフタイムフィールドに挿入する。
送信元ノードSまでのルートが既に存在する場合には、本発明によればルーティングテーブルにおける相応のライフタイムフィールドがこのルーティングテーブル内に存在するライフタイムの最大値およびRREQパケットからのライフタイムを用いて関数max(ExistingLifetime, rreq.lifetime)に従い更新される。
有利には、RREQパケットからのライフタイムの値は、ネットワークノードがデータパケットの転送によって相応のルートのライフタイムを更新する際に使用できるようにするためにネットワークノードに記憶されるべきである。
択一的または付加的に、RREQメッセージに対するRREPメッセージを形成するネットワークノードはRREQパケットからのライフタイムの値をRREPパケット内のライフタイムに関する値として使用することができる。これは有利であるが、必ずしも必要ではない。
本発明によればRREQメッセージに関して全てのネットワークノードが、RREQメッセージにおいて設定されている、送信元ノードSまでの反転ルートに関するライフタイムを少なくとも使用することが保証される。
これによって、ネットワークノードにおける反転ルートの非常に速いタイムアウトに起因するルート内の個々の空白部分が回避される。
さらに本発明によれば反転ルートのライフタイムは所定のルート要求にのみ結び付けられている。これによって種々のルート要求が種々のライフタイムを設定することができる。従来技術によれば全てのネットワークノードにおいてライフタイムに関して同一の値がコンフィギュレートされるので、その値を変更無く全てのRREQに対して使用しなければならない。
図2に示されている例のような本発明によるライフタイムの挿入を使用して、図1に示した例示的なトポロジに基づき以下では本発明により実現されるルーティングの経過を説明する。
宛先ノードDまでのルートを求めるために、送信元ノードSは検索された目的地としての宛先ノードDおよびパラメータrreq.lifetime=5によって設定されたライフタイムを用いてルート要求を開始する。
図3Aにおいては、RREQメッセージが送信される前の選択されたメッシュネットワークノードA〜Sのルーティングテーブルが示されている。
この状態から出発して、図3Bには第1のネットワークノードAによって送信元ノードSからのRREQメッセージが受信された後の同一のネットワークノードが示されている。この実施例においては、第1のネットワークノードAによってRREQメッセージが処理された後にこの第1のネットワークノードAのルーティングテーブルは変更されていないことが見て取れる。これは既に存在する送信元ノードSまでのルートの既存のライフタイムがパラメータrreq.lifetimeによって設定された値よりも大きいという結果を表しており、したがって絶対的に必要とされるライフタイムを本発明により確保することは確実に保証されている。
図3Cにおいては、第2のネットワークノードBが第1のネットワークノードAから転送されたRREQメッセージを受信するとテーブルはどのように表されるかが示されている。この第2のネットワークノードBにおいても第1のネットワークノードAと同様に既存のルーティングテーブルは変更されていないことが見て取れる。何故ならば、この第2のネットワークノードBにもパラメータrreq.lifetimeによって設定された値よりも大きいライフタイムの値がエントリされていたからである。
図3Dにおいては、第2のネットワークノードBがRREQメッセージを宛先ノードDまでの経路上にある第3のネットワークノードGに転送するとテーブルはどのように表されるかが示されている。第2のネットワークノードBから転送されたRREQメッセージが第3のネットワークノードGによって受信された後に、RREQメッセージの評価の結果として第3のネットワークノードGに関するテーブルにエントリが行われたことが見て取れる。
第3のネットワークノードGはRREQメッセージを受信する時点まで送信元ノードSまでのルートを有していなかったのでこのエントリが行われている。さらには、第3のネットワークノードGがRREQメッセージから取得することができたライフタイム(rreq.lifetime=5)もテーブルにエントリされる。何故ならば、それまで第3のネットワークGはライフタイムに関する値を有しておらず、またパラメータrreq.lifetimeの値によって本発明に従いライフタイムの最小必要値を取得して設定したからである。
最後に、宛先ノードDが第3のネットワークノードGから転送されたRREQメッセージを受信する。宛先ノードDはそれまで送信元ノードSまでのルートを有していなかったのでルートがエントリされる。これは図3Eに示されている。さらには第3のネットワークノードGの場合と同じやり方で、RREQパケットに包含されているパラメータrreq.lifetimeからライフタイムが引き継がれる。
したがって本発明による方法を使用することにより、送信元ノードSまでの反転ルートに関する全てのエントリが値5の少なくとも1つのライフタイムを有し、このライフタイムは所属のRREPメッセージが送信元ノードSに到達するまでに関与する全てのネットワークノードが反転ルートを維持することを保証する。

Claims (18)

  1. 通信ネットワーク、例えば複数のネットワークノード(A〜S)から形成されている無線通信ネットワークにおいてデータパケットをルーティングするための方法において、
    a)前記データパケットのソースとして機能する第1のネットワークノード(S)から、データパケットのシンクとして機能する第2のネットワークノード(D)にデータパケットを伝送するために、前記データパケットを少なくとも1つの別のネットワークノード(A,B,G,D)を用いて伝送し、
    b)第1の有効期間の値を含む第1のネットワークメッセージを送信元ノードから出発して少なくとも前記別のネットワークノードに伝送し、該別のネットワークノードがシンクノード(D)と一致するまで前記第1のネットワークメッセージを各別のネットワークノードに連続的に転送し、
    c)前記第1のメッセージに基づき各別のネットワークノードにルート情報を提供し、目下の別のネットワークノードに送信元ノードまでの経路上にある次のネットワークノードに関する第1の情報ならびに第1の有効期間の値を一時的に記憶し、
    d)シンクノードから送信された、第1のネットワークメッセージを確認する第2のネットワークメッセージが送信元ノードによって受信されるまで全ての第1の情報を少なくとも記憶し続けるようにその都度の第1の有効期間の値を記憶することを特徴とする、通信ネットワークにおいてデータパケットをルーティングするための方法。
  2. 前記第1のネットワークメッセージをルート要求「RREQ」メッセージとして形成する、請求項1記載の方法。
  3. 前記第1の有効期間の値が目下のネットワークノード内に既に記憶されている値よりも大きい場合に記憶し、小さい場合には記憶しない、請求項記載の方法。
  4. 前記第1の有効期間に関する値を関
    max(ExistingLifetime, MinimalLiftime)
    によって求め、求められた値を記憶し、ここで、
    ExistingLifetimeは、前記ソースノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
    MinimalLifetimeは、少なくともセットすべきライフタイムの推定値を表す、請求項記載の方法。
  5. 記第1の有効期間に関する値をAODVプロトコルに従い関数
    max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)
    ただし、
    MinimalLifetime = (current_time + 2*NET_TRAVERSAL_TIME - 2*HopCount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
    によって求め、求められた値を記憶し、ここで、
    ExistingLifetimeは、前記ソースノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
    MinimalLifetimeは、少なくともセットすべきライフタイムの推定値を表し、
    current_timeは、目下のシステムタイムを表し、
    NET_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークを介するRREQの送信の最大持続期間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第1のパラメータを表し、
    HopCountは、RREQの更新されたフィールドrreq.hopcountから取得することができる、目下のノードも含めたネットワークノードまでにRREQパケットが通過する別のネットワークノードの数を表し、
    NODE_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークノードにおけるパケットの最大処理時間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第2のパラメータを表す、請求項からまでのいずれか1項記載の方法。
  6. 記第1の有効期間に関する値を改良されたAODVプロトコルに従い関数
    max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)
    ただし、
    MinimalLifetime = (current_time + 2*NET_TRAVERSAL_TIME - HopCount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
    によって求め、求められた値を記憶し、ここで、
    ExistingLifetimeは、前記ソースノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
    MinimalLifetimeは、少なくともセットすべきライフタイムの推定値を表し、
    current_timeは、目下のシステムタイムを表し、
    NET_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークを介するRREQの送信の最大持続期間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第1のパラメータを表し、
    HopCountは、RREQの更新されたフィールドrreq.hopcountから取得することができる、目下のノードも含めたネットワークノードまでにRREQパケットが通過する別のネットワークノードの数を表し、
    NODE_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークノードにおけるパケットの最大処理時間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第2のパラメータを表す、請求項からまでのいずれか1項記載の方法。
  7. 記第1の有効期間に関する値をHWMPプロトコルに従い関数
    max(ExistingLifetime, MinimalLiftime)
    ただし、
    MinimalLifetime = HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUT
    によって求め、求められた値を記憶し、ここで、
    ExistingLifetimeは、前記ソースノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
    HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUTは、ネットワークノード毎にコンフィギュレート可能なパラメータを表す、請求項からまでのいずれか1項記載の方法。
  8. 記第1の有効期間に関する値を関数
    max(ExistingLifetime, MinimalLiftime)
    ただし、
    MinimalLiftime = rreq.lifetime
    によって求め、求められた値を記憶し、ここで、
    ExistingLifetimeは、ソースノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
    MinimalLifetimeは、少なくともセットすべきライフタイムを表し、
    rreq.lifetimeは、前記第1の有効期間の値を表す、請求項記載の方法。
  9. 記第1の有効期間に関する値をAODVプロトコルに従い関数
    max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)
    ただし、
    MinimalLifetime = (current_time + rreq.lifetime - X*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
    且つ
    X = {1,2}
    によって求め、求められた値を記憶し、ここで、
    NODE_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークノードにおけるパケットの最大処理時間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第2のパラメータを表し、
    ExistingLifetimeは、前記ソースノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
    MinimalLifetimeは、少なくともセットすべきライフタイムを表し、
    rreq.lifetimeは、前記第1の有効期間の値を表し、
    current_timeは、目下のシステムタイムを表し、
    rreq.hopcountは、RREQの更新されたフィールドrreq.hopcountから取得することができる、目下のノードも含めたネットワークノードまでにRREQパケットが通過する別のネットワークノードの数を表す、請求項からまでのいずれか1項記載の方法。
  10. 前記第1の有効期間の値を動的に生成し、
    i.固定の値をAODVプロトコルの場合と同様にセットし、中間ノードではRREQにおける前記値を引き継ぎ、ただしrreq.lifetime = 2*NET_TRAVERSAL_TIME(何故ならば送信元ノードにおいては hopcount = 0であるので、第2項は省略される)
    ii.固定の値をHWMPプロトコルの場合と同様にセットし、中間ノードではRREQにおける前記値を引き継ぎ、ただしrreq.lifetime = HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUT
    iii.十分に大きいrreq.lifetimeに関する固定の値をセットし、中間ノードではRREQにおける前記値を引き継ぎ、
    iv.i〜iiiと同様に実施されるが、中間ノードではRREQにおけるライフタイムに関する値をrreq.lifetime := rreq.lifetime - X*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME、ただしX = {1,2}、を用いて適合させる、請求項からまでのいずれか1項記載の方法。
  11. 前記第1の有効期間の値を
    rreq.lifetime = 2*NET_TRAVERSAL_TIME
    によって決定し、ここで、
    rreq.lifetimeは、前記第1の有効期間の値を表し、
    NET_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークを介するRREQの送信の最大持続期間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第1のパラメータを表す、請求項記載の方法。
  12. 前記第1の有効期間の値を
    rreq.lifetime = HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUT
    によって決定し、ここで、
    rreq.lifetimeは、前記第1の有効期間の値を表し、
    HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUTは、ネットワークノード毎にコンフィギュレート可能なパラメータを表す、請求項記載の方法。
  13. 前記第1の有効期間の値を
    rreq.lifetime := rreq.lifetime - X*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL, TIME)
    且つX = {1,2}
    によって決定し、ここで、
    rreq.lifetimeは、前記第1の有効期間の値を表し、
    rreq.hopcountは、RREQの更新されたフィールドrreq.hopcountから取得することができる、目下のノードも含めたネットワークノードまでにRREQパケットが通過する別のネットワークノードの数を表し、
    NODE_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークノードにおけるパケットの最大処理時間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第2のパラメータを表す、請求項から12までのいずれか1項記載の方法。
  14. RREQメッセージを前記第1の有効期間に関するデータフィールドについて拡張する、請求項から12までのいずれか1項記載の方法。
  15. 前記データフィールドに関して4オクテットの長さが確保されている、請求項14記載の方法。
  16. 前記第2のネットワークメッセージをルート応答「RREP」メッセージとして形成する、請求項から15までのいずれか1項記載の方法。
  17. 前記シンクノード(D)においてRREPメッセージの第2の有効期間の値を第1の有効期間の値と同じ値にセットする、請求項から16までのいずれか1項記載の方法。
  18. 請求項1から17までのいずれか1項記載の方法を実行する手段を備えていることを特徴とする、通信ネットワークにおいてデータパケットをルーティングするためのネットワークノード。
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