JP2010502069A - 通信ネットワークにおいてデータパケットをルーティングするための方法とネットワークノード - Google Patents
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Abstract
Description
max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)
ただし、
MinimalLifetime = (current_time + 2*NET_TRAVERSAL_TIME - 2*HopCount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
によって定義されている。ここで、
ExistingLifetimeは、送信元ノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
MinimalLifetimeは、少なくともセットすべきライフタイムの推定値を表し、
current_timeは、目下のシステムタイムを表し、
NET_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークを介するRREQの送信の最大持続時間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第1のパラメータを表し、
HopCountは、RREQの更新されたフィールドrreq.hopcountから取得することができる、目下のノードも含めたネットワークノードまでにRREQパケットが通過する別のネットワークノードの数を表し、
NODE_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークノードにおけるパケットの最大処理時間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第2のパラメータを表す。殊に、正確なHopCountが存在するためには、受信後にHopCountフィールドを1高める必要がある。この実施形態は殊に無線メッシュネットワークに適している。
current_time + HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUT
によって規定される。ただし、
current_timeは、目下のシステムタイムであり、
HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUTはネットワークノード毎にコンフィギュレート可能なパラメータである。ここでもまた標準IEEE802.11に従い公知であるような無線メッシュネットワークとしての特性が得られる。
rreq.lifetime = 2*NET_TRAVERSAL_TIME
ここで、
NET_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークノード毎に調整可能な第1のパラメータを表し、この第1のパラメータはネットワークを介するRREQの送信の最大持続時間の推定値を表す。この実施形態は殊に無線メッシュネットワークに適している。
rreq.lifetime = HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUT
によって規定される。ただし、
HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUTは、ネットワークノード毎にコンフィギュレート可能なパラメータである。ここでもまた標準IEEE802.11に従い公知であるような無線メッシュネットワークとしての特性が得られる。
max (ExistingLifetime, MinimalLifetime)
ただし
MinimalLifetime = (current_time + rreq.lifetime - X*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
ただしXは{1,2}
によって適合させる。RREQメッセージにおける第1の有効期間は変更されないままである。この実施形態はAODVプロトコルの使用に際しX=2にセットされている場合には殊に有利である。何故ならば、RREPは純粋に理論的に同一の残りのライフタイムで各中間ノードに達するからである。X=1により残りのライフタイムは送信元ノードに近付くほど増加するので、このことは反転ルートの最後の部分を比較的長く使用することに関して有利である。
rreq.lifetime := rreq.lifetime - X * NODE_TRAVERSAL_TIME
ただしXは{1,2}、
に応じて更新される。この更新はこの有効期間が目下のネットワークノードにおける第1の有効期間として記憶される前に実施される。転送されるRREQメッセージは更新され適合されたライフタイムを含む。
a.(中間)ノードにおけるセット
i.max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)、ただしMinimalLifetimeはこのRREQに関して使用されるべきライフタイムである
ii.AODVプロトコルに従う:max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)、ただしMinimalLifetime = (current_time + 2*NET_TRAVERSAL_TIME - 2*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
iii.改良されたAODVプロトコルに従う:max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)、ただしMinimalLifetime = (current_time + 2*NET_TRAVERSAL_TIME - rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
iv.HWMPプロトコルに従う:max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)、ただしMinimalLifetime = HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUT
v.max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)、ただしMinimalLifetime = rreq.lifetime
vi.max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)、ただしMinimalLifetime = (current_time + rreq.lifetime - X*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME)、ここでX = {1,2}
b.第1の有効期間の値のセット(rreq.lifetime)
i.固定の値をAODVプロトコルの場合と同様にセットする、ただしrreq.lifetime = 2*NET_TRAVERSAL_TIME(何故ならば送信元ノードにおいては hopcount = 0であるので、第2項は省略される)。中間ノードではRREQにおけるこの値が引き継がれる。
ii.固定の値をHWMPプロトコルの場合と同様にセットする、ただしrreq.lifetime = HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUT。中間ノードではRREQにおけるこの値が引き継がれる。
iii.十分に大きいrreq.lifetimeに関する固定の値をセットする。中間ノードではRREQにおけるこの値が引き継がれる。
iv.i〜iiiと同様に実施されるが、中間ノードではRREQにおけるライフタイムに関する値がrreq.lifetime := rreq.lifetime - X*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME)、ただしX = {1,2}、を用いて適合される。
RREQメッセージを受信すると、送信元ノードに対応付けられているIPアドレスの反転ルートのライフタイムに関するエントリがAODVプロトコルに従い、最大値
(ExistingLifetime, MinimalLifetime)
としてその都度セットされる。ただしAODVプロトコルに従い、
MinimalLifetime = (current time + 2*NET_TRAVERSAL_TIME - 2*HopCount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
が規定されている。
Claims (18)
- 通信ネットワーク、例えば複数のネットワークノード(A〜S)から形成されている無線通信ネットワークにおいてデータパケットをルーティングするための方法において、
a)前記データパケットのソースノードとして機能する第1のネットワークノード(S)から、データパケットのシンクノードとして機能する第2のネットワークノード(D)にデータパケットを伝送するために、前記データパケットを少なくとも1つの別のネットワークノード(A,B,G,D)を用いて伝送し、
b)前記ソースノードから出発して、別のネットワークノードがシンクノード(D)と一致するまで各別のネットワークノードに第1のネットワークメッセージが連続的に転送されるように、少なくとも前記別のネットワークノードに第1のネットワークメッセージを伝送し、
c)前記第1のネットワークメッセージに基づき、前記ソースノードまでの経路上の隣接するネットワークノードに関する第1の情報ならびに第1の有効期間の値が目下の別のネットワークノードに一時的に記憶されるようにそれぞれの前記別のネットワークノードにルート情報を提供し、
d)前記シンクノードから送信された、前記第1のネットワークメッセージを確認する第2のネットワークメッセージが前記ソースノードによって受信されるまで全ての第1の情報を少なくとも記憶し続けるようにその都度の有効期間の値を記憶することを特徴とする、無線通信ネットワークにおいてデータパケットをルーティングするための方法。 - 前記第1の有効期間の値が目下のネットワークノード内に既に記憶されている値よりも大きい場合に記憶し、小さい場合には記憶しない、請求項1記載の方法。
- 記憶すべき前記第1の有効期間の値を関数
max(ExistingLifetime, MinimalLiftime)
によって求め、該第1の有効期間の値を記憶し、ここで、
ExistingLifetimeは、前記ソースノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
MinimalLifetimeは、少なくともセットすべきライフタイムの推定値を表す、請求項1または2記載の方法。 - 記憶すべき前記第1の有効期間の値をAODVプロトコルに従い関数
max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)
ただし、
MinimalLifetime = (current_time + 2*NET_TRAVERSAL_TIME - 2*HopCount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
によって求め、該第1の有効期間の値を記憶し、ここで、
ExistingLifetimeは、前記ソースノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
MinimalLifetimeは、少なくともセットすべきライフタイムの推定値を表し、
current_timeは、目下のシステムタイムを表し、
NET_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークを介するRREQの送信の最大持続期間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第1のパラメータを表し、
HopCountは、RREQの更新されたフィールドrreq.hopcountから取得することができる、目下のノードも含めたネットワークノードまでにRREQパケットが通過する別のネットワークノードの数を表し、
NODE_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークノードにおけるパケットの最大処理時間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第2のパラメータを表す、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。 - 記憶すべき前記第1の有効期間の値を改良されたAODVプロトコルに従い関数
max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)
ただし、
MinimalLifetime = (current_time + 2*NET_TRAVERSAL_TIME - HopCount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
によって求め、該第1の有効期間の値を記憶し、ここで、
ExistingLifetimeは、前記ソースノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
MinimalLifetimeは、少なくともセットすべきライフタイムの推定値を表し、
current_timeは、目下のシステムタイムを表し、
NET_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークを介するRREQの送信の最大持続期間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第1のパラメータを表し、
HopCountは、RREQの更新されたフィールドrreq.hopcountから取得することができる、目下のノードも含めたネットワークノードまでにRREQパケットが通過する別のネットワークノードの数を表し、
NODE_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークノードにおけるパケットの最大処理時間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第2のパラメータを表す、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。 - 記憶すべき前記第1の有効期間の値をHWMPプロトコルに従い関数
max(ExistingLifetime, MinimalLiftime)
ただし、
MinimalLifetime = HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUT
によって求め、該第1の有効期間の値を記憶し、ここで、
ExistingLifetimeは、前記ソースノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUTは、ネットワークノード毎にコンフィギュレート可能なパラメータを表す、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。 - 記憶すべき前記第1の有効期間の値を関数
max(ExistingLifetime, MinimalLiftime)
ただし、
MinimalLiftime = rreq.lifetime
によって求め、該第1の有効期間の値を記憶し、ここで、
ExistingLifetimeは、ソースノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
MinimalLifetimeは、少なくともセットすべきライフタイムを表し、
rreq.lifetimeは、前記第1の有効期間の値を表す、請求項1から6までのいずれか1記載の方法。 - 記憶すべき前記第1の有効期間の値をHWMPプロトコルに従い関数
max(ExistingLifetime, MinimalLifetime)
ただし、
MinimalLifetime = (current_time + rreq.lifetime - X*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME)
且つ
X = {1,2}
によって求め、該第1の有効期間の値を記憶し、ここで、
NODE_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークノードにおけるパケットの最大処理時間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第2のパラメータを表し、
ExistingLifetimeは、前記ソースノードまでの既に存在しているルートのライフタイムを表し、
MinimalLifetimeは、少なくともセットすべきライフタイムを表し、
rreq.lifetimeは、前記第1の有効期間の値を表し、
current_timeは、目下のシステムタイムを表し、
rreq.hopcountは、RREQの更新されたフィールドrreq.hopcountから取得することができる、目下のノードも含めたネットワークノードまでにRREQパケットが通過する別のネットワークノードの数を表す、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。 - 前記第1の有効期間の値を動的に生成し、
i.十分に大きいrreq.lifetimeに関する固定の値をセットし、中間ノードではRREQにおける前記値を引き継ぎ、
ii.i〜iiiと同様に実施されるが、中間ノードではRREQにおけるライフタイムに関する値をrreq.lifetime := rreq.lifetime - X*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL_TIME、ただしX = {1,2}、を用いて適合させる、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。 - 前記第1の有効期間の値を
rreq.lifetime = 2*NET_TRAVERSAL_TIME
によって決定し、ここで、
rreq.lifetimeは、前記第1の有効期間の値を表し、
NET_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークを介するRREQの送信の最大持続期間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第1のパラメータを表す、請求項8記載の方法。 - 前記第1の有効期間の値を
rreq.lifetime = HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUT
によって決定し、ここで、
rreq.lifetimeは、前記第1の有効期間の値を表し、
HWMP_ACTIVE_ROUTE_TIMEOUTは、ネットワークノード毎にコンフィギュレート可能なパラメータを表す、請求項8記載の方法。 - 前記第1の有効期間の値を
rreq.lifetime := rreq.lifetime - X*rreq.hopcount*NODE_TRAVERSAL, TIME)
且つX = {1,2}
によって決定し、ここで、
rreq.lifetimeは、前記第1の有効期間の値を表し、
rreq.hopcountは、RREQの更新されたフィールドrreq.hopcountから取得することができる、目下のノードも含めたネットワークノードまでにRREQパケットが通過する別のネットワークノードの数を表し、
NODE_TRAVERSAL_TIMEは、ネットワークノードにおけるパケットの最大処理時間の推定値を表す、ネットワークノード毎に調整可能な第2のパラメータを表す、請求項1から11までのいずれか1項記載の方法。 - 前記第1のネットワークメッセージをルート要求「RREQ」メッセージとして形成する、請求項1から12までのいずれか1項記載の方法。
- RREQメッセージを前記第1の有効期間に関するデータフィールドについて拡張する、請求項1から13までのいずれか1項記載の方法。
- 前記データフィールドに関して4オクテットの長さが確保されている、請求項14記載の方法。
- 前記第2のネットワークメッセージをルート応答「RREP」メッセージとして形成する、請求項1から15までのいずれか1項記載の方法。
- 前記シンクノード(D)においてRREPメッセージの第2の有効期間の値を第1の有効期間の値と同じ値にセットする、請求項1から16までのいずれか1項記載の方法。
- 請求項1から17までのいずれか1項記載の方法を実行する手段を備えていることを特徴とする、通信ネットワークにおいてデータパケットをルーティングするためのネットワークノード。
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