JP4886242B2 - ダウンミックス装置およびダウンミックスプログラム - Google Patents
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(第1の実施形態)
本発明に係る第1の実施形態のダウンミックス装置3は、図3のブロック図に示すように、音響信号が再生される再生音場Vで予め定められたダウンミックス前チャンネル数Nの音源のそれぞれからダウンミックス前音響信号sn(1≦n≦N)を放射したときの再生音場V内の少なくとも1つの受音点k(1≦k≦K)におけるダウンミックス前音響物理量ベクトルbPkを決定するダウンミックス前音響物理量ベクトル決定手段31と、再生音場でダウンミックス前チャンネル数より少ないチャンネル数であるダウンミックス後チャンネル数Mの音源からダウンミックス後音響信号um(1≦m≦M)を放射したときの受音点kにおけるダウンミックス後音響物理量ベクトルaPkがダウンミックス前音響物理量ベクトルbPkと等しくなるダウンミックス後音響信号umを生成するダウンミックス後音響信号生成手段32とを含む。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態のダウンミックス装置7は、図7に示すように、音響信号が再生される再生音場で予め定められたダウンミックス前チャンネル数の音源のそれぞれからダウンミックス前音響信号を放射したときの再生音場内の少なくとも1つの受音点におけるダウンミックス前音圧ベクトルを決定するダウンミックス前音響物理量ベクトル決定手段71と、ダウンミックス前音圧ベクトルと再生音場でダウンミックス前チャンネル数より少ないチャンネル数であるダウンミックス後チャンネル数の音源からダウンミックス後音響信号を放射したときの受音点におけるダウンミックス後音圧ベクトルとの関数である誤差関数を最小とするダウンミックス後音響信号を生成するダウンミックス後音響信号生成手段72とを含む。
(第3の実施形態)
第2の実施形態では受音点が1つであるが、第3の実施形態では受音点が複数である場合について説明する。
31 ダウンミックス前音響物理量ベクトル決定手段
32 ダウンミックス後音響信号生成手段
Claims (11)
- 音響信号が再生される再生音場で、予め定められたダウンミックス前チャンネル数の音源のそれぞれからダウンミックス前音響信号を放射したときの前記再生音場内の少なくとも1つの受音点におけるダウンミックス前音響物理量ベクトルを決定するダウンミックス前音響物理量ベクトル決定手段と、
前記再生音場でダウンミックス前チャンネル数より少ないチャンネル数であるダウンミックス後チャンネル数の音源からダウンミックス後音響信号を放射したときの前記受音点におけるダウンミックス後音響物理量ベクトルが前記ダウンミックス前音響物理量ベクトルと等しくなる前記ダウンミックス後音響信号を生成するダウンミックス後音響信号生成手段とを含み、
前記ダウンミックス前音響物理量ベクトル決定手段が、
前記ダウンミックス前音源の位置情報と前記受音点の位置情報のみに基づいて一義的に定まるダウンミックス前伝達関数を算出するダウンミックス前伝達関数決定部と、
前記ダウンミックス前伝達関数と前記ダウンミックス前音響信号との積として前記ダウンミックス前音響物理量ベクトルを算出するダウンミックス前音響物理量ベクトル算出部とを含み、
ダウンミックス前伝達関数決定部が、ダウンミックス前伝達関数Bを以下の式(1)および(2)によって決定することを特徴とするダウンミックス装置。
- 前記ダウンミックス後音響信号生成手段が、
前記ダウンミックス後音源の位置情報と前記受音点の位置情報のみに基づいて一義的に定まるダウンミックス後伝達関数の逆関数である逆ダウンミックス後伝達関数を算出する逆ダウンミックス後伝達関数決定部と、
前記逆ダウンミックス後伝達関数と前記ダウンミックス前音響物理量ベクトルとの積として前記ダウンミックス後音響信号を算出するダウンミックス後音響信号算出部とを含む請求項1に記載のダウンミックス装置。 - 音響信号が再生される再生音場で、予め定められたダウンミックス前チャンネル数の音源のそれぞれからダウンミックス前音響信号を放射したときの前記再生音場内の少なくとも1つの受音点におけるダウンミックス前音響物理量ベクトルを決定するダウンミックス前音響物理量ベクトル決定手段と、
前記ダウンミックス前音響物理量ベクトルと、前記再生音場でダウンミックス前チャンネル数より少ないチャンネル数であるダウンミックス後チャンネル数の音源からダウンミックス後音響信号を放射したときの前記受音点におけるダウンミックス後音響物理量ベクトルとの関数である誤差関数を最小とする前記ダウンミックス後音響信号を生成するダウンミックス後音響信号生成手段とを含み、
前記ダウンミックス前音響物理量ベクトル決定手段が、
前記ダウンミックス前音源の位置情報と前記受音点の位置情報のみに基づいて一義的に定まるダウンミックス前伝達関数を算出するダウンミックス前伝達関数決定部と、
前記ダウンミックス前伝達関数と前記ダウンミックス前音響信号との積として前記ダウンミックス前音響物理量ベクトルを算出するダウンミックス前音響物理量ベクトル算出部とを含むことを特徴とするダウンミックス装置。 - 前記ダウンミックス後音響信号生成手段が、
前記ダウンミックス後音源の位置情報と前記受音点の位置情報のみに基づいて一義的に定まるダウンミックス後伝達関数を算出するダウンミックス後伝達関数決定部と、
前記ダウンミックス後伝達関数との積であるダウンミックス後音響物理量ベクトルと前記ダウンミックス前音響物理量ベクトルとの関数である誤差関数の値を最小とする前記ダウンミックス後音響信号を算出するダウンミックス後音響信号算出部とを含む請求項3に記載のダウンミックス装置。 - 前記ダウンミックス前音響物理量および前記ダウンミックス後音響物理量ベクトルが、それぞれ、
スカラ量である前記受音点における音圧、および、ベクトル量である前記受音点の粒子速度を成分とするベクトルである請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のダウンミックス装置。 - 前記ダウンミックス前音響物理量および前記ダウンミックス後音響物理量ベクトルが、それぞれ、
ベクトル量である前記受音点の粒子速度を成分とするベクトルである請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のダウンミックス装置。 - 前記ダウンミックス前音響物理量および前記ダウンミックス後音響物理量ベクトルが、それぞれ、
スカラ量である前記受音点における音圧を成分とするベクトルである請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のダウンミックス装置。 - 前記ダウンミックス前音響物理量および前記ダウンミックス後音響物理量ベクトルが、それぞれ、
スカラ量である前記受音点における音圧とベクトル量である前記受音点の粒子速度の積である瞬時音響インテンシティを成分とするベクトルである請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のダウンミックス装置。 - 前記ダウンミックス前音響物理量および前記ダウンミックス後音響物理量ベクトルが、それぞれ、
スカラ量である前記受音点における音圧とベクトル量である前記受音点の粒子速度の積の時間積分である音響インテンシティを成分とするベクトルである請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のダウンミックス装置。 - コンピュータに、
音響信号が再生される再生音場で、予め定められたダウンミックス前チャンネル数の音源のそれぞれからダウンミックス前音響信号を放射したときの前記再生音場内の少なくとも1つの受音点におけるダウンミックス前音響物理量ベクトルを決定するダウンミックス前音響物理量ベクトル決定処理と、
前記再生音場でダウンミックス前チャンネル数より少ないチャンネル数であるダウンミックス後チャンネル数の音源からダウンミックス後音響信号を放射したときの前記受音点におけるダウンミックス後音響物理量ベクトルが前記ダウンミックス前音響物理量ベクトルと等しくなる前記ダウンミックス後音響信号を生成するダウンミックス後音響信号生成処理とを実行させるダウンミックスプログラムであって、
前記ダウンミックス前音響物理量ベクトル決定処理が、
前記ダウンミックス前音源の位置情報と前記受音点の位置情報のみに基づいて一義的に定まるダウンミックス前伝達関数を算出するダウンミックス前伝達関数決定処理と、
前記ダウンミックス前伝達関数と前記ダウンミックス前音響信号との積として前記ダウンミックス前音響物理量ベクトルを算出するダウンミックス前音響物理量ベクトル算出処理とを含み、
ダウンミックス前伝達関数決定処理が、ダウンミックス前伝達関数Bを以下の式(1)および(2)によって決定することを特徴とするダウンミックスプログラム。
- コンピュータに、
音響信号が再生される再生音場で、予め定められたダウンミックス前チャンネル数の音源のそれぞれからダウンミックス前音響信号を放射したときの前記再生音場内の少なくとも1つの受音点におけるダウンミックス前音響物理量ベクトルを決定するダウンミックス前音響物理量ベクトル決定処理と、
前記ダウンミックス前音響物理量ベクトルと、前記再生音場でダウンミックス前チャンネル数より少ないチャンネル数であるダウンミックス後チャンネル数の音源からダウンミックス後音響信号を放射したときの前記受音点におけるダウンミックス後音音響物理量ベクトルとの関数である誤差関数を最小とする前記ダウンミックス後音響信号を生成するダウンミックス後音響信号生成処理とを実行させるダウンミックスプログラムであって、
前記ダウンミックス前音響物理量ベクトル決定処理が、
前記ダウンミックス前音源の位置情報と前記受音点の位置情報のみに基づいて一義的に定まるダウンミックス前伝達関数を算出するダウンミックス前伝達関数決定処理と、
前記ダウンミックス前伝達関数と前記ダウンミックス前音響信号との積として前記ダウンミックス前音響物理量ベクトルを算出するダウンミックス前音響物理量ベクトル算出処理とを含むことを特徴とするダウンミックスプログラム。
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