JP4885643B2 - ミキサ回路 - Google Patents

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本発明は、高周波信号とローカル信号の周波数混合により中間周波信号を生成、出力するミキサ回路に係り、特に、周波数特性の向上等を図ったものに関する。
無線技術の応用は近年様々な分野において実現されており、例えば、自動車の施錠及び解錠や、エンジンの起動及び停止、さらには、ガレージ等のドアの開閉を無線による遠隔操作で行えるようにしたシステムなどが実用に供されている。このような遠隔操作システムの受信器においては、送信器からの送信電波を受信し、搬送波の除去、中間周波数(IF)信号への変換を行う回路方式として、いわゆるスーパーヘテロダイン方式が用いられることが多く、その場合、ミキサ回路が必須となる。
図2には、この種のミキサ回路の従来例が示されており、以下、同図を参照しつつ従来のミキサ回路について説明する。
このミキサ回路は、バッファ増幅器101Aと2重平行型差動増幅器103Aとに大別されて構成されたものとなっている。
バッファ増幅器101Aは、トランジスタQ11,Q12を入力としてエミッタ結合型差動増幅器が構成されてなるもので、図示されない発振器で生成、出力されたローカル信号が、トランジスタQ11のベースに接続されたローカル信号入力端子Vin1には正相で、トランジスタQ12のベースに接続されたローカル信号入力端子Vin2には、逆相で、それぞれ入力されるものとなっている。
なお、トランジスタQ11のコレクタには、抵抗器R5Aを介して、また、トランジスタQ12のコレクタには、抵抗器R6Aを介して、それぞれ電源電圧Vccが印加されるようになっている。
一方、2重平行型差動増幅器103Aは、良く知られているギルバードセルと称される回路構成となっており、バッファ増幅器101Aからのローカル信号が入力されるトランジスタQ5A〜Q8Aと、高周波信号(RF信号)、すなわち、受信信号が入力されるトランジスタQ9A,Q10Aと定電流源I4とを具備して構成されたものとなっている。RF信号は、トランジスタQ9Aのベースに接続されたRF入力端子+RFinに正相で、トランジスタQ10Aのベースに接続されたRF入力端子-RFinに逆相で、それぞれ入力されるものとなっている。
かかる構成において、バッファ増幅器101Aへ入力されたローカル信号は、このバッファ増幅器101Aにおいて増幅されて2重平行型差動増幅器103AのトランジスタQ5A〜Q8Aのベースに印加される。そして、RF信号とローカル信号は周波数混合され、中間周波信号が出力端子OUTから得られるようになっている。
なお、このような回路例としては、例えば、非特許文献1などに開示されたものがある。
B.Gilbert, "A precision four-quadrantmultiplier with subnanosecond response", IEEE Journal of Solid-State Circuits, nol.SC-3, pp.353-365, December1968.
ところで、上述のような遠隔操作システムにおいては、ベースバンド信号として、一般に矩形波信号が用いられ、FM波等の搬送波で密度変調された電波を用いる構成を採ることが多い。最近では、多機能化を図るために信号の周波数を高くする傾向があるが、そのためには、ミキサ回路を高速動作させる必要がある。
しかしながら、先に述べたような従来の構成では、高速動作させる場合に、トランジスタQ11,Q12と、その負荷抵抗となる抵抗器R5A,R6Aの寄生容量による時定数の増加により出力波形の鈍りが生じてしまうため、カットオフ周波数が低下し、受信器の正常動作が維持できなくなってしまうという問題が生ずる。
図3には、このような従来回路における高速動作に伴うカットオフ周波数の低下の様子を概略的に表した出力波形図が示されている。同図において、実線の波形Aは、カットオフ周波数の低下の無い通常時の出力状態を示し、点線の波形Bは、カットオフ周波数の低下が生じた場合の出力状態を示すものである。このように、波形の鈍りにより、論理値Highとされる期間が短くなり、そのため、後段の回路において、本来は論理値Highと認識されるべきタイミングに論理値Lowと認識されてしまい、回路の誤動作を招いてしまうことがある。
ここで、図2に示された従来回路におけるカットオフ周波数は、次述するように定まるものとなっている。
まず、トランジスタQ11のトランスコンダクタンスをgm11、トランジスタQ12のトランスコンダクタンスをgm12とすると、それぞれのトランジスタによる利得は、gm11×R5、gm12×R6と表される。なお、R5、R6は、便宜的に図2における抵抗器R5A、R6Aの抵抗値であるとする。
また、トランジスタQ5A、Q6Aのそれぞれのコレクタ出力をVo3、Vo4とすると、そのカットオフ周波数は、出力に接続された抵抗器R5A、R6AとそれぞれのトランジスタQ5A、Q6Aの寄生容量Cs5、Cs6から、それぞれ、1/(2π×R5×Cs5)、1/(2π×R6×Cs6)と表される。
ミキサ回路を高周波で動作させる場合、トランジスタの寄生容量を減らすことは困難であるので、カットオフ周波数を伸ばす方策としては、出力の抵抗器R5A、R6Aの抵抗値を減らすことが考えられる。しかし、出力の抵抗値を減らすことは、利得の低下を招くこととなり、得策とは言い難い。
そこで、利得の低下を生じさせないようにするため、電流量を増やすことが考えられるが、これは消費電流、消費電力の増大を招くため、これもまた得策とは言い難い。
このように、従来回路においてカットオフ周波数を伸ばすことは、何らかのデメリットを伴うため、カットオフ周波数の上昇とデメリットの大きさとの妥協点を探るほかなかった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、利得の低下や、消費電流の増加を招くことなく、カットオフ周波数を伸ばすことのできるミキサ回路を提供するものである。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係るミキサ回路は、
正相及び逆相で入力されるローカル信号が差動増幅されるよう構成されてなるバッファ増幅器と、
正相及び逆相で高周波信号が入力される第1の差動対を有すると共に、前記第1の差動対の出力段を構成し、前記バッファ増幅器の正転及び反転出力が入力される第2及び第3の2つの差動対を有してなる2重平衡型差動増幅器と、を具備してなるミキサ回路であって、
前記バッファ増幅器の差動対を構成するトランジスタのコレクタに並列−並列帰還回路により構成される電流−電圧変換回路が負荷として接続されてなり、
記電流−電圧変換回路は、
前記バッファ増幅器の差動対を構成する第1及び第2のトランジスタの内、第1のトランジスタのコレクタと電源との間に直列接続された第1の抵抗器と、前記第2のトランジスタのコレクタと電源との間に直列接続された第2の抵抗器と、
前記第1の抵抗器の前記電源側の端子とコレクタが接続されると共に、前記第1の抵抗器と前記第1のトランジスタのコレクタとの接続点にベースが接続される一方、エミッタとグランドとの間に定電流源が設けられた第3のトランジスタと、
前記第2の抵抗器の前記電源側の端子とコレクタが接続されると共に、前記第2の抵抗器と前記第2のトランジスタのコレクタとの接続点にベースが接続される一方、エミッタとグランドとの間に定電流源が設けられた第4のトランジスタと、を具備してなり、
前記バッファ増幅器の出力信号が前記第1の抵抗器と第3のトランジスタのコレクタとの接続点と、前記第2の抵抗器と第4のトランジスタのコレクタとの接続点とから、それぞれ出力されるよう構成されてなるものである。
本発明によれば、バッファ増幅器の負荷として電流−電圧変換器を設けて出力インピーダンスを下げることができるようにしたので、時定数の影響を抑圧でき、そのため、高速動作させても利得を低下させることなくカットオフ周波数を大きくすることができるという効果を奏するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態におけるミキサ回路の構成例について、図1を参照しつつ説明する。
このミキサ回路は、バッファ増幅器101と、I−V(電流−電圧)変換器102と、2重平衡型差動増幅器103とに大別されて構成されたものとなっている。
バッファ増幅器101は、npn型の第1及び第2のトランジスタ(図1においては、それぞれ「Q1」、「Q2」と表記)1,2と、第1の定電流源11を主たる構成要素として構成されたものとなっている。
第1及び第2のトランジスタ1,2は、入力差動対をなすように設けられている。すなわち、第1及び第2のトランジスタ1,2のエミッタは、相互に接続され、このエミッタとグランドとの間には、第1の定電流源(図1においては「I1」と表記)11が設けられている。
一方、第1のトランジスタ1のベースは、第1のローカル入力端子(図1においては「Vin1」と表記)31に、第2のトランジスタ2のベースは、第2のローカル入力端子(図1においては「Vin2」と表記)32に、それぞれ接続されている。
また、第1のトランジスタ1のコレクタは、次述するI−V変換器102の第3のトランジスタ3のベースに接続されると共に、第1の抵抗器21を介して、第3のトランジスタ3のコレクタ及び、後述する2重平衡型差動増幅器103の第5及び第8のトランジスタ5,8のベースに接続されたものとなっている。
さらに、第2のトランジスタ2のコレクタは、次述するI−V変換器102の第4のトランジスタ4のベースに接続されると共に、第2の抵抗器22を介して、第4のトランジスタ4のコレクタ及び、後述する2重平衡型差動増幅器103の第6及び第7のトランジスタ6,7のベースに接続されたものとなっている。
I−V変換器102は、npn型の第3及び第4のトランジスタ3,4と第2及び第3の定電流源(図1においては、それぞれ「I2」、「I3」と表記)12,13と、第1乃至第4の抵抗器(図1においては、それぞれ「R1」、「R2」、「R3」、「R4」と表記)21〜24とを有して構成されたものとなっている。
第3のトランジスタ3のエミッタとグランドとの間には、第2の定電流源12が、第4のトランジスタ4のエミッタとグランドとの間には、第3の定電流源13が、それぞれ設けられている。
一方、第3のトランジスタ3のベースは、先に述べたように第1のトランジスタ1のコレクタに、第4のトランジスタ4のベースは、同じく先に述べたように第2のトランジスタのコレクタに、それぞれ接続されている。
また、第3のトランジスタ3のコレクタには、第3の抵抗器23を介して電源電圧Vccが、第4のトランジスタ4のコレクタには、第4の抵抗器24を介して電源電圧Vccが、それぞれ印加されるようになっている。
さらに、第3のトランジスタ3のコレクタには、先に述べたように第1の抵抗器21を介してバッファ増幅器101の第1のトランジスタ1のコレクタが、第4のトランジスタ4のコレクタには、同じく先に述べたように第2の抵抗器22を介してバッファ増幅器101の第2のトランジスタ2のコレクタが、それぞれ接続されている。このように、I−V変換器102は、バッファ増幅器101の負荷となっており、第3のトランジスタ3のコレクタと第4のトランジスタ4のコレクタには、それぞれバッファ増幅器101の出力信号が得られるものとなっている。
2重平衡型差動増幅器103は、良く知られているギルバートセル回路を用いたものとなっており、npn型の第5乃至第10のトランジスタ(図1においては、それぞれ「Q5」、「Q6」、「Q7」、「Q8」、「Q9」、「Q10」と表記)5〜10と第4の定電流源(図1においては「I4」と表記)14とを主たる構成要素として構成されたものとなっている。
この2重平衡型差動増幅器103において、第5及び第6のトランジスタ5,6が1つの差動対(第2の差動対)を、第7及び第8のトランジスタ7,8が1つの差動対(第3の差動対)を、そして第9及び第10のトランジスタ9,10が1つの差動対(第1の差動対)を、それぞれ構成するものとなっている。
具体的には、まず、第9のトランジスタ9と第10のトランジスタ10は、相互にエミッタが接続され、このエミッタとグランドとの間に、第4の定電流源14が設けられる一方、第9のトランジスタ9のコレクタは、第5及び第6のトランジスタ5,6のエミッタに、第10のトランジスタ10のコレクタは、第7及び第8のトランジスタ7,8のエミッタに、それぞれ接続されたものとなっている。
また、第9のトランジスタ9のベースは、第1のRF信号入力端子(図1においては「+RFin」と表記)33に、第10のトランジスタ10のベースは、第2のRF信号入力端子(図1においては「-RFin」と表記)34に、それぞれ接続されている。そして、第1のRF信号入力端子33には、被周波数変換信号である高周波信号(受信信号)が、正相で印加される一方、第2のRF信号入力端子34には、被周波数変換信号である高周波信号(受信信号)が、逆相で印加されるものとなっている。
一方、差動対を構成する第5及び第6のトランジスタ5,6は、各々のエミッタが相互に接続され、上述したように第9のトランジスタ9のコレクタが接続される一方、第5のトランジスタ5のコレクタには、電源電圧Vccが印加されるようになっており、また、第6のトランジスタ6のコレクタは、次述する第8のトランジスタ8のコレクタと共に、出力端子35に接続されたものとなっている。
そして、第5のトランジスタ5のベースは、先に述べたように第8のトランジスタ8のベースと共に第3のトランジスタ3のコレクタに接続される一方、第6のトランジスタ6のベースは、先に述べたように第7のトランジスタ7のベースと共に第4のトランジスタ4のコレクタに接続されている。
差動対を構成する第7及び第8のトランジスタ7,8は、各々のエミッタが相互に接続され、上述したように第10のトランジスタ10のコレクタが接続される一方、第7のトランジスタ7のコレクタには、電源電圧Vccが印加されるようになっており、また、第8のトランジスタ8のコレクタは、既に述べたように出力端子35に接続されたものとなっている。
そして、第7のトランジスタ7のベースは、既に述べたように第6のトランジスタ6のベースと共に第4のトランジスタ4のコレクタに接続される一方、第8のトランジスタ8のベースは、既に述べたように第5のトランジスタ5のベースと共に第3のトランジスタ3のコレクタに接続されている。
このように、第5及び第6のトランジスタ5,6による差動対と第7及び第8のトランジスタ7,8による差動対は、第9及び第10のトランジスタ9,10による差動対の出力段を構成するものとなっている。
次に、かかる構成における動作について説明する。
まず、第1及び第2のローカル入力端子31,32には、振幅、周波数が同一で、位相が180度異なるローカル信号が入力されるものとする。
かかる前提条件の下、第1及び第2のトランジスタ1,2には、コレクタ電流Ic1 ,Ic2がそれぞれ交互に流れることとなる。
そして、第1のトランジスタ1のコレクタ電流Ic1は、第1及び第3の抵抗器21,23、第3のトランジスタ3並びに第2の定電流源12で構成された並列−並列帰還回路で実現された電流−電圧変換回路を流れるので、第1及び第3の抵抗器21,23と第3のトランジスタ3との相互の接続点における出力電圧Vo1は、コレクタ電流Ic1と第1の抵抗器21との積で表される大きさとなる。
ここで、第1のトランジスタ1のトランスコンダクタンスをgm1とし、第1の抵抗器21の抵抗値を便宜的にR1とすると、その利得は、gm1×R1と表される。
同様に、第2のトランジスタ2のコレクタ電流Ic2は、第2及び第4の抵抗器22,24、第4のトランジスタ4並びに第3の定電流源13で構成された並列−並列帰還回路で実現された電流−電圧変換回路を流れるので、第2及び第4の抵抗器22,24と第4のトランジスタ4との相互の接続点における出力電圧Vo2は、コレクタ電流Ic2と第2の抵抗器22の積で表される大きさとなる。
ここで、第2のトランジスタ2のトランスコンダクタンスをgm2とし、第2の抵抗器22の抵抗値を便宜的にR2すると、その利得は、gm2×R2と表される。
このような動作により、信号増幅がなされることとなるが、電流−電圧変換回路における負帰還の効果により、そのループ利得をGとすれば、出力インピーダンスは1/Gとなり、出力端子における時定数も同時に低減されるため、出力のカットオフ周波数は、先に図2で説明した従来回路に比して大きくなる。
なお、ここで、図2に示された従来回路における抵抗器R5A、抵抗器R6Aのそれぞれの抵抗値を便宜的にR5、R6とし、第5のトランジスタ5のトランスコンダクタンスをgm11、第6のトランジスタ6のトランスコンダクタンスをgm12とし、gm1=gm11、gm2=gm12、R1=R5、R2=R6とすれば、図2に示された従来回路と同一利得を実現することができ、しかも、その場合のカットオフ周波数は、図2に示された従来回路よりも大となる。
本発明の実施の形態におけるミキサ回路の構成例を示す構成図である。 従来回路の一回路構成例を示す回路図である。 従来回路におけるカットオフ周波数の低下を説明するため出力波形を模式的に表した出力波形図である。
符号の説明
31…第1のローカル入力端子
32…第2のローカル入力端子
33…第1のRF信号入力端子
34…第2のRF信号入力端子
101…バッファ増幅器
102…I−V変換器
103…2重平衡型差動増幅器

Claims (1)

  1. 正相及び逆相で入力されるローカル信号が差動増幅されるよう構成されてなるバッファ増幅器と、
    正相及び逆相で高周波信号が入力される第1の差動対を有すると共に、前記第1の差動対の出力段を構成し、前記バッファ増幅器の正転及び反転出力が入力される第2及び第3の2つの差動対を有してなる2重平衡型差動増幅器と、を具備してなるミキサ回路であって、
    前記バッファ増幅器の差動対を構成するトランジスタのコレクタに並列−並列帰還回路により構成される電流−電圧変換回路が負荷として接続されてなり、
    前記電流−電圧変換回路は、
    前記バッファ増幅器の差動対を構成する第1及び第2のトランジスタの内、第1のトランジスタのコレクタと電源との間に直列接続された第1の抵抗器と、前記第2のトランジスタのコレクタと電源との間に直列接続された第2の抵抗器と、
    前記第1の抵抗器の前記電源側の端子とコレクタが接続されると共に、前記第1の抵抗器と前記第1のトランジスタのコレクタとの接続点にベースが接続される一方、エミッタとグランドとの間に定電流源が設けられた第3のトランジスタと、
    前記第2の抵抗器の前記電源側の端子とコレクタが接続されると共に、前記第2の抵抗器と前記第2のトランジスタのコレクタとの接続点にベースが接続される一方、エミッタとグランドとの間に定電流源が設けられた第4のトランジスタと、を具備してなり、
    前記バッファ増幅器の出力信号が前記第1の抵抗器と第3のトランジスタのコレクタとの接続点と、前記第2の抵抗器と第4のトランジスタのコレクタとの接続点とから、それぞれ出力されるよう構成されてなることを特徴とするミキサ回路。
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