JP4884314B2 - ビジネスプロセス管理装置及びビジネスプロセス管理プログラム - Google Patents

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この発明は、企業、公共機関などにおける業務実施のために使われる計算機システムにおけるアプリケーション連携方法に関する。例えば、ビジネスプロセスを管理する装置及びプログラムに関する。
下記の特許文献1や特許文献2などにおいて、業務手順を示す「業務プロセス情報」とアプリケーション間のデータのやり取りを示す「データ交換ルール情報」を予めビジネスプロセス管理装置に定義し、企業内あるいは企業をまたがって散在する業務プログラムを定義に従って順番に実行する技術が開示されている。業務手順の見直しが発生した場合に、「業務プロセス情報」と「データ交換ルール情報」を変更するだけで、業務プログラムに手を加えることなく業務手順を変更することが可能である。
特開2001−216143号公報(アプリケーション統合のための連携方法) 特開2002−41741号公報(ビジネスプロセス管理システム)
「業務プロセス情報」と「データ交換ルール情報」とを変更するだけで業務手順を変更できるという上記のような従来技術によって、経営改革などの内部環境あるいは市場ニーズなどの外部環境の変化に対応するために業務改善による業務プロセスフローの見直しが容易になった。
しかしながら、外部環境および内部環境が短時間で変化する、あるいは周期的に変化するような環境下では、業務プロセスフローの見直しが頻繁に発生し、業務プロセスフローを変更するまでに時間的な遅延が発生するという課題があった。
この発明は、外部環境および内部環境の短時間の変化に対応してビジネスプロセスを動的にリアルタイムで切り替え可能な手段の提供を目的とする。
この発明のビジネスプロセス管理装置は、
ビジネスプロセスを示すビジネスプロセス情報を複数格納するビジネスプロセス格納部と、
前記ビジネスプロセス格納部に格納されたビジネスプロセス情報を読み込み、読み込んだビジネスプロセス情報の示すビジネスプロセスをリクエストに応答して実行するビジネスプロセス実行部と、
前記ビジネスプロセス実行部が実行しているビジネスプロセスの切り替えを指示する切替指示を前記ビジネスプロセス実行部に出力する切替部と
を備え、
前記切替部は、
前記ビジネスプロセス実行部が実行しているビジネスプロセスである実行中ビジネスプロセスの実行により生成される生成データのうち所定の生成データを収集する生成データ収集装置から前記所定の生成データを入力し、入力した前記所定の生成データに基づき前記ビジネスプロセス格納部に格納されたいずれかのビジネスプロセス情報を特定し、特定されたビジネスプロセス情報の示すビジネスプロセスである特定ビジネスプロセスと実行中ビジネスプロセスとが異なる場合には実行中ビジネスプロセスから特定ビジネスプロセスへの切り替えを指示する前記切替指示を前記ビジネスプロセス実行部に出力し、
前記ビジネスプロセス実行部は、
実行中ビジネスプロセスから特定ビジネスプロセスへの切り替えを指示する前記切替指示を入力すると、前記ビジネスプロセス格納部から特定ビジネスプロセスを示すビジネスプロセス情報を読み込むことを特徴とする。
この発明により、ビジネスプロセスの動的切り替え可能な装置を提供することができる。
実施の形態1.
図1は、コンピュータであるビジネスプロセス管理装置100の外観の一例を示す図である。図1において、ビジネスプロセス管理装置100は、システムユニット830、CRT(Cathode・Ray・Tube)やLCD(液晶)の表示画面を有する表示装置813、キーボード814(Key・Board:K/B)、マウス815、FDD817(Flexible・Disk・ Drive)、コンパクトディスク装置818(CDD:Compact Disk Drive)、プリンタ装置819などのハードウェア資源を備え、これらはケーブルや信号線で接続されている。
システムユニット830は、コンピュータであり、また、ネットワーク(例えばLAN:Local Area Network)に接続されている。ネットワークには、後述する業務システム200及びシステム監視装置300が接続されている。
図2は、実施の形態1におけるビジネスプロセス管理装置100のハードウェア資源の一例を示す図である。図2において、ビジネスプロセス管理装置100は、プログラムを実行するCPU810(中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU810は、バス825を介してROM(Read Only Memory)811、RAM(Random Access Memory)812、表示装置813、キーボード814、マウス815、通信ボード816、FDD817、CDD818、プリンタ装置819、磁気ディスク装置820と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置820の代わりに、光ディスク装置、フラッシュメモリなどの記憶装置でもよい。
RAM812は、揮発性メモリの一例である。ROM811、FDD817、CDD818、磁気ディスク装置820等の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部、格納部の一例である。通信ボード816、キーボード814、FDD817などは、入力部、入力装置の一例である。また、通信ボード816、表示装置813、プリンタ装置819などは、出力部、出力装置の一例である。
通信ボード816は、ネットワーク(LAN等)に接続されている。通信ボード816は、LANに限らず、インターネット、ISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。
磁気ディスク装置820には、オペレーティングシステム821(OS)、ウィンドウシステム822、プログラム群823、ファイル群824が記憶されている。プログラム群823のプログラムは、CPU810、オペレーティングシステム821、ウィンドウシステム822により実行される。
上記プログラム群823には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU810により読み出され実行される。
ファイル群824には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の算出結果」、「〜の抽出結果」、「〜の生成結果」、「〜の処理結果」として説明する情報や、後述する切替ルール情報(特定ルール)、ビジネスプロセス定義情報、情報交換ルール情報や、データや信号値や変数値やパラメータなどが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU810によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、以下に述べる実施の形態の説明においては、データや信号値は、RAM812のメモリ、FDD817のフレキシブルディスク、CDD818のコンパクトディスク、磁気ディスク装置820の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD(Digital・Versatile・Disk)等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス825や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「手段」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM811に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU810により読み出され、CPU810により実行される。すなわち、プログラムは、以下に述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、以下に述べる「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
図3は、実施の形態1に係るビジネスプロセス動的切替システム1000の構成を示す。ビジネスプロセス動的切替システム1000は、ビジネスプロセス管理装置100と、業務システム200と、システム監視装置300(生成データ収集装置)とを備えている。
ビジネスプロセス管理装置100は、ビジネスプロセス切替部101(切替部)、ビジネスプロセス実行部102、ビジネスプロセス定義部103、ビジネスプロセス切替ルール情報104(特定ルール格納部)、ビジネスプロセス定義情報105(ビジネスプロセス格納部)、情報交換ルール情報106を備える。業務システム200は、業務プログラム201、業務データ202を備える。システム監視装置300は、データ収集部301、収集データ302,収集データ定義303(収集定義情報格納部)を備える。このうち、ビジネスプロセス切替ルール情報104、ビジネスプロセス定義情報105、情報交換ルール情報106、業務データ202、収集データ302,収集データ定義303は、格納部、あるいは記憶部である。
ビジネスプロセス管理装置100は、企業内/外に散在する複数の業務プログラムを、実際の業務実施と同じ順番で自動的に実行/制御する機能を持つ。
業務システム200は、ビジネスプロセス管理装置100によって起動制御され、業務を電子的に実行する業務プログラムを内包し、業務サービスを提供する。
システム監視装置300は、システムの実行ログなどから指定された情報を収集し監視する機能を持つ。システム監視装置300は、収集情報を通して市場ニーズの変化を数値化する。
(ビジネスプロセス管理装置100の構成要素の機能)
以下にそれぞれの構成要素の機能を説明する。
(ビジネスプロセス実行部102)
ビジネスプロセス管理装置100において、ビジネスプロセス実行部102は、予め業務ごとにビジネスプロセス定義情報105に格納してある「ビジネスプロセスフローの定義(ビジネスプロセス定義という場合もある)」(ビジネスプロセス情報)を読み取り、このビジネスプロセス定義情報に従って、企業内/外に散在する業務システム200の業務プログラム201を実行し、要求したユーザにサービスを提供する。
業務プログラムの実行順序などを記述したビジネスプロセスフローの定義は、予めビジネスプロセス定義部103にて業務ごとに少なくとも1つ以上定義し、ビジネスプロセス定義情報105に格納する。
(ビジネスプロセスフローの定義)
図4(a)は、「ビジネスプロセスフロー」の定義に含まれる情報を示している。格納されるビジネスプロセスフローの定義にはフローの他、
(1)そのビジネスプロセスフローの定義を一意に識別するビジネスプロセスフローIDと、
(2)どの業務に対しての定義かを一意に識別する業務IDと、
(3)ある業務に対して複数のビジネスプロセスフローの定義がされている場合にデフォルトで実行するフローを識別するためのデフォルトFGと
を含む。
ビジネスプロセス実行部102は、業務プログラム201に対して、起動・終了時に、利用者情報やプログラムステータス情報などの業務情報を入出力する機能を持つ。業務プログラムに対して入出力する情報と取得方法を記述した「情報交換ルール」の定義は、予めビジネスプロセス定義部103にて業務プログラムごとに定義し、情報交換ルール情報106に格納する。
(情報交換ルールの定義)
図4(b)は、「情報交換ルール」の定義に含まれる情報を示している。格納される情報交換ルールの定義には少なくとも、
(1)取得情報を識別するための項目IDと、
(2)情報を取得するための方法と、
(3)情報の取得先と
を含む。
ビジネスプロセス実行部102は、ユーザからの業務要求(リクエスト)に応じて、該当業務のビジネスプロセスフローの定義からインスタンス(コピー)を作成し、インスタンスIDを発行する。ビジネスプロセス実行部102は、ビジネスプロセスフローの定義(コピー)に従って業務プログラムを実行し、現在フローのどの部分を実行しているのかを記憶する。業務プログラムによって提供されたサービス終了時に、ビジネスプロセス実行部102は、終了ステータスを実行中の業務プログラムから受信し、ビジネスプロセスフローの現在の実行部分の次に状態が移行する。
(ビジネスプロセス切替部101)
ビジネスプロセス切替部101は、「外部環境/内部環境情報」(数値)をシステム監視装置300の収集データ302から取得し、取得した情報(外部環境/内部環境情報)から最適なビジネスプロセスフローを判断し、ビジネスプロセス実行部102に対して、最適なビジネスプロセスフローに切り替えるべきことを指示する切替指示を送信する機能を持つ。この切替指示(切替リクエストという場合がある)を受信したビジネスプロセス実行部102は、指示されたビジネスプロセスフローの定義をビジネスプロセス定義情報105から取得し、該当業務のビジネスプロセスフローを切り替える。ビジネスプロセス切替部101の処理においては、取得情報(外部環境/内部環境情報)を評価する評価式と、評価式によって得られた値に対応するビジネスプロセスフローを識別するID情報とを記述した「ビジネスプロセス切替ルール」(特定ルール)を、予めビジネスプロセス定義部103にて業務ごとに任意に定義し、ビジネスプロセス切替ルール情報104に格納する。ビジネスプロセス切替部101は、収集データ302から入力した情報とビジネスプロセス切替ルール情報104から取得した情報とに基づき、最適なビジネスプロセスフローを特定する。
(切替ルールの定義)
図4(c)は、「切替ルール」の定義に含まれる情報を示している。
格納される切替ルールの定義には少なくとも、
(1)切替ルールを適用する業務を一意に識別するための業務IDと、
(2)切替の判断となる値を計算するための評価式と、
(3)評価式によって得られた値が取り得る範囲と、
(4)その範囲に最適なビジネスプロセスフローを一意に識別するためのビジネスプロセスフローIDと
を含む。
(業務システム200の詳細)
業務システム200において、業務プログラムは、ビジネスプロセス実行部102により起動され、ビジネスプロセス実行部102から情報交換ルール情報106で定められた形式の情報を受信し、終了時にはビジネスプロセス実行部102に対して情報交換ルール情報106で定められた形式の情報を送信する。業務プログラムは、起動時に少なくともインスタンスIDとビジネスプロセスフローIDとを含む情報をビジネスプロセス実行部102から受信する。また、終了時に少なくとも、業務プログラムが正常に終了したかどうかを表す実行ステータスを含む情報をビジネスプロセス実行部102に送信する。
業務プログラムは、少なくてもインスタンスIDと、ビジネスプロセスフローIDと、処理内容/結果の情報を業務データ202に格納する。
(システム監視装置300の詳細)
システム監視装置300において、データ収集部301は、収集データ定義303に定義された情報を取得し、この定義情報(収集定義情報)に従って、業務データ202から情報を取得し収集データ302に格納する。
(D.収集データの定義)
図4(d)は、「収集データ」の定義に含まれる情報を示している。
収集データの定義には、少なくとも
(1)収集したデータの項目を識別する項目IDと、
(2)情報を取得するための方法と、
(3)情報の取得先と
を含む。
次に、図5〜図7を参照して、ビジネスプロセス動的切替システム1000の動作を説明する。
図5は、ビジネスプロセス切替部101の動作を示すフローチャートである。図5を参照して、ビジネスプロセス切替部101の動作を説明する。
(1)S11において、ビジネスプロセス切替部101は、ビジネスプロセス切替ルール情報104から業務ごとにビジネスプロセスフローの切替を判断する評価式、及び業務IDを取得する。
(2)S12において、ビジネスプロセス切替部101は、ビジネスプロセス切替ルール情報104から業務ごとに評価式で得られる値の取り得る範囲と、この値に対応したビジネスプロセスフローIDとを取得する。
(3)S13において、ビジネスプロセス切替部101は、収集データ302から、評価式の計算に必要な値(外部環境/内部環境情報(数値))を取得する。
(4)S14において、ビジネスプロセス切替部101は、収集データ302から取得した値を評価式に代入し計算する。
(5)S15において、ビジネスプロセス切替部101は、計算結果から、その値に対応したビジネスプロセスフローIDを特定し、現在ビジネスプロセス実行部102の実行している該当業務のビジネスプロセスフローID(実行中ビジネスプロセス)が、特定したビジネスプロセスフローID(特定ビジネスプロセス)と同じ場合は、何もせずS13に戻る。一方、異なる場合、ビジネスプロセス切替部101は、S16を実行する。
(6)S16において、ビジネスプロセス切替部101は、ビジネスプロセス実行部102に対して、該当業務のビジネスプロセスフローを切り替えるように、業務IDとビジネスプロセスフローIDとを含む切替指示をビジネスプロセス実行部102に送信する。
図6は、ビジネスプロセス実行部102の動作を示すフローチャートである。また、図7は、ビジネスプロセス実行部102によるインスタンスの作成を説明する図である。図6、図7を参照して、ビジネスプロセス実行部102の動作を説明する。
(1)S21において、ビジネスプロセス実行部102は、システム起動時に、ビジネスプロセス定義情報105からデフォルトFGが設定されたビジネスプロセスフローを業務ごとに読込む。例えば、ビジネスプロセス実行部102は、図7においてビジネスプロセス定義情報105からデフォルトFGが定義されている「プロセスA」を読込む。また、情報交換ルール情報106から業務プログラムごとに定義された情報交換ルールを読み込む。
(2)S22において、ビジネスプロセス実行部102は、ユーザから業務サービスのリクエスト処理、ビジネスプロセス切替部101からの切替リクエスト(切替指示)を待つ。
(3)S22で業務サービスリクエストがあった場合はS23に進み、S23において、ビジネスプロセス実行部102は、ユーザから業務サービスのリクエスト要求を受信する。
(4)S24において、ビジネスプロセス実行部102は、新規のアクセス(リクエスト)かどかを判定する。
(5)新規のリクエストの場合はS25に進む。S25において、ビジネスプロセス実行部102は、新規のアクセスの場合、要求業務のビジネスプロセスフローのインスタンスを生成する。例えば図7に示すように、読込んだ「プロセスA」の実行インスタンスである「プロセスA」を生成する。
(6)S26において、ビジネスプロセス実行部102は、インスタンスのビジネスプロセスフローに定義されている業務プログラムを順番に実行し、要求元(リクエスト元)にサービスを提供する。この時、ビジネスプロセス実行部102は、現在のビジネスプロセスフロー上の実行位置を記憶する。ビジネスプロセス実行部102は、該当業務プログラムごとに定義された「情報交換ルール」に従って、業務プログラムに起動情報を送信し、終了時には終了情報を受信する。
(7)新規のリクエストでない場合はS27に進む。S27において、ビジネスプロセス実行部102は、既存のインスタンスであれば、ビジネスプロセスフローの定義に従って次の業務プログラムを実行し、要求元にサービスを実行する。
(8)S22で切替リクエスト(切替指示)を受信するとS28に進む。S28は特徴となるステップである。S22でビジネスプロセス切替部101から業務IDとビジネスプロセスフローIDとを含む「切替リクエスト」を受信すると、ビジネスプロセス実行部102は、既に読込み済みの該当業務のビジネスプロセスフロー情報を破棄し、ビジネスプロセス切替部101から受信した業務IDとビジネスプロセスフローIDとをもとに、ビジネスプロセス定義情報105からその業務IDの示すビジネスプロセスフローIDに該当するビジネスプロセスフローの定義を読み込む。そしてS22へ戻る。
(具体的事例についての説明)
次に図8〜図13を参照して、具体的な事例を説明する。具体的な事例として、インターネットの販売サイトの業務手順を「システム負荷」に応じて自動的に変更する実現方法を説明する。
(システム負荷が低い場合の業務手順)
図8に示すように、「商品業務販売(A)」は、顧客が商品購入のためにショッピングカートに品物を入れた時に、過去の全顧客の購買履歴から顧客がショッピングカートに入れた品物と同時に買った品物を多い順にリストアップし、顧客に対して関連性の高い商品を提案するというビジネスプロセスである。「商品業務販売(A)」はデフォルトである。
(システム負荷が高い場合の業務手順)
図8に示すように、「商品業務販売(B)」は、顧客が商品購入のためにショッピングカートに品物を入れた時に、商品提案は省くビジネスプロセスである。
本事例の場合は、あらかじめ、次の(1)、(2)、(3)の設定を行っておく。
(1)商品販売業務として、図8の2つのビジネスプロセス、商品業務販売(A)と商品業務販売(B)とを、ビジネスプロセス定義情報105に定義する。なお、商品業務販売(A)をデフォルトのビジネスプロセスとして定義する。
(2)図9は、本事例の場合の「収集データ定義303」を示している。システム負荷の高低を監視するため、図9に示すように、業務プログラムのレスポンス時間を業務データ202から収集するように、収集データ定義303に定義する。
(3)図10は、本事例の場合の「ビジネスプロセス切替ルール情報104」を示している。システム負荷の高低を判断するため、直近3分のプログラムの平均レスポンスタイムが3秒以内であれば、通常の「商品業務販売(A)」のビジネスプロセスを実行し、3秒以上であれば「商品業務販売(B)」のビジネスプロセスを実行するように、「ビジネスプロセス切替ルール情報104」に定義を格納する。
(本事例の動作)
図11は、図5に対応する。図11は図5を本事例におけるビジネスプロセス切替部101の具体的な処理フローとしたものである。
(1)S11aにおいて、ビジネスプロセス切替部101は、ビジネスプロセス切替ルール情報104から業務ごとにビジネスプロセスフローの切替を判断する評価式、及び業務IDを取得する。本事例では、ビジネスプロセス切替部101は、評価式について、図10に示した、
評価式:レスポンス平均時間の算出式「Select AVR(レスポンス時間) RESPONS from 収集データwhere 処理年月日<SYSTEMTIME − MINUTE(3);」
を取得する。
(2)S12aにおいて、ビジネスプロセス切替部101は、ビジネスプロセス切替ルール情報104から業務ごとに評価式で得られる値の取り得る範囲と、この値に対応したビジネスプロセスフローIDとを取得する。本事例では、ビジネスプロセス切替部101は、ビジネスプロセス切替ルール情報104より、
評価式(範囲):平均レスポンス時間が3秒以内は「商品販売業務(A)」、
及び
平均レスポンス時間が3秒より小さいときは「商品販売業務(B)」
を取得する。
(3)S13aにおいて、ビジネスプロセス切替部101は、収集データ302から、評価式の計算に必要な値(外部環境/内部環境情報(数値))を取得する。本事例では、ビジネスプロセス切替部101は、収集データ302から、各プログラムのプロセス単位の直近3分のレスポンス時間(数値の一例)を取得する。図12は、取得するレスポンス時間を示している。
(4)S14aにおいて、ビジネスプロセス切替部101は、収集データ302から取得した値を評価式に代入し計算する。本事例では、ビジネスプロセス切替部101は、条件を計算し、平均レスポンス時間を求める。この場合、平均レスポンス時間が「2.33秒」と求められたとする(図12においてレスポンス時間1.001〜0.020までの平均)。
(5)S15aにおいて、ビジネスプロセス切替部101は、計算結果から、その値に対応したビジネスプロセスフローIDを特定し、現在、ビジネスプロセス実行部102の実行している該当業務のビジネスプロセスフローID(実行中ビジネスプロセス)が、特定したビジネスプロセスフローID(特定ビジネスプロセス)と同じ場合は、何もせずS13aに戻る。一方、異なる場合、ビジネスプロセス切替部101は、S16aを実行する。本事例では、図11に示すように、
(a)業務Aの実行条件は、レスポンス時間が3秒以下で、且つ業務Bを実行していることである。
(b)業務Bの実行条件は、レスポンス時間が3秒より大きく、且つ業務Aを実行していることである。ビジネスプロセス切替部101は、これら条件(a)、(b)に従って業務(業務とその業務のビジネスプロセス)を特定する。
(6)上記条件の(a)、(b)のどちらかが当てはまる場合には、S16aに進む。この場合、ビジネスプロセス切替部101は、現在の商品販売業務が「商品販売業務(A)」であれば、「商品販売業務(A)」から「商品販売業務(B)」への切替を指示する切替リクエストをビジネスプロセス実行部102に出力し、現在の商品販売業務が「商品販売業務(B)」であれば、「商品販売業務(B)」から「商品販売業務(A)」への切替を指示する切替リクエストをビジネスプロセス実行部102に出力する。
図13は、図6に対応する。図13は、本事例におけるビジネスプロセス実行部102の処理フローとしたものである。
(1)S21aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、システム起動時に、ビジネスプロセス定義情報105からデフォルトFGが設定されたビジネスプロセスフローを業務ごとに読込む。また、情報交換ルール情報106から業務プログラムごとに定義された情報交換ルールを読み込む。本事例では、システム起動時に、ビジネスプロセス実行部102は、ビジネスプロセス定義情報105からデフォルト設定である「商品販売業務(A)」のプロセスを読込む。
(2)S22aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、ユーザから業務サービスのリクエスト処理、ビジネスプロセス切替部101からの切替リクエスト(切替指示)を待つ。
(3)S22aで業務サービスリクエストがあった場合はS23aに進む。S23aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、ユーザから業務サービスのリクエスト要求を受信する。
(4)S24aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、新規のアクセス(リクエスト)かどかを判定する。
(5)新規のリクエストの場合はS25aに進む。S25aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、新規のアクセスの場合、要求業務のビジネスプロセスフローのインスタンスを生成する。
(6)S26aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、インスタンスのビジネスプロセスフローに定義されている業務プログラムを順番に実行し、要求元(リクエスト元)にサービスを提供する。この時、ビジネスプロセス実行部102は、現在のビジネスプロセスフロー上の実行位置を記憶する。ビジネスプロセス実行部102は、該当業務プログラムごとに定義された「情報交換ルール」に従って、業務プログラムに起動情報を送信し、終了時には終了情報を受信する。本事例では、ビジネスプロセス実行部102は、インスタンスのビジネスプロセスを順番に実行(ログイン画面の表示)する。
(7)新規のリクエストでない場合はS27aに進み、S27aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、既存のインスタンスであれば、ビジネスプロセスフローの定義に従って次の業務プログラムを実行し、要求元にサービスを実行する。本事例では、ビジネスプロセス実行部102は、既存のインスタンスであれば、次の処理(たとえば検索画面の表示)を実施する。
(8)S22aで切替リクエスト(切替指示)を受信するとS28aに進む。S22aでビジネスプロセス切替部101から業務IDとビジネスプロセスフローIDとを含む「切替リクエスト」を受信すると、ビジネスプロセス実行部102は、既に読込み済みの該当業務のビジネスプロセスフロー情報を破棄し、ビジネスプロセス切替部101から受信した業務IDとビジネスプロセスフローIDとをもとに、ビジネスプロセス定義情報105からその業務IDの示すビジネスプロセスフローIDに該当するビジネスプロセスフローの定義を読み込む。そしてS22aへ戻る。
以上の実施の形態1のビジネスプロセス動的切替システム1000により、外部環境あるいは内部環境が短時間で変化、あるいは周期的に変化するような環境下のため業務プロセスフローの見直しが頻繁に発生する場合であっても、業務プロセスフローをリアルタイムで動的に変更することができるので、業務プロセスフローの変更に時間的な遅延が発生することを防止できる。
以上の実施の形態1では装置としてのビジネスプロセス管理装置100を説明したが、ビジネスプロセス管理装置100の各構成要素の動作を処理ととらえることにより、ビジネスプロセス管理装置100の動作をコンピュータに実行させるビジネスプロセス管理プログラムとして把握することも可能である。また、このプログラムを記憶した記憶媒体として把握することも可能である。
実施の形態1のビジネスプロセス管理装置100は、予め想定される複数の要因それぞれに対応したビジネスプロセス定義を保有し、要因に応じてビジネスプロセスを自動で動的に切り替えることを特徴とする。
実施の形態1のビジネスプロセス管理装置100は、外部情報の範囲にしたがって最適なビジネスプロセスを予めいくつか用意し、外部情報の値によって用意したBPをリアルタイムで切り替えることを特徴とする。
実施の形態1のビジネスプロセス管理装置100は、リアルタイムに刻々と変わる環境に応じて定義済みのビジネスプロセスから対応したビジネスモデルを適用することを特徴とする。
実施の形態1のビジネスプロセス管理装置100は、外部情報に基づいて、最適なビジネスプロセスに自動で切換えを行い、切替以降の全てのインスタンスに対してビジネスプロセスが切替り実行されることを特徴とする。
実施の形態1のビジネスプロセス管理装置100は、外部環境と内部環境との少なくともいずれかの変化を数値化し、この数値に対応した予め定義した業務プロセスフローに自動的に切替えることを特徴とする。
実施の形態1に係るビジネスプロセス管理装置100の外観の一例。 実施の形態1に係るビジネスプロセス管理装置100のハードウェア構成。 実施の形態1に係るビジネスプロセス動的切替システム1000の構成。 実施の形態1に係る各情報の内容。 実施の形態1に係るビジネスプロセス切替部101の動作のフローチャート。 実施の形態1に係るビジネスプロセス実行部102の動作のフローチャート。 実施の形態1に係るビジネスプロセス実行部102よるインスタンスの作成を示す図。 実施の形態1に係る具体的事例におけるビジネスプロセス定義情報。 実施の形態1に係る具体的事例における収集データ定義。 実施の形態1に係る具体的事例におけるビジネスプロセス切替ルール。 実施の形態1に係る具体的事例におけるビジネスプロセス切替部101の動作のフローチャート。 実施の形態1に係る具体的事例におけるレスポンス時間。 実施の形態1に係る具体的事例におけるビジネスプロセス実行部102の動作のフローチャート。
符号の説明
100 ビジネスプロセス管理装置、101 ビジネスプロセス切替部、102 ビジネスプロセス実行部、103 ビジネスプロセス定義部、104 ビジネスプロセス切替ルール情報、105 ビジネスプロセス定義情報、106 情報交換ルール情報、200 業務システム、201 業務プログラム、202 業務データ、300 システム監視装置、301 データ収集部、302 収集データ、303 収集データ定義、810 CPU、811 ROM、812 RAM、813 表示装置、814 K/B、815 マウス、816 通信ボード、817 FDD、818 CDD、819 プリンタ装置、820 磁気ディスク装置、821 OS、822 ウィンドウシステム、823 プログラム群、824 ファイル群、825 バス、830 システムユニット、1000 ビジネスプロセス動的切替システム。

Claims (5)

  1. 業務ごとに定義されたビジネスプロセス定義であって、複数の業務プログラムの実行順序と前記ビジネスプロセス定義を特定するIDとを含むビジネスプロセス定義を複数格納するビジネスプロセス格納部と、
    前記ビジネスプロセス格納部に格納された複数のビジネスプロセス定義のうち予め指定されたビジネスプロセス定義を読み込み、読み込んだビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って業務プログラムを実行するビジネスプロセス実行部と、
    前記ビジネスプロセス実行部によって実行される複数の業務プログラムの実行順序を含む前記予め指定されたビジネスプロセス定義から前記ビジネスプロセス格納部に格納された他のビジネスプロセス定義に切り替える切替ルールであって、他のビジネスプロセス定義に切り替えるかどうかを評価する評価値を算出するのに使用するデータを定めた情報と、前記情報に定められたデータを用いて前記評価値を算出する評価式と、切り替えるべきビジネスプロセス定義のIDとを含む切替ルールを格納する切替ルール格納部と、
    前記予め指定されたビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って前記ビジネスプロセス実行部が実行している業務プログラムにより生成される生成データのうち予め収集すべきデータとして定められた収集データを収集する生成データ収集装置から、前記収集データを入力し、入力した前記収集データから前記切替ルール格納部に格納された切替ルールに含まれる前記情報に定められたデータを取得し、取得したデータを前記評価式に適用して前記評価値を算出し、算出した前記評価値から他のビジネスプロセス定義に切り替えるかどうかを評価し、切り替えると評価した場合には、前記切替ルールに含まれるIDを含むと共に他のビジネスプロセス定義への切り替えを指示する切替指示を前記ビジネスプロセス実行部に出力する切替部と
    を備え、
    前記ビジネスプロセス実行部は、
    記切替指示を入力すると、前記予め指定されたビジネスプロセス定義を破棄し、前記ビジネスプロセス格納部から、切替指示に含まれるIDを有するビジネスプロセス定義を読み込むことを特徴とするビジネスプロセス管理装置。
  2. 前記ビジネスプロセス実行部は、
    前記ビジネスプロセス格納部から切替指示に含まれるIDを有するビジネスプロセス定義を読み込んだ場合に、読み込んだビジネスプロセス定義に対応するサービスリクエストに応答して、読み込んだビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って業務プログラムを実行することを特徴とする請求項1記載のビジネスプロセス管理装置。
  3. 前記切替ルール格納部は、
    前記ビジネスプロセス実行部によって前記予め指定されたビジネスプロセス定義の破棄に伴い読み込まれた前記ビジネスプロセス定義から前記ビジネスプロセス格納部に格納された他のビジネスプロセス定義に切り替える切替ルールであって、他のビジネスプロセス定義に切り替えるかどうかを評価する新たな評価値を算出するのに使用するデータを定めた情報と、前記情報に定められたデータを用いて前記新たな評価値を算出する評価式と、切り替えるべきビジネスプロセス定義のIDとを含む切替ルールを格納し、
    前記切替部は、
    前記ビジネスプロセス実行部によって前記予め指定されたビジネスプロセス定義の破棄に伴い読み込まれた前記ビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って前記ビジネスプロセス実行部が実行している業務プログラムにより生成される生成データのうち予め収集すべきデータとして定められた収集データを収集する前記生成データ収集装置から、前記収集データを入力し、入力した前記収集データから前記切替ルール格納部に格納された前記新たな評価値を算出する切替ルールに含まれる前記情報に定められたデータを取得し、取得したデータを前記評価式に適用して前記新たな評価値を算出し、算出した前記新たな評価値から他のビジネスプロセス定義に切り替えるかどうかを評価し、切り替えると評価した場合には、前記新たな評価値を算出する切替ルールに含まれるIDを含むと共に他のビジネスプロセス定義への切り替えを指示する新たな切替指示を前記ビジネスプロセス実行部に出力し、
    前記ビジネスプロセス実行部は、
    前記新たな切替指示を入力すると、前記予め指定されたビジネスプロセス定義の破棄に伴い読み込まれたビジネスプロセス定義を破棄し、前記ビジネスプロセス格納部から、前記新たな切替指示に含まれるIDを有するビジネスプロセス定義を読み込むことを特徴とする請求項2記載のビジネスプロセス管理装置。
  4. 前記ビジネスプロセス実行部は、
    前記ビジネスプロセス格納部から前記新たな切替指示に含まれるIDを有するビジネスプロセス定義を読み込んだ場合に、読み込んだビジネスプロセス定義に対応するサービスリクエストに応答して、読み込んだビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って業務プログラムを実行することを特徴とする請求項3記載のビジネスプロセス管理装置。
  5. コンピュータを、
    業務ごとに定義されたビジネスプロセス定義であって、複数の業務プログラムの実行順序と前記ビジネスプロセス定義を特定するIDとを含むビジネスプロセス定義を複数格納するビジネスプロセス格納部、
    前記ビジネスプロセス格納部に格納された複数のビジネスプロセス定義のうち予め指定されたビジネスプロセス定義を読み込み、読み込んだビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って業務プログラムを実行するビジネスプロセス実行部、
    前記ビジネスプロセス実行部によって実行される複数の業務プログラムの実行順序を含む前記予め指定されたビジネスプロセス定義から前記ビジネスプロセス格納部に格納された他のビジネスプロセス定義に切り替える切替ルールであって、他のビジネスプロセス定義に切り替えるかどうかを評価する評価値を算出するのに使用するデータを定めた情報と、前記情報に定められたデータを用いて前記評価値を算出する評価式と、切り替えるべきビジネスプロセス定義のIDとを含む切替ルールを格納する切替ルール格納部、
    前記予め指定されたビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って前記ビジネスプロセス実行部が実行している業務プログラムにより生成される生成データのうち予め収集すべきデータとして定められた収集データを収集する生成データ収集装置から、前記収集データを入力し、入力した前記収集データから前記切替ルール格納部に格納された切替ルールに含まれる前記情報に定められたデータを取得し、取得したデータを前記評価式に適用して前記評価値を算出し、算出した前記評価値から他のビジネスプロセス定義に切り替えるかどうかを評価し、切り替えると評価した場合には、前記切替ルールに含まれるIDを含むと共に他のビジネスプロセス定義への切り替えを指示する切替指示を前記ビジネスプロセス実行部に出力する切替部、
    として機能させると共に、
    前記ビジネスプロセス実行部に、
    前記切替指示を入力すると、前記予め指定されたビジネスプロセス定義を破棄させ、前記ビジネスプロセス格納部から、切替指示に含まれるIDを有するビジネスプロセス定義を読み込ませるためのビジネスプロセス管理プログラム。
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