JP4884314B2 - ビジネスプロセス管理装置及びビジネスプロセス管理プログラム - Google Patents
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ビジネスプロセスを示すビジネスプロセス情報を複数格納するビジネスプロセス格納部と、
前記ビジネスプロセス格納部に格納されたビジネスプロセス情報を読み込み、読み込んだビジネスプロセス情報の示すビジネスプロセスをリクエストに応答して実行するビジネスプロセス実行部と、
前記ビジネスプロセス実行部が実行しているビジネスプロセスの切り替えを指示する切替指示を前記ビジネスプロセス実行部に出力する切替部と
を備え、
前記切替部は、
前記ビジネスプロセス実行部が実行しているビジネスプロセスである実行中ビジネスプロセスの実行により生成される生成データのうち所定の生成データを収集する生成データ収集装置から前記所定の生成データを入力し、入力した前記所定の生成データに基づき前記ビジネスプロセス格納部に格納されたいずれかのビジネスプロセス情報を特定し、特定されたビジネスプロセス情報の示すビジネスプロセスである特定ビジネスプロセスと実行中ビジネスプロセスとが異なる場合には実行中ビジネスプロセスから特定ビジネスプロセスへの切り替えを指示する前記切替指示を前記ビジネスプロセス実行部に出力し、
前記ビジネスプロセス実行部は、
実行中ビジネスプロセスから特定ビジネスプロセスへの切り替えを指示する前記切替指示を入力すると、前記ビジネスプロセス格納部から特定ビジネスプロセスを示すビジネスプロセス情報を読み込むことを特徴とする。
図1は、コンピュータであるビジネスプロセス管理装置100の外観の一例を示す図である。図1において、ビジネスプロセス管理装置100は、システムユニット830、CRT(Cathode・Ray・Tube)やLCD(液晶)の表示画面を有する表示装置813、キーボード814(Key・Board:K/B)、マウス815、FDD817(Flexible・Disk・ Drive)、コンパクトディスク装置818(CDD:Compact Disk Drive)、プリンタ装置819などのハードウェア資源を備え、これらはケーブルや信号線で接続されている。
以下にそれぞれの構成要素の機能を説明する。
ビジネスプロセス管理装置100において、ビジネスプロセス実行部102は、予め業務ごとにビジネスプロセス定義情報105に格納してある「ビジネスプロセスフローの定義(ビジネスプロセス定義という場合もある)」(ビジネスプロセス情報)を読み取り、このビジネスプロセス定義情報に従って、企業内/外に散在する業務システム200の業務プログラム201を実行し、要求したユーザにサービスを提供する。
図4(a)は、「ビジネスプロセスフロー」の定義に含まれる情報を示している。格納されるビジネスプロセスフローの定義にはフローの他、
(1)そのビジネスプロセスフローの定義を一意に識別するビジネスプロセスフローIDと、
(2)どの業務に対しての定義かを一意に識別する業務IDと、
(3)ある業務に対して複数のビジネスプロセスフローの定義がされている場合にデフォルトで実行するフローを識別するためのデフォルトFGと
を含む。
図4(b)は、「情報交換ルール」の定義に含まれる情報を示している。格納される情報交換ルールの定義には少なくとも、
(1)取得情報を識別するための項目IDと、
(2)情報を取得するための方法と、
(3)情報の取得先と
を含む。
ビジネスプロセス切替部101は、「外部環境/内部環境情報」(数値)をシステム監視装置300の収集データ302から取得し、取得した情報(外部環境/内部環境情報)から最適なビジネスプロセスフローを判断し、ビジネスプロセス実行部102に対して、最適なビジネスプロセスフローに切り替えるべきことを指示する切替指示を送信する機能を持つ。この切替指示(切替リクエストという場合がある)を受信したビジネスプロセス実行部102は、指示されたビジネスプロセスフローの定義をビジネスプロセス定義情報105から取得し、該当業務のビジネスプロセスフローを切り替える。ビジネスプロセス切替部101の処理においては、取得情報(外部環境/内部環境情報)を評価する評価式と、評価式によって得られた値に対応するビジネスプロセスフローを識別するID情報とを記述した「ビジネスプロセス切替ルール」(特定ルール)を、予めビジネスプロセス定義部103にて業務ごとに任意に定義し、ビジネスプロセス切替ルール情報104に格納する。ビジネスプロセス切替部101は、収集データ302から入力した情報とビジネスプロセス切替ルール情報104から取得した情報とに基づき、最適なビジネスプロセスフローを特定する。
図4(c)は、「切替ルール」の定義に含まれる情報を示している。
格納される切替ルールの定義には少なくとも、
(1)切替ルールを適用する業務を一意に識別するための業務IDと、
(2)切替の判断となる値を計算するための評価式と、
(3)評価式によって得られた値が取り得る範囲と、
(4)その範囲に最適なビジネスプロセスフローを一意に識別するためのビジネスプロセスフローIDと
を含む。
業務システム200において、業務プログラムは、ビジネスプロセス実行部102により起動され、ビジネスプロセス実行部102から情報交換ルール情報106で定められた形式の情報を受信し、終了時にはビジネスプロセス実行部102に対して情報交換ルール情報106で定められた形式の情報を送信する。業務プログラムは、起動時に少なくともインスタンスIDとビジネスプロセスフローIDとを含む情報をビジネスプロセス実行部102から受信する。また、終了時に少なくとも、業務プログラムが正常に終了したかどうかを表す実行ステータスを含む情報をビジネスプロセス実行部102に送信する。
システム監視装置300において、データ収集部301は、収集データ定義303に定義された情報を取得し、この定義情報(収集定義情報)に従って、業務データ202から情報を取得し収集データ302に格納する。
図4(d)は、「収集データ」の定義に含まれる情報を示している。
収集データの定義には、少なくとも
(1)収集したデータの項目を識別する項目IDと、
(2)情報を取得するための方法と、
(3)情報の取得先と
を含む。
(1)S11において、ビジネスプロセス切替部101は、ビジネスプロセス切替ルール情報104から業務ごとにビジネスプロセスフローの切替を判断する評価式、及び業務IDを取得する。
(2)S12において、ビジネスプロセス切替部101は、ビジネスプロセス切替ルール情報104から業務ごとに評価式で得られる値の取り得る範囲と、この値に対応したビジネスプロセスフローIDとを取得する。
(3)S13において、ビジネスプロセス切替部101は、収集データ302から、評価式の計算に必要な値(外部環境/内部環境情報(数値))を取得する。
(4)S14において、ビジネスプロセス切替部101は、収集データ302から取得した値を評価式に代入し計算する。
(5)S15において、ビジネスプロセス切替部101は、計算結果から、その値に対応したビジネスプロセスフローIDを特定し、現在ビジネスプロセス実行部102の実行している該当業務のビジネスプロセスフローID(実行中ビジネスプロセス)が、特定したビジネスプロセスフローID(特定ビジネスプロセス)と同じ場合は、何もせずS13に戻る。一方、異なる場合、ビジネスプロセス切替部101は、S16を実行する。
(6)S16において、ビジネスプロセス切替部101は、ビジネスプロセス実行部102に対して、該当業務のビジネスプロセスフローを切り替えるように、業務IDとビジネスプロセスフローIDとを含む切替指示をビジネスプロセス実行部102に送信する。
(2)S22において、ビジネスプロセス実行部102は、ユーザから業務サービスのリクエスト処理、ビジネスプロセス切替部101からの切替リクエスト(切替指示)を待つ。
(3)S22で業務サービスリクエストがあった場合はS23に進み、S23において、ビジネスプロセス実行部102は、ユーザから業務サービスのリクエスト要求を受信する。
(4)S24において、ビジネスプロセス実行部102は、新規のアクセス(リクエスト)かどかを判定する。
(5)新規のリクエストの場合はS25に進む。S25において、ビジネスプロセス実行部102は、新規のアクセスの場合、要求業務のビジネスプロセスフローのインスタンスを生成する。例えば図7に示すように、読込んだ「プロセスA」の実行インスタンスである「プロセスA」を生成する。
(6)S26において、ビジネスプロセス実行部102は、インスタンスのビジネスプロセスフローに定義されている業務プログラムを順番に実行し、要求元(リクエスト元)にサービスを提供する。この時、ビジネスプロセス実行部102は、現在のビジネスプロセスフロー上の実行位置を記憶する。ビジネスプロセス実行部102は、該当業務プログラムごとに定義された「情報交換ルール」に従って、業務プログラムに起動情報を送信し、終了時には終了情報を受信する。
(7)新規のリクエストでない場合はS27に進む。S27において、ビジネスプロセス実行部102は、既存のインスタンスであれば、ビジネスプロセスフローの定義に従って次の業務プログラムを実行し、要求元にサービスを実行する。
(8)S22で切替リクエスト(切替指示)を受信するとS28に進む。S28は特徴となるステップである。S22でビジネスプロセス切替部101から業務IDとビジネスプロセスフローIDとを含む「切替リクエスト」を受信すると、ビジネスプロセス実行部102は、既に読込み済みの該当業務のビジネスプロセスフロー情報を破棄し、ビジネスプロセス切替部101から受信した業務IDとビジネスプロセスフローIDとをもとに、ビジネスプロセス定義情報105からその業務IDの示すビジネスプロセスフローIDに該当するビジネスプロセスフローの定義を読み込む。そしてS22へ戻る。
次に図8〜図13を参照して、具体的な事例を説明する。具体的な事例として、インターネットの販売サイトの業務手順を「システム負荷」に応じて自動的に変更する実現方法を説明する。
図8に示すように、「商品業務販売(A)」は、顧客が商品購入のためにショッピングカートに品物を入れた時に、過去の全顧客の購買履歴から顧客がショッピングカートに入れた品物と同時に買った品物を多い順にリストアップし、顧客に対して関連性の高い商品を提案するというビジネスプロセスである。「商品業務販売(A)」はデフォルトである。
図8に示すように、「商品業務販売(B)」は、顧客が商品購入のためにショッピングカートに品物を入れた時に、商品提案は省くビジネスプロセスである。
(1)商品販売業務として、図8の2つのビジネスプロセス、商品業務販売(A)と商品業務販売(B)とを、ビジネスプロセス定義情報105に定義する。なお、商品業務販売(A)をデフォルトのビジネスプロセスとして定義する。
(2)図9は、本事例の場合の「収集データ定義303」を示している。システム負荷の高低を監視するため、図9に示すように、業務プログラムのレスポンス時間を業務データ202から収集するように、収集データ定義303に定義する。
(3)図10は、本事例の場合の「ビジネスプロセス切替ルール情報104」を示している。システム負荷の高低を判断するため、直近3分のプログラムの平均レスポンスタイムが3秒以内であれば、通常の「商品業務販売(A)」のビジネスプロセスを実行し、3秒以上であれば「商品業務販売(B)」のビジネスプロセスを実行するように、「ビジネスプロセス切替ルール情報104」に定義を格納する。
図11は、図5に対応する。図11は図5を本事例におけるビジネスプロセス切替部101の具体的な処理フローとしたものである。
(1)S11aにおいて、ビジネスプロセス切替部101は、ビジネスプロセス切替ルール情報104から業務ごとにビジネスプロセスフローの切替を判断する評価式、及び業務IDを取得する。本事例では、ビジネスプロセス切替部101は、評価式について、図10に示した、
評価式:レスポンス平均時間の算出式「Select AVR(レスポンス時間) RESPONS from 収集データwhere 処理年月日<SYSTEMTIME − MINUTE(3);」
を取得する。
(2)S12aにおいて、ビジネスプロセス切替部101は、ビジネスプロセス切替ルール情報104から業務ごとに評価式で得られる値の取り得る範囲と、この値に対応したビジネスプロセスフローIDとを取得する。本事例では、ビジネスプロセス切替部101は、ビジネスプロセス切替ルール情報104より、
評価式(範囲):平均レスポンス時間が3秒以内は「商品販売業務(A)」、
及び
平均レスポンス時間が3秒より小さいときは「商品販売業務(B)」
を取得する。
(3)S13aにおいて、ビジネスプロセス切替部101は、収集データ302から、評価式の計算に必要な値(外部環境/内部環境情報(数値))を取得する。本事例では、ビジネスプロセス切替部101は、収集データ302から、各プログラムのプロセス単位の直近3分のレスポンス時間(数値の一例)を取得する。図12は、取得するレスポンス時間を示している。
(4)S14aにおいて、ビジネスプロセス切替部101は、収集データ302から取得した値を評価式に代入し計算する。本事例では、ビジネスプロセス切替部101は、条件を計算し、平均レスポンス時間を求める。この場合、平均レスポンス時間が「2.33秒」と求められたとする(図12においてレスポンス時間1.001〜0.020までの平均)。
(5)S15aにおいて、ビジネスプロセス切替部101は、計算結果から、その値に対応したビジネスプロセスフローIDを特定し、現在、ビジネスプロセス実行部102の実行している該当業務のビジネスプロセスフローID(実行中ビジネスプロセス)が、特定したビジネスプロセスフローID(特定ビジネスプロセス)と同じ場合は、何もせずS13aに戻る。一方、異なる場合、ビジネスプロセス切替部101は、S16aを実行する。本事例では、図11に示すように、
(a)業務Aの実行条件は、レスポンス時間が3秒以下で、且つ業務Bを実行していることである。
(b)業務Bの実行条件は、レスポンス時間が3秒より大きく、且つ業務Aを実行していることである。ビジネスプロセス切替部101は、これら条件(a)、(b)に従って業務(業務とその業務のビジネスプロセス)を特定する。
(6)上記条件の(a)、(b)のどちらかが当てはまる場合には、S16aに進む。この場合、ビジネスプロセス切替部101は、現在の商品販売業務が「商品販売業務(A)」であれば、「商品販売業務(A)」から「商品販売業務(B)」への切替を指示する切替リクエストをビジネスプロセス実行部102に出力し、現在の商品販売業務が「商品販売業務(B)」であれば、「商品販売業務(B)」から「商品販売業務(A)」への切替を指示する切替リクエストをビジネスプロセス実行部102に出力する。
(1)S21aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、システム起動時に、ビジネスプロセス定義情報105からデフォルトFGが設定されたビジネスプロセスフローを業務ごとに読込む。また、情報交換ルール情報106から業務プログラムごとに定義された情報交換ルールを読み込む。本事例では、システム起動時に、ビジネスプロセス実行部102は、ビジネスプロセス定義情報105からデフォルト設定である「商品販売業務(A)」のプロセスを読込む。
(2)S22aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、ユーザから業務サービスのリクエスト処理、ビジネスプロセス切替部101からの切替リクエスト(切替指示)を待つ。
(3)S22aで業務サービスリクエストがあった場合はS23aに進む。S23aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、ユーザから業務サービスのリクエスト要求を受信する。
(4)S24aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、新規のアクセス(リクエスト)かどかを判定する。
(5)新規のリクエストの場合はS25aに進む。S25aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、新規のアクセスの場合、要求業務のビジネスプロセスフローのインスタンスを生成する。
(6)S26aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、インスタンスのビジネスプロセスフローに定義されている業務プログラムを順番に実行し、要求元(リクエスト元)にサービスを提供する。この時、ビジネスプロセス実行部102は、現在のビジネスプロセスフロー上の実行位置を記憶する。ビジネスプロセス実行部102は、該当業務プログラムごとに定義された「情報交換ルール」に従って、業務プログラムに起動情報を送信し、終了時には終了情報を受信する。本事例では、ビジネスプロセス実行部102は、インスタンスのビジネスプロセスを順番に実行(ログイン画面の表示)する。
(7)新規のリクエストでない場合はS27aに進み、S27aにおいて、ビジネスプロセス実行部102は、既存のインスタンスであれば、ビジネスプロセスフローの定義に従って次の業務プログラムを実行し、要求元にサービスを実行する。本事例では、ビジネスプロセス実行部102は、既存のインスタンスであれば、次の処理(たとえば検索画面の表示)を実施する。
(8)S22aで切替リクエスト(切替指示)を受信するとS28aに進む。S22aでビジネスプロセス切替部101から業務IDとビジネスプロセスフローIDとを含む「切替リクエスト」を受信すると、ビジネスプロセス実行部102は、既に読込み済みの該当業務のビジネスプロセスフロー情報を破棄し、ビジネスプロセス切替部101から受信した業務IDとビジネスプロセスフローIDとをもとに、ビジネスプロセス定義情報105からその業務IDの示すビジネスプロセスフローIDに該当するビジネスプロセスフローの定義を読み込む。そしてS22aへ戻る。
Claims (5)
- 業務ごとに定義されたビジネスプロセス定義であって、複数の業務プログラムの実行順序と前記ビジネスプロセス定義を特定するIDとを含むビジネスプロセス定義を複数格納するビジネスプロセス格納部と、
前記ビジネスプロセス格納部に格納された複数のビジネスプロセス定義のうち予め指定されたビジネスプロセス定義を読み込み、読み込んだビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って業務プログラムを実行するビジネスプロセス実行部と、
前記ビジネスプロセス実行部によって実行される複数の業務プログラムの実行順序を含む前記予め指定されたビジネスプロセス定義から前記ビジネスプロセス格納部に格納された他のビジネスプロセス定義に切り替える切替ルールであって、他のビジネスプロセス定義に切り替えるかどうかを評価する評価値を算出するのに使用するデータを定めた情報と、前記情報に定められたデータを用いて前記評価値を算出する評価式と、切り替えるべきビジネスプロセス定義のIDとを含む切替ルールを格納する切替ルール格納部と、
前記予め指定されたビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って前記ビジネスプロセス実行部が実行している業務プログラムにより生成される生成データのうち予め収集すべきデータとして定められた収集データを収集する生成データ収集装置から、前記収集データを入力し、入力した前記収集データから前記切替ルール格納部に格納された切替ルールに含まれる前記情報に定められたデータを取得し、取得したデータを前記評価式に適用して前記評価値を算出し、算出した前記評価値から他のビジネスプロセス定義に切り替えるかどうかを評価し、切り替えると評価した場合には、前記切替ルールに含まれるIDを含むと共に他のビジネスプロセス定義への切り替えを指示する切替指示を前記ビジネスプロセス実行部に出力する切替部と
を備え、
前記ビジネスプロセス実行部は、
前記切替指示を入力すると、前記予め指定されたビジネスプロセス定義を破棄し、前記ビジネスプロセス格納部から、切替指示に含まれるIDを有するビジネスプロセス定義を読み込むことを特徴とするビジネスプロセス管理装置。 - 前記ビジネスプロセス実行部は、
前記ビジネスプロセス格納部から切替指示に含まれるIDを有するビジネスプロセス定義を読み込んだ場合に、読み込んだビジネスプロセス定義に対応するサービスリクエストに応答して、読み込んだビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って業務プログラムを実行することを特徴とする請求項1記載のビジネスプロセス管理装置。 - 前記切替ルール格納部は、
前記ビジネスプロセス実行部によって前記予め指定されたビジネスプロセス定義の破棄に伴い読み込まれた前記ビジネスプロセス定義から前記ビジネスプロセス格納部に格納された他のビジネスプロセス定義に切り替える切替ルールであって、他のビジネスプロセス定義に切り替えるかどうかを評価する新たな評価値を算出するのに使用するデータを定めた情報と、前記情報に定められたデータを用いて前記新たな評価値を算出する評価式と、切り替えるべきビジネスプロセス定義のIDとを含む切替ルールを格納し、
前記切替部は、
前記ビジネスプロセス実行部によって前記予め指定されたビジネスプロセス定義の破棄に伴い読み込まれた前記ビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って前記ビジネスプロセス実行部が実行している業務プログラムにより生成される生成データのうち予め収集すべきデータとして定められた収集データを収集する前記生成データ収集装置から、前記収集データを入力し、入力した前記収集データから前記切替ルール格納部に格納された前記新たな評価値を算出する切替ルールに含まれる前記情報に定められたデータを取得し、取得したデータを前記評価式に適用して前記新たな評価値を算出し、算出した前記新たな評価値から他のビジネスプロセス定義に切り替えるかどうかを評価し、切り替えると評価した場合には、前記新たな評価値を算出する切替ルールに含まれるIDを含むと共に他のビジネスプロセス定義への切り替えを指示する新たな切替指示を前記ビジネスプロセス実行部に出力し、
前記ビジネスプロセス実行部は、
前記新たな切替指示を入力すると、前記予め指定されたビジネスプロセス定義の破棄に伴い読み込まれたビジネスプロセス定義を破棄し、前記ビジネスプロセス格納部から、前記新たな切替指示に含まれるIDを有するビジネスプロセス定義を読み込むことを特徴とする請求項2記載のビジネスプロセス管理装置。 - 前記ビジネスプロセス実行部は、
前記ビジネスプロセス格納部から前記新たな切替指示に含まれるIDを有するビジネスプロセス定義を読み込んだ場合に、読み込んだビジネスプロセス定義に対応するサービスリクエストに応答して、読み込んだビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って業務プログラムを実行することを特徴とする請求項3記載のビジネスプロセス管理装置。 - コンピュータを、
業務ごとに定義されたビジネスプロセス定義であって、複数の業務プログラムの実行順序と前記ビジネスプロセス定義を特定するIDとを含むビジネスプロセス定義を複数格納するビジネスプロセス格納部、
前記ビジネスプロセス格納部に格納された複数のビジネスプロセス定義のうち予め指定されたビジネスプロセス定義を読み込み、読み込んだビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って業務プログラムを実行するビジネスプロセス実行部、
前記ビジネスプロセス実行部によって実行される複数の業務プログラムの実行順序を含む前記予め指定されたビジネスプロセス定義から前記ビジネスプロセス格納部に格納された他のビジネスプロセス定義に切り替える切替ルールであって、他のビジネスプロセス定義に切り替えるかどうかを評価する評価値を算出するのに使用するデータを定めた情報と、前記情報に定められたデータを用いて前記評価値を算出する評価式と、切り替えるべきビジネスプロセス定義のIDとを含む切替ルールを格納する切替ルール格納部、
前記予め指定されたビジネスプロセス定義に含まれる実行順序に従って前記ビジネスプロセス実行部が実行している業務プログラムにより生成される生成データのうち予め収集すべきデータとして定められた収集データを収集する生成データ収集装置から、前記収集データを入力し、入力した前記収集データから前記切替ルール格納部に格納された切替ルールに含まれる前記情報に定められたデータを取得し、取得したデータを前記評価式に適用して前記評価値を算出し、算出した前記評価値から他のビジネスプロセス定義に切り替えるかどうかを評価し、切り替えると評価した場合には、前記切替ルールに含まれるIDを含むと共に他のビジネスプロセス定義への切り替えを指示する切替指示を前記ビジネスプロセス実行部に出力する切替部、
として機能させると共に、
前記ビジネスプロセス実行部に、
前記切替指示を入力すると、前記予め指定されたビジネスプロセス定義を破棄させ、前記ビジネスプロセス格納部から、切替指示に含まれるIDを有するビジネスプロセス定義を読み込ませるためのビジネスプロセス管理プログラム。
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