JP4884242B2 - 間接工具 - Google Patents

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本発明は間接工具に関する。特に間接活線工事において電線被覆剥ぎ取り工具を操作するための間接工具に関する。
高圧配電線路の変圧器工事等に伴う間接活線工事は、活線状態のままで電線被覆の剥ぎ取りから絶縁処理まで行う。そのため、絶縁棒及び先端工具を使用し、直接電線の通電部分に触れずに作業を進める。
このような間接活線工事は、高所作業車を利用することが多い。すなわち、作業者は、高所作業車における作業装置の可動部分の先端に装着された作業床に乗り、作業可能な位置まで近づき作業を行うのである。作業者は、例えば絶縁共用棒の先端に取り付けた各種工具を操作するなど、直接電線の通電部分に触れることなく作業が行える。しかも、十分な離間距離を確保することができるので、安全性の向上、作業時間の短縮が可能である。
間接活線工事における電線被覆の剥ぎ取りを行う際には、電線被覆剥ぎ取り工具が用いられる。この電線被覆剥ぎ取り工具は、電線被覆切断用の刃を作用させるためのねじ回し穴を先端に備えた第1操作部材と、この第1操作部材とは略90°異なる方向に伸びた支持部の先端に操作穴を備えた第2操作部材とを備えている。このような電線被覆剥ぎ取り工具は、従来、バインド打ち器を利用して操作していた。バインド打ち器は、支軸から伸びるフック形状と、支軸から略垂直にかつフック伸長平面と同じ面上で伸びるピンを備え、先端工具として様々な用途に使用されている(例えば、特許文献1参照)。
上記電線被覆剥ぎ取り工具をバインド打ち器にて操作する方法は次のようである。電線に取り付けられた電線被覆剥ぎ取り工具において、第1操作部材のねじ回し穴に、フック形状を引っ掛けて回す。これにより、電線被覆切断用の刃を被覆に食い込ませる。次に、このねじ回し穴または第2操作部材の操作穴にバインド打ち器のピン(またはフック)を挿し入れ、電線被覆剥ぎ取り工具自体を電線中心に回転させる操作をする。この結果、電線の被覆が剥がされ、接地処理等に移行する。
特開2005−172752号公報(図3)
図10、図11は、それぞれ上記電線被覆剥ぎ取り工具をバインド打ち器にて操作する一場面を示す図である。電線被覆剥ぎ取り工具100は、電線被覆切断用の刃101を作用させるためのねじ回し穴102を先端に備えた第1操作部材103と、この第1操作部材とは略90°異なる方向に伸びた支持部104の先端に操作穴105を備えた第2操作部材106とを備えている。バインド打ち器200は、絶縁棒201に取り付けられた支軸202から伸びるフック形状203と、支軸202から略垂直にかつフック伸長平面と同じ面上で伸びるピン204を備えている。
図10、図11で示す前の段階で、まず、電線被覆剥ぎ取り工具100は、第2操作部材106の支持部104と先端工具、例えば電線把持器300とが固定され、図示しない高所作業車の作業床に乗った作業者の下方からの操作により、高所の電線400に掛けられる。続いて、作業者は、バインド打ち器200のフック形状203を電線被覆剥ぎ取り工具100のねじ回し穴102に引っ掛けて回す。これにより、電線被覆切断用の刃101を電線400の被覆に食い込ませる。次に、第2操作部材106の操作穴105にバインド打ち器のピン204(またはフック形状203)を挿し入れ、電線被覆剥ぎ取り工具100自体を電線400中心に矢印10Aに示すように1回転させる操作をする(図10参照)。このとき、電線把持器300は、電線被覆剥ぎ取り工具100の近傍で電線400を把持している。作業者は、電線被覆剥ぎ取り工具100の回転操作を行う一方、剥ぎ取ろうとする電線被覆の反力を減退させるべく、電線被覆剥ぎ取り工具100の回転方向と逆回転方向(矢印10B)へと力を加えつつ電線把持器300を保持する。バインド打ち器200のピン204は、支軸202から略垂直かつフック形状203の伸長平面と同じ面上で伸びているため、ピン204を操作穴105に挿し入れる電線被覆剥ぎ取り工具100の回転操作時において、フック形状203の部分が支持部104に当たって操作を妨げる。そこで、作業者は、バインド打ち器200のピン204を電線被覆剥ぎ取り工具100の操作穴105に挿し入れたままフック形状203が支持部104に当たらないように、バインド打ち器200を斜めにしながらこの難局を乗り切る手法をとっている。しかしながら、作業者は高所作業車の作業床に乗っての作業であり、かつ近傍に存在する電線把持器300の保持動作を伴う。このため、バインド打ち器200の操作範囲は相当小さく限られる。従って、バインド打ち器200による電線被覆剥ぎ取り工具100の電線400中心の回転操作では、1回の操作で90°以上回転させるにはコツが必要で、熟練者でなければ非常に困難である。
さらに、図11に示すように、上記図10に続く電線被覆剥ぎ取り工具100の電線400中心の回転操作に関する最終段階として、作業者はバインド打ち器200を下方から突き上げるように操作する(矢印11A)。これは、高所作業車の作業床に乗っての下方からの作業に因る。このとき、バインド打ち器200のピン204は、フック形状203の伸長平面と同じ面上で支軸202から伸びた構成であるため、第2操作部材106について電線400を完全に越えることができない恐れがある。すなわち、破線矢印11Bに示すような電線被覆剥ぎ取り工具100の電線400中心の回転操作に関し、第2操作部材106が破線で示す鉛直線11Cを越えなければ、電線400の被覆部分の反力と電線被覆剥ぎ取り工具100の自重バランスから、電線被覆剥ぎ取り工具100は破線矢印11Bとは逆方向に戻ってしまう可能性が高い。
また、バインド打ち器200のピン204の代りにフック形状203を操作穴105に挿し入れて電線被覆剥ぎ取り工具100の回転操作を行ったとしても、上記図11のような問題は必ず起こる。すなわち、作業者がバインド打ち器200を下方から突き上げるように操作した場合(矢印11A)、フック形状203は操作穴105から容易に抜けてしまうのである。また、フック形状203が操作穴105から抜けないように操作しても、依然として第2操作部材106について電線400を完全に越えることができない恐れがある。
上述してきたように、電線被覆剥ぎ取り工具100の電線400中心の回転操作に関し、連続したスムースな回転操作が難しく、かつ、第2操作部材106についても完全に電線400を越え、自重で残りの1/4回転をさせる作業が非常に困難であり、特に経験の浅い作業者などは作業時間を増大させる問題がある。電線被覆剥ぎ取り作業は、例えば、作業目的個所における誤通電、他の電路からの混触、誘導による感電の危険を防止するための接地保安作業に伴う作業である。このような、本作業の前段階の保安作業に時間を費やすことは、本作業を時間的に詰まらせることにもつながるので、なるべく避けたいところである。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、その目的は、間接活線工事における所定の電線被覆剥ぎ取り工具を容易に扱える間接工具を提供することにある。
本発明の第1態様による間接工具は、支軸と、前記支軸から、前記支軸の延長線上より徐々に離れるように斜め方向に伸長し、前記支軸の延長線上から遠ざかった経由個所を経て前記支軸の延長線上の方向へ近づき前記支軸の延長線上近傍の頂点を経てから前記経由個所とは前記支軸の延長線を隔てて対称的な位置近傍の終端側領域まで伸長するフック形状を有する第1機能装備と、前記フック形状をなす部分における前記支軸の延長線上から離れた個所を基端として前記フック形状の伸長平面に対して起立する棒形状を有する第2機能装備と、を具備したことを特徴とする。
本発明の第1態様による間接工具によれば、第2機能装備における棒形状は、第1機能装備におけるフック形状を利用することによって、支軸の延長線から離れた個所に設けられ、かつフック形状の伸長平面に対して起立させている。フック形状において支軸の延長線上の頂点は、第1機能装備として有用な作用個所である。第2機能装備として棒形状の設けられる個所は、支軸の延長線上から離れているので、第1機能装備としての作用個所に与える影響は極めて少ない。棒形状は、フック形状の伸長平面に対して起立させている構成により、フック形状を支軸中心に回転させるときの回転半径の増加を小さく抑える。また、棒形状は、フック形状の伸長平面と異なる方向に伸びているため、対象物を扱うときにフック形状で妨げられる場面はほとんどない。
本発明の第2態様による間接工具は、前記第1態様による発明において、前記支軸に取り付けられる絶縁部材をさらに具備したことを特徴とする。これにより、第1態様による発明の作用に加えて、下方から高所に届く間接工具と成り得る。
本発明の第3態様による間接工具は、前記第1または第2態様による発明において、前記第2機能装備は、前記棒形状として、前記フック形状における前記経由個所から前記フック形状の伸長平面に対して略垂直に起立していることを特徴とする。これにより、第1態様または第2態様による発明の作用に加えて、作業者にとって、棒形状の設けられる個所との距離感の把握、操作勘等が向上する。
本発明の第4態様による間接工具は、前記第1または第2態様による発明において、前記第2機能装備は、前記棒形状として、前記フック形状における前記終端側領域から前記フック形状の伸長平面に対して略垂直に起立していることを特徴とする。これにより、第3態様による発明と同様に、作業者にとって、棒形状の設けられる個所との距離感の把握、操作勘等が向上する。
本発明の第5態様による間接工具は、前記第4態様による発明において、前記棒形状は、前記フック形状を構成する部材の延長で形成されていることを特徴とする。これにより、第4態様による発明の作用に加えて、棒形状の加工に関し、別部品による構成よりも加工が容易で低コストになり得る。
本発明の第6態様による間接工具は、前記第1から第5態様いずれかによる発明において、前記第1機能装備は、前記フック形状における前記頂点は略90°に曲げられていることを特徴とする。これにより、第1から第5態様いずれかによる発明の作用に加えて、第1機能装備としての有用な作用個所を、より効率的に作用させる。すなわち、フック形状に関し、挿し入れる、引っ掛ける、引っ掛けて回すなど、総合的に扱い易い曲げ角度を提供する。
本発明の第7態様による間接工具は、前記第1から第6態様いずれかによる発明において、前記支軸、前記第1機能装備及び前記第2機能装備は共にアルミニウムを主成分とする材料で構成されていることを特徴とする。これにより、第1から第6態様いずれかによる発明の作用に加えて、より扱い易くし得る先端工具の軽量化に寄与する。
本発明の第8態様による間接工具は、前記第1から第7態様いずれかによる発明において、前記第2機能装備における前記棒形状の断面積に関し、先端領域の部分に比べて該先端領域の直ぐ下の領域部分が小さいことを特徴とする。これにより、第1から第7態様いずれかによる発明の作用に加えて、棒形状は、対象部に挿し入れた場合、抜け防止に寄与する。
本発明の第9態様による間接工具は、前記第8態様による発明において、前記第2機能装備における前記棒形状の先端領域は、他の領域と異なる色を有したキャップ部材に覆われていることを特徴とする。これにより、第8態様による発明の作用に加えて、棒形状の先端に関し、下方からの視認度向上に寄与する。
本発明の第10態様による間接工具は、前記第1から第9態様いずれかによる発明において、前記第1機能装備は、電線被覆切断用の刃を作用させるねじ回し穴を先端に備えた第1操作部材と、該第1操作部材とは異なる方向に伸びた支持部の先端に操作穴を備えた第2操作部材とを備える電線被覆剥ぎ取り工具の前記ねじ回し穴に、前記フック形状を引っ掛けて回す作業に用いられ、前記第2機能装備は、前記ねじ回し穴または前記操作穴に前記棒形状を挿し入れ、電線被覆内に前記刃を移動させた前記電線被覆剥ぎ取り工具を電線中心に回転させる作業に用いられることを特徴とする。これにより、第1から第9態様いずれかによる発明の作用に加えて、第1機能装備と第2機能装備との使い分けに基づいてフック形状及び棒形状の構成の範囲が絞られる。第2機能装備の棒形状は、第1機能装備のフック形状を利用することによって、支軸の延長線から離れた個所に設けられる。これにより、支軸を鉛直方向とすると、鉛直方向より所定角度遠ざかる角度の方向に棒形状が配置できる。これにより、電線被覆剥ぎ取り工具を電線中心に回転させる作業の効率化が図れる。
以上、本発明によれば、第2機能装備における棒形状は、第1機能装備におけるフック形状を利用することによって、支軸の延長線から離れた個所に設けることができ、かつフック形状の伸長平面に対して起立(より好ましくは略垂直に起立)させている。これにより、第1、第2機能装備それぞれの働きを損なうことなく各機能を発揮することができるという効果がある。
すなわち、フック形状は、電線被覆剥ぎ取り工具における電線被覆切断用の刃を作用させる第1操作部材のねじ回し穴への挿し入れ、引っ掛け、ねじを回すなどの操作に用いられるが、その操作は、棒形状に妨げられることなくスムースに達成できる。また、棒形状は、電線被覆剥ぎ取り工具における第1操作部材とは略90°異なる方向に伸びた第2操作部材の操作穴への挿し入れ、上記電線被覆剥ぎ取り工具を電線中心に回転させる操作に用いられるが、その操作は、フック形状に妨げられることなくスムースに達成できる。しかも、棒形状は、電線被覆剥ぎ取り工具について、下方から容易に電線を越えられるように操作することができる。
これにより、間接活線工事における所定の電線被覆剥ぎ取り工具を容易に扱える間接工具を提供することができる。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態による間接工具を示す概観図である。間接活線工事の一部で、電線被覆の剥ぎ取りを行う電線被覆剥ぎ取り工具を操作する間接工具として用いられるものである。
間接工具1は、支軸9と、フック形状15を有する第1機能装備10と、棒形状25を有する第2機能装備20とを有する。支軸9は、絶縁支持部材8に取り付けられ、さらにこの絶縁支持部材8を介して絶縁共用棒等の絶縁棒5に取り付けられている。絶縁棒5は、例えば固定用突起部4と固定用リングネジ3で絶縁支持部材8の一部を狭持する形態を有する。
第1機能装備10におけるフック形状15は、支軸9から、支軸9の延長線A1上より徐々に離れるように斜め方向に伸長し、延長線A1上から遠ざかった経由個所11を経て延長線A1上の方向へ近づき、延長線A1上近傍の頂点12を経てから上記経由個所11とは延長線A1を隔てて対称的な位置近傍の終端側領域13まで伸長する構成を有する。延長線A1上近傍の頂点12は、略90°の曲げ角度を有することが好ましい。
第2機能装備20における棒形状25は、フック形状15をなす部分における支軸9の延長線A1上から離れた個所、ここでは経由個所11を基端としてフック形状15の伸長平面に対して略垂直に起立する構成を有する。支軸9の延長線A1を鉛直方向とすると、鉛直方向より所定角度遠ざかる角度の方向に棒形状25が配置できる形態となる。棒形状25は、その基端部をフック形状15の経由個所11に溶接することにより固定されている。その他図示しないが、棒形状25は、経由個所11に設けた貫通穴を介して棒形状25の伸長方向と反対側よりナットまたはボルトなどの固定具で固定されるような構成をとってもよい。棒形状25の断面積に関し、起立方向の先端領域22の部分は大きく、少なくとも先端領域22の直ぐ下の領域部分23の断面積は先端領域22の部分に比べて小さい。
支軸9、第1機能装備10及び第2機能装備20は共にアルミニウムを主成分とする材料で構成されており、より扱い易くし得る先端工具の軽量化に寄与する。上記第1機能装備10におけるフック形状15に関し、経由個所11から頂点12までの長さはだいたい35mm〜50mm、好ましくは40mm、頂点12から終端側領域13までの長さもだいたい35mm〜50mm、好ましくは40mmである。また、第2機能装備20における棒形状25の長さも、35mm〜50mm、好ましくは40mmである。
図2、図3、図4(a)〜(d)は、それぞれ上記第1実施形態による間接工具を用いて電線被覆剥ぎ取り工具を操作する一場面を示す図である。電線被覆剥ぎ取り工具100は、電線被覆切断用の刃101を作用させるためのねじ回し穴102を先端に備えた第1操作部材103と、この第1操作部材とは略90°異なる方向に伸びた支持部104の先端に操作穴105を備えた第2操作部材106とを備えている。このような電線被覆剥ぎ取り工具100を操作するために、図1で示した間接工具1を用いる。
図2に示すように、まず、電線被覆剥ぎ取り工具100は、第2操作部材106の支持部104と先端工具、例えば電線把持器300が固定され、図示しない高所作業車の作業床に乗った作業者の下方からの操作により、高所の電線400に掛けられる。続いて、作業者は、本発明の間接工具1のフック形状15を電線被覆剥ぎ取り工具100のねじ回し穴102に引っ掛けて回す。これにより、電線被覆切断用の刃101を電線400の被覆に食い込ませる。
第2機能装備20における棒形状25は、第1機能装備10におけるフック形状15を利用することによって、材料コストを抑えつつ支軸9の延長線A1から離れた個所に設けることができる。従って、第1機能装備10としての作用個所(頂点12)に与える影響は極めて少ない。すなわち、フック形状15に関し、挿し入れる、引っ掛ける、引っ掛けて回すなど、基本的な操作に支障はない。また、頂点12が略90°に曲げられていることも上記基本的な操作を容易にし、総合的に扱い易い。また、棒形状25は、フック形状15の伸長平面に対して略90°起立させている。これにより、フック形状15を支軸9中心に回転させるときの回転半径の増加は小さく抑えられる。よって、接近している電線把持器300との接触の心配もなく、スムースな操作が達成できる。
次に、図3に示すように、作業者は、電線把持器300により、電線被覆剥ぎ取り工具100近傍の電線400を把持する。そして、間接工具1の棒形状25を電線被覆剥ぎ取り工具100の第2操作部材106の操作穴105に挿し入れ、電線被覆剥ぎ取り工具100自体を矢印31Bに示すように電線400中心に、少なくとも1回転させる操作をする(図4(a)〜(d)参照)。その一方で、作業者は、剥ぎ取ろうとする電線被覆の反力を減退させるべく、電線被覆剥ぎ取り工具100の回転方向と逆回転方向(矢印10B)へと力を加えつつ電線把持器300を保持する。
図4(a)〜(d)に示すように、間接工具1を操作して、矢印31Bに示すように電線被覆剥ぎ取り工具100自体を電線400中心に回転させる。棒形状25は、その先端領域22の部分の径が直ぐ下の領域部分23より大きいので(図3参照)、操作穴105に挿し入れて操作するときの抜け防止に寄与する。各図の回転操作において、図4(a)の状態を0°とすると、図4(b)は、回転角が90°過ぎた状態、図4(c)は、回転角が180°過ぎた状態、図4(d)は、回転角が270°過ぎた状態である。棒形状25は、フック形状15の伸長平面と異なる方向に伸びているため、対象物を扱うときにフック形状15で妨げられる場面がほとんどない。つまり、図4(a)〜(d)に示すように、回転面とフック形状15の伸長平面とは同じ面であり、電線被覆剥ぎ取り工具100の操作穴105に挿し入れた間接工具1の棒形状25は、上記回転面から突出する(この紙面上では奥に突出する)。このため、フック形状15が第2操作部材106の妨げになることなく、図4(a)〜(d)に示すような一連の回転操作が容易に達成できる。
図4(d)では、最終段階として、作業者は間接工具1を下方から突き上げるように操作する(矢印41A)。これは、高所作業車の作業床に乗っての下方からの作業に因る。間接工具1の棒形状25は、支軸9の延長線A1から離れたフック形状15の経由個所11に設けられている。すなわち、支軸9の延長線A1を鉛直方向とすると、鉛直方向より所定角度遠ざかる角度の方向に棒形状25が配置された形態となっている。これにより、電線被覆剥ぎ取り工具100の第2操作部材106について電線400を完全に越えることは極めて容易となる。すなわち、矢印41Aに示すように、下方から突き上げるように操作した場合であっても、電線被覆剥ぎ取り工具100の第2操作部材106が破線で示す鉛直線41Cを容易に越えることができるのである。次いで、図示しないが作業者は、間接工具1の棒形状25を電線被覆剥ぎ取り工具100の操作穴105から抜き去る。これにより、電線400の被覆部分の反力が加わったとしても、電線被覆剥ぎ取り工具100の自重バランスから、電線被覆剥ぎ取り工具100は容易に残りの1/4回転(270°から360°まで)を達成することができる。
上記本発明の第1実施形態による間接工具1によれば、第2機能装備20における棒形状25は、第1機能装備10におけるフック形状15を利用することによって、支軸9の延長線A1から離れた個所に設けることができ、かつフック形状15の伸長平面に対して起立、より好ましくは略垂直に起立させた構成を提供する。これにより、第1機能装備10、第2機能装備20を支軸9から先にコンパクトにまとめつつ、第1、第2機能装備10、20それぞれの働きを損なうことのない、機能性に富んだ間接工具が実現できる。
すなわち、フック形状15は、電線被覆剥ぎ取り工具100における電線被覆切断用の刃101を作用させる第1操作部材103のねじ回し穴102への挿し入れ、引っ掛け、ねじを回すなどの操作に用いられるが、その操作は、棒形状25に妨げられることなくスムースに達成できる。また、棒形状25は、電線被覆剥ぎ取り工具100における第1操作部材とは略90°異なる方向に伸びた第2操作部材106の操作穴105に挿し入れると共に、上記電線被覆剥ぎ取り工具100を電線400中心に回転させる操作に用いられるが、その操作は、フック形状15に妨げられることなくスムースに達成できる。しかも、棒形状25は、電線被覆剥ぎ取り工具100について、下方から容易に電線400を越えられるように操作することができる。これにより、間接活線工事における所定の電線被覆剥ぎ取り工具100を容易に扱える間接工具を提供することができる。
[第2実施形態]
図5は、本発明の第2実施形態による間接工具を示す概観図である。この図5は、第1実施形態で示した間接工具の変形例を示している。
間接工具2は、支軸7と、フック形状35を有する第1機能装備30と、棒形状45を有する第2機能装備40とを有する。支軸7は、絶縁支持部材6に取り付けられ、さらにこの絶縁支持部材6を介して絶縁共用棒等の絶縁棒5に取り付けられている。絶縁棒5は、例えば固定用突起部4と固定用リングネジ3で絶縁支持部材6の一部を狭持する形態を有する。
第1機能装備30におけるフック形状35は、支軸7から、支軸7の延長線A2上より徐々に離れるように斜め方向に伸長し、延長線A2上から遠ざかった経由個所31を経て延長線A2上の方向へ近づき、延長線A2上近傍の頂点32を経てから上記経由個所31とは延長線A2を隔てて対称的な位置近傍の終端側領域33まで伸長する構成を有する。延長線A2上近傍の頂点32は、略90°の曲げ角度を有することが好ましい。
第2機能装備40における棒形状45は、フック形状35をなす部分における支軸7の延長線A2上から離れた個所、ここでは終端側領域33を基端としてフック形状35の伸長平面に対して略垂直に起立する構成を有する。支軸7の延長線A2を鉛直方向とすると、鉛直方向より所定角度遠ざかる角度の方向に棒形状45が配置できる形態となる。棒形状45は、フック形状35を構成する部材の延長で形成されている。棒形状45の断面積に関し、起立方向の先端領域42の部分は大きく、少なくとも先端領域42の直ぐ下の領域部分43の断面積は先端領域42の部分に比べて小さい。この実施形態において、先端領域42の部分には、先端領域42がねじ回し穴102や操作穴105から外れないように、棒形状45よりも太径の円柱形状を有する外れ防止部材46が形成されている。つまり、先端領域42の部分は、この外れ防止部材46によって、領域部分43の断面積より実質的に大きくなっている。外れ防止部材46は、例えば、他の領域と異なる色(特に、夜間でも視認しやすい色、例えば赤色や黄色)に着色されていてもよい。
支軸7、第1機能装備30及び第2機能装備40は共にアルミニウムを主成分とする材料で構成されており、より扱い易くし得る先端工具の軽量化に寄与する。棒形状45は、フック形状35を構成する部材の延長で形成されているため、第1実施形態の構成に比べて製造工程の面でも簡素化される。上記第1機能装備30におけるフック形状35に関し、経由個所31から頂点32までの長さはだいたい35mm〜50mm、好ましくは40mm、頂点32から終端側領域33までの長さもだいたい35mm〜50mm、好ましくは40mmである。また、第2機能装備40における棒形状45の長さも、35mm〜50mm、好ましくは40mmである。
図6、図7、図8(a)〜(d)は、それぞれ上記第2実施形態による間接工具を用いて電線被覆剥ぎ取り工具を操作する一場面を示す図である。電線被覆剥ぎ取り工具100は、前記図5で説明した電線被覆剥ぎ取り工具100と同様の構成であるため説明は省略する。このような電線被覆剥ぎ取り工具100を操作するために、図5で示した間接工具2を用いる。
図6に示すように、まず、電線被覆剥ぎ取り工具100は、第2操作部材106の支持部104と先端工具、例えば電線把持器300が固定され、図示しない高所作業車の作業床に乗った作業者の下方からの操作により、高所の電線400に掛けられる。続いて、作業者は、本発明の間接工具2のフック形状35を電線被覆剥ぎ取り工具100のねじ回し穴102に引っ掛けて回す。色付きの外れ防止部材46は視認し易く、ねじ回し穴102への挿し入れをより容易にさせる利点がある。作業者は、ねじ回し穴102へ棒形状45を挿し入れた後、1/4回転ほど捻りながらフック形状35の頂点32直下に移動させてフック形状35を機能させつつ回す。これにより、電線被覆切断用の刃101を電線400の被覆に食い込ませる。
第2機能装備40における棒形状45は、第1機能装備30におけるフック形状35を利用することによって、材料コストを抑えつつ支軸7の延長線A2から離れた個所に設けることができる。従って、第1機能装備30としての作用個所(頂点32)に与える影響は極めて少ない。すなわち、フック形状35に関し、挿し入れる、引っ掛ける、引っ掛けて回すなど、基本的な操作に支障はない。また、頂点32が略90°に曲げられていることも上記基本的な操作を容易にし、総合的に扱い易い。また、棒形状45は、フック形状35の伸長平面に対して略90°起立させている。これにより、フック形状35を支軸7中心に回転させるときの回転半径の増加は小さく抑えられる。よって、接近している電線把持器300との接触の心配もなく、スムースな操作が達成できる。
次に、図7に示すように、作業者は、電線把持器300により、電線被覆剥ぎ取り工具100近傍の電線400を把持する。そして、間接工具2の棒形状45を電線被覆剥ぎ取り工具100の第2操作部材106の操作穴105に挿し入れ、電線被覆剥ぎ取り工具100自体を矢印71Bに示すように電線400中心に、少なくとも1回転させる操作をする(図8(a)〜(d)参照)。その一方で、作業者は、剥ぎ取ろうとする電線被覆の反力を減退させるべく、電線被覆剥ぎ取り工具100の回転方向と逆回転方向(矢印10B)へと力を加えつつ電線把持器300を保持する。
図8(a)〜(d)に示すように、間接工具2を操作して、矢印71Bに示すように電線被覆剥ぎ取り工具100自体を電線400中心に回転させる。棒形状45は、その先端領域42の部分の径が直ぐ下の領域部分43より大きいので(図7参照)、操作穴105に挿し入れて操作するときの抜け防止に寄与する。各図の回転操作において、図8(a)の状態を0°とすると、図8(b)は、回転角が90°過ぎた状態、図8(c)は、回転角が180°過ぎた状態、図8(d)は、回転角が270°過ぎた状態である。棒形状45は、フック形状35の伸長平面と異なる方向に伸びているため、対象物を扱うときにフック形状35で妨げられる場面がほとんどない。つまり、図8(a)〜(d)に示すように、回転面とフック形状35の伸長平面とは同じ面であり、電線被覆剥ぎ取り工具100の操作穴105に挿し入れた間接工具2の棒形状45は、上記回転面から突出する(この紙面上では奥に突出する)。このため、フック形状35が第2操作部材106の妨げになることなく、図8(a)〜(d)に示すような一連の回転操作が容易に達成できる。
図8(d)では、最終段階として、作業者は間接工具2を下方から突き上げるように操作する(矢印81A)。これは、高所作業車の作業床に乗っての下方からの作業に因る。間接工具2の棒形状45は、支軸7の延長線A2から離れたフック形状35の終端側領域33に設けられている。すなわち、支軸7の延長線A2を鉛直方向とすると、鉛直方向より所定角度遠ざかる角度の方向に棒形状45が配置された形態となっている。これにより、電線被覆剥ぎ取り工具100の第2操作部材106について電線400を完全に越えることは極めて容易となる。すなわち、矢印81Aに示すように、下方から突き上げるように操作した場合であっても、電線被覆剥ぎ取り工具100の第2操作部材106が破線で示す鉛直線81Cを容易に越えることができるのである。次いで、図示しないが作業者は、間接工具2の棒形状45を電線被覆剥ぎ取り工具100の操作穴105から抜き去る。これにより、電線400の被覆部分の反力が加わったとしても、電線被覆剥ぎ取り工具100の自重バランスから、電線被覆剥ぎ取り工具100は容易に残りの1/4回転(270°から360°まで)を達成することができる。
上記本発明の第2実施形態による間接工具2によれば、第2機能装備40における棒形状45は、第1機能装備30におけるフック形状35を利用することによって、支軸7の延長線A2から離れた個所に設けることができ、かつフック形状35の伸長平面に対して起立、より好ましくは略垂直に起立させた構成を提供する。これにより、第1機能装備30、第2機能装備40を支軸7から先にコンパクトにまとめつつ、第1、第2機能装備30、40それぞれの働きを損なうことのない、機能性に富んだ間接工具が実現できる。
すなわち、フック形状35は、電線被覆剥ぎ取り工具100における電線被覆切断用の刃101を作用させる第1操作部材103のねじ回し穴102への挿し入れ、引っ掛け、ねじを回すなどの操作に用いられるが、その操作は、棒形状45に妨げられることなくスムースに達成できる。また、棒形状45は、電線被覆剥ぎ取り工具100における第1操作部材とは略90°異なる方向に伸びた第2操作部材106の操作穴105に挿し入れると共に、上記電線被覆剥ぎ取り工具100を電線400中心に回転させる操作に用いられるが、その操作は、フック形状35に妨げられることなくスムースに達成できる。しかも、棒形状45は、電線被覆剥ぎ取り工具100について、下方から容易に電線400を越えられるように操作することができる。これにより、間接活線工事における所定の電線被覆剥ぎ取り工具100を容易に扱える間接工具を提供することができる。
図9は、3線の接地短絡処理の状態図を示す。高所の電線401、402、403は、所定の電線被覆剥ぎ取り工具100及びその操作に上記第1または第2実施形態で示した間接工具1または2を利用して、電線被覆の所定部位が剥ぎ取られる。その後、接地側端子90により接地済みの導線91、92、93を伴い、図示しない絶縁棒等を用いて接続用クランプ94、95、96が上方に上げられ、各電線被覆の剥ぎ取られた所定部位に接続される。これにより、作業目的個所の誤通電、他の電路からの混触、誘導による感電の危険を防止する。
このような、安全に目的の作業を遂行するための前段階の保安作業において、本発明による第1または第2実施形態で示したような間接工具1または2を利用することは、大変有用である。電線被覆剥ぎ取り工具100の操作に本発明による第1または第2実施形態で示したような間接工具1または2を利用することは、大変有用である。なぜなら、目的とする作業の前段階で時間を浪費することは、後の本作業時間が詰まってしまうことにもなるからである。電線被覆剥ぎ取り作業に手間取ることは、見た目にも悪い。本発明による間接工具を利用することによって、間接活線工事における所定の電線被覆剥ぎ取り工具を容易に効率よく扱うことができる。熟練者はもとより、特に経験の浅い作業者において、作業効率のアップが期待できる。
なお、外れ防止部材46は、棒形状45よりも太径であり、棒形状45の先端に一体的に形成されたとしたが、これに限定されず、例えば、棒形状45の先端に、ゴム製または合成樹脂製のキャップを接着したものであってもよい。
本発明の第1実施形態による間接工具を示す概観図である。 第1実施形態による間接工具を用いて電線被覆剥ぎ取り工具を操作する一場面を示す図である。 第1実施形態による間接工具を用いて電線被覆剥ぎ取り工具を操作する一場面を示す図である。 (a)〜(d)は、それぞれ第1実施形態による間接工具を用いて電線被覆剥ぎ取り工具を操作する一場面を示す図である。 本発明の第2実施形態による間接工具を示す概観図である。 第2実施形態による間接工具を用いて電線被覆剥ぎ取り工具を操作する一場面を示す図である。 第2実施形態による間接工具を用いて電線被覆剥ぎ取り工具を操作する一場面を示す図である。 (a)〜(d)は、それぞれ第2実施形態による間接工具を用いて電線被覆剥ぎ取り工具を操作する一場面を示す図である。 3線の接地短絡処理を示す状態図である。 電線被覆剥ぎ取り工具をバインド打ち器にて操作する問題となる一場面を示す図である。 電線被覆剥ぎ取り工具をバインド打ち器にて操作する問題となる一場面を示す図である。
符号の説明
1、2 間接工具
3 固定用リングネジ
4 固定用突起部
5 絶縁棒
6、8 絶縁支持部材
7、9 支軸
10、30 第1機能装備
11、31 経由個所
12、32 頂点
13、33 終端側領域
15、35 フック形状
20,40 第2機能装備
22、42 先端領域
23、43 先端領域の直ぐ下の領域部分
25、45 棒形状
46 外れ防止部材
90 接地側端子
91、92、93 電線
94、95、96 接続用クランプ
100 電線被覆剥ぎ取り工具
101 電線被覆切断用の刃
102 ねじ回し穴
103 第1操作部材
104 支持部
105 操作穴
106 第2操作部材
200 バインド打ち器
201 絶縁棒
202 支軸
203 フック形状
204 ピン
300 電線把持器
400 電線

Claims (8)

  1. 支軸と、
    前記支軸から、前記支軸の延長線上より徐々に離れるように斜め方向に伸長し、前記支軸の延長線上から遠ざかった経由個所を経て前記支軸の延長線上の方向へ近づき前記支軸の延長線上近傍の頂点を経てから前記経由個所とは前記支軸の延長線を隔てて対称的な位置近傍の終端側領域まで伸長するフック形状を有する第1機能装備と、
    前記フック形状における前記経由個所又は前記終端側領域を基端として前記フック形状の伸長平面に対して略垂直に起立する棒形状を有する第2機能装備と、
    を具備したことを特徴とする間接工具。
  2. 前記支軸に取り付けられる絶縁部材をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の間接工具。
  3. 前記棒形状は、前記フック形状を構成する部材の延長で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の間接工具。
  4. 前記第1機能装備は、前記フック形状における前記頂点は略90°に曲げられていることを特徴とする請求項1からいずれか一つに記載の間接工具。
  5. 前記支軸、前記第1機能装備及び前記第2機能装備は共にアルミニウムを主成分とする材料で構成されていることを特徴とする請求項1から4いずれか一つに記載の間接工具。
  6. 前記第2機能装備における前記棒形状の断面積に関し、先端領域の部分に比べて該先端領域の直ぐ下の領域部分が小さいことを特徴とする請求項1からいずれか一つに記載の間接工具。
  7. 前記第2機能装備における前記棒形状の先端領域の部分は、他の領域と異なる色を有したキャップ部材に覆われていることを特徴とする請求項に記載の間接工具。
  8. 前記第1機能装備は、電線被覆切断用の刃を作用させるねじ回し穴を先端に備えた第1操作部材と、該第1操作部材とは異なる方向に伸びた支持部の先端に操作穴を備えた第2操作部材とを備える電線被覆剥ぎ取り工具の前記ねじ回し穴に、前記フック形状を引っ掛けて回す作業に用いられ、前記第2機能装備は、前記ねじ回し穴または前記操作穴に前記棒形状を挿し入れ、電線被覆内に前記刃を移動させた前記電線被覆剥ぎ取り工具を電線中心に回転させる作業に用いられることを特徴とする請求項1からいずれか一つに記載の間接工具。
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