JP4883646B2 - 可変通知システム、可変通知サーバ、可変通知方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

可変通知システム、可変通知サーバ、可変通知方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、パスワードの有効期限を利用者に通知する可変通知システム、可変通知サーバ、可変通知方法及びコンピュータプログラムに関する。
パスワードの有効期限を利用者に通知するシステムが開発されている。このシステムは、利用者装置とサービス提供システムと認証システムとを具備している。利用者装置とサービス提供システムと認証システムは、ネットワークに接続されている。利用者装置は、利用者に利用されるコンピュータである。サービス提供システムは、サービスを提供するサービス提供サーバを備えている。認証システムは、利用者により過去に変更されたパスワードを保持する認証サーバを備えている。利用者がサービス提供サーバによるサービスを利用するときに、認証サーバによるパスワードの認証が必要となる。これについて説明する。
まず、利用者は、利用者装置を用いて、サービス提供サーバに接続し、パスワードを送信する。このとき、認証サーバは、利用者装置から送信されたパスワードと自己が保持するパスワードとを照合し、一致した場合、その旨をサービス提供サーバに通知する。サービス提供サーバは、認証サーバからの通知に応じて、サービスのデータを利用者装置に送信する。これにより、利用者は、サービスを利用することができる。
パスワードには、有効期限日が設定されている。このため、利用者は、有効期限日にあわせて、パスワードの更新を実行する必要がある。即ち、利用者は、現在のパスワードから新しいパスワードに変更することにより、サービスの利用を継続することができる。
パスワードの有効期限を利用者に通知する技術について紹介する。
特開2001−022465号公報には、パスワードの変更管理方法が記載されている(特許文献1)。特許文献1に記載された技術では、有効期限日より前の設定日(例えば有効期限日の14日前)にパスワードの変更を案内するための電子メールを利用者装置に送信することにより、利用者に通知する。この場合、利用者によりパスワードの変更が実施されるまで、日次でリマインドメール(変更通知)を送信する。また、特許文献1に記載された技術では、利用者装置がサービス提供サーバにログインした後、利用者装置の表示部にパスワードの有効期限切れ日を表示する。このように、特許文献1に記載された技術では、利用者によるパスワードの変更の実施有無のみを判断基準として、変更通知を送信している。
特開2000−029836号公報には、ユーザ管理システムが記載されている(特許文献2)。特許文献2に記載された技術では、ユーザ(利用者)のログイン実績からパスワード通知期間を算出して通知する。また、特許文献2に記載された技術では、ユーザが未対応による通知回数が一定値を超えた場合、ユーザ管理作業実施部門へ対策を行うよう要求し、パスワードの失効やログイン停止を防止する。
特開平7−182064号公報には、パスワード変更方式が記載されている(特許文献3)。特許文献3に記載された技術では、システムへのアクセス頻度から使用者(利用者)毎にパスワード有効期限と更新期限を設定し、この期限に基づいてパスワードの変更を使用者に対して促してパスワードの更新管理をする。
特開2001−022465号公報 特開2000−029836号公報 特開平7−182064号公報
しかし、上述の技術では、利用者によるパスワードの変更の実施有無のみを判断基準としている。このため、パスワードの有効期限が通知されたときに問題なく対応している利用者と、パスワードの有効期限が通知されても対応せず問題を起こしている利用者とに対し、一律の通知方法を実施している。
従って、本発明の課題は、利用者の過去の作業実績に合わせた通知を実施することができる可変通知システム、可変通知サーバ、可変通知方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態・実施例で使用される符号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を記載する。この符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態・実施例の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の可変通知サーバは、利用者装置(1)を具備するシステムに適用される。利用者装置(1)は、利用者に操作され、利用者は、設定情報を用いてサービスを利用する。可変通知サーバは、集計部(4、40)と、通知部(5、50)と、を具備している。集計部(4、40)は、利用者を識別する利用者識別子と、前回の設定情報の有効期限日を表す前回設定情報有効期限日と、利用者が前回の設定情報を変更したときの日にちを表す前回設定情報変更日とが格納された集計データベース(43)を備えている。通知部(5、50)は、利用者に設定情報を変更してもらうための設定情報変更案内通知を利用者装置(1)に送信する(S21)。通知部(5、50)は、集計データベース(43)を参照して、前回設定情報変更日から前回設定情報有効期限日までの間隔により、設定情報変更案内通知を送信する回数、又は、間隔を変更する。
本発明によれば、前回の設定情報の有効期限が通知されたときに利用者が問題なく対応しているか否かを学習して、これに基づいて今回の通知では変更している。これにより、前回の設定情報の有効期限が通知されたときに問題なく対応している利用者には今回は無用な通知が行かずに、前回の設定情報の有効期限が通知されても対応に不安のある利用者には今回はきめ細かく通知するなど、利用者の過去の作業実績に合わせた通知を実施することができる。
本発明によれば、前者の利用者にとっては、無用な通知が行かないので、それによってイライラさせることがなく、後者の利用者にとっては、きめ細かく通知されるので、それによって安心させることができる。このように、利用者の過去の作業実績に合わせた通知を実施するため、利用者の利便性の向上につながる。
以下に添付図面を参照して、本発明の第1実施形態による可変通知システムについて詳細に説明する。
(第1実施形態)
[構成]
図1は、本発明の第1実施形態による可変通知システムを示している。可変通知システムは、複数の利用者装置1(図示省略)とサービス提供システムと認証システムと集計システムと通知システムとを具備している。利用者装置1とサービス提供システムと認証システムと集計システムと通知システムは、ネットワークに接続されている。
複数の利用者装置1は、コンピュータである。この利用者装置1は、複数でなくても良い。また、利用者装置1と利用者の関係は、各々の利用者が各々の利用者装置1を利用しても良いし、利用者装置1と利用者の数が異なり、1つの利用者装置1を2人の利用者が使用しても、2つの利用者装置1を1人の利用者が使用するなどしてもよい。
本実施形態では、複数の利用者装置1は、それぞれ、複数の利用者A、B、C、D、E、F、G、H、Iに使用(操作)されるものとする。複数の利用者A、B、C、D、E、F、G、H、Iは、それぞれ、利用者装置1により設定情報を用いてサービスを利用する。本実施形態では、設定情報をパスワードとする。利用者装置1は、CPU(Central Processing Unit)である実行部10と、実行部10に実行させるためのコンピュータプログラム12が格納されたメモリである格納部11と、表示部13と、入力部14と、を備えている。実行部10は、利用者装置1が起動するときなどにコンピュータプログラム12を格納部11から読み取って実行する。実行部10は、その実行結果を表示部13に表示する。
サービス提供システムは、サービスを提供するコンピュータであるサービス提供サーバ2を備えている。サービス提供サーバ2は、CPUである実行部20と、実行部20に実行させるためのコンピュータプログラム22が格納されたメモリである格納部21と、を備えている。実行部20は、サービス提供サーバ2が起動するときなどにコンピュータプログラム22を格納部21から読み取って実行する。格納部21は、更に、上記サービスに関するデータ23が格納されている。
認証システムは、コンピュータである認証サーバ3を備えている。認証サーバ3は、CPUである実行部30と、実行部30に実行させるためのコンピュータプログラム32が格納されたメモリである格納部31と、を備えている。実行部30は、認証サーバ3が起動するときなどにコンピュータプログラム32を格納部31から読み取って実行する。格納部31は、後述の認証データベース33を備えている。
集計システムは、コンピュータである集計サーバ4を備えている。集計サーバ4は、CPUである実行部40と、実行部40に実行させるためのコンピュータプログラム42が格納されたメモリである格納部41と、を備えている。実行部40は、集計サーバ4が起動するときなどにコンピュータプログラム42を格納部41から読み取って実行する。格納部41は、後述の集計データベース43を備えている。
通知システムは、コンピュータである通知サーバ5を備えている。通知サーバ5は、CPUである実行部50と、実行部50に実行させるためのコンピュータプログラム52が格納されたメモリである格納部51と、を備えている。実行部50は、通知サーバ5が起動するときなどにコンピュータプログラム52を格納部51から読み取って実行する。
認証システムと集計システムと通知システムは、それぞれ別々の業者に属している。この場合、それらの業者を統一する業者が存在してもよい。又は、認証システムと集計システムと通知システムは、同一の業者に属している。後者の場合、認証システムと集計システムと通知システムは、可変通知サーバとして、同一のサーバで構成されてもよい。この場合、認証サーバ3の実行部30、集計サーバ4の実行部40、通知サーバ5の実行部50は、それぞれ、認証部30、集計部40、通知部50ということになる。
図2は、認証データベース33を示している。認証データベース33には、複数の利用者A、B、C、D、E、F、G、H、Iをそれぞれ識別する利用者識別子AAA、BBB、CCC、DDD、EEE、FFF、GGG、HHH、IIIと、パスワードと、が登録されている。
図3は、集計データベース43を示している。集計データベース43には、利用者識別子AAA、BBB、CCC、DDD、EEE、FFF、GGG、HHH、IIIと、サービス提供システムの利用状況を表す情報と、前回のパスワードの有効期限日を表す前回パスワード有効期限日と、過去の作業実績を表す情報と、今回の作業実績を表す情報と、が登録されている。
サービス提供システムの利用状況を表す情報は、利用者A、B、C、D、E、F、G、H、Iがそれぞれ利用者装置1を用いてサービス提供システム(サービス提供サーバ2)にログインしたときの日にち(又は日時)を表すログイン日と、ログイン日の数をランクにより表す利用状況ランクと、を含んでいる。なお、日、日にちと記載したが、時間を含めて日時であっても、年を含めても構わない。利用状況ランクは、利用者のログイン日がカウントされ、既定の期間に既定回数を超えたか否かについて、利用者のログイン日のカウント値と比較判断され、それらを区分けしたものである。例えば、利用者が既定の期間に既定回数を超えるペースでサービス提供サーバ2にログインした場合(例えば利用者が毎日ログインした場合)をr1とする。また、利用者が既定の期間に既定回数に達するペースでサービス提供サーバ2にログインした場合(例えば利用者が時々ログインした場合)をr2とする。利用者が既定の期間に既定回数に達しないペースでサービス提供サーバ2にログインした場合(例えば利用者が殆どログインしない場合)r3とする。ここで、既定の期間を(既定日数に合わせた)過去2週間とし、既定回数を2〜4回とする。本日を2008年1月3日とし、利用者識別子AAA、BBB、CCCに対応するログイン日が“2008年1月1日〜1月3日”まで毎日ログインしている場合、それぞれ既定回数を超えた5回以上になり、それに対応する利用状況ランクはr1である。利用者識別子DDD、EEE、FFFに対応するログイン日が“2007年12月23日、2008年1月1日”、“2007年12月21日、2008年1月3日”、“2007年12月27日、2008年1月1日”の場合、それぞれ2回になり、それに対応する利用状況ランクはr2である。利用者識別子GGG、HHH、IIIに対応するログイン日が“2007年12月10日”、“2007年12月17日”、“2007年12月21日”の場合、それぞれ1回になり、それに対応する利用状況ランクはr3である。
前回パスワード有効期限日を“2007年12月20日”とする。
過去の作業実績を表す情報は、利用者A、B、C、D、E、F、G、H、Iがそれぞれ前回のパスワードを変更したときの日にちを表す前回パスワード変更日と、前回パスワード変更日から前回パスワード有効期限日までの間隔をランクにより表す作業実績ランクと、を含んでいる。作業実績ランクは、前回パスワード変更日から前回パスワード有効期限日までの間隔が設定間隔(例えば7日)を越えたか否かについて比較判断され、それらを区分けしたものである。例えば、前回パスワード変更日から前回パスワード有効期限日までの間隔が設定間隔以内である場合をs2とする。そこで、それ以上では(例えば前回パスワード変更日から前回パスワード有効期限日までの間隔が設定間隔よりも大きい場合では)s1とし、更に、前回パスワード変更日が前回パスワード有効期限日を超えていた場合ではs3とする。ここで、利用者識別子AAA、BBB、CCCに対応する前回パスワード変更日が“2007年12月10日”、“2007年12月17日”、“2007年12月21日”の場合、それぞれ、それに対応する作業実績ランクはs1、s2、s3である。利用者識別子DDD、EEE、FFFに対応する前回パスワード変更日が“2007年12月10日”、“2007年12月17日”、“2007年12月21日”の場合、それぞれ、それに対応する作業実績ランクはs1、s2、s3である。利用者識別子GGG、HHH、IIIに対応する前回パスワード変更日が“2007年12月10日”、“2007年12月17日”、“2007年12月21日”の場合、それぞれ、それに対応する作業実績ランクはs1、s2、s3である。
今回の作業実績を表す情報は、利用者A、B、C、D、E、F、G、H、Iがそれぞれ今回のパスワードを変更したときの日にちを表す今回パスワード変更日、を含んでいる。
[動作]
図4は、本発明の第1実施形態による可変通知システムの動作として、サービス提供処理を示すフローチャートである。
例えば利用者Aは、利用者装置1の入力部14を用いてブラウザ等にアドレスを入力するなどして、サービス提供システムに接続する。即ち、利用者装置1の実行部10は、上記アドレスに応じて、サービス提供システムのサービス提供サーバ2に接続する(ステップS1)。このとき、サービス提供サーバ2の実行部20は、認証を促す情報を利用者Aの利用者端末1に送信する(ステップS2)。
その利用者装置1の実行部10は、認証を促す情報をサービス提供サーバ2から受信し、その情報に応じて、認証を促す画面を表示部13に表示する。認証を促す画面は、利用者識別子とパスワードとを入力して認証システムに送信するための欄を含んでいる。利用者Aは、利用者端末1の入力部14を用いて、利用者Aを識別するための利用者識別子AAA(ユーザIDやメールアドレスなど)とパスワードとを上記画面の欄に入力し、認証システムの認証サーバ3に送信する(ステップS3)。
認証サーバ3の実行部30は、利用者Aの利用者識別子AAAとパスワードとを利用者Aの利用者端末1から受信し、認証データベース33に登録されている利用者識別子及びパスワードを照合する(ステップS4)。
照合の結果、利用者Aの利用者識別子AAA及びパスワードと、認証データベース33に登録されている利用者識別子及びパスワードとが一致しない場合(ステップS4−NG)、認証サーバ3の実行部30は、その旨をサービス提供サーバ2に通知する。このとき、サービス提供サーバ2は、認証サーバ3からの通知に応じて、ステップS2を再実行し、利用者装置1の実行部10は、ステップS3を再度実行する。例えば、ステップS2、S3を3回実行しても、利用者Aの利用者識別子AAA及びパスワードと、認証データベース33に登録されている利用者識別子及びパスワードとが一致しない場合、利用者装置1は、サービス提供処理の動作を終了する。
照合の結果、利用者Aの利用者識別子AAA及びパスワードと、認証データベース33に登録されている利用者識別子及びパスワードとが一致した場合(ステップS4−OK)、認証サーバ3の実行部30は、サービスの利用を許可するためのパスワード一致通知をサービス提供システムのサービス提供サーバ2に送信する(ステップS5)。サービス提供サーバ2の実行部20は、認証サーバ3からのパスワード一致通知に応じて、サービスのデータ23を利用者Aの利用者装置1に送信する(ステップS6)。これにより、利用者Aは、サービスを利用することができる。
ステップS5において、認証サーバ3の実行部30は、パスワード一致通知をサービス提供システムのサービス提供サーバ2に送信する場合、認証成功情報を送信する。ここで、認証後の手順は、2つある認証成功情報(仮に認証成功情報a、bとする)の一方(認証成功情報a)を利用者装置1に送信し、利用者装置1がサービス提供サーバ2にサービスを要求する際に認証成功情報aを送信し、サービス提供サーバ2が認証サーバ3に認証成功情報aを送信し、認証サーバ3が受信した認証成功情報aとbとを照合し、照合結果をサービス提供サーバ2に返すことで、サービス提供サーバ2が利用者装置1にサービスを提供する、などの方法があるが、ここでは省略する。
ステップS6において、サービス提供サーバ2の実行部20は、パスワードの有効期限切れ日(前回のパスワード変更から一定期間後の日付や一定期間毎の日付など)を表す情報を利用者Aの利用者装置1に送信する。その利用者装置1の実行部10は、パスワードの有効期限切れ日を表す情報をサービス提供サーバ2から受信し、その情報に応じて、パスワードの有効期限切れ日を表す画面を表示部13に表示する。
また、ステップS5の後、又は、同時に、認証サーバ3の実行部30は、利用者Aの利用者識別子AAA及びパスワードと、認証データベース33に登録されている利用者識別子及びパスワードとが一致した旨を表す通知を集計システムの集計サーバ4に送信する。この場合、通知には、利用者Aの利用者識別子AAAとログイン日とが含まれる(ステップS7)。
集計サーバ4の実行部40は、認証サーバ3からの通知(利用者識別子AAA)に応じて、ログイン日を利用者識別子AAAに対応付けて集計データベース43に登録する。ここで、ログイン日として現在の日にち(又は日時)を用いても構わない。この場合、通知には、利用者Aのログイン日が含まれなくてよい。集計サーバ4の実行部40は、ログイン日の数により利用状況ランクとしてr1、r2、r3のいずれかを利用者識別子AAAに対応付けて集計データベース43に登録する(ステップS8)。
利用者B、C、D、E、F、G、H、Iが利用者装置1を用いた場合についても、利用者Aのそれと同じである。この場合、利用者Aを利用者B、C、D、E、F、G、H、Iに代え、利用者識別子AAAを利用者識別子BBB、CCC、DDD、EEE、FFF、GGG、HHH、IIIに代えればよい。
図5は、本発明の第1実施形態による可変通知システムの動作として、パスワード変更処理を示すフローチャートである。
例えば利用者Aは、利用者装置1の入力部14を用いて、パスワード変更要求をサービス提供システムのサービス提供サーバ2に送信する(ステップS11)。このとき、サービス提供サーバ2の実行部20は、パスワード変更要求に応じて、パスワード変更に必要な入力を促す情報を利用者Aの利用者端末1に送信する(ステップS12)。
その利用者装置1の実行部10は、パスワード変更に必要な入力を促す情報をサービス提供サーバ2から受信し、その情報に応じて、パスワード変更に必要な入力を促すパスワード変更画面を表示部13に表示する。パスワード変更画面は、利用者識別子と現在のパスワードと新しいパスワードとを入力して認証システムに送信するための欄を含んでいる。利用者Aは、利用者端末1の入力部14を用いて、利用者Aを識別するための利用者識別子AAAと、現在のパスワードと新しいパスワードとをパスワード変更画面の欄に入力し、認証システムの認証サーバ3に送信する(ステップS13)。
認証サーバ3の実行部30は、利用者Aの利用者識別子AAAと現在のパスワードと新しいパスワードとを利用者Aの利用者端末1から受信し、受信した利用者識別子AAA及び現在のパスワードと、認証データベース33に登録されている利用者識別子及びパスワードを照合する(ステップS14)。
照合の結果、利用者Aの利用者識別子AAA及び現在のパスワードと、認証データベース33に登録されている利用者識別子及びパスワードとが一致しない場合(ステップS14−NG)、認証サーバ3の実行部30は、その旨をサービス提供サーバ2に通知する。このとき、サービス提供サーバ2は、認証サーバ3からの通知に応じて、ステップS12を再実行し、利用者装置1の実行部10は、ステップS13を再度実行する。例えば、ステップS12、S13を3回実行しても、利用者Aの利用者識別子AAA及び現在のパスワードと、認証データベース33に登録されている利用者識別子及びパスワードとが一致しない場合、利用者装置1は、サービス提供処理の動作を終了する。
照合の結果、利用者Aの利用者識別子AAA及び現在のパスワードと、認証データベース33に登録されている利用者識別子及びパスワードとが一致した場合(ステップS14−OK)、認証サーバ3の実行部30は、利用者識別子AAAに対応付けて認証データベース33に登録されているパスワードを上記受信した新しいパスワードに変更する(ステップS15)。認証サーバ3の実行部30は、その旨を集計システムの集計サーバ4と利用者Aの利用者装置1とに通知する。この場合、通知には、利用者Aの利用者識別子AAAとパスワード変更日が含まれる(ステップS16)。
集計サーバ4の実行部40は、認証サーバ3からの通知に応じて、パスワード変更日を集計データベース43に利用者識別子AAAに対応付けて今回パスワード変更日として登録する。ここで、今回パスワード変更日として現在の日にち(又は日時)を用いても構わない。この場合、通知には、利用者Aのパスワード変更日が含まれなくてよい。また、パスワード有効期限日から既定日数(例えば14日)前に達したときに、上記の今回パスワード変更日が前回パスワード変更日として書き直される。集計サーバ4の実行部40は、前回パスワード変更日から前回パスワード有効期限日までの間隔により作業実績ランクとしてs1、s2、s3のいずれかを利用者識別子AAAに対応付けて集計データベース43に登録する(ステップS17)。
利用者B、C、D、E、F、G、H、Iが各々の利用者装置1を用いた場合についても、利用者Aのそれと同じである。この場合、利用者Aを利用者B、C、D、E、F、G、H、Iに代え、利用者識別子AAAを利用者識別子BBB、CCC、DDD、EEE、FFF、GGG、HHH、IIIに代えればよい。
図6は、本発明の第1実施形態による可変通知システムの動作として、パスワード変更案内通知処理を示すフローチャートである。図7は、そのパスワード変更案内通知処理を説明するための図である。
通知システムにおいて、通知サーバ5の実行部50は、パスワードの有効期限日の既定日数(例えば14日)前に、利用者A、B、C、D、E、F、G、H、Iにパスワードを変更してもらうためのパスワード変更案内通知(1回目通知)を、利用者A、B、C、D、E、F、G、H、Iの利用者装置1に送信する(ステップS21)。利用者装置1(利用者又は利用者の関係する関係者も含む)に通知することは、利用者(又は関係者)のメールアドレス宛に電子メールで送信することを含んでいる。
通知サーバ5の実行部50は、集計サーバ4の集計データベース43を参照して、利用者毎に、前回パスワード変更日から前回パスワード有効期限日までの間隔を算出し、その間隔と設定間隔とを比較し、その間隔が設定間隔より大きいか否かを判定する(ステップS22)。設定間隔は、既定日数より少ない(例えば7日とする)。また、前回パスワード変更日と前回パスワード有効期限日とを比較し、前回パスワード変更日が前回パスワード有効期限日以前であるか否かを判定する(ステップS24)。
以降、通知サーバ5の実行部50は、これらの判定の結果に応じて、後述の複数の通知パターンから該当する通知パターンを選択し、パスワード変更案内通知を送信する回数、又は、間隔を決定し、設定(例えば格納部51内の図示しない格納領域や集計データベース43内の図示しない格納領域に登録)する。これを利用者毎に設定する。
ここで、利用者識別子EEEにおいて、前回パスワード変更日から前回パスワード有効期限日までの間隔が設定間隔以内である(ステップS22−NO)。また、前回パスワード変更日が前回パスワード有効期限日以前である(ステップS24−YES)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、利用者Eの利用者装置1に対して、パスワード変更案内通知を送信する回数を所定回数として第1の回数とし、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔を所定間隔として第1の間隔とする(ステップS25)。
ここで、利用者識別子DDDにおいて、前回パスワード変更日から前回パスワード有効期限日までの間隔が設定間隔より大きい(ステップS22−YES)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、利用者Dの利用者装置1に対して、パスワード変更案内通知を送信する回数を第1の回数より少ない第2の回数とし、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔を第1の間隔よりも空いた第2の間隔とする(ステップS23)。
ここで、利用者識別子FFFにおいて、前回パスワード変更日から前回パスワード有効期限日までの間隔が設定間隔以内である(ステップS22−NO)。また、前回パスワード変更日が前回パスワード有効期限日以前ではない。即ち、前回パスワード変更日が前回パスワード有効期限日を超えている(ステップS24−NO)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、利用者Fの利用者装置1に対して、パスワード変更案内通知を送信する回数を第1の回数より多い第3の回数とし、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔を第1の間隔よりも狭めた第3の間隔とする。同時に、過去作業実績に基づき、前回パスワード変更日が前回パスワード有効期限日以前ではないと判断されると、通知先に利用者(例えば利用者Fとする)に加えて、利用者に関連する関係者も含めるよう通知先の設定を変更し(ステップS26)、通知する。
なお、第1の回数と第3の回数や、第1の間隔と第3の間隔は異なっていても同じであってもよい。例えば、第1の間隔と第3の間隔とが同じである場合、図7に示されるように、第1の間隔と第3の間隔を毎日とし、第2の間隔を2日おきとしてもよい。
また、利用者とその関係者が会社のような組織に属する場合、図7に示されるように、利用者とその関係者は、それぞれ、部下と上司の関係としてもよい。また、利用者とその関係者は、それぞれ、子供と親でもよい。
また、通知サーバ5は、利用者A、B、C、D、E、F、G、H、Iにそれぞれ関連する関係者が使用する装置(図示しないコンピュータ)に、上述のネットワークやLAN(Local Area Network)などを介して接続されているものとする。この場合、ステップS26において、通知サーバ5の実行部50は、利用者(利用者F)に関連する関係者が使用する装置にパスワード変更案内通知を送信することにより、その関係者にも通知する。
また、第1の回数、第1の間隔をそれぞれ所定回数、所定間隔としているが、第2の回数、第2の間隔をそれぞれ所定回数、所定間隔としてもよい。この場合、ステップS25において、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数を第2の回数より多い第1の回数とし、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔を第2の間隔よりも狭めた第1の間隔とする。ステップS26において、パスワード変更案内通知を送信する回数を第1の回数より多い第3の回数とし、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔を第1の間隔よりも狭めた第3の間隔とする。
また、上述では、回数や間隔を予め3通りの通知パターンを用意しているが、3通りの通知パターンに限らず、所定回数、所定間隔に対して予め決められた計算式により回数や間隔を算出してもよい。また、上記の回数や間隔を利用者毎に設定(例えば格納部51内の図示しない格納領域や集計データベース43内の図示しない格納領域に登録)し、この設定に従って、利用者毎にパスワード変更案内通知を送信してもよい。また、通知する際は、通知サーバ5の実行部50は、集計サーバ4の集計データベース43の今回パスワード変更日を参照して、記載されていない(パスワード変更がまだされていない)場合に通知し、記載されている(パスワード変更がされてある)場合は通知しない。
また、図示していないが、上記の通知パターンについては、通知サーバ5のコンピュータプログラム52に上記の通知パターンが記載され、通知サーバ5の実行部50は、コンピュータプログラム52を読み取ったときに上記の通知パターンを認識してもよいし、集計サーバ4の集計データベース43に上記の通知パターンが予め登録され、通知サーバ5の実行部50は、集計データベース43を参照したときに上記の通知パターンを認識してもよい。
[効果]
本発明の第1実施形態による可変通知システムによれば、前回のパスワードの有効期限が通知されたときに利用者が問題なく対応しているか否かを学習して、これに基づいて今回の通知では変更している。これにより、前回のパスワードの有効期限が通知されたときに問題なく対応している利用者には今回は無用な通知が行かずに、前回のパスワードの有効期限が通知されても対応に不安のある利用者には今回はきめ細かく通知するなど、利用者の過去の作業実績に合わせた通知を実施することができる。
本発明の第1実施形態による可変通知システムによれば、前者の利用者にとっては、無用な通知が行かないので、それによってイライラさせることがなく、後者の利用者にとっては、きめ細かく通知されるので、それによって安心させることができる。このように、利用者の過去の作業実績に合わせた通知を実施するため、利用者の利便性の向上につながる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による可変通知システムでは、上述の第1実施形態の動作に加えて、以下の動作を実行する。第2実施形態では第1実施形態と重複する説明を省略する。
図8は、本発明の第2実施形態による可変通知システムの動作として、パスワード変更案内通知処理を示すフローチャートである。
通知システムにおいて、通知サーバ5の実行部50は、1回目通知前から判定を行う。即ち、第1実施形態におけるステップS21に代えて、後述のステップS31〜S38を実行する。
通知サーバ5の実行部50は、集計サーバ4の集計データベース43を参照して、本日からパスワードの有効期限日までの間隔が第1設定間隔より大きいか否かを調べる(ステップS31)。第1設定間隔は、既定日数と同じ又はそれ以上である(例えば14日とする)。
本日からパスワードの有効期限日までの間隔が第1設定間隔より大きい(ステップS31−YES)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信しないで(ステップS32)、次のタイミング後(例えば次の日)に再度、ステップS31を実行する。
本日からパスワードの有効期限日までの間隔が第1設定間隔に達する(ステップS31−NO)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、以下の処理により、パスワード変更案内通知を送信する。
通知サーバ5の実行部50は、集計サーバ4の集計データベース43を参照して、本日からパスワードの有効期限日までの間隔を算出し、その間隔と第2設定間隔とを比較し、その間隔が第2設定間隔より大きいか否かを判定する。つまり、パスワードの有効期限日から第2設定間隔前の日に達したかを調べる(ステップS33)。第2設定間隔は、第1設定間隔より狭い(例えば7日とする)。また、前回パスワード変更日から前回パスワード有効期限日までの間隔を算出し、その間隔と第3設定間隔とを比較し、その間隔が第3設定間隔より大きいか否かを判定する(ステップS34、S22)。第3設定間隔は、第1実施形態における設定間隔であり、第2設定間隔と同じ又はそれより狭い(例えば7日とする)。また、前回パスワード変更日と前回パスワード有効期限日とを比較し、前回パスワード変更日が前回パスワード有効期限日以前であるか否かを判定する(ステップS36、S24)。
以降、通知サーバ5の実行部50は、これらの判定の結果に応じて、後述の複数の通知パターンから該当する通知パターンを選択し、パスワード変更案内通知を送信する回数、又は、間隔を決定し、設定(例えば格納部51内の図示しない格納領域や集計データベース43内の図示しない格納領域に登録)する。これを利用者毎に設定する。
本日からパスワードの有効期限日までの間隔が第2設定間隔より大きい(ステップS33−YES)。前回パスワード変更日から前回パスワード有効期限日までの間隔が第3設定間隔より大きい(ステップS34−YES)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数を第2の回数とし、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔を第2の間隔とする(ステップS35)。
本日からパスワードの有効期限日までの間隔が第2設定間隔より大きい(ステップS33−YES)。前回パスワード変更日から前回パスワード有効期限日までの間隔が第3設定間隔以内である(ステップS34−NO)。また、前回パスワード変更日が前回パスワード有効期限日以前である(ステップS36−YES)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数を第1の回数とし、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔を第1の間隔とする(ステップS37)。
本日からパスワードの有効期限日までの間隔が第2設定間隔より大きい(ステップS33−YES)。前回パスワード変更日から前回パスワード有効期限日までの間隔が第3設定間隔以内である(ステップS34−NO)。また、前回パスワード変更日が前回パスワード有効期限日以前ではない。即ち、前回パスワード変更日が前回パスワード有効期限日を超えている(ステップS36−NO)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数を第3の回数とし、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔を第3の間隔とする(ステップS38)。
その後、通知サーバ5の実行部50は、パスワードの有効期限日までの間隔が第2設定間隔に達するまで、この記憶された設定に従って、利用者毎にパスワード変更案内通知を送信する。
本日とパスワードの有効期限日までの間隔とが第2設定間隔以下になる。つまり、本日からパスワードの有効期限日までの間隔が第2設定間隔に達する(ステップS33−NO)。この場合、前述のステップS22〜S26が実行され、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数、又は、間隔の利用者毎の設定を変更し、新しい設定に従って、利用者毎にパスワード変更案内通知を送信する。
なお、第2設定間隔より大きい場合と小さい場合で、予め用意したパスワード変更案内通知を送信する回数、又は、間隔の通知パターンを変更してもよい。例えば、図7では7日前も14日前と同じく、通知パターンは1回、2日おき、毎日であるが、7日前は2回、1日おき、毎日にしてもよい。
[効果]
本発明の第2実施形態による可変通知システムによれば、上述の動作により、第1実施形態と同じ効果を実現する。また、本発明の第2実施形態による可変通知システムによれば、第2設定間隔の前後に分けて異なる通知パターンを設定できることにより、よりきめ細かい通知パターンで利用者に通知できる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による可変通知システムでは、上述の第1、2実施形態の動作に加えて、以下の動作を実行する。第3実施形態では第1、2実施形態と重複する説明を省略する。
図9は、本発明の第3実施形態による可変通知システムの動作として、パスワード変更案内通知処理を示すフローチャートである。図10は、そのパスワード変更案内通知処理を説明するための図である。
通知システムにおいて、通知サーバ5の実行部50は、ステップS23を実行した後、パスワード変更案内通知を送信する回数、又は、間隔を利用者毎に一時的に設定(例えば格納部51内の図示しない格納領域や集計データベース43内の図示しない格納領域に登録)し、集計データベース43の利用状況を参照する。このとき、利用者毎の利用状況におけるログインの回数と既定回数とを比較し、その回数が既定回数を超えたか、又は、達したか否かを判断し、一時的に設定されたパスワード変更案内通知を送信する回数、又は、間隔を調整して、設定する。ここで、調整として、例えば、少ない順に第4の回数(間隔)、第2の回数(間隔)、第1の回数(間隔)、第3の回数(間隔)、第5の回数(間隔)と5段階のパターンでパスワード変更案内通知を送信する回数(間隔)が設定値を用意している場合、一時的に設定されたパターンを1段階少ない方、又は、多い方にパターンを変更、もしくは変更無しとする。
そこで、利用者が既定の期間に既定回数を超えるペースでサービス提供サーバ2にログインしている。例えば利用者が毎日ログインする(利用状況ランクがr1である)(ステップS41−毎日)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数として、一時的に設定された第2の回数から、第2の回数よりも1段階少ない第4の回数に設定を変更し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第2の間隔から、第2の間隔よりも1段階空いた第4の間隔に設定を変更する(ステップS42)。
また、利用者が既定の期間に既定回数に達するペース(既定回数内のペース又は既定回数と同等のペース)でサービス提供サーバ2にログインしている。例えば利用者が時々ログインする(利用状況ランクがr2である)(ステップS41−時々)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数として、一時的に設定された第2の回数で変更無しとし、第2の回数に設定を確定し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第2の間隔で変更無しとし、第2の間隔に設定を確定する(ステップS43)。
また、利用者が既定の期間に既定回数に達しないペースでサービス提供サーバ2にログインしている。例えば利用者が殆どログインしない(利用状況ランクがr3である)(ステップS41−殆ど使用しない)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数として、一時的に設定された第2の回数から、第2の回数よりも1段階多い第1の回数に設定を変更し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第2の間隔から、第2の間隔よりも1段階狭くした第1の間隔に設定を変更する(ステップS44)。
通知サーバ5の実行部50は、ステップS25を実行した後、集計データベース43を参照する。このとき、利用者毎の利用状況におけるログインの回数と既定回数とを比較し、その回数が既定回数を超えたか、又は、達したか否かを判断し、一時的に設定されたパスワード変更案内通知を送信する回数、又は、間隔を調整して、設定する。
そこで、利用者が既定の期間に既定回数を超えるペースでサービス提供サーバ2にログインしている。例えば利用者が毎日ログインする(利用状況ランクがr1である)(ステップS51−毎日)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数として、一時的に設定された第1の回数から、第1の回数よりも1段階少ない第2の回数に設定を変更し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第1の間隔から、第1の間隔よりも1段階空いた第2の間隔に設定を変更する(ステップS52)。
また、利用者が既定の期間に既定回数に達するペース(既定回数内のペース又は既定回数と同等のペース)でサービス提供サーバ2にログインしている。例えば利用者が時々ログインする(利用状況ランクがr2である)(ステップS51−時々)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数として、一時的に設定された第1の回数で変更無しとし、第1の回数に設定を確定し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第1の間隔で変更無しとし、第1の間隔に設定を確定する(ステップS53)。
また、利用者が既定の期間に既定回数に達しないペースでサービス提供サーバ2にログインしている。例えば利用者が殆どログインしない(利用状況ランクがr3である)(ステップS51−殆ど使用しない)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数として、一時的に設定された第1の回数から、第1の回数よりも1段階多い第3の回数に設定を変更し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第1の間隔から、第1の間隔よりも1段階狭くした第3の間隔に設定を変更する(ステップS54)。
通知サーバ5の実行部50は、ステップS26を実行した後、集計データベース43を参照する。このとき、利用者毎の利用状況におけるログインの回数と既定回数とを比較し、その回数が既定回数を超えたか、又は、達したか否かを判断し、一時的に設定されたパスワード変更案内通知を送信する回数、又は、間隔を調整して、設定する。
そこで、利用者が既定の期間に既定回数を超えるペースでサービス提供サーバ2にログインしている。例えば利用者が毎日ログインする(利用状況ランクがr1である)(ステップS61−毎日)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数として、一時的に設定された第3の回数から、第3の回数よりも1段階少ない第1の回数に設定を変更し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第1の間隔から、第1の間隔よりも1段階空いた第1の間隔に設定を変更する(ステップS62)。
また、利用者が既定の期間に既定回数に達するペース(既定回数内のペース又は既定回数と同等のペース)でサービス提供サーバ2にログインしている。例えば利用者が時々ログインする(利用状況ランクがr2である)(ステップS61−時々)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数として、一時的に設定された第3の回数で変更無しとし、第3の回数に設定を確定し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第3の間隔で変更無しとし、第3の間隔に設定を確定する(ステップS63)。
また、利用者が既定の期間に既定回数に達しないペースでサービス提供サーバ2にログインしている。例えば利用者が殆どログインしない(利用状況ランクがr3である)(ステップS61−殆ど使用しない)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数として、一時的に設定された第3の回数から、第3の回数よりも1段階多い第5の回数に設定を変更し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第3の間隔から、第3の間隔よりも1段階狭めた第5の間隔に設定を変更する(ステップS64)。
なお、第1の回数と第3の回数や、第1の間隔と第3の間隔は異なっていても同じであってもよい。例えば、第1の間隔と第3の間隔とが異なる場合、図10に示されるように、14日前の通知パターンが、第1の間隔を1回とし、第3の間隔を2日おきとなり、第1の間隔と第3の間隔とが同じである場合、第1の間隔と第3の間隔を2日おきとし、第2の間隔を1回としてもよい。
また、第4の回数と第2の回数や、第4の間隔と第2の間隔は異なっていても同じであってもよい。例えば、第4の間隔と第2の間隔とが異なる場合、図10に示されるように、7日前の通知パターンが、第4の間隔を1回とし、第2の間隔を2日おきとなり、第4の間隔と第2の間隔とが同じである場合、第4の間隔と第2の間隔を2日おきとし、第2の間隔を毎日としてもよい。
また、第3の回数と第5の回数や、第3の間隔と第5の間隔は違っていても同じであってもよい。例えば、第3の間隔と第5の間隔とが異なる場合、図10に示されるように、14日前の通知パターンが、第3の間隔を2日おきとし、第5の間隔を毎日となり、第3の間隔と第5の間隔とが同じである場合、第3の間隔と第5の間隔を2日おきとし、第1の間隔を1回としてもよい。
また、利用者とその関係者が会社のような組織に属する場合、図10に示されるように、利用者とその関係者の通知先は、それぞれ、部下と上司の関係としてもよい。また、利用者とその関係者は、それぞれ、子供と親でもよい。
また、上述では、回数や間隔を予め5通りの通知パターンを用意しているが、5通りの通知パターンに限らず、所定回数、所定間隔に対して予め決められた計算式により回数や間隔を算出してもよい。また、上記で設定された回数や間隔を利用者毎に記憶し、通知サーバ5の実行部50は、この設定に従って、次回の通知から利用者毎にパスワード変更案内通知を送信してもよい。
また、図示していないが、上記の通知パターンについては、通知サーバ5のコンピュータプログラム52に上記の通知パターンが記載され、通知サーバ5の実行部50は、コンピュータプログラム52を読み取ったときに上記の通知パターンを認識してもよいし、集計サーバ4の集計データベース43に上記の通知パターンが予め登録され、通知サーバ5の実行部50は、集計データベース43を参照したときに上記の通知パターンを認識してもよい。
[効果]
本発明の第3実施形態による可変通知システムによれば、上述の動作により、第1、2実施形態と同じ効果を実現する。また、本発明の第3実施形態による可変通知システムによれば、利用状況を用いることにより、よりきめ細かい通知パターンで利用者に通知できる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態による可変通知システムでは、上述の第1〜3実施形態の動作に加えて、以下の動作を実行する。第4実施形態では第1〜3実施形態と重複する説明を省略する。
図11は、本発明の第4実施形態による可変通知システムの動作として、パスワード変更案内通知処理を示すフローチャートである。図12は、そのパスワード変更案内通知処理を説明するための図である。
通知システムにおいて、通知サーバ5の実行部50は、第3実施形態におけるステップS44に代えて、後述のステップS71を実行する。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数をとして、一時的に設定された第2の回数から、第2の回数よりも1段階多い第1の回数に設定を変更し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第2の間隔から、第2の間隔よりも1段階狭くした第1の間隔に設定を変更する。同時に、利用者に関連する関係者にも通知する。即ち、利用状況の利用状況ランクが既定回数に達しないペースであるr3と判断すると、通知先に利用者(例えば利用者Gとする)に加えて、利用者に関連する関係者も含めるよう通知先の設定を変更する(ステップS71)。関係者への通知方法は、前述のステップS26と同じである。
通知サーバ5の実行部50は、第3実施形態におけるステップS54に代えて、後述のステップS82を実行する。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数として、一時的に設定された第1の回数から、第1の回数よりも1段階多い第3の回数に設定を変更し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第1の間隔から、第1の間隔よりも1段階狭くした第3の間隔に設定を変更する。同時に、利用者に関連する関係者にも通知する(ステップS82)。関係者への通知方法は、前述のステップS26と同じである。
通知サーバ5の実行部50は、第3実施形態におけるステップS26、S61〜S64に代えて、後述のステップS90〜S94を実行する。この場合、前回パスワード変更日と前回パスワード有効期限日とを比較し、前回パスワード変更日が前回パスワード有効期限日以後であると判定した結果に基づき、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数を第3の回数と、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔を第3の間隔と、一時的に設定する(ステップS90)。その後、利用者毎の利用状況と既定回数とを比較し、利用状況が既定回数を超えたか、又は、達したか否かを判断し(ステップS91)、一時的に設定されたパスワード変更案内通知を送信する回数、又は、間隔を調整して、設定する。
そこで、利用者が既定の期間に既定回数を超えるペースでサービス提供サーバ2にログインしている。例えば利用者が毎日ログインする(利用状況ランクがr1である)(ステップS91−毎日)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数として、一時的に設定された第3の回数から、第3の回数よりも1段階少ない第1の回数に設定を変更し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第1の間隔から、第1の間隔よりも1段階空いた第1の間隔に設定を変更する。同時に、利用者に関連する関係者にも通知する(ステップS92)。関係者への通知方法は、前述のステップS26と同じである。
また、利用者が既定の期間に既定回数に達するペース(既定回数内のペース又は既定回数と同等のペース)でサービス提供サーバ2にログインしている。例えば利用者が時々ログインする(利用状況ランクがr2である)(ステップS91−時々)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数として、一時的に設定された第3の回数で変更無しとし、第3の回数に設定を確定し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第3の間隔で変更無しとし、第3の間隔に設定を確定する。同時に、利用者に関連する関係者にも通知する(ステップS93)。関係者への通知方法は、前述のステップS26と同じである。
また、利用者が既定の期間に既定回数に達しないペースでサービス提供サーバ2にログインしている。例えば利用者が殆どログインしない(利用状況ランクがr3である)(ステップS91−殆ど使用しない)。この場合、通知サーバ5の実行部50は、パスワード変更案内通知を送信する回数として、一時的に設定された第3の回数から、第3の回数よりも1段階多い第5の回数に設定を変更し、又は、パスワード変更案内通知を送信する間隔として、一時的に設定された第3の間隔から、第3の間隔よりも1段階狭めた第5の間隔に設定を変更する。同時に、利用者に関連する関係者にも通知する。即ち、利用状況の利用状況ランクが既定回数に達しないペースであるr3と判断すると、通知先に利用者(例えば利用者Iとする)に加えて、利用者に関連する関係者も含めるよう通知先の設定を変更する(ステップS94)。関係者への通知方法は、前述のステップS26と同じである。
なお、第1の回数と第3の回数や、第1の間隔と第3の間隔は異なっていても同じであってもよい。例えば、第1の間隔と第3の間隔とが異なる場合、図12に示されるように、14日前の通知パターンが、第1の間隔を1回とし、第3の間隔を2日おきとなり、第1の間隔と第3の間隔とが同じである場合、第1の間隔と第3の間隔を2日おきとし、第2の間隔を1回としてもよい。
また、第4の回数と第2の回数や、第4の間隔と第2の間隔は異なっていても同じであってもよい。例えば、第4の間隔と第2の間隔とが異なる場合、図12に示されるように、7日前の通知パターンが、第4の間隔を1回とし、第2の間隔を2日おきとなり、第4の間隔と第2の間隔とが同じである場合、第4の間隔と第2の間隔を2日おきとし、第2の間隔を毎日としてもよい。
また、第3の回数と第5の回数や、第3の間隔と第5の間隔は違っていても同じであってもよい。例えば、第3の間隔と第5の間隔とが異なる場合、図12に示されるように、14日前の通知パターンが、第3の間隔を2日おきとし、第5の間隔を毎日となり、第3の間隔と第5の間隔とが同じである場合、第3の間隔と第5の間隔を2日おきとし、第1の間隔を1回としてもよい。
また、利用者とその関係者が会社のような組織に属する場合、図10に示されるように、利用者とその関係者の通知先は、それぞれ、部下と上司の関係としてもよい。また、利用者とその関係者は、それぞれ、子供と親でもよい。
また、上述では、回数や間隔を予め5通りの通知パターンを用意しているが、5通りの通知パターンに限らず、所定回数、所定間隔に対して予め決められた計算式により回数や間隔を算出してもよい。また、上記の回数や間隔を利用者毎に設定(例えば格納部51内の図示しない格納領域や集計データベース43内の図示しない格納領域に登録)し、通知サーバ5の実行部50は、この設定に従って、次回の通知から利用者毎にパスワード変更案内通知を送信してもよい。
また、図示していないが、上記の通知パターンについては、通知サーバ5のコンピュータプログラム52に上記の通知パターンが記載され、通知サーバ5の実行部50は、コンピュータプログラム52を読み取ったときに上記の通知パターンを認識してもよいし、集計サーバ4の集計データベース43に上記の通知パターンが予め登録され、通知サーバ5の実行部50は、集計データベース43を参照したときに上記の通知パターンを認識してもよい。
[効果]
本発明の第4実施形態による可変通知システムによれば、上述の動作により、第1〜3実施形態と同じ効果を実現する。また、本発明の第4実施形態による可変通知システムによれば、利用状況の利用状況ランクに基づいて、通知先に関係者を含めるかの判断をすることにより、よりきめ細かい通知パターンで利用者に通知できる。
本発明の第1〜4実施形態による可変通知システムによれば、上述のように、パスワードを変更するシステムに適用される。また、設定情報としてパスワードを変更するシステムだけでなく、パスワードのような情報を更新するシステム、例えば、免許証等の証明書、定期券のような書類、教育等の受講内容を更新するシステムにも適用できる。
例えば、定期券(鉄道だけでなく、ETCやテーマパークの年間パスポート等も含む)のような更新のできる期限付きの書類の場合、パスワードとした設定情報は期限日となる。
この場合、利用者装置1は各利用者のパーソナルコンピュータや携帯電話だけでなく自動改札や定期券更新装置も含まれる。利用者識別子は定期券の利用者識別子(磁気で記憶された券番号やICチップのID等)となる。前回パスワード有効期限日とした前回設定情報有効期限日は前回定期券有効期限日となる。前回パスワード変更日とした前回設定変更日は前回定期券更新日となり、パスワード変更案内通知とした設定情報変更案内通知は定期券更新案内通知となる。
これにより、例えば、自動改札で定期券の利用者識別子が読み込まれると、認証システム(認証サーバ3)に送信され、認証サーバ3は、利用者識別子と期限日とが対応付けられている認証データベース33を参照し、自動改札から送られてきた利用者識別子に対応する期限日が本日以降であれば、開閉扉を開状態にする指示を自動改札に出す。
また、利用者装置1から利用者識別子と新しい期限日が認証システム(認証サーバ3)に送信されたとき、認証サーバ3が、認証データベース33の現在の期限日を新しい期限日に更新し、利用者が定期券の更新をした旨を示す通知を集計システム(集計サーバ4)に送信する。集計サーバ4は、定期券更新日を利用者識別子毎に記憶する。通知システム(通知サーバ5)は、利用者識別子の前回定期券更新日と前回定期券有効期限日との間隔を基に、定期券更新案内通知を送信する回数又は間隔を変更して、送信する。
ここで、利用状況は、自動改札で定期券の利用者識別子が読み込まれた回数と日時を用いて設定される。
定期券でなく運転免許証のように利用状況がない場合でも、以下のようになる。
この場合、パスワードとした設定情報を期限日とし、利用者装置1を各管轄所の更新装置とし、利用者識別子を定期券の固有番号や利用者の個人情報(氏名や生年月日、住所等)とし、前回パスワード有効期限日とした前回設定情報有効期限日を前回免許証有効期限日とし、前回パスワード変更日とした前回設定変更日を前回免許証更新日となり、パスワード変更案内通知とした設定情報変更案内通知は免許証更新案内通知とすることで、集計システム(集計サーバ4)が更新装置からの通知を基に免許証更新日を利用者識別子毎に記憶し、通知システム(通知サーバ5)が利用者識別子の前回免許証更新日と前回免許証有効期限日との関係を基に、免許証更新案内通知を送信する回数又は間隔を変更して、送信するシステムが成り立つ。
受講案内の場合は、サービス提供サーバ2は利用者識別子とパスワードの認証により、教育データを提供することになる。この場合、パスワードとした設定情報は受講、つまり受講状況(修了有無や受講率等)となる。利用者識別子は教育を受講するための利用者識別子(利用者ID等)となる。前回パスワード有効期限日とした前回設定情報有効期限日は前回受講期限日となる。前回パスワード変更日とした前回設定変更日は前回受講日となり、パスワード変更案内通知とした設定情報変更案内通知は催促のための受講案内通知となる。
これにより、サービス提供サーバ2が利用者識別子の利用者が教育データを修了した(受講率が100%に達した)旨の通知を認証システム(認証サーバ3)に送信し、利用者識別子と受講状況とが対応付けられている認証データベース33で、現在の受講状況(受講未修了)を新しい受講状況(受講修了)に更新し、利用者が受講修了した旨を示す通知を集計システム(集計サーバ4)に送信する。集計サーバ4は、受講日を利用者識別子毎に記憶する。通知システム(通知サーバ5)は、利用者識別子の前回受講日と前回受講期限日との間隔を基に、催促のための受講案内通知を送信する回数又は間隔を変更して、送信する。
本発明の第1〜4実施形態による可変通知システムを示している。 本発明の第1〜4実施形態による可変通知システムの認証サーバ3の認証データベース33を示している。 本発明の第1〜4実施形態による可変通知システムの集計サーバ4の集計データベース43を示している。 本発明の第1〜4実施形態による可変通知システムの動作として、サービス提供処理を示すフローチャートである。 本発明の第1〜4実施形態による可変通知システムの動作として、パスワード変更処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態による可変通知システムの動作として、パスワード変更案内通知処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態による可変通知システムにおけるパスワード変更案内通知処理を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による可変通知システムの動作として、パスワード変更案内通知処理を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態による可変通知システムの動作として、パスワード変更案内通知処理を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態による可変通知システムにおけるパスワード変更案内通知処理を説明するための図である。 本発明の第4実施形態による可変通知システムの動作として、パスワード変更案内通知処理を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態による可変通知システムにおけるパスワード変更案内通知処理を説明するための図である。
符号の説明
1 利用者装置、
10 実行部、
11 格納部、
12 プログラム、
13 表示部、
14 入力部、
2 サービス提供サーバ、
20 実行部、
21 格納部、
22 プログラム、
23 データ、
3 認証サーバ、
30 実行部、
31 格納部、
32 プログラム、
33 認証データベース、
4 集計サーバ、
40 実行部、
41 格納部、
42 プログラム、
43 集計データベース、
5 通知サーバ、
50 実行部、
51 格納部、
52 プログラム、

Claims (27)

  1. 設定情報を用いてサービスを利用する利用者に操作される利用者装置を具備するシステムに適用された可変通知サーバであって、
    前記利用者を識別する利用者識別子と、前回の設定情報の有効期限日を表す前回設定情報有効期限日と、前記利用者が前回の設定情報を変更したときの日にちを表す前回設定情報変更日とが格納された集計データベースを備える集計部と、
    前記利用者に前記設定情報を変更してもらうための設定情報変更案内通知を前記利用者装置に送信する通知部と、
    を具備し、
    前記通知部は、
    前記集計データベースを参照して、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔により、前記設定情報変更案内通知を送信する回数、又は、間隔を変更する、
    可変通知サーバ。
  2. 前記通知部は、
    前記集計データベースを参照して、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が設定間隔以内である場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を所定回数として第1の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を所定間隔として第1の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が前記設定間隔より大きい場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第1の回数より少ない第2の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第1の間隔よりも空いた第2の間隔とする、
    請求項1に記載の可変通知サーバ。
  3. 前記通知部は、
    前記集計データベースを参照して、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が前記設定間隔以内であり、前記前回設定情報変更日が前記前回設定情報有効期限日以前である場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第1の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第1の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が前記設定間隔より大きい場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が前記設定間隔以内であり、前記前回設定情報変更日が前記前回設定情報有効期限日を超えている場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第1の回数より多い第3の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第1の間隔よりも狭めた第3の間隔とする、
    請求項2に記載の可変通知サーバ。
  4. 前記通知部は、前記設定情報の有効期限日の既定日数前に前記設定情報変更案内通知を前記利用者装置に送信する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の可変通知サーバ。
  5. 前記通知部は、
    本日から前記設定情報の有効期限日までの間隔が第1設定間隔以内であるとき、
    前記集計データベースを参照して、本日から前記設定情報の有効期限日までの間隔が、前記第1設定間隔より狭い第2設定間隔より大きく、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が第3設定間隔より大きい場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、本日から前記設定情報の有効期限日までの間隔が第2設定間隔より大きく、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が、前記第2設定間隔と同じ又はそれより狭い前記設定間隔として第3設定間隔以内であり、前記前回設定情報変更日が前記前回設定情報有効期限日以前である場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第1の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第1の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、本日から前記設定情報の有効期限日までの間隔が第2設定間隔より大きく、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が前記第3設定間隔以内であり、前記前回設定情報変更日が前記前回設定情報有効期限日を超えている場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第3の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第3の間隔とする、
    請求項1〜3のいずれかに記載の可変通知サーバ。
  6. 前記集計データベースには、前記利用者識別子に対応付けて、前記利用者が前記利用者装置を利用した日又は回数が更に格納され、
    前記通知部は、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記利用者装置を利用した日又は回数を基にした利用実績により、前記設定情報変更案内通知を送信する回数、又は、間隔を更に変更する、
    請求項2〜4のいずれかに記載の可変通知サーバ。
  7. 前記通知部は、
    前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第1の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第1の間隔としたとき、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が既定の期間に既定回数を超えるペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記既定の期間に前記既定回数に達するペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第1の回数のままとし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第1の間隔のままとし、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記既定の期間に前記既定回数に達しないペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第3の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第3の間隔とする、
    請求項6に記載の可変通知サーバ。
  8. 前記通知部は、
    前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔としたとき、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が既定の期間に既定回数を超えるペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数より更に少ない第4の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔よりも更に空いた第4の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記既定の期間に前記既定回数に達するペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数のままとし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔のままとし、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記既定の期間に前記既定回数に達しないペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第3の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第3の間隔とする、
    請求項6又は7に記載の可変通知サーバ。
  9. 前記通知部は、
    前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第3の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第3の間隔としたとき、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が既定の期間に既定回数を超えるペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記既定の期間に前記既定回数に達するペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第3の回数のままとし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第3の間隔のままとし、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記既定の期間に前記既定回数に達しないペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第3の回数よりも更に多い第5の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第3の間隔よりも更に狭めた第5の間隔とする、
    請求項6〜8のいずれかに記載の可変通知サーバ。
  10. 前記通知部は、
    前記集計データベースを参照して、前記設定情報の変更実績により、更に、前記利用者に関連する関係者にも通知する、
    請求項3に記載の可変通知サーバ。
  11. 前記通知部は、
    前記集計データベースを参照して、前記設定情報の変更実績、又は、利用実績により、更に、前記利用者に関連する関係者にも通知する、
    請求項7〜9のいずれかに記載の可変通知サーバ。
  12. 前記通知部は、前記利用者に関連する関係者が使用する装置に接続され、前記関係者が使用する装置に前記設定情報変更案内通知を送信することにより、前記関係者にも通知する、
    請求項11に記載の可変通知サーバ。
  13. 前記利用者を識別する利用者識別子と前記設定情報とが格納された認証データベースを備え、前記利用者装置からの前記設定情報と、前記認証データベースに格納された前記設定情報とが一致した場合、前記サービスの利用を許可する認証部、
    を更に具備する請求項1〜12のいずれかに記載の可変通知サーバ。
  14. 利用者がサービスを利用するために設定情報を送信する利用者装置と、
    前記利用者を識別する利用者識別子と前記設定情報とが格納された認証データベースを備え、前記利用者装置からの前記設定情報と、前記認証データベースに格納された前記設定情報とが一致した場合、前記サービスの利用を許可する認証部と、
    請求項1〜13のいずれかに記載の可変通知サーバと、
    を具備する可変通知システム。
  15. 設定情報を用いてサービスを利用する利用者に操作される利用者装置にネットワークを介して接続され、通知部を含むコンピュータプログラムが格納された格納部と、前記コンピュータプログラムを実行する実行部と、を具備し、前記格納部は集計データベースを備え、前記集計データベースには、前記利用者を識別する利用者識別子と、前回の設定情報の有効期限日を表す前回設定情報有効期限日と、前記利用者が前回の設定情報を変更したときの日にちを表す前回設定情報変更日とが格納された、コンピュータを用いる方法であって、
    前記通知部が、前記利用者に前記設定情報を変更してもらうための設定情報変更案内通知を前記利用者装置に送信するステップと、
    前記通知部が、前記集計データベースを参照して、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔により、前記設定情報変更案内通知を送信する回数、又は、間隔を変更するステップと、
    を具備する可変通知方法。
  16. 前記設定情報変更案内通知を送信する回数、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を変更するステップは、
    前記集計データベースを参照して、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が設定間隔以内である場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を所定回数として第1の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を所定間隔として第1の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が前記設定間隔より大きい場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第1の回数より少ない第2の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第1の間隔よりも空いた第2の間隔とする、
    請求項15に記載の可変通知方法。
  17. 前記設定情報変更案内通知を送信する回数、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を変更するステップは、
    前記集計データベースを参照して、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が前記設定間隔以内であり、前記前回設定情報変更日が前記前回設定情報有効期限日以前である場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第1の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第1の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が前記設定間隔より大きい場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が前記設定間隔以内であり、前記前回設定情報変更日が前記前回設定情報有効期限日を超えている場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第1の回数より多い第3の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第1の間隔よりも狭めた第3の間隔とする、
    を含む請求項16に記載の可変通知方法。
  18. 前記設定情報変更案内通知を前記利用者装置に送信するステップは、前記設定情報の有効期限日の既定日数前に前記設定情報変更案内通知を前記利用者装置に送信する、
    請求項15〜17のいずれかに記載の可変通知方法。
  19. 前記設定情報変更案内通知を送信する回数、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を変更するステップは、
    本日から前記設定情報の有効期限日までの間隔が第1設定間隔以内であるとき、
    前記集計データベースを参照して、本日から前記設定情報の有効期限日までの間隔が、前記第1設定間隔より狭い第2設定間隔より大きく、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が第3設定間隔より大きい場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、本日から前記設定情報の有効期限日までの間隔が第2設定間隔より大きく、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が、前記第2設定間隔と同じ又はそれより狭い前記設定間隔として第3設定間隔以内であり、前記前回設定情報変更日が前記前回設定情報有効期限日以前である場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第1の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第1の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、本日から前記設定情報の有効期限日までの間隔が第2設定間隔より大きく、前記前回設定情報変更日から前記前回設定情報有効期限日までの間隔が前記第3設定間隔以内であり、前記前回設定情報変更日が前記前回設定情報有効期限日を超えている場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第3の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第3の間隔とする、
    請求項15〜17のいずれかに記載の可変通知方法。
  20. 前記集計データベースには、前記利用者識別子に対応付けて、前記利用者が前記利用者装置を利用した日又は回数が更に格納され、
    前記通知部が、前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記利用者装置を利用した日又は回数を基にした利用実績により、前記設定情報変更案内通知を送信する回数、又は、間隔を更に変更するステップ、
    を更に具備する請求項16〜18のいずれかに記載の可変通知方法。
  21. 前記設定情報変更案内通知を送信する回数、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を変更するステップは、
    前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第1の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第1の間隔としたとき、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が既定の期間に既定回数を超えるペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記既定の期間に前記既定回数に達するペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第1の回数のままとし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第1の間隔のままとし、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記既定の期間に前記既定回数に達しないペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第3の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第3の間隔とする、
    請求項20に記載の可変通知方法。
  22. 前記設定情報変更案内通知を送信する回数、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を変更するステップは、
    前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔としたとき、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が既定の期間に既定回数を超えるペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数より更に少ない第4の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔よりも更に空いた第4の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記既定の期間に前記既定回数に達するペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数のままとし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔のままとし、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記既定の期間に前記既定回数に達しないペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第3の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第3の間隔とする、
    請求項20又は21に記載の可変通知方法。
  23. 前記設定情報変更案内通知を送信する回数、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を変更するステップは、
    前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第3の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第3の間隔としたとき、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が既定の期間に既定回数を超えるペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第2の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第2の間隔とし、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記既定の期間に前記既定回数に達するペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第3の回数のままとし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第3の間隔のままとし、
    前記集計データベースを参照して、前記利用者が前記既定の期間に前記既定回数に達しないペースで前記利用者装置を利用した場合、前記設定情報変更案内通知を送信する回数を前記第3の回数よりも更に多い第5の回数とし、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を前記第3の間隔よりも更に狭めた第5の間隔とする、
    請求項20〜22のいずれかに記載の可変通知方法。
  24. 前記設定情報変更案内通知を送信する回数、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を変更するステップは、
    前記集計データベースを参照して、前記設定情報の変更実績により、更に、前記利用者に関連する関係者にも通知する、
    請求項17に記載の可変通知方法。
  25. 前記設定情報変更案内通知を送信する回数、又は、前記設定情報変更案内通知を送信する間隔を変更するステップは、
    前記集計データベースを参照して、前記設定情報の変更実績、又は、利用実績により、更に、前記利用者に関連する関係者にも通知する、
    請求項21〜23のいずれかに記載の可変通知方法。
  26. 前記コンピュータプログラムは認証部を更に含み、前記格納部は、前記利用者を識別する利用者識別子と前記設定情報とが格納された認証データベースを更に備え、
    前記認証部が、前記利用者装置からの前記設定情報と、前記認証データベースに格納された前記設定情報とを照合するステップと、
    前記認証部が、照合の結果、一致した場合、前記サービスの利用を許可するステップと、
    を更に具備する請求項15〜25のいずれかに記載の可変通知方法。
  27. 請求項15〜26のいずれかに記載の可変通知方法の各ステップを前記コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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