JP4882338B2 - マルチスピーカシステム - Google Patents
マルチスピーカシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4882338B2 JP4882338B2 JP2005312599A JP2005312599A JP4882338B2 JP 4882338 B2 JP4882338 B2 JP 4882338B2 JP 2005312599 A JP2005312599 A JP 2005312599A JP 2005312599 A JP2005312599 A JP 2005312599A JP 4882338 B2 JP4882338 B2 JP 4882338B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- calibration
- signal
- characteristic parameter
- parameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
このマルチスピーカシステムによれば、スピーカごとに故障の発生を予測することができる。
このスピーカアレイシステムによれば、予測された故障の内容に応じて制御パラメータが調整される。このスピーカアレイシステムによれば、パラメータの調整、校正は自動的に行われるため、スピーカアレイシステムの設置場所から離れた遠隔地において校正の指示、管理を行うことができる。
このマルチスピーカシステムによれば、複数のスピーカの特性を、データベースにより規定される範囲に収めることができる。
このスピーカアレイシステムによれば、複数のスピーカの特性を、複数のスピーカのうちどれか一つのスピーカの特性と同一になるように構成、調整することができる。また、このスピーカアレイシステムは、特性パラメータの基準値などを記憶したデータベースを必要としないため、構成を簡略化することができる。
このマルチスピーカシステムによれば、特性パラメータの経時変化に基づいて故障予測をすることができる。
また、上記各態様のスピーカアレイシステムにおいて、前記特性パラメータが、前記校正楽音信号の周波数特性、位相特性、再生音圧レベル、インパルス応答、あるいは前記処理対象スピーカの能率のいずれかを含んでもよい。
このマルチマイクシステムによれば、マイクごとに故障の発生を予測することができる。
このマルチマイクによれば、予測された故障の内容に応じて制御パラメータが調整される。このマルチマイクシステムによれば、パラメータの調整、校正は自動的に行われるため、マルチマイクシステムの設置場所から離れた遠隔地において校正の指示、管理を行うことができる。
このマルチマイクシステムによれば、複数のマイクの特性を、データベースにより規定される範囲に収めることができる。
このマルチマイクシステムによれば、複数のマイクの特性を、複数のマイクのうちどれか一つのマイクの特性と同一になるように構成、調整することができる。また、このマルチマイクシステムは、特性パラメータの基準値などを記憶したデータベースを必要としないため、構成を簡略化することができる。
このマルチマイクシステムによれば、特性パラメータの経時変化に基づいて故障予測をすることができる。
また、上記各態様のマルチマイクシステムにおいて、前記特性パラメータが、前記校正楽音信号から抽出された周波数特性、位相特性、あるいは前記処理対象マイクの感度のいずれかを含んでもよい。
<1.第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るスピーカ校正システム1の構成を示すブロック図である。スピーカ校正システム1は、制御信号に従って特定の位置に音響ビームを収束することができるスピーカアレイシステム10と、ネットワーク20を介してスピーカアレイシステム10と校正信号およびパラメータ変更指示の送受信を行う校正装置40と、スピーカアレイシステム10から出力される楽音を取得し、校正装置40に楽音信号を出力するマイクシステム30とを有する。
また、校正装置40は、ユーザが指示入力を行うためのユーザインターフェース(図示略)を有している。
図2は、スピーカ校正システム1の動作を示すフローチャートである。校正装置40のユーザインターフェースからスピーカアレイシステム10の故障予測を行う旨の指示が入力されると、校正装置40は、処理対象スピーカを特定する(ステップS101)。具体的には次のとおりである。校正装置40の校正部42は、スピーカアレイシステム10に属するスピーカアンプ13の各々を特定する識別子(すなわち、スピーカ14を特定する識別子)をあらかじめ記憶している。校正部42は、所定の規則に従って優先順位が付けられた識別子のうち、最上位の優先順位が付けられた識別子を有するスピーカアンプ(例えば、スピーカアンプ13−1)に対応するスピーカ(すなわち、スピーカ14−1)を校正対象のスピーカ(以下、「対象スピーカ」という)として特定する。ここで、所定の規則とは、例えば、平面状に複数のスピーカが配置されたスピーカアレイシステムの場合では、隅のスピーカから順に、1列毎または1行毎に識別子を付与することをいう。あるいは、スピーカアレイシステムのうち劣化が多いことが予測される一部分、例えば中央部のスピーカに限って識別子を与えることとしてもよい。なお、図2の処理を開始するトリガは、ユーザからの指示入力に限られない。例えば、校正装置40は、あらかじめ決められた時間間隔で定期的に故障予測処理を行う構成としてもよい。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明では、第1実施形態と共通する要素については同一の参照符号を付与し、その説明を省略する。また、以下の説明では第1実施形態と共通する事項についてはその説明を省略し、第1実施形態との差異点を中心に説明をする。
本実施形態において、校正部42は、特性パラメータの経時変化を記憶する。すなわち、校正部42は、校正楽音信号から抽出した最新の特性パラメータだけでなく、過去の特性パラメータも記憶している。校正部42は、校正楽音信号から特性パラメータを抽出すると、抽出した特性パラメータと、その特性パラメータを抽出した日時とを対応付けて記憶する。
本実施形態によれば、校正装置40は、特性パラメータの経時変化に応じて、スピーカの予防に必要な措置をとることができる。
図3は、本発明の第3実施形態に係るスピーカ校正システム2の構成を示すブロック図である。なお、以下の説明において、スピーカ校正システム1と共通する要素に対しては同一の参照符号を付与し、その説明を省略する。また、以下の説明では第1実施形態と共通する事項についてはその説明を省略し、第1実施形態との差異点を中心に説明をする。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。
上述の実施形態においては、スピーカアレイシステム10、マイクシステム30、および校正装置40がそれぞれ別の筐体に収められる態様について説明したが、これらのうち一部または全部が単一の筐体に収められる構成としてもよい。例えば、マイクシステム30は、スピーカアレイシステム10のエンクロージャ(キャビネット)の内側に設置されてもよいし、外側に設置されてもよい。
図5は、本発明の別の実施形態に係るマイク校正システム3の構成を示すブロック図である。マイク校正システム3は、制御信号に従って特定の位置から発せられた楽音を収束することができるマイクアレイシステム50と、ネットワーク20を介してマイクアレイシステム50と校正信号およびパラメータ変更指示の送受信を行う校正装置40と、校正装置40から送信される校正信号に従って校正楽音を出力するスピーカシステム60とを有する。
Claims (7)
- 複数のスピーカを含むスピーカアレイと、
前記複数のスピーカのうち、校正の基準となる基準スピーカを特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された基準スピーカに対し校正信号を出力する校正信号出力手段と、
前記基準スピーカから前記校正信号に従って出力された校正楽音を取得し、校正楽音信号を生成するマイクと、
前記マイクから出力された校正楽音信号から、前記基準スピーカの特性を示す特性パラメータを抽出するパラメータ抽出手段と、
前記パラメータ抽出手段により抽出された前記基準スピーカの特性パラメータを、校正の基準値として記憶するパラメータ記憶手段と
を有し、
前記特定手段は、前記基準スピーカの特性パラメータが抽出された後で、前記複数のスピーカのうち前記基準スピーカ以外の中から、処理対象スピーカを特定し、
前記構成信号出力手段は、前記処理対象スピーカに対し前記校正信号を出力し、
前記マイクは、前記処理対象スピーカから前記校正信号に従って出力された校正楽音を取得し、校正楽音信号を生成し、
前記パラメータ抽出手段は、前記マイクから出力された校正楽音信号から、前記処理対象スピーカの特性を示す特性パラメータを抽出し、
前記処理対象スピーカの特性パラメータと前記基準スピーカの特性パラメータとの差に応じて、前記処理対象スピーカにおける故障の発生を予測する故障予測手段を有する
ことを特徴とするマルチスピーカシステム。 - 入力楽音信号に対し、前記複数のスピーカから音響ビームを形成するための信号処理を制御パラメータに従って行う信号処理手段と、
前記故障予測手段により予測された故障の内容に応じて、前記制御パラメータを調整する調整指示を生成する生成手段と
をさらに有する請求項1に記載のマルチスピーカシステム。 - 特性パラメータの上限値、下限値、基準値のうち少なくと1つを記憶したデータベースをさらに有し、
前記生成手段が、前記パラメータ抽出手段により抽出された特性パラメータと、前記データベースの内容との比較結果に基づいて、前記処理対象スピーカに対する調整指示を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載のマルチスピーカシステム。 - 前記複数のスピーカのうち、前記処理対象スピーカ以外のスピーカからから出力された校正楽音信号から抽出された特性パラメータを記憶する記憶手段をさらに有し、
前記生成手段が、前記パラメータ抽出手段により抽出された特性パラメータと、前記記憶手段に記憶された特性パラメータとの比較結果に基づいて、前記処理対象スピーカに対する調整指示を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載のマルチスピーカシステム。 - 前記処理対象スピーカから出力された校正楽音信号から抽出された特性パラメータの経時変化を記憶する記憶手段をさらに有し、
前記故障予測手段が、前記記憶手段に記憶された特性パラメータの経時変化に基づいて故障を予測する
ことを特徴とする請求項1に記載のマルチスピーカシステム。 - 前記特性パラメータが、前記校正楽音信号から抽出された周波数特性、位相特性、再生音圧レベル、インパルス応答、あるいは前記処理対象スピーカの能率のいずれかを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載のマルチスピーカシステム。
- 前記特定手段は、前記複数のスピーカの各々を特定する識別子を記憶し、所定の規則に従って優先順位がつけられた識別子のうち、最も優先順位が高いものを前記基準スピーカとして特定する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載のマルチスピーカシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005312599A JP4882338B2 (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | マルチスピーカシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005312599A JP4882338B2 (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | マルチスピーカシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007124203A JP2007124203A (ja) | 2007-05-17 |
JP4882338B2 true JP4882338B2 (ja) | 2012-02-22 |
Family
ID=38147571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005312599A Expired - Fee Related JP4882338B2 (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | マルチスピーカシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4882338B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202008014792U1 (de) * | 2008-11-07 | 2010-03-25 | Qass Gmbh | Vorrichtung zum Bewerten von Zerspanungsprozessen |
KR101015102B1 (ko) * | 2009-02-23 | 2011-02-16 | 한국과학기술연구원 | 마이크로폰 배열에 대한 자가고장 검출 시스템, 자가고장 검출 방법 및 오디오 기반 장치 |
KR101110223B1 (ko) * | 2009-07-22 | 2012-02-16 | (주)에스엠인스트루먼트 | 스피커 작동 검사장치 및 스피커 작동 검사방법 |
KR101086030B1 (ko) * | 2009-12-23 | 2011-11-22 | 주식회사 에스원 | 마이크 오작동을 검출하는 방법 및 이를 구현하는 어레이 마이크 시스템 |
US9253584B2 (en) | 2009-12-31 | 2016-02-02 | Nokia Technologies Oy | Monitoring and correcting apparatus for mounted transducers and method thereof |
JP5488128B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2014-05-14 | ヤマハ株式会社 | 信号処理装置 |
JP5664431B2 (ja) * | 2011-04-22 | 2015-02-04 | ヤマハ株式会社 | スピーカの自己診断装置 |
CN102780944B (zh) * | 2012-08-09 | 2017-05-17 | 广州励丰文化科技股份有限公司 | 有源音箱控制方法 |
CN102780942B (zh) * | 2012-08-09 | 2017-05-17 | 广州励丰文化科技股份有限公司 | 一种内置dsp有源音箱的控制方法 |
JP6518530B2 (ja) * | 2015-06-26 | 2019-05-22 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
FR3121810A1 (fr) * | 2021-04-09 | 2022-10-14 | Sagemcom Broadband Sas | Procédé d’auto-diagnostic d’un équipement de restitution audio |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6324800A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | 音響装置 |
JPH01305800A (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-11 | Mitsubishi Electric Corp | 音響装置 |
JP2003296851A (ja) * | 2002-02-01 | 2003-10-17 | Shimadzu System Solutions Co Ltd | 遠隔異常監視システム |
EP1453348A1 (de) * | 2003-02-25 | 2004-09-01 | AKG Acoustics GmbH | Selbstkalibrierung von Arraymikrofonen |
JP4184136B2 (ja) * | 2003-04-09 | 2008-11-19 | 松下電器産業株式会社 | 電気音響設備の監視装置 |
-
2005
- 2005-10-27 JP JP2005312599A patent/JP4882338B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007124203A (ja) | 2007-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4882338B2 (ja) | マルチスピーカシステム | |
JP5969727B2 (ja) | 動的閾値を用いた周波数帯域圧縮 | |
US8442245B2 (en) | Hearing device with automatic algorithm switching | |
AU2010212304B2 (en) | Method for fine-tuning a hearing aid and hearing aid | |
EP3289782B1 (en) | Process and hearing aid adjustment system architecture for remotely adjusting a hearing aid | |
US7801318B2 (en) | Hearing aid device with means for feedback compensation | |
JP5488128B2 (ja) | 信号処理装置 | |
EP3716652A1 (en) | Hearing device with active noise control based on wind noise | |
JP2007271802A (ja) | コンテンツ再生システム及びコンピュータプログラム | |
CN102413412A (zh) | 具有闭塞抑制和次声能量控制的助听器 | |
CN103517192A (zh) | 包括反馈报警的助听器 | |
JPWO2005125272A1 (ja) | ハウリング抑圧装置、プログラム、集積回路、およびハウリング抑圧方法 | |
CN1447624A (zh) | 自动音频系统均衡 | |
JP2006304165A (ja) | スピーカアレイシステム | |
US11825269B2 (en) | Feedback elimination in a hearing aid | |
JP2017143506A (ja) | 音響ゾーン内の音像を制御する方法、装置、及びシステム | |
JP6999187B2 (ja) | ヘッドホンのためのアクティブノイズ消去システム | |
KR20200007793A (ko) | 음성 출력 제어 장치, 음성 출력 제어 방법, 그리고 프로그램 | |
JP2007134891A (ja) | スピーカアレイシステムおよび校正方法 | |
US12052546B2 (en) | Motion data based signal processing | |
JP2001147693A (ja) | 音再生装置における再生出力の補正方法 | |
US11051115B2 (en) | Customizable audio signal spectrum shifting system and method for telephones and other audio-capable devices | |
US20240107245A1 (en) | Operating public address systems with ip-based amplifiers | |
US20240137718A1 (en) | Public address system commissioning | |
US20190355342A1 (en) | Real-time detection of feedforward instability |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080820 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110412 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110719 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110920 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111108 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111121 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |