JP4880487B2 - 液吐出不良検出装置、およびインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
図1には、インクジェット記録装置に備える液吐出不良検出装置の概略構成を示す。この図中符号10は、インクジェットヘッドであり、ヘッド面11を下向きにして備えてなる。ヘッド面11には、複数のノズルn1、n2、n3、………nXを左右方向に直線状に並べたノズル列を、この例では、紙面と直交する方向に、イエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの4本互いに平行に設けている。そして、各ノズルn1、n2、n3、………nXからは、下向きにインク滴を吐出する。
図示するように、光ビーム15にインク滴13を衝突したとき、S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7の散乱光を発生する。散乱光の光強度は、S1>S2=S3>S4=S5>S6=S7となり、光ビーム15の矢示する射出方向にある前方散乱光S1がもっとも強くなる。
光ビーム15の光強度分布は、図示するようにガウシアン分布になっているため、中心の光強度がもっとも強く、円のふちにいくにしたがい低下している。
上述した例では、受光素子17の受光部18をインク滴13の吐出方向に向けて受光素子17を設置した。このようにすると、光ビーム15にインク滴13を衝突したときに発生する光強度の強い前方散乱光を受光部18で直接受光し、SN比を高くして効率のよい検出を可能とすることができる。しかし、図6に示すように、受光素子17の受光部18をヘッド面11に向けて受光素子17を設置するようにし、光ビーム15にインク滴13を衝突したときに発生する光強度の強い前方散乱光をヘッド面11の光沢部で反射して受光部18で受光するようにし、高い光出力値を得ることもできる。
この例では、ヘッド面11と発光素子14との間に配置してその発光素子14からの光ビーム15を透過する光透過部材20と、その光透過部材20をクリーニングする不図示の透過部材清掃手段とを備えてなる。光透過部材20としては、透明で透過率(波長特性)のよいガラス板等を使用する。
例えば図示するように、発光素子14からの光ビーム15を反射してヘッド面11に向けるプリズムやミラーなどの光反射部材22を傾斜して備える。このようにすると、ノズルnNから吐出したインク滴13を光反射部材22に当てて発光素子14に当たらないようにし、ノズルnNから吐出したインク滴13によって発光素子14が汚損することを防止するとともに、光ビーム15の光路を曲げることで装置の小型化を図ることができる。
この例の反射部材清掃手段23は、光反射部材22の傾斜方向に移動可能とする可動板24と、その可動板24上に立てる第1支持筒25と、その第1支持筒25内に出し入れ自在に入り込む第2支持筒26と、その第2支持筒26で支持する矩形枠状の保持具27と、その保持具27で支持するゴム製のブレード28などで構成する。
この例では、発光素子14と受光素子17とを同一基板30上に取り付ける。そして、光ビーム15にインク滴13を衝突することにより発生した散乱光Sを、ヘッド面11で反射して後、さらに光反射部材22で反射して受光素子17の受光部18で受光するようにする。このようにすると、発光素子14と受光素子17との電気系統の集約を図ることができる。
まず、図13には、全ノズルn1、n2、n3、………nXから順次インク滴13の吐出を行い、各ノズルnNの吐出状況を検出している状態を示す。
液吐出不良検出の開始とともに発光素子14から光ビーム15を射出し(ステップS1)、ノズルn1からnXまで順次インク滴13を吐出すると同時に、受光素子17により光出力値を測定する(ステップS2)。そして、光出力値が任意の値以上か否かを判定し(ステップS3)、以上であるときは、インク滴13の速度が任意の値以上か否かを判定し(ステップS4)、以上であるときは、正常ノズルと判断して(ステップS5)、1つのノズルの液吐出不良検出を終了する。
11 ヘッド面
13 インク滴(液滴)
14 発光素子
15 光ビーム
16 コリメートレンズ
17 受光素子
18 受光素子の受光部
20 光透過部材
22 光反射部材
23 反射部材清掃手段
28 ブレード(清掃部材)
29 光反射部材の反射面
30 基板
32 ミラー(光反射部材)
34 見切板
n1〜nX ノズル列
S 散乱光
20 液吐出不良検出装置
35 吸引キャップ
Claims (15)
- 発光素子から発した光ビームにヘッド面のノズルから吐出する液滴を衝突して散乱光を発生し、その散乱光を受光素子で受光してその受光データから液体吐出不良を検出する液吐出不良検出装置において、
前記発光素子を、前記液滴の吐出方向の下流側から上流側に向けて逆向きに光ビームを射出するように設置してなることを特徴とする液吐出不良検出装置。 - 前記ノズルを複数直線状に並べて前記ヘッド面にノズル列を形成し、そのノズル列方向に前記ヘッド面に対して前記光ビームを相対移動可能としてなることを特徴とする、請求項1に記載の液吐出不良検出装置。
- 前記受光素子を前記光ビームから外れた位置に設置してなることを特徴とする、請求項1または2に記載の液吐出不良検出装置。
- 前記受光素子の受光部を前記液滴の吐出方向に向けて設置してなる、請求項3に記載の液吐出不良検出装置。
- 前記受光素子の受光部を前記ヘッド面に向けて設置してなる、請求項3に記載の液吐出不良検出装置。
- 前記受光素子を前記発光素子の近傍に設置してなる、請求項3に記載の液吐出不良検出装置。
- 液吐出不良検出時に、前記液滴として透明な液体を使用してなることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1に記載の液吐出不良検出装置。
- 液吐出不良検出時に、前記液滴として洗浄液を使用してなることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1に記載の液吐出不良検出装置。
- 前記ヘッド面と前記発光素子との間に配置してその発光素子からの光ビームを透過する光透過部材を備えてなることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1に記載の液吐出不良検出装置。
- 前記光透過部材を傾斜して備えてなることを特徴とする、請求項9に記載の液吐出不良検出装置。
- 前記発光素子からの光ビームを反射して前記ヘッド面に向ける光反射部材を備えてなることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1に記載の液吐出不良検出装置。
- 前記光反射部材をクリーニングする反射部材清掃手段を備えてなることを特徴とする、請求項11に記載の液吐出不良検出装置。
- 前記ノズルを複数直線状に並べて前記ヘッド面にノズル列を形成し、そのノズル列方向に前記光反射部材を移動可能としてなることを特徴とする、請求項11または12に記載の液吐出不良検出装置。
- 前記受光素子の前に配置して散乱光の受光範囲を制限する見切板を備えてなることを特徴とする、請求項1ないし13のいずれか1に記載の液吐出不良検出装置。
- 請求項1ないし14のいずれか1に記載の液吐出不良検出装置を備えることを特徴とする、インクジェット記録装置。
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