JP4878518B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、配線膜上にメタルキャップ膜を有する半導体装置およびその製造方法に関する。
従来の半導体装置の製造方法としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された半導体装置の製造方法を図10に示す。
まず、半導体基板140上に形成された絶縁膜142に凹部を形成する。前記凹部の内壁に順に接着層144,第1バリアメタル膜146を形成するとともに、この凹部を埋設するように銅などの金属膜148を形成する。そして、絶縁膜142全面を覆うように、絶縁膜150を形成する(図10(a))。
次いで、金属膜148の上面が底面に露出するように開口部152を形成する(図10(b))。そして、無電界めっきにより金属膜148の上面にメタルキャップ膜154を形成する(図10(c))。その後、通常の工程にしたがい半導体装置を製造する。
米国特許公報6180523号公報
しかしながら、特許文献1に記載の製造方法において、開口部152を形成する際に目合わせずれが生じた場合、金属膜148の端部に、メタルキャップ膜154で覆われていない部分が生じる。つまり、開口部152によって露出された金属膜148の表面のみに選択的にメタルキャップ膜154を形成するため、目合わせずれに対するマージンが少なく、目合わせずれにより金属膜148と絶縁膜150とが直接接することがあった。そのため、この箇所において、金属膜148を構成する金属が絶縁膜150に拡散することによりエレクトロマイグレーションやストレス誘起ボイドが発生し、接続信頼性が低下することがあった。
また、図6に示すような半導体装置の配線構造においては、メタルキャップ膜118で覆われていない配線膜116の端部のリセス116aにおいて、エレクトロマイグレーションやストレス誘起ボイドが発生し、接続信頼性が低下することがあった。以下、図6に示した半導体装置における配線構造の製造方法を、工程図である図7および工程断面図である図8,9を参照して説明する。
まず、図8(a)に示すように、半導体基板(不図示)上に形成された絶縁膜110に配線溝110aを形成する(ステップS11)。そして、図8(b)に示すように、絶縁膜110全面にバリアメタル膜124を形成し、さらにバリアメタル膜124上にCuシード膜128を形成する(ステップS12)。続いて、図8(c)に示すように、Cu等を含んでなる配線膜130で絶縁膜110全面を覆う(ステップS13)。
次に、図9(a)に示すように、配線溝110a外部に成膜された不要な配線膜130およびバリアメタル膜124を化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)により除去し、配線溝110a内部にのみ配線膜116およびバリアメタル膜112を残す(ステップS14)。この際、CMPスラリーにより、バリアメタル膜112に接する配線膜116の上面の端部がエッチングされ、リセス116aが形成される。
つづいて、図9(b)に示すように、配線膜116の上面にメタルキャップ膜118を形成する(ステップS15)。配線膜116の上面の端部には、リセス116aが形成されているため、リセス116aにはメタルキャップ膜118が形成されない。そして、図9(c)に示すように、絶縁膜110全面を覆うように第1絶縁膜120および第2絶縁膜122を順に形成する(ステップS16)。そして、通常の工程によって半導体装置が製造される。
このような工程を有する半導体装置の製造方法においては、リセス116aがメタルキャップ膜118で覆われておらず、この箇所で配線膜116と第1絶縁膜120とが直接接することとなる。つまり、図6〜9に示される場合も上記と同様に、配線膜116の表面にのみ選択的にメタルキャップ膜118を形成するものであるため、配線膜116の表面形状等の条件によって、メタルキャップ膜118で覆われていない配線膜116表面が生ずる。そのため、配線膜116を構成するCu等の金属が第1絶縁膜120に拡散し、エレクトロマイグレーションやストレス誘起ボイドを引き起こし、接続信頼性が低下することがあった。
本発明の半導体装置は、半導体基板上に形成された凹部を有する絶縁膜と、前記凹部の内壁を覆うように形成されたバリアメタル膜と、前記凹部内においてバリアメタル膜上に形成された導電膜と、前記凹部内において導電膜上に形成された配線膜と、前記配線膜および前記導電膜の上面に、選択的に形成されたメタルキャップ膜と、を含み、前記導電膜は、Ni、Co、Pd、Pt、Au、Ag、Ruおよびこれらの合金よりなる群から選択される1種以上の金属を含み、前記凹部の側面上に形成されており、かつ前記凹部の底面上には形成されておらず、前記バリアメタル膜は、前記凹部の側面上および底面上に形成されていることを特徴とする。
本発明の半導体装置は、配線膜および導電膜の上面に選択的に形成されたメタルキャップ膜を有する。つまり、リセスなどの配線膜の表面形状等に影響されることなく配線膜の上面が確実に覆われるため、配線膜を構成する金属の拡散を抑制することができる。そのため、エレクトロマイグレーションやストレス誘起ボイドが抑制され、半導体装置の接続信頼性が向上する。
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に形成された絶縁膜に凹部を形成する工程と、前記凹部の内壁および前記絶縁膜の上面に、バリアメタル膜を形成する工程と、前記絶縁膜の上面および前記凹部内における前記バリアメタル膜の表面に、導電膜を形成する工程と、前記凹部内を埋め込むように絶縁膜上に配線膜を形成する工程と、前記凹部外の前記バリアメタル膜、前記導電膜、および前記配線膜を研磨により除去する工程と、無電解めっきにより、前記凹部を埋設している前記配線膜および前記導電膜の上面に、自己整合的にメタルキャップ膜を形成する工程と、を含み、前記バリアメタル膜を形成する前記工程は、前記バリアメタル膜を、前記凹部の側面上および底面上に形成し、前記導電膜を形成する前記工程は、前記導電膜を、Ni、Co、Pd、Pt、Au、Ag、Ruおよびこれらの合金よりなる群から選択される1種以上の金属により形成する工程を含み、前記導電膜を、前記凹部の側面に形成し、かつ前記凹部の底面上には形成しないことを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、バリアメタル膜と配線膜との間に導電膜を形成し、無電界めっきにより配線膜と導電膜を覆うように自己整合的にメタルキャップ膜が形成される。つまり、目合わせずれなどに対するマージンを考慮しなくても、配線膜の表面を確実に覆うことができるため、配線膜を構成する金属の拡散に伴うエレクトロマイグレーションやストレス誘起ボイドを抑制することができ、半導体装置の接続信頼性が向上する。
本発明によれば、エレクトロマイグレーションやストレス誘起ボイドが抑制され、接続信頼性が向上した半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における半導体装置の配線構造を示す断面図である。
図1に示すように、第1実施形態の配線構造は、半導体基板(不図示)上に形成された凹部(配線溝10a)を有する絶縁膜10と、配線溝10aの内壁を覆うように形成されたバリアメタル膜12と、配線溝10a内においてバリアメタル膜12上に形成された導電膜14と、配線溝10a内を埋設する配線膜16と、配線膜16および導電膜14の上面に形成されたメタルキャップ膜18と、を含む。さらに、絶縁膜10およびメタルキャップ膜18を覆うように、第1絶縁膜20および第2絶縁膜22が順に積層されている。
本実施形態において、バリアメタル膜12としては、TaおよびTaNが順に積層されてなるタンタル系バリアメタル膜などを用いることができる。配線膜16はCuを主成分とする金属膜を用いることができ、Al等の不純物を含んでいてもよい。第1絶縁膜20は、SiNやSiCN等を用いることができ、第2絶縁膜22は、SiON等を用いることができる。
導電膜14とメタルキャップ膜18は、Ni、Co、Pd、Pt、Au、Ag、Ruおよびこれらの合金よりなる群から選択される1種以上の金属を含む金属膜を用いることができ、Ni、Co、Pdおよびこれらの合金よりなる群から選択される1種以上の金属を含む金属膜を用いることができる。導電膜14とメタルキャップ膜18を構成する金属は、同一であっても異なっていてもよい。
メタルキャップ膜18の構成材料としては、具体的に、Co、CoWP、CoWB、CoB、CoP等のコバルト含有金属;Ni、NiMoP、NiMoB、NiWP、NiWB、NiReP、NiReB、NiB、NiPなどのニッケル含有金属;Ag、AgCu等の銀含有金属等を挙げることができる。本実施形態においては、導電膜14はNi、Coまたはこれらの合金から構成することができる。一方、メタルキャップ膜18は、CoWPまたはNiWPから構成することができる。これらの金属材料は、いずれの組み合わせであってもよい。このような金属材料を用いることにより、導電膜14とメタルキャップ膜18とが密着性に優れることとなる。
本実施形態においては、バリアメタル膜12の膜厚aを5nm以上20nm以下、導電膜14の膜厚bを5nm以上20nm以下とすることができる。これらの膜厚は、配線膜16の膜厚cに比べて極めて小さい。また、メタルキャップ膜18の膜厚dは、5nm以上20nm以下とすることができる。なお、本実施形態においては、バリアメタル膜12の膜厚を15nm程度、導電膜14の膜厚を15nm程度、メタルキャップ膜18の膜厚を15nm程度とする。
メタルキャップ膜18は、後述するように自己整合的に設けられ、配線膜16および導電膜14の上面にのみ形成されているが、本発明の効果を損なわない範囲で、バリアメタル膜12の上面に形成されていてもよい。ただし、TDDB(Time Dependent Dielectric Breakdown)等の発生を抑制する観点から、絶縁膜10の上面には形成されていないことが好ましい。
本実施形態において、導電膜14に接する配線膜16の上面端部にリセス(空隙)が形成されることがある。この場合においても、メタルキャップ膜18は、リセスを埋設するとともに導電膜14および配線膜16の上面に選択的に形成されるため、リセス部分で配線膜16と第1絶縁膜20とが直接接することを抑制することができる。
以下、図1に示した本実施形態における半導体装置の製造方法について、図2の工程図、図3,4に記載の工程断面図を参照して説明する。
本実施形態における半導体装置の製造方法は、半導体基板(不図示)上に形成された絶縁膜10に凹部(配線溝10a)を形成する工程(ステップS1)と、配線溝10aの内壁および絶縁膜10の上面に、バリアメタル膜24を形成する工程(ステップS2)と、絶縁膜10の上面および配線溝10a内におけるバリアメタル膜24の表面に、導電膜26を形成する工程(ステップS3)と、配線溝10a内を埋め込むように絶縁膜10上に配線膜30を形成する工程(ステップS4)と、配線溝10a外のバリアメタル膜24、導電膜26、および配線膜30を研磨により除去する工程(ステップS5)と、無電解めっきにより、配線溝10aを埋設している配線膜16および導電膜14の上面に、自己整合的にメタルキャップ膜18を形成する工程(ステップS6)と、絶縁膜10全面を覆うように第1絶縁膜20および第2絶縁膜22を順に形成する工程(ステップS7)を含む。
以下、各工程に沿って説明する。
まず、図3(a)に示すように、半導体基板(不図示)上に形成された絶縁膜10に配線溝10aを形成する(ステップS1)。具体的には、絶縁膜10を成膜後、その上に、所定形状にパターニングされたレジスト膜(不図示)を設け、絶縁膜10をエッチングすることにより配線溝10aを形成する。
そして、図3(b)に示すように、絶縁膜10全面にバリアメタル膜24を形成し(ステップS2)、さらにバリアメタル膜24上に導電膜26およびシード膜28を順に形成する(ステップS3)。具体的には、通常のスパッタリング法により、基板全面にTaおよびTaNがこの順で積層されたタンタル系バリアメタル膜を形成し、さらに導電膜26およびシード膜28を順に形成する。なお、導電膜26は、絶縁膜10の上面から、配線溝10a内において対向する側面に亘って形成されていればよい。シード膜28としては、Cuを含む金属膜を用いることができる。なお、導電膜26は、前述のようにNi、Co、Pd、Pt、Au、Ag、Ruおよびこれらの合金よりなる群から選択される1種以上の金属を含んでなる。
続いて、図3(c)に示すように、配線膜30を、絶縁膜10全面を覆うように形成し、配線溝10a内を配線膜30で埋設する(ステップS4)。
次に、配線溝10a外部に成膜された不要なバリアメタル膜24、導電膜26、および配線膜30を化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)により除去し、図4(a)に示すように、配線溝10a内にのみバリアメタル膜12、導電膜14、および配線膜16を残す(ステップS5)。
つづいて、図4(b)に示すように、導電膜14および配線膜16の上面に、メタルキャップ膜18を形成する(ステップS6)。メタルキャップ膜18は、無電解めっき法により、自己整合的に導電膜14および配線膜16の上面に形成することができる。具体的に、メタルキャップ膜18は、ジメチルアミノボランまたはヒドラジンを還元剤として含むめっき液を用いた無電解めっきにより形成される。メタルキャップ膜18の構成材料は、前述のように、CoWP等のコバルト含有金属、NiWP等のニッケル含有金属、AgCu等の銀含有金属が例示される。
そして、図4(c)に示すように、絶縁膜10全面を覆うように第1絶縁膜20および第2絶縁膜22を順に形成する(ステップS7)。さらに、通常の工程によって半導体装置が製造される。
以下、本実施形態に係る半導体装置の効果を説明する。
本実施形態のような配線構造を有する半導体装置によれば、メタルキャップ膜18が、配線膜16および導電膜14の上面に選択的に形成されている。これにより、配線膜16にリセスなどが生じていても、リセスを埋め込むようにメタルキャップ膜18が形成されるため、配線膜16の上面が確実に覆われ、配線膜16を構成する金属が第1絶縁膜20へ拡散することを抑制することができる。そのため、エレクトロマイグレーションやストレス誘起ボイドが抑制され、半導体装置の接続信頼性が向上する。
また、本実施形態の半導体装置において、導電膜14が、Ni、Co、Pd、Pt、Au、Ag、Ruおよびこれらの合金よりなる群から選択される1種以上の金属を含んで構成することができる。さらに、メタルキャップ膜18を構成する金属は、上記の金属から選択される1種以上の金属を含んで構成することができる。導電膜14とメタルキャップ膜18がこのような組み合わせであることにより、エレクトロマイグレーションやストレス誘起ボイドをより効果的に抑制することができる。
本発明の課題を説明する半導体装置の工程断面図の図9(a)に示すように、CMP工程において用いられるCMPスラリーにより、Ta/TaNであるバリアメタル膜112に接する配線膜116の上面端部がエッチングされ、リセス116aが形成される。このリセス116aにおけるTaの表面には、化学的に安定な酸化タンタルが形成されると考えられる。この酸化タンタルの表面近傍では、Co等の還元反応が生じないため、リセス116aはメタルキャップ膜118で覆われないと想定される。
これに対し、本実施形態において、CMPスラリーにより、導電膜14に接する配線膜16の上面端部がエッチングされてリセスが形成されたとしても、導電膜14を有するため、リセスの影響を受けることなく導電膜14および配線膜16の表面に選択的にメタルキャップ膜18を形成することができる。つまり、配線膜16にリセスが形成されていたとしても、配線膜16の上面を確実に覆うことができ、エレクトロマイグレーションやストレス誘起ボイドをより効果的に抑制することができる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態における半導体装置の配線構造を示す断面図である。
第2実施形態の半導体装置は、図5に示すように、エッチングストッパー膜の機能を有する第1絶縁膜20が形成されていない以外は第1実施形態の半導体装置と同様の構成を有する。第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が得られ、さらに以下の効果を有する。
第2実施形態においては、第2絶縁膜22に,メタルキャップ膜18の上面を底面に露出するビア孔を設け、次いでビア孔にビアプラグを形成して配線構造を形成する。したがって、図6に示すように、メタルキャップ膜118で覆われていないリセス116aが存在する場合、ビア孔をエッチングにより形成する際に目合わせずれが生じると、本実施形態のようにエッチングストッパー膜の機能を有する第1絶縁膜が形成されていないと、配線膜116もエッチングされてしまう。そのため、半導体装置の接続信頼性が著しく低下する。
これに対し本実施形態の半導体装置によれば、メタルキャップ膜18で覆われていない配線膜16上面が存在しない。そのため、ビア孔をエッチングにより形成する際に目合わせずれが生じたとしても、エッチングストッパー膜の機能を有する第1絶縁膜20が形成されていない場合でも、配線膜16がエッチングされることはなく、接続信頼性に影響を及ぼすことはない。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、導電膜14は、2層以上から形成されていてもよい。
本発明の第1実施形態における半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における半導体装置の製造手順を示す工程図である。 本発明の第1実施形態における半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 本発明の第1実施形態における半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 本発明の第2実施形態における半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の課題を説明する半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の課題を説明する半導体装置の製造手順を示す工程図である。 本発明の課題を説明する半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 本発明の課題を説明する半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 従来の半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
符号の説明
10,110 絶縁膜
10a,110a 配線溝
12,112 バリアメタル膜
14 導電膜
16、116 配線膜
116a リセス
18、118 メタルキャップ膜
20、120 第1絶縁膜
22、122 第2絶縁膜
24、124 バリアメタル膜
26 導電膜
28、128 シード膜
30、130 配線膜

Claims (11)

  1. 半導体基板上に形成された凹部を有する絶縁膜と、
    前記凹部の内壁を覆うように形成されたバリアメタル膜と、
    前記凹部内においてバリアメタル膜上に形成された導電膜と、
    前記凹部内において導電膜上に形成された配線膜と、
    前記配線膜および前記導電膜の上面に、選択的に形成されたメタルキャップ膜と、
    を含み、
    前記導電膜は、Ni、Co、Pd、Pt、Au、Ag、Ruおよびこれらの合金よりなる群から選択される1種以上の金属を含み、前記凹部の側面上に形成されており、かつ前記凹部の底面上には形成されておらず、
    前記バリアメタル膜は、前記凹部の側面上および底面上に形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記配線膜がCuを含むことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1または2に記載の半導体装置において、
    前記メタルキャップ膜が、Ni、Co、Pd、Pt、Au、Ag、Ruおよびこれらの合金よりなる群から選択される1種以上の金属を含むことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1または2に記載の半導体装置において、
    前記メタルキャップ膜が、Ni、Co、Pdおよびこれらの合金よりなる群から選択される1種以上の金属を含むことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1または2に記載の半導体装置において、
    前記導電膜がNi、Coまたはこれらを含む合金からなり、前記メタルキャップ膜がCoWPまたはNiWPからなることを特徴とする半導体装置。
  6. 半導体基板上に形成された絶縁膜に凹部を形成する工程と、
    前記凹部の内壁および前記絶縁膜の上面に、バリアメタル膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜の上面および前記凹部内における前記バリアメタル膜の表面に、導電膜を形成する工程と、
    前記凹部内を埋め込むように前記絶縁膜上に配線膜を形成する工程と、
    前記凹部外の前記バリアメタル膜、前記導電膜、および前記配線膜を研磨により除去する工程と、
    無電解めっきにより、前記凹部を埋設している前記配線膜および前記導電膜の上面に、自己整合的にメタルキャップ膜を形成する工程と、
    を含み、
    前記バリアメタル膜を形成する前記工程は、前記バリアメタル膜を、前記凹部の側面上および底面上に形成し、
    前記導電膜を形成する前記工程は、
    前記導電膜を、Ni、Co、Pd、Pt、Au、Ag、Ruおよびこれらの合金よりなる群から選択される1種以上の金属により形成する工程を含み、
    前記導電膜を、前記凹部の側面に形成し、かつ前記凹部の底面上には形成しないことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項6に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記配線膜を形成する前記工程において、Cuを含む配線膜を形成する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 請求項6または7に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記メタルキャップ膜を形成する前記工程は、還元剤としてジメチルアミノボランまたはヒドラジンを含むめっき液を用いる無電解めっきによって、前記メタルキャップ膜を形成する工程であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項6乃至8のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記メタルキャップ膜を形成する前記工程は、前記メタルキャップ膜を、Ni、Co、Pd、Pt、Au、Ag、Ruおよびこれらの合金よりなる群から選択される1種以上の金属により形成する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 請求項6乃至8のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記メタルキャップ膜を形成する前記工程は、前記メタルキャップ膜を、Ni、Co、Pdおよびこれらの合金よりなる群から選択される1種以上の金属により形成する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 請求項6乃至10のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記導電膜を形成する前記工程は、Ni、Coまたはこれらを含む合金から導電膜を形成する工程を含み、
    前記メタルキャップ膜を形成する前記工程は、CoWPまたはNiWPからなるメタルキャップ膜を形成する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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