JP4876034B2 - 物品移動管理システム及び物品移動管理方法 - Google Patents
物品移動管理システム及び物品移動管理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4876034B2 JP4876034B2 JP2007172547A JP2007172547A JP4876034B2 JP 4876034 B2 JP4876034 B2 JP 4876034B2 JP 2007172547 A JP2007172547 A JP 2007172547A JP 2007172547 A JP2007172547 A JP 2007172547A JP 4876034 B2 JP4876034 B2 JP 4876034B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- antenna
- readings
- antennas
- rfid tag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
そこで、本発明は、物品の移動方向を検知する、検知精度の高い物品移動管理システム及び物品移動管理方法を提供することを目的とする。
第1の実施形態においては、検知を1回行うことにより、入庫・出庫・未定のいずれかを検知する。第2の実施形態においては、未定の判断を回避すべく、入庫・出庫のいずれかが検知されるまで、検知を繰り返す。
第1の実施形態では図10のフローチャートを適用するのに代えて、第2の実施形態は、図11のフローチャートを適用する。そして、第1の実施形態のデータベースは、再検知用データベース109を有しないが、第2の実施形態のデータベースは、再検知用データベース109を有する。また、第1の実施形態のプログラムも、第2の実施形態のプログラムも入庫・出庫検知プログラム105を有するが、その内容は、それぞれ図10、図11のフローチャートに応じた内容となる。前記以外は、両者は同様でよい。
図1は、本実施形態に係る物品移動管理システム及び物品移動管理方法の全体構成図である。
物品40には、個々の物品40に一対一に対応したタグID(タグに固有の識別子)を埋め込んだRFIDタグ41が付されている。当該タグは、RFID技術によって読取り可能である。
物品40が倉庫等(図示せず)から出て行く(図1の矢印の方向が「出庫」の方向とする)、あるいは、倉庫等へ入って行く通路の、倉庫等の内側に近い位置にポール1、2が、遠い位置にポール3、4が、通路を挟んで設置されている。ポール1、2には各々アンテナ11、12が相互に対向するように設置されており、アンテナ11、12は、受信機21に接続されている。受信機21は、受信機ステーション31に接続されている。アンテナ11、12、13、14は水平面無指向性アンテナである。
同様に、ポール3、4には各々アンテナ13、14が相互に対向するように設置されており、アンテナ13、14は、受信機22に接続されている。受信機22は、受信機ステーション32に接続されている。そして、受信機ステーション31、受信機ステーション32は、上位機器33に接続されている。受信機ステーション31、受信機ステーション32、及び上位機器33は、特許請求の範囲に記載のコンピュータに相当する。また、上位機器33は、特許請求の範囲に記載の検知装置にも相当する。
ちなみに、作動周波数がUHF帯のRFIDタグ41の場合、一般的にRFIDタグ41がアンテナ11、12、13、14から5m以内にあれば、アンテナ11、12、13、14によりタグIDが読取られる。つまり、5mが読取り可能距離(範囲)となる。なお、距離は例示である。
受信機ステーション31(32)は、CPU(制御装置)51、主記憶装置52、外部記憶装置53、モニタ54、キーボード55及びマウス56から構成される。これらは、バスを介して相互に接続されている。主記憶装置52には、読取り制御プログラム100、タグ読取りプログラム101及び読取り数カウントプログラム102がロードされ、CPU51により実行される。外部記憶装置53には、RFIDタグ読取り回数データベース103が格納されている。
上位機器33は、CPU(制御装置)61、主記憶装置62、外部記憶装置63、モニタ64、キーボード65及びマウス66から構成される。これらは、バスを介して相互に接続されている。主記憶装置62には、タグ読取り数比較プログラム104、入庫・出庫検知プログラム105がロードされ、CPU61により実行される。外部記憶装置63には、入庫・出庫状況データベース106、1回目読取り回数比較データベース107、2回目読取り回数比較データベース108及び再検知用データベース109が格納されている。
図4(a)に示すように、RFIDタグ41を付した物品40の通路の両側にアンテナ11、12、13、14が設置されている。そしてそれぞれのアンテナは、RFIDタグ41を読取るための電波を同じ電界強度で、単位時間あたり同じ回数だけ間欠的に発している。
物品40は、図の左から右の方向にほぼ等速度で移動するものとする。
物品40が、点P1まで進むと、アンテナ11、12によってRFIDタグ41が読取り可能となり、点P2まで進むと、アンテナ13、14によっても読取り可能となる。さらに、物品40が、点P3まで進むと、アンテナ11、12では読取りが不可能になり、点P4まで進むとアンテナ13、14でも読取りが不可能になる。
具体的には、物品40が点P1を通過してしばらくは、アンテナ11、12との交信状態が漸次安定度を増しつつあるため、アンテナ11、12による読取り回数は増加している。物品40がアンテナ11、12に充分接近すると、交信状態は完全に安定し、読取り回数はほぼ一定で安定している。やがて、物品40が点P3の手前にさしかかると、交信状態が漸次安定さを欠き始め、読取り回数が減少し、物品40が点P3に到達すると読取り回数は0となる。
従って、アンテナ11、12による単位時間あたりの読取り回数のグラフ、及びアンテナ13、14による単位時間あたりの読取り回数のグラフは、図4(b)に示すように、いずれも相互にほぼ相似な、台形に近い形状になる。そして、アンテナ13、14による単位時間あたりの読取り回数のグラフが時間的に後(図の右側)にずれることが知られている。
以下に説明する物品40の移動(入出庫)の検知には、当該原理が応用されている。
読取ったRFIDタグ41のタグIDが、RFIDタグID欄400に記憶されている。読取ったRFIDタグ41のタグIDに関連付けて、読取り回数が読取り回数欄401に記憶されている。
ちなみに、当該RFIDタグ読取り回数データベース103の第1行目のデータ(レコード)は、所定の時間内にアンテナ11、12(13、14)が、RFIDタグIDが“10000”であるRFIDタグ41を読取った回数が80回であることを示している。
読取ったRFIDタグ41のタグIDが、RFIDタグID欄402に記憶されている。読取ったRFIDタグ41のタグIDに関連付けて、アンテナ11、12による読取り回数が受信機ステーション31読取り回数欄403に、アンテナ13、14による読取り回数が受信機ステーション32読取り回数欄404に記憶されている。
ちなみに、当該1回目読取り回数比較データベース107の第1行目のデータ(レコード)は、1回目の読取りにおいて、RFIDタグIDが“10000”であるRFIDタグ41を、アンテナ11、12は80回、アンテナ13、14は34回読取ったことを示している。
読取ったRFIDタグ41のタグIDが、RFIDタグID欄405に記憶されている。読取ったRFIDタグ41のタグIDに関連付けて、アンテナ11、12による読取り回数が受信機ステーション31読取り回数欄406に、アンテナ13、14による読取り回数が受信機ステーション32読取り回数欄407に記憶されている。
ちなみに、当該2回目読取り回数比較データベース108の第1行目のデータ(レコード)は、2回目の読取りにおいて、RFIDタグIDが“10000”であるRFIDタグ41を、アンテナ11、12は20回、アンテナ13、14は70回読取ったことを示している。
ここにおいては、1回目の読取り回数と2回目の読取り回数が合計されて記憶されている。読取ったRFIDタグ41のタグIDが、RFIDタグID欄410に記憶されている。読取ったRFIDタグ41のタグIDに関連付けて、1回目及び2回目にアンテナ11、12が読取った回数が受信機ステーション31合計欄411に、1回目及び2回目にアンテナ13、14が読取った回数が受信機ステーション32合計欄412に記憶されている。
ちなみに、当該再検知用データベース109の第1行目のデータ(レコード)は、1回目及び2回目の通算で、RFIDタグIDが“10000”であるRFIDタグ41を、アンテナ11、12は100回、アンテナ13、14は104回読取ったことを示している。すなわち、411の値=403の値+406の値、412の値=404の値+407の値となっている。
ちなみに、図7(a)の第1行目は、アンテナ11、12による読取り回数が、アンテナ13、14による読取り回数より多い場合は、状態フラグ“A”が立てられることを示している。
ちなみに、図7(b)の第1行目は、アンテナ11、12による読取り回数が、アンテナ13、14による読取り回数より多い場合は、状態フラグ“a”が立てられることを示している。
ちなみに、図7(c)の第2行目は、1回目状態フラグが“A”であってかつ2回目状態フラグが“b”である場合は、入庫・出庫・未定の判断は、“出庫”であることを、第4行目は、1回目状態フラグが“B”であってかつ2回目状態フラグが“a”である場合は、入庫・出庫・未定の判断は、“入庫”であることをしめしている。その他の場合は、入庫・出庫・未定の判断は、“未定”とする。“未定”と判断される確率は極めて小さい。
入庫・出庫検知プログラム105が入庫・出庫・未定を判断した結果がここに記憶される。具体的には、読取ったRFIDタグ41のIDが、RFIDタグID欄408に、入庫・出庫・未定の状況が、状況欄409に、読取ったRFIDタグ41のIDに関連付けて記憶されている。
ちなみに、図8の第1行目は、RFIDタグIDが“10000”であるRFIDタグ41を付した物品40が、“出庫”したことを示している。
以下の手順(ステップS201〜ステップS207)は、受信機ステーション31及び受信機ステーション32の両者において同様の処理が同時に行われるものとする。そして、以下では代表として、受信機ステーション31の処理を説明していく。
検知時間とは、RFIDタグ41の読取り回数をカウントする、ある時間的長さを有する期間を意味する。検知時間は、図4(a)において、物品40が点P1に到達してから点P4に到達するまでに要する時間であり、物品40の移動速度、電界強度、及びアンテナ11、12とアンテナ13、14との間の距離を勘案して設定する。例えば、物品40の移動速度が速いほど検知時間は短く設定され、アンテナ11、12とアンテナ13、14との間の距離が短いほど検知時間は短く設定される。
なお、物品40の移動速度を検知し、検知した移動速度に応じて動的に検知時間を設定するようにしてもよいが、本実施形態では、検知時間は、物品40の平均的な移動速度での固定的なものとする。
読取り回数401は、外部記憶装置53のRFIDタグ読取り回数データベース103の中で、読取ったRFIDタグIDと関連付けて記憶される(図5)。
転送された読取り回数は、上位機器33により、外部記憶装置63の1回目読取り回数比較データベース107に記憶される(図6(a))。
図5におけるRFIDタグID欄400は、図6(a)におけるRFIDタグID欄402に対応している。図5における読取り回数欄401は、図6(a)における受信機ステーション31読取り回数欄403(受信機ステーション32から転送される場合は、受信機ステーション32読取り回数欄404)に対応している。
読取り回数401は、外部記憶装置53のRFIDタグ読取り回数データベース103の中で、読取ったRFIDタグID400と関連付けて記憶される(図5)。
転送され読取り回数は、上位機器33により、外部記憶装置63の2回目読取り回数比較データベース108に記憶される(図6(b))。
図5におけるRFIDタグID欄400は、図6(b)におけるRFIDタグID欄405に対応している。図5における読取り回数欄401は、図6(b)における受信機ステーション31読取り回数欄406(受信機ステーション32から転送される場合は、受信機ステーション32読取り回数欄407)に対応している。
以上で、受信機ステーション31(32)によるRFIDタグ41の読取り回数のカウント手順は終了し、以下は、上位機器33における処理となる。
CPU61は、主記憶装置62のタグ読取り数比較プログラム104を実行し、外部記憶装置63に記憶されている1回目読取り回数比較データベース107(図6(a))を読み出す。そして、RFIDタグID402ごとに、それに関連付けて記憶されている、受信機ステーション31読取り回数403の値と、受信機ステーション32読取り回数404の値とを比較する。すなわち、検知時間の前半半分(1回目)におけるタグID読取り回数を比較する(ステップS208)。
入庫・出庫・未定の検知は、1回目の状態フラグ301と2回目の状態フラグ303との組み合わせに対して、1つの入庫・出庫・未定の判断を与えることにより行う。この判断は、図7(c)の定義に従って行われる。例えば、図7(c)において、1回目状態フラグが“A”であり、かつ、2回目状態フラグが“b”の場合、入庫・出庫・未定の判断306は“出庫”となる(2行目)。1回目状態フラグが“B”であり、かつ、2回目状態フラグが“a”の場合、入庫・出庫・未定の判断306は“入庫”となる(4行目)。それら以外の組み合わせの場合は、入庫・出庫・未定の判断306は“未定”となる。
第1の実施形態では、ステップS210で、入庫・出庫・未定の判断306を、“未定”の場合も含めて入庫・出庫状況データベース106に記憶する。
以下では、第1の実施形態の他に、さらに処理手順を継続し、“未定”の判断を回避する第2の実施形態を説明する。第2の実施形態では、図10のフローチャートに代わって、図11のフローチャートが適用される。
ステップS220においても、ステップS210と同様に入庫・出庫・未定の検知が行われる。しかしながら、第2の実施形態においては、当該検知結果に応じてそれ以降の処理が異なる。
具体的には、CPU61は、外部記憶装置63の1回目読取り回数比較データベース107から、受信機ステーション31読取り回数403及び受信機ステーション32読取り回数404を読み出す。また、2回目読取り回数比較データベース108から、受信機ステーション31読取り回数406及び受信機ステーション32読取り回数407を読み出す。
そして、対応するRFIDタグIDごとに、受信機ステーション31読取り回数403の値と受信機ステーション31読取り回数406の値との和、及び受信機ステーション32読取り回数404の値と受信機ステーション32読取り回数407の値との和を計算する。そして、CPU61は、計算結果を、外部記憶装置63の再検知用データベース109に記憶する。この時点で、再検知用データベース109には、1回目の読取り回数と2回目の読取り回数の和が記憶される。
ステップS201からステップS207までの手順が繰り返されるとは、1回目、2回目に続き、3回目、4回目の読取り回数のカウントを、アンテナ11、12及びアンテナ13、14のそれぞれについて繰り返すことを意味する。また、3回目及び4回目の検知時間の長さは、1回目及び2回目の検知時間の長さと同じである。
具体的には、CPU61は、外部記憶装置63の1回目読取り回数比較データベース107から、受信機ステーション31読取り回数403及び受信機ステーション32読取り回数404を読み出す(3回目の読取り回数を読み出している)。また、2回目読取り回数比較データベース108から、受信機ステーション31読取り回数406及び受信機ステーション32読取り回数407を読み出す(4回目の読取り回数を読み出している)。
そして、対応するRFIDタグIDごとに、受信機ステーション31読取り回数403の値と受信機ステーション31読取り回数406の値との和(以下「和1」という)、及び受信機ステーション32読取り回数404の値と受信機ステーション32読取り回数407の値との和(以下「和2」という)を計算する(受信機ステーションごとに、3回目の読取り回数と4回目の読取り回数との和を計算していることになる)。
具体的には、再比較1において、受信機ステーション31合計411の値が、和1よりも大きく、かつ、再比較2において、受信機ステーション32合計412の値が、和2よりも小さい場合(時間の経過とともに、アンテナ11、12による読取り回数は減少し、アンテナ13、14による読取り回数は増加する場合)は、出庫となる。
再比較1において、受信機ステーション31合計411の値が、和1よりも小さく、かつ、再比較2において、受信機ステーション32合計412の値が、和2よりも大きい場合(時間の経過とともに、アンテナ11、12による読取り回数は増加し、アンテナ13、14による読取り回数は減少する場合)は、入庫となる。
上記以外の場合は、“未定”となる。
ステップS224において、“未定”と判断される確率は、極めて小さい。しかしながら、“未定”と判断された場合は、ステップS221に戻り(ステップS224“未定”)、再度ステップS221〜ステップS224の手順を繰り返す。ステップS221〜ステップS224は“出庫”または“入庫”の判断がなされるまで繰り返す。
この場合の「既に読取った読取り回数の和」とは、1回目、2回目、3回目及び4回目の読取り回数を意味する。
すなわち、3回目及び4回目の読取りによっても、ステップS224で“未定”と検知される場合は、1回目、2回目、3回目及び4回目の読取り回数の和を計算する。さらに、5回目及び6回目の読取りによっても、ステップS224で“未定”と検知される場合は、1回目、2回目、3回目、4回目、5回目及び6回目の読取り回数の和を計算する。
また、本実施形態においては、1つの組には、アンテナが対向する形で2つ属する構成とした。しかしながら、1つの組に属するアンテナ数は2に限定されることはなく、1であっても、3であっても(例えば物品の移動方向に対し、左右上に設置)、4であっても(例えば物品の移動方向に対し、左右上下に設置)、それ以外の数でもよい。
なお、物品40の通過方向にアンテナ11、12、13、14を直列に配置したが、この配置により単位時間当たりの読取り回数にアンテナ位置に対応したピークが(2箇所)できるような場合、そのピーク間の時間(アンテナ間の距離に相当)に基づいて、検知時間を設定するようにしてもよい(図4参照)。ちなみに、物品40の移動速度が速くなるとピーク間の時間は短くなり、物品40の移動速度が遅くなるとピーク間の時間は長くなることから、1つの物品40の通過ごとに、ピーク間の時間に基づいて検知時間を動的に変化させてもよい。同様に、アンテナ位置に対応した立ち上がり点と立下り点ができるような場合は、それらの間の時間に基づいて、検知時間を設定するようにしてもよい。
11,12,13,14 アンテナ
21,22 受信機
31,32 受信機ステーション
33 上位機器
40 物品
41 RFIDタグ
100 読取り制御プログラム
101 タグ読取りプログラム
102 読取り数カウントプログラム
103 RFIDタグ読取り回数データベース
104 タグ読取り数比較プログラム
105 入庫・出庫検知プログラム
106 入庫・出庫状況データベース
107 1回目読取り回数比較データベース
108 2回目読取り回数比較データベース
109 再検知用データベース
Claims (4)
- アンテナを介して物品に付されたRFIDタグの情報を読取ることにより前記物品の移動方向を検知する物品移動管理システムであって、
前記物品の移動方向に対して所定の間隔を置いて直列に少なくとも2箇所に設置される前記アンテナと、
前記間隔および前記物品の移動速度の少なくとも一方を考慮した所定の検知時間内における各アンテナによる読取り回数を、読取られた前記RFIDタグのタグIDに関連づけてカウントする受信機ステーションと、
前記検知時間内における前記アンテナごとの読取り回数を、前記受信機ステーションから受け取り、アンテナごとの読取り回数に基づいて物品の移動方向の検知を行う検知装置を有し、
前記検知装置が、前記検知時間の前半における前記アンテナによる読取り回数をアンテナ間で比較し、前記検知時間の後半における前記アンテナによる読取り回数をアンテナ間で比較し、両者の比較結果の組み合わせに対応して、物品の移動方向を検知する、
ことを特徴とする物品移動管理システム。 - 前記物品の移動方向の検知において、移動方向が未定であることが検知された場合は、さらに前記検知装置が、
前記アンテナによる過去の累積検知時間における累積読取り回数と、前記アンテナによる、直近の過去の検知時間に続き長さが検知時間に等しい時間における読取り回数とを、アンテナごとに比較し、両者の比較結果の組み合わせに応じて、未定以外の物品の移動方向が検知されるまで検知を繰り返す、
ことを特徴とする請求項1に記載の物品移動管理システム。 - コンピュータがアンテナを介して物品に付されたRFIDタグの情報を読取ることにより前記物品の移動方向を検知する物品移動管理方法であって、
前記コンピュータは、
前記物品の移動方向に対して所定の間隔を置いて直列に少なくとも2箇所に設置されるアンテナを介して、前記RFIDタグの情報を読取り、
前記間隔および前記物品の移動速度の少なくとも一方を考慮した所定の検知時間内における各アンテナによる読取り回数を、読取られた前記RFIDタグのタグIDに関連づけてアンテナごとにカウントし、
前記検知時間の前半における前記アンテナによる読取り回数をアンテナ間で比較し、前記検知時間の後半における前記アンテナによる読取り回数をアンテナ間で比較し、両者の比較結果の組み合わせに対応して、物品の移動方向を検知する、
ことを特徴とする物品移動管理方法。 - 前記移動方向が未定であることが検知された場合に、前記コンピュータは、
前記アンテナによる過去の累積検知時間における累積読取り回数と、前記アンテナによる、直近の過去の検知時間に続き長さが検知時間に等しい時間における読取り回数とを、アンテナごとに比較し、両者の比較結果の組み合わせに応じて、未定以外の物品の移動方向が検知されるまで検知を行う、
ことを特徴とする請求項3に記載の物品移動管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007172547A JP4876034B2 (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 物品移動管理システム及び物品移動管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007172547A JP4876034B2 (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 物品移動管理システム及び物品移動管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009007157A JP2009007157A (ja) | 2009-01-15 |
JP4876034B2 true JP4876034B2 (ja) | 2012-02-15 |
Family
ID=40322630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007172547A Expired - Fee Related JP4876034B2 (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 物品移動管理システム及び物品移動管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4876034B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5243868B2 (ja) * | 2008-07-09 | 2013-07-24 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | Icタグが保持する情報を認識する装置及び方法 |
JP2010202348A (ja) * | 2009-03-03 | 2010-09-16 | Nec Corp | 入出庫管理システム |
JP6013302B2 (ja) * | 2013-10-04 | 2016-10-25 | 東京エレクトロン株式会社 | 気泡除去方法、気泡除去装置、脱気装置、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2020115282A (ja) * | 2019-01-17 | 2020-07-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 管理システム及び管理方法 |
JP2021117808A (ja) * | 2020-01-28 | 2021-08-10 | 東芝テック株式会社 | シート及びrfidリーダ |
JP2022038246A (ja) | 2020-08-26 | 2022-03-10 | 東芝テック株式会社 | 無線タグ読取装置及びその制御プログラム |
JP2023044930A (ja) * | 2021-09-21 | 2023-04-03 | 株式会社 ゼンショーホールディングス | 在庫管理装置、在庫管理方法及び在庫管理システム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11110509A (ja) * | 1997-10-01 | 1999-04-23 | Kokusai Electric Co Ltd | 出入方向判定装置 |
JP2003146413A (ja) * | 2001-11-16 | 2003-05-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線タグによる貸出返却管理方法とこれを実施する装置 |
JP2006227735A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Fujitsu Fip Corp | 情報処理装置管理システム及び情報処理装置管理方法 |
-
2007
- 2007-06-29 JP JP2007172547A patent/JP4876034B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009007157A (ja) | 2009-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4876034B2 (ja) | 物品移動管理システム及び物品移動管理方法 | |
EP2264644B1 (en) | Tag information processing device, tag information processing system, tag information processing method, and program | |
CN102402675B (zh) | 用于rfid标签的运动追踪的方法、装置及系统 | |
US8610563B2 (en) | Tag information processing apparatus | |
US20060092040A1 (en) | Detecting activity of RFID objects via multiple tags/readers | |
EP1717726B1 (en) | Radio frequency identification reader, radio frequency identification tag, and method for identifying RFID tags | |
CN110954863B (zh) | 一种面向存储物品定位的rfid定位方法 | |
US10479604B2 (en) | System and method for item management | |
Alcaraz et al. | Dynamic system model for optimal configuration of mobile RFID systems | |
CN115298713A (zh) | 用于零售应用程序的使用毫米波进行箔检测的系统和方法 | |
CN111123195B (zh) | 一种面向存储物品盘点的rfid盘点系统 | |
US11822996B2 (en) | Monitoring a door position to determine a status of a radio frequency identification tag | |
JP2008033524A (ja) | Rfid通信制御方法、rfid通信制御装置、及びrfid通信制御システム | |
CN111191748A (zh) | 一种基于rfid技术的移动盘点系统 | |
KR100916712B1 (ko) | 제품에 대한 재고, 보안 및 도난을 관리하는 rfid시스템 및 태그 정보 인식 방법 | |
US20220327880A1 (en) | Information processing apparatus, reading system, information processing method, and non-transitory computer readable medium storing program | |
CN110954864B (zh) | 一种基于rfid技术的定位方法 | |
JP5147067B2 (ja) | Rfidリーダシステム | |
US11687746B2 (en) | Methods and apparatuses for determining frequency response of a security tag | |
US11710007B2 (en) | Tracking a movement status of a radio frequency identification tag | |
EP4097701B1 (en) | System and method for increased exit interrogation of rfid tags | |
CN113408310A (zh) | 数据处理方法和装置、电子设备以及计算机可读存储介质 | |
EP3316186B1 (en) | Controlling display of data to a person via a display apparatus | |
US20230401395A1 (en) | Method and system for rfid interrogation | |
JP2013058055A (ja) | Rfidシステムおよび移動方向判定方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111031 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111101 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111128 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |