JP4875667B2 - たも網 - Google Patents

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本発明は、柄部が伸縮されるたも網に関する。
たも網には柄部の短いものと長いものとがあり、柄部の長いたも網は、手を伸ばしても先端の取込網が水際に届かないような釣り場で使用される。この柄部の長いたも網には、柄部が複数のパイプ部材を連結して形成され、これらのパイプ部材が先端側のものほど細径とされて、順次その直ぐ後側のパイプ部材にスライド自在に内嵌され、内嵌された各パイプ部材が前方に繰り出されて柄部が伸長されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
一方、暗闇中で夜釣りをする場合は、懐中電灯等の照明器具を携行し、照明器具を点灯して、釣り糸を結んだり、仕掛けをしたりする釣りの準備をしている。準備が完了して釣りをするときは、魚に警戒心を持たせないように、照明器具を消している。これは、ほとんどの魚が夜行性で、夜は岸近くまで近づいているからである。
通常、釣り竿に魚が掛かったときは、一方の手に釣り竿、他方の手にたも網を持って、その先端の取込網に魚を取り込むようにしているが、暗闇中の夜釣りでは、両手が塞がった状態で照明器具を点灯することができない。このため、暗闇中で魚を取り込む取込網が何処にあるのか分からず、掛かった魚が何処にいるかも分からないので、試行錯誤で取込網に魚を取り込むために手間がかかる問題がある。このような問題に対して、取込網の周囲またはその近傍を蛍光物質で発光可能としたたも網が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3696577号公報 実開平5−85255号公報
特許文献2に記載されたたも網は、月光等の微弱光がある場合は、蛍光物質の発光によって魚を取り込む取込網が何処にあるか確認できるが、新月や曇天のときのような深い暗闇の夜釣りでは、蛍光物質がほとんど発光せず、取込網の目視による確認が困難な問題がある。また、蛍光物質の発光は微弱であるので、例え取込網を確認できたとしても、取込網の近くにいる掛かった魚は確認し難い問題もある。これらの取込網と魚の確認は、柄部の長いたも網ではより困難になる。
そこで、本発明の課題は、深い暗闇の夜釣りでも、魚を取り込む取込網とその近くにいる魚を確実に確認することができるたも網を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、複数のパイプ部材を連結して形成した柄部の先端に取込網を取り付け、前記連結される複数のパイプ部材を先端側のものほど細径として、順次その直ぐ後側のパイプ部材にスライド自在に内嵌し、これらの内嵌された各パイプ部材を前方に繰り出して柄部を伸長するたも網において、前記柄部の先端側に、前記取込網が取り付けられた部位の近傍を照明する照明器具を設け、この照明器具の電源を、前記柄部が伸長されたときに自動的に入、柄部が縮められたときに自動的に切とするスイッチ手段を設けた構成を採用した。
すなわち、柄部の先端側に、取込網が取り付けられた部位を照明する照明器具を取り付け、この照明器具の電源を、柄部が伸長されたときに自動的に入、柄部が縮められたときに自動的に切とするスイッチ手段を設けることにより、両手が塞がった状態で取込網に魚を取り込む際に、柄部が伸長されたときに照明器具が自動的に点灯されて、取込網が取り付けられた部位の近傍を照明するようにし、深い暗闇の夜釣りでも、取込網とその近くにいる魚を確実に確認できるようにした。
前記取込網を、前方を向く段差面が設けられた前後方向で上下の段差を有する連結具を介して、この連結具の後端側の上部に前記柄部を連結し、前記段差面の下側で前方に張り出す前端側に前記取込網を連結するように、前記柄部の先端に取り付け、前記前方を向く段差面に、前記照明器具を前記取込網に向けて設けることにより、取込網の近傍をより明るく照明することができる。また、取込網の取り付け位置が柄部の軸心から下方へずれ、その重心も柄部の軸心から下方へずれるので、取込網の開口部を形成する枠を自然に水平に保つこともできる。
前記柄部または連結具に、電源が手動スイッチで入切されるパイロットランプを取り付けることにより、たも網を使用する際に、暗闇中に置かれたたも網を容易に見付けることができる。
本発明のたも網は、柄部の先端側に、取込網が取り付けられた部位を照明する照明器具を取り付け、この照明器具の電源を、柄部が伸長されたときに自動的に入、柄部が縮められたときに自動的に切とするスイッチ手段を設けたので、深い暗闇の夜釣りでも、取込網とその近くにいる魚を確実に確認することができ、掛かった魚を速やかに取込網に取り込むことができる。
前記取込網を、前方を向く段差面が設けられた前後方向で上下の段差を有する連結具を介して、この連結具の後端側の上部に柄部を連結し、段差面の下側で前方に張り出す前端側に取込網を連結するように、柄部の先端に取り付け、前方を向く段差面に、照明器具を取込網に向けて設けることにより、取込網の近傍をより明るく照明することができる。また、取込網の重心が柄部の軸心から下方へずれるので、取込網の開口部を形成する枠を自然に水平に保つこともできる。
前記柄部または連結具に、電源が手動スイッチで入切されるパイロットランプを取り付けることにより、たも網を使用する際に、暗闇中に置かれたたも網を容易に見付けることができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。このたも網は、図1に示すように、取込網1が柄部2の先端に連結具3を介して取り付けられ、柄部2が先端側ほど細径とされた4本のパイプ部材2a、2b、2c、2dを連結して形成され、先端側の3本のパイプ部材2a、2b、2cが、それぞれの直ぐ後側のパイプ部材2b、2c、2dにスライド自在に内嵌されている。使用時には、図1(a)に示すように、各パイプ部材2a、2b、2cを前方に繰り出すことにより柄部2が伸長され、不使用時には、図1(b)に示すように、各パイプ部材2a、2b、2cを後方へ押し込むことにより、柄部2がコンパクトに縮められる。前方から2番目のパイプ部材2bの先端側には、後述する照明器具5のスイッチ手段を構成する押し部材9が取り付けられている。
図2に拡大して示すように、前記連結具3は、前方を向く段差面3aが設けられた前後方向で上下の段差を有し、後端側の上部に柄部2の1番先端側のパイプ部材2aがねじ部材4aで連結され、段差面3aの下側で前方に張り出す前端側に、取込網1の開口部を形成する枠1aがねじ部材4bで連結されている。したがって、取込網1の取り付け位置が柄部2の軸心から下方へずれ、その重心も柄部2の軸心から下方へずれているので、使用時に取込網1の枠1aが自然に水平に保たれる。
前記連結具3の段差面3aには、前方の取込網1に向けた照明器具5が取り付けられ、その後側に形成された筒状の収納部3bに、照明器具5の電源となる乾電池6が収納されている。この照明器具5は、豆電球5aの光を凹反射板5bで前方へ向けるものである。また、収納部3bの後側の上部にはスイッチケース7が設けられ、スイッチケース7の中に、照明器具5と乾電池6の接続を入切するスイッチ8が設けられている。スイッチ8は固定端子8aと可動端子8bで形成されている。
図3に示すように、前記柄部2が縮められて1番先端側のパイプ部材2aが2番目のパイプ部材2bに押し込まれると、2番目のパイプ部材2bに取り付けられた押し部材9の前端の突出部9aが可動端子8bを前方へ傾動させ、自動的にスイッチ8を切とする。また、図2に示したように、柄部2が伸長されて1番先端側のパイプ部材2aが2番目のパイプ部材2bから繰り出されると、スイッチ8が押し部材9から前方へ逃げて、傾動した可動端子8bが元の状態に戻り、自動的にスイッチ8が入となる。したがって、たも網を使用するときに、両手が塞がった状態で照明器具5を点灯することができる。
また、前記連結具3の側面にはパイロットランプ10が設けられ、このパイロットランプ10を手動で入切する押釦スイッチ11が、スイッチケース7の上面に取り付けられている。図示は省略するが、パイロットランプ10は照明器具5と並列で乾電池6に接続され、押釦スイッチ11は、照明器具5の電源も入切するメインスイッチとされている。したがって、たも網の不使用時に押釦スイッチ11を入としてパイロットランプ10を点灯しておくことによって、暗闇中でもたも網を容易に見付けることができる。また、明るい昼間は押釦スイッチ11を切とすることにより、柄部2を伸長しても照明器具5が点灯しないようにすることができる。
上述した実施形態では、照明器具の電源を乾電池とし、照明器具と電源を柄部と取込網の連結具に設けたが、照明器具と電源は柄部に設けることもでき、連結具は省略することもできる。電源はボタン電池等とすることもできる。
また、上述した実施形態では、柄部が伸縮するときに照明器具を自動的に入切するスイッチ手段を、固定端子に対して可動端子を傾動させるものとしたが、このスイッチ手段は、柄部の伸縮に伴って自動的に入切するものであればよく、例えば、固定端子に対して可動端子をスライドさせて入切するものとすることもできる。
aはたも網の実施形態を示す正面図、bはaのたも網の柄部を縮めた状態を示す正面図 図1の要部を拡大して示す縦断面図 図2のスイッチを切とした状態を示す縦断面図
符号の説明
1 取込網
1a 枠
2 柄部
2a、2b、2c、2d パイプ部材
3 連結具
3a 段差面
3b 収納部
4a、4b ねじ部材
5 照明器具
5a 豆電球
5b 凹反射板
6 乾電池
7 スイッチケース
8 スイッチ
8a 固定端子
8b 可動端子
9 押し部材
10 パイロットランプ
11 押釦スイッチ

Claims (2)

  1. 複数のパイプ部材を連結して形成した柄部の先端に取込網を取り付け、前記連結される複数のパイプ部材を先端側のものほど細径として、順次その直ぐ後側のパイプ部材にスライド自在に内嵌し、これらの内嵌された各パイプ部材を前方に繰り出して柄部を伸長するたも網において、前記取込網を、前方を向く段差面が設けられた前後方向で上下の段差を有する連結具を介して、この連結具の後端側の上部に前記柄部を連結し、前記段差面の下側で前方に張り出す前端側に前記取込網を連結するように、前記柄部の先端に取り付け、前記前方を向く段差面に、前記取込網が取り付けられた部位の近傍を照明する照明器具を前記取込網に向けて設け、この照明器具の電源を、前記柄部が伸長されたときに自動的に入、柄部が縮められたときに自動的に切とするスイッチ手段を設けたことを特徴とするたも網。
  2. 前記柄部または連結具に、電源が手動スイッチで入切されるパイロットランプを取り付けた請求項1に記載のたも網。
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