JPH09252684A - 先端竿の照明手段および先端竿 - Google Patents

先端竿の照明手段および先端竿

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JPH09252684A
JPH09252684A JP9492196A JP9492196A JPH09252684A JP H09252684 A JPH09252684 A JP H09252684A JP 9492196 A JP9492196 A JP 9492196A JP 9492196 A JP9492196 A JP 9492196A JP H09252684 A JPH09252684 A JP H09252684A
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rod
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emitting diode
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JP9492196A
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Tetsuaki Matsuda
哲明 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 竿のシナリを損なうことなく、竿の全体にわ
たるような長い配線は不要で、糸の絡みもなく、海面を
不必要に照明することもなく、さらには電池寿命も長
い、当りが光で認識できる、継竿もしくは伸縮性の竿の
先端竿を提供する。 【解決手段】 透光性の先端竿の略中央部に配置される
発光ダイオードと、先端竿の根元部に設けられる電池を
収納する電池部と、その発光ダイオードと電池部の電池
とを電気的に接続する配線手段とを有する。また先端竿
の先端部近傍に発光ダイオードの光をキラキラ反射させ
る反射部を設け、竿の伸縮組立てで点灯や消灯を制御す
るスイッチ部を設け、釣り竿を収納または分解時に電池
を着脱自在とするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は夜間の釣りに好適な
継竿もしくは伸縮性の竿の先端竿及び先端竿の照明手段
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、夜間の釣りにおいては、釣り
の当り(魚信)を確認するため竿の先端を照明すること
が考えられており、良く用いられるものは電池付きの発
光ダイオードやケミカル発光体を竿の先端にテープなど
で取りつけるものが販売されている。あるいは発光ダイ
オードや豆球を竿の先端近傍に配置し、電池を竿のにぎ
り手近傍に配置することも提案されている。
【0003】一方、特開平4−222535号公報に示
されるように、フィラメントランプを竿の中に埋め込
み、竿の手元に電池を配置し、竿の先を光ファイバー束
で構成して竿先全体を光らせるようにすることが提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、発光ダイオ
ードやケミカル発光体などを用いる場合には、釣り糸
(とりわけ道糸)がこれらの発光体に絡みやすく、ある
いは釣り竿の収納時に竿先が折れる等のトラブルが生じ
易い。さらにはシナリのある竿の先に、しかも片側面が
加重されるような形で異物を付けることになるので竿の
バランスが崩れ、投げ込みなどで希望の方向や距離に釣
り糸が届かなかったり、せっかく魚がかかっても吊り上
げることができなかったり、魚がかかっていないのに竿
先が揺れるなど不都合が生じた。そして何よりも、竿先
から手元まで電池の配線を設けることは極めて煩雑であ
った。
【0005】またフィラメントランプや光ファイバーを
用いることはアイデアとして優れているが、フィラメン
トランプは、電池の消耗が激しく長時間の釣りでは電池
交換が大変である。そこでランプ点灯には比較的電力容
量の大きい電池が必要で、これは手元におくことになる
が、竿の先から手元まで配線を施すことは、継竿や伸縮
性の竿では、釣り糸の絡みや長さの調整及び収納時の処
理が極めて困難で、煩雑であり、これが処理された竿は
極めて高価であった。一方光ファイバーは、ファイバー
の先端しか光が観察されないばかりか、竿に必要なシナ
リが得られず、大きな魚がかかったときには釣り逃すこ
ととなった。そしてこの様な光ファイバとフィラメント
ランプの組み合わせも、フィラメントランプは光量が多
く、光ファイバー先端からは効率よく光が放出されるの
で、釣り人に向かって光るというよりも、竿先だけでな
く海面も不必要に照明することとなり、使用に当っては
注意を要することが判った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の竿先照
明手段は優れてはいるが今一つ納得できない課題がある
こと、一方夜間の釣りでは、光を直視するかキラキラさ
せれば、当りがよく判別できることが判ったので、先端
竿に電源を持ち先端竿内部に光源を持つように工夫した
ものである。
【0007】即ち本発明は、管状をなし少なくとも一部
が透光性を有した先端竿本体と、その先端竿本体の内部
に配置された発光ダイオードと、先端竿本体の根元部近
傍に設けられた電池と、発光ダイオードと電池とを電気
的に接続する配線手段とを有したもので、より好ましく
は、先端竿本体は少なくとも中央部から先端部にかけて
の一部が透光性を有し、あるいは発光ダイオードは先端
竿本体の略中央部に配置され、さらに好ましくは、発光
ダイオードが配置された場所より穂先部に向かって発光
ダイオードの光を反射する反射部を設け、更にあるいは
配線手段は、釣り竿を収納または分解時に電池を着脱自
在とする電池収納部と、発光ダイオードを点灯させるス
イッチ部とを含む様に構成したものである。
【0008】また本発明は、継竿もしくは伸縮性の竿の
先端竿に挿入され、その先端竿の略中央部に配置される
発光ダイオードと、先端竿の根元部に設けられる電池を
収納する電池部と、その発光ダイオードと電池部の電池
とを電気的に接続する配線手段とを有したものであり、
これにより透光性のある先端竿であればどのような竿で
あっても竿先のみ手軽に発光させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明実施例の先端竿の断
面図で、略同じ長さで太さが順次異なる複数の竿をつな
ぎ合わせて用いる継竿や、太い竿の中に順次細くなった
複数の竿が収納され使用するときにこれを引き出して用
いる伸縮式の竿などに用いられる、最も先端に位置する
竿である。
【0010】図1において、1は、管状をなし透光性を
有した先端竿本体で、例えば、黒色透明、乳白色透明な
どの色を呈しているが、全体が透光性である必要はな
く、少なくとも一部、より好ましくは、略中央部から先
端の穂先部3近傍にかけてのみが光透過性になっていて
もよい。このような先端竿は、長さが50〜130cm
であり、例えば生地にファイバーを長手方向に積層して
環状に整形したグラスファイバー製もしくはカーボンフ
ァイバー製からなる。そして主材が光透過性ファイバー
からなればそれでよいが主材が光透過性でない場合に
は、透明性を得るため、必要に応じて、カーボンファイ
バーと硝子ファイバーあるいはアクリル樹脂ファイバー
等を適宜本数混合して用い、主体であるカーボンファイ
バーの長手方向に沿った筋状に光が漏れるように構成し
てもよいし、あるいは後述する様な部品を収納する部分
以外に透明樹脂や透明ファイバーを充填することによ
り、釣り竿に必要な適度の剛直性と適度のシナリとを持
たせた上で内部の光が外に漏れるように構成してもよ
い。
【0011】2は、その先端竿本体1の略中央部におけ
る先端竿内部に配置された発光ダイオード(ランプ)で
ある。これは、例えば0.3〜0.9mmのさいころ状
もしくは直方体のGaAlAs赤色発光チップ22を平
行リード線21で挾持し、樹脂23で覆った三洋電機株
式会社製高輝度マイクロランプ等、細くて明るいものが
好ましい。また色は、夜目に目立つ赤色とか、視感度の
良い緑が好ましいが、最近青紫色などの高輝度発光ダイ
オードもあるので、他の釣り竿と区別するためにはこの
様なほかの色のものでもよい。発光ダイオード2の位置
は、竿の先端である穂先部3に近いほうが動きが大きく
なるので好ましいが、小さい光が大きく動くのはかえっ
て判別し難いので、穂先から15〜40cm手元側のほ
うが好ましく、先端竿が長いときには複数の発光ダイオ
ードを並べてもよい。又必要に応じて、後述するよう
に、発光ダイオード2の近傍に粉状の光反射剤を散在さ
せて反射部4を構成しておくと強い点発光の周囲でキラ
キラと光り、しかも手元を中心とする方向に向かって光
が指向されるので、釣り人にとってよく認識でき、より
好ましい。
【0012】3は、先端竿本体2の先端に設けられた穂
先部で、4は、発光ダイオード2の近傍に設けられた反
射部である。この穂先部3は、既に誂えた竿を所有して
いる人や、昼間と夜間の釣りによって先端竿に求める特
徴を替える太公望等の様に、先端竿のみを交換すること
を希望する人のために、先端竿のみの交換が可能なよう
先端竿本体1から着脱可能に構成するのが好ましい。こ
のとき、先端竿本体1が細いので、穂先部3をステンレ
ス製のネジ込み型とし、先端竿本体1の先端は磯竿など
では細いのでタップを先端竿本体1に切るなどして、穂
先部3が先端竿本体1の先端を少しばかり長く覆いかぶ
さり、この接続部を補強するように構成するとよい。し
かし先端竿本体1が一層細い場合、図に示すように、先
端竿本体1の先端を少しばかり長く覆いかぶさり、更に
その先端部にタップ立てしてあるステンレス製の先端キ
ャップ31を接着剤などで固定し、その先端キャップ3
1に穂先部3を着脱自在に固定するのが一層好ましい。
【0013】また反射部4は、発光ダイオードの直接光
が視認し易いときは不要とすることができるが、先端竿
本体1の中に反射鏡やアルミ粉や炭酸カルシウム粉を混
入したり、先端竿本体1の外面に斑に蒸着膜を付着させ
たりアルミ箔で覆ったりして構成してもよい。そして発
光ダイオード2の光をキラキラと釣り人に認識させるた
めには、中空の先端竿1の内部にアルミ箔粉を混練した
樹脂を挿入したり、中空な空間を区切った中にアルミ粉
や白粉を封入するのが最も好ましいが、穂先部3と発光
ダイオード2が近接している場合には、穂先部3や先端
竿本体1の先端に凹部やダイヤモンドカットの反射面を
構成してもよい。このような反射粉の混入や反射面形成
を併用すると、竿の先端が全体的に線状にキラキラする
ので、より好ましい。
【0014】5は先端竿本体1の根元部に設けられた電
池で、リチウム電池1ケ、水銀電池2ケ、アルカリボタ
ン電池2ケなど発光ダイオード2の順方向電圧より高い
電圧を持つものが利用できる。この電池5は、先端竿が
細いことを考慮すると、ボタン電池よりも、好ましくは
細長いもの、もしくは次段の竿の先端から挿入可能な程
スリムな角型電池など、竿種によるが一般に直径相当が
2〜20mmの長尺電池が適しており、例えば松下電産
株式会社製リチウム電池BR435などが利用できる。
【0015】6は、発光ダイオード2と電池5とを電気
的に接続するリード線などからなる配線手段で、先端竿
の尻部に電池5を収納し竿内部を通って発光ダイオード
リード線21まで電力供給するように構成している。こ
れはより好ましくは、電池5を先端竿本体1より突出す
るように保持でき、さらには、釣り竿を収納または分解
時に電池5を着脱自在とする電池収納部61と、発光ダ
イオード2を点灯させるスイッチ部62とを含む様に構
成すると一層好ましい。図の例では、電池収納部61
は、直径が5.5mm長さが10mmで、直径3mm太
径部の長さ30mm、突出電極直径1mm長さ5mmの
電池5が挿入されると、電極に当接する接点部611が
設けられた凹部612が、その広口側開口部を解放して
形成されており、発光ダイオード2を点灯させない時は
電池5を逆向きに挿入することでこれを保持する電池収
納庫を兼用している。またスイッチ部62は、先端竿を
引き伸ばして竿に組立てるとき次段の竿7の先端に係止
する径大部近傍に設けられ、先端竿本体1の根元の電源
を、竿(全体)をセットすることで電源オンさせ、竿を
片付けるとき自動的に電源オフするように構成している
ものである。これを図2も併用して説明すると、径大部
近傍の表面に設けたト字状の案内溝621に次段の竿7
の内面に圧接する摺動片622を設け、この摺動片62
2の下側に接点部623を設けてある。それゆえ摺動片
622がト字状の案内溝621を直進して移動するとき
(先端竿を真っ直引き伸ばし若しくは畳むとき)はスイ
ッチが入らず、先端竿を引き伸ばすときに回転させなが
ら引き伸ばすことで摺動片622がト字状の案内溝62
1の横溝にはいるときは、摺動片622の裏面に設けた
突起によって接点部623が閉じるように構成してい
る。従って竿を組立てのときに先端竿を真っ直引き伸ば
すときは発光ダイオード2は点灯せず、その引き伸ばし
た先端竿を少し戻してひねりながら再度引き伸ばすか、
若しくは最初から回転させながら先端竿を引き伸ばすと
発光ダイオード2が点灯し、先端竿を畳むと発光ダイオ
ード2は消灯する。尚スイッチ部62の構成はこれに限
られるものではない。
【0016】このような構成により、本発明の先端竿
は、重心が少し許り尻部方向に移るが竿軸中心からずれ
ることはなく、竿のバランスを均一に保ったまま先端部
近傍が光って目視され、しかも竿の先に必要なシナリを
損なうことなく、更に竿の全体にわたるような長い配線
は不要で、糸の絡みもなく、海面を不必要に照明するこ
ともなく、そして光源が発光ダイオードなので電池寿命
も長く、竿の先端の動きが釣り手によく認識できるよう
に明るく輝いて見えるので、釣りが一層楽しくなる。
【0017】また、投げ竿のように先端竿の太いものに
おいては、大きめの発光ダイオードが利用できる。図3
はこの様な例を示すもので、10は、管状をなし少なく
とも先端部近傍に透光性を有した先端竿本体で、釣り竿
に必要な適度の剛直性と適度のシナリとを持たせた上で
内部の光が外に漏れるように構成してある。20は、そ
の先端竿本体10の略中央部に、少なくとも穂先部に向
かって配置された発光ダイオード(ランプ)で、穂先に
反射部40を形成して釣り人に光を観察され易くするも
ので、図4に示すように、カップ状のリードフレーム2
5に赤と緑の2色発光チップ26を載置配線し、レンズ
部を持つ樹脂27で覆うなどして集光性を高めた高輝度
発光ダイオードが好ましい。穂先に反射部40を形成し
ない場合には発光ダイオード20を穂先部に向かって配
置する必要性はなく、発光ダイオード自身も全方向拡散
型の発光ダイオードが好ましい。しかし一方で、シナリ
を持つ細い先端竿の中に効率的に収納し、かつ、釣り人
がいるのは長尺な釣竿の手元方向であることを考慮する
と、光を一端穂先近傍に導き、これを釣り人のいる手元
方向に反射する方が、竿の動きの大きい部分での発光と
なり、しかも手元を中心とする方向に向かって光が指向
されるので、釣り人にとってよく認識でき、かかる反射
が行えるのであれば好ましいものである。
【0018】40は、穂先部30近傍に設けられた発光
ダイオード2の光を反射する反射部で、先の例の如く先
端竿本体1の中に反射鏡やアルミ粉や炭酸カルシウム粉
を混入したり、蒸着膜を付着させたりアルミ箔で覆った
りしてもよい。ここでは用途によって伸縮竿の先端竿が
交換できるように穂先部30をステンレス製のネジ込み
型とし、スクリューネジの先端をダイヤモンドカットに
することで反射部40とする場合を図示しているが、タ
ップが穂先部30に切ってある場合にはそのタップ先端
を凹部にするなどの反射処理を行ってもよい。50は先
端竿の根元部に設けられた電池である。
【0019】60は、発光ダイオードと電池とを電気的
に接続する配線手段で、先端竿本体10の尻部をネジ蓋
する先端竿尻端部より径大な蓋部65と、蓋部65に押
圧されることで接点を閉じるスイッチ部66と、これら
と発光ダイオード20と電池50とを電気的に接続する
リード線からなる。そして蓋部65は、釣り竿を収納ま
たは分解時に先端竿10の根元部が、図5に示すよう
に、手元キャップ88を外した他の太さの竿80の尻部
より露出することにより、電池50を着脱自在とするも
ので、一方スイッチ部66は、先端竿本体10の根元部
に設けられた2つの突起11、12の内、より根元側の
突起12に次段の竿70が係止されることで接点が閉じ
られるものである。なおこの例でも、その都度発光ダイ
オードの点灯・消灯をスイッチするのではなく、電源を
先端竿本体10の根元におき、竿(全体)をセットする
ことで電源をオンさせ、竿を片付けるとき自動的に電源
がオフするように構成しているものである。その構成
は、次段の竿70の先端71を4乃至8分割してネジき
りし、この内面に突起11、12のいずれか一方に係合
する凹部72を設け、ネジきりの先端からネジキャップ
73を被せて締めることで、次段の竿70と先端竿本体
10が長短いずれかに固定され、長側に固定されたとき
点灯し、短側に固定されたときは点灯しないように構成
してある。
【0020】さらに、本発明を多少効果が落ちても既に
所有している竿に利用するため、照明手段をユニット化
することができる。図6はこのような先端竿の照明手段
の正面図で、継竿もしくは伸縮性の竿の先端竿に挿入さ
れ、その先端竿の略中央部に配置される発光ダイオード
28と、先端竿の根元部に設けられる電池51を収納す
る電池部58と、その発光ダイオード28と電池部58
の電池51とを電気的に接続する配線手段とを有したも
のである。これにより透光性があり、中空な先端竿であ
ればどのような竿であっても、その中空部に尻部から発
光ダイオード28を挿入し、電池部58の前方に設けた
傾斜部59を先端竿の尻部端縁に係止もしくは嵌合すれ
ば、竿先近傍を手軽に発光させることができる。
【0021】この場合、前述のように、発光ダイオード
28は全方向拡散型の発光ダイオードが好ましいので、
プリント基板(PCB)とか絶縁被覆ワイヤなどの硬質
細幅長尺な基板29の両面に、発光ダイオードチップ2
22を好ましくは2〜6個という複数配置し、それぞれ
若しくはこれらを一体に樹脂24でモールドしたものが
好ましい。この樹脂24の先端を細長く尾を引かせ、そ
の中に反射剤を分散させると一層好ましい。比較的硬質
な基板29を利用する理由は、先端竿に挿入し易くする
ためであって、剛直なものは竿のシナリを制限したり竿
のシナリで損傷するので好ましくなく、電池部58を手
に持って全体を垂直に支えた場合に発光ダイオードの部
分が辛うじて直立する程度の硬質性があればよい。また
電池部58の底部は蓋69になっているが、電池51を
入れて蓋をすれば発光ダイオード28が点灯するように
蓋69が即ちスイッチを兼用している。
【0022】この様な照明手段は、電池部58が次段の
竿の内径より細くさえあれば長さが長くなっても、釣り
をしている間はその突出部分は次段の竿によって保護さ
れるので損傷の恐れはなく、電池交換は先の例のように
竿を折りたたんだ状態で竿の尻部もしくは手持部などの
いわゆる手元側で行え、この時電源のオンオフも行えば
よい。
【0023】
【発明の効果】以上の如く、透光性の先端竿本体の略中
央部に発光ダイオードを配置し、好ましくはその発光ダ
イオードの光を反射させ、一方電池を竿の根もとではな
く先端竿の根元部に釣り竿を収納または分解時に着脱自
在に配置したので、竿の先に必要なシナリを損なうこと
なく、しかも竿の全体に亙るような長い配線は不要で、
バランスを崩すこともなければ糸の絡みもなく、海面を
不必要に照明することもなく、さらには電池寿命も長
い。
【0024】またこのような構成の主要構成部品をユニ
ットにした場合、透光性のある先端竿であればどのよう
な竿であっても竿先のみ手軽に発光させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の先端竿の断面図である。
【図2】図1の例に用いるにスイッチ部の説明図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例の先端竿の断面図である。
【図4】図3の例に用いるに好適な発光ダイオードの断
面図である。
【図5】照明手段を具備した竿の折りたたみ時を説明す
る竿の斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例の先端竿の照明手段の正面
図である。
【符号の説明】
1 先端竿本体 2 発光ダイオード 3 穂先部 4 反射部 5 電池 6 配線手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継竿もしくは伸縮性の竿の先端竿に挿入
    され、その先端竿の略中央部に配置される発光ダイオー
    ドと、先端竿の根元部に設けられる電池を収納する電池
    部と、前記発光ダイオードと前記電池部の電池とを電気
    的に接続する配線手段とを有したことを特徴とする先端
    竿の照明手段。
  2. 【請求項2】 管状をなし少なくとも中央部から先端部
    にかけての一部が透光性を有した先端竿本体と、該先端
    竿本体の略中央部に配置された発光ダイオードと、発光
    ダイオードが配置された場所より穂先部に向かって設け
    られた前記発光ダイオードの光を反射する反射部と、前
    記先端竿本体の根元部近傍に設けられた電池と、前記発
    光ダイオードと前記電池とを電気的に接続し、釣り竿を
    収納または分解時に前記電池を着脱自在とする電池収納
    部と前記発光ダイオードを点灯させるスイッチ部とを含
    んだ配線手段とを具備したことを特徴とする先端竿。
JP9492196A 1996-03-25 1996-03-25 先端竿の照明手段および先端竿 Pending JPH09252684A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6789348B1 (en) * 2002-07-30 2004-09-14 Brian C. Kneller Fishing rod light
JP2010011763A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Minoru Matsuoka たも網
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US8104219B1 (en) * 2009-09-22 2012-01-31 Pace Gary C Lighted tip fishing pole apparatus

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